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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2004年06月27日(日) ライブはキラリラリン♪

高橋直純くんのライブに行って来たの!
今回のライブは、2ndアルバム「INDICATE」がテーマになってるの。
直くんのライブは、これで2回目の参加なんだけど、
会場のSIBUYA-AXは、寿司詰め状態のオールスタンディング。
昨年の8月のライブは、足をケガして杖ついてて、立ってるのも
やっとの状態だったから、足が痛んで、おまけに猛暑でくたくたの
へろへろになっちゃったんだ。
でも、今年は少しは丈夫になっていたから頑張れたし、ちょうどこの日は
気温も少し下がって、凌ぎやすくなったからラクだったよ。

一番後ろの方だったし、わたしはちっさいので通勤ラッシュ状態の中で
すっぽり埋もれちゃってね、ステージは全然見えなかったんだけど、
目の前にモニターがあって、直くんがどんな表情で歌ってるか
手に取るようにわかって、ちょっとだけ得した気分だったりして(*^_^*)

わたしの隣にいた女の子二人が「見えますか?」って声をかけてくれて、
「ここからよく見えますよ」って、場所をゆずって下さったの。
本当に直くんを大好きな人って、とってもハートが素敵な人が多いの。
直くんがそういうあったかいキモチを大切にする人だからなんだね。
中には自分さえよければっていう残念な人もいるけれど、
でも素敵なハートの人に出会えるって嬉しいし、素晴らしいことだよね。

もぅ本当に最高で素敵な盛り上がりで、楽しくて感動的なライブだったよ。
中でもわたしが一番大好きな「還りの泉」を歌ってくれたんだけど、ステージの上でかがり火を7〜10個所焚いて、その中で直くんはいつもの倍、想いをこめて熱唱したの。
「還りの泉」の背景は雪景色なんだけど、かがり火に揺れる影が幻想的で
ステージがまったく別世界に思えて。
歌に描かれているような場所が見えるよう―――。
胸の底から熱いものがこみあげて、涙がいっぱい
いっぱい溢れた。

毎回ライブでは弾き語りを披露してくれるのだけど、今回は無伴奏(アカペラ)で「stay」を歌ってくれたの。
無伴奏だから直くんの息遣いとかも聞くことができて、いつもよりもずっと深く、こころの奥までたくさんのメッセージが浸透していくのがわかったよ。
集まったみんなも一声も発しないで、息をするのも惜しいくらいに
じっ… としたまま、しん と静まり返っていて。
その一体感がぞくぞくするくらい、素晴らしかった。

ラストソングには会場のみんなで、「君に会えてよかった」を大合唱させてくれて、直くんが両腕を広げて「みんなわかっているからね」って言ってくれる姿を前にして、ライブに来れて本当によかったって思えた。
おじぃさんになっても歌っているから、みんなも歳をとって
よぼよぼしても逢いに来るんだよって言ってた直くんの言葉には
なんだか元気づけられたなぁ(*^_^*)
彼のモットーは「生涯青春」だものねっ★
今度のライブも、またchimomoと一緒に行かれるといいな。

special thanks to Aoi Kaze san



2004年06月24日(木) 親の知らない子供の「顔」

風もなく、蒸し暑い日が続いてる。
雨も降らないから、あじさいが下を向いちゃって。
今日も光化学スモッグ注意報が出た。
光化学スモッグって、普通は真夏に出るもんだよね〜。
まだ6月だよね?
今からこんなに暑かったら、これから先どうなっちゃうんだか。

20日にまた悲しい事件が起きた。
茨城で女子高生が意識不明で発見されて、その後亡くなってしまった。
まだ16歳。
chimomoと1学年しか違わないの。
行きたかった県立高校に合格して、喜んでいたそうだけれど――。

ご両親は再婚で、彼女はお母さんの方の子供だったんだよね。
上にお兄さんもいて。
下に小さな弟妹が4人いて、この子たちは両親が再婚してから生まれた
新しい「きょうだい」たちだったのだそう。
まだ小さいから、殺された彼女がとてもよく面倒をみていたのだって。

「家に居たくない」と言って、深夜にファミレスに居たり、コンビニをはしごして
夜明かししてるなんて、事件の日が初めてだったのかな。
携帯を持ってることとか、本当に彼女の両親は知らなかったのかな。

