2002年02月28日(木)


この国に来てから変な夢ばかり見る。
今宵も登場人物は友人二人のどちらかだったような気がする。
なんだかひどくムカツク夢で、途中で起きて独り言のように愚痴っていた。
それを徹夜して聞いていた友人二人は、寝言だと思ったらしい。
馬鹿にするな。

このホテルは超豪華といっても過言ではない。
なにしろ地下には様々な施設があるのだ。
麻雀、プール、ボーリング、ビリヤード、サンドバック、スカッシュ、サウナ等。
一通り見回って終わったが。

さて、今日でこの旅は終了である。
出発は6:30であったが、帰宅した時は22:00であった。
いくらなんでも時間かかりすぎ。
特に国内…。



2002年02月27日(水)


朝食バイキングは今日も不味かった。

天安門広場。
広〜い!

故宮…入場料いくらだっけ。
ここはまともに見たら1週間はかかると言われるほど広いところである。
しかしツアー時間が無いため適当に見て終わり。

北京人民院(病院)。
脈を診ただけで体の症状がわかるとか言ってる。
友人二人は診てもらい、処方箋を勧められるが馬鹿高い。
僕はもう懲り懲りだったので診てもらわずにそこを出た。
ていうか、病院を観光地にしてもいいのか中国は。

夕飯。
不味い。北京ダックも期待するほどのものではない。
相変わらずお茶以外はコーラとスプライトだった。

しかし帰りのバスでは途中で降ろしてもらってデパートへ行くことに。
やはり海外に来たらデパートへ行かないと醍醐味が味わえない。
果たしてその選択は正解であった。
しかし、デパ地下にて僕がキレて二人を置いて行くことになる。
星巴克珈琲(スタバ)や吉牛もあったがお腹がいっぱいだったので寄ることも出来ない。
一通りデパート内を探検した僕は一人で飯店(ホテル)へと歩き出した。
道に迷ったらタクシーに乗ればいい。
そうしてとぼとぼと歩いているうちに二人と偶然再会し、仲直りして三人で道に迷った。
親切な中国人に出会い、中国を見直す。
結局タクシーでホテルに帰ったが、タクシーの親父もいい人だったので中国株は上昇した。

とりあえず道を覚えた僕等は、麦当労(マック)か肯徳基(ケンタ)に行こうと即興で計画。
だが夜中だったので閉店されてしまい、仕方なく近所の喫茶店に入った。
喫茶店最高。
これだよ、こういう普通の食べ物だよ、ちゃんと美味しく作れるじゃないか。
今まで僕等が食べさせられたものって何?




2002年02月26日(火)


廊下が絨毯になっている豪華なホテルである。
朝食はバイキングだがたいして美味しくはなかった。

今日は万里の長城その他を巡る予定。

なんかの建物。
よくわからんが、午前中いっぱい使って見回った。
皇居の寝室がどうとか言っていて、三国志の絵とかが飾られてあった。
でっかい湖の中にもなんかの建物があった。
綺麗な景色だったが、一体なんなのか、説明する声はかき消されていたのでわからない。

昼飯。
「こんなトコ地元民ぜってー来ねーよ」っていう辺鄙でだだっ広い場所にでーんと建っていた。
明らかに観光客専用の土産物&飯屋である。
もちろん馬鹿高い。日本円に直してもおかしいくらい高い。
何も買わずに出る。
ちなみに飯はたいして美味しくはなかった。

万里の長城…入場料\40.00(\600くらい)
男坂と女坂の2パターンあり、僕等は女坂を上った。
意外と遠くまで歩く。
とてもツアー内ですべて制するほどの時間はない。
諦めて途中で引き返した。

王府井…繁華街
屋台がいっぱい建ち並んでいて、スズメだのサソリだのセミだのの串焼きがあった。
僕はバナナ揚げを買ってみた。
20元も取られた(ボッタクリ!)が、はっきり言って不味かった。
奴等を信用するなという教訓が僕の中で芽生えた最初の出来事だった。

茶専門店。
確かに美味いが馬鹿高い。
客一人につき店員一人がマークする、マンツーマンシステムであった。
日本人より早い日本語でまくしたてるので大変怖い。
「コレにコレ付ければ安くします」と多く買わせようとするが、それでも高い。
隣りで店員同士の会話が聞こえる。
           「まだ買わせてないの?とにかく多く買わせんだかんね!」
           「てゆーかコイツ遅い!さっさと選べッつーの!」
絶対言ってる…。

