| 2013年11月29日(金) |
Wonderful ありえない |
モ都民からこんな一言と共に画像が送られてきましたw
「これはタイスケさんでしょ」
その画像を見て驚愕 マスクで口元は見えないが、物凄く似てる！
たしかに俺に似ているぞ この顔ッッ！！！
しかしそのファッションはかなり偏ってる件。
ヘアクリップ、上下白ジャージスタイルに黒革ハンドバッグって何！？
どこからどう見ても高校製ヤンキー事情ではないのか―
もしかしてこれで通学しているとでもいうのだろうか？？
最近のジャージって制服として使えるの！？
記憶をたどれば、過去そんな仕事をしたこともないわけではない。
が、その衣裳は身に憶えがないw
いいや、待て。
それよりもそのマスク、なぜミッ●ィーみたいに×テープ貼ってんだ―
はっ！ こいつも隠れ●ッフィーファンなのか？？？
微妙に共有できるものがある気がしてきました…
万が一だが、事故でなくした記憶のひとつかもしれない（爆
さらによく見るとキャッチフレーズが意味不明すぎる件。
“強いヤツに用はねぇ 弱いヤツだけかかって来い”
記憶が走馬灯に変わるかとおもいました ひどい ひどすぎる…
このキャッチから導き出される問いはたったひとつ。
いったいわたしはどれくらい弱いのか―
なまじ顔が似ているだけに、複雑な気持ちにならざるを得ません。。
似てると言われて、マジで似てると自分で納得してしまった上で、
その果てにあった悲劇的キャッチフレーズ！！
自らの記憶を疑う大事件です
ありえないありえないありえないありえないありえないありえない
そんな同日の出来事。
スタジオ女子Staff急襲、禁断のノックなし男子更衣室入室事件勃発。
ノックなしでは防ぎようもない。 刹那、女子台詞はこちら。ドン☆
「わー！ 間違えた！！」
たぶん、間違ってはいないw
おそらく咄嗟の照れ隠しから“間違ったことにした”のだ笑
人間の衝撃的瞬間の無意識発言ってほんとうに面白いですね☆
あまりにも毎回おなじ犯人すぎて、もういいかげん慣れました。
ちなみに、その後の言い訳はこんな感じです（超実話）
「すみません！！！
なんかわたし、タイスケさんの見たいみたいなんですよね…
タイスケさんいるのわかってるのに開けちゃうんですよ―」
条件反射？？ 興味の為せる業？？ って注意力なさすぎだろ！！
◎いるのがわかってるなら確信犯◎
そもそもわたしが慣れたとしても、その罪が赦されるものではないw
この女の行動の謎は深まるばかりだ―
いいや待て。 謎を深めてどうする 訴えてもいいですか
ありえないありえないありえないありえないありえないありえない
原作『竹取物語』。
かぐや姫は月に帰らなければならなくなったことを翁に打ち明けます。
「私は“昔の契り”によって、この地にやってきたのです」
迎えに来た月の使者の語り。
「かぐや姫は罪を犯されたのでこの地に下ろし、
お前のような賤しい者のところにしばらくの間おいてやったのだ。
その罪の償いの期限が終わったのでこうして迎えにきた」
いったい、かぐや姫が月で犯した罪とはどんな罪で、“昔の契り”、
すなわち【月世界での約束事】とは、いかなるものだったのか？？
そしてこの地に下ろされたのがその罰ならば、それがなぜ解けたのか？
なぜそれをかぐや姫は喜ばないのか？？
そもそも清浄無垢なはずの月世界で、いかなる罪がありうるのか。
かぐや姫はいったいなぜ、何のためにこの地上にやってきたのか―
『かぐや姫の物語』 高畑勲 監督作品
姫の犯した罪と罰。
かつてこれほど幸福論を伴うアニメーションを見たことがありません！
また一つとんでもないジブリ映画の誕生です☆ 偉業でしょう
神さまの、人を味わう 死ぬことのない人生アトラクション“地球”
神さまから見ればおもいきり人を蔑んでる混沌の流刑地w
でも、かぐや姫は楽しんだんだよね 楽しんじゃったんだよね
人じゃないからこそ、人に憧れてしまった
泣いたり笑ったり怒ったりしたい
喜怒哀楽を望んだことが、かぐや姫の罪なのでしょう
人はいつか必ず死ぬからこそ、精一杯生きようとする
時間がもどってこないと知ったとき、人生は激変します
自分が本当にやりたいことと向き合うことになるからです
あらゆる束縛から解放されて自分に素直になれるきっかけ
それはいつか自分が死ぬのだと自覚することかもしれません
記憶を失うことはすべてがゼロになることです
かぐや姫の記憶が残ることをわたしたちは願ったのではないでしょうか
記憶とは、どんなことも かけがえのないものだからです
かぐや姫は、最後に地球を見て涙を流しました
わたしはそのシーンに希望を感じずにいられませんでした
記憶こそが希望だとおもえたのです
いまのすべては 過去のすべて
いまのすべては 未来の希望
まったくそのとおりだとおもいました
主題歌は「いのちの記憶」。
いのちは記憶だといえるかもしれない
だって毎日の記憶がわたしたちをかたちづくっていくんだものね
記憶がわたしたちのありようをつくっているのです
記憶を言い換えれば経験ともいえるでしょう
過去は反芻するものではなく、未来への絶大な力です☆
「この地に生きる歓びと幸せを―」
「よろこび かなしみ 草木花 けもの 人の情け…
穢れてなんかいません！！」
かぐや姫の台詞は生きていることに対し、すべてを受容するものでした
そんな劇中でもっとも打ち震えた台詞は―
「生きている手応えがあれば！！！」
涙がボロボロ落ちました
“生きている手応え”それはきっとすべてを輝かせることができる
わたしは毎日その手応えを求めています
生きていることを後悔しないために
みんなどれほどそれを欲していますか？？
自分ができること、どれくらい見ないふりしてますか？？
自分には自分自身でしか満たせないものがあります
自分が望んだ世界で、「死んでしまいたい！」と心に叫んだ瞬間、
かぐや姫の刑期は終わり、罪は償われてしまいました
そんな『かぐや姫の物語』ラストはとんでもないところにいきつきます
すべてのことがしあわせ
喜びも苦しみも悲しみも、すべては生きていることそのもの
怒りや憎しみでさえ生きていることに他ならないのです
人間、そのすべてを受け容れてしまう ものすごいラストでした
生きていることに対しては善も悪もない
いいもわるいもない、すべては生きているからおこること
かぐや姫は“人のしあわせの在りか”を最初から知っていました
その在りか、実はわたしたちが最初から具えているものですよね？？
もっていても見出せなくしているのは自分自身です
わたしたちは自分自身の“生きている”を見つけ出しつづければ、
