現場監督の気まぐれ日記
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2002年05月09日(木) |
ブラックホーク・ダウン |
上映中の戦争映画「ブラックホーク・ダウン」を観てきた。 先日の「エネミー・ライン」よりは時間も長いだけやや重い感じがしたが、やはり今イチ。 どうも最近のアメリカの戦争ものはピンと来ないのだ。 何度も言うが私は戦争は大嫌いだが、戦争映画は人間の深い所を突くテーマだけにいろいろ自分なりに考えたくてよく観るのだが、大体アメリカの中近東やアフリカ内線地帯への軍事介入というのがよくわからない。 頭が悪いので政治的な議論はここでしたくないが、映画を観ていると必要であると同時に余計なお世話という感がなくもない。 だから、そんなに自分の命を賭けてまで余計なお世話をするアメリカ軍の気持ちがよくわからない。世界平和という大義名分の下のアメリカン・ヒロイズムと片づけてしまうのはあんまりかもしれないが、結局相手の人間を殺してしまって、それを「正義」と言い切ることができるのだろうか? 「仲間のために戦う」というのがテーマのようだが、仲間のためなら何をしても構わないというのは疑問だし、本当の極限状態の時、はたして自分から使命を持って死地に飛び込めるものなのだろうか。 仲間が堕ちたら迷わずザイルを切ると言った故・森田勝氏の言葉の方が人間の弱さと真実を語っているように思えるのだが・・・。 監督のリドリー・スコットって「エイリアン」や「ブレード・ランナー」を作った人だったか? SF映画が多いだけあって、この作品ではリアルさを前面に押し出すため敢えてストーリーを淡々と進めているように思えたが、私にはそれが逆効果。 そんなに冷静でいられるのか。戦争というのはもっと狂気の世界なのではという気がした。 今あらためて観たらそれほど感じないかもしれないが、戦争ものでズンと来たのは自分の場合、やはり「ディア・ハンター」かな。 あとは「地獄の黙示録」「プライベート・ライアン」が○。 「ブラックホーク・ダウン」は△ね。
今日は早朝ジョグの後、子供とキャッチボールなどしてウダウダ過ごす。 明日からまた仕事。休んだ後だけにしばらく連日残業は確実だろう。ユーウツ。
今日は天気がいいので家族で西湘・二宮の吾妻山公園へ行ってきた。 アスレチックコースや小動物園を見て遊ぶ。 小高い丘の上からは海と富士山が見え、なかなか気分の良い所。 海を見ていたら島に行きたくなってしまった。山もいいけど夏はやっぱり海がいい。
今日は横浜でも風がとても強かった。 低気圧が通過しているのだろうか。山は荒れているのかなぁ? そんなわけで一日出かけず、HPの更新作業。 穂高レポを何とかUPしたが、今回はデジカメで100枚近く乱写してきたので、できれば写真集もUPしてみたい。
今日は女房が仕事で出かけたので、下の子供二人を連れて根岸の森林公園へ。 フリスビーなどして遊ぶ。 ここは原っぱがきれいで、昔競馬場だったこともあり、一周1.3kmのランニングコースもあり、好きな公園の一つだ。 近くにはユーミンの歌で有名な「山手のドルフィン」もあるが、さすがにオヤジと子供でソーダ水飲んで「海を見ていた午後」を気取るわけにもいかず、そちらは寄らずに帰ってきた。
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