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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2004年07月29日(木) 携帯電話を「WIN」にしたよ。

携帯電話の機種変更をしたの。
auを使って2年半になるんだけれど、メールはほとんど必ずと言っていいほど
ストレスなく送信できるし、電波も大体何処でも繋がってるので
携帯電話としての環境は、なかなか快適。
(vodafoneも使ってるんだけど、こちらはメール受信のタイムラグが大きいの。
 ひどい時は1日遅れで届くこともあったり…)


大好きな声優&シンガーの高橋直純さんのサイトにアクセスする機会も
増えたし、「鋼の錬金術師」のサイトにも行きたいし、自分のHome PageのDiaryも、気軽に携帯からアップできたらいいな… とか、いろいろ環境も
変わってきたこともあって、そろそろwinにしようかな って思ってたところ。

機種は、ずっと待ってたソニー・エリクソンのW21Sなの 。
前の機種もソニ・エリで、着せ替えのできる素敵なデザインだったの。
ジョグダイヤルがとっても使い易くって、すっかりお気に入りになってしまったので、winでもソニ・エリを使いたいなぁ… と思っていたんだ。

W21Sは、ツインスピーカーを搭載していて、メモリースティックDUOも使えるし
カメラの画素数も130万画素(欲を言えば200はほしい所だけど… )
わたしが望んだものをすべて備えていたので、メーカーから正式に発表が
ある前からネットで情報を集めたりしていて、もぅとっても楽しみにしていたの。

機種変してみた感想は――― というと。

音がなんといっても とってもキレイ。
それに本体の容量も20MBあるし、ネットに繋いでページを開くのも
とても早いよ。
しっかり「ダブル定額」をプラスしたから、どんなにネットに繋いでも
4200円しかかからないから、安心だわ(*^_^*)
chimomoが携帯でネットにアクセスするのも、わたしのwinでできるから
彼女のパケット代も、これで少し安くなりそう。(毎月パケ死なの(~_~;))

もちろん、今まで使っていた愛着いっぱいの携帯も大切にしてるの。
カメラとして充分使えるから。
新しいものに変えたからって、わたしは古いものを惜しげもなく
処分してしまうのは好きじゃないんだ。

やっと初期設定が終わったので、これから待ち受けを大好きな「青島くん」に
設定し終えたらネットサーフィンしてこようかな。
なんだか わくわく。
「槞梛俚庵」の携帯サイトも作っちゃおうかな〜。なんてね。



2004年07月27日(火) さぁ 舞台の幕開けを

待望のMoi dix Moisの2nd アルバムが、発売されたの♪
アルバムのタイトルは「NOCTUNAL OPERA」(ノクターナル オペラ)。
もぅ待ちに待ち望んだ2nd アルバムなの。
(もちろん、初回限定版をゲットしちゃった♪)

今回もサビの部分が頭の中で何回もぐるぐる繰り返されてしまう曲が一杯で
(洗脳音楽と言ったり(^_^;))
Manaさまの音楽の魔術とダークな世界にどっぷり浸っちゃった(*^_^*)

「Mephisto Waltz」というタイトルの歌があるんだけど、
これがまた悲哀のこもった美しい曲で、とても綺麗なの。
「光を嫌う者、メフィスト」が、たとえ自分自身を滅ぼそうとも
光の舞台に焦がれるの。
一度聴いただけで、もうすっかりお気に入りになってしまって。
他にも「monophobia(モノフォービア)」という耳の奥で何度も繰り返されてしまう麗しい歌もあってね、このタイトルの意味を知りたくなって調べてみたら、「monophobia」って「孤独恐怖症」という意味だったの。
誰でもひとりぼっちって怖いよね。
わたしも一人で居るのは好きだけれど、孤独は怖い―――。
今回のアルバムは、そういうこころの奥のイメージを「舞台」として表現していて、とてもドラマティックな展開になっているの。
「MALICE MIZER」の「薔薇の聖堂」に繋がる世界観を感じる。
1stアルバムとはまた違ったイメージのMoi dix Moisになっている気がしたよ。
それはまるで「舞台」を見ているみたいなの。

「MALICE MIZER」の黄金期、Gacktさんが魔法のかかった美しい声で
歌っていた時のように、「Moi dix Mois」のヴォーカル・Jukaさんの歌声には、
セイレーンが棲んでいるって思えるの。
魂が震えるよう。
けれど聴く者のココロを虜にする魔法をかけているのは、Manaさまなの。
きっと彼(…?)は、魔術師に違いないと思うんだ―――。



