森の民シリーズを書いてて、なんとなく、SF的裏設定をどんどん考えてしまいました。

この人たち、自分たちで『自分たちは本当は大きな一つの命の一部だ』みたいなことを言ってるけど、これは単なる信仰とか思想とか哲学とかじゃなく、たぶん、本当にそうなんじゃないかとか……。

この森は菌糸類みたいなもので、地下で全部一つに繋がっていて、＜森の民＞は、その同じ根っこから生えるキノコみたいなものなんじゃないかと。
胞子を飛ばすための、生殖用の器官。
あるいは本人たちが例えている通り、一本の木に咲く別々の花。それも、自家受粉用の雄花と雌花。
あるいは、同じ花の中の雄しべと雌しべ。
だから実を結ぶとすぐに枯れてしまうのです。

で、生殖用の器官である他に、森という一つの巨大な生命体のセルフメンテナンスのための器官も兼ねてると思います。
森が、どの木を切るとか、どこにセレタを移動させるかとかをなんらかの形で指示して、森の維持管理をさせてるんじゃないかと。
森自体にははっきりした意識はないけど、そういうことを本能的にやって、自分を維持しているんじゃないかと。

でもって、この、森型巨大生命体は、もしかすると、宇宙から飛来したんじゃないでしょうか？
この惑星のこの地域は、もともと、＜荒地の民＞が住んでる地域のような荒地で、そこに、宇宙から飛来した巨大生物が一体住み着いて、すごく深いところまで管みたいなものを挿し込んで地表に身体を固定すると同時に地下水を汲み上げて生命活動を繰り広げているんじゃないかと……。
いわば、惑星の寄生虫？

でも、この寄生虫は、増えないし、ある程度以上大きくもならないし、地下水は汲み上げるけど、空気を浄化したり、吸い上げた水分を空中に放出することで周辺の気候を和らげたり、動植物のすみかになったりして、周辺の環境に益をもたらして共存共栄しているんじゃないかと。

＜森の民＞シリーズは、ファンタジーと銘打っていますが、実はSFだったのです！（笑）

……というのを、あれこれ考えてました(^^ゞ

話は変わって、拍手くださった方、ありがとうございます！
９周年お祝いコメント下さった方、ありがとうございます！

『＜森の民＞の物語４・夏告げ鳥の頃』アップしました。
＜森の民＞シリーズの、短いエピローグです。
これで『＜森の民＞の物語』シリーズ、そして連作短編集『森と荒地の物語』完結です。
それ自体はどうってことない短いポエムみたいなものだし、何も起こらない地味〜な話だけど、シリーズの完結編だと思えば、それなりにサイト９周年の記念更新に相応しい……と言えなくもない、ですよね！
少なくとも、記念日当日に更新しただけでも、ここ数年としてはマシなほうです(^^ゞ
今、過去日記を調べてみたら、一昨年なんか、記念日当日は、パソコン壊れてネット落ち中でしたもん……(^^;)

というわけで、おかげさまでサイト９周年です。
『おかげさまで』というのは決まり文句ではありますが、この場合、この言葉には、単なる決まり文句を超えた心からの実感がこもってます。
しょっちゅう日記などに書いてることだけど、私、小説自体は誰も読む人がいなくても細々と書き続けてただろうと思いますが（でも、今よりもっと細々だったと思うけど）、これまでサイトを続けてきたのは、少数だろうとなんだろうとサイトに来てくれて作品を読んでくれる人がいて、たまには反応をくれる人もいたおかげだと思うのです。
なので、本気で言ってます。
このサイトが９年間続いてこれたのは、来てくれる方、読んでくれる方、反応くれる方、みなさまのおかげです！　ありがとうございます。
今後も引き続きこんな感じの、のんびりマイペースな楽隠居サイトの予定ですが、まだまだ続けていくつもりですので、もしよかったら、これからもよろしくおねがいしますm(__)m
こちらの活動ペース的に考えて、読む方も、一年に一度でものぞきに来てくだされば十分だと思いますので……(^^;)

