掲示板でおなじみのジョー氏から電話がかかってきました。
ジ「今アンジェラ･アキが○○○○に来てるよ」
タ「今そこにいますよw」
わざわざ電話までしてくれたジョー氏に感謝。
しかしその情報はある人物から知らされていた！
一人で自由に行動できないわたしでしたが、幸運にも親友に連れて行ってもらえたんです。
この親友はアンジェラファンでもなんでもないのですが一緒に行ってくれた！
もつべきものは親友です。
さて、そんなわけでHOMEから車で15分の近所にアンジェラさんがやってきました。
地元ラジオ番組の公開収録です。
会場にはあふれてしまった人類でいっぱいでした！ さすがです。
大物アーティストならば何を言ってもO.K.全ての人が見守るスタンスです。
すごいね、ほんとうにすごい
しかしこんな近くで、まわりには山しかないようなところでアンジェラ･アキに会えようとは！
物凄く不思議な気持ちでした
この日を知るまで妙な流れが確かにあったんです。
『輝く人』がリリースされて輝く人大応援週間を勝手にリハビリ室で実行！
テレビを全く見ないわたしがTvを深夜たまたま見たらアンジェラインタビュー！
どんな愛かはわからないけれど、確かに愛はある！
正直、"今"の自分に『輝く人』はとても苦しくて厳しい歌です。
目の前のことが突然不安になったり、未来を悩んだり、どうにもならない毎日。
でも本当は、湧いてくる疑問には初めから答えがあるんです
今まで一生懸命に生きてきた･踊ってきた年月がそれを教えてくれます。
ただ、わかっていてもどうしようもない複雑な気持ちに振り回されてしまうんです。
今まで感じたことのない気持ちからくる無力な自分にほとほと愛想が尽きていました。
そんなときでした
会いに行ってどうなるものでもない。 でも会ったら何か変わるかも。
考えても仕方ない！ “気が変わらないうちに行け”
会場には徳島から来られた人や長崎から来た人もいました。
それだけの引力を人が持っているなんてわたしには想像もできません。
たとえ近くでも気持ちは同じです。
こんな山しか見えないようなところにもわたしみたいな人間がいると伝えたかった
ちょっとくらいアンジーを元気にできればいいなぁ
作戦です、ノラ作戦です。 作戦といっても全然たいしたことありません。
単にわたしが行くことができた武道館LiveＴシャツを着て出待ちしただけです。
しかし、奇跡は起きた
アンジェラ･アキと視線がぶつかった！！
おまけに声までかけてくれたよ！
ア「あ〜！そのＴシャツ！！」
わたしはただ手を振っていただけですが、もうこれだけで十分でした。
なんてことない一場面ですが嬉しくて涙がぼたぼた落ちました。
親友が「よかったやん、最後に報われたね」と言ってくれました。
わたしにとっては奇跡です。
この奇跡は人と視線が合って、なにも言わなくたって通じるようなどこにでもある奇跡です
今日も健気に骨電気！
通称"骨電気"と呼ばれているオステオトロン�掘�
器具をからだに装着される際、助手さんの動きが止まった。
タ「どうしたんですか？」
み「電池残量が少ないみたいなんです…大丈夫だと思うんですけど」
タ「じゃあ、もし切れたら呼びますね」
わたしは以前１度電池切れに遭遇した経験者ですw
そのときは音楽を聴いていたこともあり残り時間は不明、やむを得ずやりなおしました。
幸運は突然やってくるものです。 あのときを取り戻すチャンスだ！
いつ切れる？いつ切れるの？！
電源が落ちるのをこんなに楽しみにしている患者なんてどこにもいないと思います。
第一、治療時間は少なからずかかります。
残り時間を見極めなくては！ 次に待っている人がいるんです！
そのほとんどが１分たりとも時間をムダにしたくない人でしょう。
狭い日本です。 電池が切れたら逆ギレしたっておかしくありません。
しかし逆を言えばこんなに楽しめるチャンスはそうそう巡ってこない。
ここは派手に楽しまないとw
よくよくこの機械を見ると英語表記で『Ultrasound for bone growth』と記載されていた！
直訳：骨生成のための過激な音調
過激なんだ〜 そんなサウンドをからだにね〜 凄いんだろうな〜
もしそんなウルトラな機械が単三電池１本で動いていたらどうしますか？
絶対によくならないと思います
そんなろくでもないことしか頭に浮かびません。
こんなことでも考えないとやっていられない病に完全に冒されていますw
