懊悩煩悩
目次過去will


2002年04月30日(火)

 振り込みをしなければならなかったので銀行へ行ったら、ものすごい人人人。そっか、G.W.で皆お金がいるんだね…こういうのを見るにつけ、やれ不景気だ金がないのと皆言ってますが嘘だなぁと思いますよ。ちゃっかり貯め込んでるんじゃん。

 今日はヒカルの碁画集「彩-sai-」をゲット。サイズのでかさもさることながら、お値段の方もONE PIECEの画集と違い、ヲタク向け価格。まあ安い方だとは思いますけど。早速家に帰って開いてみると、悠久なる世界へ吸い込まれました。大きなサイズを余すところなく鎮座する小畑氏のイラストと、ゆったりとしたレイアウト。大胆に黒一色のみのページも挟みながら、美麗なイラストの数々にうっとり。カラーの発色も良く、肌色が艶やか。ヒカルの碁の世界を存分に堪能することが出来て非常に満悦。ONE PIECEのレイアウトを担当した人はこれ見て勉強し直してほしいくらいですよ。スカスカと空間は違うっつーの。ただこの画集、サイズがね…ブックカバーがないほどの大きさなのでどうやって保存するかが悩みのタネ。保存用にもう一冊買おうかしら。


2002年04月29日(月) そこに萌えはあるのかい?

 昨日はちぃと遅刻してしまいました…申し訳ない。しかしまあ濃い時間を過ごせましたですよ。というわけで今日は人を選ぶ話題なので反転仕様。

--------------------------------------------------------------ここから

イベントに行ってきたので同人話をば少し。
そういう話がお嫌いな方はすっ飛ばしちゃってくださいませ。

 最近とみに感じるのですが、同人というものが一般化してきてるな、と。去年ごろからでしょうか、いわゆるヲタクファッションといったものに身を包む人たちが減って、わりとオシャレな格好をした人たちがイベント会場でも多く見かけられるようになったのは。それにともなって、同人誌のあり方も少し変化してるのではないか、という考えに至るようになりました。「同人で儲ける」という考えが浸透してきたのではないかと。WJ系に代表される、ジャンルのパワーというか、人気ジャンルでそこそこの画力のある人が出した本が飛ぶように売れ、同じように皆右並びで人気ジャンルへ群がる人たち。

 そこには、ジャンルへの愛というより、儲けることや売名行為といったものの香りがするような気がします。そのジャンルが好きだから、そのキャラクターを心の底から愛しているから、本を出すというより、このジャンルは売れそうだから、このキャラクターを描いておけば売れるから、本を出す。そういう人が最近増えていっているのではないかと。当然、注がれる愛の量なんてたかが知れていて、絵は小綺麗でもたいてい中身のない本ばかり。そしてまた残念なことに、そういう本が売れている現実。

 イベントへ行くたび、魂の底からそのジャンルを愛している本を必死で探すのですが、なかなか見つからない。あっても片手で足りるほど。

 ある程度、そのジャンルで活動をし続けていると、一種の惰性のようなものが生まれるのは仕方のないことだと思います。そう毎度毎度鮮度の高いネタを思いつくわけでもないし、熱狂状態がいつまでも続くわけでもない。でも、自分の本を待ってくれている人がいるなら、やっぱり出したい。そう思って描いている人もいるだろうと思います。けれど、本を出すことを義務に感じだしてそれが足枷となるようになったなら、もういっそそのジャンルを捨ててくれたほうがどれだけ有り難いことか。「面倒くさいけど、出さなきゃ」といったオーラの漂う本を読んでも、悲しいだけです。

 もし自分が買い手の立場だったら、義務感にかられて作った愛情のこもっていない本を読みたいですか、と。

 同人誌の基本の基本は、愛。キャラへの、ストーリーへの、作品への愛。それがないと始まらない。自分の中で抱えきれない愛情を吐き出すための場所が、同人誌であると。私はそういう風に捉えています。もっと言うなら、己の中に宿った萌え心をネタに、同人誌という媒体を使って行うマスターベーションである、と。同人誌に限らず、あらゆる創作行為は自分の中にあるものを外に曝して具現化することで、己の中にほとばしる情動を宥めることが出来るのだと思います。

 で、それを人に見せるにはやはり余人の鑑賞に耐えうるレベルまで作品を持っていかなければならないんです。自分の為に作りたいんだったら、自己製本して、一冊だけ作れば良いのですから。他の人とこの気持ちを分かち合いたい、そう思った時点で他者の目を意識するのは当然のこと。小説家が、読点の位置ひとつをとっても苦心惨憺し悩みあぐねるのは、作品を芸術という域にまで高め、他人がその世界へ入ってこられるようにする為であるからです。

 たかが同人、そう言ってしまえばそれまでですが、読み手からすれば思わず快哉を叫びたくなるような熱い本が読みたいのですよ。萌えを、マグマのように熱く滾る萌えを求めておるのです。近頃は、その気持ちが高じて自分が描き手として活動したくなってきたのが困りものです。読みたいものがないなら、いっそ自分で作ってしまおう、と。ってオチはそれかいな。ぎゃふん。

--------------------------------------------------------------ここまで

 ぬおお久々に語りまくってしまいましたのう…疲れた


2002年04月28日(日) ふっかーつ?

