一日後記

2005年05月31日(火) いけないと知りつつ。

この数年間、半年に1度くらい歯の検診を受けるようにしている。
そのお蔭かどうか、幸いにもひどい虫歯だとか
そういったことはない。

が。

毎回言われるのが『磨きすぎです』という一言。
歯茎の質そのものは問題ないけれど、少し下がっているらしい。

心当たりは、ありすぎるほどあるんだ。


中学生の頃、歯列矯正をし始めてから歯磨き時間が倍以上になった。
力は入れず歯磨き粉はほんのちょっと で
シャコシャコとテレビ見ながら5分はゆうに磨いている。
下手をすれば10分くらい磨いているのもザラ。
余程時間的に切羽詰った状態でなければ、3分を切ることはまずない。

矯正は終わってもその習慣だけは身に染み付いてしまったようで
そのまま現在に至ったのが、いけないのだろう。


そうと知りつつ、やっぱりやめられないんだな。これが。



2005年05月28日(土) 余談。

■昨日、久里浜駅で待ち合わせたはいいが
 JRなのか京急なのか分からず、両方の駅の間をウロウロ。
 (ちなみに私は京急で行った)
 JRの駅は京急のそれに比べてかなり小さいけれど
 その駅前に広がった花畑が、とても印象的だった。




■やたらと目についたのが、トンビ。
 結構風があるのに、それを感じさせず空を飛ぶ姿は
 何となく羨ましくさえ思う。

■昼食をとったレストランにて。
 後ろにいたオバさま3人組の声が大きいのが気になって
 チラと振り返ると、テーブルいっぱいのビールグラスが空いたもの。
 そりゃ声も大きくなるわな。

■『ソレイユの丘』にいた羊達。




 毛を刈られたばかりなようで、バリカンの跡が残っている。
 所々ヨードチンキが塗られてたりして、ちょっと痛々しいが
 生えてきたばかりの毛は、触るとやっぱり気持ちがいい。

■馬と並んで初めて乗ったのが、スワンボート。
 ペダルを漕ぐのは慣れていても、ポジションなんてメチャメチャだから
 思った以上に疲れるものだと分かった。

■日焼けのせいか、帰りの京急車内の冷房が効きすぎていたせいか
 今日になって体が少々熱っぽい。



2005年05月27日(金) 三浦にて。

木曜日、横須賀に住んでいる親友とメールのやり取りしながら
急遽『明日会おう!』ということになった。
とはいえ彼女は(最近いくらか良くなったとはいえ)
ずっと体調を崩していて都内まで来るのは不安があるし
こちらも一人で遠出するのも悪くないと思っていた矢先だったから
彼女の地元で待ち合わせて、そのまま三崎へ。

京急三崎口の駅からバスで約15分のところに『ソレイユの丘』
というのが今年4月にオープンしたとのことで、そこに行くことにした。

プロヴァンスをイメージしたという園内は
どうしてもお台場のような人工的な感じは拭えないけれど、
周りがのどかなせいだろうか、どこか牧歌的。
海がすぐそばにあるので、そこからの風も気持ちいい。

ここで初めて馬に乗った。




と言っても引き馬に跨っていただけだが
思いのほか目線が高くなることと、
馬の首がとても美しいことに驚いた。


色々と遊びながら親友とも、いろんな話をする。
付き合いも長いためか、相方にすら話せないようなことでも
彼女には話すことが多かったし、お蔭でだいぶ
助けられたこともあった。
もっとも、過ごしていた間の大半は
バカ話でゲラゲラ笑っていたのだけれど。


そんなこんなで一日が終わると、ものすごい日焼け。
襟ぐりのかなり開いたニットを着ていたので
首から肩甲骨と胸元、両腕が真っ赤になってヒリヒリ痛い。
帰りに寄った顔馴染みの薬屋さんにも、驚かれる始末。

あー・・・・迂闊だった。



2005年05月22日(日) 草の匂い。

土手のこちら側と、向こう側を走る。

クローバーの花の匂いにむせそうになる中に
青臭い草の匂いと湿った土の匂いがした。
おそらくもう少しすれば、ミミズがうねうねと
道に這い出してきそうな予感がする。


梅雨時が近づくと、草の匂いよりも
土の匂いが強くなる。



2005年05月20日(金) 私的連絡。

何だか知らんが、昨日からやたらとPHSに無言電話がある。
しかも全てユーザー非通知でかけてきているため
気持ち悪いったらありゃしない。

今まで10年近く同じ番号を使い続けていても
こんなことは初めてだった。

ま、そんなわけで『ユーザー非通知』で
私のPHSにかけてきても拒否してしまうので
番号をご存知の方はよろしくー!


ほんっとに私的な連絡でした。



2005年05月18日(水) 焦げぐせ。

昨日ルウから作ってゆっくり煮込んだカレーの鍋底が焦げていた。
市販のルウを使わない分、気をつけていたつもりだったのに
ちょっとした自分の不注意。
別のお鍋に焦げていない分を移して、元々煮込んでいたお鍋に
水と少量の重曹を入れて沸騰させる。
このまま数時間放っておけば、金ダワシでゴシゴシせずに
きれいに汚れは落ちる。


それにしても。


お鍋というのは見た目どんなに汚れが落ちたとしても
一度焦げてしまうとその部分がクセになるのはどうしてだろう。




2005年05月15日(日) 晴れ間。

朝、曇り一時雨だった空が昼頃には薄日が差し
用意しておいた折り畳み傘とスプリングコートは
必要なさそうな気配。
この分ならお天気にも恵まれそうだなと思いながら
正午過ぎに家を出る。

