2003年09月12日(金)

こぼれ落ちるもの



季節が巡り巡るほど

僕の中から　こぼれ落ちていく物


　　　　　自由

　　　　　愛

　　　　　光


雨音が途切れても

僕の中はいつまでたっても雨

この広い世界　大地に

僕の芽が出る事は二度と無い


...

2003年09月11日(木)

僕は



　　　　　「誰にも振り回されない」


そう決めたんだ

聞く耳もてど今までのように

簡単に信じる心などもっちゃいない

持ちたくもない


そう決めたんだ

今度こそ


それでも僕は　きっと


弱いな


...

2003年09月10日(水)

清らかに



清らかなままでいたかった

美しいもの　可愛いもの　小さな感動

そんな僕は　いつのまにか消えてしまった

汚れてる

落ちていく

壊れていく

涙も流せなくなった僕


ならば


せめてもの救いとして

死を迎える時には

それらを感じる心でありたい


...

2003年09月07日(日)

僕の死体



僕の死体は誰が見つけるんだろう

僕の死体はおきざりのまま

僕は・・・

やっぱり独りのままか

僕が死んでも僕の知り合いは

別れの時に現れないと宣言した

僕には分からなくもない

僕自身がそうだから

事実を事実として受け入れないから

僕は・・・

僕の死体は誰にも見られる事ないようにしようと

心に決めている


...

2003年09月06日(土)

何もしらなかったころ



海外ドラマで流れた曲・・・


　　　　　幼い日を思い出す

　　　　　生きるだけで満足だった

　　　　　明日の事はまるで見えず

　　　　　悲しみさえも知らなかった


大人になるって残酷だな


...

2003年09月02日(火)

中身の無い僕



何ヶ月ぶりかで一人カラオケ

僕は今思えば　何かあるとカラオケに籠もっているようだ

何曲　歌っただろう

気がつけば同じ曲を何度も歌っていた

そして　それは・・・

全て今亡き人を失った時に

まだ流れる事の出来た涙と共に

一人聴いた曲だった

感情なんて無かった

いや・・・無意識のうちにあったからこそ

それらの曲を歌っていたのだろうか

何を歌ってもなんの感情もわかずに終わった

僕の中身は一体どこに　いったのだろう


...

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