| 2011年07月30日(土) |
「身内狩るレミゼ〜序〜」 |
→ あした
〜ミュージカルクリエーション版『レ・ミゼラブル』初戦〜 わたしは『レ・ミゼラブル』を一度も見たことがありません。 つまり彼らの『レ・ミゼラブル』がわたしの『レ・ミゼラブル』となります。 彼らに与えられしその使命は重いw どんな素晴らしい役者がどんな素晴らしい劇場で演ろうとも初めて見る衝撃には勝てぬ。 今後わたしはきっと吐いて捨てるであろう 「こんなのレミゼじゃないやい!」 さぁミュージカルクリエーションの『レミゼ』見せてもらおうじゃないの―
トランスフォーマーよりも面白かった
なんということだ… こんなはずじゃ…(殴 予想通りです。 やはり重要度が“この夏”と“人生”じゃ比べられようはずがない!!
わたしもダンサーのはしくれ 舞台の素晴らしさを味わわせてほしいだけだ 「あぁ、そうだよな」そう納得させてほしいのだ
わたしは過去、彼らの舞台を見て合唱を聴いて何度も騙されて涙を流してしまいました。 わたしにとってミュージカルクリエーションは唯一無二の団体です。 映画館で3D上映がどうしたというのだ。 飛び出してこずとも、すぐそこでリアル3Dで繰り広げられる冒険ファンタジーがあるのだw
Dancing課長は今回は期間限定?でマリウス課長やってました。 ジョーさんはアンジョルラスに身を扮し、アン“ジョー”ルラスと化していた。
えーっと…ジョーさんってミュージカルクリエーション初出演ですよね? この人なんでドセンターにいるの?? 初出演でセンターって凄くないか!?
この世界、実力がなければセンターに立てることはありません
すっげ〜ジョー氏すぅげー!! 凄いぞこの人!! わたしが驚いたのはそれだけじゃあなかった。 なんとジョー氏以外にも身内を狩られていたのです!!
ジャンバルT町
ええっ そんなの聞いてませんよ!? 背中の痛みにドストライクです!! こんなカッコイイT町さんなんて誰が信じるというのだw っていうかいつのまに狩られてんだよ?? もうムチャクチャ面白いぞこの人たち―
『身内狩るレミゼ』は想像をはるかに超えていた
今度の変形は未体験3D? 迫力のロケ撮影×脅威の最先端3D? 映像は未知の領域へ? もう全然話になんない… 迫力の寝不足演技×たった5日の練習で=舞台は未知の領域ですよ!? レベルが違う。 ジャンバルT町の音をちょっとはずした「あした〜は〜♪」が忘れられません!! マリウス課長、完全に新メンバーに喰われてるよ!! 信じらんない!! 〜冬の完全版は脅威のクライマックスへ〜
突然の配役変更を余儀なくされる時、舞台は闇と化す― そしてDancing課長の反撃が始まる
| 2011年07月29日(金) |
「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」 |
身内狩るクリエーション前夜祭鑑賞決定!!
『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』 裏切ったのは、人類か、友なのか―
いよいよ明日はマリうス課長とアンジョーるラスさんの本番、Debut日。 そういうわけでテンションを無理矢理高めるべく初日上映にいってきました☆ いやーもう、身内狩る〜はトランスフォーマーなんかメじゃないでしょうからw 舞台前日が公開初日だなんて面白さを比較するには打ってつけじゃないですか!! この夏の大本命映画ですからあまりに面白すぎたら身内狩る大ピンチですよね。 まぁ身内狩る〜は人生の大本命舞台ですから大丈夫でしょう。 -身内狩るの夏- が -さよならの夏- にならぬよう、心から祈ってます。 脱・後悔初日! もしも「トランスフォーマーもうめちゃくちゃ面白かったですよ〜」… なんて出演者に言えちゃったらと思うとワクワクが止まりません!
