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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2004年04月24日(土) 忘れられない一日

今日は秋葉原で、直くんのミニライヴ&握手会に行ってきたの。
学校帰りのchimomoと、蒼い風さんと待ち合わせて秋葉原へ。
朝からなんとなく そわそわしちゃって(^_^;)

会場に行くと、イベントで顔をあわせたことのある人がいっぱい。
直くんのファンって、こころのあったかな人が多いんだよ。
知らない人同志でも、何だか自然と話ができちゃうの。
それは直くん自身が、こころの温かな交流を大切にしているから。

いつも思うんだけど、直くんは小柄な身体の何処に、あんなパワーを秘めているんだろう。
楽しいトーク、全力で歌う姿、くったくのない笑顔。
引き込まれちゃうんだよね。

それでね、わたし、ものすごいサプライズなことがあったんだよ。
直くんのポスターが3枚貼ってあったんだけど、ジャンケンして勝った人にあげるねっていうことになってね。
その場でサインを入れてくれて。
わたし、ジャンケン弱いし、こういうのに勝った事なんて無いのね。
だけど直くんとジャンケンできるなんて、楽しいじゃない?
何だか嬉しくて、ジャンケン・ポイ!ってやったら勝ってしまって。
2回戦も、3回戦も、あれ? あれ?って思ってるうちに勝ち続けて
とうとうポスターをゲットしてしまったの♪
chimomoがすっごく喜んでね―。
離れて座っていたchimomoや、彼女の友達と手を振り合ったら
直くんが「こらこら。そこ 挨拶しない〜♪」なんてチャチャを入れてくれたりして、周りの人たちも爆笑しちゃったんだよ。
ポスターを受け取る時は、腰に手をあてて決めポーズを取って
『勝っちゃったんですけど』って言わなきゃあげないよ♪なんて言う直くんって、ホント、可愛いなって思ってしまった。

決めポーズ?
もぅ ばっちり キメてきましたとも!
直くんも一緒に。(^○^)

当日は300人くらい集まったようで、こんなにたくさん集まると
普通なら握手したら、はい 立ち止まらないで〜
はい 次の人〜 みたいな感じで、言葉も交わせないじゃない?
だけど直くんは違うんだよ。
一人ひとり、ちゃんと目を見て話をして、それも両手で握手してくれるの。
だから時間もかかっちゃうんだけど、イベント会場の人たちも
それを快くOKして下さるのは、直くんの人柄が自然とそうさせちゃうんだろうなって思うんだ。
直くんは、今までとっても苦労してきているから、ファンをすごく大切にしているし、スタッフの人たちともすごく良い関係を築いてる。
握手会の時間がオーバーしちゃったことだって、自分だけお高く留まってたりしないのね。
「ほんとにすみません」って、自分から挨拶してまわっちゃう。
素朴で一生懸命な姿に、きっとみんな はっ とさせられちゃうんだと思う。
わたしが直くんを好きになったのも、そういう姿からなんだよね。

目の不自由なかたもいらしてて、特別に横に椅子を用意してあって、(みんなは地べたに座ったんだけど)一番最初に握手してね。
そういう心配りが素晴らしいと思うの。
わたしも足が悪いから、そんな細かい優しさが嬉しいと思うの。

直くんは、わたしにとって「青空」なの。

忘れられない思い出ができた日になったよ―――。



2004年04月20日(火) 魂に響く歌

シンガーとしても、ますますチカラをつけて行く高橋直純クンの新曲がリリースされたよ♪
「Keep on Dancin'」マキシシングル。
カップリング曲は「PURE」と「還りの泉」。

わたしは新曲の「Keep on Dancin'」も楽しみだったんだけど、
「還りの泉」を、どの曲よりも心待ちにしていたの。
直くんの故郷は、東北なの。
それで東北出身のアーティストたちが集まって、「イーハトーヴ」というイメージCDを出したことがあるの。
直くんが提供したのが、この「還りの泉」なんだ。
その澄んだ水、青い空をイメージしながら、還る場所を探してる。
中に出てくる「キミ」には意味が3通りあって、大切な誰かであったり
遙かな故郷であったり、そして恋人であったり。
「和」を感じさせる優しい旋律が、こころに沁みこむ曲なの。
3月に昨年の夏ライヴDVDのお披露目と握手会に行った時
直くんが「還りの泉」を歌って下さったんだよね。
涙が自然と零れてしまって―――。
魂に響く歌って、この「還りの泉」のことを言うんだろうな。
眠る前に聴くと、こころが すーっと柔らかくなるの。