2004年07月23日(金) 「鋼の錬金術師」

22日は「鋼の錬金術師」のコミックスの発売日だったの。
わたしってば、エドのストラップほしさに「ガンガン」も買ってきちゃった。
おまけに両方買うと、大佐のマスコットも貰えちゃうんだよ。
でも付録につられたからじゃなくて、ホントは先が気になって
仕方なかったからなんだけど。(^_^;)
時々「ガンガン」は買ってたんだけど、所々抜けてたりしてたから
コミックスの発売が待ち遠しくって。
それに「ハガレン」のコミックスって、カバーを取ると大爆笑しちゃう
ギャグなカットが描かれていたり、巻末には楽しい4コマ漫画が描かれてて
わたしはいつも笑いころげてしまうの。
それにハガレンは、コミックスでたっぷり読むのが一番オモシロイ。

8巻も大変な展開になっていたよ。
もしかしてブラッドレイ大総統はホムンクルスなのでは…って思ってた通りに
なっちゃってた。
アルが真理を見た記憶が戻るシーンも、衝撃的で。
それにとても気がかりなことが。
ブラッドレイさんの義理の息子として登場したサリムっていう坊や
もしかしたらアルの身体の―――。
そんなことないよね? またまた展開が気になってしまって。

アニメは原作とは展開が違ってるの。
アニメは原作が核心まで進んでいないから、アニメ独自のstoryを作らないと
ならなかったんだよね。
だからどうしても違ってきちゃう。
原作の最終話は、製作側に伝えてあるのだそうだけど。

アニメだけを見て、ハガレンはこうだって決め付けないでほしいなって思う。
原作には「生と死」の根本にあるものや、自分の存在の意味とか
そういう重いテーマが根底に流れていて、逆境に立たされても
それを撥ね返して生きる強さを描いてあると思うの。
著者の荒川先生の一番伝えたいメッセージは、やっぱり原作を読まないと
理解できないんじゃないかなって思うんだ。

アニメの「ハガレン」は、もうそろそろ最終話を迎えるの。
昨年の秋に、初めてハガレンを見て、強い衝撃を受けてしまって
それから原作をまとめ買いしてハマってしまったんだよね。
とっても1年じゃ、描ききれる作品じゃないんだよね…。
もったいないな…。
6chじゃなくて、12chだったらもっと大切に作ってくれたかな。

他のアニメの作画監督をしている友達が、前にぼやいていたんだけど
6chは、アニメ製作者たちにイマイチ敬遠されてるっていうウワサがあって
視聴率が上がらなかったりすると、すぐに打ち切られるし、
最初に企画したクール数も、強引に削られちゃう。
だから6chのアニメって、長く続かないんだって。
ハガレンは爆発的大ヒットしてるけれど、ヒットしてても
長期間放映することはあまりないんだって。
それに引き換え、12chってスゴイかな。
ポケモンなんて、もぅ10年近く続いてるし、NARUTOも遊戯王も長いでしょ?
特にNARUTOは、原作を大事にして上手に描いてるし♪
(NARUTOファンとしては、すごく嬉しい。)

原作の存在する作品をアニメにするのは、本当に難しいと思うの。
どの作品にもファンがいるわけで、みんな一人ひとりイメージを創りあげてて
それをアニメという形で発信するには、必ず受け手が居るわけで。
そういう受信側の気持ちって無視されてしまうものって多いよね。

アニメがどんな結末になろうとも、見守っていくけれど。



2004年07月20日(火) 「爆暑」

今年の夏は長くて厳しい暑さだよね。
30℃を下回る日がほとんど無いから、息をつくこともできなくて。
東京の今日の気温は、39.5℃。
観測史上始まって以来の高い気温だそう。
でもこの気温って、地上から1.5mの高さの日陰の温度を観測したものだそうだから、炎天下の地表の温度は、40℃は越えてのは確かだよね。
もぅ、大気でじりじり肌が焦げるような、そんな暑さ。
暑いを通り越して、熱いの。
体温にしたら、高熱で苦しんでる温度。
千葉では40.2℃を記録したそう。
沖縄よりも暑いんだよ〜。
唯一の救いは、湿度が低めだっていうことかなぁ。
お友達が「新聞に『爆暑』って書いてあったよ」って言ってた。
ホントにぴったりなひどい暑さだね。