裏切ったのは、人類でも友でもない、わたしです―
主人公サムとエイリアンの腐れ縁シリーズ完結編。 もう泥沼です! リハビリが終わらない、まだダンサーに“復活しきれない”主人公はわたしです! 泥沼なのはわたしのほうです! 煮えきらね〜
月の裏側にはオートボットの爺さんが休眠していた
どこからどう見ても赤いおじいさん! マシンな人も外見は歳をとるのだ!! 驚きです 歳とるのはわかったけど、あの人?たちどうやって生まれるの?? はなはだ疑問です あ、そういえばメガトロン君は弱っちい仲間に「大きくなれよ」って餌あげてましたね。 きっとあの小さいやつらもいつのまにかどデカくなるんでしょう。 なんでもありですからね さて、今回は赤いおじいさんのおかげで前作以上に地球に災厄がふりかかってきます!! あんたらの“エネルゴン”ってどこからわいてくるんだ―?? しかし手も足も出なかった人類はいよいよサイバトロンを倒せるまでになりました。 月日は人類を強くしたのです。 出てくるキャラ全員あったまわるいけどね―
どう見ても科学力より思考能力のほうが問題
この映画、清清しいのはオプティマス君だけでした☆ もう完全に悟りモード入ってますね。 悟っているのは“正義”です。 オプティマス君は種族の壁を超えて「正義」を実行してくれます。 仮にも自らの同種族間戦争で母星が滅びるさまを味わった人?たちですから。 わたしたちにはない、困難を乗り越えた経験があるのはたしかなはずです。 その悟りがサイバトロン星の復活よりも、人類をたすけることになろうとは。
生きる者の尊厳を至上命題としているのです
人類の成長を待つよりも同種族の復活を望むのがフツーでしょ?? それできるのは考えようによっちゃ明らかに“神”レベルですよ!? わたしたちのようなあやふやな人類と対等の立場にいようとするオプティマス君すごすぎ。 さあ貴方も自分の正義について考えてみませんか? わたしたちの正義がどれだけかたよったものか、割と自分さえよければいいはずですw メガトロン君はそんな人間にそそのかされてあっさり心変わりしちゃいますからね!! 人間って詐欺師に近くないか? メガトロン君、バカ正直すぎやしないか? まぁともあれ宇宙難民の一部がそんな人類のありようを命がけで導いてくれます!! そんな素晴らしい映画でしたね。 この夏、身内狩る本番直前に見て大正解でしょう! あ〜早く明日にならないかなぁ…
→ つづき
熱が下がり、風邪がなおっていくその過程であたらしいリアルがわたしを襲った。 自覚したのは3日前くらいでしょうか… 背中が痛くて寝返りがうてないことを唐突に知ったのです。 しかし、3日前はそれよりも熱にうなされていた。
その痛みの正体は風邪じゃなかった
風邪がなおって直面した謎の超激痛の正体。 その事態は深刻でした… 左右・肩甲骨の間を動かさずにいなければトイレにもいけない!! すこしでもかがもうとしたら「ひゃー」とか言いながらバカ笑いしだす始末。 痛みで苦悶するのがふつうだろうに、爆笑ですよ? なにかしようとしたとき、背中はどうしたって動かないことがない。 『女を磨くココ・シャネルの言葉』にだってこう書かれているほどです!!
体の動きは背中にいちばんよく現れる すべての動作は背中からスタートするのよ
さすがシャネル。 きっとダンスもおそろしく踊れた気がしますね。 さて感心してる場合じゃあない。 この本の言葉にウソがないとすればこうなります。
“すべての動作は痛みからスタートするのよ”
なんてこった― ただしいじゃないか。。 わたしは、なにをするにも気違いみたいに爆笑せざるを得なかったのです!! とにかく横になることはもうできません。 もちろんためしましたとも。 気合いで横になることはできてもあお向け状態から微動だにできない。
これじゃ生きたシカバネだ
唯一楽に感じたのは座っているときだけ― このままでいいはずもない。 3たて大ピンチじゃないか… 踊りなんて踊ったらたちまちジ・エンドです!! わたしは助けをもとめた。 〜整体へ〜 一言付け足すと、この日は先週の木曜から初めて遠出できた日です。 日常動作ができない=踊れるわけがない わたしは絶体絶命でした。
踊れなかったら“わたし”はなんの意味もないただの愚者
なんとか今のカラダを改善し、練習できるようにしたい。 しなきゃいけないんです。 ええ、そりゃみんなから言われます。 がんばりすぎよ からだ大事にね でも足りていないんだから仕方がありません。 今頑張らなくていつ頑張るんだ
「いつも来るのおそすぎ!! そうなる前にって何度も言ってるでしょー??」
整体の先生に鬼のように怒鳴られてしまいました。。(超実話です…
「ちょうようきん、いつもの3倍も時間かかっちゃたわよ―」
涙ながらに訴えましたとも。「もう無理です!」 返事は「やめないわよ」 愚問でした。 「あのさー カラダの声ききなさいね? こうなる前に“やめなさい”」 涙ながらに誓約させられました。「やれるだけやらないように努力します」 わたしはこのとき初めて自分が処遇される部類を悟った。 ただでさえ問題あるのに、今日で“問題児完全体”とされてしまったのである― 今日の今日までそんなことマジで知りませんでしたw けっこうマメにきてる優良児サイドだと思ってたのに!!
