ぴんよろ日記
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2012年03月29日(木) ヒココクフク?

 朝のラジオ、年度末最終回。最後の最後で、平松さんが自分の話題でさらっていった。ふふ…あいかわらず。来週からは、次の本(作業進んでない…)の話をする予定。つまり、毎週食べものの話だ。まぁ、朝っぱらから蛇信仰とか陰陽五行とかくんちの分析とか、そういう話を聞きたい人もいないだろうから、1年間気楽に、おいしいお話をいたしましょう。
 ヒコの保育園は明日まで。来週はヒコ漬けの日々だ。でも、なんだかやれそうな気がする。ヒコに対する恐怖心みたいなものが、ここ数日、かなり減ってきているのだ。なぜだろう。6年経って、ようやく慣れてきた…?遅すぎ…?ともかく、来週はいっぱい一緒にいよう。映画に行ったりして。あったかかったら、お弁当持って金比羅山に登ってもいいな。小学校の袋も作らなきゃ。教材やらなにやらに、名前も書きまくらないと!


2012年03月28日(水) さより、さくら。

 ちょっとずつ、先週生じた遅れに追いついている感ありの数日。それにともなって、気持ちも明るくなる。やるべきことはたくさんあるけれど、どうにか手の中に収まってる感じ。(でも来週はヒコが春休み!どうする!俺!)

 家ごもりのつもりだったけれど、急な打ち合わせと用件が立て続けに入り、山を下りる。お昼は、このところ大好きな小料理屋さんのランチ。本当は夜に行きたいけれど、なかなかそうはいかない。いつも夜のメニューを見つめて、心の中でゴクリ…。今日は刺身の盛りあわせ。最初は天ぷらにしようと思ったけれど、お刺身の種類を訪ねたら、大好物のさよりが入っていたので、変更。さよりのお刺身…私の「刺身ランキング」の中で1、2を争う存在。光り物の味わい深さと、白身の品の良さをあわせ持ってる憎いやつ。

 ぜんぜん興味ない龍馬についての文章を書く(あ、いま、何人か敵にまわった音が!)。興味ないので、本当に難航した。そして自信ない…。「龍馬界では常識!」なことが抜け落ちてるのでは、と危惧するのだが、それが皆目検討つかぬ…。そして「龍馬界」ってあるんだろうな、本当に。

 気温が上がって、桜のつぼみたちがムズムズしてるのが見える。


2012年03月27日(火) 疲れは洗え

 バッグが、米子を出発したとの知らせ。どんな顔して帰ってくるのだろう。ふふ、楽しみ。かなり酷使された2年半。つかの間の休息だったに違いない。薮入りってとこか。
 そろそろ庭をいじりたい季節だ。ミサキンの出生記念のモクレンももらってきたし(長崎市は赤ん坊が生まれると苗木をくれるのです)。まだ、枝のようなモクレン。大きくなるころには、どんな暮らしをしているのだろう。
 アルバムが大好きなミサキン。いろんなアルバムを取り出しては、片っ端から見せろとせがむ。自分が写っているもの、いないもの、いろいろ。最近のお気に入りは、ヒコが2歳の時に龍踊りに出た時のアルバム。小さいヒコ。丸いヒコ(今はだいぶ細長くなった)。ここに写っているのは確実にヒコだけど、今のヒコじゃない。こうして見ると、育っているのだとわかる。1年やひと月や一日が、それぞれに、その時だけしかないことがわかる。大切にすべきものなのだと。本当は、ガミガミ怒ったりケンカしたりしてる場合じゃないんだと。…まぁしかし、それは理想論ですが。

 子育てに関する…つい自分の資質や性格に起因すると思いがちな、悩みやトラブルの大半は、たぶん、疲れてるだけだと思う。汚れた手でものを触れば汚れて見えるのとおんなじだから、自分や子どもそのものについて悩む前に、まず、疲れを洗ってみることをやってみたほうがいいのだ。それでもなにかあれば、そのとき悩んだらいいと思う。…と、昨日、マッサージに行っただけで、ヒコに対するイライラが軽減したおバカさんは思うのであった。疲れは洗え。汚れといっしょ。

 いただきものの、中国の紅茶がおいしい。紅茶ってあんまり飲まないけど、これは、紅茶なのに、やはりどこかに中国の香りがただよっていて、不思議。お茶っておもしろいな。


2012年03月26日(月) ハシゴ。

 怒濤の2週間が明けて、本当は、先週やれなかった仕事があるから、まだ怒濤中なんだけど、さすがに体が悲鳴を上げていて、手もしびれているので、マッサージへ。午前中は乳マッサージだったので、マッサージのハシゴ。どちらもかなりお疲れモードとの指摘を受ける。まぁ、そりゃそうだ。一回休みで、明日からがんばろう。本の作業が早くできるように!