母方の従兄弟の結婚式であった。

前日、新郎の親である叔父夫婦と電話で
『(式に関して)詳しいことは聞いてない』と話していたから
楽しみにしていたけれど、実にアットホームでよかったと思う。
余興なんかもなかったし、従兄弟は従兄弟同士の席順だったので
ゆっくり話をしながら楽しく過ごすことができた。

ただ。

シャンパンにビール・日本酒をチャンポンで飲んでも
正気を保とうとしていたせいだろうか。
はたまた久々に会った親戚だらけで気疲れしていたのだろうか。

帰宅後、入浴もそこそこに22時前に 撃沈。




夫婦最初の共同作業は
ケーキカットならぬ『鏡開き』。
板前修業中の従兄弟の趣味が
『料理に合う日本酒探し』というから、彼らしい。






2005年05月10日(火) 見落とし。

従兄弟の挙式が日曜に迫ったこともあり
実母からそのことで電話がかかってきた。

愚妹の時も思ったことだが、やっぱりこういう時
女というのは少々面倒だと思う。
当然着るもの云々のことで、ここ最近の実母と伯母方との
会話もそのことばかりらしい。

私「・・・で、お母さんはどうするの?」
母「和服だから予約入れたんだけど、午後3時半の披露宴だったら
  12時半に来てほしいって。」
私「随分早いんだねー。でもお式、2時からだよ?!」

(約5秒沈黙)

母「 え゛?そんなの、入ってた?」
私「だから〜。名刺くらいのカードに『式にもお越し下さい』って
  書いてあったでしょ?私のところにあったんだから
  (伯母である)お母さんのトコに入ってないわけないじゃない。」
母「あらやだ、ホント。気がついて良かったわぁ!
  急いで連絡取り直さなきゃ。じゃあね。」

おかげで
『汗かきだし胸元の発疹がまだ治ってないから
 あまりこの時期、真珠のネックレスはつけたくない。』
そう相談するのをすっかり忘れてしまった。

  
パウダーはたいてごまかすか!



2005年05月06日(金) 雑記。

■朝から左瞼がピクピクしている。
 いつもなら午後にはおさまるのに、おさまらず。
 痛くはないけれど何か気持ち悪い。

■アボカド1個求めてお店を4軒はしご。
 いつもの八百屋さんはここのところの陽気で入荷を取りやめていたり
 スーパーのはまだ真っ青で食べ頃にはほど遠い。
 食べ頃のものを見つけるのが難しい食材。

■鶏胸肉を蒸し鶏にしようと電子レンジに放り込んだら
 うっかり加熱しすぎて中で爆発。
 扉を開けてみると、胸肉の細い方が見事繊維に沿って
 『いかくん』のようになっていた。

■遅まきながら、筍をゆがく。
 自分で筍の下ごしらえをするようになってからは
 灰汁を取り過ぎない方が、好きになった気がする。
 本体半分はお出汁たっぷりの若竹煮、残り半分は明日の照り焼き
 姫皮は先述作った蒸し鶏と共に辛子マヨネーズ和え。

■ラジオで『GWが明けたら職場の先輩が二重になっていた』という
 投稿ネタを聴いて、高校の時の先生を思い出した。
 ただ、その先生の場合は増毛だった。




2005年05月02日(月) 父。

彼が会社勤めを辞めて独立したのは50を過ぎてから。
きっかけは何かと目をかけて下さった当時の会社の社長さんが
亡くなったからだと思っていた。

ところが、意外にも独立ということはかなり前から考えていたらしい。
最近父と話してそのことを知り、正直言って驚いた。

「サンピンさん(社長の名前をもじっていつもこう呼んでいる)が
 亡くなったら退職金云々はともかく、すぐに辞めるつもりだったよ。」

今考えればその選択は間違っていなかったらしい。
更に父は続ける。

「銀行にもなぁ『失敗とか、考えなかったんですか?』って
 聞かれたけど、後ろに滝壺があって前から狼が来ているとすれば
 (滝壺へ)飛び込むしかないだろう?
 モタモタしたらこっちが食われるんだから。
 でも、ただ飛び込むんじゃない。
 岩にぶつからなさそうな所とか、自分が浮かび上がれそうな所を
 選んで飛び込むんだよ。」

・・・なるほどなぁと思ったと同時に、父が少し格好良く見えた。


勿論その陰に『やりたいと思ったら、やればいいじゃない』と
一言サラリと言ってのけた母の言葉もあったのだけれど。


 



2005年05月01日(日) ・・・えっ?!

実家へ行った後、別な用事で少々帰りの遅くなったJR車内でのこと。
日曜の夜だからか元々空いている路線なのか
とにかく立つ人がいない程度の混み具合で
私は車両の端、3人がけの椅子に座っていた。

向かいの椅子にはお互い頭をくっつけて眠る
10代後半くらいのコが2人と、40代くらいの女性が1人。

数駅乗るため何気なく鞄から読みかけの文庫本を取り出し
栞を挟んだ頁を繰りかけた視界の隅で、見た光景とは。


40代くらいの女性が自分の鞄からゴミを取り出し
隣の隣のコの荷物(らしき)紙袋の中へ放り投げた瞬間。


えええええええ?!


・・・・思わず、目が点。
しかも、その直後に彼女と目が合ってしまい
つい反射的に文庫本へ視線を落としてしまった。


ああ、やっぱり私は弱い人間なのだろうか。




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