29号の日記
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週末、山で採ってきた「花ほうき茸」を試食。 実はこれ、「弱い毒性があり、ほとんど何も感じない人もいれば、少量食べただけで、腹部に悪寒を感じたり、下痢をしたりする人もいます」ということで、 要するに、その人の体質によって、中毒の恐れがある (とはいっても、死ぬ程の恐ろしいものではないけど) 、限りなく毒きのこに近い「要注意きのこ」である。 少量をフライパンで玉ねぎと一緒に炒める。少々醤油を掛けて、炒め物のできあがり。 さて、味の方は、、、 調理の最中はあまりいい香りはしなかった。食べても、きのこの香りというよりはどちらかと言うと土臭いような臭い。 さて、肝心の「中毒の有無」については、ほとんど症状なし。翌日、便がいつもより柔らかくなって、「あ、毒成分が効いたのかな?」と思った程度という結果でした。
民宿は登山口の直下にある。そのため朝6時に起きて朝食。 バスや車に乗るることなく、いきなり民宿から歩いて登山を開始出来るのはありがたい。 林道に入ると、頭上に山栗の木があり、足元に、親指の爪大の栗がたくさん落ちていた。 時間に余裕があるので、拾いながらゆっくり登る。 その次は杉林。杉平茸はあるかなと見たがなし。 途中、楢茸らしいきのこを見つけるが、やや古い感じ。採集は少々に留める。 ぶな針茸もあったが、こちらも少々古く、香りがあまりよくない。同じく採集は少々。 山頂近くになるとカラ松の木があり、イグチ類と思われるきのこがあった。 イグチ類のきのこには、「ドクヤマドリ」という名の毒きのこがあるくらいで、 しかもそれも致死性のものではないため、ありがたくいただくことにする。 さらにその近くにて、「人によっては中毒しますので要注意」とされているきのこ「花ほうき茸」発見。採集。 殆ど3時間程度で山頂に到達。昼飯を食べ、下山。 山葡萄と、むかごをつけたミズ(うわばみ草)があって採集したかったのだが、やぶ蚊がひどく、 沢筋で湿度が高く、汗をかいた体が気が狂いそうにかゆくなり、泣く泣く断念し、素通りする。 不憫におもってくれたU氏が代わりに山葡萄を2、3房採ってくれた。 午後2時頃、登りと同じ場所に下山。すぐに温泉に入る。下山直後にすぐに汗を流せるというのはありがたい。 バスと電車を乗り継いで午後8時浅草着。午後9時過ぎに帰宅。
午後1時20分浅草発の東武線快速に乗って会津高原へ。 午前中用事があった為、他の3人より1時間遅れての出発。 最近、ヤフオクで健康食品の落札に凝っていて、寝不足気味の為、俺お気に入りの風景「利根川鉄橋間際の栗橋町郊外の屋敷林に囲まれた散村」を見届けたあと、電車が栃木県に入ったあたりから寝てしまった。 起きたのは今市を過ぎた辺り。2時間半かかって新藤原停車。東武線の最終駅。実はここまで900円。予め金券ショップで東部全線有効の株主優待切符を買っておいたお陰だ。本来の金額は1500円くらい。 新藤原を過ぎると直通だが鉄道会社が野岩鉄道に変わる。会津高原駅までは距離にして30キロくらい。40分余り。清算料金は500円くらいかな?と思っていたら、これが大外れで1040円。最初の2時間半よりも最後の40分の方が運賃が高い結果となってしまった。 4時37分予定通り会津高原駅着。先発の3人は、民宿近くのバス停まで直通するバスが1日3本しかないため、駅前でウロウロしている筈だったが見当たらない。ひょっとして待ちくたびれてタクシーにでも乗ったのだろうか?いずれにしろ携帯を持ち歩かない主義の人々なので、連絡を取りたくても取れない。(笑)まさか明日雨という天気予報を聞いて、急遽中止になったとか?嫌な想像までしてしまった。 4時50分発のバスの乗客は俺一人。40分かけて山奥の盲腸路線の停留所に着。二年前にも同じメンバーで一度利用したことのある民宿なので、民宿の名前は覚えていなくても家の形やバス停からの道順は覚えている。バス停から2、3分で民宿着。 