しかしさすが先生。 日常動作、日常動作ができるじゃないですか もうこれで回復は見えた!! いけるぞ
「ゆっとくけど“いける”とか思わないようにね」
えっ?! ダメなの―?
→ つづき
わたしは風邪をひいていました。 熱が5日間下がらず、フラフラでまるで歩けず。 近年こんなに高熱が続いたのなんて記憶にありません。 振り返れば、頑張ったぶんだけ撥ね返りがきた2ヶ月だったように思います。
願わくば、これ以上 続いてくれるな
心底集中してレッスンに向かえば、ものの1時間であっという間に脱水症状です。 そういえば木曜日はそれに近かったかもしれない。 脱水症状だったこともわからなかったくらい頑張った自負がある。 わたしは気づかずにおそろしい状況に陥っていたのかもしれません。 今はそんな人たちがたくさんいる社会じゃないですか。
気がついたら死んでいた
突然死、それは現実にわたしたちにもおこりうることです。 現代は疲れや寝不足に対する“いい薬”ができすぎたためとも言われています。 服用すれば耐えられる、感じずにいられるのです。 ですがカラダの疲労は確実に蓄積されていき、カラダは風船のようにはじけてしまう。 わたしはなおすためにやりきれない思いでひたすら寝続けました。
なにやってんだ
わたしには焦りがあります。 踊りたいダンスがあるからです こんなに何もしない日が続いたらそれまで鍛えたものが完全に無くなってしまう。 これほどおそろしいことはありません。 しかしこのときのわたしにはなにもできることがない、できなかった。 熱のために、怒りをたたきつけようにもたたきつけられなかったのは救いかもしれません。
『いつでも夢を』 辻内智貴 手にカッターナイフを握りしめ、街角で雨に打たれつづける女。 その姿を放ってはおけない二人の男。 女と同様、胸の奥に深い哀しみを抱えるヤクザ者。 生き残るのに不器用な、売れない小説家。 それぞれの孤独が出会ったとき、ほのかに希望は生まれ、 やがてそれは大きな愛情へと育ってゆく。
こんなときわたしが読みかけていた本は純愛小説でしたw できることもなくて残りも半分くらいだったから簡単に読み終えてしまった。
死とは、こんなものか、 そう思った。 死とは、こんなものか― そればかりが思われた。 (…死は、もしかしたら、皆が騒ぐほど大袈裟なものではないのではないか) そんな気がした。 死が人間にとって唯一無比の大事であるとするなら、 そんな唯一無比の大事がこんなばかばかしいほどのあっけなさで現出していいのか。 それを考えた。 どう考えても、理屈に合わない気がした。 それは答えの側から見えない方程式を探してみるような気持ちだった。 死の側から生を眺めてみる感覚だった。 死は、けして唯一無比の大事などではないから、人はこんなにあっけなく死ぬのだろう。 そうとしか思えなかった。 唯一無比の大事は、きっと生き死にを離れた別の場所にあるのだろう― そんな気がした。
死ってやつは、たしかに悪気はないのかもしれません。 それぞれ事情はあります。 でも、死だけを考えるとどれも同じような気もするのです。 そして、本当にスバラシイものはいつも見えないのかもしれません。 あるオヤジが洋子に話しかけます。
さっきも言ったろ? 人間は、どこからだって、新しくなれるんだ、新しくなりたいと願った時から、 人間は新しくなれるんだ、夢を見る事が、いつだって、人間を新しくしてくれるんだ、 あんたは、表でずぶ濡れになってた時にだって、きっと心のどこかで 夢を捨てなかったから、だから、そこから新しくなれたんだと俺は思うよ。 大丈夫だよ、洋子ちゃん。 立ち止まるなよ。 あんたがそうありたいと思う事を、しなよ、大丈夫だよ。 洋子ちゃん、大丈夫だよ
わたし自身もあの事故後、すくなくない人から同じことばをもらってきました。 そのおかげで“そうありたい”とする自分自身を絶対に裏切れなくなりました。 わたしがわたしであるために。 新しくなるために、です
この本でなによりもおもしろかった、驚いたのは“虹”のイメージ きっとこの本を手に取れば、いつでも“自分の虹”を見ていたくなるはずです
〜またも襲いかかる違和感〜 朝からだるかった。 だるいが今日も自分の今に立ち向かうしかない。 そもそも「だるい」なんて言ってられる状況じゃないのだ。 だけどたしかに今日のわたしはよわいかもしれない。
ドリンク剤服用
からだはほっといてもヘタっていく夏、ドリンク剤で罵声にも耐えよう。 ここまで毎日やってりゃ、いちいち罵声で怯むことはなくなった。 しかし一寸でも油断や隙を見せたら個人的に飛んでくる罵声があります。 それは―
必殺の罵声
これだけは避けることができません。 もろぐらいです… 出刃包丁で刺されるくらいの威力。 場合によっては貫通します。 痛みもない。 しかしそれも練習場だからこそ。 これ以上ない集中力が必要です。 本気で失敗に抵抗しなければ意味のある「今」になりゃしません。
なんとか切り抜けるも、からだは完全疲弊