死ぬまで“いのち”を謳歌できる
生きていることは、どんなことにも感謝できることだとおもいます
受付番号「42」… キタ― 絶対今日はいいことあるはず☆
こないだ見た映画『42』世界を変えた男、その背番号だ！！
わたしのテンションは一気に燃え上がりましたw
診察予約時間はおそかったのですが、思わぬ繰り上がりを見せます。
ラッキー！ってこんなところで幸運をつかいたくはない…
倒立できるようになるんだ
診察室、姿を現した院長。 いよいよです！
◎今日は絶対に希望を見出だしたい◎
新たに採取したレントゲンをじっと見て、院長は言いました。
「君の場合はこれがベースなんだと考えたほうがいいかもね…
競泳選手に多いんだよ」
「倒立ができる骨格じゃない」 そう全否定された前回。
とつぜん全否定が回避されました―
「倒立はしないほうがいい」と説明しながら、
「この骨格で体操選手もいる」と言及。
わたしはそこにつけこんだ
「じゃあ“出来ない”わけじゃないんですね？？
じゃあ練習してもいいですよね？？」
院長をしぶしぶ納得させましたw よくやった、俺☆
肩甲骨まわりと三角筋を強化することを約束させられ、
筋力で補助することで倒立練習許可にこぎつけた―
◎念願のドクターストップ撤回へ◎
あとは自分次第。 完
次の診察日は2月14日に。 看護師さんに再確認されましたw
「バレンタインデーですけど… 大丈夫ですか？」
「過剰な親切ありがとうございます」
新たな院長リハビリ指示書をマッキーに提出。
ここから組まれるマッキーの筋トレ新メニュー。
マッキーは野球人ですから、まずは42の話題で和ませておいて―
「えー…」 炎上です
和ませても無駄でしたw ちくちくちくちくちっくしょおおおおお
あのなんとも期待はずれというため息。。
こっちは死ぬ気で挑んでる、挑んでるのに上がらない！！
歪む表情、全身から血が吹き出すような全力
そこに叩き込まれる冷酷なため息、これがリハビリです
今、あらたに始まる best of my 倒立
| 2013年11月24日(日) |
Thank U :-) |
重要事項の確認で久々にメールしてみました！
あっさり解決。
感謝の予測変換は浅はかに進化、そのまま送信☆
「aさみ ３級〜」
aさみ「３級って微妙ですね…」
「じゃあ産休！」
aさみ「産休はまだいらないです」
じゃあどうしろってんだ―
あとはもう“三球”しかのこってないぞ！！
淡白な人ってこれだから…
人生楽しもうとすればきっと出来るのにね（爆）
◎時論公論より◎
今の子どもたちが“さとり世代”と呼ばれていることを知りました！
世代の範囲は“ゆとり世代”とほぼ同じとされていますw
なんでも、やる気がなくて、ブランド購買意欲もなく、旅行もしない。
最大の恐怖は まわりに合わせられなくて孤独になること
インターネットが人生の最初からある社会の賜物でしょう☆
そしてまわりに合わせることは日本人特有の血ともいえます。
自分自身の道を独自にすすむことが好まれない。
みんなと同じ方向でなければ切って捨てられる。
出る杭は打たれる。 国民性が引っ込み思案になるのも道理です！
なんと自分を生かせにくい社会でしょうか
“みんなと同じじゃなきゃいけない”
一歩引いたところで振舞うのがこの国の美徳ですが、
自分が本当にやりたいことで退いていてはなにも始まりません。
和をもって尊しとなす、そんな意味じゃない！ 全然尊くない！！
以前も文章にしたけどOxfordでは大人が子どもたちの意見を聞きました。
面白いものは「それやってみよう」になる、認めることが先なんです。
大事なのは流れじゃない
本当に大事なのは一人一人が決めていくこと
インターネットは「世界」じゃない！！
自分の肌で感じない味わわない世界なんて幻想でしかない！！
みんな死にかけたら、、
いや、踊ればいいのに
ダンスに出会ったのはおそかった
その時期は誰が聞いても“おそすぎる”レベルですw
それでも今なら言える
わたしにとって最大のアドバンテージは“おそすぎた”こと
これまで自分が踊りたいものを自分自身で編み出してこれたこと
子どもたちに比べて技術力が圧倒的にたりないと知っていたこと
これまで出会った先生たちが教えてくれた“ダンス”の意味
そのすべてがわたしの“ダンス”を成長させてくれました
本物のダンスはリアル以外にありえません
悟りって 知らなかったことを知ること。
宗教上では迷妄を去った真理です。
「悟り」がネガティブな言葉であるはずがない！！
悟って閉鎖してどうする！？
「悟り」はすべてをつつむような豊かなものじゃないの？？
地に足ついた経験からでなければ人は成長していけないはずです
成長の密度が違う
できるならその成長を明るい大きなものにしていきたいですよね☆
“さとり世代”は現代の若者気質から作られた言葉。
欲がない、恋愛に興味がない、旅行にいかない。
無駄遣いをせず、気の合わない人とは付き合わない。
現実を悟っているというところから生まれ…
悟ってないだろ
さとり世代の“さとり”は“悟り”じゃなかった件。
【つもり世代】 でした笑
そのひとつの側面が明らかに―
あれは『Choice』直前11/1、思考が煮詰まって夜中に外出したとき。
気分転換も兼ねて近郊を歩きました。
子どもの頃に歩いた場所、小学校までの通学路も歩いてみた。
すっかり変わってしまった家屋と今も変わらずにある細道。
あたらしい発見でした！ 時間は流れてる
住み慣れた地域をゆっくり散策するなんてことフツーしませんよね？
わたしは歩きながら振付をつくっていました。
道すがら立ち寄ったコンビニでマンガを何気なく立ち読みし…
不意に、ある文章で釘付けになりました！！
散策したのはこのページに出会うためだったとおもえるほどです
「“負けたくない”ってのは絆だ」
え …絆！？
「普段はいがみ合ってても 苦しい局面―
逃げられない状況になった時、 一気に逆転する
そいつの存在が力になる 強みに変わる
“ついてくるな”が“ついてこい”に変わる
その結びつきがキセキを生む力になる―
オレはそう信じてんだ」
これは自分のものさしを超えて何かに向かう人にしか効かない。
その理由がある仲間にしかあてはまらない。 そうおもうのです
それぞれにはそれぞれのレベルというものがありますよね？
そんなところまでやりたくない人にとってはさぞ迷惑なことでしょう。
ですが、わたしはこう考えています。
それを超えようとする意識が、
今を生きようとすることに他ならないんじゃないか
そのエネルギーこそがその人を信じるに足るのです