玄関の引き戸を開け、(呼び鈴などはないし、当然ながら鍵などはかかっているわけではない。)「今日予約している4人のうちの一人ですが〜。」とお勝手に向かって声をかける。 「あ、お二階でございます。今温泉に入りに行っていて、もう少しで帰ってくるはずですのでお待ちになってください。」 ああ、よかった、ちゃんと来ていたんだ、とほっとする。 2階に上がり込み、しばらく待つが、3人とも戻ってくる気配がないので、「いいや、俺も急いで温泉に行ってしまえ」と、先程の停留所のそばの温泉「村湯」のひとつに行く。が、3人はいなかった。「村湯」はいくつかあり、ここではない別の「村湯」に足を伸ばしているらしい。 無色透明の湯だが、肌に突き刺さってくる不快感のある横浜の水で沸かした風呂と違い、すべすべしてとても肌にいい感じ。 名残惜しいが、多分6時から夕飯時間ではないかと想像されるため、10分と立たずに上がって民宿に戻る。 ちょうど3人も、温泉から戻って5分とたっていないような様子だった。「一時間前に到着のバスではここに来るバスはない筈だけど、盲腸線手前のバス停から40分歩いたの?」 と聞くと、 「そう。歩こうとして、しばらく歩いていたら車が止まってくれて乗せてくれた」 とのこと。 全員揃った所で夕飯。山栗の栗御飯、やまめの塩焼き、ぜんまいの煮付けなどの山の幸が並ぶ。何年かぶりで食べた山栗の栗御飯は特に美味しかった。 明日は朝早いので9時前に寝た。
2004年09月24日(金) |
スパムメール@差出人:俺 |
最近日に10通近くも来るスパムメール、中には本当に悪質なものもあり、毎回メールアドレスを変えて、同じスパムメールを送ってくる奴がいる。 で、今日来たスパムメールのうちの一通、なんとメールアドレスが自分だった!内容はと言えば、「☆間違いない☆】素人初撮りエロ画像満載!」というもの。俺以外の大勢の人が同じスパムメールを差出人「俺のメールアドレス」で受け取っているであろうことを想像すると、かなりげんなり来るものがある・・・。 ついでに、先程携帯が鳴った、かばんの中に入れっぱなしだったので、取るまでに時間がかかり、取った時には鳴り止んでいたのでリダイヤルしてみたところ、「人妻や女子高生とHな会話を楽しみませんか?・・・」というテープの声。これってひょっとして、リダイヤルしただけで自動的に国際電話につながって、後で法外な国際電話料金を脅し取られる詐欺まがいのシステム?と思ったが後の祭り。そのうちに「料金払え」みたいな脅しの電話なり葉書なりが来るかもしれない。あああ。
2004年09月23日(木) |
ロード オブ ザ リング 王の帰還 |
以前から蔦屋で目を付けていたビデオ「ロード オブ ザ リング 王の帰還」、新作落ちして、一週間レンタル可能になったため、3日前の月曜日(祝日)に借りてきました。でも、洗濯とかいろいろ身の回りでしなければいけないことがあって、観れたのがようやく今日。1作目、2作目も以前借りてきて観たことも影響してると思うけど、やはり期待通りの作品でしたね。 登場人物はかっこいいし、話はしっかり練られているし、映像は綺麗だし。
ここで、俺の一押し注目点は、ディティールの作り込みの細かさ。城門はただの鉄板の扉(大抵の映画のセットではそうだね。スターウォーズなんて特にそう。殺風景の一点張り。)ではなく、何やらいわくありげな聖人像と従者像(らしきもの)が彫り込まれているし、城門の中に一歩入った広場の中央には、馬に乗った将軍(王様?)のブロンズ像が鎮座しているし。話の粗筋にはまるで関係ない部分でのこうした作り込みの細かさは、リアル感を倍増させてて、本当に良いです。
もうひとつ満足だったのは、攻城戦で、まるで「AOE」のゲーム(←ホームページ中コンテンツ「お気に入り」参照)に出てくるような、火薬兵器登場以前の、テクノロジー自体は素朴だが、大掛かりな兵器がバンバン出てきたこと。(第2作でもある程度出てきたけどね。) 投石器、破城槌、攻城塔、象乗り射手・・・。とりわけ素晴らしかったのは破城槌。城門を打ち毀す為の「槌」の部分が、狼か何かの怖そうな動物の頭の形をしていて、しかも火を噴くという。すばらしいデザイン。
