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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2004年01月25日(日) インフルエンザな一週間

こころと身体って、繋がっているね。
こころが弱くなったな… って感じていたら、しっかり娘・chimomoの
インフルエンザを貰ってしまった(~_~;)

chimomoは中学時代、無遅刻・無欠席・無早退で3年間頑張って
皆勤賞を貰った。
それがすごく嬉しかったらしくて、高校でも頑張るぞ〜 なんて
意気込んでいたんだけど、とうとう18日にダウンしてしまった。
「絶対休まない!」なんて言ってたけど、日曜日には熱が
39度7分にあがって、さすがにへろへろ〜〜〜 になってしまって。

私立校だから土曜日も授業がばっちりあるし、バスや電車を使って
登校するから、その間にインフルエンザにかかることも。
中学のようにはいかないね… なんてがっかりしてしまって。

月曜に病院へ。
赤ちゃんのときから診て下さっていた女医さんがいいと言い張るの。
近くの総合病院の先生は男性で、Hだから絶対イヤなんだって。
(わたしもイヤだ)
女医さんは小児科の先生だから、もう女子高生は診てくれないかもよって
言ったらしょんぼりしちゃって。
傷つきやすい年頃―――。
ここは母が機転を利かしてやらねば。(腕まくり)

早速電話をかけてみたら、小学生のときまで通っていたので
ちゃんと先生は覚えていて下さってね
OLさんも、お仕事持ってるお父さんも来るからどうぞって快く言って頂いて。
町のお医者さんって、いいよね。
こういう安心感があるものね。

chimomoはすぐにインフルエンザの検査をして貰えて、
A型って判定がでたので出席停止扱いになるから、まだ皆勤賞が狙えるって
すっかり元気になっちゃって。
3日間休んで4日目の22日は、高校の推薦試験日だったので
学校はお休みで1日助かっちゃった。

やれやれ―― と思ったら、とうとうわたしにインフルエンザが回ってきて
3日間寝込んじゃった。
くらくらしてきつかった〜〜。

東京は綺麗な青空のカラカラ天気。
こういうときはインフルエンザが流行るんだよね。
しばらく油断は禁物みたい。
ネットで夜更かしも、控えなきゃ(~_~;)



2004年01月18日(日) 距離

どんよりした雪雲と同じように、ずっしり重く落ち込んでしまった。
あまり愚痴は書きたくないのだけれど、少しつらくなった。

結婚して20年近くなるのだけれど、年を経ていくたびに
なんだかお互いの距離が遠くなっていくような気がする。

よく「結婚する前は、両方の目をしっかり開けて相手をよく見て選び
結婚してからは、片目をつぶりなさい」とかって言うでしょ。
欠点があるのはお互いさま。
わたしなんか欠点だらけ。
だからそんな小さなことをつつくつもりはないんだけど―――。

ただ、どうしてもわかってほしいことがある。

それを20年近く、ことあるごとにずっと話してきたのだけれど
やっぱりなんにもわかってくれてなくて、同じことを繰り返す。
片目をつぶるどころか、両目をつぶってもまだ足りないくらい …。

こころの距離って、こうして開いて行くものなのかな。

小さな雪の粒が舞った翌朝は、綺麗な青空だった。
でもわたしの雪雲は晴れないまま―――。



2004年01月16日(金) 「チョウさん」

警察関係の人が犯罪を犯したりすると、それがすぐニュースになるでしょ?
そのたびに、わたしは哀しくなるの。

「踊る大捜査線」を好きになったのは、このチョウさんとの
出逢いがあったから。

中学3年生の盛夏、受験対策ゼミに通っていたときのこと。
駅で帰りのバスを待っていたら、あまりの暑さに気分悪くなっちゃって。
しゃがみこんでいたら、駅前の派出所のおまわりさんが声をかけてくれたの。
貧血で意識が朦朧としてたわたしを、派出所に連れてってくれて
すごく良く看病してくださったの。
でも貧血が少しも回復しないので、救急車を呼んで下さって。
わたしが病院に行ったあとも、母に電話してくれて。

