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「槞梛俚庵(るなりあむ)


時折綴

2002年11月29日(金) こころのほころび

前の日も飲み会で午前4時
次の日も飲み会で、帰ってきたのは午前7時。

いえいえ わたしではなくて、飲み会の日はいつも帰宅が
明け方になるウチのダンナのこと。

いくらなんでも連日となると、もう若くないんだし
身体のことが心配になる。
週に1日の≪休肝日≫も無理矢理作ろうとしたけれど、
1週間と続いたためしがない。

「いくらなんでも7時ってのは、滅茶苦茶よくないんじゃない?
 もう少し早く帰るくらいのことは考えてほしいんだけど」と話しても
何処吹く風。
たしなめると「つきあいだ」と、臍を曲げ忠告も聞かない。

男なら「つきあい」なら何時になってもいいんだろうか。
心配して待っている人がいても、気にしないで遊んでいて
それで許されるんだろうか。
わたしが(女が)同じことをしたら、ひどく怒るのにね。
まだ1度も朝帰りなんてやったことないから、
今度やってみようかしら。

交代制の仕事のダンナのために、いつも家に居なくちゃならない。
今まで子供も小さかったし、安心して預けられる母親ももう居ない。
だから友達と一泊の旅行にも、出かけたことも無い。

18年も夫婦やってると――
こころに綻びもでてくるね…。

わたしって何んだろう… なんて
自分の存在理由とか存在価値とか、考え込んでしまった。



2002年11月24日(日) 買い替え時

とうとう冷蔵庫が冷えなくなってしまって、買い換えた。
電化製品って大体同じ頃に買っているから、壊れるときも
同じだったりして、買い替え時が重なるのはしんどいね。

10年動き続けてくれた冷蔵庫に「ありがとう」と伝えて送り出した。

新しい冷蔵庫は、自動で氷を作る。
氷ができると、一番下にある冷凍庫へ落ちてくる。
2時間に1度くらい「がらんがらん」と音がする。
それが面白くて、娘が覗きに行く。

今の冷蔵庫ってすごいんだね。
電気代もずっと安いし、フロンガス対策をしていたり…。
だけど昔の電化製品って、丈夫だったような気がするの。
長持ちするもの、多かったものね。

それにしても「冷たいものが飲める」ってありがたいなぁって実感した。

新しい冷蔵庫とは、何年一緒に居られるかな…。



2002年11月20日(水) 流れ星は雲の上

今年の獅子座流星群を見逃すと、次に再会できるのは
30〜36年後だそう…。
もぅ逢えないかもしれない。

だから楽しみにしていたのだけれど、残念ながら厚い雲に覆われて
全然見ることができなかった。

19日の明け方に2個だけでも見られたのは、とても幸運だったって
思わなくちゃいけないよね。

目を閉じれば、昨年の雨のように降り注いだ流れ星たちを思い出せる。

宇宙の大きな営みは、心の容量も広げるような
そんな気がするから、流星たちに逢いたかった。



2002年11月19日(火) 見えた?流れ星☆彡

今日、未明の獅子座流星群が見たくて起きていた。
昨年の流星群は、それはもう雨のように降りそそいで
本当に綺麗だったから。

3時半頃、厚着をして外に出ると、少し雲が出てきていて
これじゃ無理かなぁ… と思っていた。
それでも2個ほど、暗いけれど、流れる星を見ることができた。
4時半にはもう雲が厚くなってきて、西に傾く十四夜の月も
全然見えなくなってしまった。
諦めて家に入って、熱いコーヒーを飲みながら、流星群のネット中継の
サイトを見てみたけれど、やっぱり雲が厚く、星が流れるのを
キャッチできにくいみたいだった。

2個だけでも見られたんだもの、幸運を感謝しなくちゃね(*^_^*)

今夜も23時には降るという予想だけれど、どうかな〜。



2002年11月18日(月) 獅子座流星群

また今年も獅子座流星群が夜空を舞う。
予報では――

東の方角
  明日 午前3時〜6時
  明日 午後23時〜25時

お天気はまずまず。
でも昨年は場所によっては、1時間に1000個近く流れたけれど
今年は1時間に20個程度ということなので、雨みたいに降るようには
見えたりはしないと思う。
昨年は本当に凄かったもの。

でも疲れた心をリフレッシュするには、最高の星の祭典だ。



2002年11月17日(日) 落ち葉の布団

急に冬が来たような冷たい日が続く。
わたしは冬が大好きで、寒いのはなんともない。
冬の凛とした大気が、心地よいから。
冷たい空気を深く吸い込むと、胸の奥まで冷たさが染み渡る。
「生きてる…」
そう感じる。

