ぴんよろ日記
DiaryINDEXpastwill


2009年09月27日(日) これから!

 今夜はこれから、山陰へ!
 日記は「ながさきエッセンス」のブログの方へ、携帯から…送れたら、送る予定…。


2009年09月25日(金) 貧乏性

 おとといに続いて、今夜もヒコは実家へ(明朝、大村空港での火災訓練ご視察のため)。ダンナと一杯飲みにでも…?と思ったら、夕方、急遽、生月へ泊まり取材となった。ひとりのびのび、どうするかなぁ、と思いつつ、気がついたら仕事していた。でもこれで、明日はのびのび。…か?

 旅行に向けて、おおぶりのカエル貯金箱に貯めていた500円玉をどっさり両替した。凶器になるくらい重かった。


2009年09月24日(木) コンコン、ジャーッ!

 昨日のお昼から、汁ビーフンが食べたかった。そこで昨日のお昼「焼きビーフンはあったよなぁ…」と思って老李に行ったが、たしかに焼きビーフンはあって汁ビーフンはなかったので、定食にした。今日のお昼、ケーブルから出てトコトコ歩いていたら、「あ、小龍にあるはず!」と思いついた。市役所の近くの、その名のごとく「小」さなお店。でも盛りはいい。いいというか、良すぎるので、覚悟して注文。果たしてやってきたのは「特製ちゃんぽんの麺がビーフン」というものだった。具だくさん。私の好みとしては「普通のちゃんぽんの麺がビーフン」なのだが、食べたかっただけあって、満足だった。
 ビーフンは戻すのにも時間がかかるし、多いので食べるのにも時間がかかる。でも、カウンターに座っていたので、次から次に炒めては炊き上げられるちゃんぽんや皿うどんや焼き飯、中華丼、時には野菜炒めの「ライブ」を堪能。お店の分だけじゃなく、出前も多いので、とにかくどんどんどんどん、魔法のようにちゃんぽんや皿うどんが生み出される。鍋とお玉のコンコンとぶつかる、あるいはジャーッと材料が炒まる音が気持ちいい。今度は皿うどんを(これまた盛りがいいので覚悟して)食べに行こう。隣の人が食べていた細麺がおいしそうだった。岩川飯店なき今、理想の細麺を見失っているので…。


2009年09月22日(火) 沼地に

 じわじわと、雨。
 今日ぐらいはヒコとふたりで遊ぼうかと思ったりもしたが、本人の強い希望により、実家へ。バーバへの愛は、もはやストーカー並み。「いないかもしれないよ」「かえってくるまで待っとく」。
 それでもお昼は済ませていこうと、新大工へ。お好み焼きを食べたくなったから。意中の店は開いておらず、もう一軒の、行ったことなかった店へ。むかーしからある、いろんな意味で渋い店。見かけでは「ミックス350円」だったが、いざ入ったら500円だった。ほんとに、いろんな意味で渋い。鉄板の周辺部が、長年の油と焦げの積み重ねで、鍾乳洞の地味な見どころのひとつ(ナントカ皿、とか)みたいになってるし、なによりも、お客のばあちゃんの愚痴の中に出てくる金額がでかかった。普通の地味ーなばあちゃんなのに、「三千万あったころに建て売りでも買っとけば」「最後の一千万も取られてしもうて」など。あとで(聞きもしないのに。そして、二人の話からおよその筋はわかっていたのだが)お店のおばちゃんが言うには、ダンナと息子がだらしなく、特に、一緒に住んでいる末の息子がパチンコに溺れ(それがもとで美人の奥さんと離婚)、暴力も振るうもんだから、お金を渡し続けた末に、2軒の家を含むほとんどの財産を失った、じゃなくて、今もなお失いつつある現在進行形。
 スピリチュアル界では「すべてのできごとは魂の成長のための経験である」なんて言われたりするけど、ばあちゃんはそれで、どんな成長をするんだろうか。それとも、ことごとく間違った対処をしたために、新たな「カルマ」を作ってしまっただけなのか?
 って、変な次元で人ごととして考えるぶんにはいいが、実際80も過ぎて、乱暴狼藉の末息子から「60まではパチンコやめんけんな!」と宣言されたら、私の人生〜つらかった〜、と言うしかないだろうな…。
 ヒコと二人、昔ながらの店でほがらかにお好み焼きを食べるつもりが、思わぬ人生の沼地に迷い込んだ昼下がりであった。


