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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2002年12月27日(金) 気の緩み

あまり好きでないXmasも終わり、街に静けさが戻ってきた。
学校も休みになり、毎日のお弁当作りから解放されて
ほっ… と気が緩んでしまった。
その途端に風邪を引いたのか、おなかは痛むし、喉はひりひり
ぐったりしてしまった。
そういえば毎年 年末は寝込んでたりするかも(^_^;)

一年の疲れがどっと出る頃。
やらなくてはいけないことは山になって、気は急くばかりだけれど
鬼が笑ってもいいから、ちょっとのんびりしちゃおうかな。



2002年12月19日(木) Xmasイルミネーション

久しぶりに新宿へ出かけた。
南口にあるXmasイルミネーションがとても綺麗なので
それを娘に見せてやりたくて、道案内に友人を誘った。

雨がぱらついたけれど、青いライトで飾られた橋
アーチ状に作られている さまざまな光の中を歩いて
日常を忘れてきた。
煌びやか過ぎるイルミネーションは好きじゃないから、
闇の中 仄かに光る儚げな灯りに心を惹かれる。

実はウチの前の住宅に、ラ○ホテルのような飾りつけをしてる家があって
いまいち閉口してしまってるの。
ごちゃごちゃ光ものをただ飾っても、少しも綺麗じゃないよね。
そういうセンスも磨いてほしいなぁ… って思っちゃう。

それで、新宿までイルミネーションを見に行ったの。
そこ、とっても素敵なんだよ。
お正月過ぎまで点灯しているそうだから、東京に住んでいる方は
ぜひ行ってみては?

それから――
もとMALICE MIZERのmanaさまがデザインした
ブラックゴシックのお洋服のお店「モア・メーム・モワティエ」も
訪ねることができた(*^_^*)

ゴスロリ調の洋服が並ぶ一角に、蒼いバラをアーチに巡らせた
そこだけ浮かび上がるような漆黒の空間があって
ディスプレイも洋服のデザインも、それはもう美しい… のひとこと。
ためいき…

10年ぶり位の新宿は、懐かしさもいっぱい。
相変わらず社会の縮図のような街だけれど、素敵な場所も増えている。



2002年12月18日(水) 大切なものってなんだろうね。

深夜に再放送されていたミステリードラマ「Quiz」
人の心の裏側を描いたストーリーが、どんな結末を迎えるのか
興味があって見守っていたのだけれど…

残念ながら、まったく期待はずれだった。

『くいずです あなたのたいせつなもの なーんだ』
犯人からの謎かけのメールで始まる事件の結末は、
闇を抱え苦しむ主人公を、ただの物分りの良い大人にしてしまっただけで
真犯人の真に意図した事件の内容にまで触れることなく
中途半端で終わってしまった。

大切な存在=子供からせがまれたら、たとえ仮面夫婦であっても
家族ごっこをするのが「真のしあわせ」なんだろうか。
外食したり、食べきれない量の料理を注文して残すことも、
また たとえ嘘であっても、絵に描いたような家族像が
「しあわせ」というものなんだろうか。

わたしは答えが何処か他にあるような気がしてしまった。

子供が居なくても、しあわせに暮らしている素敵なご夫婦を知っている。
離婚しても、いきいきと頑張って暮らしている人を知っている。
親が離婚しても、その意味を理解し、チカラになって
支えてあげている子を知っている。
闇を抱えていても、賢明に生きている友達を知っている。

そういうことは――
彼らは「しあわせである」とは言えないのだろうか。

大切なものは、きっと人それぞれいっぱいあるものだと思う。
でもその中の「本当に大切なもの」って、いったい何だろうね。



2002年12月13日(金) とりあえず ひと安心

12日の三者面談も、たった10分で終わってしまって
拍子抜けしてしまった。
なんとか志望校を推薦扱いで受験できることになって
担任の先生も他を受けることはしなくて大丈夫と仰るし
とりあえず ひと安心だけれど――。

いろいろ心配して他の高校を見に行ったり、喧嘩したりしていたのは
なんだったんだろうっていうくらい、肩の力が抜けた。
それでもやっぱりほんとに大丈夫なんだろうか…。
都立の願書だけは、出しておいた方がいいかな。

とりあえず落ち着いて、のんびりゲームしてたりする娘を見ていると、
なんだか本当にこれで大丈夫なの?って言いたくなってしまう。
休息も必要なんだけれどね。

やっぱり親は心配だけしかしてやれることないなぁ。



2002年12月11日(水) 灯台下暗し

娘の50パーセント合格の知らせをとても喜んで、
友人が近くまで遊びに来てくれた。

娘も一緒に、簡単だけどレストランで「とりあえずおめでとう」の
祝杯をあげた。

帰り道に寄ったゲームショップで、「ゼルダの伝説〜風のタクト〜」を
デモプレイして遊んでしまった。
娘も気がつかなかった謎解きをして「へへへ〜〜♪」なんて
得意がっていたわたしに、周りに居て眺めていた子供たちが
羨ましそうな視線をおくっている。
子供と一緒にゲームを楽しむママって、少ないのかな。

