その本は本屋さんに山のように積まれていた。
『光のお父さん』 マイディー お父さんは、齢60を超える光の戦士だ。 ひたむきに生きるお父さんの姿を見て… たくさんの人がエオルゼアへやってきた―
あまりの積まれ方に衝動買いしてしまいました! 後から考えるとどうも実写ドラマ化する余波ですw テレビ見ないから全然知りませんでした― 「光のお父さん」は今は亡き大杉蓮が演じています (現在2018)
《光のお父さん計画》 齢60を超えるゲーム好きの父に オンラインゲーム ファイナルファンタジーXIVを遊んでもらい、 自らは正体を隠してお父さんと冒険を続けて いつの日か自分が実の息子であることを 打ち明ける、壮大な親孝行計画である―
光のお父さんとは、ゲーム中における勇者の通称、 《光の戦士》に由来するものですw この計画、根本的には遊びじゃありません。 「お父さん」は胃癌でした しかし早期発見のために全摘出手術されます。 ただ食生活は当然ながら激変。 その時、病室で老いた父を見たとき。 ふとこの計画を思いついたらしい(リアルです)
「僕はこの人が死んだ時、泣くのだろうか?」
これが、、読み始めると止まらない! わたしはオンラインゲームこそしないものの、 これまでのファイナルファンタジーは、、 かなりキツめに遊んできました!! ボスとか一瞬で確殺するまでのやり込みです☆ そういうわけで微妙には把握できますw しかしながら主題はゲームじゃありません。 社会人になって父との会話もどうしたらいいか わからない息子がオンラインゲームの力を借りて なんとかしようとする姿です! 著者マイディー氏の文章能力は高く、 人として何を大事とするか、何をたのしむかが おもしろおかしく毎回提示されており、 これがまたすごいのだ!
わたしは泣いてしまいました
わたしはオンラインゲームはしません。 見知らぬ人と遊ぶというのに抵抗があるからです。 基本的にゲームというのは自己満足です。 自分が強いから人を助けられるのです。 遊びで他所様が強いのを見せつけられて、、 何がたのしいもんかい!! そう思っているわけです。 ところが、、この本には真逆の展開が待っています オンラインで知り合った人たちが ある意味でオンラインだからこそ知り合える人たち の話となっているからです! わたしには運悪くこれまで縁がなかったような世界 が、どうやらあることを知ることができました
たとえゲームでも人間の器がつきまとう
ファイナルファンタジーXIVはチームワーク。 全員が頑張らないと凶悪な敵には勝てない仕様。 誰かのミスで全滅したりするからこそ、 面白いのかもしれません(爆) 全滅してしまえば攻略ははじめからやりなおし。 せっかくなので どんな感じか少し抜粋してみます
インディさん(光のお父さんのプレイヤー名)、 この次は今から言う2点に注意して戦って下さい 1)ガルーダが消えたら岩に隠れる 2)羽が出てきたら羽を優先して破壊する この2つを失敗するとパーティは全滅します
「腹が立つ!」(光のお父さん ガルーダ戦にて)
イライラしてきたんだな… 父は60過ぎた高齢ゲーマー。 なれてきたとはいえ複雑な操作は難しい。 自分のミスでパーティ全滅を繰り返す… そんな自分に腹が立ってきたのだろう。 羽の処理は練習が必要だ。繰り返すしかない。 ギスギスオンライン。 FFXIVをこのように形容する人もいる。 難易度の高い戦闘により全滅を繰り返し、 仲間との雰囲気が悪くなってくる。 父は今初めてこのギスギスに触れているのかも しれない。 下手をするともう嫌になってしまいFFXIVを やめてしまうかもしれない… 僕もかけるアドバイスの言葉が見つからず 無言になってきた。 重い空気。 しかしそんな空気を一変したのは、 いつもあっけらかんとしているきりんちゃんの 一言だった。
「もう少しでしたね〜♪ 時間いっぱいまでがんばりましょ〜♪」
僕はハッとした。 今の父に必要なのは、、 攻略方法のアドバイスじゃない。 きりんちゃんが発したその言葉なんだと。 その後も何度も何度も全滅を繰り返しはしたが、 少しずつ敵を追い詰めていく。 トライ&エラーの繰り返し。 どれくらいの時間戦っただろう? ついにガルーダは倒れた。 父はギスギスに捕らわれそうになりながらも… 何度も自分のミスで全滅する苦痛を乗り越え… ガルーダに打ち勝ったのだ! でも僕は… その事よりも…
「きりんちゃん! よくがんばったっ!!」
別に僕がそうしてくれと頼んだわけではない。 でもこの日、きりんちゃんは全滅する度に 父に声をかけてくれていた。 父に何度も何度もかけてくれた「がんばろう」 それは「がんばって!」ではなく… 「がんばりましょう!」「がんばろう!」 「がんばって」という言葉には「あなたが」と いう言葉が隠れている。 「がんばろう」という言葉には「一緒に」という 言葉が隠れている。 きりんちゃんの言葉にはいつも「一緒に」という 言葉が隠れているように思う。 この子はきっと純粋にそういう気持ちをもって いるんだ。
「一緒にがんばろう」という言葉は、 人を前向きにする力がある
たかがゲームとはいえ、オンラインゲームは 人と人とが協力して何かを行うというもの。 人が人と関わる以上、 ギスギスする事も当然ある。 でも、ギスギスするのはシステムやゲームの せいではない。 ギスギスするのは、 人間としての器の話だと僕は思う。 他人の失敗、自分の失敗… そういった《失敗》をどう受け止めるのか。 そしてそれに対して自分はどういう行動をとれる のか? それがこの世界でとても大切な事なのだと、 きりんちゃんが僕に思い出させてくれた。 その事が僕はとてもうれしかった。
「みんなもこうして努力しているのですね。 クリアできて気持ちいいです」 (光のお父さん ガルーダ戦にて)
たかがゲームといえども、、 ◎ゲームでしか味わえない経験や感動がある◎ これが事実です! その人のこと、会った事がなくても、 その言動がその人のことを教えてくれる
もしそうならこれもダンスかもしれない
《その人のことがわかる》
これはものすごいことです それは、、真実そのものだと思うんですよ☆
『光のお父さん』最終章 それは是非あなたの心で確かめてみてください!