折れる人と折れない人は誰が見ても明白
できるできないじゃない。 どんなことも、いつだって、
なんとかしようとする気持ちがキセキを生むではありませんか
病気や後遺症、どうにもならないことなんていくらでもあります。
ですが“できること”に弱音を吐いてどうするんですか？
どんな状態であろうとキセキをおこせるのは“できること”だけです
こないだ「キツイ」と先生に向かって悪態をついた人がいました。
立ち向かうのならキツイなんて“あたりまえ”のことです
競技自転車マンガ『弱虫ペダル』。
その台詞は、これまで感じていたことの答えだとおもいました
これは“友だち”ではなく最高の“仲間”の話です。
考えようによっては、友だちよりも仲間のほうが理解度は上でしょう。
これほど“絆”がキレイに整理された文章を読んだことがなかった
わたしは、一つのことに本気で向かうとき、
馴れ合いではダメだと考えています。
仲良しこよしで本当にいいものは生まれない
全力でぶつかって、その上で、なんとかしようとする意志が、
最後の最後に想像を超えた現実をつれてくるのだとおもうのです
10日前の11月8日、朝起きたらメガネが三分割になっていたw
◎その姿はどう見ても再起不能◎
Oxfordで二分割を経験、帰国後奇跡の復活を果たしたmyメガネ。
行きつけのメガネ店に事件の解決を迫るスパンが短すぎる件。
「三等分なんて久しぶりに見ましたよ！」って、とりわけ喜んでく―
なんと無残な姿でしょうか。。
わたしはメガネ店に遺体を引き取ってもらいました…
まったく記憶にないけれど、これはわたしの仕業です。
メガネにはなんの罪もありません。
いずれも疲れきって寝てしまったのが原因なのだ―
壮絶なメガネ人生を歩ませてしまいました ※犯人は自分です
“3度目はない”
壊したメガネに誓うのでした
この日、k野さんの座右の銘が盛大に発表されました！
“死ぬこと以外かすり傷”
すばらしいw わたしは負けませんよ―
『Choice』終わって社会復帰期間中の出来事。 ゾンビ化してました
しかしいつまでもゾンビのままじゃいけません。
めっちゃギリギリでクラスに間に合ったら、mやさんに遭遇。
「タイスケさん起きてます？？」
って心配そうな顔で 腕をおもいっきりつねられました。
マジで痛かったです
心配そうな顔からは想像できぬ握力（超実話）
肉…じゃないやw 皮膚が千切れそうでしたよ！！
あとから考えたら頬じゃなくてほんとうによかったとおもいました―
あの人なら、やりかねない
そういえばこないだこんなことも言われたっけ…
クラス終わってダラダラしてたら
「タイスケさん、体力つかわないようにしてるでしょ？
hロミさん！その調子でタイスケさんの息の根止めてくださいね！」
何故か毎回わたしを潰しにかかる方向ですw
なんでじゃあ
先生によっては顔あわせた瞬間にこんな台詞が聞けます。
「わ〜 タイスケさんきた〜 ハードにしましょうかね〜」
キタ― 過剰な親切大歓迎☆（涙
毎回こんな感じになるってことはわたしの才覚のうちでしょうw
そんなときに起きた文字神予測変換。
“生きていたい”そう打ち込んだはずでした―
“息停滞”
それ、大ピンチ！！ 生命の大ピンチだよ！！！
相変わらずNiceすぎる変換をしてくれちゃうmyスマホ☆
おそろしい才能です
| 2013年11月15日(金) |
「42」 世界を変えた男 |
ただ一人、大リーグ全球団の永久欠番になった男。
『４２』 世界を変えた男
絆と希望と感動と― 世界を変えた、誰も想像できない奇跡の実話。
知っていますか？ 一年に一度、イチローたち大リーグの全選手が背番号「42」を称える日があることを。 4月15日。 その日、大リーグではグラウンドにいる全員が背番号「42」をつける。 どのチームの、どの選手も。 敵も、味方も、関係なく。 「42」―それは、大リーグで唯一の、全球団共通の永久欠番。 その裏側に、鳥肌の立つようなドラマがあった。
1947年、ひとりのメジャーリーガーが誕生。 彼の名はジャッキー･ロビンソン。 背番号「42」。 当時、白人選手だけで構成されていた400人のメジャーリーガーの中でたったひとりの、そして初めての黒人選手。 そんな彼を待っていたのは、「出て行け！」の大合唱… 敵は相手チームだけではない。 観客、マスコミ、時には審判、そしてチームメイトさえ、まわりじゅうのすべてを敵にまわす中、何にも屈せず、やり返さず、 ただ黙々と渾身のプレーを続けることで、彼はそこが自分のいるべき場所であることを、自ら証明してみせていく。
そして世界は少しずつ、しかし確実に変わり始める―
ジャッキー･ロビンソンが選手として最初の一歩を踏み出す扉を押し開けたのは、ハリソン･フォード演じる球団GM、ブランチ･リッキーでした。
ジャッキーを全力で守り、支え続けたリーダー。
はじめはこの2人に猛反発したチームメイトたちも、記者や観客たちと共に、やがて誰も想像できなかった奇跡の光景を目の当たりにすることになります。
ジャッキーとの初対面。 リッキーはジャッキーに迫ります。
「“やり返さない勇気”を持つんだ！！
敵はあまりにも多い。 奴らのレベルで戦ってはならん」
話ができないとはどんなに理不尽なことか。
世界中の敵となるジャッキーの“短気”を戒めるリッキー。
「もし僕にユニフォームをくれるなら…
もし僕に背番号をくれるなら… 勇気で応えます」
すべてはここから始まりました。
1940年代アメリカの根深い人種差別の風潮の中で、ＭＬＢでの差別を
撤廃させるためのドアを開けた張本人であることは、そのドアを
実際に通り抜けた者と同じくらい勇気が必要だったのは間違いない。
それがブルックリン･ドジャースの球団社長であり、
ＧＭだったブランチ･リッキーです。
この頃のリッキーはGMらしい、心にくい一言もありました。
「お金（ドル紙幣）の色は白でも黒でもない、緑だ！」
何事も“最初の人”にはリアル計り知れない重圧が課せられます。
結果としてすべてを背負うことになるからです。
ほんとうは背負わなくてもいい他人の夢までも。
それを力にするにも、迷惑だと感じるのも、その人次第でしょう。
ジャッキーは孤独な闘いをつづけなければなりませんでした。
たとえどんなに応援してくれる人がいるとしても…
プレーするのは他の誰でもないジャッキー自身だからです
白人の中で唯一人というのは、どれだけのものだったのでしょうか―
わたしたちには想像することしかできません。。
「真剣勝負は君だけじゃない」
後に初の黒人野球記者となるウェンデル･スミス。
当時、黒人に記者席など与えられていなかった。