2012年03月23日(金) 骨太な雨

 先週は、先週末〆切の仕事をがむしゃらにやって、金曜日に追いついたと思ったら、土曜日の夜にミサキンが水ぼうそうになり、今週の業務予定は大幅変更。今週、なにをやろうとしていたのかさえも、あまりに遠い記憶だ。こうして見ると、仕事のこと、そして自分の体質に限っていえば、やるべき仕事が大量にあることよりも、仕事ができないほうが、心身の疲れは大きい。「病気の子供と過ごすことも立派な『仕事』です」という見方もあろうが、それはやはり、違う次元のことだ、と、体は言う。
 「子どもがいないからといって、子どもがいる人の気持ちをわからないと言われるのは心外だ。それは想像力があれば補えるのだ」というようなことを、ずいぶん前にある人が言っているのを聞いて、その時は私にも子どもはいなかったし、その人は優れた想像力を持っている人でもあったから、その人がそう言うのなら、そうなのかも、と思ったけれど、やっぱり違うと思う。どれだけ達者な想像力も「何日ものあいだ自分のペースでトイレにも行けない」というようなことまでは、体の実感としては捉えきれないはずだ。子どもがいるいないは、優劣とは、もちろん全然違う。子どもがいるから自分が偉いとか、ものが分かっていると言うつもりはまったくないけれど、「実在する小さな子どもの『第一人者』としての生活のハードさ」については、私自身は、ここまで高レベルだとは思っていなかった。
 水ぼうそうが治ってきたと思ったら、けっこうなじんましんが発生したミサキン。病院ではもうどちらも心配ないと言われたものの、もう金曜だし、今日までは休ませようかと思いきや、ヒコが保育園に行こうとしていると、自分も行くと言い張ったので連れて行った。着くとすぐにお友だちと笑い合ったり、楽しそうに踊りを踊ったりしている。両手でバイバイしてくれた。

 明け方の雨は、まるで梅雨明けの豪雨のような音だった。久しぶりに聞く、骨太な雨音に、しばらく聴き入った。雨の音が大好きだ。

 さて、少しでもいろいろ取り戻そう。現在の地点、振り出しから5個くらい前。


2012年03月20日(火) 生まれた場所で

 今週も、先週ほどではないにせよ、やることは山積。しかし…ミサキンが水ぼうそうに。原則、今週は外に出られないし、もちろん、一緒にいれば、長い時間、集中して仕事はできない。昨日はどうにか実家にお願いしたが、さてどうしたものか…と、ちょうどダンナが6時出社で5時起きだったので、その物音に便乗して早起きしてみた。でも眠い。

 山陰に「里帰り」しているバッグ、修理方法の検討用に写真が送られてきた。少々くたびれて、生まれた場所にたたずむバッグの姿に、なにやら熱いものさえこみ上げた。袋の底がすりきれているのも指摘された。そしてこれは、将来的には一度底をはずして、革で補強するのがいいでしょうとのこと。ますます長い付き合いになりそうだ。そして、この店を訪ねるだけでも、また山陰に行きたいと思う。次はお財布買いたいな。
 それにしても、気のかよった工房の風景って、本当に素晴らしい。日々こつこつと、真摯にものが生まれて行く場所。私の仕事場もそういうふうにありたい。…が、気づけば背後には何者かのウンコが…。


2012年03月17日(土) ついに卒園式

 朝5時に起きて、思い立って工作。写真や紙を切ったり貼ったり。自分で思いつくレベルのものなら、だいたい思う通りに工作できるので便利な自分だ。今日は、一時期熱中した製本の技が役に立った。
 そして、今日はついに卒園式!長いようで、長かったこの6年。「長いようで短かった」なんて、口が裂けても言えない。ほんとうに長かった。人生でいちばん長かった。「過ぎてみればあっという間」なんて境地には、たぶん、あと18回くらい輪廻転生しないとなれないと思う。しかしまぁ、卒園式。なんとかどうにか、ひと区切りの地点にたどりついたとは言えるのだから、ひとまず良しとして、今日は楽しもう。お昼も夜もごちそうを予約してあるし!(でも、昨日海苔を食べ過ぎたのか、お腹の調子がいまいち…)


2012年03月15日(木) 苦い〜!