ここで続けるには気力も体力も使い果たした。 もう今日はここでは無理だ。 いやそんなことよりも食事だ! でも全然食欲もない!! やっぱり今日は変だ... そんなとき、ソラリア地下1階でヨガの先生を見つけた。 〜声をかけようとした矢先、わたし自身におそろしいことがおきた〜 後姿は目の前5m。 すこしの急ぎ足で声がかけられるはずです。 ところがまったく足が前へ出てくれない。 ヨガの先生との距離はひらいていくばかりです。 自分の意思に反して、からだはまったく動こうとしない!! なんで―??? 人と思わず会ったりすると嬉しい気持ちになりますよね? わたしはそれだってじゅうぶんすぎるくらい幸せの一部じゃないかって思います。 だからわたしは人と会うことをめんどうだと思いません。 思いたくない。
そんなわたしが自分自身に裏切られてしまった
信じられませんでした… いや、信じたくなかった! 大切なものわかってるのにそんなことするわけないだろバーカ!! ふざけるな でも事実、追いかけられなかった
わたしは声をかけるのをあきらめてしまった
ちょっとしたことですら力にできないほど疲れきっていた わたしはわたし自身に打ちのめされてしまいました 現実はいつだって厳しい でもあきらめなければできたはずじゃないか つまらない話のように思われる方もいるかもしれません でもわたしにとってこれは後悔 恥ずべきことでした むしゃくしゃします
“わたし”はこうじゃないはずだからです
まさかこんなことが自分の核心をつくとは思わなかった… あとになって考えると「おそろしいことをしてしまった」としか言いようがない。 そして、わたしはこの日からつらい日々を送ることになることを知らなかった―
つづく。
台風の影響か、湿度、気圧の問題か、体調がほとほとわるかった。 ひさびさにリハビリに行くことにした。
人がいないところならチャンピオンブルーでいけるぜ
祭典は今日いれて明日まで。 つまり、この水色ユニフォームで大手を振って外を歩けるのは明日までだ。 (※どこでもユニフォームが着れるような球団ファンは除きます) そういえば昨日、球場では“マスコット祭り”も開催されていた。 試合が終わった後、グラウンドにまんべんなく広がらないマスコット祭り。 ちょっとちょっと!41体もマスコットいるのになんで外野周辺しか動かないの?! そんな中、極端に面白いマスコットがいました!!
ハレピョン (NH○北九州放送局開局80年を記念して生まれたらしい
それはウサギのようなマスコット。 二頭身なのに一頭身分は“耳”!! 残り一頭身に顔・胴体・足がつまっています!! どうみてもカラダに悪そうな奇妙な姿。。 これは無理、無理でしょう!!
その地べたを這う二足歩行から着ぐるみを動かす人間の苦しさがつたわってきます
他のマスコットには腕や脚がありますが、ハレピョンには“耳”しかない。 しかも耳は自由に動かせないようです。。 ってそれ唯一の武器じゃないの?? 手と腕はないんですよ?? この白いの、なにか楽しみないの?? これじゃあんまりです!! その上、足はあっても“脚”がない!! 歩幅、リーチなしかよ!! 完全なる「すり足」。。 こりゃ絶対に生きてるだけで精一杯だわ… 合掌
〜着ぐるみのその姿かたちは千差万別〜 “動かない” じゃなくて “動けない”
話を戻しますw わたしはチャンピオンブルーでリハビリに向かった。 今日は担当PTに依頼していたリハビリ道具を購入。 【バランスパッドエリート】(made in switzerland) バランス感覚を強くするためです。 黒PTによる施術もつつがなく終了。
リハビリ室を出るとホークスのM原と摂○選手がいた―
M原選手とは昨日球場で会ったばかりですよw 球場でチャンピオンブルーよりもこんなときに着てるほうがファンの鑑じゃないですか☆ (病院でファンを主張してもどーかと思うけど) この病院ではほんとうによくプロ野球選手に出会うことができます。 今流行りの“会いにいけるアイドル”くらいの勢いで遭遇できます。 っていうか、昨日いきなりホームラン撃たれたあと三者連続三振の人ですよ?? どっかわるいの!? 愚問だった…わるくなかったらここにいるはずがない。 彼らにもマウンド上にはない苦労があるのだ。
みんな同じだ
からだ張ってる人間ならどこも悪くないなんてありえない。 追求すればするほど問題はシビアになっていくものです。
遅かれ早かれ、生きていくからには自分のからだとどう向き合うかが問われるのです
| 2011年07月18日(月) |
チャンピオンブルーの呪い |
【1】 Dancing課長がレッスンに来てました。 祝日だからか… やる気あるなコイツ!! ここは勝負です。 先生にその力を見せつけて白黒つけさせてやる―
ふたりともバッサリやられました (※空前絶後のあっさり感
白も黒もなかったw
【2】 レッスン後、Dancing課長に“ある女の子のデビューライヴ”に連れてかれました。 聞くところによるとわたしはその女の子を知っているらしい。 誰?
