29号の日記
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2005年12月31日(土) 年末格闘技

 紅白を脅かす存在としてここ数年、人気を博している大晦日の格闘技番組。3年前か4年前の大晦日当時、格闘技なるものにまるで興味のなかった俺は、「ボブサップって誰?」って状態だった。
 弟に「ボブサップ知らないの?」と呆れられ、それならば、そんなに有名なボブサップという奴の顔を拝んでやろうということで観出したのが多分3年前だった。当時の印象、「さすが王者・野獣。」

 それから1年後の年末格闘技(平成15年末)、そのボブサップが元横綱の曙と戦うことになった、無敵のボブサップに対し、格闘技に向け体格改造の猛特訓との曙だったが、リングに上がって見ると、相撲体型のまま、さして変わっていないことに気付く。で、試合も一方的。確かKO負け。
 ただ、当時、年末でのボブサップとの対戦に向け、必死で特訓に励む曙の姿が、確かニュースでチラッと取り上げられ、俺は、「相撲界・元横綱」という金字塔を投げうって茨の道を歩む曙を応援した。

 さらに1年後の平成16年、昨年に引き続き曙、試合に出るというので、紅白そっちのけで曙戦に注目。しかし、またしても残念なことに、ボブサップよりずっと知名度の低い選手に対して、またもや負け。というか、試合時間が経過するに従って、リング中で仁王立ちしたまま動けないという構図。上半身に比べて細い脚を集中的に狙われて、膝がガクガクなのだろう。

 で、今回。挑戦者は、いつもわざと?日本語を間違えて笑いをとっている(それはそれで彼のキャラクターは面白い。)タレントのボビー・オロゴン。曙の「脚が弱い」が直らない限り、勝利は難しいだろうなと思いつつも、テレビで応援、しかし、やはりというか負けた。

 番組中での解説によると、連敗によるストレスで、髪が脱毛症になっているとのこと。それを見ていっそう共感が沸き、応援したくなった。

 来年も年末格闘技に出てくれるのか、極めて微妙だが、もし出たら必ず応援したい。


2005年12月30日(金) 今日もろくな番組がない

夕方近くまで年末の作業。今日もどの局も、2時間、3時間連続の、大型バラエティーお笑い番組ばかりで、興味深そうなテレビ番組はなし。


2005年12月26日(月) 世間は正月休みムード?

 今日は水戸黄門の日(!)、ということで楽しみにしていたが、午後8時になっても始まらず、おかしいと思って新聞のテレビ欄を確認すると、どの局も、2時間、3時間連続の、大型バラエティーお笑い番組ばかり。今日はまだ単なる平日に過ぎないのに、テレビ欄だけは、早くもお正月特番の趣である。

 仕方がないので夕飯を食べつつそれを見ているが、間に入るCMがまた、プロミスやアイクといった金貸し屋のCMばかり、繰り返しこんなCMを見さつけられていると、する必要もない借金を、しなければいけないかのごとく洗脳されてしまいそうで怖い。もし子供にこんなCMを繰り返し見せたら絶対に、世の中にはお金がひとりでに出てくる「打ち出の小槌」があるのだと誤解して、大人になった時苦労するのではないか?


2005年12月23日(金) クロネコヤマト無念

原付で走っている最中、クロネコヤマトのトラックがレッカー移動されている現場を目撃。果たして、中の荷物はちゃんと届くのだろうか??