日が進むに連れて、いろんなことが少しずつわかってきたけれど、携帯を
買って与えたのは、スリランカの男性で、年齢もお父さんとほとんど変わらない人で。
彼女が意識不明で発見されるまで、20人〜30人位の人物とコンタクトを取っていたそうだけど、午前4時という未明にコミュニケーションが取れる人
というのは、どんな人たちなのかな。
それに30人も――。
そんなたくさんの人たちに何を発信したんだろう。
何を待っていたんだろう。
救いなんだろうか…。

子供の持っている「顔」、親はいくつわかっているのだろう。
ウチのchimomoだって、対岸の火事だなんて思っていてはいけないんだ。



2004年06月22日(火) 寂しさの縮図

台風が熱を置いていった。
肌をじりじり焼く強い陽射しが照りつけ、おまけに湿度も高くて
耐えがたい暑さになった。
わたしの一番苦手な暑さ。
湿度さえ低ければ、大丈夫なのに――。

またイヤな事件が起きた。
これはこの時代が生んだ「寂しさの縮図」なのかも知れないと思った。
中学2年生の女の子が、5歳の男の子を5階から突き落としてしまった。
女の子はお母さんがマレーシアの人で、日本で生まれたのだけれど
お父さん(日本人)の暴力がひどくて、一度マレーシアに帰ったんだそう。
でもそこでも虐待にあって、また日本へ逃れてきたのだって。
小学校に通うことになっても、周囲と溶け込めず、問題ばかり起こしては
補導されていたそう。
ほとんど通っていないから、卒業アルバムにも彼女の顔写真は載っていないのだそう。
そんなだから中学にも行っていない。
注意すればすぐにキレる。
先生を給食の牛乳瓶で殴ろうとしたりしたそう。
小学校で飼っていたウサギを殺して、面白がってみんなにみせたり、
死んで埋葬したハムスターを、友達に掘り返させて、反応を見て楽しんだりしていたという話。
彼女のこういう攻撃性は、助けてほしいという心の叫びの表れだったんじゃないのかな。

彼女には、やすらげる家庭も、包み込んでくれる愛情もなかったんだね。

母親と衝突してしまうから、保護してほしいと自分で児童保護施設に来ていたというから、何とか救ってあげられなかったのかな…と思ってしまう。
実の母親にさえ救いを求められず、たった独りで彷徨っていた少女。
孤独だよね…。孤独は苦しいよね。
言葉を教え、理解し、包んであげる存在の人がひとりでもいたら――。

落とされた男の子も、お母さんがパチンコをしている間、お小遣いをもらって
ゲーセンで遊んでいたそうだ。
わたしも時々ゲーセンに行くんだけれど、小さな子がよく来てる。
ゲームやってると、横から親しげに話し掛けてくるんだよね。
「おばちゃん♪すごいねっ★」
相手してあげると、きれいな瞳を輝かせて、いろんな話をしてくるの。
帰ろうとすると、ひきとめるんだよね…。

突き落とした子も、落とされた子も、寂しい心を満たす場所がゲーセンで、
心を開く相手がゲームだけだったなんて…。
なんて哀れなんだろう。

この事件、犯罪は犯罪だ。
少女は罪を償わなくてはならない。
けれど周囲の大人は見て見ぬふりをするんじゃなくて、きちんと子供たちに向き合って行かなくてはならないと、考え直す必要があると思ってる。



2004年06月21日(月) 命の日

21日は、わたしが最も愛したバンド「MALICE MIZER」で
Dramを響かせていたKamiが、天へ召された日だった。
彼の命を突然奪った病は、わたしの母と同じ病で、
泣けて 泣けて 涙が止まらなかった…。

彼が他界して、今年で5回目の6月。

「去るものは日々に疎し」というけれど、何年たっても彼が奏でた音は
わたしのこころの中に生き続ける。

台風の接近で、窓の外は風が吠え、樹々がざわめく。
その音を背中にして、在りし日の彼の姿を追いかけながら
「MALICE MIZER」の永遠の音を、聴いていた。

何度も―――

何度も―――。



2004年06月20日(日) 「光」の方が必要な気がする。

東京タワーの明かりが20時から2時間の間だけ、消された。
エネルギーを節約して、東京に闇を… ということらしいけれど…

年々犯罪が増加していて、暗い道なんかは怖くて歩けなくなってきた。
小さいコや女子高生たちが、犯罪のターゲットになっていて
わたしはchimomoの「ただいま」の声を聞くまで、不安でならないの。
ウチの周囲は街灯が少なくて、地域の役員さんたちが危険個所のデータを取って、警察と市役所にかけあって、やっと1本、街灯を増やしたばかり。