今日はchimomoの通う高校の終業式。
さてさて、1学期の結果は――

なかなかだったよ。
毎日何かしらテストのあるスパルタ授業の高校だし、よく頑張ったなぁ…って思う。
とりあえず、ゆっくり――― って思ったら、明日から夏期講習が学校であるそうなの。
大丈夫かな ちょっと元気ないから心配で。



2004年07月19日(月) 夕焼けはこころを震わせる。

素晴らしく夕焼けの綺麗な日だった。
陽が落ちてすぐの空は、深く透き通った蒼い色
バケットパンのような形の雲が
いくつも長く北へ向かってたなびいていて、それがみんなオレンジ色に燃えているの。
言葉も出ないくらい美しくて、こういう夕焼けに出逢えると
とっても嬉しくなっちゃう。
この夕焼け、どれくらいの人が気が付いたかなぁ。

夕焼けは、こころを震わせるね。

こころいろれんずに、この日の夕焼けを載せようと思ってるの。
誰か見て行って下さると嬉しいなぁ。



2004年07月18日(日) 衝突しちゃうときは…

今、chimomoは試験休みなんだけど――

この期末試験中は、毎日35℃の蒸し暑い日が続いてて
集中力は0、思考力は低化して、試験勉強なんて手に付かないくらい。
おまけにウチのエアコンはポンコツときてるから、全然冷えないのね。
そんな状態でも、なんとか頑張って勉強して、試験終わったらもぅぐったり。
私立高校なので試験勉強があって、赤点取っていなければ
学力補充講習と追試を受けなくてすんで、のんびり休めるんだよね。

幸い、なんとか赤点を免れて、お休みを謳歌中。

それはそれで良いんだけどね――
まぁ… わがまま娘。
朝から晩まで文句ばっか。
一日中、狭い家の中で顔つき合わせてると、すぐ衝突しちゃう。
やりあっても気分悪くなるだけだから、受け流してるんだけど
ん゛〜 こちらもストレスがたまるなぁ…。

そういう時は、新聞に載っていた高校生の詩を思い返して
ちょっと我慢するんだ。

     なんでもやりっぱなし
     いつでもちらかしっぱなし
     わがまま娘 母はわたしのことをそう呼ぶ
     ごめんね
     わたしはあなたに
     愛されっぱなし

ほろってこころが優しくなる素敵な詩でしょ?
「呪文」のように、唱えてみると、落ち着くんだ〜。



2004年07月14日(水) 大洪水

新潟を襲った豪雨は、日本一長い川と言われる信濃川を暴れさせて
そこから枝分かれしている大小の川を氾濫させてしまったんだよね。
街がまるごと水没してしまっている。

わたしの中学時代の友人が、この大洪水の街の近くへ嫁いでいるの。
昨日まで連絡が取れなかったんだけど、今日 電話が通じて
雨はまだ降っているけれど、被害はないと聞いてほっ…とした。
仕事先の人の家が浸水してしまって、手伝いに行っていたのだそう。
車で20分ほど走ると、大洪水の街・三条だそうで、彼女の知人の家は、
新築したばかりというのに1階はほとんど水没してしまったという話。
どんなにか残念な思いでいるだろう…。

洪水は、思い出の品物も何もかも濁流で押し流してしまう。
自然の驚異には、ヒトのチカラや文明は本当に無力なんだと思い知らされる…。

反対側のこちら・東京は、じりじり焼かれるほど暑い(熱い)毎日が続いてる。
紫陽花も元気の無いまま枯れ、樹木たちも干からびている。
この夏の先行きが心配になってしまった。

やけに夕焼けの綺麗な夕間暮れだった。



2004年07月11日(日) 忌み日

7月11日は、わたしにとって最悪の忌み日。

…というのは、昨年の7月11日に左足を怪我してしまったから。
それも同じ箇所を傷めて、3度目の怪我なの。
突然の夕立に、サンダルが滑っちゃったんだよね―――。

歩道に綺麗な色のブロックを敷き詰めてる所、あるでしょ?
晴れて乾いている時は大丈夫なんだけど、ひとたび雨が降って濡れると、
ツルッ!!って滑っちゃうんだよね。
街を綺麗に見せるためなのかも知れないけれど、アレはホントに危ない。
お年寄りもよく転んでしまうんだそう。
外観よりも、安全でしょ〜?って言いたくなっちゃう。
1年たって、大分長い距離を歩けるようになったけれど、
それでもちょっと不自由は残っちゃってる。