夕飯。
不味い。
必ず食前に出てくるコーラとスプライトはなんなのだろう。

中国雑技団。
素晴らしい!
ジャニーズやアフターズスクールのやつら修行して出直してこい!
これは金出してでも見るべきものであった!
…ただ、ガイドに従って支払ったので実際いくらなのかは定かではない。



2002年02月25日(月)


ちょっと急いだりもしたけど、とりあえず無事に北京に到着したわけです。

まず朝からボケました。
友人二人との待ち合わせの伊勢崎駅、僕だけギリギリ駆け込み乗車だった。
まず飛行機でボケました。
大連での乗り換え時、僕は機内にパスポートを忘れて降りたった。
まずホテルでボケました。
バス内で円から元に\5000を両替したが、降りて部屋に着くと既に失くしていた。

言っとくが僕は幹事である。

ちなみに昨夜はきっちりバイトし、その後民研の飲み会に途中参加し、
僕はしょっぱなからビールを4杯ほど一気していた。
更にみんなが帰った後しばらくカラオケしていた。

そんな僕による旅は続く。



2002年02月23日(土)


王様のブランチによると、最近ダンガンレーサーとやらが流行っているらしい。
一昔前で言うところのミニ四駆である。
しかもミニ4ファイター(by爆走兄弟レッツ&ゴー)らしき実況アナウンサーまで
TAMIYAにより用意されているとのこと。子供達のカリスマだという。

流行の発信はやはりコロコロコミックである。
好評連載中のマンガ「音速バスターDANGUN弾」。
主人公の隼音弾(しおん だん)と、ライバルたちの激しいダンガンバトルが楽しめる大興奮ストーリーだ!
コミックスも発売されているから、まだ読んだことのないキミも今すぐチェックしよう!

さらにダンガンレーサーがなんとゲームボーイソフトで新登場!
見やすいカラー画面でダンガンレースをたっぷり楽しめるぞ!
発売中のコロコロコミック7月号にも情報が載っているから、みんな絶対にチェックだ!

そんなことはどうでもいい。

ブランチで気になったのは、ダンガンレーサーを語る上でストーリーを作って紹介している点だ。
あゆみが小学生の少年役、ミキがダンガン博士役である。
二人はダンガンレーサーをスピード重視で改造するために、創業48年の模型店を訪れる。
店主のじいさん、「ミキ姉ひさしぶりだねぇ」と棒読みで話しかける。

そこだよ。

じいさんセリフ覚えられない!
じいさんカンペ見過ぎ!
ダンガンレーサーを紹介するためだけに、こんな素朴なじいさんを使わなくてもいいのに。
痛々しい。



2002年02月20日(水)


一日中一人でボードと遊んでいた。
去年初めてスノーボードを着けてみて懲りたはずなのに、
昨日久しぶりにしてみたら、不思議なことに、楽しいではないか。
そして今日に至ったわけである。

相変わらず転び方は尋常ではなく、手首、膝、背中、尻、首、後頭部と体中うちつけ、
妙な筋肉を使うために体中筋肉痛であったが、それでも楽しかった。
一度コツをつかんでしまえばあとは楽だ。
どんなに下手でもコツは把握しているので次が頑張れるのだ。

他のみんなは中級者コースでスキーをしている。
僕は一日中初級者コースでたった一人独学でスノボを学ぶ。
何度も同じリフトに乗り、その度に、ボード持参でリフトで下ってくる者達を見る。
斜面上では、初心者達がボードを足に着けたまま滑れずにかたまっている。

僕はそんな奴等を尻目に、転んでも転んでも立ち上がって滑りつづけた。
僕にはコーチどころか一緒に滑る仲間もいないのだ。
おかげで著しい成長ぶりであった。
スノボ最高。



2002年02月11日(月)


酢飯をまた貰ってきた。
卑しいと思われる、と、その辺をちょっと恐れていたりする。

夜のバイトが終わって家に着いたとき、大変な衝撃が僕を待ち構えていた。

僕んちの下階の電気が点いている…

ということは…人がいる!!