発売はホントは21日なんだけど、行きつけのCD Shopは1日前に受け取れるの。
着メロもすぐにゲットしちゃった。

それでね、このCDを予約した人はミニライヴ&握手会に参加できるの。
今からとても楽しみなんだ〜♪

今夜も直くんの「還りの泉」を聴きながら眠ろうと思ってる。



2004年04月19日(月) 漫画が山盛り

以前からずっと愛読していた漫画の新刊が、どっ とまとめて出て
本棚が既にいっぱいになって溢れているというのに、
買って来てしまった。

「フルーツバスケット」の新刊には、またまた泣かされてしまって。
この作品は、こころの奥のひだの 隠された部分をとてもよく描いてあって
コミカルなジャンルに入っているのだけど、こころにずっしり響くstoryなんだよね。
わたしは少年漫画がダイスキなんだけど、この作品だけは読み続けてる。
わたしは、屈折した子供だったし―――
この「フルーツバスケット」に登場するキャラクターたちに、
共通点がいっぱいあるから…。

それからやっと手に入れられた「最遊記 RELOAD」の3巻。
読みたかった〜。一賽舎の漫画って、なかなか並ばないんだもの。
「最遊記」は本編の時からずっと愛読していて、出版社が変わってからは
続きはもう読めないのかなぁ って思ってた。
作者の峰倉かずやさん自身も、身体を壊して休載していたし。

この作品も登場人物の誰もが、重いものを背負っていて
断ち切れずに苦しむんだけれど、主要キャラクターの4人は
底が無いくらい深い優しさと温かさを持っているの。
その優しさって、押し付けるような勝手なものじゃなく
上っ面だけのフェミニストでもない。
両腕を広げて抱き締めてくれるような、そんな大きな優しさなんだよね…。

彼らがそんなに優しいのは、過去にこころが引き裂かれて壊れてしまうほどの
傷を負って、その断ち切れないトラウマに苛まれているから…。
だから人のこころの痛みに寄り添うことができるのね。
そしてその繋がりがこころの深い部分で結ばれて行くっていう状況に、
胸が熱くなっちゃうんだよね。

3巻もとっても良かったよ。
改めてダイスキな三蔵さんって、月の光を表しているんだなぁって思った。
悟空ちゃんは、太陽の光だと思っているけれどね。
三蔵さんのお師匠さんの光明さんは、月の光の象徴だったから。
今回はその光明さんと、烏哭の関わりが描かれていて
これから先のstoryの伏線になっているような気がしたよ。
4巻が読めるのは、また随分先なんだろうなぁ…。
「最遊記」はダークなお話なので、軽い漫画の好きな人には
すすめられないんだけれど。

部屋の中に山盛りの漫画、何とかしなくちゃ(^_^;)と思いつつ、
新刊を楽しみにしちゃうんだよね―――。



2004年04月18日(日) 錬金術師と奇術師

17日に、毎春、公開されている「名探偵コナン」くんの映画を観て来たよ。
それも、公開初日に。

その映画の前に、某所で開かれている「鋼の錬金術師」のフェアに
うきうきして行って来ちゃった。
荒川弘先生の生原稿や、コスチュームが展示されているんだけど、
荒川先生って、原稿の断ち切り部分まで丁寧に描いていらして
画集にもその部分を載せて見せて下さってるんだよね。
錬成陣はトーンに削りを入れてから、ホワイトを重ねて描いてあって
わたしも絵を描くから、すごく勉強になっちゃう。
何時間でも見ていたかったりして(*^_^*)

それからね〜♪
等身大のアルがいるんだよ〜。(*^_^*)
アルの頭が天井すれすれ。とっても大きいの♪
これじゃエドが豆粒って言われるのは、仕方ないかも。なぁんて。
でもアルに逢えて、嬉しかったなぁ。

さて―――
今年のコナンくんの映画は、サブタイトルが「銀翼の奇術師」。
白い怪盗のキッドくんが主役のコナンくんを、くってしまうの。
「名探偵コナン」は、魅力的なキャラクターがいっぱいの作品だけれど
怪盗キッドはピカイチのキャラじゃないかな。
彼・黒羽快斗くんの素性を知ると、コナンくんが追いかけてる
あの黒の組織と関わってくるんじゃないかって、自然と思えて来ちゃうんだよね。

今作は、思わず吹き出してしまうユーモアや、ホロリとさせるシーン
はらはらどきどきの展開など、とても小気味良くて面白かった〜。
それに声をアテている声優さんたちも、森 功至さんや三木 眞一郎さんなど
ベテランが多くて、更にキャラクターの魅力が引き立っていたよ。
でも、もともと飛行機に乗るのが怖いわたし。
ますます怖くなってしまったかも―――。