 一昨日の日記で漱石のことばかり書いて鴎外のことに全然ふれなかった罰が当たったのか、昨日は風邪でダウンしとりました。今日はなんとしても出かける用事があったので必死で体力回復にこれ努めたおかげか、なんとか或る程度までは復活、こうしてパソコンを立ち上げております。

 といってももう出かける時間。続きはまたあとで…


2002年04月26日(金) ゆとりゆとりって格好悪いよ

 いきなり喧嘩腰のタイトルですみません。 
 昨日の夕刊を読んでいて知ったのですが、小・中の教科書から漱石と鴎外の文章がなくなるとか。今更な話題なのかもしれませんが、ものすごいショックで。

 漱石の文章との出会いは今でも記憶に鮮明に残っていますが、塾の国語のテキストの問題文でした。「坊ちゃん」の冒頭の十数行という短いものでしたが、幼い私の心をがっちりと掴むのに充分な量で、この続きはどんな話なんだろう、と問題そっちのけでワクワクしていたのをいまだに思い返すことが出来ます。早速図書館へ行って借りて読んだときのあのときめきといったら。なんて面白い文章なんだ、この展開の心地よさはなんだろう。まだまだボキャブラリー貧困で意味がわからない言葉もありながら、それでも伝わる面白さ。一度読んだあとも、何度も何度も図書館へ借りに行って読んで、その度に新しい発見があって、いつしか借りるだけでは満足出来なくなって、文庫版を購入して…国語の授業で「坊ちゃん」をやると知ったときは嬉しくてたまらなかった。もちろん大いにはしょられましたが。先日もまた読みかえして、下宿先の主の婆さんと坊ちゃんの会話の場面のテンポの良さに新たな感動を覚えました。

 その、漱石の文章が載らなくなると。

 本当に勿体ないことだと思います。授業でやるやらないは別にしても、載せることぐらいはしてもいいんじゃないかと。漱石のみならず、鴎外も同様です。明治の文豪、しかも共に外国に滞在し、並々ならぬ経験を持ち帰った人々の文章を載せずして、何が国語か。ゆとりゆとりとバカのひとつ覚えみたいに言ってる暇があったら、名文をたくさん載せてどんどん読ませるべき。どうせね、土曜が休みになったって勉強しませんよ、それが学生ってもんです。勉強するとしても塾というオリの中で無理矢理させられてやっととりかかるぐらいのもんです。だって学生は遊びたいんですもの。今以上授業時間を削ったり内容を簡単にしたって、情操豊かな子供なんて育ちませんぜ。バカな子供か、せいぜい知識詰め込み型のコチコチに凝り固まった発想しか出来ない変にマセたガキが量産されるだけです。

 ふと何気なく開いた教科書の1ページが、その人の人生を決定づけるものになるかもしれないんです。まあ私の場合は塾の教科書でしたけどね。出来ることなら、可能性の扉は多く開いているほうが良いに決まっとります。選択肢の少ない人生なんて、つまらんもんですよ。


2002年04月25日(木) メカラウロコ

 今週も続きます萬葉集の濃密講義。ホントに深く研究してらっしゃるのがひしひし伝わってきてゾクゾクします。この教授だったら一生ついていってもいいな…しかし残念ながら専修が違うので叶わぬ願い。せめて今年一年、この教授から色んなことを吸収できたら、と思います。

 近頃マメにメールをやりとりしてる方がおりまして。以前共通の趣味を通して知り合った方なんですが、またそれが粋な言葉遣いんですわ。なんでこんなにすらすらと言葉が出てくるのかと感心しきり。毎度毎度楽しく読ませてもらっとります。面と向かって言えないのでこんなとこでコッソリ呟いてみる。

 ウチのサーバーはSSI使用不可なことが判明。ガーン。もっと早めに調べておけよ、と自分ツッコミ。CGIもエラー続出で設置出来ず…修行し直さねば。人生是勉強也。

 ところで、サイトのカウンター7777番踏んだ方ってここ見ておられるのかしら?ちょっと気になってしまってね…


2002年04月24日(水) ダス・ゲマイネ

 指輪サントラの初回盤を探しておるのですが見つからず…もう売り切れたっぽくて悲しい。もうちょっと探し回ってみてなかったら大人しく通常盤を購入。革製でかっちょ良いとのことなので欲しいんだけどなー。うむむ。

 久々に太宰治の「ダス・ゲマイネ」「満願」「富嶽百景」を読む。彼の文体はワンセンテンスが異常に長く、それゆえに妙な浮遊感があって読んでいて名状しがたい気持ちになることがしばしば。「走れメロス」「駆け込み訴え」といった滔々たるテンポの作品はともかく、「ダス・ゲマイネ」は不思議な読後感があります。「人間失格」はあまりの陰鬱さに最初の1ページで挫けてしまい未だ手つかず。「斜陽」と合わせていつか読みたいと思いつつ月日だけが流れております。