一般観衆と同じスタンドでタイプライターを弾いていた。
ウェンデルは職業上で同じような差別を受けていました…
だから、野球界で人種の壁を破ることは、
この国で変化を待ち続けている人々にとって希望の光であることを、
彼は誰よりもよく知っていた。
ウェンデルは結局、アフリカ系アメリカ人として初めて野球記者協会に
入会を認められます！！
そしてジャッキーの妻レイチェル。
この夫婦は圧倒的理想の夫婦リアルでした―
お互いがお互いを強烈に信じており、微塵の揺らぎもなかった
レイチェル役･ベハーリーの顔には強さと自立心があふれていました。
裏話によると、ニコールはレイチェル・ロビンソン本人に相談することが
できたらしい！
レイチェル本人が撮影現場を訪れたときはそこにいた誰もが感激。
「私がいちばん感動したのは、ジャッキーに対するレイチェルの愛と
献身が今でも変わらずに明白で強いこと。 ほんとうにパワフルなの」
とベハーリーは驚嘆したそうです。
レイチェルとジャッキーは共に、心身に受ける傷を一緒に背負い、
対処していったのでしょう。
◎ほんとうに憧れる、最高のリアルパートナー像です◎
そんなジャッキーでも心が爆発しそうになった試合がありました。
なんとか乗り切ったジャッキーでしたがレイチェルに独白します。
「好かれなくてもいい。 敬意を払われなくたっていい。
僕には自尊心がある。 自分には負けたくない。
今日は負けそうになった…」
「あなたは負けないわ！！」
この世には宿命づけられた人がいます。 時代に選ばれた人物が！
しかし、偉業は独りで成し遂げられたわけじゃない
なんといっても外せないのはジャッキーを守り続けたリッキーです。
リッキーがいなければ世界は開かなかった。
そしてレイチェル、ウェンデル。
わたしは序盤から泣いてしまいました
最初の人というのはどれだけ勇気があるんでしょうか
どれだけの恐怖とたたかってきたんでしょうか
わたしにはわたしの恐怖があります
身一つで自分を肯定しなければならないのはダンスもまったく同じ
怖くてたまらないんです
リッキーのすべてはここに帰結していました
野球がしたい
野球が好きだ
そうだ… それしかない！！
これこそがあらゆる困難に打ち克つ、絶対の力☆
この映画が見れてほんとうによかった！！！
| 2013年11月12日(火) |
「サカサマのパテマ」 |
イカサ…
『サカサマのパテマ』
手を離したら、彼女は空に落ちていく。
かつて、大異変が人類を襲った。 そして、時は流れ…
夜明け直前の“空”を見上げる少年･エイジ。
彼の住むアイガでは、「かつて、多くの罪びとが空に落ちた」と
“空”を忌み嫌う世界であった。
そこに、突然現れた“サカサマの少女”。
必死にフェンスにしがみつき、今にも“空”に落ちそうである。
彼女の名前はパテマ。 地下世界から降ってきた。
エイジが彼女を助けようと手を握った時、
彼女に引っ張られるように二人は空へ飛び出した―
恐怖に慄くパテマと、想像を超える体験に驚愕するエイジ。
この奇妙な出会いこそ、封じられた<真逆世界>の謎を解く、
禁断の事件であった！
この物語は状況が二変三変する、たたた たいへんな世界でした！！
サカサマ重力世界の食べものをエイジが食べたらどうなるの？？
消化できるの？？ サカサマに引っ張られ続けるんじゃないの？？汗
ととととと トイレ、トイレはどうするの？？ 空に投げるの？？（爆）
物語の骨子には突っ込みどころが満載すぎる件☆
でもその主旨はたいへん面白かった
“相手の立場になる”すごく難しいことをよく教えてくれています
相手をわかったと“思っている”ことは“理解している”ことじゃない
本当にわたしたちがわかりあえないのだとしても大切なのはひとつです
わかりあおうと努力し続けること
そのstoryは、自分があたりまえだとおもっていたことが
あたりまえじゃなかった、と気づくラスト。
すべては自分を優先して物事を考えてしまいがちですよね？
この作品は、教えられてきたことが、絶対のものじゃないって話です。
エイジたちが“思い込み”を打ち破るにはかなりの冒険が必要でした。
一度は疑ってみなくちゃ真実にはたどりつけないのではないでしょうか！
見方が変われば“世界”は一瞬で変わります
◎百人一首 競技かるた◎
『ちはやふる2』
高校2年製になったちはや達が、初めての後輩を迎えて
先輩としての悩みと喜びを抱えながら、ライバル校に立ち向かう！
さらなる情熱を燃やす瑞沢高校かるた部の物語。
青春を競技かるたに投じる痛恨の秀作です☆
なんたって、試合中に考えてることや、からだにあずける、とか
その心理は痛切にダンスに通ずるところがあるのだ！！
そして、なによりも“人間力”。 すごく輝いてる
そんなわたしの感想ですが、今回はこのシーンに行き着きました
なにか真剣に向かっている人ならみんなそうじゃないでしょうか―
モテるモテないは別にして、わたしもそのひとりですw
「ま、真島先輩ってモテるでしょ？」
「さあ どうかな…」
「絶対モテますよ！ 告白とかいっぱいされちゃうんだろうなぁ〜
彼女には困んないですね！！」
「あー なんか、そうゆうの最近わかんなくて…
男が女に選ばれてどうすんだ！っておもう。
俺は、選んで頑張るんだ
花野さんはかわいいから、いっぱい選ばれるんじゃない？
じゃあね」
| 2013年11月06日(水) |
「魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語」 |
ChoiceSTAFF音響班ジョーさんは『まどマギ』の大ファン。
そういうわけで行ってきました！
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語』
たとえ、世界が滅んでも。
鹿目まどか。 かつて、幸せな日々をおくっていた平凡な一人の少女が、
その身を賭して全ての魔法少女たちを残酷な運命の連鎖から解き放った。
まどかへの想いを果たせぬままに取り残された魔法少女･暁美ほむらは、
彼女の残した世界でひとり戦い続ける。
“懐かしいあの笑顔と再びめぐり合うことを夢見て―”
最初に言っておきたい感想はこれです☆
“ほむらは禍々しい悪意を背負う理由がない”
まどかを想う気持ちを、そういうふうに脚色したのは作り手側の勝手w
はっきり言って大団円にできた物語です。
まどかをその純粋な想いで実体化させればいいだけだもんね
“まどかをたすける”ことに関してはまったく悪意なんてないはずです。
“大切な人を救いたい”むしろ崇高な想いではありませんか―！？