映画は、オススメなんだけれど(^_^;)。



2004年04月16日(金) 裏側のキモチ

イラクの人質事件が起きてから、TVをずっと見ていたのだけれど
何かこころの奥にひっかかるモノがあって。

無事に3人とも解放されて良かったと思うし、人質にされていたかたのご家族は、やっと安心なさったと思う。

確かに自分の命を顧みないジャーナリストがいるから、戦場の悲惨さも、
人々の叫びも、わたしたちは居ながらにして知ることができる。
自己よりも苦しんでいる人が幸せになることを望むボランティアの活動は、
とても素晴らしいとも思う。
でも混沌としたイラクの、それも一番危険な場所へ行くことは
無謀だったんじゃないかな。
命の保障はないということ、わかっていらしたのかな。
言葉も堪能でないのに。

人質にされたかたのご家族は、きっと身を切りきざまれるくらい
辛い思いをされたに違いないと思う。
精神状態だって、荒れるのは当然だって思う。
でも署名を集めたり、声高に自衛隊の撤退を叫ぶ姿には
どうしても疑問を感じてしまったの。

自衛隊の人たちだって、人道支援に赴いているのに―――。

阪神・淡路大震災のときも、旅客機が墜落したときも、北国の豪雪の
雪かきも、自衛隊の人たちが活躍したんだよね。
そういうことは何一つ語られないで、感謝もされないで、
こういう時ばかり非難されて。

この人質事件の影で、戦地へ自衛隊の一員として家族を
恋人を送り出した人たちは、どう思ったのかな。
それを考えると、胸が痛くなっちゃった。

亡くなったわたしの叔父も、自衛官だったの…。

だからって自衛隊を庇護する発言をしているわけじゃないんだけどね。

新たに人質となった2人のヒトも、無事に解放されて
一刻も早く、イラクが平穏になることを祈り続けようと思う――。



2004年04月14日(水) 意外にローカル「24」

story展開がジェットコースターみたいに考えてもみない方向に
いきなり急展開しちゃうことで評判(?)の「24」。
ずっと深夜帯に放映されていたので、仕事しながら全部見てしまった。

役者さんも1話分の脚本しか貰っていないから、先のstoryを知らないから
迫真の演技ができるんだよね。
それが視聴者をハマらせる原因のひとつになっていると思うんだけど
storyとしては、よ〜〜く考えるといろいろ見えてきちゃう。
最後まで伏せてあった内通者は誰か とか。

先がだいたいわかった時点で、見るのやめようかなと思ったんだけど
それでもやっぱり結末が知りたかったので、最後まで見たんだよね。

あんな終わり方ってないよ〜… っていう結末で、ちょっとがっかり。
内通者を操っていた本当の黒幕って、誰だったのか
結局全部明かされていなかったし、それに―――
登場人物の誰も、幸せになったヒトがいないの。
誰も救われなかったんだよね…。

「24」について誰か書いているヒトがいないかなと思って、
Diaryを借りているサイトの新着日記を眺めていたんだけれど、
一人も居なかったよ。
放映されたのが深夜だったし、一部のヒトしか見てなかったのかも。

すごいハマっちゃうっていう評判だって聞いていたけれど―――
ん゛〜 意外とローカルだったのかも…。



2004年04月12日(月) ぷりぷり姫

高校2年生のスタートをきってすぐ、chimomoはテストに追いまくられて
オマケに今年は「先生運」が良くないらしく、好きだった英語も超ニガテな
スパルタ先生に当たってしまった。
毎日ぷりぷりしながら、帰ってくる。

特に英作文演習の先生が嫌味たらたらで、最悪だとかナントカ。
毎日ある小テストも、半分正解できてないと残り勉強だそう。
大好きな国語も、先生の教え方が下手すぎるとぷりぷり。

今までの国語の先生は、とっても教え方の上手な楽しい先生で
chimomoの個性や長所を伸ばして下さった。
それで彼女は、進路を音大から国文科へ と決めた。

chimomoの学校は、特に厳しい。
でもそれはわかっていて、それでもどうしても行きたいと思って
選んだ高校なのだから、しんどくてもふんばらないと…
っていうことは、彼女もよくわかっている様子。

嫌な先生を変えてくれなんていうことは言えないんだから、
どうしたらいいか っていう答えは見えているんだよね。
いっぱい勉強して、嫌味な先生を見返してやればいいんだから。

そんなわけで―――。
わたしは毎日、ぷりぷり姫の愚痴の雨あられにさらされている。

うん うんって聞いてやることも、母の仕事のひとつ。



2004年04月07日(水) ADSLモデムの故障顛末記

どんどん速いADSLプランが出てくるけれど、ウチはまだ1.5M。
ADSLが開始されてすぐの、一番遅いプランのまま。
重い音楽データや映画などをダウンロードするわけでもなく、
Home Pageの更新やヴァーチャルペットを飼うくらいのホントに趣味でしか
ネットを使わないので、1.5Mでもまだまだ充分。
それに今時1.5Mを使っている人も少なくなったから、割と速いのね。