 陰鬱さで言えば晩年の芥川龍之介の作品も負けず劣らず。「河童」「或る阿呆の一生」はたしか中学生の時に読んだ記憶がありますが、発作的に自殺したい衝動に駆られるぐらいに澱んだ作品でまさに死の匂いが鼻をつくほどに漂っていたのが印象的でした。まあ小説家なんて明るいやつはいない、というのが持論ですがこの二人は特に暗い。気分がナーヴァスになってる時なんかに読むと間違いなくもっていかれますよ、あっちの世界に。

 おっと忘れておりました、今日はリーダーの誕生日。これで年長組は揃って31歳。くれぐれも無理せんようにね…なんでも30歳を過ぎるとガクッと身体にくるらしいので。


2002年04月23日(火) 書庫書庫

 こういう無料系日記はどこからでもアップ出来るのが利点だわーとしみじみ。本日は某山手からお送りいたしております。

 今日は書庫ガイダンスで遂に念願の書庫入りを果たしたわけですが、もう感動の一言に尽きます。階段を降りると、そこは書庫だった…などとかの名作の冒頭もどきな台詞を呟きそうになるくらい、書籍の海が広がっておりました。古い本独特の黴臭さがたまりません。節電のため必要電源以外は極力落とされた書棚に鎮座ましましている本たち。なんでも蔵書175万冊だそうですが、感激のあまり言葉も出ずただガイダンスを聞きながら書棚に目をやるばかり。この中でひねもすのったりと出来たら…何に縛られることなく、この窮屈な空間で過ごせたらどれだけ幸せなんだろう。叶うべくもない願いですが。

 色々と制約も多く、なかなか学部生にとっては過ごしにくいようですが(50人までしか入れない、ってうちの大学どれだけマンモス大学かわかってるのか…個人研究室も院生と教員のみ、コピー機も学部生は二台しか使えず)折角高い学費出して来てるんですから、元とれるぐらいに読破しまくってやりまっせ。今日ほどこの大学来てよかったと思ったこともありません。

 図書館に来るたび、将来は貸し本屋でもやってのんびりしたいなどという考えにかられます。自分の蔵書なんてまだまだ千冊ぐらいしかないですから道のりは遠いんですが。好きな音楽をかけて、ゆったりとした空間でお気に入りの書を読みふける。最高の贅沢だと思いません?


2002年04月22日(月) 桜咲きました

 ということで、無事免許ゲットです。
 振りかえってみれば約2ヶ月間、オールストレートで通って終わりましたが心情的には青息吐息という感じ。何もかもがいっぱいいっぱいでした。本免試験も直前の二時間で必死こいて詰め込んでなんとか出来たかな、と。つくづく己の計画性のなさに呆れ果てました。ネットばっかりやってんじゃないよと。呑気にタグ打ちしてる場合かと。わかってても辞められないっつーのはもう終わっとりますな。

 ま、経過はどうあれ手元には相変わらずな写真付きの免許証があるわけで。これで身分証明が格段に楽になる…って目的それですかい。冗談は置いといてやっと自由に車乗り放題になって有り難いことです。当分は使いっ走り決定ですが究極的には色んな場所を旅したり、ふらっとドライヴに出かけたりしたいな、と思っております。とにかく定期的に乗らないと身体が運転のコツを忘れてしまうという自転車とは違って厄介なシロモノですからねぇ。もう既に少しずつ忘れていってるのでそろそろ乗らないといかんですわ。

 なんといっても今日は試験場に赴く前に妹からイラストを貰えたのが百人力にも等しい助けでした…なんつー萌えるイラストをぉぉぉぉぉぉ(落ち着け)基本的にネット上での身内とか仲良い人同士での「ステキですねvvv」みたいな馴れ合いとかはダメ派なんですがもう宗旨替えしてもいいや。ビバ、妹。このイラストだけで軽くメシ五杯はイケる。ありがとよっ。悔しいけれどお前に夢中さギャランドゥー!(古ネタ)どうも落ち着きのない日記ですんません。


2002年04月21日(日) 踊る子馬亭

 二度目の指輪。
 前回より見るべき細かいチェックポイントが増えたためか、結構三時間経つのが早かったような気が。ホントに細部までこだわった映像なので見飽きないんですわ。リピーターが多いというのにもなるほど納得。見るたび新たな発見がありますよ。そしてフロドは相変わらず美しい。愛しいひと…シャー!

 で、戸田なっちの誤訳。んもー呆れるぐらい沢山あってどこから指摘していいのかわからん、というぐらいてんこ盛り。己のヒアリング能力の低下ぶりにも呆れながら、必死で聞き取ってたのですが物語の肝とでもいうべき部分での誤訳はどうなのよなっち。解釈間違えたらいかんでしょう…なんでも、原作を全く読まずに訳したらしいですがそれはプロとしてどうなんですか。英語の教科書の訳をしてるわけじゃないでしょうに。二人称が「君」と「あなた」では雲泥の差でっせ。あとしゃべり方もねーちゃんとキャラを掴んでないからそういうことになるのですよ。先に吹き替え版を見られたのは本当に幸いでした。吹き替え版は結構配慮してくれてるので、解釈違えもなく声優もイメージを壊さないような感じで。