あそぶことも一生懸命。 一生懸命な自分自身はきっとどんな時も最高です 一生懸命と言うと追われるような気分になりそう ですが、そっちじゃありません!! 自分をしっかり発揮できること それが一番の場所をつくってくれると思うのです
ジョー&有由実 結婚披露宴で踊るに当たっての 当時の手記が発見されました!(現2018.10) ほとんど全力で即興を踊っているのですが、 その真核をコトバにしておいたものです。 コトバにするというのはカタチになっていく、 別の了見にすれば《限定》されていく、という 自由さを奪うような所業です。 しかし《自由》というのは大変なことで、 見ている人にとっては何がなんだかわからない ようなものにも見えかねません。 その時にしか踊れないものを踊るというのは、 感性を “度を超えて純化” しなければ、、 おそらく伝わったりしないとおもいます― そういうわけで踊るに当たって絶対に外せない 《なにか》はコトバにしてみます。 これだけは絶対に忘れてはいけない土台です。 その日 カラダを自由にさせるための土台です。 そして、いつも。 いつも思うのは、
いつだってコトバじゃ足りないってこと
どうやったらそれを伝えられるんでしょうか?? 人によってどう見えるかわからないものでは ありますが、ここに挑む者です。 これがわたしのおどりです せっかく発掘されたので残しておきましょう!
「君がいる」
今日を押しとどめる踊り
まずは新郎新婦に額縁を描く 無音の中、自分の想いをおどる たのしく祝う 疲れるくらいに祝う 自分の力がたりなくなって、なったら 来場者から想いを引き出す 引き出して引き出して引き出して 引き出す すべてを引き出したら その風の色を額縁の中に込める
| 2017年04月23日(日) |
強襲!ミュージカル結婚式 |
おそらくは。 おそらくは、もうこんな結婚式、、
生きてるうちには見れまい
そしてほとんど考えずに次の次元いけました! 「いや、、死んでも無理だわ きっと」w そんな確信さえ抱いてしまうほどでした―
◎ジョー勇二郎・有由実 結婚式◎
わたしも奇跡的に招待されてました!! そしてダンスも踊ってくれ言われてました!! 最初おもいました!!
俺のダンスは、、エンタメじゃないぞ
わたしは混沌に陥りました!!
俺のダンス どうやったら明るくなるの??
考えたことなかったわけじゃありませんが、 ほとんど考えたことがありませんでしたw そして、考えれば考えるほどわかった。
可能性って無限だわーーー☆
もし自分のダンスが壮絶に明るく踊れたら、、 そんな日が来たら、、それ物凄いことだよッッッ とんでもないよ それ!!! さて。そんな事情は裏事情です。 わたしは考えました。 少しの頭で考えました。 正直言って少しというのは社交辞令です(爆) その日ジョー氏と有由実ちゃんの前で どんなダンスを踊ればいいのか― わたしのダンスは言ってしまえば《丸ごと》です。 人間の事情。 ただ、結局のところ行き着く先は
その日にしか決しておどれないもの
意を決してシンプルに。 自分の中にわきおこる何かを誠実におどろう バックミュージックに選んだのは 《大切》というこの一点に尽きました 少々暗くなるかもしれん。。 だが、これでいく。 これしかない!