そんな中、暗闇を… というのは、複雑なキモチ。
治安の良い街なら、賛成なのだけど。
適度な暗闇は、人を美しく見せるけれど。



2004年06月17日(木) 「顔」

子供のことって、親はわかっているつもりでいて
あんまりわかってないんだよね…
何か事件があると、すぐにそれが問題になるけれど
会話を十分にしているつもりでいても
子供が抱えてることの半分も、ホントはわかっていないんじゃないかなって思う。

大人がいくつもの顔を使い分けているように、子供もそうなんだよね。
学校での顔、友達と一緒に居る時の顔、家での顔――
みんなわかっていたいけれど。



2004年06月15日(火) 「イノセンス」

15日に「イノセンス」観てきたよ。
ずっと前から観たいと思っていたのに、風邪をひいたりして
なかなか行かれないうちに、5月で上映が終わっちゃったんだけど
「イノセンス」大好きな蒼い風さんがあちこち調べて下さって
すごーく穴場な映画館でまだ上映してることがわかったの。
この映画に縁があって良かった♪

ここまでアニメで描けるのかなって思ってしまうほど、
壮大なスケールで、とにかくすごかったよ!!!
圧倒されちゃったのは、BGMで流れる75人の合唱。
独特な東洋テイストの音楽は、「イノセンス」だから生きたと思う。
あの迫力に、もぅ全身鳥肌たっちゃった。
また考え込んだりする時に、ちょっと首をかしげたりするでしょ?
それをキャラクターたちが自然にやっているの。
そんな洋画風の細かなしぐさや描写が素晴らしくて、ひきこまれちゃう。

ところでアナタは、人形やロボットは好き?

わたしは一人っ子だったせいもあって、ひとり遊びは大好きで
その相手は人形だったの。
人に生き写しのジュモーや、リカちゃん人形たち。
お洋服を作ってあげたこともあった。
自分の心理状態で、悲しげな顔をしたり、楽しそうな顔をしたり
人形はさまざまな表情をしているように見えるんだよね。
いつも一緒にいた。

実は今でも人形は大好き。
おまけに機械やロボットも。
ウチにはコミュニケーション・ロボットもいるし、
パソコンも自分を表現するためには、大事なアイテム。
それじゃ何故、わたしはそういうものにこころ惹かれるんだろ。

≪人は何故自分の似姿を作ろうとするのか≫

「イノセンス」には、そんな疑問の答えが隠されているような気がした。
もっと何回も見たら、その答えのカケラを見つけられるかも知れない。

それから一番ぐっ…とくるのは、クライマックスの素子さんのセリフだった。
これが「本当の愛」なのかも知れないって思った。
どんな場所に居ても、どんな世界に居ても精神(こころ)は傍に居る――

わたしはアニメの「攻殻機動隊」は見ていたので、
なんとなく背景や下地はわかっていたのだけれど、
難しい言葉や、表現があったり、長いセリフがあったりして
1回見ただけで全部を理解するのは、無理かなっていう位 底が深いの。
セリフの巧みさ、掛け合いのうまさには、聞き入ってしまう。
映像にのまれているうちに、「イノセンス」が自分の内面と
シンクロしていることに気がついたの。
この映画を観るうちに、自分の中で気づいていない自分に辿りつけるような気がして、もっと探してみたくなった。
それって全然イヤな気持ちじゃないの。
自分の中へ旅をするような、そんなキモチ。