2009年09月21日(月) 一滴残らず

 ベランダに植えていたミニトマトが、ひとつだけなった。もう何日も前から「食べていい?まだ固い?」としつこく聞いていたヒコ。昨日の夜もだいぶ押し問答があったが、今朝、ようやくヘタのところまで赤くなっていたので、記念撮影をして、パクリ。いつもは皮を残すのに、こればかりはおいしいおいしいと踊りながら、一滴の汁もこぼさず食べた。

 来週の山陰旅行に向けて、情報収集や計画など。こういう作業って、ものすごく根詰めてしまうので、どーっと疲れる。でも楽しみだ。どんな旅になるだろうか。ヒコが成長したので「一員」として参加してくれるだろう。妖怪関係が彼の目玉か?


2009年09月18日(金) いや、不思議とない。

 このところ、心にひっかかっていたことが、まぁ、はっきりして、すっきりした。これからどうなるのか…という不安もあるが…いや、不思議とないな。なるようになるのだ。
 おとといは、思い起こせば知り合ってもはや20年ほどになる大学の先輩(という言い方が似合うかどうかは別だが、事実ではある)と、くんちの練習や中国盆を見物。気が付けば電車がなくなったので、我が家に泊まってもらった。大学時代の自分が聞いたら、さぞ驚くだろうが、人生おもしろいなー、と思う。

 秋。初めてストールを巻く。


2009年09月14日(月) 誇らしい

 ぐっと肌寒くなってきて、もう、毛布。
 猫たちは毛布が大好きなので、私が横になる気配を察知すると、サッと集合する。もぎくんは私の足に乗り、はるちゃんはクシャッとした部分を、それぞれ揉みまくって、幸せタイム。
 朝方はだいたい、もぎくんが背中、はるちゃんが足もとにいる。早い出勤のダンナが「猫屋敷の主人みたい…」と笑って出て行った。
 寝る時だけじゃなく、昼間、部屋で仕事をしていても、二匹はなぜか視界の中にいる。もぎくんはまだしも、はるちゃんなどはあからさまに可愛がらせてもくれないくせに、気付くとそばにいる。寝そべって本を読んだりしようものなら、またもや近づいてきて、足の間や背中にぴったりフィット。姿勢を変えづらくて苦しいが、彼らが私のそばでくつろいでくれるというのがなんとも誇らしく、自分もまんざら捨てたもんじゃないのかも、と、こちらも幸せなのである。


2009年09月12日(土) 成長実感小旅行。

 昨日〜今日と、車泊の旅。なんとなく呼子に行ってみた。呼子は不思議な町で、港町だというのに猫と1匹も会わず、三千円近い一律料金のイカのコースを食べさせる店はいくつもあるが、居酒屋やスナックを見つけることができなかった。町を車でぐるーっとまわっただけだから、ひょっとしたら車が入らない路地裏に、賑わっている店があるのかもしれないけれど、商店街にも、その横町にも、見事になくて、私たちは通りすがりのものだから、感じのいい店があったらラッキーという程度だったが、町の人たちは、ちょっと一杯飲みたい時はどうしているのだろう?
 ということで、宿泊場所にした道の駅から歩いていける距離にめぼしい店がなかったので、スーパーで刺身やゲソやシャケを買って、カセットコンロでホイル焼きにしたりして、ささやかに宴を開く。が、呼子なのでイカの刺身を買おうと思ったら、ベトナム産だった。地元におこぼれはないのかもしれない。「飲み屋がないのも、きっとみんなイカ関係でお金持ちだから、唐津まで行くんだろう。タクシーとか代行とかバンバン使って!」という、偏見に満ちた結論も出された。
 それにしても、私たちはこれまでにも結構な数の道の駅やそれに準じた場所を訪れたが、この日泊まったところほど、ゴキブリが多いところは見たことがない。車を止めたところにはいなかったのだが、昼間、売店があるエリアに足を踏み入れると、歩くたびにサッと逃げていく黒い影…。大丈夫か?どこかゴミの始末がなっていないのではないか?