 あとは今回のサブメイン、次回作の予告映像。戦闘シーンに心躍りまくり、フロドの切ない表情に胸キュンしてみたり、アルウェンはいらねーなどと暴言吐いてみたり。一年後を心待ちにしながら原作と今作で命をつなごうと思います。

 本当におすすめです、この映画。映像見てるだけでもうっとり出来るのが素晴らしい。ホビットの着てる茶色のコートひとつとっても絶妙の色合いで。エルフの衣装もラブです。弓矢スキーさんは是非レゴラスの美技をとくとご覧あれ。エルフという種族柄、動きが軽快で見ていてほれぼれします。戦闘シーンも一人だけ優雅。対するアラゴルン、ボロミアは泥臭い戦闘をしますがその対比が良いのですよ。そしてこの二人の戦闘スタイルゆえにホビット族の非力さもくっきりと浮かび上がりますし。あともう何と言っても黒の乗手たちの恐ろしさ。疾駆する馬の躍動感とともに訪れるえも言われぬ恐怖感。襲いかかる剣の鈍い輝き。思わず身の毛もよだってしまいます。

 一体あと何回見に行けば見飽きるのか自分でもわかりません。来週のレディースデーにでも見に行こうかしら。


2002年04月20日(土) 抱腹絶倒→鬱

 皆さん昨日のMステはご覧になられましたでしょうか。
 もうなんと言いますか、鬱…です。いや、最初は思いっきり笑わせてもらったんですけどね。何なの、あの衣装は!ジャージにスーツもどき?あれは日本の夜明けのニューファッションなのですか。スタイリストは誰ですか。ジャージにネックレスてどういう感性なのですか。そしてあの珍妙な踊りは誰が考えたですか。一体ゴスはどこへ行こうとしてるのですか。オンエア時は腹抱えてゲラゲラ笑いながら見ることしか出来ませんでしたわい。衣装と踊りに気をとられて歌が全然頭に入ってこなかったですよ。それでも出だしの音外しはばっちり聞いてしまいましたが。あああああ仮にも歌うことを売りにしてる人があれで良いのですか。

 思わず妹と二人でもう一度ビデオで見返してしまいましたが見れば見るほど鬱になっていく…あれを見てライブに行ってみたいなんて誰も思わないでしょうに。それならいっそ口パクでもよかったーよ。いやね、好きだからこそここまで言っちゃってるんですわ。いくらツアー中でへたってるとはいえ、あれはひどすぎる。曲のプロモーションのために出演してるのであって、遊びに来てるんじゃないんだから。唯一の萌えポイントといえば、スタンバイ前の黒沢氏のほにゃ〜っとした笑顔ぐらいかしら。あと個人的にはアズキ色のリーダーのジャージがよかったかな。

 ま、気を取り直して今日は指輪に萌えまくってきたいと思います。先日は吹き替え版を見に行きましたが今日は字幕版とのこと。戸田なっちがもの凄い誤訳しまくりらしいですが…中・高時代に培ったヒアリング能力で頑張るしか!(って何年前の話だ)


2002年04月19日(金) 公衆と大衆の間に

 お気に入りの授業、マスコミ史の第三週目。面白い授業は本当にあっという間に一時間半が過ぎ去ってしまうから不思議なもんです。つまらん授業は鬼のように長く感じるというのに。人間の知覚っつーもんはまことに興味深いですな。

 ネットを介しての物騒な事件が取り沙汰されてからもう大分経ちますが、私の場合ネットを通して出逢った人は皆さんいい人ばかりで、知り合って一年以上経つ今でもメールのやりとりをしたり、飲みに行ったりしてます。けどこれってホントに運が良かったんだと思うんですわ。特に最初なんてチャットで数度しゃべったあとにいきなり電話しましたからねぇ…。コールしている間は本当にドキドキして、馬が合わなかったらどうしよう、すげなくされたらどうしようなどと不安でいっぱいでしたが、電話の向こうの声はとても感じの良い方でものすごくホッとしたのを今でも鮮明に覚えていたり。趣味が合致したというのが一番大きな要素だとは思いつつも、やはりそれ以外の面でも考え方が合わないと長続きしないですし。あの時、あのチャットに行かなければ今日までのお付き合いもなかったんだと思うと、つくづく人の縁というのは不可思議なものだと思わざるをえません。

 明日はまたそのネットで知り合った方と指輪物語を見に行ってきます。この間はその方と二人でしたが明日はその方の先輩も加わるとか。また新たな出会いがあることに感慨を覚えつつ、フロドに萌え萌えしてこようと思います。


2002年04月18日(木) エキゾチック・ジャパン

 この季節が早朝バイトには一番適していると実感します。というのも冬至から4ヶ月、明るくなるのが早くなってきて視界が開けるのが有り難くて。しかしもう三年目に突入するのですよ…このバイトを始めて。月日の経つのは早いもんだ。一体いつまで続けるのか自分でもわかりませんけど。二年もやってていまだに4時にぱっちり目が覚めないってのはどうよ。

