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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2004年02月28日(土) 『ぼちぼち』がいいね。

まる3日間 寝込んじゃった―――。
もぅ なんにも食べられなくて、ぐったりしちゃって。

それでもやっとこさ なんとか回復しだして、
食事も少しずつ取れるようになって
チカラも集中力もだんだん戻ってきているカンジ。

あまり無理をしないで、ぼちぼちやっていこうかな… などと
考えているところです。



2004年02月15日(日) 追記:友チョコというもの

義理チョコから派生したものなんだろうけど、いつも仲良くしている友達に
バレンタインに感謝のキモチを… というのが「友チョコ」。
わたしも随分前から、学生時代からまだつきあいのある友達や
仲良しの伯母や伯父にチョコレートを贈ったりしてる。

ただちょっと心配なのは、友チョコをくれなかったから仲良くしてあげないとか
あのコにはあげて、わたしにはくれなかったとか、
そういうトラブルになったりしないのかな ということ。

chimomoは中学の時も、友達にチョコを作ってあげていたけれど
そんなトラブルは1度も起きたりしなかったのね。
今回高校に入って初めてのバレンタイン、新しくできた友達の間では
大丈夫なのか、またまた心配してしまったの。
心配性だとchimomoに笑われるけれど。

「そういうこと ない?」って聞いてみたら、chimomoは平気な顔で
「ぜーんぜん。そんなトラブルまったくないよ。みんな大人だもん」だって。

幸いのんびりしたクラスの雰囲気に恵まれているようで、
ただの取り越し苦労だった様子。

でも――― ただ本当に。
甘く優しいチョコレートが、そんなトラブルのタネにならないことを
願ってやまないのです。



2004年02月14日(土) 不器用と思いやりのなさは違うよね。

昨晩 遅くまで作っていたチョコ、ちゃんと渡せるかどうか心配でした。
今日は土曜日。
chimomoはいつもは遅くても15時までには帰って来るのに、
19時を回っても電話連絡1本もくれないままで。

そしたら19時半に「今バスに乗ったよ」というメールが届いて
ほっ… としました。
最近女子高生が巻き込まれる物騒な事件が続いているから心配で…。

合唱祭が近いので、放課後練習があって17時まで歌ってたそうで
そのあと部活に出た本命くんを昇降口で待ってて、チョコ渡したので
遅くなったそうでした。

だけどそのコったら奥手なのはわかるけど…
chimomoにはXmasプレゼントに手編みのマフラー貰ってるし
メールとかもいっぱい貰ってばかりだから、チョコまで貰うのは悪いから と
なかなか受け取ってくれなかったのですって。
Xmasの時もそうだったんだよね。

ん゛〜〜〜 chimomoにとって「悪い」のは、一生懸命作ったチョコを
受け取って貰えないことだってわかってないのね。

気の利いたこと言えなくたっていいんですよ。
ただ思いっきり照れて「ありがとう」だけで。
ヒトコトに思いがいっぱい詰まってるしネ。

そういう不器用さって、可愛いじゃない?

願わくば「え〜〜?ずっと待っててくれたの?」とか
「外真っ暗だし、一緒に帰ろうか?」とか
それくらい思い切って言ってほしいけれど。

いつの時代も女の子の心は、なかなか男の子にはわかって貰えないものかも
知れないね。(^_^;)

不器用なことと思いやりのなさは、同じじゃないよね。

友達にあげた「友チョコ」は、あまりに可愛かったし美味しかったらしいので
教室で大評判だったそうです。
市販かと思われたくらいですって。
トリュフもココアパウダー、パウダーシュガー、クランチナッツの3種類でコーティングして、
それをうまくわけて4コずつ行き渡るように小さなカゴに詰めて、
透明フィルムで包んで、友達ひとりひとりに色違いのサテンのリボンを結んだんです。
(カゴもリボンも小物入れに使って貰えるしネ)

chimomoも友チョコをいっぱい貰って来ました。
ブラウニーケーキやチョコクッキーやら、みんな手作りでなかなか美味しかったですよ。
予想外でプレゼントしてくれたコも居たようで、chimomoもちょっと意外だったみたいでした。
そのコにはホワイトデーに何か作ってあげるつもりでいるみたいです。