そう、数ヶ月間一度たりとて見なかった下階の人間が姿をあらわしたのだ。
去年のいつごろからだろう、下階にいたはずの女の子はめっきり姿を見せなくなった。
僕が何時に帰ってもカーテンは閉まりっぱなし、電気さえ点いている事は無かった。
人がいる気配もない。腐った臭いもない。
なにしろ毎日同じ場所にカーテンが引っかかったままなのだ。
カーテンの開閉が無い証拠である。
隣りは空き室だし、おかげで僕は遠慮なく夜中に洗濯できた。

いえ、ちゃんと心配してたんです。

とにかくこれで安心できた。
忽然と消えた住人がいてみなさい、かなり不安ですよ。



2002年02月10日(日)


ランチもバイトしてたので、夜のバイトは早上がりにしてくれた。

今日こそ勉強できる。
帰宅してすぐにジャージに着替え、夕飯のカロリーメイトをさっさと食した。
あともう1袋食ったら寝床に入って参考書を開こう。

そう決めたところで携帯ぶるぶる。オクからのメールだった。
「暇です遊んでください」
部室で待ち合わせすることに決った。

部室では暇な4人がマージャンしていた。
僕とオクは部室で話し合い、ていうか、僕の一存で、飲みに行くことにした。
二人でチャリをとばし、二軒隣接している居酒屋のひとつに入った。

たこわさび・カレイの唐揚げ・軟骨の唐揚げ・鶏唐揚げ・ポテトピザ・あばれんぼうサラダ

僕は梅サワーと梅ソーダしか飲まなかったが、もう満腹も満腹、食いすぎ。
ということで二人でゲーセンへ。
オクのリクエストより、プリクラを撮る。
プリクラなんて全盛期でさえ撮った事も無く、ましてや今時のプリクラなど見たことも無い。
数年振りのプリクラだ。
進化に進化を重ねたプリクラの機能に、僕は驚嘆し通しだった。

\1000かけて島村ジョーのキーホルダーを取り、タンバリンに夢中になった。
帰ったのは朝の四時。
久しぶりに遊んだって感じの夜でした。



2002年02月09日(土)


焼肉屋でランチをとってから不動産巡りに出かけた。

群馬とはつくづくおかしいところだと思う。
\19000のワンルームを見つけた時はさすがの僕も驚かざるを得なかった。
学校周辺になれば\24000〜\28000(全フローリング)と割高になるが、それでも安すぎる。
しかも、2万後半の物件にはロフト(4.5帖フローリング)までついているのだ。
あの不動産屋…どこか別の次元にいるのだろうか。

それはともかく、僕とキジが住むには2間以上は必須条件である。
ということで上記の不動産屋は最終手段として保留、エイブルへ行くことにした。
不動産屋3軒目にしてやっとみつけた理想のアパート。
しかしお家賃\49000と少々高い。
(↑上記の不動産屋を訪れた後なので、金銭感覚が僕までおかしくなっている。)
家賃の他、敷金や権利金を考慮し、僕等は保留に決めた。
というより僕がそうした。
キジが2万以上出すつもりはない(光熱費含む)と言い張るからだ。

その物件をあとにしたあと、僕等は家路についた。
僕はバイト、キジは体の調子が悪いため。

今日は給料日であった。
10万以上も入っていた。
新しいパソコンを買う前に、どうやら引越し費用で消えてしまいそうだ。



2002年02月08日(金)


カテキョ初出勤、キジ。
キジのファンカーゴで一緒にカテキョ先へ向かい、僕は途中で降りて買い物をした。

キジの仕事が終わったあと、夕飯にかっぱ寿司へ行くことになった。
僕は、こないだ御主人様とすしおんどへ行った際、最後に茶碗蒸を食べたが、
それが忘れられず、なんとなく仕上げは茶碗蒸のような気がして、ラストに茶碗蒸を食べた。
もはや\150という値段設定も気にせずに。

食い終えて茶をすすっていると、キジの電話がtravelingを鳴らした。
キジの兄(警察官)からであった。
新前橋駅に迎えに来てくれとの依頼らしい。
僕はキジ兄との初対面である。