 翌朝は大雨。朝市にも行ったが、お店もまばら。イカしゅうまいをテイクアウトして気分だけを味わったが、これも1個100円もして、なんだかなぁ、と思う。そして今度、魚屋さんでイカを買って、「呼子ごっこ」をすることを誓う。

 嬉野温泉に入り、波佐見にあるスローな感じのカフェでご飯を食べて、隣接する雑貨屋さんで思わぬ散財をし、夜は久々に焼き鳥。キープのボトルを見たら、2ヶ月ほども来ていなかった。そして、その二ヶ月の間でヒコに著しい成長があったらしく、なんと!一度も外へ遊びに出たがることなく、ほぼ最後まで食べることができた。そういえば温泉でもカフェでも、ちっとも困ったり怒ったりしなくてよかった。昨日の夜だって、なんだかすっかり「一員」な感じで楽しい時間だった。もうすぐ4歳。涙、涙、涙!



2009年09月08日(火) 戻れる!

 なぜだか異様に仕事がはかどってしまった1日。明日まで、下手したらあさってまでかかるかも、と思っていたものがぜんぶ終わった。やったー。これでまた新規プロジェクト(?)に戻れる。秋はいいなぁ。
 お昼は家でありもの祭り。福岡のヤキトンのお店で買っていたモツ煮込みをごはんにかけたりして食べる。そのままだとちょっとしょっぱい気がした煮込みが、ごはんにかけるとバラ色の味わいに。あとは塩辛やキムチなど。完全にオッサンの食卓。


2009年09月07日(月) 関係は、ないんだけど。

 昨日、「カセットコンロでお湯を沸かしてラーメンでも食べる?」と、快適な海スポットを探してまわった。ひとついい感じのところがあったのだが、タッチの差で、クーラーボックスをかかえた地元のおじさんグループが段ボールを敷きはじめてしまった。そうこうしているうちに、結局はいつもの外海の浜まで到達してしまい、そこで食べた。
 途中、何本も、海へ通じてそうな脇道に入ったのだが、その中の1本が、けっこう大きな集落につながっていた。「こんなとこに、こんな大きな集落があったんだ」と思うくらい、軒数もあった。でも、なんというか、ちょっと、知らない人は入っちゃいけない感じだった。人はいないのに、いつもどっかから見られてるような…。こういう土地って、時々ある。
 もちろんそれとこれとは関係ないはずなんだけど、夜、私は包丁で指を切り、ダンナは花火でやけどして、ヒコは道ですっころんで痛そうな擦り傷を作った。今、怖い漫画に読みはまっているダンナが「あそこから何かついてきた…?」などというので、今日はおすわさんにお参りしてみた。いやいや、それとこれとは関係ないんだろうけど、無闇に込み入った土地に入り込むもんじゃないな、というのは、実感。

 今日からけっこうな書き物仕事が続くのに、指が痛いのは不便だ。薬指って、けっこう活躍してたんだなぁ…。


2009年09月06日(日) ようこそ!

 おとといの夜届いていた柳田全集をしみじみ取り出し、読みたかったものを探す。36巻ということで、相当な重量だ。宅配便のおじさんが「あんまり重いんで『なんだろう?』って話してたんですよ…」と言っていた。品目の欄には「柳田」とだけあったので、本だという確信も得られなかったらしい。そんな、営業所でも噂の柳田全集だが、たぶん、なんと、新品だ。30年前の刷りで、それ相応のヤケやシミはあるのだけど、どの巻にも売り上げカードが挟まっていて、ページをめくるたびに「ペリペリ…」と初めて空気を吸い込む音がする。本屋さんの棚には並んだことがあるけど、売れないままに(ひょっとしたらその本屋さんもなくなって)流れ流れてやってきたのか、それとも、教養マニア(?)のおじさまが買うだけ買って一度も開かず、死後、家族に売り払われたか…とにかくそんな匂いがする。傍線が引かれていたり、メモが挟まってるのも覚悟していたのだが、ご心配はまったく無用の死蔵品。デッドストック。ありがたや。ようこそいらっしゃいました!