これも前々から何度も書いていることですが、うちのサイトは、初期の、更新がそれなりに早かった頃から、『月に一度来てくれる方はみんな常連さん』という方針でやってきました。
頻繁に来られない人でも全部の更新が簡単に追えるように、トップページの更新履歴は、更新が早かった頃でも常に最低一ヶ月分、更新ペースが落ちてからは三ヶ月分くらいは残し、それ以前の更新履歴もサイト開設以来ずっと残して、トップページの更新履歴の下からリンクして、ワンクリックで見られるようにしてあります。
期間限定アップは基本的にやらず、一度アップしたものは、まず下げません。
エイプリルフールページでさえ、跡地を残して更新履歴から飛べるようにしてあります。
期間限定の企画をやったことはありますが（キリバン御礼企画とかアンケートとか）、その場合は、終わったあとも企画ページを残しておいて、後から来た人もその全貌を眺められるようにしておきます。
『イルファーラン観光ツアー』なんか、未だに、参加者募集ページまで（もちろん募集終了を明記して）残してあります(^^ゞ
もしかして、当時の参加者のみなさん、未だに自分の名前が晒されてて恥ずかしいとか思ってないかなあ。ちょっと心配。
それ以前に、何しろ昔のものなので、もうネットにいない人も多いですが。

これらすべて、『忙しかったりで頻繁には通えない人も、気が向いたときにときどき来ればいつも常連気分でいられるサイト』を目指してのことです。
まめに通ってないと置いてかれちゃうサイトじゃなく、いつでも時間があるときにふらっと立ち寄れば、お久しぶりでも常連気分で落ち着けるようなサイトでいたかったのです。
ひさしぶりで顔を出しても昨日も来たみたいに迎えてくれて、いつもの席に座ればいつものメニューが出てくる馴染みの喫茶店みたいな。

そして、こちらの更新頻度が下がるにつれて、『月に一度来てくれる人は常連さん』は『三〜四ヶ月に一度来てくれる人は〜』な感じになり、『半年に一度〜』になり、今では、私としては『年に一度来てくれる人は上得意様』な気分です。
来てくれてる人のほうも、そう感じてくれているとうれしいなと思います。

最近では、更新が少ないので当然とはいえ、サイトに反応を貰うこともめっきり減りましたが（そんな中で、拍手やコメントくださる方、ありがとうございます！）、きっと、私が姿を見てないだけで、今でもそういう『年に一度の常連さん』――しかも、その中には、たぶん、このサイトが活発だった頃から長く通ってくださってる方も――が、ちらりほらりと立ち寄り続けてくれていると信じています。
言葉を交わしたことはなくても、名前は知らなくても、私の心の中では、親しい常連さんです。

そんな姿なき常連のみなさん、うちのサイトは、これからも、年に一度どころか、たぶん二年に一度でも常連気分でいられる（つまり、一年ぶりに来てもたいして変化のない(^^ゞ）のんびりサイトとして続いていく予定ですので、そして、ジオシティがサービス停止とか大幅値上げでもしない限り（笑）この場所で続ける予定ですので、どうぞ、これからも、気が向いたときにふらりと立ち寄ってくださいね。
さらに気が向いたら、何か一言、声をかけてくれると（『実は常連』カミングアウトとか）、とっても嬉しいですｖ
そうすれば、その瞬間から、『姿なき常連さん』から『目に見える常連さん』に、さらに捨てハンでも記名してくれれば『名前のある常連さん』に大変身です！（笑）

もちろん、今日初めて来た人も、最近ここを知って今日で数回目という人も、嬉しい、ありがたいお客様です。
もしサイトが気に入ったら、ブックマークに入れて、一年後くらいにまた来てみてくださいね。
『いつも変わらずに同じ場所にある』という以外に大したとりえもない隠居サイトですが、ブックマークに入れてくれた瞬間から、あなたも常連さんですから。

先日からの予告通り、女子高生異世界召喚図書館を改装しました。
トップイラスト掲載の他に、行間が狭くて読みにくいというご意見があったので、ちょっと行間開けてみました。

イラストは、先日自慢した通り、滞空サーキットのだもさんに依頼したものです。
だもさんは小説の表紙作りますという受注サイトもやっていますが、こちらは基本的に写真やテクスチャベースのデザインで、イラストは受け付けていなくて、これは別口で個人的に描いていただいたものです。
可愛いイラストが飾れて幸せです！

前に回答した『創作キャラがたくさんいる人向け』バトンで、回答する時に忘れてたことを急に思い出しました。
『キャラの中に小悪党はいるか』という質問に、自キャラの中で心当たりが思い浮かばなかったので『小悪党も大悪党も、悪人自体が出てこない気がする』と答えたのですが、そういば、いたよ、悪党……。