でも大丈夫。 ウルトラな機械は単三電池６本で稼働していました！
６本かよ―
複雑な気持ちになりました。。 マンガン電池じゃなかったのは最後の支えです。
たのむよほんと…
そんなときミラクルが！！
電池切れ
見事にシステムダウン。 残り治療時間は７分！
あと７分足せばいいんです、楽勝ですね。
わたしは助手さんを呼んだ。
このとき来た助手さんはあなどれない助手さんでした。 頭が冴えすぎてる最強の相手です。
一瞬でも気を許すと美人大ダメージです！！ ひとりババ抜きって大変なんです！！
手際よく電池をチェンジしてわたしにひとこと言い放ちました―
く「タイスケさん、残念ですけどまた最初からですから♪」
あとななふ… 伝えようとした瞬間、カーテンをシャッと閉めて向こうへ行ってしまいました
わたしは笑いが込み上げてきた
この女（ひと）めちゃくちゃカッコよくないか？？？
骨電気地区で危なく笑い死ぬところでした―
ふ、不覚。。 いや、今日はついてる！！ いつもの２倍も治療できるんです！！
惨敗ですね…
空に宇宙船が浮かんでいます
中には疲れた"彼ら"が膨大にいたんです
『第９地区』 人類、立ち入り禁止。
09年度 世界を最も驚かせた映画、第９地区！！
南アフリカ上空に突如現われた正体不明の宇宙船。
襲いかかることもなく、難民として降り立った"彼ら"との共同生活はそこから始まった。
それから２８年後、増え続ける犯罪に市民と"彼ら"の争いは絶えず、共同居住区"第９地区"はスラムと化していた。
超国家機関ＭＮＵは、彼らを強制収容所に移住させる計画を立て、ヴィカス（主人公）にその任務を託す。
彼は立ち退きの通達をして回るうち、知らずに人類と"彼ら"の歴史を変える大事件の引き金をひいてしまう─
この切り口凄い！！ 面白い！！
ヴィカスは立ち退きを"彼ら"に通告してサインを求めます。 めちゃくちゃ面白い！
だいたい"彼ら"にその意味伝わるの？？
武装したMNU傭兵がサインを強要します。
いきなり暴れだした"彼"に傭兵はあっさり殺されてしまいます。
ヴィカスはそれを横目で見ながら「そんなやり方じゃダメだって…」と冷静に説明を続けます。
凄い！面白い！！
はじめは無能さ抜群の"彼ら"でしたが―
予想を裏切る展開にどんどん引き込まれていくばかり！
説明に励むヴィカス君、とある事故で左腕が△×◎に！！
この様相が右腕が×△※のわたしと綺麗にリンクしてしまった
ヴィカスは最初のヘラヘラした顔から、真剣な顔つきに豹変！！
はじめは絶望のどん底でしたが解決策を知ったヴィカス。
腕を治したい、からだを治したいヴィカスは利己主義につっぱしります。
どんなことをしてでもやり遂げる。 利用するものはする。
"彼ら"のことも人類のことも知ったこっちゃない。 理屈じゃない―
そう、きっと人間ってそうだよね…
しかしその意志力は本物でした。 わたしは釘付けになりました
どうにもならない状況で最後にとったヴィカスの行動は人間の希望そのものだと感じたんです
「気が変わらないうちに行け！！」
この台詞はわたしの胸をえぐった。。 本当によかった…
わたしもまだ頑張れる、まだまだ行けるはずです！！
今日も健気に骨電気！
いつもWALKMANで曲聴いてますが、こないだ全部忘れて迷惑かけたので今日はナシw
カーテンで仕切られるんですが、音がなかったらまわりの声が色鮮やかに聞こえてきます。
盗み聞きではないものの、ちょっぴり微妙な感じです。
カーテンの向こう側で度肝を抜いた会話があったので紹介します☆
「ひとり七並べとかさ〜」
「わたし大富豪がよくわからないんだけど…」
え゛？！ トランプだよね、この会話。。
っていうか、『ひとり七並べ』って何だ？？
謎が謎を呼ぶ展開でしたw
っていうかそれ、トランプ遊びって言えるの―？
こんな問題をそのまま放っておいては健康にかかわります。
治療時間終了、話をしていたであろうと思われる人物にすかさず聞いてみた。
それは若い女性だったんです！若いんです！！
「え？ひとり七並べ、面白いですよ？」
もしかして巷ではこんな遊びが流行っているのか？？ なんとおそろしい
わたしはこの未知なる遊び?を試すことにした。
やってもいないものを想像だけで判断するのは愚者のすることだからです。
本当に面白いの？？？
今のわたしには面白いと言うには難しい遊びでした