「お前のぶんも払っちゃるけん来い」
Dancing課長は自分LOVEな存在です、命令に従わないとすぐに機嫌をそこねます。 まぁ払ってくれるんならいいか。 時間ちょっとあるし。 ライヴ会場はおそろしく狭いハコでした。 50人も座れば満席。 歌がはじまった。 アイドルDebutってこんな感じなのか…
こんな少人数の前で“全国Debutが決まりました”って言われてもね―
これくらいの女の子なら全国どこにでもいるんじゃないかな。 それにアイドルってことは本気で歌で生きるって意識じゃない。 どれもこなせなきゃならない商品です。 もちろん“どれもこなせる”ことは並大抵の努力ではたりないでしょう。 それにアイドルとして大成するには、どうにもならない容姿が不可欠です。 あ〜めんどくさい。 できることなら愛想ふりまくのをこころからやってみたい。 無理無理ぜったい無理 吐きそうです。 自分を強引にでも売り込む姿勢が無理。 アイドルがお客に感謝をのべます。 「連日のライヴに毎日応援にきてくれた方もいます!本当にありがとうございます」 わたしはDancing課長に笑って会話を振ってみた。 「課長、全ライヴ行ったひとよね??」 「…3回かな」 なんてこった― ほんとうにそんな人間がいた、しかも隣に!!
【3】 〜鷹の祭典“堕”〜 その後、わたしはジョーさんとプロ野球感染しました。 【ソ×西】 ソビエト対西ドイツ、因縁のたたかいです。 今日は祭典初日、応援ユニフォームが観客全員に配給されていた。 スタンド全体が水色一色に染まっている極めて険悪なムード。
ジョー「お前、なんで着ないの?」
世の中に迎合したくないからです。 世の流れに従いたくないからです。
ジョー「それ“迎合”じゃないやろ!! 一体感だ一体感!!」
場内には水色の人しかいません。 水色でないとダメな感じの視線をビシバシ浴びます。 ちょっと待て!! 水色じゃないけど敵じゃないぞ―
着用
人の目がこんなにシビアなものだとは思いませんでした。 妥協、妥協です… なんせ4万人ものひとがみんな水色なのです。 これはおそろしいことです。 袖をとおしたらもう引き返せない。 わたしは安心感を得るともに大切なものを失いました。
気概
安心感、それは“寄る辺”と言えます。 わたしには寄る辺がありません。 いまのわたしはある意味でみんなと同じ生き方はできない。 自分で切り開いていくしか方法がない。 自分がやりたいことを人は実行してくれない。 5対3 勝ち。 (ジョー氏と観戦して負けたことは一度もありません) 公平な審判の地元肩入れジャッジに一時もめましたけどね。 これもおそろしいことです。 ジョーさんがこんな台詞をこぼしたほどです。
大野ジョー「あれはセーフやろ…」
今日は予想外の出来事もあり、なかなかない1日をすごせました! 個人的に1日を振り返ると完全にアウトです☆
今月末ベルギーに留学する少年(17)がマンガを課してくれました。 現在マンガ界のダークホースとされる『進撃の巨人』!! そういえば、M崎吾朗のコクリコメントにこんなのがありました。
「諦めや打算からは、なにも生まれない」
そのコメントを著しく示しているのは『進撃の巨人』ですw もう段違いだぞこれ!! 命がけの極限状況ですからこうなります。
「諦めたら喰われる」
人類の敵、巨人。 その脅威は常に人類の壁に迫ります。 主人公エレン、ミカサ、アルミンは逃げることでなく立ち向かうことを選びます。 もう逃げても無駄な局面です… 人類に選択肢はありません。 立ち向かうしか残されていない!! ようやく兵士となったエレンは1巻であっさり巨人に喰われてしまいました。
なんじゃそりゃーーー
これまでも人類存亡の危機を描いたものがたくさんありましたよね。 天変地異とかウィルスとかエイリアンとかゾンビとか!