あと、いろいろな軍用ファンタジー動物が出てきたのも面白かったね。 でも、人間の想像力って一般的には案外貧弱だから、これらのファンタジー動物の元ネタがある程度想像できてしまった。 まずはこの世界の象である「オリファント」・・・4本の牙を持つ巨大な象なのだが、マンモスなんかが絶滅するより遥か以前に絶滅した象に、「ゴンフォテリウム」というのがいたのだが、その「ゴンフォテリウム」を巨大にして、現生の象と同じくらいに鼻を長くした感じ。
次は、巨大な攻城塔を引きずった「トロル」。 これは巨大な類人猿のような感じ。とすると、元ネタはギガントピテクス(立った時の身長が3メートルにもなった巨大類人猿。)かもしれない。
あとは、破城槌を城門前まで牽いてきた動物。べったりとした妙な「角」が印象的だったが、あれも古生物図鑑でかつて見た覚えがある。
関東平野をぐるりと城壁のように囲む山々。その山々に抱かれて、東京大都市圏はいくつかの植民都市(注)を抱えている。 都心から見て北北西。時計回りに5つ目の植民都市の傍に、大袈裟な言い方だが「東洋のマッターホルン」と呼ばれる山がある。大ゲンタ山である。 高速を飛ばして日帰りで登ってきた。地形が急で、足がガクガクに疲れた。 目当てのきのこは、「杉平茸」と、「ぶな針茸」がいずれも少々。もう少しいろいろな茸が見つかれば良かったのだが、まあ、こんなものだろうか。あとは、「現の証拠」と「熊笹」を少々採集してきた。(写真左下はげんのしょうこ)
注:一般的には「リゾート地」という言葉で呼ばれる。都会人が、都会の資本により、都会生活者のために、計画、造成した人工都市。 都市住民が、都会生活をそのまま持ち込み、地元の風土とかけ離れた「リトル東京」が形成されている。今も10数年前のバブルの後遺症に悩むところも少なくない。
2004年09月15日(水) |
スポクラで観る反面教師的テレビ番組 |
スポクラでサイクリングマシンをこぐ。前方のテレビでは、番組名は分からないが、「アメリカデブ事情」とでもいうべき番組をやっている。画面に映ったのは、体重200キロを超える、アメリカのおばさん。 余りに太りすぎてしまったこのおばさんの生活を密着レポートという番組である。このままいくと死ぬと医者に警告されて、今でこそダイエットに励んでいるが、それまでは一日1万キロカロリーを超える食事を続けていたというから凄まじい。 普通の椅子では彼女の体重を支えることができないので、彼女の使う椅子の足には、クッション材としてテニスボールが取り付けられている。テニスボールにこんな使い道があったとは・・・。 近所の人と連れ立ってスーパーに行く。運転席に体が収まりきれないため、自力では運転することが出来ず、近所の人に運転してもらわないといけないのだとか。 スーパーに着く。彼女は入り口近くのベンチに座って一休み。30分後、「電動カート」なるものに乗った、別の超デブおばさんがベンチの前にやってきて彼女に声を掛ける。 「あなたこれを待っていたんでしょ?私買い物終わったからどうぞ。」 おいおい、痩せたいんだったらそんなものに頼らず自分の足で売り場を歩けよ!と言いたくなる。それにしても、200キロの重量に耐えられる電動カートが、売り場の備品として置かれているという事自体驚き。こういう「備品」が当たり前のようにある環境に住んでいることで、極度の肥満化はむしろ助長されてしまっているのではないだろうか。もし彼女が現代アメリカに住んでいさえしなければ、電動カートに乗って買い物できるスーパーもなく、彼女もここまで太ってしまうことはなかったかもしれない。
商店街で魚屋が、店内大改装開店セールをやっていて、鯖が3匹200円だった。たかが鯖といっても、長さが40センチくらいあるのではと思われるビッグな代物。生きもよさそう。早速買い求め、持ち帰る。試しに秤に載せてみると、一匹440グラム。3匹で1.2キロあまりの重量。100グラムあたり僅か17円という計算。 こういう主婦感覚の金の節約には才能を発揮するのに、時々悪徳商法に懲りずに騙されるから、我ながら始末に負えない。