 それにしても、数冊をパラパラとめくっただけなのだけど、恐ろしいほどの膨大さ豊穣さ。軽々しく「柳田って…」なんて、死んでも言えない。世に出ている人たちのことを、普通の人はすぐに「あぁ、あれはこうだよ」って斬って捨てるように言ったり、ほんの一言二言でくくろうとしたりするけれど、それがいかに傲慢で身の程知らずなことなのか慄然とする。もちろん重箱の隅をつつけば、次々にあげつらうことはできるだろうけど、それ以前に、このボリュームの世界を築いたことについて、大きな敬意を払うべきであろう。


2009年09月05日(土) つくづく。

 以前いただきもので、ヒコに大ヒットした三瀬のハム屋さんのビーフジャーキーを買いに、代車のミラを走らせる。エンジンとバッテリーをつなぐ配線がボロボロになっていたらしく、このところはまるで窃盗団のごとき「直結」生活であった。エンジンをかけるたびにボンネットを開けるのだからたまらない。
 ジャーキーをとソーセージ各種を買い、そのまま福岡に行ってラーメンを食べ、さらにはラーメン屋さんのすぐ近くにあった「ヤキトン」というのが異様においしそうだったので、テイクアウト。長崎まで我慢できずに車内で頬張る。つくづく肉食なこのごろ。


2009年09月04日(金) 内臓系

 昨日今日と、なんだかぎっしり忙しいので、お昼ごはんで精を付けようと、紅灯記のレバニラ定食。とはいえこの1週間で、3回目の「ホルモン系昼食」だ。いくら「内臓食い」にしても多いだろうが、理由は分かっている。先週、小国に行った時に、いつもの焼き肉屋さんであまりにもレバーがおいしくて、2人前頼んだうちの1、3人前は、たぶん自分が食べてしまったにもかかわらず、本当はもう1人前(ケチな焼き肉屋さんの5人前分くらいの量)追加しようかと悩んでしまっていたくらい、少し食べ足りなかったのと、小国にある別の店の素晴らしいホルモン炒めを、今回は食べ損ねてしまったことに気付いたからだ。長崎に帰ってきて、何か忘れ物をしたような気持ちが起こったので、何かな?と考えて浮かんだのは「あ、きりばるのホルモン食べてないじゃん」だった。
 これじゃ「肉食系」を通り越して「内臓系」じゃないか…。でもまだ食べたい。


2009年09月02日(水) …クリック!

 いまブツブツと考えていることに関連して、柳田国男氏の論文の一編を探した。大学生のころに刊行された文庫の全集にももちろん入っていたのだが、不真面目な学生だったので、不覚にも買いそびれていた。現在絶版。アマゾンの古本にもなかったので、オークションで探したら…あ、古い単行本のほうの全集が出てる…全36巻、月報付き、送料込み12500円、即決…ううう…バラ売りの相場は1冊1000円…文庫は500円くらいだけど、探してるのはやっぱりない…全36巻、12500円…10数時間前に出品されたばっかり…ほかにも36巻揃い出てるけど、これより高くで入札中…ううう…ううう…、…、えーーーい!クリック!男前即決!

 がんばります。

 でも、曲がりなりにも、学生の時に研究室で手にしていた全集の、あの大きさや重さ、旧仮名づかい、そういうものにまた会えるのはうれしい。


2009年09月01日(火) 撒き餌

 「お得」って、なんかやだ。「○○を今買うと、△円お得!」とか、「今月の携帯料金は◇円お得になっています」とか、まぁ、そういう小銭レベルのうちはさほど気にならなかったのだけど、昨今では、敵もどんどん増長してきて、「エコカー買えば◎十万円お得!」などということにもなってきた。
 そりゃ、「お得だろうがなかろうがそれを買う必要があった人」には「お得」かもしれないが、「お得」につられて、本来買わなくてもいいものを買ってしまうというのは、見方によっては「大損」である。
 でもって、「お得」って、何かに似てるな〜って思ってたら、2日くらい前に「撒き餌」という言葉が浮かんできた。撒き餌につられて我が身釣られる。


 今日から9月。やっほー。


トンビ |MAILHomePage