ぴんよろ日記
DiaryINDEXpastwill


2008年09月28日(日) 甥は奇跡

 妹が息子を産んだ。感無量。知らせを聞いた時は、なんとも言えない温度の「なにか」…「気持ち」と呼ぶにはあまりに大きい…に包まれた。まったく自分があずかり知ることのできないところからやってきたのに、自分の子どもレベルに100%大切な存在。甥とか姪って、そう思えば、奇跡的なものだ。いますぐにでも、あの「ほやほや新生児」に触れたいが、彼は沖縄だ。こんなにもどかしいこともそうないだろう。


2008年09月27日(土) あれほど見たはずなのに…

 本で取材した店を訪ね歩く日々。と言っても、わざわざ行っているわけではなく、あの店々が本当に私の生活になくてはならない店なので、どうしても行かざるを得ないのだ。「『紅灯記』でランチを食べて『平井』でコーヒーを飲む」ということが禁じられてしまったら、私のお昼ライフはかなりのダメージを受けてしまうだろう。『魚和』で刺身が買えなくなったり、お諏訪さんにお参りして『たけやま』でカフェオレを飲んでお酒を買うことができない生活なんて、長崎に住んでる意味がゴリゴリ削られてしまうというものだ。「中途半端に好きな店に取材で行くと、その後、足が遠のいてしまう」という悲しい性を持って生まれてしまったので、今回は抜き差しならずに好きな店をあえて取材した。だからイヤでも行かなければならない。
 ということで、ヒコを送ったあと、お諏訪さんで深呼吸して「たけやま」へ。本を渡して初めてうかがうので、緊張しつつ…しかし、なんとショックなことに、息子さんの名前の字を間違っていたことが判明。「慎」を「晋」と書いていた。がーーーん!あんなに校正したはずなのに…。みなさん「いいですよ〜」と言ってくださったが…。気を取り直して、おいしそうなお酒を買い、プレゼントまでいただいて帰る。深謝。
 家へ戻ると、本の第2弾がどっさり届いた。がんばって重版に持ち込み、字を訂正したい。ちなみにもうひとつ間違いがある。最後のプロフィールのとこ。「著書」が「著者」になっている。まぁ、これはいいとして。

 秋のさわやかさがうれしい。



2008年09月26日(金) 遅すぎる

 昨日は、がんばってファンデーションを買った。夢彩都の化粧品フロアに行ったら、いろんなメーカーがそれぞれにいろんな商品を出していて、ふらふらとめまいがしたので、ここはひとつ、「販売員のお姉さんがきれい」という、単純な基準で決めることにした。ぱーっと見渡すと、押しが強そうな人や、いまひとつ化粧品の効果が疑われそうな人がほとんどの中、ひとりだけ感じのいい美人さんがいた。でもその人は接客中だったのでしばらく時間をつぶし、ようやくカウンターへ。「CMか何かご覧になって来られたのですか?」と聞かれたが、まさか「あなたがいちばん美しかったからです」なんて、あらゆる意味で変態的な答えを返すわけにもいかないので、「いやー、なんとなく…」などとお茶を濁す。
 これまたなんとなくパウダリーを買ってみたが、今朝、車を運転しながら、「あ、しまった、この『運動場の土を触った手のような匂い』がまとわりつきっぱなしなのが好きじゃなくて、いつもリキッドにしてたのに」と、遅すぎる気付き。本当に遅すぎる。


2008年09月25日(木) 腹をくくるほどのことか?

 気がついたら、もうくんちは目の前。その前に本の広報活動が。
 …というのにも関わらず、ファンデーションの残量が限りなくゼロに近い。1つしか持ってなかったチークは何ヶ月も前に砕けたまま。これまた1つしか持ってなかったアイシャドウは行方不明。口紅も心もとない。さすがにこの齢にしてスッピンでのテレビ出演や踊り馬場デビューもまずかろうというわけで「化粧品を買う」という恐ろしい試練が立ちはだかっている(福岡のKナエさん、一緒に行って〜)。
 昨日も「ちょっとは『人前に出る感』のある服を…」と思ってアミュプラザをウロっとしてみたが、見れば見るほどよくわからなくなり(ほんともう、Kナエさん、助けて〜)、ついには「いま持ってるシャツにストールでも巻いときゃなんとかなるか」という考えが頭の中に立ちこめ、結局本を買って帰った。
 いやしかし、ファンデーションはもはや赤ランプだ。今朝だって、かなり絞った。絞る容器でもないのに、絞った。腹をくくって買いにいかなくては。