ほむらを悪者にすることで商売にしちゃった映画だとおもいました
崇高な想いは、まどかを独占したい浅はかな物語に鮮やかに激変。
なんとも救いようがない
かわいそうに。。わたしはほむらに同情しました 本当にかわいそう
そういうわけでわたしにとってはおおよそグダグダな映画でした。
見ていて退屈でしたね。
前作では誰にも理解されないところまでいきついてしまったほむら。
理解されないどころか裏切られた感さえあります。
だあれもほむらを信じなかった。
〜誰にも頼らない、誰も信じない“暁美ほむら”完成〜
結局ほむらに最後までやさしかったのはまどかだけです。
が、どうやらその“やさしさ”こそがはじまりでした。
時間がすすまない無限ループで繰り返される個人への“やさしさ”。
よくよく考えれば未来を変えられるのは過去に戻れるほむらだけ。
そりゃ助けるなら“ほむら”しかいないよな―
ほむらが勘違いするきっかけになった元凶ですw
自分へのやさしさを絶対的な愛として私物化しようとしたんだよね
こんなんじゃ平和は絶対におとずれない、そうおもいました
暁美ほむらは鹿目まどかの最高の友だちなんかじゃない
どうみても気持ち悪い一方通行の自己中
分身とはいえまどかがいるにもかかわらずバランスをとろうとしなかった
自分が選んだことすら忘れている“まどか”の気持ちは正確じゃない
時間軸の違うまどかに本心を問うこと自体が間違っています
それを鵜呑みにして極端な選択しかできなかったほむら
さみしい人間力の限界でしょう
お互いがお互いを尊重していなければなんにも始まらない
前後編であんなに感動したのが馬鹿馬鹿しくなりました
たとえそれが“人間”の一部だとしてもこうはなりたくない！
◎あの表情はどう見ても行き過ぎた犯罪者です◎
まさかこんなに鬱になるだなんてね。。
百歩譲って教育的でないとしても この物語を肯定しちゃいけない
こんな思想が蔓延したら世界は混沌です！！
一方通行こそは何の解決もしない
話し合うスタンスはないの？？ 友だちじゃないの？？
どうしてその想いを暴力的に使っちゃうわけ？？
まったくわからない うんざりしました
相手があること、自分の想いだけでは決して解決できません
それを“愛”とか言っちゃえる暴挙
自分の気持ちを肯定すればするほど人を見下す態度になる
これじゃあまったくどこかの誰かみたいです
自分の意見を突きつけるだけでは平和になったりしない
魔法“少女”なんだから仕方ないかw
大人じゃないんだものね！
浅はかすぎてあきれ果てる性格を与えられたほむら 超かわいそう
そんな[新編]叛逆の物語が日本アカデミー賞 優秀作品賞 受賞です。
売れればいいのかよ―
ほむらがUltimateまどかと話し合うことはありませんでした
これからも未来永劫ありえないでしょう
まるっきり勝手な映画だなぁとおもいました おわり
| 2013年11月05日(火) |
Choice 歴史裏話ヒスとリア(後編) |
地面を掴む力、ダンスは“脚力”。
ダンサーはフツーの人の理解を超えて指先を酷使しながら踊っています。
指先で地面を押すからjumpできるし地面を掴むから上体を自由にできる。
ゲネプロから初回公演まで通したら…
足が攣って、かるく動けなくなりました
偉大な先生からすれば「弱ッ」の一言で終わるところです―
でも、正直に言ってもそれくらい力を使ったのでしょう。
k野さんをして「10年分くらい踊ったんじゃない！？」
そう言わしめたほどですw
◎だからといってその後10年踊らなくていいことにはなりません◎
特に右足薬指がひどかった―
薬指?が中指?にがっちり上から重なってとれない！！
指を引き離すだけで叫び声をあげたくらいです
たいへんな激痛が伴いました 同時に不安が急襲
つ、次は踊れるの？ これ大丈夫？？
自分が見たいもの、描いていたimageが本当に届くのか、
実際に踊るまではたしかめることはできません。
初めてお客さんの前で踊った手応え。
手応えに到達するまではおそろしい緊張があったはずで、
知らずにオーバーパワーを使っているのは間違いありません。
なんとか指間が開けるようになっても疲弊は甚大でした。
横になって休んでいると空間美術のまいさんが心配してくれて、
長崎から公演を見に来てくださった神dさんを楽屋に招いてくれました！
そ そ そ そうです、神dさんはボディケアの心得がある人でした―
これから公演を見るお客さんにマッサージしてもらって復活w
STAFF親友といえどもお客さん、これはありえちゃいけない禁忌です！！
しかし、それほど疲弊していたのでした… 超実話です
たすかった
最後には、健康に支障が出るほど踊れてしまいます
不思議なことに、『Choice』はあらゆることがなんとか持ち直します。
これまでもほとんどがギリギリで展開してきたんです。
直前の驚くべき事件で目の前のことに取り組めなかった事実は、
明らかに公演をおろそかにするものでした
わたし自身とダンスはまったくの同義だからです
事件をなんとかしようとした結果、全体に動揺が走りました。
ひとりのことはまったくひとりのことだけでは収束しません。
そんな“時”はとっくに過ぎ去っていました
ひとり、たったひとりがどれだけ全体に影響を与えるものか―
誰一人余裕なんかない直前ではこれが現実です
突然のことにみんなから反感さえ買いました
わだかまりがあっては公演の成功なんてありえない
そもそもみんな不平不満なんていくらでもあった ないわけがない
口にしないだけだ
訳を説明せずには誰も納得しようがない。
しかしここで、最後の最後で奇跡がおきます
全員が結束した
その結束こそが公演をたしかなものにしました これは事実です
みんなが驚くほど自分の“やるべきこと”に集中してくれた
“いいこと”も“わるいこと”もあったでしょう
でも“どんなこと”も公演を成功させるためでした
“いい舞台にしたい”全員がひとつになった瞬間でした
わたしが“踊れた”のはここにたどり着いたからです
しあわせは踊ったあとにくるんじゃなかった
踊るまえにあったんです
わたしは当日になって初めてダンスだけになれました
みんなが最善を尽くしてくれたことで一気に未来が拓けた気がした
苦しかったけど当日がすべてです
ダンスを見に来てくれた人が感動して帰ってくれること
会場は満席でした！！ 立ち見まで出たほどです
公演中、涙を抑えながらダンスを見てくれた人が何人もいた
友だちが、STAFFが、おしえてくれました
やったんだな、そうおもいました
すべてが終わったとき、思い出した『アルケミスト』の一節…