今回は“謎の巨人”です
最新4巻まで一気見。 あっさり読破。 先が気になってたまりません!! 〜わくわくドキドキが止まらない〜 ここらへん こないだのM崎映画とは比べ物になりませんw
だっておもしろいんだもん…
なんだろう、この感じ。。 興味がわいてくるんだから仕方ありません☆
いよいよ今日はジブリ新作映画の公開日。
『コクリコ坂から』 上を向いて歩こう。
企画・脚本■宮崎駿 監督■宮崎吾朗 堂々ふたりの名前が太字で同列です。 世代交代できるのか、映画会社ジブリの未来がかかっています! 長○まさみが主人公・海の声をやることを知り、めっきりテンションが下がった梅雨でした。 そこらへんで商業効果を狙うのはいいかげんやめてほしい。 芸能人の顔でアニメーションを売る姿勢がどうしても納得できない。 内容が“本物”でありさえすればおのずと結果はついてくるというのに。 日本を代表して世界で評価される会社であれば数字を残さなければならないのでしょう。 売れるかどうか、すなわちそれが現代社会の評価です。 いつからこんな世の中になったんだろう… 声には声のプロがいるじゃないか。 有名人であればあるほど姿かたちが見えて創造力をそこなってしまいます。 わたしはまわりから妙なデマを聞く前にさっさとおわらせようとした。 〜公開初日10:30上映回へ〜
心とは裏腹にジブリマークが出た瞬間、胸が躍った
やはりわたしは期待していた― だって何度見ても涙がでるような映画をつくっている会社です! 趣向が違えどダンスも人のこころにせまる職業です! ライバルじゃないですか!
「さすがジブリ」そう唸らせてほしいだけだ
生活感あふれる立ち回り。 ただ、極めてわかりにくい時代背景でした… 学生運動、血気盛んな学生たち。 現代とはおそろしくかけ離れています。 正直、たいへんわかりにくくてなかなか共感できませんでした。 しかしそんな時代を日本が歩んできたことをたどれる、そんな映画だった。 わたしの両親世代が一番理解できるんじゃないかと思う。 わくわくドキドキ、驚きはない映画でしたが得るものはありました。 そういう面ではおもしろくなかったと言い切るひともいるかもしれませんね。 でもきっと作り手の意図はそこじゃないね。 淡々として起伏ある映画ではありませんでしたが見てよかった。 総じて俊が中盤で言ったとおりの物語。
これは安っぽいメロドラマです☆
まさか本当にそうだとはおもいませんでしたw なにかがおこるんじゃないかって期待してた。 でもそれでよかったのでしょう。 決してわるく言ってるんじゃありません。 この時代はそんな時代だと思えることができたからです。
個人的には“写真”が印象的でした。 わたしはあるときまで写真なんかなんの意味もないと思っていました。 いま、わたしは写真が大好きです。 特に人と一緒に写った写真が。 時間を切り取ってそのときの感情もきっと残っているから。 ストーリーに関係なく写真を見るシーンで涙がたまったほどです。 気持ちが思い出せるって素敵なことですよね。。 それはわたしにとって『コクリコ坂から』一番の印象でした。
写真っていいなぁ
第32回吉川英治文学新人賞受賞。
『ツナグ』 辻村深月 たった一人と一度だけ、死者との再会を叶えてくれる人がいるらしい。 突然死したアイドルに。 癌で逝った母に。 喧嘩したまま亡くなった親友に。 失踪した婚約者に。 死者との再会を望むなんて、生者の傲慢かもしれない。 間違いかもしれない。 でも― 喪ったものを取り戻し、生きるために会いにいく。 〜あなたなら、誰に会いたいですか?〜
ある人に紹介してもらったのがこの本です! 『ツナグ』 ありがちな内容だったけどおもしろかったよ―
その“おもしろさ”みせてもらおうか!!
2010年10月30日発行、この本はまだまだ新書です。 文庫本じゃないから重い! 文庫本ほど文字が小さくないのはせめてもの救いですw おかげさまでたいへん読みやすく、ページはサクサク進みました。 全5章。 こころがビリビリきたところを紹介したいと思います。
世の中が不公平なんて当たり前だよ みんなに平等に不公平
はっとした。 そのことに気づかず勘違いしてしまう人間が蔓延してやいないか?!