2008年09月24日(水) 追いつかない。

 日曜日から昨日まで、小国の友人一家のとこで出版慰安を兼ね、のんびりした。半月違いの息子たちは、あいかわらず時々戦争を起こしながらも、あれこれ自分たち同士で話しながら、よく遊んでいた。
 1日目の夜は、名店「彦しゃん」で焼肉。今回のレバーはいつにも増して甘く鋭く、吸い込まれるように口の中へ消えていった。我が息子の名前の由来は、公式には「彦山の彦」と言っているが、厳密には、それは長崎人として非常に通りの良い…「通説」であって、本当の本当は、ここで焼肉を食べている時に、友人が思いついたものである。だから正確には「彦しゃんの彦」なのであるが、なんでもかんでも厳密にすればいいというものではないと思うので、これからも由来を聞かれれば、だいたい「彦山の彦」と答えるだろう。だってそれも本当だから。
 2日目の夜は、名店「きりばる食堂」からホルモン焼きを持ち帰ったり、お肉屋さんからすてきな唐揚げや砂ずり刺しを買ってきたり、七輪で豚バラを焼いたり、近くの黒豚専門店からハムやソーセージを買ってきたりと、またもやとにかく肉。顔がだんだんとうるおいを増していくのがわかる。単に脂ぎってきたのか?
 3日目の朝は、幻の名店「ほっちきす」の豚バラ煮込み。前日、前々日とあまりに肉を食べているので、みんな、口では「朝から豚煮込みってどうよ」とか言いながら、当然のごとく食べる。しかもホットケーキと。完全におかしい。
 その昼は、熊本市内にくだり、これまた幻の名店「カルカッタ」で教わったという人がやってる「インド食堂」でカレー。店に入った瞬間、大学時代に何度となく足を運んだ「カルカッタ」の匂いがして、思わず深呼吸した。ここではさすがにベジタリアンセットにした。

 …と、旅の思い出を書き出すと食べ物のことばっかりになるが、そうでない時間のことは、うまく書けないのだ(職務放棄)。追いつかないというか。だけど、時にまかせて忘れるのも寂しいので、食べたもののことを書いておくと、後々、それを読みさえすれば、その前後の時間の感触がゾロゾロっと思い出されるので、これは完全に防忘録である。

 
 今日は異様な蒸し暑さの中、本のPRのための打ち合わせなど。それにしても暑い。



2008年09月20日(土) なにが彼を

 あまりにたまった家事を黙々とこなす。掃除がてら、重くなっていたパソコンのデータを整理したら、消すつもりがなかったものまで異次元へ葬ってしまった。

 貪欲なはるちゃんに押され、すっかりダイエットに成功しつつあるもぎくん。気の毒だが、寿命は延びたのではないだろうか。それとも、エサを横取りされるストレスで逆効果か?

 「保健所の動物たち」的なものが、前世になにかあったのかというくらい本当につらいのだが、先週、それを少しでもなくそうとしている人のことをテレビで見た。できる範囲で(生まれたばかりの子犬を引き取るかどうか、本当に悩んでいる姿が、真摯さを漂わせていた。生まれたばかりの犬猫の世話…1匹だけでも、OH!)保健所の犬猫を引き取り、ある程度まで育てたりしつけたりしながら、月に一度譲渡会を開催している。譲渡するときも住んでる環境などなどを厳しくヒアリングし、譲渡したあとも抜き打ちでチェックに行っていた。その情熱はいったいどこからくるのだろう???というのが、その番組ではよくわからなかったけど、とにかく彼の目は真剣だった。真剣だったし、そういうことをしている人にありがちな「正しさムンムン」も放射されてなくて、…だからこそ、なにが彼を突き動かしているのだろう? と思う。



2008年09月19日(金) ひねりなし

 昨日と今日、ランチをご一緒した方々と、ものすごく語った。家で仕事してる時の1週間分くらい、この2日の3時間ほどで話した。それはそれぞれに、普段はあまり語らないようなこと…語っても誰が聞くんだか…という話なのだが、これからの私のいろんな考えなどにとっては、とても大切なジャンルの話なので、がぜん語りまくってしまった。話とは、聞いてくださる人がいてこそのものだと、しみじみ思う。

 ついに本が届いたという、出版社からのメールが! うれしい! 写真が添付してあって、それを見た瞬間「うわ!本当に本だ!」と、なんのひねりも無い感慨があふれた。心配されていた本文の写真もきれいに出ているらしい。明日が待ち遠しいが、夜はこれまた久しぶりにお会いできる方々と、また大量に話すのではないかという予想。龍踊りの最後の練習も見に行くし、なんだかみっしり詰まっている今日このごろだ。