披露宴が始まると同時にそれでよかったと、 そう確信することになりますw だって盛大に歌いながら出現する新郎新婦ッッ
ええええぇあえ?!す、すす、、すごっっ すすスすゴスぎるッッッ
完全にミュージカルです!! 完膚無きまでに主役です!! ぜんぜん。まったく。「おごそか」じゃあない! 披露宴にはいろんな偉い人もいましたが、、 はっきり言って全力で主役を抑えられませんw 度重なる新郎新婦の歌唱に、、 喝采せざるを得ませんでした!! だってジョーさんの目が言ってましたもん! 「喝采せよ」 そういうわけで、、
明るいのは、既に新郎新婦が自前で つくりあげてしまっているのである
ここにもしも明るいものを持ってきていたら その明るさは軽く蹴散らされていたはずです! それほどまでの《光》でした そこいらの光では全く手に負えないほどの光w 二人のおそろしいまでの好きなもの。 好きというのはとんでもない力です☆ ここまで新郎新婦が主役の披露宴を、、 わたしは金輪際 知りませんww さすがというべきAMAZINGでしょう
◎自分たちの披露宴を完全掌握◎
あぶなく消し炭になるところでした!! 呼ばれておいて消し炭ってそれ完全な罠だよ!! さすがは身内狩るクリエーション☆ わたしは音源を会場の音響照明屋さんに渡して、 実は大博打を打っていました。 そのタイミングをすべて即興で委ねていたのです これはわたしにリスクを与えると同時に 集中力を絶やさないためでもありました 音響照明さんのたのしむ力 どれもこれもそのすべてが空間を豊かにします わたしはそれを知っています 二人の前で踊り終えた後、 音響照明さん めちゃくちゃ笑顔でした! きっとすごい集中してくれたのだとおもいます☆ こういうのって一目でわかってしまうものです!! 今できる全力でもって挑んでも ダンスは人の目にどう映るかわかりません なにしろわたしは見え方のダンスを踊っていません これは本当にいつも葛藤の種です ですが、わたしの公演も見にきてくれた ジョー氏、有由実ちゃんも所属するミュージカル クリエーションのメンバーの一人がこんな声を かけてくれたのです
「タイスケさんのダンスを見ると、、 どうしても 涙が出るんです」
わたしのダンスは最終的に会場にいるみんなから 何かを取り出して二人の前で一枚の絵のように その祝福をカタチにするおどりになりました
そんな何かが伝わってくれたらなあと思います
ジョー氏を泣かそうと思っていたわたしは ジョーさんに話しかけました
「畜生!ジョーさん泣いてないしッッ」
わたしはその返答を今後きっと忘れません その返答はわたしにとって未知の言葉だったのです
「タイスケ! 涙だけが感動のバロメーターじゃないんだぜ? ダンスありがとう」
| 2017年04月21日(金) |
コテンパンになった日 |
来たるべき北陸ダンスフェス本番に向けて、 ぬいさんとのクリエーションは数日に渡りました。 自分自身の再復帰公演を終えて、 そんな《自分のダンス》ではなく、その職業の本質 的な部分の欠落を徹底的に指摘されてしまいます。
正直、やる気が根こそぎ奪われるほどでした
それでも本番は6/10だとすでに決まっています。 これまでもそうでしたが、、 決まって《出来ないこと》がわかってからが 始まりです。 ダンスを見ていただくからには その日まで研鑽すること。 これしか、、出来ることがありません! ぬいさんは現役ダンサーの大先輩。 その経験と知識はおおよそ段違いです! そのことをすっかりわすれていた
立ち向かう以外の選択肢はない
いろんなことをわすれるほどに、 わたしは病院にいたのでしょう リハビリしかできなかったのが現実です つい最近までダンスなんて踊れやしなかったんです 指摘されることが本当のことだけに、、 くやしくて情けなくて、、 それでも!これまでが間違っていたわけじゃない
今からはじめればいいじゃない
気づかせてくれる人がいること。 それがどんなにしあわせなことか。 大切に思わない人には口にしないことです。
それを信じて 未来の自分を信じよう☆
| 2017年04月17日(月) |
「えいぶるダンス vol.7」 |
先生、そして仲間たちの公演に行きました! 4/15
『コンテンポラリーえいぶるダンス vol.7』
子どもも大人もカラダから 自分の可能性を引き出すえいぶるダンス!
踊ると元の気を取り戻し 元の自分を感じることができる
そして、踊ると新しい自分を発見する
ほとんど類例のない公演です。 障害をかかえている人たちとダンサー。 他にやってる団体は日本ではそうそうありません。 そして、そうそうないからこそ、 困難を乗り越える意志が必要だとおもいます。 現在では、教育、福祉、医療などの分野で芸術の 可能性を広げている仲間たち。 わたしも何度か出演している手前、 その時間の流れを感じずにはいられませんでした。 わたしが参加していた頃とはその《精度》が違い、 どうにも雑然としている感じがあります。 しかしそれも当たり前といえば当たり前です―
まず出演者の数が尋常じゃない
まとまっていないように感じるのも当然かも。 全体像を考えるとやむを得ない気がします、、
そしてそれぞれ 日々の体調やこころ
それを考えたとき、 これはきっと《精度》じゃないと思いました ただただダンスをおどること 人に見せる精度よりも踊り。 人前でおどろうとするその意思。 そして、その意思の先。 おそらくはその舞台だと思ったのです
釘づけになった作品があります
「Smile and ...」 振付 Claire Suenaga 小糸輝美・Claire Suenaga
輝美ちゃん、小さかった頃から見知っていますが、 今でもそのダンスに輝きが見えるのです ダンスを“習って”いる者としては、どうしても その《技術》を備えていってしまいます しかし輝美ちゃんは技術ではなく、 《ここにしか出ない手》を持っているのです どう説明すればいいかわかりませんが、例えば この角度で手を出せば美しく見える―とか 人前でおどる職業としては考えないわけには いかないこと その《見せる》という観念がはじめからない、 そんな手なのです あれはどう見たって、、 輝美ちゃんにしか出せない手です その手に、、輝美ちゃんを感じずにいられません