 「これは苦いですよ」といただいた中国茶をおそるおそる飲んでみたら、本当に苦い。ゴーヤからほのかな甘味さえも抜いたような感じ。口に含んだ途端、びゃーーーんと苦み成分が舌に広がるのだが、ついまた飲みたくなる。じゃっかんあやしい日本語で書かれた効能書きには、アレルギーや鼻炎に良いとあったので、体が欲しているのかもしれない。家の中にいるのもあるのかもしれないが、たしかに今日は調子いい。
 家を…出られない…。なんなのだ、この「やるべきこと」の量は!仕事があるのはいいのだが、本の作業がぜんぜんできないのが、ちょいとつらいところだ。それでも今日は、なんとか目標をクリアできそう。働けばビールがうまいのだから、がんばろう。


2012年03月14日(水) 発動

 なんの風向きが変わったのか、連日新しい仕事が舞い込んでくる。昨日はふたつ、今日もまたひとつ。合い言葉は「今週中」…。でも、脳内物質が出るのかなんなのか、来れば来るほど、やれるような気がするのは、人間の真実なのか、特異体質なのか…。時間のとらえかたなどのプログラムが書き変わっているような気もする。バイクでこけて地面につくまでの一瞬が、やたらと長く感じられるような仕組みと似ている「なにか」が発動されているような。よくわからないけれど、とにかくがんばるしかない。「今週中」にカタがつけば、ついに土曜日は卒園式。


2012年03月13日(火) 里帰り

 2年半前に山陰に行った時に買ったバッグ。買ったその日から、ほぼ毎日使っている。引っ越しや家を建てるのにまつわる書類も、ミサキンの出産に関するもろもろも、仕事の資料もちょっとした買い物も、おむつも着替えもなにもかも、いつもこのバッグに入れて歩いた。帆布がいい具合にくたびれてきたなぁ、と思ってふと見ると、革の持ち手の根元に裂け目が!これはいかん、と買ったお店に問い合わせたら、もちろん修理できるとのこと。なんてことないトートバッグなのだけど、サイズや肩に下げた感覚が本当に絶妙で、しかも2年半の愛着もあり、これからも毎日使っていきたい。だからしばし、里帰りしてもらうことにした。元気になって帰っておいで〜!

 何日か前、なかなか寝付かないヒコからの質問。「もうひとつだけ聞いていい?」「なに?」「車とゴリラとヘリコプターで、どれが水の中でも大丈夫?」一応、泳ぐ可能性のあるゴリラと答えておいたが、どんな質問だよ…。


2012年03月12日(月) ひとつひとつ

 あわただしいけれど、あわただしくならないよう、時々息を大きく吸ったり吐いたりしながら、ひとつひとつ片付けていこう。ひとつ片付ける前に、またひとつ新しく現れるから、ちっとも進んでない気もするが、自分はひとり。考えるだけなら、いろんなことをいっぺんにできるような気もするが、体はひとつ。使える手は2本。とにかく、ひとつずつやっていくしかない。ヒコの袋…いつ作ろう???


 昨日は、大地震から1年だった。実家にいて、子どもたちは両親と公園に行っていたので、気づいたら昼寝していた。起きたら天皇陛下がなにか話しておられた。「長崎ではサイレンは鳴らないのか。あんがいあっさりしてるもんだな」と思ったら、本当は鳴ったらしい。聞こえないくらい深く眠っていたようだ。あっさりしているのは自分だった。1年前も、いまも、正直なところ現実味がない。テレビではつらく悲しい映像がずっと流れているけれど、私の生活は、ほとんどなにも変わっていない。たしかに去年、しばらくは、言いようのない暗い気持ちに包まれていた。でも、ここに来て「絆」って言われても、その一端を持つに価するほどの意識があるかと問われたら、答えに詰まる。「一年経ったその瞬間、何を思いましたか」って聞かれても、昼寝していたのである。こりゃどうしたものであろうか。