それから… 先日とても良いコトがあったってDiaryに書いたんだけど、
映画を観たアトに、そのラッキーなコトを楽しみに行って来たんだ(*^_^*)
ん〜 とてもほんわかで熱い気分♪

special thanks to Chiba san(h.NAOTO)
always special thanks to Aoi Kaze san




2004年06月13日(日) Happyなコト

ものすごく突然に

ものすごく嬉しくて、Happyな報せが舞い込んだ。

こんなことがあるなんて、夢のよう♪ っていうくらい。

詳しいことは、このweb diaryでは書けないけれど
「高橋直純くんに関係するコト」なんだ〜(*^_^*)

chimomoと狂喜乱舞な一日。



2004年06月12日(土) ほっ…と安心した日

12日はchimomoの高校の保護者会があった。
2年生になって初めて、保護者同志の懇談会を先生が設けて下さり
日頃の子供の様子や、ハードな勉強につまづいている悩みとか
親は子供に対して何がしてやれるのかとか
皆さんの意見を聞くことができて、わたし自身も子育てにつまづいていたから
気持ちが軽くなった。
みんな、同じようなことで悩み、試行錯誤しているんだなぁ って感じた。

chimomoが所属している室内楽部は、顧問の先生が偏屈で横暴で
こんなんでよく音楽を奏でることができるなぁ…って溜め息ついてしまうほど、
生徒との折り合いが悪い。
大体、音楽の先生じゃないのに、持論の音楽を押し付けようとするのね。
部活といっても、いつも顧問と生徒との喧嘩なの。
chimomoも大好きな音楽を否定され、おまけに彼女の音楽性を滅茶苦茶にされて、部活が大嫌いになってしまった。
クラスにも同じ部活の子が居るのだけれど、彼女は顧問と面と向かって喧嘩することができる。
でも内向的なchimomoは、争ってまで部活をやりたいとは思わない。
それで名前だけ残している状態で、宙ぶらりんになってる。
そのことで随分わたしもたしなめたりしたのだけれど、
彼女も一向に聞こうとしなくて。

だけど今回の懇談会で、部活のひどさがわかって
顧問と喧嘩しながらも続けている子も、ひどいストレスを抱えてて
部活の日は、身体中じんましんが出ちゃうくらい。
副顧問の先生が、部活のあり方と音楽性を巡って顧問とやりあったという話も聞けた。
結局、顧問の偏屈さに嫌気がさして、副顧問の先生もやめてしまった。
そんな中では、ナイーブなchimomoはやっていけないだろう。
だからわたしもこれ以上、彼女に部活を続けることは
言わないでおこうと思う。
いずれは彼女が決着をつけなくてはならないのだし。
何だか、ふっきれたような気がした。

また、遠方から2時間近くかけて通っている子がたくさんいて驚いた。
携帯電話なんて、持って居ない子も結構いる。
双子で両方ともこの高校を選び、一緒に通っていたり、
兄弟で通学している子もいる。
みんな今時の高校生にしては、一生懸命頑張っている子が多い。
そういう話をたくさん聞くことができて、不安も軽くなった。

担任の先生は、アイ●ルのCMで大人気の俳優・清水章吾さんにそっくりで
温和で話しやすく、chimomoは先生に恵まれてるな と安心した。

子供が何歳になっても、心配事はついてまわるけれど
でもこういう情報交換の場って、大切だなって切実に感じた。



2004年06月09日(水) 「キリストの涙」

今日は久しぶりに気温が下がって、東京は20℃♪
雨模様だけれど過ごしやすくて、思いっきり深呼吸しちゃった。
下がった気温も、しずみがちだったこころに、前を見る気持ちにさせてくれたよ。

ところで―――
わたしはあまりドラマを見ないんだけど、柴田恭平さんが出演している
「はみだし刑事」は好きで、シリーズの最初から見ちゃってるの。
(恭平さん演じる兵吾くん 好きなんだよね〜♪)
そこでワインの話が描かれていて、イタリアのワインと言うと
キリストの涙っていうのもあるって、兵吾くんが話してたんだよね。
ん〜〜〜(*^_^*) ウレシくなってしまった♪
このワインのこと、あまり知っている人 今まで見かけなかったし。

「キリストの涙」って、「ラクリマ・クリスティ」っていう銘柄のワインのことなの。
(イタリア語で「ラクリマ・クリスティ」が「キリストの涙」の意味なんだよ。)
そうそう。わたしも大好きなビジュアル系バンドと同じ名前。
わたしはバンドの「ラクリマ・クリスティ」が好きだったから
ヴォーカルのTAKAくんが、このワインのこと話してて知ったんだけど、
ちょっと辛めだけれど、美味しいんだよ〜♪ お値段もお手ごろだし。