ADSLにしてそろそろ2年目くらい。
3月の中旬頃から、不具合が起きるようになって気になっていたのだけど
それでも騙し騙し、何とか使っていたの。
それが4月に入ってすぐ、とうとう電源が入らなくなって故障してしまった。
NTTに問い合わせしてみたら、修理は出張費が¥3500もかかるんだって。
それに修理技術費に部品代などで、¥10000はくだらないよね。
(ウチはモデムを買い取りしているんだけど、レンタルでも同じみたい)
それで修理センターに直接モデムを持っていくことにしたのね。

そしたら―――。
ウチの近くにあった電話局は、以前は修理も扱ってくれてたのだけど
今では修理センターは、東京に二箇所しかなくなっているって聞いてびっくり。
幸い、そのうちの一箇所が遠くない距離にあったので
お花見しがてら、chimomoと一緒にでかけた。

駅から15分ほど、てくてく歩いて着いた先は…
イヤにひっそりしていて、入り口にはシャッターが降りていて。
貼り紙を読んでみたら「閉鎖しました」の文字!
うっそ〜〜。修理センターはココって聞いてきたのに…(@_@;)

携帯で電話してみたら、通用門を入ってインターフォンを押してって言われて
ちょっとだけ安心したけど、電話に関するいろいろな業務は
西新宿にある事務所に統合されて、地域の事業所は閉鎖になったのだそう。

インターフォンを押しても返事がないので、うろうろしていたら、
向かいの建物から出てきた事業所の人が、好意で鍵を開けて下さった。
ひっそりしていて人気が無くて、案内板の通り行ったら迷っちゃって
お掃除のかたに教えて頂いて、やっと辿り着いた。
案内板は修理受付センターとは逆方向を示してるんだもん。迷うよねぇ。
何で全然反対の方を示しているんだろ。
迷路というより、迷ったわたしたちは笑い話だね〜。

修理受付センターは、閉店した事務所みたいにダンボールが積み重なってたり、
隅っこの方は電気を消しているから、薄暗くてうら寂しい雰囲気なの。
閉鎖になる前は、もっとずっと活気があって明るいオフィスだったんだろうな。

技術屋さん風の人ばかりだったけど、モデムは中身の故障だと
専門の修理屋さんに出すことになるから、ここに持ち込んでも
すぐには治らないんだって。
早速、壊れたモデムを見て下さって電源が入らないとわかると
根本的な故障だから と、事務所の中にあった1.5Mモデムの在庫と
交換して下さった。
もぅこの1.5Mの需要はほとんど無いそうで、在庫があっても箪笥の肥やし。
持って行っていいよ と分けて下さったのね。
事務所の閉鎖や統合のこととか、世間話になって
「ウチもいろいろありましてねぇ」って、偉い感じの人が苦笑いしながら
話していた。
携帯電話やネットの急速な普及とかで、NTTも今は大変なんだね…。
携帯電話はわたしにとっても便利なもので、よく利用するけれど
家の電話は、実社会で仲良くしている人たちとわたしを繋ぐ
大事なラインなんだよね…。
複雑な気持ちになりながら、また広い事務所の中を迷って
ぐるぐる歩き回りながら外へでたら、もぅ陽が西空へ大きく傾ていた。

ネットに繋げられなかったのは、実際には4日間位なのだけど
随分長い間だったような気がする。
でも別に焦ったり、不安だったりすることもなく
逆にのんびりできたから、わたし そんなにネットに毒されてないな
しめしめ なんてニンマリしてしまった。

ただ繋げられない時に限って、更新したいことが出てきたりするけれど。

とりあえず、ネットに復帰した。



2004年04月03日(土) できごと

衝突してしまった。
20年近く生活を共にして来れば、いろいろ行き違いも増えてくる。
そんなことは当たり前。
でも、どうしても譲れないこととか、これだけは聞いてほしいこととか
そういうずっと我慢してきたことが、溢れてしまった。

でも――― わかってはもらえない。

話せないことの方が多すぎる。

友人にも話せないことが増え続ける。

ここに書けないことの方がありすぎる。

こころの中に溜めて、独りで考えて、答えを出すしかないんだろう…。

そしてやっぱり我慢を続けるしか、道は無いんだろう…。

悲しくて泣けてきた。
でも、涙を流すことに逃げて居たくない―――。

散り始めた満開の桜が、ざわざわ枝を鳴らしていた。
わたしのこころのざわめきと共鳴しているかのように。


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