うつくしくて涙が出た
どうやったらあんな美しい手になるのでしょうか 考えて考えて行き着く場所はいつもここです 《心とカラダが一体》 誰かから見られている、というよりも どう見られたいのか、というよりも 自分でありつづけること その純粋さは、、透きとおるくらいです! ことばにならないしめつけられるような感動が やってきました
人のよわさや生きていくつよさ そんな「人」のすべてがあるダンス
ダンサーは技術を備えてしまう分、下手すると 踊りになっていないかもしれません。 なにしろ人は、、 技術があればそれを示したくなるからです! 《俺ってこんなことができるんだぜ》 ですが、ダンスはカラダ自慢じゃありません。 一体何を踊っているのか 何が伝わるのか 何を受け取ってもらいたいのか そのために... 高めてきた技術を使いたい!! 技術は決して簡単には備わらないのです! そして、身体的な技術があるのなら そうではない技術もあるはずです 見え方の先にあるダンスもありますが、 見えるものじゃないダンスには、、 どうやったら近づけるのでしょうか
輝美ちゃんのダンスはその答え そう感じるのです
今日もスポーツクラブに行きました☆ T崎さんから優待チケットをいただいてw
◎持つべきものは友◎
わたしは200mのバタ足自主リハビリをしました。 営業終了時間が迫っていたのでとにかく急いで。 なんとか200mマニアった! 制限時間内最低限の出来高だが良しとしよう☆ 時間に追われはしましたが、ホッと一息です! そして常連の美穂さんに話しかけてみました。
「今日は林田さん(80超)来られてましたか? 林田さんの日課は200mなので、 それだけはクリアできましたよー!」
美穂さんは笑顔で衝撃の事実を繰り出した
「えっ、、林田さん、今は500mよ?」
そ、そんなバカな。。
林田さんは進化していた
日課は《単なる日課》ではなかったのだ
レジェンドは本物のレジェンドでした―
わたしたちの力には きっと限界はないのです 上限はおそらく自分がつくってしまうもの そういう意味では自分自身が最大の敵なのでしょう
自分の発言が甚だ恥ずかしかったです
僭越ながら申し上げますと、、 あれは幼女の皮を被った《バケモノ》です!!!
「私は見てきました。憎しみに囚われた燃えるよう な人々の目を。 優秀な部下が怒りに身をまかせ 冷静さを失った瞬間を。 憎悪のみに突き動かさ れる復讐の連鎖を。 そして将官は気付いたので す。 いや、気付いたというより思い出した、と 言うべきかもしれません。私は以前、合理主義に 対する狂気的な反発を身をもって経験しました。 いかに近代化が進もうとも、いかに社会規範が浸 透しようとも、人間は時として合理性よりも感情 を優先する愚かな存在であるということを。 憎悪に囚われた人間は打算も合理性も損得さえも 抜きにしてどこまでも抗い続けます。 だからこそ、将官は申し上げずにはいられないの です。 我々は仮初めの勝利になぞ酔いしれるべ きではない。 憎悪の火はすべて、消し去らねばならないと!」
憎悪の火をすべて消し去るって、、どうやるの― はい、今日は『幼女戦記』です☆ 劇場版もつくられることになったライトノベル。 主人公は合理主義者のエリートサラリーマン。 しかし、同僚の逆恨みからホームで突き落とされて 電車に轢かれ即死。 命を落としてしまいます。 そこで創造主を名乗る存在Xは主人公の言動と 無信仰を咎め、現実とは違う戦乱の世で苦労させ、 信仰を取り戻させるとして、孤児の幼女・ターニャ ・デグレチャフとして転生させた― 主人公はサラリーマン時代の記憶を失っておらず、 その度を超えた合理主義でもってその世界で楽して 生きようと行動を開始するのだが。。 結果としてターニャは軍人となり最前線へ。 その能力から常に危険地に投入され、 功績を上げ続けることになります。
その最終回には少々唸ってしまいました
帝国は自らが握った剣の鋭さを誇示するあまり その剣に対する恐怖を想像し得ないでいたのだ。 無論、誰もが平和を願っている。 そうあれかし、と。 それゆえ皆 平和を守るために銃を取り、 平和を願って戦いに身を投じる。 過酷な戦争を終わらせるべく、 帝国以外の誰もが願っていた。 帝国という邪悪な敵が、 この地より撃滅されんことを。 かくして何たる矛盾だろうか。 皮肉なことに平和への願いによって 戦争は鎮まるどころか激化の一途をたどっていく
「たしかに合衆国軍は現在、友好国に派遣される 義勇派兵部隊の志願を募っていますが、あなたは 志願できる最低年齢です。 もっとじっくり考え てから決断をしても遅くは、、」
「いいえ!志願します」
「心意気は大変うれしく思いますが、戦場に出れば 怪我をするかもしれませんし、命を落とすことだ って、、」
「覚悟はできています!」
「お母様、それに亡くなられたお父様もきっと あなたが平和な地で過ごされることを願って おられるはずですよ?」
「それはわかっています。 でも、だからこそ! 私は自分のできることをしたいのです。 その平和を守るために!」
「決意は変わらないようですね。。わかりました、 では志願に際し宣誓を!」
「宣誓!私は守るべき平和のため、何より大切な 家族のため力の全てを費やします! もう2度と帝国によって家族を失う悲しみが 繰り返されない世界をつくるために! そして神の正義を為すために! 主を信じる善良なる心に誓って、、 神の御加護があらんことを!!」
戦場で主人公に撃たれて殺された父のため 女の子は義勇軍に志願してしまいます この物語ではどうやら《神》を問うようで 《人間》を問うている作品のようでした
その信じるものの所在のお話
信じるものが強ければ強いほど、視野を失います。 こうじゃなきゃダメ、というものはおおよそ 本人を縛り付けていくものなのでしょう。 逆に、柔軟であればいいというのも疑問です。 信念がない人ほど何を考えているのか知れませんw じゃあ、、どうすればいいの????? そんなことを考えずにいられなくなりました―