それは、雪子さん（竜のおかあさん）の浮気相手(^^;)
こいつはほんとに小悪党……。
悪いヤツなのは確かにしても、おおげさに『悪党』と呼ぶに相応しいほどだいそれた大物でもない、ただの、下らない、しょうもない、女たらしのセコい小悪党です。
名前は付いてないし、背景設定も特に無いけど、イルファーランでは回想シーンでセリフもあり、画面に大きく全身が写っていて、顔アップもあって、テレビや映画だったら、ちゃんとスタッフロールに役者名が出るレベルだろうから、一応、『キャラ』といえるんじゃないかと……。

……だから何って感じですが、急に思い出したので(^^ゞ

ところで、もうすぐ、28日にサイト9周年です。
これといって企画も何もないけど、一応、更新だけはしようと思います。
特に記念更新というほどのものじゃなく、実態は単なる通常更新だけど、記念日に何も更新しないよりはマシかなあと思って。
というわけで、当日にのっぴきならない急用さえ入らなければ、『森の民の物語』の完結編をアップする予定です。
ほとんどポエムみたいな、短いエピローグです。

近々、女子高生異世界召喚図書館を改装予定です。
トップイラストが入ります。
知り合いに依頼して描いてもらったんですが、超可愛いです！
近日中にアップしますので、お楽しみに！

イラスト、昔から欲しかったんですよ。
元はと言えば、ランダム縦型バナー用にイラストが欲しいと思ったのが発端で。
女子高生異世界召喚図書館の宣伝用縦バナー、それまでも２パターンほど作ってランダムバナーに投稿してたんですが、どっちも、わりと暗めの感じでした。
一つは、空の写真に『ここでないどこかへ』というコピー入り。
一つは、知り合いからの『イルファーラン物語』への頂き物イラスト（セーラー服メガネっ娘バージョンの里菜と異世界ファッションの里菜が向きあってる）を使わせてもらって、『見知らぬ世界、見知らぬ、私』というコピー入り。
（コピーはちょっとエヴァンゲリオン風に？途中で改行してみたりして(^^ゞ）
で、どっちも、なんとなく、わりとしんみりした寂しげな雰囲気。

なので、ここらでひとつ、今度はおもいっきり元気な感じのが欲しいなあと思って、セーラー服の女の子が大剣構えたアニメ風イラストに『異世界、デビュー！』というコピーという構図を構想したんです。
でも、自分でイラストを描けないから、どう調達しようか考えてるうちに、ランダム縦バナー自体が運営休止状態になってしまって、そのままになってました。

で、このたび運良く知り合いにイラストを依頼できるチャンスを得て、このことを思い出して、縦バナーは今さら作ってもしょうがないけど代わりにトップイラストを依頼しようと思い立ちました。
滞空サーキットのだもさんという、字と絵と両刀の方なのですが、その絵柄が、私が欲しいと思ってたイラストのイメージにぴったりだったんですよ！
で、お願いしたら、本当にイメージぴったりのイラストを描いていただけて。

自慢したいので、とりあえず、イラストだけ、こっそりお披露目。
→こちら。
ページはまだ仮制作段階です。

話は変わって、WEB拍手をクリックしてくれた方、ありがとうございます！
２０日に里菜竜にコメント下さった方、竜の壊れっぷり気に入ってくださって嬉しいです！
いくらなんでも壊しすぎかなあ（いや、実は自分では彼はもともとこういう人のつもりで描いてたんだけど……）、ここまでやっていいかしら……と、ちょっと不安に思いつつも遠慮無く壊してたので、気に入ってもらうと安心します！

夕食を食べながらテレビを見ていたら、狭い岩の隙間を通り抜けるシーンを写していました。
とても狭そうだったので「うわ〜、太った人は入れないね」と言ったら、たまたまテレビから目を離していた夫は何の話か分からなかったらしく、「ええっ！？」と、自分が手に持っていた佃煮のビンを覗き込んでいました(^^;)
いや、それに入るのは、どんなに痩せた人でもムリだから……(^^;)

web拍手から、ドラゴンフルーツについて情報を頂きました。（ありがとうございます！）
味が薄いと書いたドラゴンフルーツですが、木で完熟させたものは甘いんだそうです。
で、日本でも沖縄でなら完熟ものが食べられるそうです。
mixiのほうでは、海外旅行で完熟ものを食べたという人がいました。
スイカみたいに甘くて美味しかったそうです。
いいなあ、私も食べてみたい。

それから、一時的に落ちていた『旅人物語』企画はURLが変わって復活したので、リンク直しました。
そういえば、あの企画、なぜか主催者さんは作品を出してないんですよね。
まだ3人しか参加者がいないので、もっと増えないかなあ。