「おまえが何か欲する時、宇宙全体が協力しておまえを助けてくれるよ」
“大いなる魂”は人々の幸せによってはぐくまれる。
そして、不幸、羨望、嫉妬によってもはぐくまれる。
自分の運命を実現することは、人間の唯一の責任なのだ。
すべてのものは一つなんだよ。
ほんとうに“そう”でした
『Choice』が終わった今、そう感じるのです
不安や混乱や怒りでどうにかなりそうだったときもありました
でもその気持ちがわたしの踊りに真実を与えてくれたこともあるはずです
“人はわかりあえない”そんなダンスもやりました
“ひとりではダメだった”そんなダンスを踊ったんです
生きていることは、決していいことだけじゃありません
どんなことも、すべてがわたしのダンスに影響しています
「タイスケのダンスは間違ってないとおもうよ？」
ダンサー大先輩 ぬいさんが帰り際わたしに言ってくれました
みんなの力なしに『Choice』は絶対に成功しなかった
見に来てくれた人に何かが伝わったのは、
わたしが生きていたからだとおもうのです
それはわたしが生きられる場所をみんながつくってくれたからです
見に来てくれたみなさま、
そして『Choice』に関わってくださったすべての人に感謝します
どんなことも、ひとつ欠けても『Choice』はありえません
もうあの時の『Choice』は二度と踊れないのです
ほんとうにありがとうございました☆
| 2013年11月04日(月) |
Choice 歴史裏話ヒスとリア(前編) |
実は10/15、黒沢美香さんに応援メッセージをいただいてました！
コンテンポラリーダンス界のゴッドマザーと呼ばれている人です☆
タイスケ、これは凄い。 おめでとう！
生きている人は動きます。 死んだら動かない。
タイスケの強い生命力に感謝です。
踊らなくてはなりません。
うれしいご報告ありがとうございます。
体調万全で本番にむかってください。
おめでとう、おめでとう！ 美香
“踊らなくてはなりません”の文面に震えました☆
そんな人のレッスンでわたしは“キザ夫”と呼ばれてしまった事実あり。
ひらたく言えば“スネ夫”の友だちと目されます。 ちくしょー
そして、なんとコンドルズ鎌倉さんからもコメントもらえました！
お疲れ様 おめでとう でよいのかな
いい言葉が見つからないけど
チラシの写真を見る限りでは、満ちあふれていてとても嬉しい
めちゃくちゃうれしかったので書き留めとこっとw
次回公演ではコメントもらったら大々的に発表しよう！！（爆）
『Choice』歴史裏話ヒスとリア
◎ダンサー復帰を果たしたものの、社会復帰には2週間かかる現実◎
あべこべですねw でも、まぁそんなものでしょう！！
なんにもしたくない、いいや、できない。。 廃人です☆
『Choice』では2公演を終えてお客さんを見送ったあと、脱水症状で
かるくぶっ倒れてしまいました。 まるで力が入らない件
STAFFのみんなが片付けてる間、わたしはひとり横になってました。
精神も体力も根こそぎ使って観客ひとりひとりと向き合ったんだものね
客席には母もいました なんと5時公演でセンターに座ってた
そんなとこに座ってるなんて、おそらくはSTAFFの差し金でしょう…
ここは親孝行すべきところか
だってダンスしかできないんだものね―
でも逆の立場で客席にいたりなんかしても心配しかできないと思う。
たしかなものを踊りにしていない上に、ゼロ距離です。
すこしでも失敗したら大惨事になりかねない。
どんなこと思ったのかな
さて、大惨事はいろいろとあります（爆） まずは、これから！
◎なんと2時、5時公演どちらの回も足を踏んだ人がいます◎
それは位置的に同じ客席の人だとおもわれるw
犯人は、倒れてくる貫治をふんわり受け止めるときに下げた右足
「ムギュ」あの瞬間わたしはこころで土下座してましたw
そして再度同じ過ちを犯してしまいます。
“またやっちまったあああああああああ！！！”
もうまさに断罪のときだ（爆 今となってはいい思い出です（殴
踏まれた人にもいい思い出になればいいなあw
◎さぁ汗のお話です◎ 〜多汗な時期ですから〜
アンケートにも極めて多くのコメントが寄せられました！！
“美しい汗”とみんなから称え記されたわけですが、
“汚い汗”だったら公演は成り立ちませんw
汚いものを美しいと言わせることは死活問題です
そもそも汗は汚いとされているものですから。。
選択は必要でないときもありますが、洗濯はしましょうw
目の前に踊り来るわたしが、みんなに嫌がられでもしたら終いです！！
公演中、自分ですらこんなに汗が落ちるとは考えてもみませんでした―
正直、滝が汗のようでした。。
水溜り…っていうか、湖はできるとおもった 目指すなら海
海つくれたらミイラ化どころじゃすまないね。
STAFFも心配してタオルを仕込めないか考えてくれたほどです（超実話
しかし、ほとんど一人で踊っている以上 そんな場所はありません！
メイクが全部落ちるのは想定内でしたが、そんな程度じゃなかった
度を超えていた
初回公演であれだけ汗が流れたら2回目は流れないだろう。
わたしはあの時リアルそう思ってました！ あまかった
なんで2回目のほうが汗が流れたのか 未だに謎です
新陳代謝良すぎだろ！！！ そりゃ脱水症状にもなるよな…
初回公演は準備段階だったとでもいうのでしょうか―
よくヨガで汗も拭かないでいい人がいるけど理解不能ですw
からだの流れを整えれば自ずといい血が流れるはずですからね！
ボディワーク、わたしは誰よりも汗をかいてる自負があります。
おかげさまでわたしは太ることがありません 事実です
公演挨拶を引き受けた大見佳子ちゃん。
アンケートで「挨拶もよかった」との感想もありました！
かこちゃんは病院でリハビリ始めた3年前に遭遇した女の子。
あのときはまだ高校生だったかな？
現在は声優を目指し、プロ養成所に入るために働いています。
実のところ、仕事しながら夜バイトもして勉強するお金を貯めていた。
本当に寝る時間を削っていた
夢のために邁進していたからこそ『Choice』を与えてみました☆
わたしの復帰ソロは、かこちゃん本人のデビュー戦も兼ねます。
いいエネルギーはわたしをはじめ、そんな人たちに巡っているものです！
わたしが与えられるのは“場”しかないわけですが、
かこちゃんはすごく頑張ってくれました。
なにより、わたしが問うたのは「やりたいか？」だけですw
STAFF全員でダメ出しこそしましたが、その全てはかこちゃんの文章。
完成挨拶を聞いたときには泣いてしまいました
