鴨河童★備忘録
藤誠



 海軍ですよ。

…芹沢鴨と清河八郎のサイトなのに。

すっかり徳川幕府海軍に填りました。
オランダがお土産にくれた観光丸、
オランダに造ってもらった咸臨丸。
長崎海軍伝習所!
中島三郎助!!
ィ横須賀!!!!(五木ひろし風)

最近買ってる本なんて海軍絡みばっかりだし。ヒットだったのは元日本丸の船長の橋本進氏が書いた「咸臨丸還る 蒸気方小杉雅之進の軌跡」という本です。
橋本さんは船の人なので咸臨丸の艤装のことなどに詳しくてオモシロイし、ジョン万次郎の計測は正確で大した腕前だったとか、船の専門家ならではの内容がいい感じ。小杉雅之進は咸臨丸の蒸気方を務めてアメリカ往復したあとは開陽の機関長となって榎本武揚とともに箱館戦争を生き抜き、明治になってからは海軍ではなくて内務省で運輸を担当していたそうな。
細谷十太夫の三男がこの小杉雅之進のもとに養子に行っているのですね。いろんなところでつながっててオモシロイっす。

気が付いたんだが、
今日は回天艦長・甲賀源吾の命日ではないかよ!

冥福を祈ります。





2003年03月25日(火)



 水戸漫遊

今日は史跡を巡ってまいりました。
鈴木三木三郎関連のところと、玉造の平間さんと芹澤さん関連史跡を巡ったです。
楽しかったけど、やっぱ水戸は遠いよ。
今日のヒットはミッキーが道で拾った観音様が見られたことですね。
鈴木さん、どうもありがとうございましたv

ゆうちゃんお疲れ様でしたv

2003年03月24日(月)



 更新しなくちゃね

先日久々に自分のところのリンクページをチェックしてみたら、3割近いサイトさまが休止中だったりリンク切れてたりしてショックでした。いかんじゃないの〜!
あとリンクさせていただこうと思っていてまだのサイトさまとか。
いかんいかん〜!
ちゃんとしよう。

如月推将さまが芹沢鴨本「セリムダカッチョ」を出されるにあたり、アタ、クシも呼んでいただけたので原稿を書いておるのですが、ちょっとペン持たなかったら描けないのなんの(汗)ペンタブ使ってWEBでお絵かきしてばっかりいた報いです(涙)

今週末締め切りなのでがんばらねば!鴨先生が無駄にかっこいい本だものな。
錚々たるメンバーが揃っているもようです。詳細は如月小路さんへ。
URLは http://members10.tsukaeru.net/mach25/

最近ネットで函館海戦関連の本を3冊買いました。まだ手元に届いてないんだすが、面白いといいなあ…
大河ドラマの勝海舟で幕末にはまったワタクシですから、もとより幕府海軍は好きなんですが、(長ずるにつけて勝安房は好きじゃなくなっちゃったけども)彼の海軍史はやっぱり読みたいなぁ。日本に輸入された幕府の軍艦たちにも興味ありあり。オランダで作られた咸臨丸や開陽とか。

先日購入した金子治司氏の「幕末の日本」の続編で「維新の日本」「明治の日本」てのも買ってみました。「維新の日本」にはこの幕府軍艦の話がたくさん載ってて、甲賀源吾の話とかが面白かったです。「明治の日本」には水戸関係の話がたくさん載ってて、サイトの構築のために買ったんですけども、どうも「維新…」のほうが面白くて…

DVD、999のシリーズをそろえたいと思って、手始めにレジェンドオブメーテルを買ってみました。クイーンエメラルダスとメーテルが故郷のラーメタルを脱出して999に乗るところまでの話です。いやあ、エメラルダスがオトコマエでいいですわ〜。

2003年03月14日(金)



 色んな人に会うのは楽しい。

アタクシは出版関係の仕事をしているのですが、先日はうちの雑誌の取材で丸山弁護士にお会いしましたぞ。「行列のできる法律相談事務所」で一番右側にいる丸山さんです。いやあ、テレビで見るとおりの愉快な先生でしたわ。ワシントン大学のロースクールを出てらっしゃるのでボブサップの先輩にあたられるのだそうな。