急に厳しくなった冷え込みで、紅葉が加速した。
わたしの家の周囲にある、たくさんの木々も急いで色をつけ始め
今は赤や黄の落ち葉が絨毯のように、歩道を埋め尽くしている。
かさかさ… と、落ち葉を踏みしめて歩くのが嬉しい。
楽しい。
木々の優しいにおいがする。

家の前が公園なので、たくさんの落ち葉を集めて、
木の根元にかけておいたりするのだけれど、
ここの地区の自治体が、お掃除の人を頼み、或る日突然
そっくり消えてなくなっていることがある。
むき出しのアスファルトを見て、とても寂しくなる。
落ち葉たちは大きな袋にまとめられて、ゴミ集積場に積まれて…。

落ち葉は、木々や冬越しをする虫たちの温かいお布団。
せめて少し残してやるわけにはいかないのかな…。

娘が小さいときは、よく近所の子供たちやママさんたちと
ヤキイモをして楽しんだ。
けれど、みんな大きくなったり、引っ越して行ったりして
それもやらなくなった。

美味しく焼けるまで、みんなで温かい橙色の火に
かじかんだ手をあてて、楽しい話をいっぱいした。
あのときの橙色の可愛い手を、思い出したりする。

幼い頃、学校から帰ってくる途中に、近所のおばちゃんが焚き火をしていて
 「おかえり。寒かったでしょ? 少しあたっていったら?」
よく声をかけてくれたっけ。

無用の長物としてしか見られない落ち葉

せめて写真に美しく残しておいてあげよう…。



2002年11月16日(土) どたばた一週間

今週は土曜日まで学校があった。(@_@;)
授業参観と公開授業があるため、土曜までお弁当が要る。
「6日間びっちり お弁当」は結構きつかったりして。

火曜日には三者面談があったし、冷蔵庫は調子悪くなるし
(やっとなんとか動いているけれど、いつ止まるか心配(-_-;))
どたばたと一週間を過ごした。

娘の中学時代最後の授業参観になるんじゃないかな。
そんなふうに思いながら、ゆっくり子供たちの様子を楽しんできた。

担任の先生の理科も見てきたのだけれど、今 天体の勉強をしていて
「火星」のビデオを見ていた。
わたしは天文が大好きなので、プラネタリウムにいるようで
楽しんでしまった。

楽しめたのはそれだけではなくて、授業中に居眠りしてるコがいたり、
参観日とは言え、普段通りの顔が見られて笑ってしまった。
受験期だから、どうしてもぴりぴりしてしまう中で
ちょっとした楽しい光景だった。

娘が小学2年生のときから大好きだった男の子と、なかなか同じクラスに
なれなかったのが、今年やっと同じクラスになれ、そしてやっと二学期に
隣の席になれた。
幼馴染みだから、お互いの気持ちはよく知っているのに、
なんとなくくすぐったい思いをしながら、思春期ということもあって
照れが先に出て、なかなかお話もできないようだけれど。
そういうの見ていて、いいなぁ♪って(*^_^*)
純情って新鮮だね。

彼のお母さんと仲良くしているので、進路のことなど話してみたけれど
彼は都立に進むようだ。3人兄弟の末っ子だし――。
中学は身近な友達と、本当に別れなくてはならない
大きな分岐点だ。

自分の中学時代を思い出したりしながら、週末の授業参観を
楽しんだ。



2002年11月13日(水) リフレッシュ

冷蔵庫が壊れたみたい。

いきなり冷えなくなってしまった。
もしかして冷気の噴出し口を塞いじゃってたかな?

アイスクリームがとろとろに溶けてしまうし
冷食もふにゃっ となっちゃうし
(-_-;)

よしっ(ーー;) 冷蔵庫の中を、大掃除しよう。
それで翌朝まで様子を見て、冷えなかったら買い替えることにするかな…。

娘がまだ小さなときに買った冷蔵庫。
もう10年以上ずっと働き詰めだったものね。
人も電化製品も同じことだね。

何処かでリフレッシュしてあげないと、壊れちゃう。

泣き面に蜂
弱り目にたたり目

滅茶苦茶凹んでるときに、良くないことは重なるもの。
冷蔵庫をぴかぴかにしたら、気持ちもすっきりするかな。

わたしもリフレッシュ 必要みたい。



2002年11月12日(火) Home Pageから「言葉」を発信することはズルイことなの?