踊るために頑張ってきたことが かこちゃん視点で綴られていたのです
その挨拶はわたしに力を与えてくれました
最後に、そんなかこちゃんのその後を発表しておきましょうw
かこちゃんは養成所に特待生で入学することが12月末に決まります！
よかった、ほんとうにおめでとう☆
“プロになる” かこちゃんの正念場はここからですw がんばれ☆
| 2013年11月03日(日) |
「Choice」 ゼロ距離でダンスが進化する |
本日はご来場いただき誠にありがとうございます。
この公演は皆さまが思い描く“ダンス”と大きく異なっているかも
しれません。 皆さまと共に新しい意味･新しい見方を獲得した先の、
新たな可能性に出会いたいと思っています。
『Choice』 タイスケ 復帰ソロダンス公演
―“ゼロ距離”で、ダンスが進化する―
構成･振付･出演／タイスケ
友情出演：平良優（福岡ダンス界の課長）
特別出演：石井貫治（フリースクール玄海）
特別出演：縫原弘子（東京）
空間美術：清水まゆみ（SHIMS）
公演挨拶：大見佳子
Special Thanx：御縁屋
2013年11月 3日 ��14:00開演 ��17:00開演
DANCE REBELLION 〜ダンスを浴びる〜
ここまでくるのに本当に長い時間がかかってしまいました。
しかし、これまで出会えた人たちがわたしをわたしにしてくれたのです。
特に、病院で一緒に“生きること”に立ち向かった仲間たち。
この世界で“生きること”だけがどんなにつらく大変なことであるか。
そんな人たちがわたしに本当に大事なものを教えてくれました。
それまでのわたしは自分自身に完全に囚われていました。
解き放ってくれたのはたった一つの挨拶から
ダンスには終わりがありません。 どれだけやっても足りない世界。
わたしのダンスはまだまだ未熟です。
それでも、打ち込んできた何かをみなさまにおかえししたいのです。
どんなことでもいい、なにか感じてもらえることを願っています
今日という日だけは無粋なものは書けません！
◎本番アンケート＆SNSより抜粋させていただきました◎
みなさんの感想が今日のすべてです
【2時開演】
ゼロ距離だったのですごい迫力！！
マジで行って良かったぁ♪ 感動でした！！
ストーリーがダンスを通して伝わってきました。
言葉では表しづらいですが感動しましたっ
ダンサーというよりもタイスケさんだったのがよかった
なんか口で表現できないのを、ダンスで表現してくれた感じでした！
距離感もなく、臨場感がすごかった！！！
すばらしい復活でした
距離が近かったのですごい迫力でした。
光と影と肉体の融合が美しかった。
楽しませていただきありがとうございました。
待ちに待った日がようやくやってきました。
たしかに距離感ゼロ！
息づかいから滴る汗、全てが目の前でした。
躍動感たっぷり全身全霊の踊りをみせてもらいました。
いつもお茶目なタイスケさんだけど、
こんなまぢめな姿もいいですよね(^^)
あそこまでたどり着いた彼を誇りに思います☆
ホントあまりに近くてドキドキしました(^^)
当てはまる言葉がみつからないけど、
何か心にじんわりと残ってますね〜☆
飛び込んできそうでしたね。
あの会場であれだけ世界を作り出すことが出来るのはすばらしいです。
あっという間の時間で、可能ならば2回目の公演も見たかったです。
一回目公演お疲れ様でした！すごく良かったですよ！
というか10年分くらい踊ってませんでしたか？
距離近すぎ（笑） 汗が滝のようでした。 コップの水以上にねw
2回目も観たくなりましたが、
あの精神力で2回目公演はいけるのでしょうか？ 燃え尽きてましたよ
雑巾しぼりのように汗がすごかったですが
舞台の世界はまさに独壇場でした。 振り絞りましたね！
ゆっくりお休みください。 永眠はしないように。
タイスケさんの公演。
めちゃくちゃ感動しました！！ もう一回観たい(>_<)
怒涛のレッスン3本の前に…
タイスケさんのコンテのソロ公演にお邪魔してきました！
タイスケさんの踊りを一度見てみたいなぁと思っていたし、
ずっとコンテ系の公演見に行きたいと思っていたところだったので♪
すーっごく面白かったです！！ とても勉強になりました！
そしてとっても素敵な作品でした☆ あたたかかったぁ〜！！
タイスケさん、他のダンサーさん、ひろねーも
スタッフの皆さんもお疲れ様でした(^-^)/ ありがとうございました♪
只今2回目の公演中であろうタイスケさんのダンスを見てきました。
ダンスのことなど何にも分かりませんが...
とっても、キラキラしてました
たぶんそれは、汗のせいだけではないんだろうな。
そんな人を見ていると、こっちまで幸せになります
女性のダンサーさんがキュートで気に入ってしまいました(￣ｍ￣＊)
生きること、信頼すること、うまれる愛情
いろいろな感情･情熱をあじわうことができました。
余計なものがとれてシンプルになった気がしました。
以前見た時よりずっとよかったと思います。
伝わってくるものがありましたよ！
踊っているときの喜びとか、生きていることの喜びとか！
踊るのが楽しいんだなぁーって思いました。 観に来てよかった
表情もいいなぁーと思った 私も踊りたーい♪
いろいろと思ったことがあるけど上手くまとまらない〜 ｺﾞﾒﾝ
でもすごいよかったです！！
今日この場所にいられたこと、
タイスケさんの人生の一場面に立ち会えたこと本当に嬉しく思います。
素晴らしい舞台でした☆
復帰公演おめでとう！
長時間をソロで踊る、大変なコトです。
お仲間の助けもあってすばらしい公演となりましたね！
これからも頑張って下さい！
のりのりになるかんじでよかったです。すごかったし楽しかった（12）
おにいちゃんがとてもたのしそうにダンスをしていたので
私も見ていてたのしかったです
こまかいうごきとかがとてもきれいでした（15）
【5時開演】
滝汗で水溜りできそうな、全身全霊を込めた迫力のダンスでした。
病院で長い長い時間、生きる、手を動かす、
歩くことに立ち向かい、もがく。
近づいては離れる遠い光のような再び踊る日。
闇から、自分自身への囚われから解放して、
このステージにたどり着いたのは、
一緒に生きることに立ち向かった人たち、
出会った人たちがいてくれたから。 ありがとう。
みんな感じることは違うのでしょうけど、
私はそんな感謝のメッセージを感じて、
勇気と元気と優しさをいただきました。 ありがとう
ギャグキャラ封印したまぢめなタイスケさんも良かった。
言葉にすると、そこにあったものから遠ざかってしまいそうで...