鮮度が落ちないうちにと早速さばく。三枚おろしにして内蔵を取り出す。内臓も新鮮なので、水洗いして、心臓、肝臓、胃などをフライパンの上で焼いてみた。それぞれの臓器ごとに味が違い、面白い。 肝心の3枚おろしは、さらに刺身のようにスライスして、コップに入れ、酢をたっぷり注ぎ、酢〆めにした。こうすれは冷蔵庫で2、2日くらいは持つ筈だ。一部は食べきれないので、酢〆めの状態で冷凍庫に入れた。 最後に残った、3枚おろしの背骨の部分と頭。とりあえず鍋に水を張った中に放り込んで、火を通しておいた。他に何の具を入れるかは明日もう一度沸かして食べる時に決めよう。
2004年09月09日(木) |
どっちの料理ショーどっちも却下 |
スポクラのサイクリングマシンもどき。前方にはテレビが据え付けられていて、音は出ないものの、映像と、時折出る字幕で、ある程度内容を楽しむことが出来る。(イヤホンで音を聴くことも可能だが、有料なので、使ってない。) たまたま映っていたのは、料理対決番組「どっちの料理ショー」だった。(番組名は知っていたが、この番組を普段、観る習慣はない。)
キーワードとなる食材は、一方が、奄美大島のマングローブ林の中に生息する天然の巨大蟹。もうひとつは北海道猿払沖で漁獲される帆立貝。潮の流れが速いため、貝の運動量が多く、質のいいものが獲れるとの字幕。
一方のカリスマ料理人は、その蟹を使って「かにチャーハン」を、もう一方のカリスマ料理人は帆立を使って「五目あんかけかた焼きそば」を作るとのこと。 調理したものを見たが、俺にとっては「もったいない」というのが正直な感想。折角そのままでおいしい食材なのに、どうして油と調味料でギトギトにするかね?
帆立漁の取材のリポーターが、船の上で、網であぶって醤油をかけた帆立をもらって頬張っていたが、それが一番美味しそうだった。
2004年09月07日(火) |
深夜のドンキ,カップルの崖 |
スポクラに行った後、足を伸ばしてドンキホーテ山下町店に行った。 店内は日本人よりも外国人の方が多い感じ。店内は中国語やポルトガル語、それに、何語だか見当もつかない言語が大声で飛び交い、日本語を耳にすることの方が珍しいくらい。 更にそこから、湧き水スポットで水汲みをした後、今度は山手地区を通って帰路についた。下界の夜景が見渡せる崖際を通る道路。対向車線には何故か、停車している車が数台。運転席に目をやると、抱き合ってディープなキスを交わしている男女のカップル。心の底でチッ!と舌打ちをする。前方に視線を戻すとパトカーが。「路上でのいかかがわしい行為は御遠慮下さい」と奴等に声でもかけないものかな、と見ていたが、そのまま通り過ぎてしまった。
2004年09月03日(金) |
癒し系ぬいぐるみ「カモネギ」 |
ヤフオクで落札したぬいぐるみ到着。ポケモンキャラの「カモネギ」。 文字通り「葱をしょった鴨」の姿をしたキャラクターである。 この、心底救いようのない間抜け面を見ていると、癒されるから不思議である。 数年前、ポケモンなるものを初めて知った時は、ガキのためのものだろうと小馬鹿にしていたものだが、ある日、100を優に超えるキャラの中に「カモネギ」というキャラがいることを知ったとき、キラリと心の琴線に触れるものを感じた。 アニメの中で「カモネギ」なるポケモンがどのような活躍をしているのか、知る術もないので、誰か知っていたら教えてくれ。
2004年09月01日(水) |
電磁波を感じてしまう |
ここのところ、電源の入ったパソコンの前に座っていると、電磁波が顔にビリビリ感じられて顔が痒くなるため、帰宅後は、必要最小限しかパソコンと向かい合っていなかった。今後もしばらく同様の理由で更新が稀になったりするかもしれませんが御理解の程宜しくお願いします。ちなみに、電磁波カットのスクリーンは最近買って取り付けました。
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