そのおまわりさんは、「チョウさん」と呼ばれていたんだ。

元気になって、母と一緒にお礼のご挨拶に行ったときも
すごく照れていらしてね、
「警察官として、当たり前のことをしたまでです」って言って。

高校に合格したときも、入学したあとも、同じ駅を使っていたから
何度も逢いに行ったのだけど、もぅチョウさんは他へ転属されていて。
転属先を聞いたのだけど、地方で逢いに行くことはできなくて。
お手紙を出そうか とか色々考えたのだけど、
やっぱり驚かせちゃうかな とか もぅ忘れちゃっただろうな
忘れられちゃってたら… どうしようかな とか余計なことばかりが気になって。
しょうがないよね。だって高校生になったばっかで、
多感な年代だったんだもん。

その派出所があった駅は、今のわたしの棲息域からはかなり遠くなってしまって
しょっちゅう利用することもできなくなってしまったけど、
それでも年に1、2回ほど、用事で通り過ぎたりするたびに思い出すの。
チョウさんが居たときのあの派出所のこと
その駅のこと―――。

あの頃、まだ若いおまわりさんだった「チョウさん」。
今はもぅ50代になっていらっしゃるのかな。
今のこんな時代、どんなふうに思っていらっしゃるだろう。
「踊る大捜査線」の青島くんのように、熱く頑張っていらしたらいいな。

そして もう一度「ありがとう」って言いたいな―――。



2004年01月15日(木) ほっ… と一息。

100点 満点だった〜。

chimomoが2学期に振るわなかった数学、冬休みに講習が開かれて、
この期間に勉強した内容を、3学期始まってすぐに試験があったの。
これを落としてしまうと、やばかったんだけど
何とか無事に良い点が取れて、やっと精神的に一息入れられそう。

それにしても―――
chimomoが通っている高校、勉強が大変すぎ… (@_@;)
進路の面接も細やかだし、成績が1教科でも不振になると
三者面談あるし(~_~;)ぁ゛ぅ…

3学期は、中間試験がないから1発勝負。
頑張ってちょうだいね、chimomo。



2004年01月13日(火) 温まる言葉を

web日記っていうものは、ダレカに語りかけるように書いても良いし
自分だけのために、自分の記録として書きとめて行っても良いし。
どんなふうに書いても自由だと思うけれど。
でもwebである以上、多かれ少なかれ人の目に触れるのは確か。

だから こころがほっ…と和む言葉が書かれていたり、
あったかくなるような優しさに溢れた言葉に出逢うと
とても嬉しくなるよね。

ニンゲンなんだから、生きているんだから、愚痴ったって良い。
哀しさを吐き出したくなることだって、あって良い。
弱音を並べたくなることだってあるね。

だけど、特定のダレカを罵ることだけはやめてほしいなって思うことがある…。
そういう日記は、見るだけで哀しくなっちゃう。
相手の人格をけなす言葉(う〜ん 例えば バカとかブスとか)を連ねていると、
やがてはそれがそのまま自分に跳ね返ってくるもの。
そういう言葉を連ねている人の心には、誰も寄り添わなくなってしまうし
Home Pageへの人の足も、自然と遠のいてしまうもの。
怒りにまかせて書きなぐるんじゃなくて、こころが落ち着いてから、
自分を見返るつもりで言葉を綴ったら良いと思う。

ダレカが見ている。
塞いでいる自分、寂しさに苦しんでいる自分、
どんな自分も見つめられているのだから。

わたしも温まる言葉を、穏やかに綴っていきたいな… と
そう思うの。



2004年01月09日(金) 手編みのマフラー

3日で1枚編み上げる なんてすごいでしょ?(ちょっと自慢げ)

最初の1枚目は、chimomoが彼女の好きな男の子のXmasプレゼントに
手編みのマフラーをあげたいというので、期限ぎりぎりだったし
編み物初心者の彼女じゃ間に合わないから、半分まで一晩で編み上げて
加勢してやったものなの。

2枚目は、心の拠り所にしている友人のために、3日間で編み上げて
Xmasプレゼントとして贈ったものなんだ。

そして3本目。
これは、真冬でもコートを着ないで学校に通っているchimomoのために
せっせと5日で編み上げたの。
彼女は嬉々として新学期早々から、首にまいて出かけて行ったよ。

1本目と2本目のマフラーは、大きなうねりのある糸だったので
ざっくざっくと編めて、3日で完成しちゃうほど速かったのだけど、
chimomoのは普通の毛糸を選んだので、ちょっと時間がかかったかな。

