29号の日記
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2005年11月25日(金) 相撲

 別に相撲ファンというわけでもないので、ニュースで放映されたのを見ただけだが、琴欧州が朝青龍を下したのを見て、思わず大声を挙げて喜んでしまった。俺はどうやらかなりのアンチ朝青龍である。
 朝青龍、相撲を撮り終わった後に横目で対戦相手をにらむ、あのふてぶてしく傲慢そうな顔が嫌なのと、ここのところ彼が優勝をさらってばかりなので面白みがないという点が、きっかけに違いない。
  

 


2005年11月22日(火) FEタイプ

上司がキレて、非常に気まずい。


2005年11月13日(日) NANA

32年間で初の入院。1日目は3人部屋に俺独りだったが、2日目から、俺も含めて3人となる。そのうちの1人・29歳独身男が暇潰しに持ち込んだ漫画に、「NANA」があった。実は映画を見ようとまでは思わなかったけど、設定が面白くてどんな話なのか、気になっていた。どうぞ自由にとの厚意で、1日4冊ペースで漫画版1巻から13巻までを読み通す。文字の量が多く、また、非常に細かいので、1冊読むのに1時間かかる。主人公、悪気はないんだろうけど、ちょっと余りにもフラフラし過ぎだな、と思う。


2005年11月08日(火) ロスト・メモリーズ

 2001年制作の韓国映画。何がきっかけでこの映画を知ったのかは分からないが、ネットだったかなあ。
 この作品の存在を知ってから1年余り、レンタルビデオ屋等で探してみたものの、見つからず、ヤフオクで入手。送料含めてかかった経費は1300円くらい。

 俺は「冬ソナ」等に代表される所謂「韓流」モノには興味はないが、これはそれらとは一線を画すハードな設定。「オルタナティブヒストリーもの」というジャンルに属し、「もし、日本の朝鮮支配が100年続いていたら、という、歴史のIF」を扱ったもの。
 
 その世界設定は、韓国内で「自虐的」と喧々諤々の議論になったそうで、誠に興味深い。しかし、韓国内での放映を想定したためだろうか、「日本第三の都市:京城」の繁栄ぶりを描写したカットは、明らかに新宿駅南口を撮影したもの。これは秋葉原駅の山手線ホーム下辺りから電気街を撮影したものでは?とツッコミどころが。ハングライダーに乗ったテロリストが京城の「井上会館」の屋上に到達する場面の夜景は、誰が見ても、「これ、新宿の超高層ビル街でしょ」とバレバレ。作品説明では、朝鮮総督府の前に馬に跨った豊臣秀吉の銅像がそびえているとのことだったが、総督府の建物(米国国会議事堂の建物に良く似ている。実物は数年前に取り壊されている。)の夜景はよくわからず、秀吉の銅像はピンボケ。かなり精巧なミニチュア銅像を作っていたのを知っているだけに、出来上がった映像がこれではもったいない気がする。

 と、批判はこのくらいにして、 特典画像(監督や俳優への取材、特撮の苦労話など。)を見ると、俳優が模擬弾で負傷して病院に運ばれたりと、体を張った演技をしているのが分かって、彼等の、この作品にかける熱意というものが伝わってくる。

 しかし、「修正された歴史」で、「南北朝鮮が2009年に統一し、もとの韓国の経済力と、北朝鮮の軍事力を兼ね備えた、北東アジアのおける強国として世界の注目を浴び、さらには古代高句麗の領土が満州に及んでいたことを根拠に、中国との間で満州における領土確定交渉が進んでいる」というのは、あまりに現実を外れた夢物語な気がするんですけど・・・。
 この映画、最後には、タイムスリップして、歴史を変えることになるんだけど、そのための道具がなんと、未来のタイムマシンではなくて、古代高句麗遺跡から発掘された青銅製の遺物。韓国人にとって、比較的地味な半島の歴史の中で、隋の100万の軍勢を退け、もっとも広大な領土を保有した「高句麗」への憧れというのが相当あるのでしょうね。


2005年11月04日(金) プルガサリ

 北の将軍様の国の怪獣映画「プルガサリ」。映画の存在はもう何年も前から知っていたのですが、レンタルビデオ屋などにも置いていなくて、観ようにも観る機会が今迄なかったのですが、「ヤフオクで探してみよう」思い立ち、検索したらすぐ何件も見つかって落札。今日観ました。

 落石攻撃の石が、まんまハリボテでびっくり。周りの風景の石が、土色をしているのに対し、ハリボテの石はアスファルトの砂利のような色に塗られているから、半端じゃなく不自然。転がり方も軽やか。

 刀や剣の効果音がなんか妙ですね。最初しばらくは、そうだと気づかなかったくらい。

 悪役の将軍のお城で「喜び組」とおぼしき美女が舞うのとか、多分、現政権に対しての精一杯の皮肉なんでしょうね。

 王宮の場面は、一部、中国の故宮(紫禁城)でロケしたのでしょうか?そうとしか思えない建物が・・・。

 王の軍隊が秘密兵器「獅子砲」「将軍砲」という大砲を鋳造したのは笑えましたね。造形のセンスに拍手(パチパチ・・・)です。 

全体評価としては並(星3つ)、映像3、ストーリー3、笑い2、感動3、特別評価「マニアック性」4、音響3といったところでしょうか。


2005年11月01日(火) 自称「ペルー料理」

カコタニアは割と南米系日系人の多い街である。
昼休み、好奇心で、「ペルー料理」の店に行った。
どうも夜がメインの店らしく、50名くらいの座席のある店内には、俺の他に一人の老人が昼間からビール付でメシを食べているのみで閑散としている。
料理名はよく分からないが、写真を見て頼む。
運ばれてきたのは写真と色合いがいささか違う。
出来損ないのカレーのような味のスープには、冷凍食品の「さいころカットにんじん・グリンピース・コーン」の三色冷凍野菜と一目で分かる具が目立つ。そしてこれまたスパイスの配分を間違えた、肉だけカレーのような「イエローペッパーライス」。
しかも、「前夜の残り物」を電子レンジで温めたらしく、微妙にぬるい。不味い。

はっきりいって、手抜きもいいところで「とりあえず片手間に店あけてます」状態であることがみえみえで、不味いことこの上なかった。


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