周囲の男の子たちが、ウマそ〜〜って眺めてたんだって。
ほしかっただろうなぁ…。

ホントにバレンタインデーは毎年大騒動です―――。



2004年02月13日(金) 甘い香り

いつもはバレンタインデーの2日前に、chimomoに手作りチョコレートの
いろんなアイテムを買うのに付き合わされてました。
その頃になると、ラッピングに使う袋や箱やリボンが可愛いものは
みんな売れちゃってて、どうしようか〜 なんて二人で随分悩んだりしてました。
だから今年は2週間前から、しっかり材料からアイテムまで揃えておいて
チョコ売り場のあのすごい混雑とは無縁でした(^^)

昨日は、chimomoは全国統一大学入試模試だったので
(まだ高校1年生なのに、高校の方針でカリキュラムに入ってるの〜(~_~;))
いつもよりは早く帰れたので、夕方からずっとチョコ作りに精を出してました。
昨年までは一緒にチョコを作っていたのに、今年は一人で作るから
手伝わなくて良いよと言われて、何だかがっかり―――。

それでも途中、生クリームがないとか、牛乳は低脂肪じゃチョコが固まらないから
普通の買って来てとか、都合よくわたしは使い走りにさせられてしまって。(苦笑)

「友チョコ」って知ってる?
仲良くしている友達にあげるチョコのことなの。
chimomoの周囲の友達はなかなか器用なコが多くて、
ケーキ作ったりクッキー作ったりしてくれるの。
それで彼女も昨夜は遅くまで頑張って、日頃の感謝を込めつつ
トリュフを ごろごろ 20コも作ってました。
肝心の本命くんのチョコは、生クリームと牛乳を入れた本格的生チョコです。

ラッピングはわたしが手伝ってやって、全部終わって時計を見たら、
午前1時を回ってて。
翌朝は合唱祭の朝練があって、6時起きなのに大丈夫なのかなぁ…。
毎年バレンタインデーは、いつも大騒ぎです。

chimomoの好きな男の子は、そういう感情にとてもニブイんです。
良く言えば、とても真面目でシャイ。
そればかりか、ウチのchimomoもすごくシャイで奥手。
だからちゃんと渡せるかどうか―――。
それに受け取ってくれるかどうか―――。

高校生というと、ほとんどのコが携帯持ってるでしょ?
彼は持って無いんだよね。
ときどき、ホントにたま〜に、パソコンからメール送ってくるみたいだけど
それもキータッチもあまり早くないから(情報の授業で確認済みだそう)
一字一字確認しながらだと思うのね。
だからきっと送るのが遅くなっちゃうし、たくさん送れないんでしょう。
でもわたしはそういう不器用さって結構スキ。

彼曰く、女の子とメールしたことないし、付き合ったことも無いのだそうで
だからどうしたら良いのかわからなくてモタモタしているうちに、
日数だけたっていっちゃうのでしょうね。
そんな男の子、こんな今の世の中じゃ珍しいかも知れないね。
「国宝級天然記念物 絶滅危惧種」だよね。
真面目なchimomoが好きになるタイプかもしれない(^○^)

そんなこと考えながらも、チョコレートの甘い香りに包まれてると
なんだか優しい気持ちになってくるから不思議ね。



2004年02月11日(水) 眼鏡を作ったよ。

前からずっと、黒板の字が見えなくなったとかブレるから乱視だぁ とか
chimomoがのたまうので、お休みを利用して眼科へ行ってきました。
いつも帰りが遅いし、土曜日も学校だからなかなか行く時間がなかったの。

何処の眼科にしようか 暫く悩んだけれど、駅前にあって
Home Pageも開いている比較的好印象の眼科に決めました。

初診って、どこの病院でもどきどきしちゃいますねぇ。
コワイ先生だったらどうしよう とか考えたりして―――
あは(^_^;)
こじんまりした眼科だったけれど、看護士さんも優しくて、
時間をかけてじっくり診てくれる若い先生で、なかなか雰囲気良かったです。