 いきなりで申し訳ないですが、実在の人物のデフォルメが出来る人が羨ましくてたまりませんのよ。気に入った芸能人がいたらついペンをとって描き出してみたりするのですが、どうも根が少女漫画系なためか撃沈。知り合いでデフォルメがむちゃくちゃに上手い方に聞くところによると、まず模写してから特徴をデフォルメすると上手くいくとのことですが…なかなかそうはいかずいつも妹にダメ出しされまくり。修行あるのみですな。


2002年04月17日(水) まぶたがストーンと

 雨の日はどうも身体がだるくっていけませんね。おかげで授業二限とも爆睡という愚行をやってしまいました。大事な専修科目なのに何やってんだか。情けない。

 先日、ゴスのニューアルバムを貸した友人から感想を聞いてとても嬉しい気分に。いわく、「アルバムってなかなか全部の曲を好きになることはないんだけど、このアルバムはかなり好き。キャリアの重みを感じた」とのこと。特に1・3・6・12曲目がお気に入りらしい。自分が好きなものを人に押しつける趣味は持ち合わせておりませんが、こうして喜んでもらえるとやはり嬉しいもの。今度はこっちがくるりのニューアルバムを貸してもらう約束を取り付けておきました。初回限定ジャケットはさわり心地がよいらしく、秘かに楽しみにしてたりします。

 今日から二週間の期限を自分に課してサイトのフォルダ整理をすることにしました。まあ色々と思うところがありまして。この際なのできっちり系列立ててきれいにしておこうかな、と。同じく二週間の期限でもう一個のサイト作りも並行してやっております。一定のノルマをこなしたら即アップするつもり。自分の熱情が冷めないうちにやってしまわないと今後永久に公開することもなくなると思うので今必死です。ホントに久々にせっせと書いてるなあ。畳の部屋で正座して顔を憂鬱そうに斜め45度に傾けて「なんちゃって芥川龍之介」「必殺太宰治もどき」とアホなことを言っては妹を辟易させてるバカ姉です。残念ながら机の上にのっかっているのは万年筆と原稿用紙ではなくシャーペンと反古紙ですが。あと別件で二本ほど書く予定。こっちも5月までには仕上げないといかん頼まれ物。どっちも本サイト用じゃないってのがまた駄目人間っぷりをいかんなく発揮しておりますね。


2002年04月16日(火) 光明池か門真か

 おかげさまで無事受かりまして、卒業です。
 睡眠時間4時間なうえバイト後直行だったのでもう頭フラフラのラリラリでしたがなんとか合格。同乗のお仲間さんが二人とも試験中止をくらっていたので正直かなり焦りましたが(隣の教員に危険防止のためハンドルを取られたり、ブレーキをかけられたらそこで試験中止)規定コース・自主設定コースを終えて校内に戻って縦列駐車のテストを受けるときはもう足がガクガクで。これでちょっとでもミスったらおそらくアウトだろうと思うと震えが止まりませんって。それくらい路上では散々だったので…やはり睡眠時間はきちんと取らねばいけません。これでやっと本免試験を受けられる運びとなりました。これから一週間ほどしっかり復習して目指せ一発合格。

 


2002年04月15日(月) 事故りませんように

 一日中卒検に費やされそうなので前倒し書き。
 それにしても感心するのは毎日のように更新しているサイト管理者様。どこからそのバイタリティが来るのか、不思議で仕方ない。特に仕事持ちの方。やはり職場からこっそりアップしてたりするのかしら。本当に頭の下がる思いであります。…ところで話は大きく変わりますが、バージョンアップしてからエラー出まくりのIE。トロイから攻撃されまくってんじゃないわよ。ゲイツ、しっかりしなさい。Nortonのアンチヴァイルス入れてなかったらと考えるだけで恐ろしい。あまりに脆弱すぎる。X箱出してる暇があったらセキュリティ強化しなさいっての。ハッカーの一人か二人でも雇ってね。

 自分自身危うく感じるほど、頭がお花畑モード全開。花畑の原因がマトモであれば「春だからねえ…」なんて暢気に構えていられるけれど、原因がアレすぎて自分でも制御不能。一番迷惑を被っているのは(というより一身にその被害を受けていると言うべきか)哀れ我が妹。同じ穴の狢姉妹なのでそこまで心配する必要もないがやはり不憫でならない。姉の妄想垂れ流しショーにつきあってくれて有難う。日記はめんどくさいから見てくれないらしいが、一応礼を述べておく。あなたのおかげで外ではなんとか一般人として過ごせているのでね。


2002年04月14日(日) 卒検目前

 卒業前学科試験、なんとか受かりました。正直あまり自信がなかったんですが問題に助けられたという感じで。苦手な問題が出なかったのも有り難い。しかし本免試験を前にしてこの点数はちと厳しい。あと2,3点欲しかった。たった1問が明暗を分ける世界、それなりに良くても満足してはいかんのです。続いて明日は路上にて卒業検定。これに無事受かればやっと本免試験を受けに行ける、と。本当に気の遠くなるような道のりでした。明日は五とびな日の上に月曜だからめちゃくちゃ混雑してるんだろう。でもやるしかない。早くしないと身体が感覚を忘れてしまう。その前に、早く。