人と人の間に《神》を持ち出すのは、、 きっと人の弱さです どんな時にも自分をたすけてくれるはずの 万能の神さま。 自分のすることを正義にしてくれる神さま。 だけど《神の正義》なんていうのはあるの? 結局は《その人の正義》です! ホームから突き落とすのでさえ わたしたちは正義を振りかざしてしまえます。 ◎正義は人の数だけある◎ ここに着目すると主人公の言動は、その信仰は 《人の理性》なのかもしれません! ある意味で人の可能性すら感じます。 そもそも、存在Xに立ち向かう人間の物語です。 極端な描き方ではありますが興味深いところです
しかし何にせよ 信じる力はわたしたちにとんでもない力をくれる ことはたしかです その方向を間違えないようにどうすればいいのか わたしたちはいつも自分に問うことを まずは自分に問うことを 忘れないようにいたいですね
「諸君、やれ停戦だ出撃だとまったく上も勝手な ものだな。 だが仕事である以上はやむを得ん。 命令に従い敵を叩き潰さねばなるまい。 とはいえ、今や世界のすべてが我々の敵だ。 過酷な戦闘は避けられようもなく泥沼の戦いに 終わりは見えない。 だからこそ 諸君らにはあらためて伝えておきたい。 この世を司る神がいるとすれば、どこまでも厳格 で限りなく善良あまりにも偉大な存在であろう。 神とやらは非情な運命ばかりを突き付けてくる。 それが世界に課せられたルールのようだ、、 そこでだ、私は今ここにあらためて宣言する! おお、神よ!貴様を切り刻んでブタのエサにでも してやると!クソッタレの神に我等が戦場は 不似合いだ!今こそ神の仕事を肩代わりしてやろ うではないか!我ら将兵のあるうちは我々が神に とってかわるのだ! 傲慢な神とやらを失業させてやれ!!」
| 2017年04月14日(金) |
「BRA★BRA 2017」 |
親友とコンサートに行きました!
『BRA★BRA FINAL FANTASY BRASS de BRAVO 2017 with Siena Wind Orchestra』
日本の誇るRPGゲーム音楽のコンサートです。 わたしたちはその時代に触れたもので成長して いますよね。 物語の力かもしれません。 一生懸命あそんだものだからかもしれません。 そんな音楽はこころにぐっさり刻まれており、 記憶を呼び覚ますことができてしまいます―
思い出に会いにいくような気持ち
よくよく考えてみれば。 そのシーンが《思い出せる》っていうのは、、 尋常ではないことだとおもうよッッ
どんだけ一生懸命あそんだんでしょうか(爆)
わたしたちの記憶というのは何なんでしょうねw ひとつの答えは《時間の密度》な気がします! 何かに打ち込んだ時間。 その時間は正比例している気がします。 打ち込んでないものは覚えてもいませんw こうして見るとわたし自身のblogも、、 はっきりいってキチガイのレベルかもしれん。。 だってこれ1年前?!のことだもんねww
ときどき自分が恐ろしくなります
でも。思い出せるんです
《あのとき楽しかったこと》
思い出せることに、迷いなくそのときが しあわせだったと言える気がします☆
わたしのダンスもそんなダンスでありたい いつもそうねがっています (こればかりは研鑽せねば!!)
わたしのカラダは手術されています。 今でも半年に一度《定期検診》があり、 その日だけはどうしても通院しなきゃいけません。 そして、、定期検診を受けるにあたって必ず。 必ず《筋力測定》をしなきゃなりません。 Cybexと検診。この2つはセットです。
どんなに病院に行きたくなくても 完全に卒業というわけにはいかない
結果としてそんな手術でした。。 ダンスを続けられるのも意外と奇跡かもしれない。 できるように手術を選んだのはたしかです。 しかし、それ相応に困難を常に抱えています。 そんなわたしは、来たる6月!
HOKURIKU DANCE FESTIVAL に 出演することになりました!!
ダンサー大先輩 ぬいさんと以前に踊った作品、 『Moonless』が審査を通過したのです☆ 突然舞い込んできたチャンス。 ぬいさんもわたしを心配してくれていました。 靭帯を断裂したとき、その年、、 わたしはぬいさんたちメンバーと一緒に 【東京青山 スパイラルホール】で踊るはずでした それは一生に一度の劇場レベルです。
たったひとつの公演 たったひとつのチャンスをつかむのが どれだけ難しいか
ただ、わるいことばかりではなかった。 もしかしたら、もっともっと大切なことに 気付かされた年だったとも言えます。 痛くて苦しくてほとほとつらかった日々。 どん底だった病院生活でなんとか明るく生きようと 無理矢理にでもやってきました。
だって《生きているからです》
苦しかったと言えば、膝よりも以前。 救命病棟の時の方がずっとずっと苦しかった。 内実は違いますが、 いまでも全く笑えませんが、、あの時 《なんとかしようとした自分》を誇りに思うのです 誰にもわかってもらえないかもしれません しかしそれでも、わたしを支えてくれているのは あのどん底だったときの努力です F1レーサー、アイルトン・セナの あの言葉は決して嘘じゃない― そうおもいます
「もうダメだと思った その時から ホントウの努力が始まる」
それまでの、その時までの努力は《フツー》 そういったものなのかもしれません
自分が問われる「その時」 自分がどんな行動をとれるのか 最後に何を選択するのか わたしたちは「その時」にならなければ、 決してわかりません。 おそろしいことですが、 それくらい自分というものはわからないものです
選択できるというのは追い詰められていません。 選択できるというのはほとんど幸せだと思えます。 厳しさの前に選択肢はないからです
執刀医Sドクターは、いつも 笑顔でにこやかに わたしの足りない筋力を指摘した後こう言います
「痛かったらいつでも来なさい! すぐに注射してあげるよ」
4月10日。この日、 わたしの再復帰公演『The 3rd BIRTHDAY』の 《衣裳》をお返しに行きました。
奇しくもその人の誕生PARTY☆
感謝感謝大感謝を伝えたその帰り。 時間はかるく深夜3時を回った気がします。 本番時着用した3rdBDメンバーにも来てもらった 手前、無事に帰途につくまでは見届けなければ!