忌み日に合わせたように、今日は朝から雨模様。
あちこち出歩かないで、夕方に選挙だけ 行ってきたの。
chimomoが小さい時から、彼女も一緒に連れて行ってるの。
昔、女性は選挙権が無かったんだよ。
それを得るために、大変な努力をした人たちがいたんだよ。
だから今のこの1票って、とても重いものなんだよ なぁんて話しながら。
だからかな。
彼女は20歳になって、選挙権が貰えるのが楽しみなんだって。

小さな1票かも知れないけれど。
きちんとこの権利を使うことが、少しでも暮らしやすい社会になることへの
1歩になったらいいと思うから。



2004年07月07日(水) 暑いとロマンも忘れちゃう

七夕というと、大体雨降りって相場は決まってたりしたけど、
今年は毎日35℃を越すすごい酷暑。
おまけに湿度も高くて、まとわりつくようなそんな暑さ。
わたしはこういう暑さにひどく弱くて、クーラーがないと生きられないんだ〜
なのにウチのポンコツクーラーときたら、室温を低く設定しちゃうと
水が漏ってきちゃうの。
そろそろ寿命なんだけど、電化製品って夏にみんな申し合わせたように
故障するから、毎年何かが壊れてる。
去年は冷蔵庫だったし。
出費もかさむから、クーラーはなんとか御魔化しながら使っていたら、
今年こんなにひどい暑さになって〜(T_T)

chimomoは火曜日から期末考査が始まったの。
この耐えがたい暑さの中、勉強なんて手につかないし、頭に入らないのも
無理無い。
だけどね、学校はクーラーが効いているの。
ウチの方が暑いんだから、学校で試験勉強してきたら?って聞いたら
のんびりできないからイヤ。なんだって。

通学路は、全然日陰がないの。
だから学校の往復するだけで、日に焼けて、もう真っ黒。
せめて日傘だけでも許可してくれれば良いのにね…
校則きびしいから…。

七夕なのに、ひどく現実的なお話―――。
暑いとロマンも何処かに置き忘れてしまうね。

星を見上げて、ゆっくりお酒でも飲みたいのに、
東京の、特に夏の夜空は明るすぎて、星も見えなくて。



2004年07月06日(火) 進化は止まらない。

auから320万画素のデジカメが付いて、ツインスピーカーが搭載されて
外部メディアもminiSDカードが使えるというスゴイ携帯電話が出た。
着うたを良い音で聞きたいという、音にうるさいchimomoがずっと待ち望んでいたモデル。
お誕生日にはひと月早いけれど、機種変更するのをOKしたの。
すごいダイナミックな音で、おまけにデジカメの鮮明な画像といったら
もぅ携帯電話じゃないね。コレ。
何せわたしの愛用しているデジカメ「ぴくすちゃん」よりも、
画素数は上なんだもの。
それにminiSDが付いてるから、ダウンロードした着うたをカードに移して
大事にコレクションしておけるって楽しみにしていたんだけれど―――

残念ながら… 著作権付きのデータは、外部メディアに移せないの。
事情ツウの風さんによると、auは著作権保護でそうしているんだって。
お金払ってダウンロードしたのに、大事にカードに保存しておけないなんて
なんか悲しいキモチになっちゃう。
わたしが愛用しているvodafoneは、しっかりとSDカードに保存できるの。
だけどそうできるからって、ヒトに売ったり、あげたりなんて絶対にしないよ。
大好きなアーティストの音楽だもの。
でも悪用しちゃうヒトがいるから、こうやって著作権保護しなくちゃ
ならなくなっちゃうんだろうね。悲しいよね。

実は、わたしもauの機種変を考えてるんだけど―――
パケット定額制にしようかなって思ってもいて、この夏に出るってウワサの
ソニー・エリクソンをちょっと待ってる所なんだけど…
今使ってる同社制のA5402Sの機種に愛着あって、決断はもう少し
アトになるかも。
コロンとしていて、ちょっと厚みがあって、パネルの着せ替えができて
デジカメは31万画素だけど、レンズがくるりと回って
本体の中に隠れちゃうの。
おまけにイルミネーションがすっごく綺麗。
前面パネルまで光るの。