そういえば最近、ワインを楽しんでないなぁ… って、ちょいと寂しくなっても
みたり。



2004年06月08日(火) まるで太陽のほくろみたい。

8日に起きた、金星が太陽の表面を通過するという天文ショー
見たかったなぁ〜。
130年ぶりなのだって。

金星の姿がくっきり見える時間には、東京はどんより曇っていて、
雲もとても厚くて、ちらっ★とも見えなくて。

夜のニュースでこの130年ぶりの宇宙の大イベントを伝えてくれたので
わくわくしながらTVを食い入るほど見ちゃった。
大きな燃える太陽に比べて、金星はとても小さくて
まるで「太陽のほくろ」みたいで、笑っちゃった。

星の営みは、太古の昔から続いていて、その時間の長さを思うと
わたしの生きている時間って、ほんのわずかなんだなぁ…。
ひどく凹んでいることも、いっぱい悩んでいることも、
全てあまりに小さなことのように、そんなふうに思えてきて、
こころの容量が少しだけ広がるような気がしたよ。
だから、わたしは天文が、月が、星たちが大好きなんだよね って
改めて実感したりして…。



2004年06月07日(月) 虹の真下

朝から湿度が高くて、雨が降ったりやんだり
そうかと思うと、いきなり真夏のような太陽がぴっかり。
一日中 まるで台風の日のような天候で、ぐったりしていたの。

その夕方、chimomoが「虹が出てる――っ!!」と慌てて帰ってきて、
わたしも急いで携帯電話を掴んで外に出てみたら…

わたしの家のほぼ真上に、低く半円を懸けるようにふんわりと
虹が懸かっていたんだよ。
もぅ10年近く虹を見てなかったら、とっても感動しちゃった。
昔から「虹は凶事の知らせ」などと、あまり良くないことの
象徴として言い伝えがいっぱい残っているけれど、
でも気象の条件がぴったり合わないと、見られないものだし、
わずかな時間で消えてしまうのだから、やっぱり貴重な現象だよね。

虹って、不思議だね。

すごく近いのに、絶対 虹の真下には行かれないの。
どんなに追いかけても、追いつけない。
追い越せない―――。

夕暮れの空に虹が溶け込むまで、chimomoと二人で眺めていたよ。
見たままの色は出なかったけれど、何とか写真におさめることができたので
2、3日中に「こころいろれんず」に載せようと思ってるんだ(*^_^*)



2004年06月05日(土) 悲劇

佐世保で起きた、小学6年生が同級生を殺してしまうという事件。
詳しいことがわかるまで、この「時折綴」に記すのは控えていたのだけど…。
日が経つにつれて、だんだん詳しいことが報道され始めたね。
加害者の女の子は、学校でいらつくことがあると
普段から持ち歩いていたカッターナイフをちらつかせ
気に入らない友人を脅していたというけれど、どの程度のものだったのか
そういう本当のことってわからないよね。
現場は凄惨な状況だったそうで、何度も同じ場所を切りつけ、
カッターの刃は終いには折れて床に落ちていたそうだ。
そして息絶えるまで、動かなくなるまで、じっと見ていたというから
普通じゃない精神状態であったことは確かだと思う。
加害者のコは、もともとそういうモノを秘めていたのか、それとも自分で自分を
追い込んだ結果なのか。

また愛読書が「バトルロワイアル」だったり、暴力的なものを好んでいた
という話だけど、そのことに親は本当に全く気がついていたのかな。
お小遣いでその本を買って読んでいたのかな。
それとも、親が読んで家に放っておいたのを読んで興味を持ったのかな。
いずれにしても子供の目に触れる所に、R指定の書物やDVDなどを
置いておいちゃいけないよね。
最も子供が何に興味を持ち、どんな本を読んでいるのか、ちゃんとアンテナを
高くして知っておかなくちゃならないよね。
「バトロワ」だって、原作はただ殺しあうだけのお話じゃないんだよね。
こういう事件があるたびに、ゲームやアニメ、漫画なんかが悪書だと
言われるけれど、作品の根底にある深い部分のものまで読み取れる力が、
足りてないことも問題なんじゃないのかな。
確かにスプラッタものとかは、ひどいけれどね。