近所のスーパーで最近ときどき売っていて、こんな田舎でこんなものが売れるんだろうか……と思っていたんですが、やっぱり売れ残ったらしく、半分にカットして８０円で売ろうとして、さらに売れ残ったらしいものが、見切り品になって１パック４０円（安ッ！！）で売っていたので、買ってみました。

家族四人で四等分して食べました。
わりと大きな果物なので、半分の四分の一でも、それなりの量がありました。

初めて食べましたが、ハデな見かけの割に、味は、なんというか、地味……？
酸味はほとんど無く、ぼんやりと薄甘いだけ……みたいな。
別に不味くはないけど、とりたててすごく美味しくもないような……。

何かに似てるような気がして、よく考えてみたら、この薄ぼやけた甘味は、ちょっとアケビに似てる……？
アケビの果肉部分から苦味、エグミを抜いたみたいな？

といっても、アケビ自体、食べたことがない人が多くて、アケビに似てるっていっても分かる人は少ないかもしれないですね。

ところで、これ、どう見ても、mixiアプリ・サンシャイン牧場の『ピタヤ（旧・ピターヤ）』ですね。
謎の作物・ピタヤって、ドラゴンフルーツのことだったんだ……。

＜神秘の森のフェアリィテイル＞作品集跡地へのリンクを切りました。
まだネット上には残ってるんだけど、これ。

もともと、旧制度時代のネット小説ランキングの作品集ジャンルに参戦してたアンソロジーだったんですが、解散後、記念に、跡地を個人的なリンク集として残していました。
でも、そろそろさすがに古くなりすぎて、参加作品にももうネット上にないものも出てきたので、潮時かなあと。

当時の参加者のみなさん、すでに作品集は解散し、跡地は個人的な一方通行リンク集となっていたものなので個別にご連絡はしませんが、今までありがとうございましたm(__)m

それと、その作業をしてる時、トップページの『旅人物語』企画バナーの隣からの『サヌザと共に』へのリンクが、なぜか『テルの物語』へのリンクになっちゃってたのに気付いて、直しておきました。
いろいろコピペで編集してるうちに、何かのはずみで間違っちゃったみたいです。
いつからああなってたんだろう……。
もしクリックして「？？」となったことがある人がいたら、ご迷惑おかけしました。ごめんなさい。

そういえば、今、『旅人物語』企画のサイトが落ちてるんですが、一時的なものらしいので、リンクはそのままにしてあります。
そのうち復活すると思いますので。

そういえば、私、ツイッター始めたことをちゃんと日記に書いてなかった気がします。
数カ月前から、fuyukiyokoのアカウントでやってます。
見ても特に面白くないとは思いますが、もしツイッターやってる方で奇特な方がいらしたら、フォローは挨拶不要で大歓迎です。

なんで見ても面白く無いかというと、ほとんど呟いてないからです(^^;)
毎日TLは眺めてるから、放置というわけじゃなく、気分的にはけっこう入り浸りのはずなんですが、ふと気がついたら、滅多に発言してないんです。
というか、発言する時はたいてい誰かのツイートに対するレスで、それ以外のツイートがほとんど無いんです。
で、＠付きのツイートは、その相手と私と両方をフォローしている人にしか見えないので（ですよね？）、私のフォロー先の人たちも大勢フォローしてる人じゃないと、私はほとんど発言していないようにしか見えないんじゃないかと……。

さっきあらためて自分の過去ツイートを見直してみたら、＠付きじゃない発言って、ほとんどありませんでした。
あと、＠がついてないツイートでも、実は誰かへのレスが制限文字数オーバーで二ツイート以上に別れた時に二回目以降に＠を付け忘れただけのもので、その部分だけじゃ意味が分からなかったり(^^;)

というわけで、ツイッターなのに、なぜか無口です。意味ないじゃん！（笑）
でも、まあ、私はこの状態で、けっこう楽しんでます。
知り合いのみんながわいわいしゃべっているのを普段は黙ってつらつら眺めて、たまに気が向くとちょっと口を挟んでみる、もっとたまに何か呟きたくなったらぽつりと呟いてみる、そうするとみんな温かく聞いてくれる……みたいな状況が、心地良くていい感じなのです。

話は変わって、WEB拍手や一言フォームを送信してくれた方、ありがとうございます！
森の民にコメントくださったFさん、いつもありがとうございます！
反応遅れててごめんなさい。
この地味なシリーズを気に入ってくれているなんて、勇気が出ます！