果たして僕の兄と似たようなキャラクタ(体型)であった。

それからキジ家に寄り、キジのスーツを\1000で売ってもらった。
キジ家の猫、キキを二人で撫でまわした。
そして帰路、僕等は僕のアパートへ向かう。
今夜はキジがお泊り。
途中7-11に寄ってキジはHaagen-Dazsを購入した。
明日は不動産屋巡りである。




2002年02月07日(木)


人気のドーナツ半額!Byミスド

師匠がお土産にと僕の注文したミスドを買ってきてくれた。
僕はフレンチ系のドーナツが大好きだ。
もちろんフレンチを買ってきてくれ、僕は2つも食べた。

師匠は横浜のアパートを引き払い、群馬に帰ってきていたのだ。
今日は、春休みだけバイトをするために人派会社に登録しに来たついでであった。
お泊りである。

うちに来ると、師匠はすぐにPCを点けた。
エキフレのメルチェである。
\300払わねばミニメが出せないにもかかわらず、返事はいっぱい。
男どもが何を考えているのかまったく分からない。
そこまでしてエキフレに居たいのか。
会費払ってまでエキフレに滞在するなんて今日び流行んねーんだよ。
ヴォケが。

といいつつ、僕もメルチェしたら、こないだ有料化する前夜に送った相手からの返信があった。
たった一行…。
「メールもらったんだけど。女なのになんで僕なの?群馬のどこに住んでるの?何歳なの?」

ヴォケが。
氏ね。(激怒)

くそー!
友達居なくて暇で休日は寝てるだけとか書いときながら、その態度はなんだよ!
お前本当に友達欲しいと思ってるのかと問い詰めたい!
小一時間問い詰めたい!




2002年02月06日(水)


クマが秋田の実家へ帰省するとのことで、僕は残飯処理に出向いた。
今日になって初めて、クマに電話することなくアパートへ辿りつくことが出来た。

クマは相変わらずゲームをしていた。
のろのろとした動作でドアを開け、眠そうな声で「よぉ〜…くるち〜…」と呟く。
典型的なヒッキーだ。
バイト行ってるだけマシか。

食糧(人参・キャベツ・じゃが芋・玉葱・米・焼きうどん)をGET。
それから僕は、簿記論の問題がわからなかったのでクマに訊いた。
上がらしてもらうことになった。
「ベストタイム」のリフォームを見ながら、二人でバッシングする。
途中チャンネルを変えて「ほんまもん」を見る。
木葉が妊娠発覚した時点でクマは飽きてしまい、煙草を吸いに換気扇の下へ移動した。
クマがコタツに戻ってきた時には木葉は出産していた。
二人でバッシングする。

僕がわからなかった問題は、どうやら簿記2級の問題だったようで、
クマは「これ貸すからこれで勉強しろよ」と簿記2級の問題集を渡すだけにとどまった。
更に「トライガン」や「パトレイバー」や「木島日記」や「北神伝綺」もGET。
リンゴジュースまでGETした。
冷凍だったがパスタも食べさせてくれた。
これで冬支度は完璧だ。
今年も生き残れそうです。



2002年02月05日(火)


今朝七時までかかって、カテキョ先の子のための英語問題を作成した。
今月末には期末テストがあるので、僕は教科書の本文を写してきて問題を作ってみたのだ。
過去問も見てきたのである程度傾向を考慮してある。

プリンタが無いので学校でプリントしてきた。
ついでに学校PCで2ちゃんに行ったが、カキコ出来なかった。
エキフレにも行ってみたが、恥ずかしかったのですぐに閉じた。

帰宅して睡眠タイム。
目覚ましは予定の30分前に鳴ったのに、起き出した時は10分前。
急いで支度して出かけた。
それが僕の運命を分けたのだった。

カテキョ先での今日の夕御飯はロールキャベツ。
わぁーおいしそぉぉ〜〜(〃∇〃)
しかしその副食に、里芋の茎を煮たという、黒い異様な煮物があった。
当然完食したが。
そして食べ終わりました。
今日は例の英語です。

問題忘れてきちった…。

徹夜で作った問題、まったく意味無し。
仕方がないのでマイコーチでもやるかと理科と数学を開くが、問題が難しすぎて僕にも分からない。
                理科・・・電流。
                数学・・・証明。

よりによって僕の苦手分野である。
電力・磁力よりはマシだと証明をやったが、この僕が役立つはずも無かった。



2002年02月04日(月)