知りもしなかったことですが その女は、、方向音痴だったw
ま、まぁお酒飲んでるからだよね?ね?? まずお店でて左に曲がった時点で違っていました。 「お母さん、愛してる?」レベルの《初手》です。 でもタクシー捕まえるんだろうと思ってました。 しばらくまっすぐ歩いてから尋ねられます。
「私の家こっちじゃないよね?」
わたしは《即答》します
「うん。真逆だね☆」
タクシーに乗るんだろうと思っていたことを 伝えると、、、
「私の家ちかいから!」
近くても逆方向に歩いています。 家は知らないけど住所の方角は絶対に逆。 このままじゃ永遠に家にはたどり着けまい。 心配なので、リアルに家に近い場所まで 送ることにしました。 再復帰公演出演者に事件があっちゃいけない。 その間ずっとこう言ってました。
「もーほょんとにらいじょうぶやけん! 家もうすぐそこやけんッッ」
どう考えても大丈夫じゃなかったw 最終的には駅から駅、一駅間を歩きました。 だいぶ時間かかった気がします わたしは店に戻るため《往復》ですw
「もーほんとに大丈夫やけん! 家あれやけん!いいよ、あんた帰りーよ」
わたしは思いました。 深夜の一駅先は、 ぜんぜん《もうすぐそこ》じゃなかった 色々アリスぎて自分のバッグは 店に置いたままでしたw 誕生会メンバーが預かってくれていたので、 取りに戻るその道の途中。。 人生初の事件がおきるのです―
「お兄さん、お兄さん!ちょっと聞きたいんだけど 佐賀にはどう帰ったらいいのかな??」
それ めちゃくちゃ遠いぞッッ お兄さんお兄さん!の時点で色街かと思いきや、、 正体は、、タクシーの運転手さん!?
えええええ???
タクシー運転手は道路のプロだと思ってましたw それに道を調べる術は現在めちゃくちゃあるよね? 携帯とかスマホとかでGPS― その前に、、タクシー会社じゃないの??? 一体どういうことなのか全くわかりませんでしたw しかし、その運転手さんには調べるその術が、、 術が《全く》なかったのです。。 そして度肝を抜く一言がきました(爆)
「俺 バイトでさ、ぜんぜんわからなくてね」
わたしはさらに混乱をかさねました
タクシーのバイトって、、何?(超実話)
ともあれ、道を示すことにします。 混乱してたらあの人みたいに家に帰れない! 口頭で道を語っても、 結局はスマホに勝てなかったw
目で見て感覚的に把握するのが一番早いのだ
機械に人間が徹底的に負けてる気分です
しかし、画面を見せて懇切丁寧に説明して わたしは、、これ以上ないくらい運転手さんに めちゃくちゃ感謝されました― \(^o^)/ しまいには、、
◎握手まで求められてしまったほどです◎
命を救ったレベルでしょうか
ぜんぜんわけわかりませんが、 わたしはヒーローでした(爆) あのときは完全にヒーローだった気がします☆ タクシーの運転手さんに道を教えて讃えられる。
◎おそらく… 人生で2度はないでしょう◎
さて、その後バッグを回収した わたしは、 タクシーで帰途につきます 笑笑 そしてついさっきの話を聞いてみました! タクシーの運転手でも 道がわからなくなるときがあるのか―
「ありますよ!」
ええっ?! そうなの???
「お客様の言われるがままに運転していると 自分でも本当にわからなくなる場合が ございますね。。」
おお。これか!原因は、、これだ! 《お客様の言われるがまま》 自分で考える能力が欠落しているからか―
あの運転手さんの名誉を回復しよう☆
きっと。きっと客の言われるがままに、 あんな遠いところにまで、、 すっごい入り込んだ道に来てしまったのだね! バイトって聞いたのだけは意味不明だけどw すぐに回復できてよかった!! 笑笑
ついにこの日が来ました!
PPAP その動画を初めて見る(爆)
たしか先月に薄いさんに課されていて、 まるで見てませんでした― これは友情のピンチだ! せっかく送ってくれたURLですッッ み、みみみ、、\(^o^)/見よう☆
※注意事項 このblogは2017年です 現在は2018年です 当時目線でいきますw
昨年いちじるしく騒ぎ立てられた動画を、 今更、初めて見ました。 まったく世間から忘れられた頃にw いや、ほんとに誰も話題にしませんし、 思い出したりもしないような、 かぎりなく何もなかったような時代のお話。 早速感想です。
超きもちわるかった
なぜこんなのが話題になっていたの?? ぜ、ぜんぜん わからない― まるで意味のなさそうな動画でしたよね? なんだろう、、だとしたら、 マントラと同じですか!? ヨガマスターが言ってました。 「意味のないことをすることに意味がある」 的な??