 狂ったように小説を書き続けていたり。小説書きたい欲だけでなく、絵描きたい欲までも触発されてとんでもないことになっている。身体がいくつあっても足りない。思う存分ネットしたい。勉強もせねば。バイトもある。授業を受けに行かないと。やりたいことが多すぎる。でも、これってきっと幸せなことなのだろうと思う。日々をダラダラと惰性で生きるより、やることが多すぎてやや疲労気味の方がかえって体調が良いくらい。いい加減自分でも自覚し出しましたが、ちょっとMっ気があるようです。いや、基本はSですけどね(それも問題だ)あー忙しい忙しいと言ってドタバタしてる瞬間に歓びを感じてるみたいです。変態か。忙しさがある度合を越えてしまうとまた創作欲も萎れてしまうのですが、今くらいのドタバタ感は適正値のようです。熱が冷めないうちに書きためておかねば。

 


2002年04月12日(金) 糺の森にて

 今年履修することになった「上代文学作品研究」は文学専修の人用の科目というとで、さほど期待はしてなかったんです。「万葉集?あんな昔のもんうざったくてやっとれん」ってな具合に。しかし。実際授業を受けてみると、文学専修の授業にしては驚くほど国語学寄りの授業。むしろ国語学専修にしてもいいくらい。初回から非常に濃い授業で、大変満足感を覚えたのでした。そして何より教授に萌え!(おいコラ)まさにナイスミドル!イエイ!国語学の教授よりこの教授に卒論見てほしいわ。国語学の教授の一人なんて頼りなさすぎて相談する気にもなれず。客員講師の教授の方がよっぽど信頼出来そうな勢いです。

 うっかり約束してしまって思いっきり後悔していたバイト先の飲み会。行ってみると存外に面白く、あっという間に時間が過ぎてしまいました。新しく昼勤に入った人がPRIDEに出ていた元プロなことが判明したり、(なんせガタイがいいのでサウナに行くとそっち系の人にいつも付け狙われて大変らしい。「触ったらしばきますよ」と言って追い払ったこともあるとか)新店長の前の店での悲惨な話の数々で大いに盛り上がったり。皆様、浅香山の某コンビニだけは行かれませぬよう…かなり恐ろしいことになっております。客も店員も。カクテル四杯でも酔えず、ちょっと危機を感じつつ。ピッチが早かったら酔ってたかもしれませんが。その日の体調に大きく左右されるとはいえ、ちょいと自分が恐ろしい。

 久々に夏目漱石の文章を読む。「京に着ける夕」「文鳥」など、随筆は初見だったのでなにやら新鮮。やはり彼の文体は非常に私好み。但し、精神的にも肉体的にもあまりダレていない時にしか読めないのが難点。そういう時は近代作家のものを読んで読書への欲求を満たす。だから、漱石の文体を非常に愛しているがなかなか読了出来ない。まことに残念であります。


2002年04月11日(木) 逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ

 近頃どうもネット中毒気味かもしれません。ネットサーフィンをする前の期待感と(いいサイトが見つかるかなーという)サーフィン中に味わう飢餓感が繰り返し波のようにうねっています。どれだけ情報を与えられても足りない、足りない、もっともっと、と思ってしまいズルズル時間だけが過ぎ去ってゆくという有様。この埋めようのない飢餓感が曲者で、ジリジリと煮え切らないまま澱のように心に溜まってしまっていたり。この感情をなんとかやる気に変換していけたらいいんですが…情報の受け手だけに甘んじたりせず、どんどん発信者にもなっていかねばならんのですな。受け取るだけじゃ感覚が麻痺していきますから。ここはひとつ張り切ってタグ打ちに励むこととしよう。

 ふと桑田佳祐の「白い恋人達」が有線で流れる。彼の織りなすメロディはどうしてこれほどまでに日本人の、特にウェットな感性を持つ者の琴線に触れるのだろう。無造作かはたまた計算ずくかの美しい日本語と、どこかもの悲しさを感じさせる旋律に、危うく涙が零れそうになってしまう。本当にこの曲はいい曲だ。


2002年04月09日(火) ゴスゴス言ってんの。

 「Love Notes」がTSUTAYAで800円で売ってたのでつい買ってしまいました。PROMISEの新録アカペラバージョンとAIR MAILが聴きたくてたまらなかったので満足。ついでにトーキンロックとStonewまで買う。トーキンロックはインタビューもさることながら写真が!なんだかんだ言っても、彼らを好きなのはビジュアルも込みであることは否定出来ない事実ですもの。むしろ積極的に肯定したいくらいで。カッコつけても笑えるくらいキッチリ決まらなくて、ダンスもお世辞にも上手いとも言えないし、お顔もカッコいいなんて口が裂けても言えない彼らですが、それでも好きなんですわ。性格も好きだしね。勿論、一番好きなのは曲と声ですけど見た目も好きなのもまた事実。でもね、ライブの時の彼らは本当にカッコよかったですよ。スポーツ選手を例に挙げるとわかりやすいんじゃないかと思いますが、人間が何かに真剣な時ってのは顔の美醜に関係なく惹きつけられる美しさがあるんですよ。安易な言葉で言うなら、輝きといったもの。その人の周りに、星くずのようなものが燦然と煌めいているのだと思います。

