ぴんよろ日記
DiaryINDEXpastwill


2012年01月29日(日) ポカンと

 昨日今日、久しぶりに暖かい。といっても10度くらいだけど、先週があまりに寒かったので、暖かく感じる。今日は、ヒコだけと思ったら、ミサキンも一緒にじーじばーばとお出かけして、ポカンとひとり。これから花の写真を撮りにいくところ。静かで暖かい休日。


2012年01月27日(金) マツコが

 ランタンのあいだ、長崎の町の上空には、アリコのアドバルーンならぬアド飛行船が飛んでいる。ヒコ「今日もマツコデラックスの飛んどるるよ」。た、たしかに…。でも私が「おネエさま」がたの中で好きなのは、ミッツマングローブさん。

 昨日はダンナのおばあちゃんの法事だった。お寺に行ったあと、吉宗で茶碗蒸し。小さいころから行ってたから、あまり気に留めてなかったけど、初めて来たつもりになって過ごすと、感動する。長い時間しか作ることのできない味わいが、あちらこちらに漂っている。会計の小窓とか!

 晴れて、少し暖かくなったと思ったら、また曇ってきた。そしてまたまた寒くなって雪も降るらしい。寒いと肩がこる。何日か前に、ミサキンを抱っこして階段を下りていて転んでしまい(ミサキンは無事)、両膝をガーンと打ったのだが、その時の痛みとかひずみとか、極度&一瞬の緊張が、じわじわと全身に響き渡っており、ますますこわばっているのであった。

 でも、ようやく取り組んできた作業がひとつ、今日これから終わって、いったん手を離す。ちょっとひと息つこう。そしてなんとか本を読みたい。


2012年01月24日(火) 日々は過ぎゆき

 本を読んでいない。前に読んだ本がなんだったのか、いま読んでるはずの本のページを開いたのがいつだったのか、思い出せない。しかし日々はどんどん過ぎゆき、雪まで降ってきて過ぎゆき、1月も終わりに近い。本など読まなくても、こうして日々は過ぎゆき、風邪を引きかけては、本を読めるはずの時間に、治療と称して無理矢理昼寝したりもするのだが、これは自分にとって、非常にまずい状態なのではないかと、雪を目で追う。昨日も、「長崎迷宮旅暦」のランタン仕様POPを本屋さんに持っていって、チラッと売り場を見た。10キロのミサキンを抱え、ヒコに「はやく!」とせかされつつチラッと見ただけで、以前なら「即買い、即読み」な本が何冊もあったけれど、逃げるように出てきた。本を売るためのPOPを持ってきた人間が、本を読めないというのは、まったくもって矛盾の極みである。どうにか、本を読む心のゆとりと体の習慣を取り戻さなくては。物心ついた時から本読みだったので、本を読めない自分に遭遇したのが生まれて初めてで、本当に戸惑っているというのが正直なところだ。拒食症みたいな感じかもしれない。読みたいんだけど、時間がないと言うよりは、体が受け付けなくて読めなくなっている、読み方を封印している、というような。

 昨日は、ヒコをガンバライド(仮面ライダーのゲーム)に連れて行った。私といる時はもうしないという約束だったのだが、日曜日にいろいろあって、昨日どうしても連れて行く流れになってしまった。約一週間ぶりのガンバライド。一週間分の妄想やイメージトレーニングやなにやらかにやらが爆発寸前。しかし2回「むずかしいモード」に挑戦して(勝ったことはある)、2回とも完敗。2回目など、自分の攻撃がまったくできないまま、やられっぱなし。そして店頭で突っ伏して大泣き。まるで、ガンバライドでやられたほうの仮面ライダーみたいに、膝から崩れ落ちて突っ伏して大泣き。これを「だからゲームは刺激が強すぎる」と取るのか「これほど熱中できることは素晴らしい」と取るのかは、悲しいかな、自分自身の体調次第である。

 次の本を作るために、コツコツ作業中。まだ実現するかどうかはわからないけれど、きっと大丈夫と信じて作業。今日はとにかく自分の中の「第一段階」をクリアするつもり。雪の中、コツコツと。

 昨日、たまたま付けた「プロフェッショナル」、グーグルの技術リーダーみたいな人だったのだけど、会社内の風景はもちろん、彼の「仕事」を画面に出すことが極力抑えられていたので、結果、その人の顔ばっかり見ていることになって、「歌手のプロモビデオでもこんなに顔ばっかり見ないよ!」的な腹いっぱい加減で、編集もつらかったろうな…と、いらぬ心配。とにかく、昨日まで知らなかったグーグルの人の顔を、一生分見た。