人間ってのは、身近なものの死しか感じることも悲しむこともできないんだよ 『みんなに愛された』って聞こえはいいけど、それだけだ
わたし自身、家族・身内の不幸も大切な人の死も経験してきました。 身を切るような喪失感。 ひと一人の命の尊さ。 それは、その人とすごした時間の重さに直結します。 知らないひとの死にどれだけの痛みを感じることができますか? それは事実で、真実です。 ときどき味わわなければ忘れてしまうようなことじゃないでしょうか。 それでも、いつか自分にもおとずれる現実です。
会って、必要なことを伝えなかったせいで、 一生、そのことを引きずらなきゃならなくなった人もいる それがどれだけつらいか、見てるから来たんだ
歩美とわたしには共通点があります。 なんたってギャルソン愛好者なのだw
甘えんなよ まだ間に合うだろ? 今、どんな気持ちであの人が待ってるか、考えたのかよ あの人には、本当に今日しかないんだ
わたし自身、あの事故からどれだけ“ひと”に時間を使うようになったのかわかりません。 じぶんのことよりも、“ひと”と時間を共有したいと考えるようになりました。 わたしはおそろしく変わりました この本では死者との再会というかたちで読者に示してあります。 だけどそれは死者でなくとも同じことです 大事じゃない時間なんてない それに、どれだけ真摯に人と向きあっていても後悔や喪失感がなくなるはずがない だからこそ、それを“知っていること”が大事なんじゃないかとおもうのです
失われた誰かの生は、何のためにあるのか どうしようもなく、そこにある、逃れられない喪失を、自分たちはどうすればいいのか
自分にとってかけがえのないひとがそれを教えてくれました 病院で一緒にすごしたひとたちがそれを教えてくれました
死者の目線に晒されることは、誰にだって本当は必要とされているのかもしれない どこにいても何をしてもお天道様が見てると感じ、 それが時として人の行動を決めるのと同じ 見たことのない神様を信じるよりも切実に、具体的な誰かの姿を常に身近に置く あの人ならどうしただろうと、彼らから叱られることさえ望みながら、日々を続ける
この本はみんな知っているあたりまえのことにいきつきます あたりまえすぎていつだってすぐにわすれてしまうこと それは、あたりまえのことがあたりまえじゃないことに気づくことです
| 2011年07月09日(土) |
「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命の泉」 |
3時間超大作映画を見てきました! わたしの苦手とするネヅミー映画ですけど!! 見にいく理由はただひとつ。 〜シリーズ全部見てるから〜 針ーポッターは途中で“自発的に”見るのやめましたもんw
『PIRATES OF THE CARIBBEAN -ON STRANGER TIDES-』 “永遠”なんて、くれてやる。
ジャック、あなた知ってるわね? “生命の泉”のありかを― I'm sorry. Could you repeat the question please ?
う〜んまだまだネイティブ会話に字幕なしではついていけなかった。。 自由を愛する孤高の海賊 ジャック・スパロウが奴隷のように振り回される映画です☆ かわいい人魚が牙むいて「シャギャーッ」って襲いかかってくる素晴らしい映画です☆ しかしなんといっても今回は『英国王のスピーチ』でも活躍したジェフリー・ラッシュ。 バルボッサ君でしょう。 バルボッサの男気は今作でおそろしく回復しました!! ってゆうか、他に男気ある人いたっけ? いなかったね… 今作で成すべき事を成した人物は、このバルボッサひとりだけ!! ジャックは物語のど真ん中にいるくせに運よくタナぼタにありつくだけ!! 他人に「船長って言え」と強いるわりに従ってる人間は一人だけ!! それ、船長っていえねえよ!! 仲間がいないってほんと人間力なさすぎ!!
『パイレーツ〜』で本物の海賊はジャックのオヤジだけだと思います
さて、3時間超大作の今作。 少しくらい頭をよぎる「トイレに行きたくなったらどうしよう」 そんな不安はまったく問題になりませんでした!!
退屈
おもしろいのはおもしろいが、とにかく“退屈”。 こんなダラけて映画見たのはひさしぶりです! トイレに行きたくもならない。 最初から最後までまったく感情移入できないんだから仕方がない。 ある意味すごい映画です。 こんなのがロングランしてること自体信じられません。 やはりパイレーツシリーズ、それはジョニー・デップが支えているのでしょう。 なんにも考えなくていい映画なのはたしかです。 楽。 そうです! だから“退屈”なんです…
そういえば、スペインのあのヒトって信心深すぎやしませんか?? 水に吸い込まれて人智の及ばない秘境にやってきたんですよ? あんなに大事に手入れしてた聖杯をなんでいきなり踏みつけれるの? なんのために聖杯持参してたんだアンタ!? 簡単に「邪教だ!」とか言って破壊を命じてるし!! えええ? 秘境ですよ? ちょっとくらい“永遠”を試してみたくなるのが人間じゃないの?