2008年09月18日(木) ケンヂ。

 なんだか日記が消えていた…。バックアップしとけというお告げだろうか。
 「本を出すと言うと『印税生活ですね』って言われがちでトホホだが、それもまたよし」というような話だったのだが、まぁいいや。

 無理矢理時間を作ってマッサージに行ってうつぶせになって眠り込んでいたら、顔にすごい跡が付いて、まるで大槻ケンヂだった。そのまま電車とバスに乗ったが、誰とも会わなくてよかった。



2008年09月17日(水) 万国共通

 10年近く、絶えず気にしてきた考え方のようなものを気にしないことにしてみて、2ヶ月足らず。それによって知らず知らずに押さえていたのだろうな、という考えがいくつも浮上してきて、ほんと、気にするのをやめてよかった。でも、長い間気にしてきたからこそ、気にするのをやめられたので、気にしてきたことに関して後悔はない。ただ、この先に「もう気にしない世界」が広がっているだけだ。さようなら。ありがとうございました。

 夢彩都のおもちゃ売り場でヒコを遊ばせていたら、白人の父子がもめていた。どうやらロシア系のようで、ダダこねる男の子に、若いお父さんはひたすら「にえ」「にえ」と告げていた。時々長い会話もあって「にえ」以外は一言たりともわからなかったけれど、しかし、おもちゃ売り場で繰り広げられる親子のいざこざは、痛いほどわかる。「あれ買って!(あるいは、もっと遊んでいたい!)」「ダメ」「もう帰るよ!」それしかない。途中、お父さんが「とりあえずアイスクリームを買ってやることで『大難』を回避しようとしている」のも、おもちゃ売り場のいざこざは国境を越えるな…と、苦笑い。そしてしばらくすると、そっくりそのまま我が身へ。いまいちばん見たくないもの、それはトミカ。も〜、腹一杯です。



2008年09月15日(月) 自動ドア

 いちおう、敬老の日なのでと実家に寄ったら、あれよあれよとごはんをごちそうになることに。逆だ! この日大繁盛らしき吉宗が、もはや出前に来られないということで、筑後町の「出前部に受け取りにいく」という、ちょっとしただまし絵のような事態になった。にぎり寿司を食べたい人が約2名(父と私)いたのだが、寿司は作ってもいないということで、しのだ寿司で、かぶり(長崎弁で『テイクアウト』および『宴会で残った料理を包んで持って帰る』こと)。会計を済ませて出ようとしたら、手で開けるはずのドアがすっと開いた。一瞬、戸惑うと、それは会計をしてくれたおじさんが、手でスッと開けてくれていたのだ。それがなんというか、「わざわざ」開けてくれたんじゃなくて、お会計するってこととセットになった動作、とでもいうような一連の流れだったので、まさしく自動ドアみたいだったのだ。もともと、お寿司を握っている2人の、常に動いている独特のリズムに見ほれていたので、そういうことに敏感になっていたのかもしれないけれど、木の戸があんなにスッと開くなんて、ほんとうにいいものを見た。しばらく軽く興奮したままだった。



2008年09月14日(日) しもってさ〜

 ずいぶん髪が伸びた。確実に半年以上は切っていない。ひとつには来月のくんちのためだが、その先はどうしようか…と、心の片隅で思案中。なので、食べ物屋さんに行った時など、オシャレ雑誌を眺めてみたりもするが、いつの間にか「写真点数多いなぁ!レイアウトも大変だ!」などと、まったく違う方に頭が暴走し、気付いたら青椒肉絲が来ていたりするので、解決策は闇の中。女子としてこれはいかんなぁ、と思いつつ、最近ではついに「リップクリームを塗って口紅を塗る」という2つのプロセスがもどかしい事態も多く、「色付きリップ」に手を出してしまった。もはや小学4年生レベルである。まぁしかし、色付きリップではさすがに、37歳のくすみのカバーはできない模様。
 …と、まったくもってすさんでいそうな感じであるが、オシャレ関係とはうらはらに、頭の中は、今度出る本が古い荷物を洗いざらい持って出てくれたので、新しい考えや推論や仮定が飛んだりはねたりしていて、本を読むのももどかしい。ちょっと読めばすぐにいろいろな考えがドバァ!と湧いてしまって、先へ進めない。さらに本を読む時間がすごく限られているので、なんだかもう、コマ切れ読書と妄想があいまって、道を歩いている時などは果てしなくぼんやりしており、これまた人様が見れば憂慮すべき眺めだろうと思う。のびっぱなしの髪に色付きリップ、いまだに夏のサンダル、秋の服って何着てたか思い出せず、しかも心ここにあらず。でも自分としては…ちょっぴり体は疲れつつ…状態としては悪くないのだが。