この新作ゼル伝を予約すると、「裏ゼルダ」というおまけがついてくる。
密かに開発されていた未公開ゼルダとか、ファンなら
飛びついちゃうほどのシロモノ。
これが何処のゲームショップにもなく、「ゼル伝」を予約することも
諦めていたのだけど、なんと!ココにあったのだ!(^○^)

早速予約を入れて、ほくほくしてしまった。
「灯台下暗し」とは、ほんとにこういうことを言うんだろうな。

遅くなって帰る道、上弦へ向かって膨らむ氷った三日月が
西の夜空に大きく懸かっていて、素晴らしく美しかった。

(12/10 tue 2002)




2002年12月10日(火) 舞いこんだ朗報

東京では12月の積雪は11年ぶりで、更に大雪は15年ぶりだそうだ。
ここは郊外で、都心よりも少し気温が低いからか、15cmも積もった。
雪かきや屋根の雪下ろしに、半日かかってしまったけれど、
一面の銀世界を写真に撮ったり、ミニ雪ダルマを作ったりして
結構楽しんでしまった。

東京の雪は水分が多くて重いから、すっかり筋肉痛になってしまって
ばったり☆へばっていた午後、娘と一緒にココアを飲んで
のんびりしていたら、電話が鳴った。
娘の担任の先生だった。

諦めきっていた第一志望の高校に、推薦扱いで受験できることが
決まったという朗報だった。
推薦枠がかなり厳しく、娘はぎりぎりのラインだったので
一般入試を受けることにはなったけれど、それでも
3年間無遅刻・無欠席・無早退の皆勤であることや、
検定を3種類持っていることなど、いろいろな優遇措置を頂いて
行きたい高校を受験できることになった。

レベルの高い難関校だけれど、娘にはどうしても行きたい目的がある。
入学してからついて行かれるか、親としては不安があるのだけれど
目的があるから頑張れるんじゃないかな とも思う。
何の目的もなく高校生活を送るよりは、頑張ったという充実感とか
達成感とかの残る3年間になるかも知れない。

この50パーセントの合格は、彼女の普段の頑張りからくるもの。
あとは自分の学力でゲットしなくちゃね。

でもとりあえずは、諦めていた願いが半分叶ったのだもの。
ちょっとだけ祝杯をあげても―― いいよね。
(^-^)/▽☆▽\(^O^)

(12/9 mon 2002)




2002年12月09日(月) 12月の初雪

深夜にふっ と目が覚めて、耳をすました。
外の音がとても静か――。

こういう夜って、雪が降るんだよね…
予報でも雪がちらつくかもって言ってたし
なんて思いながら窓の外を見てみたら…

雪が降ってる!

夜の闇の中、真っ白な雪がふわふわ落ちてくる。
雪の白さっていいな…。

ここは東京だけど郊外だから、都心よりは気温が少しだけ低いので
雨が雪にかわったんだろうな…。

12月の初雪。
外に出て、雪の匂いをいっぱい吸い込んできた。



2002年12月08日(日) 喧嘩ばかり…

12日の三者面談までに、最終的な進路を決めておかなきゃならないので、
娘といろいろ話し合うのだけど、結局最後には喧嘩になってしまう。
あ゛〜 胃が痛いなぁ…。

第一志望はかなりレベルの高い難関校で、2学期の内申で
無理かどうか判断されてしまう。
彼女はその高校へ、とっても行きたいと思っているのだけれど…
ちょっと無理そうな気配。

成績で個人を判断されるのは、やっぱり悲しいなぁ…。

ちょっと遠いけれど、娘の実力で悠々入れそうな高校を見つけた。
特進コースでも◎なところだ。
(あ゛でもわたしは教育ママじゃありませんのコトよ。)
学校見学にも行ってみたら、結構良さそうな雰囲気。
射程圏内に入れておこう。

でも塾長さんってば、第一志望はもう無理だとか
あっさり冷たく言っておきながら、そこの高校の話をしたら、
そこまで急に落とさなくていいんじゃない? だって。

不景気の上に、子供の数が減少しているから、受験生は金の卵。
レベルを落としちゃうと、塾へ通う回数も減っちゃうから慌ててるんだろうね。
なんだか内部事情見えてしまって、ちょっと嫌な気分。

娘は、そんな大人の思惑を見て、どんな気持ちがしただろう…。



2002年12月07日(土) 師走の音

他の月ではそんなこと感じないのに…

師走12月は気忙しいことが多いから、なんだかばたばたと
急ぎ足で駆け去ってゆくような、そんな音まで聞こえてきそう。

11月の終わりごろから、もうXmasの飾りつけが始まり
なんでそんなに急ぐんだろう って
急かされてるみたいで嫌なキモチがしてた。
もうちょっと ゆっくりだっていいじゃない。

Xmasって好き?

わたしはXmasには、悲しい思い出が多くて好きじゃない。


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