幸い乱視もなく、視力の低下は目の使い過ぎから来てるのだそうです。
成長期にどうしても子供は、目がだんだん悪くなってしまうことが
多いのだそうです。
「勉強の量も増えた?」って聞かれました。(^_^;)

確かに中学時代よりも、倍くらい勉強するようになったし、
PCもゲームも長くやっちゃうし、携帯メールもぷちぷちたくさんやってるし
目も悪くなるよねぇ(苦笑)

それで授業中だけ眼鏡をかけて、普段ははずして使うように
処方箋を書いて下さって、早速眼鏡屋さんへ。

わたしは「ゼノサーガ」の主人公のような、可愛い丸眼鏡を選びたくて
でもchimomoは実用的な眼鏡にしたくて、意見が衝突しちゃいました。
あはは… アホみたい???
だっていかにもガリ勉さんに見えるデザインはイヤなんだもの。
(わたしがかけるんじゃないのに)

店員さんがそんなやりとりを見て笑いながら出してきてくれたものの中に、
KENZOデザインの素敵な眼鏡がありました。
フレームは上だけで、優しいパールローズピンクで
ツルの部分に華奢なデザインがしてあって、なんとも優しいイメージなのです。
chimomoはひと目で気に入って、わたしも「これだっ★」って思って
決めちゃいました。
良いデザインって、やっぱりどんな人が見ても好印象を与えるものなんだなって
思いました。

できあがりは18日だそうです。
chimomoは待ち遠しくてたまらないのです(*^_^*)

蛇足―――。

眼鏡屋さんに、わたしが愛する「丸眼鏡」があったんですっ!
ぅぅっ ほ ほしい―――。

なんでって… 変装用に  じゃなくて、コスプレ用に  うそうそ。
ただ単にコレクションです(^○^)v



2004年02月10日(火) 一年って早いねぇ…。

今日10日は、chimomoの高校の入試日で、学校はお休み。
嬉しい連休になります。

昨日は放課後に入試の会場造りをするので、掃除が入念だったそう。
男の子は力仕事に借り出され、女の子たちは受験番号を机に貼ったり、
会場案内を廊下に貼り出したり。

作業をしながら、友達と昨年の今頃は大変だったよねぇ なんていう話をしてたそうです。
「受験番号は1114でイチバンイイヨってゴロが良かったから憶えてるんだ〜と言ったらね、先生や友達に大ウケしたよ」なんてchimomoが言ってました。(あはは)

ホント 1年って早いですねぇ。

昨年はどうしてもこのK高校以外行きたくないと意地を張って
よくケンカをしました。
K高校はいつのまにか人気の高校になってしまって、
そればかりか難関校になって、また今年も受験生が多く殺到したようです。
推薦はオール5じゃないと、採らなくなったそうです。
chimomoもよく受かったなぁ… と、今も思ったりして…。

でもなんでこのK高校、そんなに人気があるんだろう。
付属大学もない私立校なのに。
まぁ、進学校だから学ぶ環境はバツグンだし、厳しいし、
学校の方針も良い方だと思うし、先生も熱心だし。
それに施設も充実 とくれば、人気が出るのも無理ないかも。

だけど―――
ひょっとして… 制服がカッコイイことも理由だったり???
ちょっと ソレ、あるかも知れない(^_^;) なぁんて思ったり。

昨年のことに思いを馳せつつ、chimomoと二人、のんびり羽を伸ばしました。



2004年02月06日(金) ちょっとした心遣いが嬉しいとき

chimomoの高校の学食は、メニューがとても充実していて美味しいのです。
2時間目の休憩時間に学食でご飯食べても良いし、飲み物を買って
カフェテリアで飲んでも良いのです。もちろんアイスを食べても良いの。
メニューも豊富で、高校の名前のついた錦●ラーメンとか、たぬきうどんとか、
定番のカレーライス、ミートソーススパゲティやカルボナーラ、
定食もA、B、Cランチとあったり、メニューも「オバサンドセット」とか
ネーミングも楽しいの。
夏なんて冷やし3色うどんとか、冷麦とかあるんだよ〜〜〜。いいなぁ。