2005年12月18日(日) タイムスリップ登山

 よく晴れて行楽日和。特に予定はないので、昼から原付で、街中から見える、近くの山に登ってみることにしました。
 30分程かけて麓まで来たのですが、登山口が見つからず、近くを行ったり来たり。30分は時間をロスした気がします。意外に風が冷たくて、手袋をしていない手がかじかんでしまい、手袋持って来ればよかったと後悔。
 林道に入り、車進入禁止のバーの横をすり抜けて、落ち葉が積もり放題の道を更に奥へ。下界のパノラマが見える辺りで原付を止め、登山道入口らしいところから登り始める・・・。が、鹿の糞と思われる、パチンコ玉程度の黒い糞が道に落ちており、これってけもの道なのでは?と不安に。不安は的中。しばらく行くと、ご丁寧にも金網で囲われた杉林の入口。道らしきものはそこで途絶えていた。人工林の管理人が、稀に訪れるための道だったらしい。しかたなく30分程かけて、もと来た道を引き返し林道へ。
 丹念に林道を見て回ると、朽ち果てて字がかすれた看板が。今度こそ間違いない。しばらく行くと、立派な案内板の立った、見るからに登山道という道に突き当たった。もう陽が傾いているので速足で登る。数十メートルおきに、江戸時代の年号が刻まれた記念碑のようなものが立っている。
 「鐘ヶ嶽登山」「講中」(注)いう文字が読み取れ、更に、「○○左衛門」といった、いかにも江戸時代の人の名前というった趣の人名がひとつの碑にびっしりと2、30人くらい。さらには「鎌倉郡○○村」「寒川郡□□村」といった地名が。
 「8丁目」から始まっているが、「10丁目」になってもまだ頂上に辿り着かない。「20丁目」まだである。ということは30丁目が頂上?
 西の空に太陽が沈み、辺りが薄暗くなってきた。やばい。懐中電灯を持って来ていないから、完全に暗くなったらそれこそアウトだ。24丁目あたりから、石段が登場した。古い神社にあるようなやつで、明らかに機械ではなく、のみで削られているものである。幅2、3メートル程度。碑と同じく江戸時代に整備されたものだろう。恐らくは全て「講」という名の信者兼ボランティアグループが、はるばる「鎌倉郡」や「寒川郡」からマンパワーで担いできて設置したものに違いない。すごい労力だ。
 石段は傾斜が比較的急なところにだけ設置されている。そしてとうとう「30丁目」、山頂近くの神社に到達した。「素晴らしい眺めだ。ランドマークタワー、新宿のビル群、池袋のサンシャイン、豊島区の清掃工場の巨大煙突、筑波山、江ノ島、相模湾の海、大磯の高麗山、伊豆半島、空気が澄んでいたおかげか、全部見える。神社は、昭和9年に有志の手で再建されたと書かれている。軒の彫刻はかなり芸術性に富んだつくりになっている。獅子がいたり、透かし彫りがあったりと素晴らしい。無人で放置されているのが惜しいくらいだ。賽銭を投げたらコトンと木の音がした。
 新しい携帯で撮影を試みたが、既に暗くて無理だった。神社の裏手に更に案内板があって、山頂2分と書いてある。山頂に行ってみるが、そこは木々に覆われていて視界は利かなかった。しかし、石造りでところどころコンクリートで修復された跡がある神像らしきものが野ざらしで立っていた。髪を耳のところで束ねた、日本建国神話の登場人物のような姿をした像だ。背後に回ってみると、明治15年と読み取れた。

 神社に引き返すともう、眼下は街の明かりが光り出し、夜景へと姿を変えつつあった。つまづかぬように慎重に、ただし急いで山を下る。下りながら石段の数を数えると、370段くらいあった。
 もうすぐかなという頃、落葉樹から杉の森に変わる。確か、まだ空が明るかった登山開始時でさえ、そこは薄暗かった。真っ暗に近く、昔の人が感じたであろう、「いいようのない恐怖」を感じる。「8丁目」のところまで戻り、そこから左に道をそれると、原付を置いた林道の筈。しかし、その道が分かりにくい。水のない谷状の地形の向こう側に、ぼんやりと林道らしき筋が見える。谷なんてなかったのでおかしい、幻かもしれないが、でも「8丁目」で左にそれれば林道で合ってる筈と思い、木の枝をかき分け、道らしきものが見える場所まで来ると、確かにそれは林道だった。そして、10メートルと離れていない場所に、原付の姿があった。10メートル程道を外れてしまったが、無事に林道に戻れ、生き返った心地だった。
 対向車はあるわけないので点灯しなくてもいいのだが、暗いので点灯しながら山を降りる。「車この先立入禁止のバー」を過ぎると、やがて集落が出てきた。さらにしばらく行くと、コンビニが。特に用はないのだが、その明るい光と暖房が恋しくて立ち寄った。