眉ひとつ変えずに秘境を破壊できるアンタみたいに自分を信じてみたい
唯一の救いは人魚のシレーナが異常にかわいかったことくらいですw あんなかわいい人喰い人魚がいたら誰だって守りたくなるよね。 きっとその気持ちはピラニア飼ってるヒトと似てるんじゃないのかな?
シレーナが宣教師フィリップ君を食べるシーンがカットされてたのは非常に残念です (※もしくは玉手箱をわたすシーン)
この映画を見たあとに真剣に考えたことがあります。 それは『インディ・ジョーンズ〜最後の聖戦〜』がどれだけ素晴らしい映画だったか。 終盤を見れば、最後の聖戦パイレーツ版って言えるよね?? でもそのドキドキわくわく感は天と地ほどの差があります!! なんでやねん
とにかく たいした“永遠”じゃなかった
遊び半分なジャックが主人公であるため、遊び半分なシリーズです! グッとくる台詞なんかひとつもありません! でもさすがにお金かかってるだけあって、よくできてる! 感動よりも、大事なのは大ヒットなんですよ! ある意味で商業映画の鑑ですね! 興行収入を見れば一目瞭然です! 男気あふれるバルボッサ君が見たいヒトはいますぐ劇場へ☆
最近、アロマヨガにはまっています。 いつも全力を強いられる毎日から逃げるためです。 ウソです。 ヨガをした翌日、おそろしく調子がいいのです。 ウソじゃありません。
太陽礼拝 〜ヨガは呼吸です〜
決して楽ではありません。 地味にキツイ。 体幹、体幹です。 簡単にできるポーズなど何ひとつありはしない。 この日もいくつか非常に過酷なポーズを強いられましたw しかしそのポーズこそわたしの弱いところ。 頑張るべきところはここだ。 ボタボタ落ちる汗。。 忘れるな! 呼吸、呼吸だ!! それとは別のポーズが、わたしを激しく襲いました。 事故でやられた部位が軋む!! これは…ウギャー! もーう無理無理無理!!! こころで叫びながらもなんとかこれを耐え凌いだ。 我ながらよくやった! ラストは死体のポーズ。 ヨガでは最も大事なポーズです。 いつもここですこやかに意識がとびます。 就寝。 あんなに苦しいことしながら毎回こんなにやすらかにねむれるのが不思議でなりません。 こ、これがヨガのチカラなのか―
終わってからヨガの先生(美人)に声をかけられました「身体は大丈夫でしたか?」 タ「いや〜苦しくてプルプルですよ!」 「え〜? 見てたらなんともないようにポーズとってるようにしか見えませんよ?」 そりゃそうだよ〜w そんなふうに“して”るんだもんね!
「タイスケさん…女優ですね」
ちょっと待て。 “女優”ってなんだ!! すがすがしい汗を流したあとになんてことを― いくら美人の先生でも許せ…ま…s
帰る途中、わたしのからだに異変がおきた。
あれッ? おなか痛くないか??
JR車内、クーラーが異常に利きすぎてる気がする。 猛烈に吐き気がおそってきた― 眩暈はするし、これはほんとうに危ない。 とにかく もちこたえろーッ!! 冷や汗、滝汗です!! こんな状態で本なんか読めるわけがない。 目をとじてとにかく我慢した。 駅までの時間は永遠のように長くて途中何度も降りようかと考えた… しかしヨロヨロだろうがなんだろうが帰宅できたのだ。 よくやった俺!! これが女優魂だ!!
嘔吐
“吐く”ってこんなにチカラがいるの?? 断末魔のような嗚咽が自宅に響く!! わたしはからだの奥底から全力以上の力をふりしぼって吐きまくった。 くるしくて涙ながらにわたしはあることを冷静に考えていた。
ヒトって全力以上にチカラ出せるじゃん
正直に言えば“全力”では吐けなかった。 全力に別の力を“上乗せ”しないと吐くことができなかったのです。 悶絶しながらわたしは確信にいたりました
〜まだまだいける〜
なんだかわかりませんが、七夕の日にたなぼたのように知ることができました すべてがつながっていた
翌日、実力以上のチカラを発揮したわたしは廃人みたいになってた… 自分に眠る力、得体の知れない力を、制御できるようになるにはまだまだ遠そうですw
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