 そういえば、先日天然さんの凱旋ライブin八王子で遂に上半身を晒されたとか。ジムで鍛えた甲斐あってかなりのものらしく。こりゃ大阪でのライブも期待してもいいのかしら(何を)もうこうなったら意地でもチケット取る。どんな手段を使ってでもね…って手段はひとつしかありませんけど。今日も今日とてyahooを物色中。


2002年04月08日(月) アンダーグラウンド

 どうして二次創作だったらすぐに書けるのにオリジナルになると途端にネタの神様がそっぽ向いちゃうのかしら。何故かしら何故かしら。って答えはまあ単純かつ明快なんですけどねー…しかし理不尽なくらいオリジナルのネタが上手く練れない。むむむ。パロディはキャラクターが既に出来上がってるので、それを使って適当に(という言い方は少々語弊アリですけど)動かせばいいだけの話ですからねえ。一からキャラを作らねばならんというのはやはりしんどい作業ですな。今日もうんうん唸りながら本サイト用の小説をほっぽりだして別サイト用小説をガシガシ書いとります。

 それにしても二次創作モノは我に返ったら終いです。書き上げるまではその世界にトランスし続けるべし。ふっと集中が途切れた瞬間に我に返ろうもんならもう羞恥心のあまりのたうち回って憤死決定。何故こんなモノ書いてるんだなどと反問しようものなら煩悶ののち鬱状態に突入確定。特にはっちゃけてる系のモノ(何よそれ)は悶絶度八割増。更にPC上ならまだしも、紙の上に書いてしまうともういけません。己のその文字すら呪わしくなります。即刻捨ててやるさ、ネタ出しが終わったらね。数年後にうっかり発見したりなんてシチュエーション、考えるだけでもう泣き崩れてしまいそうですよ。

 後から見返して恥ずかしいのは創作もパロディも一緒。純粋な照れからすると創作の方が度合いが高いですけども、パロディもパロディで絶叫したくなるほどの恥ずかしさが襲ってきやがるのです。ってね、こんなこと言いながらそれでも書いてるのはね、好きだからですよもちろん。まさに冷静と情熱の間をゆらりゆらりと彷徨っておるのです。なるべく情熱の領域寄りでやっていきたいものです。


2002年04月07日(日) ばっさりと

 髪を切りました。髪が長くなってくるとどうも頭が重くなってしんどいですし春間近ということで、思い切ってバサリと。(本人かなりバッサリ切ったつもりが家族から「まだまだ長いやん」と突っ込まれショボーン…)えらくハネやすいのが難点ですが肩が軽いことこの上ないので自分的には満足。しばらくはこのへんをキープの方向性で。


2002年04月05日(金) 地下室準備中

 市役所っつーのは容赦のないものですね。
 年金の一定期間免除を求める申請をしておったのですが、バイトでそこそこの額を稼いでいることがバレたのか、却下されてしまいました。しかし月に一万ちょいも奪われたらたまりませんよ…何のためにバイトしてると思ってるんだ。全ては自分が毎日を精一杯生きていくために必要なものを買ったりするために働いているんであって、国のために働いてるんじゃねえ。いや、勿論社会人になって一定の収入が入ってくるようになればキチンと払う所存でおりますけどね。ただ今は一定の収入というわけではないので辛いわけです。ただでさえパソコン代のローンもあるのに…春なのに我が懐は冬景色。

 本日は久し振りの授業。マス・コミュニケーション史なるものを受講しましたが、面白い面白い。頭堅げなマスコミの歴史、といったものではなく、多角的に考えるマスコミ史。受講する生徒の数が多く、大教室にも入りきらないくらいで、90分間立ちっぱなしで授業を聞きましたよ。ノートとるのがしんどかったですがかなりアタリっぽい授業で満足。単位取るのもなかなか難しそうで挑み甲斐もありそうです。教授が厳しかったり単位取るのが難しければ難しいほど、ゾクゾクしてきて楽しいなんて思ってしまう私は実はMっ気があったりするのでしょーか。それに比べて1限目の授業はヌルすぎて話にならん。3回生になってまでワードとエクセルなんてやりたくないですわ。どうせならパワーポイントとかシスアド講座をやれ。っつーかこっちも金出して学びに来てるんだからもっとしっかり指導してほしいのう。厳しい教授ってのはとかく敬遠されがちな昨今ですが、サボりがちな学生への抑止力としても非常に有効であるし、熱心な学生にとってはこれ以上ないくらいの学問への希求を満たしてくれる存在であると思うのですが。個人的にはテンスとアスペクトについてどこまでも語り合える教授を探索中です。おひとり候補がいるのですが他大学からの客員講師なのですよ…かえすがえすも残念であります。


2002年04月04日(木) お前はもう死んでいる

 なんでも北斗の拳がDVD化するらしいですねえ。かまいたち続編祭りの真っ最中に原哲夫フィーバーか!原哲夫は私の中で既に神の領域の人ですがしかし10万なんて金すぐに出せないよママン。バリバリに働いている社会人ならまだしも(いや、社会人でもキツいぞ10万は)無理だよその金額は…どうすれバインダー。

 明日からまたせっせと電車に乗る生活再開。週一回は休みにしたので少しは楽になるかと思いますが、まだ教習所通いを続行せねばならんのが辛い。出来れば3月中に取りたかったんですがねえ…いかんせん予約が取れず。あともうひとふんばりなので頑張りまっす。

 ようやく色々と落ち着きかけてきたので、久々に電子網の下の方とオフでもそもそ動きだしたりするかもしれません。指環と某五侍でね…フフフ。夏祭りあたりを目標にそろそろ取りかからねば間に合いそうにないもので。そのためにも早く免許取らないといかん。今回こそキチッとしたものを仕上げたいですなぁ。リベンジなるかしら。


2002年04月03日(水) 7月?