ネット世界でのトラブルが動機に火をつけたんだね。
火種はもっと前にもあったんだろうけれど。
新聞には殺されたコも酷い言葉を使って、掲示板に書き込んでいたけれど、
それは敢えてここには書かないけれど、アバターとか無料HPとか… 
出てくるキーワードを見ているうちに、それってG???x系列のサイトみたいな
気がして。
最近低年齢化していて、ひどく荒れているって聞いていたし。
トラブルを訴えても、事務局って何もしない場所だし。
簡単に登録できるし、更新もオンラインでやるからなかなかPCにも
痕跡が残らないので、親が知ることは難しいかも知れないね。
そういういろんな「便利なこと」が、すべて悪い方へ動いてしまったのかも
知れない。

周囲の大人や学識者は、どうしてこんな事件がおきてしまったのか
首をひねっているけれど、わたしはいつかこんなことにならなければ良いけれど…
と、随分前から気になっていたの。
とうとう起きてしまった… そういう気持ち。

コミュニケーションは書き文字にたよる、ネットという特異な世界。
会って話すことができれば、表情や声のイントネーションで
微妙な気持ちの変化や、意思を伝えることができても、
ネットではそうはいかないものね。
わたしもネットに入って長いから、何度も悲しい思いをしたことあるの。
受け取り手の精神状態によって、言葉は鋭いナイフのようになって
相手の心に突き刺さることがあるでしょ?
掲示板でもチャットでも、それは同じこと。
そして言葉のトラブルは、年齢制限がないんだよね。
今度の事件は、たまたま加害者も被害者も、低年齢だったというだけのことかも
知れないんだよね。

学校でもPC教室でも、ネットエチケットやルール、マナーについては
ひとつも教えないでしょ?
だからブラウザの向こうには、心を持ち、血の通った人間がいるということに
気づかないんだよね。

ネットが悪いんじゃなくて、それを使う人の心が悪かったんだと―――
そう思ってしまう。
どんな便利な道具でも、それを使う人間の心が荒んでいたら、
ダメになってしまうでしょ。

それから小学6年生っていう年齢は、思春期の入り口。
急速に発達する身体にこころが追いついていかない。
そんな危うい年齢なんだよね。
この年代からすごく荒れ始めるコもいる。
目茶苦茶な酷い言葉なんかも、使ってみたくなる年齢で。

周囲には仲良さそうに見えても、実際は主従関係にあったり
イジメの構図ができあがってたりすることもある。
大人が考えているより、子供の世界はずっとシビアで深刻なんだよね。
chimomoも小6のとき、いろいろあったみたいだった。
昨日までの友達が、今日学校に行ったらすごい嫌なヤツになってた
そんなこともあったみたい。
クラスの友達の一人は急に荒れ始めて、授業中も勝手に外へ出て行くように
なっちゃったり、反抗的な態度をとるようになったり。
こんな時に、上手に子供の心にシンクロしてあげられたら
ぐっと成長できるんだろうね。

本当に今回の事件は、ひどく悲しいよね。
「会って謝りたい」そう話しているそうだけど、
彼女は相手が死んでしまったこと知っていて言ってるんだよね。
死んでしまったら、もう会えないのに…。

殺してしまったら、死んでしまったら
もう生き返ることはない。
もとにもどすことはできない。
命とはそれほど重いものなんだよね…。

この事件が教えているたくさんのコト よく見つめて考えて
子供とネットに向かい合って行かなくちゃならないと思う。



2004年06月04日(金) 増え続けるもの

長く一緒にいても

伝わらないこと いっぱいあるって思った。

わかってくれると思って言っても

何もわかってもらえないことも いっぱいあるって思った。

諦めてしまえばラクになるんだろうとわかっていても

割り切れないものばかり どんどん増えてしまう。



2004年06月03日(木) 球技大会最終日。

今日も朝からキレイな青空が広がっていた。
気温は高いんだけど、湿度が低くてカラッとしているから、
快適なんだよね。
先週とはもう大違い。生き返るキモチ。

chimomoの高校は、毎年3日間に渡って球技大会が開かれるの。
今日はその最終日。
chimomoたちのチームは、いよいよブロック優勝を賭けて戦うことに。
彼女のクラスの他の種目に出たコたちは、残念ながらみんな敗退しちゃって
すごい期待がかかってるから、彼女はめちゃめちゃプレッシャーを感じちゃって、
寝つきが悪かったみたい。
わたしも、かなり八つ当たりもされたし(^_^;)
無理もないよね。気持ちはとてもよくわかる。
でも勝負は時の運。負けたとしてもchimomoやチームメイトのせいじゃない。