ただ、精神統一?にはかなり使える、そんな気がいたします。
きれいに、きっちり並べることになかなかの達成感があったからですw
今日、その旨をわたしの担当リハビリマスターに話してみたら嘲笑されました…
「やってみたんですか？？」
きっととんでもない暇人だと思われたに違いありません。。
そんなに暇じゃないんですけどねw
その後“大富豪がよくわからない”人にも話してみると、大爆笑されてしまった！！
なぜ？！ だいたい会話していた張本人たちじゃないかww
人が真面目にひとり七並べの謎を解こうと頑張ったのになんて残酷な！
女の子なんてこんなもんですw なんとおそろしい
わたしは“大富豪がよくわからない”人物に次なる使命が与えられました。
「ひとりババ抜きもやってみてください♪ 面白いですよ！」
これ、絶対に騙されてますよね… なんと研ぎ澄まされた頭脳なんでしょうかw
ええ、ええ、やりますよ、やらせてもらいますよ、やりゃあいいんだろこのやろ〜
念のため、この人物に遊び方の説明をしてもらいました。
『ひとり七並べ』…ひたすら並べていく感じですよ♪
『ひとりババ抜き』…ひたすら数字を合わせていく感じですよ♪
なるほど〜 ってそりゃそうだろ―
このblogを見てしまったあなた！ 是非やってみてください。
人生の新しい発見がきっとあるはずです☆
研さんに退院の挨拶とお祈りに伺いました
自分のことで精一杯のわたしはこころが及んでいなかった
研さんが亡くなった桜の季節が今年はすっかり頭から飛んでいました
そして２月には研さんの祖母が亡くなっていたんです
95、大往生です
研さんの隣に写真が飾られていました
最後の言葉 『お幸せにね』
不思議なことはいつだっておきます
素直な人ほど頷いてくれると思います
わたしは研さんの葬儀があった場所を今も思い出せずにいました
当時まだ車も運転できませんでしたし、何より悲しみのどん底でした
自分の車を持ってから近くじゃないのか的なところをやみくもに探したこともありましたが見つけることはできませんでした
ですが、憶えています
どんな様子だったか鮮明に記憶しているんです
研さんのお母さんと話していて、聞くチャンスがおとずれました
「あなたが通院している病院は○○病院でしょ？」
「そうです」
「その隣よ」
わたしはかたまってしまった
息ができなかった
たしかめてみたら奥に、奥にあったんです
なにも感じずにはいられませんでした
運命的な何かがはたらいているとしか思えないんです
あれからもう七年が経っていました
研さんはこんなに近くにいたんです
今日からリハビリはアンジェラＴシャツを毎回変えて取り組みます。
自分のやる気邁進＋リハビリ室の先生たちにも楽しんでもらうことが目的です。
そもそも突然アンジェラ週間が訪れたのには理由がありますw
ある日、骨電気治療中に眠ってしまい、夢をみました。
真っ白な世界で同じ場所をぐるぐる走る夢でした
ただぐるぐる、ぐるぐるぐるぐる…
なぜ走っているのか理由はわかりません
骨電気治療が終わり起こされたとき、夢の記憶の断片が残ってた
機械を外してもらっているとき話しても仕方ないのにうっかり話してしまった
きっと今の自分の心境をうつしていたんじゃないか
次の日も同じ助手さんに機械を外してもらっていました。
そのＮ助手さんが言いました 「今日はいい夢がみれましたか？」
その日、骨電気最中リハビリ室に流れた歌は『輝く人』アンジェラ･アキ新曲だったんです
まだCDを買いに行けていなかったわたしは夢なんか見れるはずもなく―
通院を始めてからこんなにうちのめされた曲は初めてです
鏡に映る自分が嫌いですか、好きですか？
人に見られる自分は 鏡に映る自分だから
ある理由から、鏡に映る今の自分が人生で一番嫌いになってしまいました
輝く人になりたくて 目を閉じて想像してみる
輝く人は自分の中で 見つけ出さなきゃいけないから
透き通る瞳を逸らさないで 逸らさないで
今の自分に輝く人が見つかりませんでした 見つからないんです
頑張りたくても頑張れない自分自身がどうしても腹立たしい
無理をしちゃいけない、今が大事なとき、そんなことわかっているんです
でもどうしても頑張っていない自分が好きになれない
多少無茶でも今できることをめいいっぱいやりたいんです
入院中、アンジェラさんのCDを病室にもってきてもらいました。