自分でデザインしたんだけど、可愛いんだよ(*^_^*)
グレィの制服にあうように、黒とチャコールグレィの毛糸を使って
半分は縞模様なしで、もう半分は縞々なの。
首に巻くと、対照的な模様が出て素敵なんだ〜。
彼女の友達、なんか言ってくれるかなぁ♪
なんてほくほくしているわたしなの(*^_^*)

今は市販のマフラーも手編みのような編み目で、安く売られてるけど
手編みには手編みの良さってあるよね。
ふっくらとした厚みといい、暖かさといい、不ぞろいな目といい(^_^;)

何より「あったか〜い」って、嬉しそうにしてくれる顔をみるのが
一番嬉しくなっちゃうし、心があったまるよね。
相手のことを考えながら、ひと目ひと目、大事に編むからかな。

残り毛糸で、帽子と手袋も 編もうかな(*^_^*)



2004年01月06日(火) 「うわばみ」のわたしが言うのも何だけど

お正月は結構たくさんお酒を飲んでしまって。(*^_^*)

お酒ダイスキ。
なんでも呑みます。

独身の頃は、朝まで呑んでても全然平気だったし、
呑めや歌えやの大騒ぎしてて、つぶれてダウンなんてことも
二日酔いになったことも、どうやって家に帰ったかわからない
なんてことも、全然なかったんだよ。
相当お酒には強いらしい。

「うわばみ」だとか、「ざる」だとか、みんなによく言われたもんで。
だけど悪酔いもしなかったのは、美味しく楽しいお酒しか飲まなかったから。
つきあい酒は、さっさと1次会で切り上げて帰るし、
酒クセの悪い人とは呑まないし。

chimomoが授かってからは、お酒が呑めなくなってめっきり弱くなったなぁ。
それでもお正月は友達が来たりして、やっぱり呑むことが多くて。
(神社のお神酒も頂いたし(*^_^*))

まだお正月気分が抜けないけれど、そろそろお酒も生活ペースも
もとへ戻さないといけないかな。

今日は、ダンナの誕生日。
彼は昨晩、つきあいで呑んで来て、また御前様。
今日はお偉いさんとのつきあいだから早く帰るよなんて言ってて
その通り早く帰ってきたことなんて、1年のうち2回くらい。
まったくねぇ… 男の人って、どうしてこうなんでしょ。

わたしも「うわばみ」だから、つきあい酒も、親しい友達との楽しいお酒も
どちらもかかせないことはわかってはいるけれど、chimomoの高校の行事やら
進路のことやら、またわたしの相談事やら、そういうのよりも
飲み会優先にするのだけは、ちょっとイヤなキモチがするかな…。
毎度 毎度 御前様なのも、身体こわす前に考え直してほしいのに
まったく他人事だしね。
彼のお父さんも肝硬変で亡くなっているので、とても心配なんだけどね。

だけど、結婚してもうそろそろ20年。
もぅ あきらめたわ。
「早く帰ってきてね」なんて言っても効き目はないって。



2004年01月04日(日) 初詣は幽玄の刻に

初詣というと、元旦の それも陽のあるうちに行ってくるっていう人が
ほとんどだよね。

わたしは小さい時から、お正月3日に近くの神社に初詣に行っていたの。
元旦は親戚が訪ねて来たりして、夜遅くまでお酒呑んでたし、
神社は混むしね。

そんな習慣があって、結婚してからもずっと3日に出かけてた。
一昨年、たまたま夕暮れ時に初詣に行ったら、灯篭に火が入っていて、
その綺麗さに魅せられてしまって。

それからは神社に初詣に行くなら、夕刻が好きになっちゃった。

陽が落ちる頃、灯篭に火が灯されると、暗闇がゆらゆらと浮かび上がり
闇と光がステキに調和するの。
とても美しくて、言葉もなく ただその場にじっとしてしまう。

それは「幽玄の世界」。
灯篭の灯りは遙か彼方の刻を、思い起こさせるような気がするの。

今年もまた、その美しい刻を見たくて、行って来たよ。
この神社には、不思議な縁があるんだ。
(或るRPGゲームにもこの神社 登場するの。)
わたしが生まれた時も、chimomoが生まれた時も初宮参りは
この神社だったの。
結婚したときも、神主さんがこの神社から来て下さって。
縁は、今もずっと続いてるんだ。