日本でもロースクール構想が出てますけど、正味な話、どないでしょう?という質問に先生曰く「アメリカの裁判所は結構アホな判決出しよるんですわ、陪審員もその場の雰囲気で結論出すから怖いんよ〜。何でもアメリカが優れとると思ってるのは間違いです。現在1000人居る日本の弁護士を将来は3000人にしようと計画しているけど、仕事を作るために平和なところへ無理や諍いを起こすような社会になってしまうかも知れない。そんなん真似したらイカンと思うよね」

なるほどねー、弁護士が沢山いても弱い人の立場に立ってくれるとは限らんのです。まして、これからロースクールに入る為の予備校とかも出来るとするじゃないっすか、そうすると弁護士も「金持ちじゃないとなれない」社会になって仕舞うんじゃないかと。今だと何年もかかって司法試験を受けまくり、受かって一発逆転のチャンスはある訳ですが、将来そういう逆転のチャンスがなくなってしまうとやばいよなー、、、って。
また、そういうお金持ちの弁護士が果たして人の心やイタミの分かる人材たりえるかどうも疑問ですよね。
医者とおんなしよねー。

話は変わりますが、幕末の人、清河八郎さんは全国津々浦々歩き回って有名人に会ってお話聞きまくってますよね。ときにサインをねだりながら。興味のある人に会いまくるのはすごく楽しいです。わかるよなぁ、清河ちゃんの気持ち…。


2003年03月07日(金)



 古書入手メモ

古本、買ってきたはいいけど、端から積み上げて興味のあるところだけ読みかじってます。
最近ゲットした本の値段と書名だけでもメモッとこう。

平尾道雄の新撰組史録(白竜社)3000円 お買い得v新人物往来社から出ている定本新撰組史録のほうは最近復刻されたんですが、定本のほうは子母沢寛の新選組本に影響されて書き換えちゃったところが沢山あるですよ。子母澤さんの本は今では小説の色合いが濃いとされているので、影響を受けてないほうが欲しかった訳。3000円は安いですよね。

平尾道雄の戊辰戦争史(新人物往来社)1200円 超お買い得vだと思って買ったんですけど、内容どうなんでしょう?

金子治司の幕末の日本(早川書房)1000円 郷土史家が調べた細かい史実をたくさん集めて、その点と点を結ぶように取材して紡いだ本。なかなか盛りだくさんです。私は神田お玉が池の東条一堂先生と千葉周作の話に惹かれて買ったんですが、とにかくネタが細かくて面白いんです。榎本武揚の息子は名前を金八といいましたが、この名前は自分の釜次郎の釜の字を分割してひっくり返したものなんだそうな。釜…八と金で金八。因みに武揚のお兄さんは鍋太郎というのだ。鍋に釜…。

豊田小八郎の田中河内介(河州公顕頌臥龍会)1000円 寺田屋事件のころに清河ちゃんがお世話になってた田中さんの本。清河ちゃんが九州遊説の旅に出るとき、いろいろ紹介状を書いてもらったときのくだりも書かれている。豊田氏は明治33年に一度小伝を出していて、こちらは田中河内介の顕彰碑を建立したときに記念として発行されたらしい。

川路柳西の開国史話黒船記(法政大学出版)1000円 幕府遣英留学生の日記、川路聖謨とゴンチャロフの話(長崎日記の解説)、開国は井伊直弼の英断か?など素敵な見出しが沢山vvペリー来航に興味深々なので面白いかと思って。

会津弔霊義会の戊辰殉難追悼録(会津弔霊義会)2000円 戊辰戦争で殉死した会津藩士の慰霊碑に関する解説書。会津弔霊義会の会則の本なのだが阿弥陀寺にはじまり、会津の殉難慰霊碑について詳しく書かれている。

とりあえず、ここまで。あと60冊くらい積んでますが…(^^;)


2003年03月05日(水)
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