2012年03月09日(金) タオルふんわり、はぎれ後悔。

 午前中、諫早で打ち合わせ。せっかく来たので、アーケードの蕎麦屋さんで天せいろ。蕎麦好きのヒコにも、生蕎麦のおみやげを買う。そしてもう、せっかく来たので、雑貨屋さんにも寄る。手ざわりのいいタオルや、ミサキンの夏のワンピースに良さそうな布など、じっくり見たり買ったり。時間にして、ほんの2〜30分だったけど、こういう時間がものすごく久しぶりだったので、なんだか泣きそうになってしまった。いつもは最初から決めていたものだけを、最速をモットーにパパッと買うだけ。だから「考えてもなかったけど、目の前に現れると、必要だったことを思い出すもの」は抜け落ちる。タオルがくたびれてることを、買い物リストを作る時には思い出せないけれど、お風呂上がりにはいつもちょっと寂しい気持ちになって、でも、くたびれたタオルで拭いてしまえば、また忘れる。だけどやっぱり、毎日少しずつ、寂しさはたまっていく。ふんわりお気に入りのタオルで拭ければ、お風呂上がりのあわただしさも(小さい子どもと入るのは、とてもあわただしいのです)、ちょっと楽しくなるのかもしれないのに。
 忙しい!と思うと、まっさきに削られるけれど、こういう時間は本当に必要なんだな…。

 その雑貨屋さんに、はぎれを縫い合わせた布が、のれんやカーテンのように使ってあって、いいなぁ、と思った。ちょっと前に、意を決して、いまはやりの大片付けをしたとき、なんか必要以上に「捨てることがいいことなんだ」という気持ちになってしまい、「たしかにもう着ることはないかもしれないけど、好きな柄のところをはぎれにしたら、いつか使いそうなのにな。そりゃ、いまここで『いつ使うんですか!ときめかないものは捨てなさい!』と言われたら、渋々捨てるほうに入れるけど、そんなに割り切れないものだってあるんじゃないかしら」というような服を、鬼の心でかなり捨ててしまった。そしてときどき、思い出したように後悔しているのだが、今日もまた、忘れられない何枚かを思い出しつつ、しっかり後悔した。捨てることは必要かもしれないけれど、これもまた、過ぎたるはなんとやら、だと思う。ちなみに、いまミサキンの通園バックに使っているのは、そんな勢いが過ぎて、一度は捨てたけれど、スピーディに強い後悔が襲ってきて、ゴミステーションから救出してきたもの。毎日見るたびに、捨てなくてよかったと思っている。


2012年03月08日(木) 技!

 昨日、川原慶賀さんの「長崎歳時記」(絵)を、野口文龍さんの「長崎歳時記」(文)と照らし合わせてみる、ということをコツコツやっていたら、猛然と多幸感に包まれてしまい、ヒコへのイライラもなく、焼き鳥まで食べに行ってしまった。
 初めて行く店だったが、年末までわが家の「指定美容師」だったお兄さんがいるので、押しかけてみたのだ。こないだまで髪を切ってくれていた人が前掛けして料理を持ってきてくれるという、なんとも不思議な感じだった。そして不思議と言えば、ヒコはおととい「たけやま」のお兄さんに髪を切ってもらった。彼は「いまは酒屋さんの元美容師」さんなので、こちらは酒屋さんのいでたちで、シャキシャキと切ってくれて、これまた不思議。そして酒屋さんとして会っていたのでは決して見ることができなかったであろう、プロのハサミさばきが突如出現したので、「身に付いた技って、すごいなー」と思った。私に身に付いてる技って、なんだろう。百円ショップのバイトをしてた時の「段ボール箱潰し」くらいか?テレビの編集機も、いまやパソコンだし。でも「『歳時記』を『歳時記』と照らし合わせる」ような作業は得意。そしてこれは「創作」っていう気がしない。自分としては「技術」っていう感覚。ということで、脳内技術者として細々とやっていくしかないな。資格の欄には書けないけど、いまさら履歴書を出すこともないしな。たぶん。


2012年03月06日(火) 欲いろいろ

 旅疲れから浮上するとともに、がぜん仕事欲がわきあがる。今日もみっちりがんばります。

 今回の沖縄が、あまりにも過酷&天気悪しだったので、こちらでは「また行きたい欲」が渦を巻いている。普通の旅もいいけれど、仕事で行きたい。長崎にも通じるものがありつつ、長崎とは比べ物にならない濃さを持った沖縄のあれこれを見て回って、考えて、なにか形にしてみたい。