メールを始めて日がたっていない人に、
とっても凹むことを言われてしまった。

くわしく書くと、そのネット初心者の人を非難してしまうことになるから
このネット上では詳細は書かないけれど…。

これはキツかった…。
「自分の生きている存在をアピールしたいんだろう。
 HPとはそういうものだ。」とか
「自分は家族という安全なシェルターの中からHPを使って
一方通行の多数コミュニケーションをして、心の深淵は
決して見せないのだろう」とか、そんなふうに言われた。

最後に極めつけの一言。
「それはずるい」のだって。

(T_T)

わたしは広く浅く付き合える人を探しているわけでも
自分の存在をアピールしたいわけでもないのに。
そんな目的でHPは作っていない。
それはHPの作りを見たら、感じ取っては貰えないものなんだろうか。

ただ、本当の自分を探したいから――
ただ、自分自身を見つめ直したいから――
そしてほっ…とできる心の居場所がほしかったから――

だからこの場所にこうして居場所を作っているだけなのに。

とっても悲しくなった。
冬の雨より、冷たい言葉だった。



2002年11月09日(土) 風邪

1週間前から、なんとなくお腹がしくしくと痛くて
胃腸薬飲んでも治らないし、おかしいなぁ… と思っていたら――

今日になっていきなり くしゃみ ハナミズで無茶苦茶しんどくなって
娘から貰った風邪だとわかった。

それでもメールのお返事も溜まってしまっていたので
目をうるうるさせながらも、3通ほど書き上げて送った。
日頃のご無沙汰をお詫びしながら。

どうも筆不精でいけない。
ついメールの間隔が開いてしまう。
毎日っていう位、間隔を詰めてメールを送ってほしいと
言われてしまうと困ってしまう。
メールって、やっぱり書けないことの方が多いから――。

風邪のせいかな…
なんだかキモチがしずんじゃった。
もうちょっと体調がよくなってから、ゆっくり考えようかな。



2002年11月06日(水) 歌声響いて

6日に合唱コンクールがあった。
娘たちのクラスは、運動会もみんな惜しいところで
賞状を逃していたから、この合唱コンクールには
すごくチカラを入れていた。
朝は早くから、放課後はとっぷり日が暮れるまで
一生懸命練習していた。
娘に忘れ物を届けに学校まで行ったときも、校舎から
歌声が流れてきて、なんとも優しい気持ちになった。

いいなぁ… こういうの。

合唱コンクール当日、プログラムに入る前に、
課題曲を3年生全員で歌った
その響きは、本当に素晴らしかった。
ついこの前、真新しい制服に身を包んで入学したと思ったのに
もう3年生――。
胸が熱くなって、うるうるしてしまった。
「成長」って、素晴らしい…。

どのクラスもとても上手で、評価をつけるのはもったいないくらい。
でも娘たちのクラスはやっぱりまた賞を逃してしまった。
だけど4クラスのうち、一番ハーモニーが良かったのは
キミたちのクラスだったよ。

自由曲の知名度負けしてしまったみたい。
オーソドックスな合唱曲じゃ、久石譲さんの曲には
かないようがないかも――。
課題曲と自由曲とに分けて評価して貰いたかったと思う。

だけど大事なことは、賞を取ることじゃないよね。
とても雰囲気の和やかなクラスにぴったりの
ステキなハーモニーだったんだもん。
みんなで声を合わせて歌ったってことが、何よりも
一番大切なこと。

歌声は、心まで響いて届いたよ。



2002年11月05日(火) どきどきオークション

よく雑誌に「応募者全員プレゼント」っていう付録がついてくるでしょ?
○月号と○月号を買って、応募券を貼って代金を添えて
申し込むっていう――
明らかに雑誌を買ってねん♪っていうのが伝わってくるような。

娘が今ハマっている「遙かなる時空の中で」が連載されている
「LaLa」という雑誌に、その企画があると彼女が知ったのは、
もう12月号が発売になっていた頃。
その応募者全員プレゼントというのは、八葉の麗しい殿方たちの
オリジナルCD(それも2種類もあるんだよ〜(^_^;))だった。

ところが11月号がないと、それがもらえないとわかって、
娘はひどくかっがりしてしまって。
それにCDを2種類ゲットしようと思ったら、雑誌が4冊分
いることになるわけで。
自分でもあちこちの本屋さんを回って探してみたらしいけれど
何処にも在庫はなかった様子。
あまりモノを欲しがらない子なのだけれど、このCDだけは
余程ほしかったのだろう。

放っておこうかな… とも思ったけれど、
あんまりがっかりした姿を見ていたら、何とかできるものなら
やってみるか… という気になった。
週3回の塾も休まず通って、一生懸命毎日頑張っているし。