携帯電話って話せれば良いのかも知れないけれど、デジカメとして使ったって
音楽を聴くために良い音を求めたって良いと思うの。
いつも一緒にいるメカだから、お気に入りのものを選びたいし。

携帯電話って、何処まで進化していくのかな。



2004年07月05日(月) 酷暑

連日35℃の暑さに、とうとうダウンしちゃった。

夏は苦手―――。

クーラーがないと、わたし、生きられないなぁ…。



2004年07月03日(土) 「青いバラ」は不可能の代名詞

「青いバラの研究開花」というニュースのテロップが目の中に飛び込んできて、思わず息をのんでしまったの。
サントリーが14年をかけて遺伝子組換えによって、不可能の代名詞である青いバラの開発に成功したのだそう。
交配技術で赤の色素を持ちながらも「青く見えるバラ」は多いのだけど、
花弁に含まれる色素がほぼ100%青色のバラは初めてなのだそう。

だけどガラスケースの中で、かぼそく咲いていたそのバラは
とても「青」とは言えない色。
薄い紫色をしてた。
とうとう青いバラが誕生する日が来たんだ…って ちょっと寂しく思っていた
わたしは、その姿を見て何だかほっとしちゃった。
青いバラは、かなわない夢であっても良いと思ってるの。
夢があるからこそ、楽しいと思えることもある。
だけどそれがかなってしまったら――。

ところでどうして「青いバラ」が「不可能の代名詞」として使われるか
知ってる?

「Blue Rose」は、ありえない花だからなの。
それは、バラには「青」という色素がまったく無いから、
青いバラは生まれないの。

でも――
20年ほど前に、世界初の青いバラとして「Blue Moon」という品種が
生まれたんだけど、これは薄紫色をしていたの。
それでも青系のバラとしては、ホントにめずらしくて、母が大事に育てたの。
でも品種改良されたバラは弱くて、すぐに病気や虫にやられちゃう。
母が亡くなったあと、ひと鉢だけ何とか残して、今は室内で大事に
育ててるの。
この「Blue Moon」も、英語の「Once in a Blue Moon」から
名づけられたバラ。
意味は「きわめて稀な」。
月の光が、稀に青く見える時がある。
そんなきわめて稀なことを、たとえて言うの。
「Blue Moonな出逢い」という言葉もあるんだよ。

誕生したこの「青いバラ」は、まだガラスケースの中だけでしか
生きられないのだそう。
コンピュータ時代の「青いバラ」には、ふさわしい場所のようにも
思えてしまう。

サントリーは、早ければ平成19年の商品化を目指すのだそうけど
なんだかあまり嬉しくないなぁ。
10年後には全世界で年間300億円の市場に育てたいという話だけれど
夢がお金に化けていくようで、悲しくなっちゃったの。



2004年07月02日(金) 憧れの土星に想いを馳せて

明るくまんまるな月が、まだ仄かに明るさの残る空に昇って来た。
今日は満月。
包み込むように大きくて、こころ惹かれてしまう。

土星の周回軌道上に、観測衛星カッシーニが辿り着いたね。
小学生の時に、初めて天体望遠鏡で見たのが土星と月だったの。
土星はとても小さくて、大気のゆらめきにぼんやり ゆらゆら揺れてて
その周りを取り巻くリングが神秘的で
とても とてもこころ惹かれてた。

そのリングが、氷や石礫でできていると知った時は、
子供心にもちょっとショックだったり。

カッシーニが送ってきた土星のリングの写真は、すごく鮮明で
あの時とは違った驚きで見守ってるところなの。
これから小型観測機を衛星のタイタンに飛ばして、地球に似ているといわれる
タイタンの様子を、いっぱい写真に撮って地球へ送ってくるんだろう。

「宇宙戦艦ヤマト」で、タイタンからみた土星のイメージが描かれている
シーンがあって、わたしはすごくそのシーンが気に入っていたの。
実際はどうなっているんだろ。
これからの探査が楽しみでもあり、ちょびっと寂しかったり。

憧れが現実と違ってたりすると、ちょっとがっかりすることも
あったりするよね―――。


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