懊悩煩悩
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2003年11月18日(火) だめなやつはなにをやってもだめ

 最終だと思ってた件の面接が最終じゃなかったうえ、落ちてしまいましたよーあははーうふふふふふうううううう…一時間半ごってりと搾られて落とされるのはホントにヘコむ。しかも4人のうち2人が最終面接行きということは確率にして二分の一。嗚呼、生きるってことは辛いことだなあ。今日だけはちょっと枕を涙で濡らさせておくんなましよ。
 
 そんな沈んだ気分ながらとある画像を発見していきなり生き返りモードに切り替わっちゃうあたり、つくづくヲタというか自分の性に呆れるやら驚くやら。いやあもうなんというか幸せだ。ホントにお手軽な自分。生きてるってことは素晴らしいことだなあ。うんうん。だいたい、母親に連れられてちょっとリッチな昼食をとってても、「ああ、こんな高いトコ来るぐらいならこの金をコミックス(or小説)に費やしたら10冊は買えるじゃないの。あああああ勿体ない勿体ない」などと考えてしまうあたり、己のさもしさ全開でみっともないですが。どうも消えゆくモノよりは形に残るモノに金をかけたい気持ちが強いので、昼食に5000円以上かけるのはどうも悶々とした思いを抱えながら食べてしまいます。しかもその食事が思ったより大したことがなかったりすると、ますます…いや、美味しかったんですが値段ほどのことはなかったかなーと。スポンサーは母親なんで感謝はしとりますが。うーむ味覚というのは難しい。

 しかしまあなんで落ちたのかわからんというか、どうしても他の3人と比べてどこが劣ってたのかとか、そういうことを考え出すとネガティブスパイラルに陥ってしまうので、なるべく考えないようにはしているんですがねえ。どうも面接の場で、「あなたのセールスポイントは何ですか?」という質問に「私は笑顔に自信があるので職場のムードメーカーになります!」なんていけしゃあしゃあと答えたり出来ない私です。やっぱり実務面でアピールしなきゃと思うわけで、しかしながらどうも前者の方が企業には受けがいいらしいということをしみじみ感じるわけです。となるとやっぱり女には仕事が出来る出来ないというより、職場の花的存在としての役割が求められているのかと暗澹たる思いがするのです。それともそういうことを恥ずかしげもなく言える度胸が求められてるのか。私ってば不器用だから〜なんて言い訳する気は毛頭ないんですがこんな社会はやっぱりおかしいんじゃなかろーかと思うわけですよ。こうなってくると果たして私のような人間を受け入れてくれる会社はあるのかと不安ばかりが束になって襲いかかってきてがんじがらめにされてしまいます。それでもこれからおまんま食っていくためには就職活動し続けなきゃ干上がってしまうから、歯ぁ食いしばってアゴが外れそうな屈辱耐えてやるしかないんですなあ。挫折、挫折、挫折。今一番自分の人生の中で苦しい時期なんじゃなかろかと思いますね。先が見えないってのは本当にしんどいことなんだなあ。辛くて苦しい。でもこんなのだって世の中の色んな人からしたら瑣末すぎるくらい瑣末な事象だったりするんだ。そうやって自分を立ち上がらせるけど、それこそ七の七十倍までも打ち倒されても立ち上がるけど、限界だってある。そうだどんなことを言って強がったって所詮弱い人間です、すぐ挫けてメソメソするんです。崩れそうな身体と心を萌えという一条の光が必死で支えてくれているんだよなあ。「花篝」ではないけど、絵を描いてる時は嫌なこと何もかも忘れられる。萌えに没頭してる時は辛いこと全部忘れてしまえる…こうやってぐだりぐだりと書いたところで何の解決にもなりゃしない。随分と目汚しすみません、少しすっきりとしました。多分読み返したら痛々しすぎて目を覆ってしまいそうだから読み返さないでおきます。そしてまた明日から頑張ろう。


2003年11月09日(日) 超人紳士同盟

 捨てる神あれば拾う神あり、屈辱の電話のあとには最終面接。というわけで幾度目かの正直なるか、一週間後には社長さんとの面談が控えることになりました。というか昼寝し始めた直後に電話がかかってきたので、夢だったんじゃないかとオロオロしておるのが実情ですが…メモには何日何時に何処へ、と書いてあるのでおそらく夢ではないのでしょう。頑張ってきますよ。

 落ち着きのない日々の合間を縫って、知人と映画鑑賞。名作小説の主人公たちが一堂に会し、敵をやっつけるという実にアメリカ的な映画、リーグ・オブ・レジェンドです。(以下レビューですが物語の核心のネタばれはなしです)本国ではどうやら大コケだったらしいのですが、そこそこ楽しめる映画だったと思います。不勉強ゆえ、登場人物を把握しきれていませんでしたがあっという間の二時間。ショーン・コネリー演ずるアラン・クォーターメインの渋さに撃ち抜かれすぎてもうこの人ひとりでどんぶり五杯はいけるいける。指輪物語のアラゴルンを演じるはずだったらしい、スチュアート・タウンゼント扮するドリアン・グレイの妖しい魅力といったら〜全身からたらしオーラ出まくり。アラゴルンは「うさんくさい野伏」という設定かつ原作では80歳ということを考えるとやっぱりヴィゴ・モンテーセンでよかったかなと思います。タウンゼントは若いしね。ドリアン・グレイは訳あって不死身なので戦闘シーンの剣捌きがまた容赦ない。ガードする必要ないですから無表情で敵をバッサバッサと。マシンガンで撃たれても無問題。「海底二万里」のネモ船長役の方は非常に小柄で、それゆえか戦闘シーンの身のこなしが非常にシャープで、見ていて気持ちが良かった。と思ったらインド出身のベテラン俳優さんだそうで。透明人間スキナー、ジキルとハイド、トム・ソーヤーとそれぞれのキャラクターがくっきりと描き出され、見応えがありましたが何より「吸血鬼ドラキュラ」のミナ・ハーカー役のおねいさんに鼻血出そうなほどに興奮しまくりですよ。だからこういう綺麗なおねえさんに弱いんだってばよーと心の底で叫びながら見てました。まあラストは次回への引きなのかしら?という感じでしたが(アメコミが原作らしく、次は火星人(!)と闘うらしい)前述の通り、本国でダメだったら続編は無理だろうなぁ…ストーリーの作り込みがやや浅い点がネックなのかも。敵たる「ファントム」がもう少し魅力的に描かれていれば、また違った印象だったと思います。最初の方に「あっという間に終わった」と書きましたが、ネガティブに捉えるとすれば、わっと始まって終わってしまうというか、もう少しひとつひとつの場面を深いものにしてもよかったんじゃないかなと。自信を持って他の人にオススメ出来る映画ではないかもしれません…

 マトリックス・レボリューションズが公開されたのでそろそろ見に行きたいなあと言いつつ、必死にネタばれを見ないようネットを徘徊する時はドキドキヒヤヒヤもんの日々です。キル・ビルは非常に評価が分かれてるようで、ちょっと躊躇してしまいますね。しかも二部作か…ラスト・サムライは来月公開らしいですな。渡辺謙と真田広之なんてそんな反則まがいの出演陣、これを見に行かずして何を見に行けと。座頭市はバタバタしてる間に見逃してしまって残念。メールの返事も滞ったりして申し訳なく…こうやってタラタラ書くのとメールとでは心身的なものでちょっと違うというか。とりあえずアップローダーは削除しました。合間を見つけてボチボチと色々やっていきたいです。


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