ぴんよろ日記
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2013年05月31日(金) 今は庭師

 たぶんいま、人生最大級の停滞期。予兆のようなものがありはするが、とりあえず、なーんにも動かない。まさに梅雨に降り籠められた庭師のごとし。しかし現実生活では、本日、梅雨の晴れ間。モヤモヤをぶつけるかのごとく、部屋を掃除。散乱するおもちゃもガンガン移動。リビングのおもちゃバケツも撤去。下のほうのものなんて、いったいいつ触ったか!

 昨日もがんばったので、庭は着々と進んでいる。とっととバカでかくなるという木も注文した。真ん中に、縄文人の遺跡みたいな原始的な炉を作ろうとしているのがポイントだ。抜いた雑草も焼けるし、もちろん肉も焼ける。炉を囲んでたき火もできる。イモも焼ける。
 そう、いまは庭を作るときなのだ。庭師に徹しよう。掘って運んで植えるのだ。


2013年05月27日(月) 花壇の神様

 庭作りのことで頭がいっぱい過ぎて、セメント作業にまで手を出そうかとしている今日このごろ。車を運転していても、通りすがりの花壇の造りが気になって、危ないことこの上ない。世の中には本当にたくさんの花壇やブロックが積んであって、これから積もうとしている人間にとっては、神業みたいなものもある。自動車学校に行きはじめたころ、道ゆく車を運転する人すべてに尊敬の念を禁じ得ないような感じでいっぱい。庭は、だいぶイメージが固まってきて、あとは掘るべし積むべし植えるべし。本格的に梅雨の雨が降り出す前に、大まかなめどをつけたい。雨には間に合わなくても、この秋だか冬だかに、隣の家が建つ前には…。

 昨日はヒコの運動会で、前の日にさんざん「一番取ってよ〜」なんてみんなでたきつけていたのに、いざ、かけっこの本番には、両親、祖父母とも間に合わず。そして家族は誰も見ていない中、本当に一番だったらしい。ご!め!ん!


2013年05月23日(木) むしろプラスに

 隣の土地の工事が始まってから、頭の中は庭のことでいっぱい。庭の前に家が建ってしまうので、はやく木を植えたい。小さな森の中にいるような感じにしたい。とにかく、人影を見たくないのだ。「庭に立ってふと目をやると、オバハンが部屋の中でうろうろしているのが見える」という状況は、想像しただけでも胸がふさぐ。他人の生活を日常的に見たくないのである。いままでフェンスもなにもしていなかったところも、木を植えなければ…。目の前に家が建つことを呪ってもしょうがないので、その状況をうまく受けて、むしろこれでよかった、というところまで持っていきたい。

 朝からラジオで「長崎歳時記」のことを話していた時、やっぱりこういうことが大好きだ…と心と身体の奥底からうれしかった。どこかで講座など持てたらいいな、と思う。


2013年05月17日(金) ようやく標準値

 強烈な悪寒とともにぶっ倒れた夜から10数日。いつも微熱やら腹痛やら鼻づまりやら、寝込むほどではないにせよ、ちょっと動いては人知れずうずくまる日々だったが、ようやく体調が標準値に近づいてきた。まわりにもけっこうそういう人がいて、なんか妙なもんがはやっているのだろうか。なにがつらかったって、途中で蓄膿に引火して、食べものの味がしなくなったこと。しかもその日はカニを買ったというのに、まったく味がわからなくて、ミサキンにやるのが惜しくなかったのが悔しかった。惜しくないのに悔しくはあるという、人生の妙。
 でも、いったい何年ぶりかっていうくらいの、この長期不調。たった10日くらいで「長期」とはお気楽な話かもしれないが、身体がつらいと気持ちもつらい、ということがしみじみしみた。心と身体は、ほんとに直結してると思う。なーんにもする気がしない。本も読めないし、ごはんも作りたくない。だって食べてもおいしくないから。家族には気の毒な話だが。
 しばらく病気はいいや。


2013年05月09日(木) へたり携帯

 風邪の日々が地味に続く。動けないわけじゃないからあれこれ動いてしまうのだが、動くとすぐに電池切れ。バッテリーがへたった携帯みたい。1回話すと赤ランプ。
 でもやりたいことやるべきことはあいかわらずたくさん。頼まれているお菓子屋さんのリーフレット作りから、ガス代の払い込みまで、多種多様に。


2013年05月07日(火) あれがいけなかった?

 に、二週間も日記を書いてない…。生きてたのか?

 ようやく連休が終わった。楽しいこともいっぱいあったが、ヒコが風邪をひいたりして、ヘトヘトなことも強力にあった。
 そうこうしつつ、非情にも風邪のヒコをハハに預けてまで陶器市には行った。今年は大小二枚の皿を買っただけ。もうかれこれ20年近く通っていると、好きな窯元の好きなもの(好きな窯元だからって、ぜんぶが好きとは限らない)は買ってしまっているし、あとは新しい作家のものか、手の出ない値段のもの。こうなるともう、無数の皿と雑踏の中にありながらも枯淡の境地である。

 連休後半には、阿蘇の小国から友人一家が来た。久しぶりの長崎だったので、道ばたの小籠包や立ち飲み屋さんや野母崎の海や揚げたてかまぼこを味わってもらったが、普段は静かな山国暮らしなので、かなり異次元体験だった模様。マドゥバニのカレーを食べるチャンスがなかったのが残念!今度はぜひ。

 こどもの日は、長坂のぼり大会。ヒコもミサキンも「がんばったで賞」に終わった。
 福岡から参加の友達と、待ち時間のあいだ「スピリチュアルやらオカルト的なことが大好きだけど、信じるのとはまた違う距離感」がおなじ者にしかできない爆笑トーク。

 そして私にもヒコの風邪がうつったのか、夜中、ガーッと熱が出て、大汗かく。途中、液体窒素が体中を駆け巡っているかのような悪寒の嵐に包まれたが、とにかく大汗かいて生還。寝る前にはバラバラだった身体が、ちょっとつながった感じがしたのがおもしろかった。

 しかしその夜、福岡の友達もおなじように倒れていたらしい。そういえば中学生の時、学校帰りにおすわさんに行ってお金を納めずにおみくじを引いたとき、二人ともものすごく具合が悪くなったのを思い出した。拝殿に背を向けて怪しいスピリチュアルトークをしたのがまずかった…?


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