 編集と言えば、NBCのHPにダンナの写真が載っている。コッコデショの番組が、スポンサー内のコンクールでグランプリを取ったので。ダンナは「男たちの鬼気迫る表情を担ぎ手に負けない気持ちのこもったカメラワークで撮影・編集に没頭」したとの由。しかし写真でパーカーの下に着ているのは、ヒコが龍踊りに出た時の諏訪町のTシャツである。背中に「龍」と書いてある。誠意が問われる。それにしても「グランプリ受賞!」って書いてあったけど、いったい何のコンクールのグランプリで、いくつの作品の中から選ばれたのかまったくわからない、不可解な記事だった(ほかの県でも祭りの番組を作っていて、それが30数本ある中で競われるらしい)。

 ランタン、いきなり寒いな…。


2012年01月20日(金) 始。

 と、10日も空いてる…。

 年始、というだけあって、いくつもの新しいことが始まったり、始まろうとしたり、始めようとしたりで、頭の中はいろいろな思いや考えであふれかえっているのだが、いかんせん、実生活の空き時間がついて行かなくて、空回りというかなんというか。頭が暴走して眠れなくなることも多いが、そのかたわらでは乳を要求してくる者、仮面ライダー界のことを念仏のように唱える者もいて、なにがなにやら。

 備忘録も書いておきたいが、今日〆切のお仕事をするために早起きしたので、本末転倒にならぬよう、戻ることにする。(こう書くと実社会的収入直結的な仕事をたくさんやってそうだが、残念ながら、そんなことはない。今年の目標は仕事の単価を上げることである。いまさらだが…)


2012年01月10日(火) 日々雑記

 昨日、ミサキンとふたりで近所の公園に行った。そこには長い長いすべり台があるのだが、ミサキンを抱っこして3回くらいすべっただろうか。かえってお風呂に入っていたら、やけにしみる。果たして、尾てい骨付近の皮膚が剥けていた…。それから「ぢぬし」さんと似たような動きに…。

 秋にダンナが草刈り機でぶった切ってしまった、我が家のシェフレラ。地面から3センチくらいの幹が残っているだけだったので、あぁ、死んでしまったよ…と嘆いていたら、なんと若葉が!すごい生命力だ。ここからどんなふうに成長するのかが、とっても楽しみ。

 さいきん、スーパーとか量販店とかのレジの人が、いちいち取って付けたように手を組んでお辞儀をするのって、はやってるのだろうか。気持ち悪いと思うのは、私だけだろうか。おつりを受け取る手を包まれるよりはマシだけど、そういう、かたちばかりの「ていねい」って、ほんと、つらい。

 ヒコが楽しみにしていた「恐怖映像」の番組。恐怖映像には、どうして判で押したように貞子みたいなのばっかり出てくるんだろう。芸がなさすぎ!作るんなら、もちょっとちゃんとして!「あなたの知らない世界」のほうが、よっぽど怖かった。しかし、エクソシストの映像では、恐がりのヒコがゲラゲラ笑っていて、文化の違いを感じる。そして、具志堅さんと度胸の据わった女子アナが人形供養をするコーナーには見入ってしまった。お寺の人が「空気が軽くなってます」って言ったの、たぶん本当だろうと思う。

 何日か前、浜の町であれこれ用事を済ませていたら、収集前のゴミの山の中に、サンタクロースがいた。合掌。


2012年01月08日(日) 人間関係の

 ひとりの時間が少ないと、自分のエネルギーがみるみる低下していくのがわかる。頭の奥がじーんとしびれたみたいになってしまう。そのうえ、このところヒコのエネルギーが暴発気味で、まったくついて行けない。顔を見るのもつらい日があったり。ヒコ…ヒコ…どの星から来たんだろう。
 「類人猿診断(http://yakan-hiko.com/gather.php)」というものがあって、私はもう、診断する前からあまりにもオランウータンだし、ヒコはチンパンジーで、結果もその通りだったのだが、この組み合わせって、どうなんだろうか。どう理解・行動すれば、お互いが幸せに暮らせるのだろう…。
 子育ての悩み、というより、人間関係の悩み、という感じだ。いや、本当は、子育ての悩みのけっこうな部分が、人間関係的な悩みなんだと思う。そこにどうしても「親だから」「子どもだから」という思い込みや社会的制限みたいなものがあって「子育ての悩み」に押し込められているのだ。…と、わかったところで、ヒコのかんしゃくがおさまるわけじゃなし。

 今日は、そんなヒコとちょっとだけ離れて、ミサキンとおすわさんへ。甘酒など飲んでなごむ。でもこうして「ミサキンとなごんだ」ことを悟られると、また厄介なことになるのであった。


2012年01月06日(金) ついに来た!