 欲…。「ヒコの袋作りたい欲」が湧いてくれないかしら…。保育園で使うからと、小学校の上履きを持っていったら、先生から「袋は…?」と聞かれ「まだ作ってないんです…」。ほかの子はどうやら買ったものが多いらしいのだが、私はてっきり作るものだと思っていたので、現在ヒコだけがレジ袋のもよう…。すんません。


2012年03月05日(月) あわただしくも、いつもの生活

 旅帰りの日々も、ようやく落ち着きを見せてきた。昨日は昼寝もして、オヤユビキングにも行った。岩のようになった肩をほぐされていたら、沖縄の路地裏でじっとこっちを見ている女の子が浮かんできて、なんとなく「連れてきちゃったんじゃないか」という、根拠はないけれど、ぬぐいがたい気持ちが離れなかったので、今朝、おすわさんにビューンと送っていってもらうようにお参りしておいた。
 まぁ、そんなあやしい話はさておき、子どもたちを送って、大好きなマスサキパンに寄り、コーヒーをいれる。そんないつもの生活を噛みしめながら、優先順位1位の確定申告をがんばり、「録画しておいた情熱大陸を見ながら残りものを食べる」理想型の昼食を済ませ、掃除。優先順位2位の仕事に手を付ける。今週は、なにがなにやらなので、とにかくひとつずつ片付けていきたい。
 


2012年03月02日(金) 一週間ぶり

 一週間ぶりに、子どもたちと離れ、ひとりの時間。午前中は、陶の壁飾りを作る教室へ。ほんとはそんなことしてる場合じゃないのかもしれなかったけれど、こんな時こそ、無理矢理にでも、そういうことはしたほうがいいと思って。先生といろんな話をしながら、小さい作品を集中して仕上げる。ほっとひといき。ふふ。昼は鴨南そばを食べ、その足で打ち合わせをし、帰ってとにかく掃除して、さっき打ち合わせしたコピーを書き、そしてあっという間に、お迎えの時間が来るのであった。


2012年03月01日(木) 沖縄は今日も雨だった。

 沖縄は…雨だった。

 25日に着いて、26日、27日、28日と雨。時には土砂降り。帰る日に、やっと青空を見た。車と宿に幽閉され、発散できず、疲れも乗じて妙なテンションで荒れ狂うヒコやミサキン。正直なところ、何度帰りたいと思ったことか…。しかし、それをかいくぐってでも、実際に沖縄の地に身を置かないと見られないものや、吸えない空気、会えない人たちと会えたことは、なにものにも代えられないものだった。また沖縄に行きたいし、行くことになるだろうと思う。ぜひとも仕事で行きたいものだ。次の「トンビ軒」月報は、長崎と沖縄のことを書こう…って、もう3月じゃないか!

 帰ってきた途端、また仕事やら用件やらがビシバシと。今朝電話があって「夕方までに…」という仕事まで!帰宅後の餞別だと思って、ありがたくがんばらせていただきます。

 妹が「予約の取れないユタ(沖縄の霊能者的な人)」に見てもらった話がすごかった。でも、沖縄の人に「なにかにアクセスできる」能力がある人が多いのは、とってもわかる気がする。3年ぶりくらいに行って、かなり都会になっていたけれど、あの土地のあちこちに開いている「どこかとつながってるスポット」の多さと濃さは、やはり相当のものだ。長崎も似てるとこはあるけど、格というか、濃さが違う。あそこに生きてると、自分自身が「スポット」になっちゃう人がいても、ぜんぜん不思議じゃない。霊能力(と言われているようなもの)って、たぶん「普通に目に見える形あるものを、その形の範囲だけで完結したものとして見ないで、ある種の『物質ではないけど物質のようなもの』の『濃淡』としてとらえることができる能力」なんだと思う。だから、かなり「淡い色」を見分けることのできる人なら、遠く離れている人のこともわかるのだ。つながってるから。
 …で、妹がユタさんに言われた「お姉さんに関すること」。「疲れてますね」。…見てもらわなくてもわかってますぅ〜。ダンナは、片手にお酒、片手にカメラを持って見えたらしい。もちろんカメラマンおよび飲んべえだということは伝えていない。ひ〜。


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