今年は、chimomoが前厄なので、お払いをしてもらったの。
厄年は体調の変化があるばかりだけじゃなくて、怖いくらいツイてたり
周囲の人に大きな影響を与えたり といろいろだから
災厄のないように と厄払いして貰うんだよね。
とても厳かで、こころが静まる思いがするんだ。

ところで―――
申年の人って、多いのかな?
今年に限って、毎年たくさんある破魔矢が全部売り切れてて
可愛い銀杏の葉の形をした鈴のついているお守りも、根付も
みんな売り切れだったの。

それから毎年お正月の三が日は、お神酒をただで振舞ってくださるのだけど
今年は心づけを置くようになってて―――。

神社も不況なのかな??
などと、お神酒を頂きながら考えてしまった〜。
(^o^;)あは

今年はもう少し穏やかな年であってほしいね…。



2004年01月03日(土) 初詣は幽玄の刻に

初詣というと、元旦の それも陽のあるうちに行ってくるっていう人が
ほとんどだよね。

わたしは小さい時から、お正月3日に近くの神社に初詣に行っていたの。
元旦は親戚が訪ねて来たりして、夜遅くまでお酒呑んでたし、
神社は混むしね。

そんな習慣があって、結婚してからもずっと3日に出かけてた。
一昨年、たまたま夕暮れ時に初詣に行ったら、灯篭に火が入っていて、
その綺麗さに魅せられてしまって。

それからは神社に初詣に行くなら、夕刻が好きになっちゃった。

陽が落ちる頃、灯篭に火が灯されると、暗闇がゆらゆらと浮かび上がり
闇と光がステキに調和するの。
とても美しくて、言葉もなく ただその場にじっとしてしまう。

それは「幽玄の世界」。
灯篭の灯りは遙か彼方の刻を、思い起こさせるような気がするの。

今年もまた、その美しい刻を見たくて、行って来たよ。
この神社には、不思議な縁があるんだ。
(或るRPGゲームにもこの神社 登場するの。)
わたしが生まれた時も、chimomoが生まれた時も初宮参りは
この神社だったの。
結婚したときも、神主さんがこの神社から来て下さって。
縁は、今もずっと続いてるんだ。

今年は、chimomoが前厄なので、お払いをしてもらったの。
厄年は体調の変化があるばかりだけじゃなくて、怖いくらいツイてたり
周囲の人に大きな影響を与えたり といろいろだから
災厄のないように と厄払いして貰うんだよね。
とても厳かで、こころが静まる思いがするんだ。

ところで―――
申年の人って、多いのかな?
今年に限って、毎年たくさんある破魔矢が全部売り切れてて
可愛い銀杏の葉の形をした鈴のついているお守りも、根付も
みんな売り切れだったの。

それから毎年お正月の三が日は、お神酒をただで振舞ってくださるのだけど
今年は心づけを置くようになってて―――。

神社も不況なのかな??
などと、お神酒を頂きながら考えてしまった〜。
(^o^;)あは

今年はもう少し穏やかな年であってほしいね…。



2004年01月01日(木) 迎春〜サイト開設2周年〜

新しい年が来た。

昨年は心身ともにしんどい年だったなぁ…。
chimomoの高校受験、卒業、入学―――。
そしてわたしが足を怪我してしまったことや…。

ネットの世界でもいろんな衝突を経験したり、高い壁を感じて
疎外感を味わったり… いろいろと気の沈む思いをした。

いっぱい悩んで、いっぱい心を砕いて。
何度も落ち込んでは、後ろ向きになってしまって。

だけど、そんな中にいても、温かいメッセージに出逢って力を分けて頂いたり
自分にとって何が大切なのか、どうすることが一番良いのか
考える時間が持てたと思う。

1月1日に、サイトを開いて2周年を迎えた。
ひっそりした場所だけれど、ここまで続けてこれたのは
この場所に言葉を置いていって下さった皆さんが居てくださったから。

心をこめて、感謝の気持ちを綴りたいと思うのです。
「本当にありがとうございます。」

どうぞ今年もまた、よろしくお願いします(__)


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