結果は―――。

みごと ブロック優勝を成し遂げて、優勝決定戦へ進出!
クラスの男の子たちも全員 応援に駆けつけて盛り上がる中
頑張ったのだけど―――
善戦むなしく、敗れてしまったの。
でも全校の中での準優勝って、すごいよね!!
悔しい思いもいっぱいしたみたい。
対戦相手の3年生の意地悪にもあったみたい。
だけどそういうの全部、表彰式に出た時点でみんな流してしまえるよね。
担任の先生が、頑張った11人にお菓子とジュースをご馳走して下さったんだって。
流した汗とこぼした涙の分、大事な思い出ができたね♪
よかったね!

今日は何か美味しいもの、作ろうかな♪



2004年06月02日(水) 快晴の一日。

今までアーティストのFCに入ったのって、最愛の「MALICE MIZER」だけだったんだよね。
他にも好きなアーティストはいるのだけれど、FCに入るよりも、
CDを買って好きなだけ聴いていたいという方で―――。

でも高橋 直純くんのことについては、chimomoが心から大好きなアーティストで、
一緒にイベントに行くうちに、直くんの温かなハートに触れるたびに
だんだん惹かれていったんだよね。

chimomoは昨年のうちにFCにさっさと入会してて、わたしだけどうしようかな〜
なんて迷ってたりして。
それで彼女にFCの更新連絡が届いたので、手続きをするついでに
彼女はわたしの入会手続きまでやっちゃった。
chimomoが入った頃はまだ、会費を振り込むまで無期限の仮登録になって
FCのサイトも自由に見られていたんだって。
だけどだんだん仮登録のままでいる人が増えてきちゃって、期限をつけるようになったんだそうなの。
せっかくのFCの好意を、そういう形で利用するだけ利用して、
あとは知らんぷりなんて、そういう人が増えてしまったっていうのは悲しいね。
温かなハートを持っている直くんを好きな人なら、優しいハートの素敵なファンでありたいね。

明日、学校帰りのchimomoと待ち合わせて、振込みに行ってこようかな。

球技大会は、なんと3、4回戦と勝ち進み、明日はブロック決勝戦なんだって。
すごいねっ♪♪♪
このブロック優勝したら、いよいよ優勝決定戦だそう。
2試合連続はつらいけれど、明日も5時起きで朝練だけど、ガンバレ!
きっと充実した思い出がひとつ、できるよ。



2004年06月01日(火) 雨あがりの空がキレイだった。

昨夜から雨が降っていて、気温も割と低めな朝。
昨日がひどい湿気でムシムシして暑くてバテてたので、
ほっ…と一息つけた。
10時頃には雨もあがって、澄んだ青空のキレイな日になった。

今日は5月のイベントで予約した高橋直純くんの2ndアルバム
「INDICATE」を、秋葉原まで取りに行ってきたよ。
それにしても秋葉原って、種々雑多なものがごちゃごちゃと詰まった街だなぁ。
横道に入ると、ちょっとアブナイものまで売ってる(~_~;)

それでね、嬉しかったことがあって。
2日に発売になる「踊る大捜査線 MOVIE2」がモニターにいっぱい
映ってたんだよ〜。
青島くんがたくさん♪ うれしいなぁ♪
ずっと待ってたんだ〜〜。早く見たい…。

chimomoの高校では、5月31日から球技大会が始まった。
今日はその2日目なんだけど、午前中ずっと雨だったから、
今日の分は翌日へ順延。
ずっと朝練があって、一番早い日は6時の始発バスで出かけたり。
彼女もかなり疲労がたまっていて、気分も悪そうだったので
心配になってしまった。全クラス総当り戦なので、試合数も多いんだよね。
種目はいくつかあるんだけれど、彼女はドッヂボールに出ていて
順当に勝ち進んでる。
明日は3回戦、もし勝ったら4回戦にも出るのだそう。
ガンバレ!!

わたしも朝5時起きで、お弁当作り頑張ってるぞ。


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