そごでいろいろネットで調べて、オークションで探すのが
一番確実という情報を得て、早速Yahooオークションにアクセスしてみた。
そしたら!やった!みつけた♪
応募券1口分の出品がたくさん。

初めて参加するので、いろいろわからないことばかり。
ヘルプ画面を開いたまま、悩みまくってやっと登録。
そして入札。

オークションが終わる期限まで、もうどきどき。
何度もメールチェックしたりして。(^_^;)
(落札の知らせはメールで届くの。)

ほんと、ラッキー♪だった。
見事、2件とも落札できて、出品された相手の方も
とっても親切で、気持ちの良い取引をさせて頂いた。
品物も丁寧に梱包されていて、良い出会いができた。
元気のなかった娘に、「ほ〜〜ら。これ な〜んだっ♪」って
目の前で広げて見せたら、もう大喜びで狂喜乱舞。
「へへっ♪ママを見直したでしょぉ。」
普段はボケてばかりで、「わたしがいないとダメなんだから」って
娘に言われてばかりの30点ママだけれどね。

最初は住所や名前を相手に伝えなければならないこととか、
現金の取引のこととか、いろんな不安がいっぱいだったけれど
高額取引ではないので(¥1000くらいでした)その点は
大丈夫かな… なんて思ってもいたり。

どきどきの初めてのオークションだったけれど、
相手のかたにも恵まれ、無事に終えることができて…
そして引っ込み思案な自分に、ちょっとしたきっかけが生まれた。



2002年11月04日(月) 小春日和

晩秋の暖かく過ごしやすい日を「小春日和」というのだそうだ。

先週から娘は、6日にある合唱コンクールのために、
朝は早くから、放課後はとっぷり日が暮れるまで
一生懸命練習していて、すっかり風邪をひいてしまったようだ。
それでも3年間の皆勤賞がかかっているので、学校は休まず
塾も休まず頑張っていて、3連休は文字通りの休日になってしまった。

月曜日はそんなうららかな小春日和で、娘の風邪も大分よくなり
デジカメを持って、一緒に近所を散歩しに出かけた。

暑い日が長かったせいか、秋の終わりというのに、
今年はいつもの年より花がいっぱい咲いているような、
そんな気がする。

名残の花たちに誘われて、紋白蝶や黄蝶、ヤマシジミが
いっぱい舞っていた。
この蝶たちはいつまで生きられるんだろう…。

葉の上でじっとしているてんとう虫も見つけた。
てんとう虫は冬越しをするというから、その準備の途中で
あまりの暖かさに這い出てきたのかも知れない。

朝晩の冷え込みが急に強くなってきたので、東京の紅葉は、
大分進み始めた。
わたしの家の周辺はとても木々が多いので、紅葉狩りに
遠出する必要もないほどだ。

なかなか良い写真も撮れたので、「フォトリアム」にアップするのが
楽しみになった。



2002年11月03日(日) 霜月のはじまり と 追悼

霜月がはじまった。
秋の夜長は、読書がすすむ(*^_^*)

「炎のゴブレット」を2回も読んでしまった。
今回は1巻〜3巻までに引かれた伏線がみごとに繋がっていて
わからなかった謎もいくつか解けたんだけれど、
尚更深まった謎もあって、気になった部分もいっぱいでてきて
また読みふけってしまった。

読めば読むほどダンブルドア校長先生がステキに思えるし
スネイプ先生が、なんだかとてもかっこよく思えてくるし
大好きなシリウス・ブラックが無事でいてほしいと思うし
ハリーくんがステキな男の子に成長していて惚れちゃうし

1年先が待ち遠しくてたまらない(*^_^*)

けれど――
10月28日に、ダンブルドア役を演じていたリチャード・ハリスさんが
亡くなったそうだ。
11月23日に公開される「秘密の部屋」のロケのあと
体調を崩して入院し、そのまま永眠された。

流れるような銀の髪、つややかな長いあごひげ
そして半月メガネのダンブルドア校長先生
物語の中ではとても重要なキャラクタだ。
映画ではサンタクロースのようなイメージになってしまって
ちょっと残念だったけれど、威厳があって、それでいて
温かな優しさと包容力が溢れていて素敵だった。

ダンブルドア校長先生は年とっているけれど、
決して老人ではなく、
全身からオーラを発する偉大な魔法使いだから
演技力のある名優でないと――。

だから監督さんは、ハリスさん以外にダンブルドア役は
考えられなって話していらしたけれど、ハリスさんも名優で
いらっしゃるけれど、わたしはもっと茶目っ気のある、
眼のきらきらっ★とした おじぃちゃんがいいなぁ… とも思う。

4巻を読みながら、静かに追悼の夜を過ごそうと思う。



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