 さて、新しい携帯に付属のカメラ、オートフォーカスの筈なのに、まるでピンボケなので、帰りに回り道をして、先日の激安ショップに立ち寄り、何がまずくてピントが合わないのか聞いてみた。一見して店員曰く、「カメラのレンズにまだ、透明な保護カバーが貼られたままになっていますね。これをはずさないとダメですよ。時々買ったお客さんでいるんですよ。」とのことであった。恥ずかしい。

(注)「講中」とは、信者のグループのこと。この山は江戸時代、信仰登山が盛んだったようで、石段や碑は、それら信者グループが、大勢で担いできたものであろうと推察される。


2005年12月17日(土) 携帯買い替え

 一週間前より、これまでおよそ2年愛用してきた携帯のボタンの感度が突然悪いうなり、ボタンを押してもなかなか反応してくれなくなりました。
 翌日、仕事帰りにドコモショップに立ち寄って確認したところ、修理代2900〜5000円くらいと見積もられ、それなら激安ショップで新しいの買った方が安上がりではないかと思い、その足で激安ショップに行きました。平日の閉店間際、道路の向かいは田んぼという郊外店の為か、客の数は数える程。
 自分としては、以前と全く同じ機種がゼロ円とかの値段で叩き売られていれば文句なしに決めたのですが、そこは残念ながら、一年経てば旧式モデルという業界の掟のせいか、自分が今使っているのと同じ製品は影も形もなく、上位機種ばかり。しかも、ボタンの配置なども今使っているものとは微妙に違うものばかり。
 したがって、当初の希望である、「今使っているものと出来る限り操作方法が変わらないもの」という希望は早々に取り下げ、店員に手取り足取り機能その他の質問をぶつけ、その日は閉店時間を過ぎたのでカタログだけもらって帰宅しました。そして昨日、同じく職場帰り、閉店間際に立ち寄り、3日掛けて検討して出した機種に変更手続してきました。今迄の機種よりも若干重いのですが、カメラ性能などは大幅アップ。操作方法も、懸念していた程には違わず、そこそこ操作できています。ただ、最近の機種って、ほとんどの機種が、記憶媒体がメモリースティックじゃなくなってしまって、「ミニSDカード」なるものになってしまっているんですね。パソコンに画像を取り込むために、また新しい読み取り機を買わなくてはならないんですね。そこのところだけが残念です。
 それと、今迄「MOVA」だったのが「FOMA」に変わって、通信可能地域が若干狭くなったということでしたが、今住んでいるところは住宅地なので、あまり気にしませんでした、が、自宅に帰ってみると、アンテナが一本しか立たない・・・。窓際まで行っても一本のままです。寒いので雨戸を閉めたら圏外に・・・。なお、番号は変わりません。


2005年12月16日(金) スターウォーズ・エピソード3 のDVD

 2週間位前に、ヤマダ電機で、「ポイント1.6倍使えますセール」で「スターウォーズ エピソード3」を、ポイント使用で定価の半値以下で買ったので、ここ1、2日、ちょこちょこと観ている。

 そこで気付いた事。

○惑星キャシークの由来は「惑星中国」
類人猿タイプの異星人「ウーキー族」の母星である「惑星キャシーク」、命名の由来がハッと推理出来た。

単に「中国」である。断言出来る。

 惑星キャシークは、中国の桂林そっくりのカルストの山々と、高さ1000mを優に越すのではないかと思われる、とてつもない巨樹が特徴的な惑星。明らかに桂林の風景に手を加えて映像を作り出したものと分かる。

 で、「チュウゴク」とは似ても似つかぬ響きの「キャシーク」が、何故結びつくのかと言えば、

キャシーク→キャセイ→キタイ→契丹(中国の王朝)である。

 およそ1000年前、マルコポーロの時代の200年あまり前、中国は300年に渡る南北朝時代のさなかにあった。南には、当時世界最強の経済力を誇った「宋」王朝。そして、北には、軍事優先の「遼」王朝。「遼」の別名を「契丹」と言った。騎馬民族の契丹族による征服国家だったからである。

