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りょうちんのひとりごと
りょうちん
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2010年03月30日(火)
Vol.757 ねずみの国の魔法

おはようございます。りょうちんです。

千葉在住だからって、ディズニーランドやディズニーシーに頻繁に行っているわけではない。そもそもテーマパークならファンタジーな雰囲気よりスリリングな方が好きだし、近くにあるからいつでも行けるという考えもあって、ランドもシーも両方とも開園当時に一度行っただけであとはずっと足が遠のいていた。そんな俺が相方や友人に誘われて、先月はディズニーランドへ、先週はディズニーシーへと立て続けに行ってきた。ランドは25年ぶり、シーは7年半ぶりのディズニーワールド。
さて。ディズニーリゾートを訪れるにあたって、俺にはひとつだけ心配があった。ディズニーに全然興味のない俺が、ココロから楽しめる場所なのだろうか? アトラクションやキャラクターにまったく疎い俺が、おもしろいと思えるところなのだろうか? そんな不安を、ディズニーリゾートにはデートでしょっちゅう行っているバイトくんにぶつけてみた。すると彼は、こんなふうに答えてくれた。
ある意味、ディズニーリゾートは別世界。そこにどれだけ自分のモチベーションを上げて、自ら解けこんでいけるかが重要。催眠術と同じで、舞浜駅を出た瞬間から異国に来たんだと思い、ミッキーマウスが放つねずみの国の魔法にどれだけ上手にかかれるかで楽しいかつまらないかが決まっちゃう。上手く魔法にかかればアトラクションが2時間待ちでもつまらなくないし、割高な食事やジャンクフードも楽しくないわけがない。つまり、ねずみの国の魔法にかかったもん勝ちなのだ、と。さすがバイトくん、心理学部だけあるよな。
で、俺はその助言を忠実に守り、ランドもシーも最初からモチベーション上げまくりのフルテンションで挑んできた。我ながら上手に魔法にかかったと思う。ポップコーンのバケツを胸に、目を血走らせる勢いで全力で楽しんでいる俺。今になって思えば、ミニーのカチューシャも頭にしとけば良かったな。とにかく、ランドもシーも本当に楽しくて仕方なかった。でも、よく考えてみると。結局は途中から、魔法なんかに頼らなくても楽しくなっちゃってた俺だった気がするんだよね。