マントラにあやまれ→ 俺
さすがに同じじゃあないだろ。 マントラは崇高ですからね!! 意味のないことでも月とスッポンですッッ 意味のないことにこれほどの差があるとは、、、
意味のないことにもレベルがあるのか…
なんだか意味のないことを学んだ気がします
さて、本題はこっちです 笑笑 昨日今日ひさしぶりにジム通いしています。 再復帰公演3rdBDから3ヶ月。 自分が退会するときに黙々とトレーニングしていた 男子スタッフの、その劇的な外見の変化に度肝を抜 かれました!!! なによりも真っ先に感じたのがこれでした!!
【顔が痩せていた】
本当に驚きました… 顔って、、痩せるの!? でも。顔が完全に変わっていた、激ヤセですッッ
わたしは感じたことをつい口にしてしまう男です。 そうしたら、当人からさらなる真実が聞けた…
「まず顔にきましたね 笑笑 それから、、“最後に” 腹筋です」
この男子スタッフは来月末ボディビル大会に 出場します。 もはや最終追い込みの時期。 もう甚だ絞れている気がしますが、 この世界はどこに終わりがあるか知れません。
本人が「たりない」と思うかぎり
わたしは思いました
それ以上絞ったら【ねじり切れる】
ねじり切れる寸前のカラダが、 大会での最終形態なのかもしれません☆
ものすごい世界です
どこからか風のように聞こえました―
「愛の種、いま土の中で保存してます」
な、なんだか、、いいね\(^o^)/すごくいい☆ 愛の種か…
しかし正解は 愛× 藍◎
そう、愛は《保存》するものではないんだ! ずっとあるものなんだ!! 愛はおそらく《常にそこにある、流れてる》もの。 いまはそんな気がしています
そういえば3rdBDで役割がほぼ舞台監督だった、 さとこ虫さんとその娘のこんな会話がw my記憶が怪しいので少々ちがうかもですが、 娘が玄関先でこう言ったそうです。
「お母さん、愛してる??」
さとこさんはこう返したそうです。
「うん!あたりまえやん」
なんと会話は続きます。
「どれくらい??」
「いっっぱいよ!!」
「ごめん、私のお小遣いじゃ アイス2本しか買えんかった...」
◎とつぜんおとずれたリアルだったそうです◎
どこかで話がずれていた― って言うか「どこかで」じゃなく《最初から》 ものすごい会話だと思いましたw
愛が溢れすぎて氾濫してる感じです 笑笑
そもそも「お母さん、愛してる?」が 違っていたらしいw その正体は―
「お母さん、アイスいる?」
「どれくらい?(アイス)」
「いっぱいよ!!(愛)」
間違ってても、、いいね\(^o^)/すっごくいい☆ 愛の量は数字じゃ量れませんw 「いっぱい」というカウントできないことばに、 なんだか得体の知れないまでの愛を感じるのです 見えないけど、、、
◎どんなところにも愛はあるんだ◎
| 2017年04月08日(土) |
「のび太とアニマル惑星」 |
アリスから連絡がきました―
「タイスケさん! 舞台チケットを大量にいただいたので、 ぜひ行きましょう! お友だちも誘ってください」
わたしは舞台人の立派な端くれです! どんなステージも後学のため行けるものは行く。 選択肢は、、ありません☆ とはいっても何の舞台チケット??
舞台版ドラえもん 『のび太とアニマル惑星』 脚本/演出 鴻上尚史
ある夜、のび太はピンクのもやをくぐって 見知らぬ森に潜り込む。 そこは、なんと動物が人間の言葉を話す、 アニマル惑星だった! しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫も誘い、 みんなでアニマル惑星の新年を祝う。 楽しい時間を過ごして地球に戻ったのび太たち。 そこにチッポからSOSのメッセージが! 再びアニマル惑星に到着したのび太たちが 見たのは、、廃墟と化した街だった― のび太たちはアニマル惑星を守るため、 チッポたちとともに空から来た悪魔に立ち向かう
ど、どら、、どどどどどら ドラえもん?! これ、、誘われないと絶対行きそうにないねッッ どうやら本当にチケットが大量に手に入ったらしく 席を埋めたいという何者かの意思を感じます(爆) そういうわけでドラえもんが好きすぎる人たちを 精一杯誘いました!! そして、行ける3姉妹いた 笑笑 このステージは過去東京でやったものの再演。 その全国ツアーとなっています。 全国ツアーといっても東京除いて4都市だけw 全国じゃ全然ないですねそれ。でもすごいです。 とにかく。 このステージは日本を代表するキャラクター 《ドラえもん》なのだ☆ cvが変わってしまって違和感の絶えない現在。 慣れ親しんだ声というのは偉大ですね。 全身で「これは “違う”」 って感じてしまうほど偉大です。 声優は、命を吹き込むお仕事! さぁそんな違和感もすべて受け入れましょう☆ 受け取ったチケットは1列分ありました。
【1階 J列 20番】
えっ、、これ客席のセンター1列全部だよ?! 客席の前は通路で、最高に見やすい列ッッ す、すごい列もらってきたねアリス!! どこをどう考えてもVIP待遇じゃないか― 一緒に行った好きすぎる3姉妹も足が震えたらしい
タダほど怖いものはないのだ