 絵本が好きなミサキン。読んでほしくて、絵本を持ってくる。お気に入りは「おさじさん」。
 …くーっ、ついに来た!「子どもが絵本を持ってきて読んでほしいとせがむ」時が!それこそが私が思い描く「子育て風景」だったのだが、ヒコはついに、いまだその時が訪れないままだ。「食育」の夢も、ダンナの「肉!飯!麺!」遺伝子により破壊されているが、私としてはやはり、一緒に絵本を開く時を待ち望んでいたのである。ああ、来た。やっと来た。

 いつも行くお肉屋さん。車をすぐそばにつけて買うのだが、こないだおじちゃんから「よ〜、左ば転がしきるね〜しかも太かとば〜」と感心された。一応、訳すると「よく左ハンドルの車を運転できるね、しかも大きいのを」ということだが、車を「ころがす」って…なんかちょっと「ワル」になった気分だ。


2012年01月05日(木) 詐欺だ〜!

 保育園スタート2日目にして、ヒコ半分仮病自主休業。詐欺だ詐欺だ詐欺だ〜!
 おっぱいマッサージに行くと、さすがにおっぱいも疲れていた。そりゃそうだろう。年末の、あの日々…。
 ヒコに「お昼なに食べたい?」って聞くと、「紅灯記」の餃子とごはん、というので、つい「初エビワンタン麺」してしまった。今年は何杯食べるのか、カウントしてみることにする。「カフェ平井」に行って、ヒコが今日楽しみにしている怖い番組のテレビ欄を読んでやると、何度もせがまれて困った。お正月明けの人たちがなごむ店に響く「世界の恐怖映像!」「200%最強版!」「廃病院で号泣!」「悪魔払いの儀式!」など…。
 そして今日も今日とてガンバライドへ。ついに「むずかしい」モードをクリアし、エクストラステージに進んだが、さすがに負けた。


2012年01月04日(水) 根拠はないが自信が…

 年が変わって、なんだか、なんでもできるような気持ちが湧いてきているのはなぜだろう。睡眠時間が増えたから?それとも昨日、古代文明のテレビを延々と見ながら、そのほとんどを知っていて家族から尊敬されたから?しかしその「出典」は、ほとんどが「ムー」から。それでも大丈夫だろうか?まぁしかし、何かやれそうな気持ちは、悪いことではないので、このままキープして進んでみよう。手始めに、研究所の月報作り。昨日の夜中、布団の中でノートに書き付けた下書きをもとに。


2012年01月02日(月) 龍の年のはじめ

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 初詣に行って、うどん食べて、たけやまで一杯飲んで、バスがしばらく来ないようなのでタクシーに乗ったら、運転手さんが新聞の「エロ面」をさっと閉じた正月二日、ヒコの歯が、また一本抜けた。
 年末後半戦は、思い出すだにめまいがするものであった。ダンナの不在で消耗していたところに、とどめの嘔吐下痢祭り。年賀状も大掃除も、もはや勘弁ゴメンナサイだった…。元旦は、実家に行っておせちを食べるも、死んだように昼寝。

 初夢。私は、長崎にあらわれた古墳のことを調べて書く仕事をしたり、バイクで一人旅に出たり。夢の中ではあったけど、大きなバイクに乗る感触が懐かしかった。古墳とか一人旅とか、あまりにも現実の願望と直結ダイレクトなのがすてき。
 ダンナは、なんかの爆発現場の取材をして、そのあとポテチを腹いっぱい食べる、という、これまた夢のない夢。いいのか、加藤家。
 
 ヒコの「脳内仮面ライダーガンバライド比率」が、もう、飽和状態。口を開けば「次に使いたいカードの組み合わせ」が念仏のようにこぼれ落ちる。そしてミサキンまでが、なにかヒーローめいたものを目にすると「ふぉーじぇ、ふぉーじぇ(現行仮面ライダーは、フォーゼ)」と言うように。マンマ、ねんね、わんわん、にゃーん、そして「ふぉーじぇ」…。

 今年は、龍の年。龍の町の、龍の年。


トンビ |MAILHomePage