だけど学食は瞬く間に全部売り切れちゃって、喰いっぱぐれちゃう生徒のために、
チャーハンパックとかパンとかも学食の外で売り出されるのだけど、
それすらすぐに完売。
何故かというと、生徒の人数が多いせいもあるけれど、食べ盛りの男の子は
二人前は軽いから、一人でいっぱい買って行っちゃうかららしいの。
おまけに1年生は、上級生優先だからなかなか学食にありつけない。
実はわたしは高校からお弁当作りは解放されるかな?ってほくそ笑んでたのに
そんなわけで毎日せっせと、お弁当を作ることになってしまってて(^_^;)

だけどちょうどこの1週間というもの、その上級生が居ないのです!
3年生は受験で自宅学習だし、2年生はスキー合宿で居ない。
1年生の天下だっ!!というわけで、一度は学食のご飯を食べようと
chimomoはお友達と約束して、6日に意気揚々と学食へ♪

学園祭のときに、保護者も学食を食べられるようになっていて
楽しみにしていたのだけど、あまり好評すぎてすぐ売り切れに…(T_T)
食べたかったなぁ…って残念がっていたのを、chimomoが憶えていて
今日買った「おかずせっと(メニューも平仮名なの♪)」を少し残して
持って帰ってきてくれました。
「前は鶏カラアゲだったんだけどね、最近はハムカツになっちゃったんだ。」って
笑いながら、ポテトも少し添えて。
学食にも鳥インフルエンザの影響が出てるんでしょうね。

ソースがいっぱいかかってて、香ばしくてとっても美味しかったです。
これじゃ、あっというまに売り切れちゃうのもわかるなぁ…。
毎日こんな美味しい学食を作ってくださる方たちへの感謝の気持ちを感じつつ、chimomoのちょっとした心遣いを、とても嬉しく噛み締めました。

ほんわか幸せな気持ちになりました。



2004年02月03日(火) 哀れな鬼 〜ホントの鬼はダレ?〜

幼いとき、節分の日に豆を投げつけられて逃げ惑うだけの鬼を見て
「可哀想だから やめて」って、泣いてしまう子でした。
いろんな人から「変なコ」だって思われていました。
幼な心にも、豆をぶつけられ、退散する鬼が哀れで仕方なかったのです…。
本当の鬼は、別のところにいるって思えていたから。

「泣いた赤鬼」知っているでしょう?
あの昔話の中で、一番優しかったのはダレ?

「この豆が花を咲かせるとき、娘をやりましょう」と言って渡された
炒り豆を蒔いて、芽が出るのをひたすら待っていた素直すぎる鬼。
(炒った豆からは芽は決して出ないのです…)

好きなRPGゲームの「Oriental Blue〜青の天外〜」に登場する鬼は
虐げられ、滅ぶのを待つだけの種族になってしまっていて。

まだあります。
わたしの好きな漫画「遙かなる時空の中で」にも鬼は登場します。
重い病に苦しむ女性に心を寄せ、秘薬を与え、
自分が鬼であるがために遠くからその女性の幸せを見守っている
「鬼一族」のヒト。
それを「鬼」だから と迫害する人間のこころこそ「鬼」じゃないかと
思ってしまうのです。

TVのニュースを見れば、残忍な事件ばかりの今の世の中
鬼には本当の優しさが棲み、ヒトの方が「鬼」なんじゃないかって
思ってしまう…。

今日は節分。
自分の中に「鬼」が棲みついていないか 考えてみる日なのかも知れない
そんなことを感じました。

ホントの鬼は だぁれ?


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わたしの闇の月へ綴ったものです。
文章をところどころ変えようと思ったのですが
これも自分自身の本音。
敢えてこのまま記しました。



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