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2005年04月30日(土) 教育改革の前提

「子供一人ひとりのよさや可能性」を尊重する教育は、
百人の子どもがいたら百通りの「よさと可能性」を尊重した教育をめざすことになる。
だが、果たして学校にそんなことができるのか。
それが原理的に不可能なことは、論証するまでもない。
ところが、この論理的な矛盾を曖昧にしたまま、
できるだけ子供の主体性を尊重した教育を行なおうとする。
そうすれば、当然のことながら、
学校や教師が見なす限りでの「よさや可能性」を生かした教育にしかならない。
社会の維持、存続にとって必要だという合意のうえに、
伝達されるべきとされる知識やスキルを、
税金を使ってできるだけ多くの子どもに身につけさせようとする。
これが公教育の基本的な役割である。
この役割をはずしてよいのであれば、公教育は必要なくなる。
つまり、一人ひとりの子どもの「本当の自分」を大切に扱うレベルまで、
公教育には個別化した対応は求められていないのである。
そもそも「本当の自分」というフィクションを相手に、
税金を使って巨大な学校システムを動かすことなど無理ばかりか、
まやかしでしかない。(刈谷剛彦『なぜ教育論争は不毛なのか』)


2005年04月27日(水) 普通の幸せ

「そんな普通の人生で良いのか? その他大勢に埋もれても良いのか?」

「僕は普通の幸せを願ったんです。だからもう、戻れません」


2005年04月22日(金) 人との縁

別のタイミング、
別の形で出会えていれば、
もっと深い関係になれたかもしれない。
そういう人が存在する。
そのタイミングや形が、
人と人との縁というものなのかもしれない。


2005年04月10日(日) 仕事と縁

「実は君には期待していたんだ。でも、仕方がないね。
もう決めてしまったんだから。私は強制できる立場にはない。
君がこれまで私とやってきたことは、きっと無駄ではないと思う。
それに、これで縁が切れてしまうというわけではないしね」
(2004/09/25)

「君が来たいと言えば、席を用意する。良い返事を待っています」
(2005/04/06)

一度あなたの元を去った僕を、
もう一度誘ってくれて、感謝しています。
今度は期待に応えたいと思います。


2005年04月08日(金) 会社

すべてを兼ね備えた会社というのはなくて、
行かないことに決めた会社でも、
非常に魅力的な側面を持っていたりする。

ある場所に決めた瞬間に、
それまで持っていた他の全ての可能性は失われる。

「一緒に働きたかったので、残念です。
 他社にお行きになるということですが、
 その会社がうらやましい。
 是非、社会の中で活躍されることを期待しています」


2005年04月03日(日) Sakura
















君の砕け散った夢の破片が
僕の胸を刺して
忘れてはいけない痛みとして刻まれてく
花のようにはかないのなら
君の元で咲き誇るでしょう
そして笑顔見届けたあと
そっとひとり散って行くでしょう
(浜崎あゆみ『Moments』)


2005年04月01日(金) NEO UNIVERSE

おそらくこの一ヶ月の間に
今後の大きな進路が決まるだろう。
決断までの時間は
もうあまり残されていない。


あなたは風のように優しく
鳥のように自由に
この世界をはばたく
恐がらずに NEO UNIVERSE
(L'Arc~en~Ciel『NEO UNIVERSE』)


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