今日の目標
1、セゾンカードの氏名変更のため、西友に行く。
2、現在家賃滞納のため、実家へ金をせびりに行く。
3、煥乎堂へ行く。
4、スーツを買うため、パシオスへ行く。
5、アンケート提出のため、学校へ行く。

このうち三つをかなえて今日の僕は終わった。
その間いくら買い物したのだろう。
ベイシアやヨーカドーなどで服やバックや小物を買い、すっかり大荷物になって帰って来た。
スーツに関しては、キジに電話し、「スーツ売ってくれるって本当!」とおねだりしてGET。
アンケートは明日でいいことにした。

浪費したお金より、勉強より、無駄にした時間より、
エキフレが有料化した今後の動向が気になります。



2002年02月03日(日)


日曜日や祝日など、国民にとっての絶対的な休日には、必ず午前・午後共にバイトが入っている。

午前・・・調理場にてランチのオーダーの傍ら、夜の仕込み。
午後・・・ホールにてオーダー、アウト(片付け)、ディシャップ(ドリンクや提供)等。

そんなある日、ていうか今日の、ランチタイムが終わって片付け始めた頃のことである。
主任が、これ捨てといてくれる、と僕に大皿を手渡した。
その皿には余った酢飯が盛られている。

      …生ゴミにいつも入れてあった御飯はこれか。

常日頃から勿体無い勿体無いと恨めしく思っていた僕は、すぐさま主任に尋ねた。
「これ持って帰っちゃダメですか」。
主任は、店長に訊いて、と厄介モノ扱いしたがめげずに店長のところまで持って行く。
「これ持って帰っちゃダメですか」。
許可を得、ラップで包んだ。
帰宅途中にベルクでサーモンを購入した。

寿司だ。握り寿司だ。握る。
恵方(今年は北北西)向いて巻き寿司なんて食ってられるか。
僕は切れない包丁でサーモンを切り、バイトでしているように寿司を握ってみた。
旨いじゃないか。上手いじゃないか。巧いじゃないか。美味いじゃないか。
久しぶりに食う飯であった。



2002年02月02日(土)


その夢の中で、僕は、父と兄と妹と旅行に行くことになった。
父の企画なので、僕等は嫌々行くのだった。
さほど仲の(・∀・)イイ!家族でもないので、みんなてんでに行く。

そうしてふと目が覚めてテレビをつけると連続テレビ小説は既に始まっていた。
くそ、と思いつつ池脇を見つめる。

布団の中でもぞもぞ動く物体…キジがあった。
僕は気にも留めずに池脇に視線を注ぐ。
キジは、くるち早起きだね、と寝言のような声で呟いた。
僕がテレビを消して広告を読んでPCを弄っていてもキジが布団から出る様子はない。

数時間が過ぎてキジは起きだした。
「ラーメン食いたい」
昨夜そんなことを話し合い、ぞうさんらーめん(一番近所のラーメン屋)に
行くと結論を出したのだが、本日OPENのラーメン屋広告の存在により急遽変更、
本日限り一杯¥200の「東京とんこつばんどう太郎頭」へと足を運ぶことにした。

そして。
キジのファンカーゴの空気は僕の口臭のおかげで大蒜になってしまった。



2002年02月01日(金)


Aと出遭ったのは8月31日のこと。
それは英会話の先生。歳は23、英国人青年。
大学を卒業した後、日本で就職した。
向こうではDJをやっていたらしく、
話によるとオアシスのコンサートも手伝ったことがあるとのこと。
囁くような優しい口調。

そんな先生に恋をした。
それはキジ。

今夜キジ・タカシと荒磯(居酒屋)で飲んだ。
キジの帰国歓迎会である。ちょっと遅くなったけど。
そしてキジはうちに来た。
今キジは僕のとなりで布団に包まっている。

「すいませんね、寒いんでね」

そうキジは言い、僕は凍死寸前のキジを笑って見つめているところだ。
僕はこんな寒さには慣れっこなのだが。
キジ、可愛いキジ。僕の可愛いキジが戻ってきた。
僕等は二人の新居を探すことに決めた。
二人暮しがもうすぐ始まる。



昨日 明日 初日 最新 目次 MAIL HP