アリスは娘・あおいちゃん(4歳)と一緒。 すごく楽しみにしてやってきていました! そんなチケットには※印でこう記載されていた―
【4歳以下のお客さまのご入場はお断りします】
\(^o^)/黙殺です☆ わたしも両親が連れて行ってくれたショーがあった 気がします。 子どもがよろこぶやつ。 でも、まるで記憶にのこっていません。。 父はわたしがドラえもん好きだったので、小さい頃 全てのドラえもん映画に連れて行ってくれていた。 内容は覚えていませんが映画館に一緒に行ったのは 覚えています。 ドラえもんグッズをいつも買ってくれてました。 いよいよわたしもそんな時期に入って、 親の気持ちを考えられるようになりました 事前にアリスから聞いていた情報がこちら。
「ドラえもんは《ホンモノ》らしいですよ!」
何がどうホンモノなのか混乱せざるを得ませんが、 期待は膨らむものです☆ 笑笑 なにしろ広告とかにドラえもんの姿がありません。 (あえて隠していたようです) わたしは心中で思いました「やるね」 笑笑 開演。そしてついにドラえもんが出現―
たっ、たしかに、、ほほほ ホンモノだわ(爆)
ドラえもんは《ホンモノ》でした!!! す、すごいです。 文章では伝えられないほどのホンモノですw 感動ですッッ☆ こんなホンモノを拝める日が来るなんて!!!
アリス ありがとう
他のキャストがもうまったく目に入りません。 それくらいにドラえもんは素晴らしかった。 ある意味で日本を背負っている存在です! その図体からして、人ひとりくらい丸呑み できるほどの口の大きさッッ たぶんとんでもなく危険だとおもいます 笑笑 ホンモノのドラえもんは腕が上がりません。 地上と水平ラインまでしか上がりませんw 腕を水平よりも上にあげようとすると、 カラダをななめにする努力が必要となります! そんなドラえもんが一生懸命おどっている姿に なぜだか涙が出そうになりました
ドラえもん すげえ
興味深かったのは、のび太の部屋。 今でものび太の部屋は日本人だったら イメージは難しくないと思います。 のび太の部屋は洋式じゃありません。 完全な和式です。 その扉は「ふすま」なんですね。 そんなふすまをドラえもんが開けます。 しかしここでとんでもないことに気づきます。 客席のわたしたちは震撼しました
どう見てもドラえもんは、 ふすまを開けても、、入ってこれない!!
ドラえもんの横幅は、、 明らかにふすま幅を超えてますッッ えっ?! どうするの?? ドラえもん どうするの― きっと誰もがそう直感したはずです しかしここで度肝を抜く演出がされていました
ドラえもんはふすまから入ってこず、 あたりまえのように何もない外側から入室
そ、そそそそそ、、そんなバカな!!!!! ありえない!! ダメだろそれーーー ◎これが舞台の正体です◎ のび太の部屋は舞台からすると《装置》 部屋といってもホンモノの部屋ではないのだ そういうわけでここでしかできない魔法のような 度肝を抜く世界が可能となるのです☆ その他にも、突っ込みどころが満載でした。
(その1) この舞台上で最も演技がうまかったのは、、 チッポ!!! どこからどう見てもその発声と演技がうますぎて 明らかに違和感を感じました(爆) 他の連中とのバランスが、、おかしいよ!! 子供たちにもハッキリと分かる、 正確無比なセリフ回し! もう完全に一人だけズバ抜けすぎていたw その力量で完全に浮いてしまっています 芝居って異様な世界ですよね みんなに一言一句わかるようにするのも技術 しかしその技術が高すぎると会話に見えず、 出来レースを見てる気持ちになってしまいます
(その2) ステージの都合上いろんな役の人が入れ替わり 立ち代わり出演しています。 例えばさっき水の精をしていた人が、 次の場面では光の精になっていたりw 踊りがうまい人は常に動く役柄です。 特にドリルモグラの人は目を見張りましたw そんな中で一人たいへん興味深い役者がいた! のび太の家の?裏山をゴルフ場にしようとする 大人たちが現れます。 そのボス、社長はいわゆる悪役のような様相。 のび太たちのかけがえのない遊び場《裏山》を 奪われまいとのび太たちは自分勝手に彼らを ドラえもんの道具で攻撃しますw ホントのところ あの大人たちは悪くない。 でも演出の都合上は悪役です(爆) 物語は進み、、最終局面。 アニマル惑星を襲ってくる黒鎧の人間たち。 みんな黒鎧なうえに仮面をかぶっています。 しかしここでとんでもないことに気づきます。 その中心にいるのは明らかにあの時の社長!!! あの頭身、あの感じは、、間違いないッッ それに気づいたときおもいました
悪役は本当に悪役だったんです
なんだか、非常に、、納得してしまいましたw
いろんなことを書いていますが、 この舞台の真実はこうです。
観劇後 アリスは言った。
「あおいちゃんがすごく集中して見てたんです」
それを聞いたとき、どんなことも超えました。 これは、、舞台として大成功です。 並大抵のことじゃできやしません。 さすがと言うべきでしょう☆
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