 当時のヨーロッパ人は、南の「宋」王朝のことを「チャイナ」と呼び、北の「遼」王朝のことを「キタイ」と言った。「キタイ」とは、「契丹」が訛った呼び名である。ヨーロッパ人が直接中国を訪れるようになった頃には、中国大陸にはひとつの国家になっていたため、しばらくは両方の呼び名が用いられたが、やがて、かの国を表す言葉としては「チャイナ」が主流になり、「キタイ」は廃れていった。

 しかし、キタイという言葉は、マイナーながら生き残っていた。現代にまで。キタイを英語訛りに発音するとキャセイとなるそうである。そう、香港の航空会社「キャセイ航空」のキャセイである。以前、何かの紹介記事で、キャセイ航空の社名の由来を読んだ覚えがあるので、これも確かだ。

 ここまで来れば後は簡単。「キャセイ」のままだと、分かる人にはバレバレでひねりがないので、後ろに適当に思いつきで「K」をつけて、「キャシーク」としたのだろう。

思いの他長くなったので、今日はこれで終わりにする。


2005年12月15日(木) 羹に懲りて膾を吹く(あつものにこりてなますをふく)

今日は年休を取って朝から病院へ。原付で隣町まで約30分。
一ヶ月前入院した際、院内の室温設定25度に懲りているので、どうせ病院に着いたら暑いんだから、寒い位の方がいいや、と、霜が降りている外気の中、長袖Tシャツ+長袖シャツ(ナイロン製の薄い生地のやつ)+革ジャン(ジャケットタイプで、首がVの字に開いている)という軽装で、原付に乗る。途中、畑が真っ白になっているのを横目で確認する。冷たくて身が引き締まるねなんて思いながら、「どうせ暑い筈」の病院に到着する、、、が、暑くない。少々肌寒いくらい。暖かい格好をしてきたのであれば何とも思わない筈だが、冷えた体を温める程の暖房ではない。
正午過ぎに診察が終わり、帰路へ。晴れていて風もなく、直射日光でひなたぼっこするには心地よい日差しだが、空気はキリッと冷えていて、原付で風を切って走ると寒い。帰宅後、長袖シャツの上にもう一枚、冬用の長袖シャツを着て、更にセーターを着込んで、ここ数年ほど、ただのテーブルとしてしか使っていなかったこたつに布団をかぶせて電源を入れ、もぐりこんだ。そのまま一時間ほど昼寝をしてようやく寒さから開放された。


2005年12月12日(月) >航空会社占い>結果

手抜きで申し訳ないが、ネット上でやってみた、「航空会社占い」の結果。

以下↓


あなたを航空会社にたとえると【アリタリア航空】です。

あなたは意外と「贅沢好き」なタイプ。
人よりも五感の感覚が発達しており、独特のセンスがあるので、審美眼が鋭くなる傾向があるようです。
そのため経験を積むごとに自然と目や耳や舌が肥えて、なにをするにも、より良いものを求めるようになるでしょう。
ただ、金銭感覚も発達してくるので、お金の使い方はうまく、締めるところは締めて生活することができるでしょう。

そんなあなたを航空会社にたとえるならば【アリタリア航空】がピッタリ!
フレンドリーなイタリア人スチュワーデスたちが嬉しい飛行機。
食事もおいしいと評判で、人なつっこくグルメなあなたにぴったりです。

会社紹介

【アリタリア航空】

創業55年を超えるイタリアの航空会社。
アリ【翼】に国名をつけて、社名とした。
デザイン性が高くて、食事もおいしい、ちょっとセレブな気分の味わえる航空会社です。


2005年12月04日(日) ローマトータルウォー

しばらく前にヤフオクで買ったパソゲー
「ローマトータルウォー」
この土日、まとまった時間が出来たのでプレイしている。
しかし重い。美麗3D描画戦場と、3D描画の兵士のせいで。
しかも、「プロローグ」、セーブできないのがつらい。
このゲーム、素晴らしいのに、日本の戦国時代はともかく、「三国志」等と比べてもまるで流行っていないのって、古代ローマ世界はよっぽど一般の日本人に馴染みがないのだろうか。


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