ライヴには必ず行きます武道館にも行く大ファンなんです。
その大好きなはずの曲を聴いたとき、歌が突き刺さるのをこえて突き抜けてしまいました
それからは、どうしても聴けなくなってしまいました
ダンスくらいなにかに打ち込むことができたらまた聴けるかもしれない
そんなことを考えてギターやってた過去を思い出したんです
今なら弾けるかも
そんなとき『輝く人』がわたしに襲ってきました
輝く人は…ギター弾き語りだったんです
アンジェラ･アキ、今では誰もが認める最高のアーティストの一人です。
しかし現状に甘んじず新しいことにチャレンジしているそのスタンス
ストレートな歌詞はその成長とともに力を増しています
勝手にライバルなわたしはそんなアンジェラさんにおもいっきり先を越された気分です
ただですらなにもできていない自分に複雑な気持ちが巻き起こりました
努力もできない自分が夢を見続けてもいいのか
ちくしょーーー！！！
ダンスだってストレートに伝わるはずなんです！！
願ってもダメ 祈ってもダメ もうこれ以上は誓うことしか残っていません
そういうわけでわたしは『輝く人』を強力に応援します
タイミングに偶然はありません
こうなったら聴いてやります！！ 逸らしてたまるか！！
ついにこのときがきてしまった
足がすくむ
行きたくない
手が震える
入院中、長い長い間避けられていた原因の場所
あまりにもからだが変わってしまったためにかなり待たせてしまった
今更だけど惨状の事情聴取です
まったく憶えていない
記憶がないんです
説明のしようがない
わたしにできるのは現場に行くことだけです
しかし現場すら憶えていません
教えてもらったところに到着
わたしは記憶が戻ることを恐れました
もう車に乗れなくなるかもしれません
でもいつまでも人に迷惑をかけるわけにはいかない
すぐにでもなんとかしたい、本音です
しかし「今」できそうなことそのほとんどが禁じられています
頑張りたくても頑張れない
予想通り、聞かれた質問に全く答えることができません
とつぜん写真を見せられました
血みどろです
できることなら見たくなかった
しかし、起きたことに向き合わなければなりません
他の誰でもない、わたし自身のことです
ドラマなんかでありがちな写真
誰が見てもきっとこう言うと思います 「こういうのみたことある」
人を傷つけていないことは本当に不幸中の幸いです
担当警察官もありえないくらい親身な対応でした
警「私と救命救急で話をしたのを覚えていますか？」
そうか― 直後のわたしと会話していたんですね
わたしに救急車を呼んでくれた現場の方にも挨拶しなければなりません
深夜２時、わたしの有様を目撃した人はいません
このblogでも再度感謝させてください
最終地点はこの建物の一階駐車場
その日も夜遅くまでお仕事されていたそうです
突然真下でクラッシュ音が響いたそうです
もしわたしがこの方ならば本当に迷惑なことでしょう
ですが、この方たちが“もし”いなかったらわたしは間違いなく死んでいました
生きてお詫びできて、本当によかった
事故は不幸でしたが、それよりも生きることに奇跡が重なっていたことを知りました
あたらしい季節 旅立ちです
メインページのOfficialSelectionマークや掲示板でもおなじみ
ハッシーの旅立ち
正直さみしい気持ちでいっぱいですが、友のあたらしい生き方を祝福します
わたし自身、あたらしいわたしでダンスに挑むことも未だできませんが、彼女に負けない生き方を送るつもりです
壮行会に出席できなかったわたしは空港まで見送りに出かけた
ハッシーの旅立ちをこの目で見ておきたかった
どんな姿で、どんな強さで旅立つのか楽しみにしていました
あ、ハッシーです！
その顔、寝不足すぎやしないか―
そのいでたち、たしか目の前を一度通ったはず！ですが、わからなかった…
大丈夫かハッシー！！
めちゃくちゃ心配になったじゃないか…
っていうか今のわたしにひとを心配する余裕なんてないぞ。。
話せばやっぱり新しいことをはじめる不安を感じた
でも、自分で決められることは幸せなことです
どうにもならないことに希望を見いだすことは本当につらい
だから大丈夫
きっと未来は凄くいい女になっているはずです もうパンダは卒業です
また会う日を楽しみにしています
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