難しいですね言葉は。 感謝、自由...＆美しい汗？
内側の光は広がっていくだけで、同じ状態には留まらないもの。
タイスケさんも私達も、いまここに居るのはその一瞬で、
今日のダンスを通じて私までactivateされた事に感謝しております♪
そして思わぬ方とのつながりも判明し、ほんとにご縁って不思議☆
そういえば会場も御縁屋さんでした... 全てに感謝です:-)
その瞬間瞬間に「あ！」「あ！」って言葉や感情が出て来るんだけど...
それは敢えてその瞬間に全て残しておきたい気持ちになりました。
ふわーっと、感謝の気持ちがずっと続いています♪
あの距離感は初めてだったので、なんか乗り移られそうというか
こっちが乗り移りそうになってるのか...
自分なんだかタイスケさんなんだかわかんなくなる感じで。。
あっという間に時が過ぎました。 素晴らしかったです☆
髪からポタポタと落ちる汗が照明に光って実に水晶のようでした。
ダンスへの真摯な想いがひしひしと伝わってきました。
素晴らしかった！ポトポトとたくさんの汗が美しくて。。
；_； 涙のようでもあり、雨のようでもあり、
彼の輝きがそこにいっぱい詰まっていた。（；＿；）
とても幻想的でよいダンスでした
グラス、私も水入れたかった！！
こんなに近くで観たことがなかったので、
席についた時はどーしよーと思いました。
でもだんだん世界観に引き込まれました。
ラスト、元気をわけてくれてありがとうございました。
あの少年は癒しの精？
出演者と観客の距離が近く、
ダンスもまるで一緒に踊っているような感覚に陥りました（16）
胸がいっぱいで言葉がありません
わたしにはどれだけのことがわかったのかわかりませんが、
とにかく体のシンから表現したいという絵を感じました
本当に素晴らしいダンスパフォーマンスをありがとうございました。
体調は大丈夫でしたか？
ひとそれぞれ感想が違うでしょうが、
アウフヘーベンの世界を私は感じました...
NYの小さなシアターにいる気分になり、
福岡でもあのようなパフォーマンスが観れることに感動しました...
沢山の方に体感してもらいたいです！
演出･構成まですばらしかったです。
娘にとっても、よい経験になりました！
美しい人だなと、思いました。
心の中や人生が見えました。
タイスケさんの公演挨拶を読んで、今この時を同じように感じて
思っている人がいることを知り喜んでいます。
私も2年前試練を与えられ、病と自分と向き合う生活をしていました。
死ぬよりも生きることの方がホント大変だと痛感しています。
でも生きるって素晴らしい。 お互いに前進しましょう！
人の体ってホント色んなパーツでできてるなぁ〜
水のシーンは命を分かち合ってるようでしたね
誰しも自分の意志とは違う方向に引っ張られて（＞＜）
でも人と助けあい守りあって生きてるな〜とか考えてました。
Staffのみなさんもお疲れさまでした！ 仲間ってイイNe☆
ゼロ距離。
制限された空間ゆえ、イマジネーションの光が無限に広がる感覚、かな。
あふれるインスピレーションを全身で感じました。
体を持っているということ。 経験できるということ。
繋がれるということ。 今ここにいるということ。
言葉では言い尽くせない色んな感情が湧き上がってきて、
彼を見ているようで多分見てたのは自分自身だったのかな。
物理的な距離の近さが感覚をさらけ出す。
息遣い、したたる汗、体をやぶって聞こえてきそうな鼓動、繊細な指先。
言葉は交わしてないけど、
たいすけさんのことがいっぱいわかった感じです。
大切なものに触れることができた喜びで、涙がでた。
ゼロ距離。
確かに目撃しました。
やりきった、かつてない本気でやりきった公演になりました！！
感想の紹介は一握りですが、すべてあたたかいものでした
こんな感想が聞けるのも たすけてくれたみんなのおかげです。
そして、これまで出会った人たちのおかげです！
ラストは体力の限界を超えて、気力だけで踊った感があります
5時公演、ラストの曲が大きくはじまる直前は今でも鮮明に思い出せる。
あのとき心が叫んだのは “やれるのか??”
ラストダンスですべてを完結させなければ『Choice』は一網打尽です！！
でも、考える時間なんてその一瞬だけでしたw
もうカラダが動いてた
アタマじゃなくて、先にカラダが踊りに向かっていたんです
あの瞬間、カラダがなによりも踊りたがっていたんだと知りました
さいごまで踊ることができてほんとうによかった、全身で実感しています
ダンスを見てくださったみなさんが、あの場にいたみんなが、
わたしのダンスは間違っていないことをおしえてくれました
ダンスを踊るのはほんとうに苦しかったけれど、
自分自身の“ダンス”を信じてよかった
みんなのおかげでダンスがもっともっと好きになりました！！！
| 2013年11月01日(金) |
Long Time Sun |
さあ『Choice』公演本番直前！！
プレッシャーは日増しに強まり、喉が食事に通らない毎日…
本番に自分自身のダンスを引き出せるか
出来なかったらどうしよう ダンスに追われたらどうしよう
不安と恐怖が入り乱れます
なによりも考えちゃいけないのは上手く踊ろうとすること。
ダンスだけは、たすけてくれる人は誰もいません。
そんな1ヶ月くらい前、聞いた詩があります。
私たちの恐れとは 私たちが不完全だということではない
最大の恐れとは 私たちが 想像できぬほど
計り知れぬほど パワフルだということです
私たちが恐れるものは 暗闇ではなく 光なのです
キラキラ輝いて まばゆく美しく 才能あふれていて すばらしい
その真の自分です
では、あるべきでない自分とは？
心の小さい行動は世界の何の役にも立ちません
縮こまってしりごみしていても何の悟りも得られません
そんなあなたの周りでは皆とても不安でしょう
私たちは皆 子どもたちのように輝く権利があるのです
内に秘めたその輝かしい光を開花させるべく生まれてきたのです
これは誰か一部の人々だけの話ではありません
私たち ひとりひとり みんなです
あなたが、あなたの光を解放して輝かせたのなら
それは自然と他の人々の光をも解き放つパワーを与えます
そして、あなたが、あなたの恐れを解き放ったのなら
あなた自身のその存在が 自動的に、
他の者をその恐怖から解放するのです
光あふれる舞台。
その光に一歩踏み入れることがどんなに恐怖をともなうか
光、光が怖いんです！
だけどそこに立ちます
舞台はひとつの人生のようなものかもしれません
どんなことでも、舞台に立てない人は立てないのですから
わたしはその詩にそっと勇気をもらいました
何よりも真っ先に考えるべきは不安や恐怖じゃない
自分を信じること。
たとえどんなことがおこってもその場所で生きようとすることです
『Choice』 選ぶことは自分を輝かせること
踊る！
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