 のっけからいきなりですみませんが本日は某天然さんの31歳のお誕生日なので一応記念に書いておこう。黒沢さん、誕生日おめでとう。31歳であなたのような純度の高い天然さんはそうそういません。これからもずっとそのままのアナタでいてください。影からそっと応援してますので。いつまでも、加齢と共に美しく。

 昨日書いた新作発表はどうやら「かまいたちの夜2〜監獄島のわらべ唄」のようなのですがまだ公式での発表がないのですよ!あああああもうチュンソフト!ファミ通に発表先越されてどうするよ!しかもPS2とは…カルドセプト2に引き続きまたしても一本のソフトのためにハード一台買わねばならんのか。いやいやチュンの新作サウンドノベルならPS2一台くらい投資する価値充分ですけど。そうだ明日はPS one booksシリーズでの「街」が発売されるのですよ。皆に布教するため買いに行かねば。正直かまいたちより切実に続編希望なのです…新作は7月発売予定らしいのでそれまでせっせと貯金に励みます。また諭吉さんが財布から飛んでいくのですか。

 


2002年04月02日(火) 祭りはやってくるのか?

 草木が萌えだすこの季節、まだ着こなしきれていない初々しい黒スーツ姿を見かけるたびに私の心も萌えだしてしまいます。やっぱり黒スーツは良い。私服ではボヘーッとしたいでたちなのに黒スーツを着るだけで五割増ぐらいに格好良く見えてしまうのは何故なんでしょうねえ…恐るべしコスチューム・マジック。しかしここで重要なのは黒スーツを着用するという点であります!灰色や茶色のスーツなどはいけません。こういった渋めの色のスーツはロマンスグレイなナイスミドルたちのみに許された特権であります。やはり若者は真新しい黒スーツを身に纏い、陽光眩しく反射させるピカピカの白シャツで颯爽と街を闊歩していただきたいものです。

 明日は某ゲーム会社の新作発表があり、その内容如何によっては祭りが起こりそうな予感です。あああお願いだからここまで煽っておいてトルネコの続編とか風来のシレンの続編とか言わないでくれよチュ●ソフトーーーーー!完全なる新作かはたまたあの名作サウンドノベルの続編か。あのムービーに大いに期待してるんですからね!神様仏様チュンソ●ト様お願いっ!

 


2002年04月01日(月) 指輪に堕ちた

 昨日は知り合いの方のお誘いにより、ロード・オブ・ザ・リングを見に行ってきました。三時間という長丁場でしたがその映像の美しさ、荘厳さといったらもう素晴らしすぎて言葉も出ないくらいです。ファンタジー好きにはたまりません。冒頭のシーンでやられてしまいましたー。鎧兜の質感や馬が疾走するときの躍動感に悶えまくり。服装ひとつとっても細部までゆきとどいた造りで惚れ惚れとするばかり。ずっしりとした重量感のある厳かな映像に心打たれました。

 しかし何よりも主人公フロドがう・つ・く・し・す・ぎ・る…フロドはホビット族の隠れた宝なのですか?その美しさで皆を虜にしてしまったですか?冥王サウロンが狙っているのは実は指輪でなくてフロド自身ですか?などと頭おかしげな疑問が頭を駆けめぐってしまいます。あの瞳がたまらんですよ。まさに目力です。ギリシア彫刻のような顔立ちにあのぶっとい首とずんぐりした身体というアンバランスさも良い。ビバフロド!

 実は映画版指輪物語が三部作と知らずに見に行ってしまったので(変なイメージ持って見に行かないように事前に情報を一切取り入れてなかったのです…)え?ここで終わっちゃっていいの?とか思ったら隣の知人さんが「続編の公開は来年の春らしいんですよねえ」と。つまり指輪萌えになってしまうと自動的にあと二年は萌が決定されると。少なくとも第二作目まで一年間放置ぷれいですか。いやまあ原作読めばこの後どうなるかはわかるんですけどそれにしてもうおおおおお。こりゃもう一回見に行かないといかんわ。ついでに原作も読むぞーと人はこうして堕落の道を歩んでゆくのですねえ…。パンフも購入しましたですよ。

 ファンタジーの世界大好きな方は是非。映像見てるだけで楽しめる映画っつーのも久し振りな気が。といっても最近見に行ったのが一年以上前でしかもアニメ系って時点でもうダメですけど。


えもんかけ |MAIL

My追加