 でもたしかに昨日、スーパーの鏡に映った自分を見て、「ちょっとダメかも」と思った。中学や高校の同級生が見たら「しも(当時のあだ名)、かなり終わっとった…」と友だちに報告するかも。もう少し優先順位を考えたい。少なくとも道を歩きながら本を読むのはやめよう。

 まぁしかし、小学生のころは、色付きリップどころか年中半ズボンで、パジャマだって意図的に着ていったこともあるし(だれもパジャマだってわかんないだろう+面倒くさかった)、そもそもオシャレに対する優先順位はかなり低い性分だから、それが高い人には逆立ちしたってかなわない。だって化粧ポーチって持ってないんだもの。ポーチに入れるほどの化粧品がないから。洗面所にファンデーションがあって、バッグの中にその時々の口紅が1本か2本入れっぱなしになってて、はい終了。コラーゲンは時々行く焼き鳥屋さんの豚足で補給。それでも、中学や高校の時は、本よりも洋服を買っていたような気もするから、生き物として色気づくってのは、じつに大きな力なんだぁ。あとは恋愛の初期とか(あくまで初期)。
 命短し恋せよ乙女、ではあるが、恋をし続けるには、命は長い。


2008年09月10日(水) かなり大きゅうなるまで

 ここ数日、保育園でお別れの時に号泣するヒコ。いろいろ思い悩んでいたが、お昼にハハとお茶を飲みながら「みどりちゃんもさつきちゃんも、かなり大きゅうなるまでワーワー泣きよったよ」ということを聞いて、気が軽くなった。いま私はそのことをかけらも覚えていないし、それによって親を恨む気持ちも一片だってないんだから、そういうものなのだと思おう。

 出版社から、本の紹介ページをアップしたとの知らせが。

http://www.kankanbou.com/kankan/

 色校で写真が沈んでいたので紙を変えようということになったのだが、その試し刷りも、いい感じに上がっていたとのこと。よかった。9月の末には、このカステラ色の本が、本屋さんに並ぶのだ! 


2008年09月08日(月) 目の前のタイミング

 石けんの残量がピンチだったので、2本仕込む。熟成に1ヶ月かかるので、間に合わないかもしれないが、なんとか仕込む。ひとつにつき20分間手を休めずかき混ぜなくてはならないのだが、この間に本を読んだり、録画していたビデオを見たりするのが好きだ。グルグルとタネをかき混ぜながら、今日は、昨日録っていた浮世絵の番組を見た。
 22歳で田舎から出てきて歌舞伎に心奪われた染め物職人が、新興の版元から出したという役者絵の傑作さ。でもその才能の輝きは、いろんな大人の事情で、あっけなく失われてしまう。
 …そんな話を見ながら、グルグルとかき混ぜる。
 激しく衝撃的に現れた人やものごとの「その後」って、難しいな…。「鮮烈のデビュー」って、とても高いハードルなのだろう。

 夜、一杯だけ飲んで道を歩いていたら、ダンナが「体操の内村って、もうこんなふうには道を歩けないのかな。」と心配していた。いまはそうだろうな。

 ほろ酔い気分で帰ってきてみたら、明日の朝だと思っていた「石けんの型入れタイミング」が目の前に存在していたので、あわててエッセンシャルオイルの配合を決めて、流し込む。この時間が楽しいのに、今回は慌ただしくて残念だった。ローズティーで仕込んだので、固まりやすかったのだろう。近いうちにまた作ろう。今回は、なんとなくバラっぽいのを作りたかった。「お花の匂い」って、どうも照れくさくて、あえてあまり作ってこなかったのだが、もういろんな石けんをさんざん作り、使ってきて、もはや変なこだわりも冒険心も失せ、いまお風呂で使っている「花もの」に、「あぁ、やっぱりいい匂いはいい匂いだ」と、素直になったのだ。
 と言いつつ、バラの香りを演出(バラのオイルはぎょっとするほど高価)するはずのゼラニウムオイルが切れていて、結局は無印のフローラルミックスとローズウッドとラベンダーを組み合わせた。もうひとつはティートゥリーとウッディミックスの、渋さわやか系。それにしても酔っぱらいの配合。どう出ることやら。

 型入れ用の牛乳パックを、以前は実家に頼んでいたが(私もダンナもほとんど牛乳を飲まない)、今回は「もうすぐ作ろうかな」と思い立ってから、あっという間にたまった。変なところで「人(ヒコ)と暮らしてるんだな」と実感。 


 なかばあきらめかけていたことが、ひとつ、たしかめられたので、ひそかにパワーアップ。



2008年09月07日(日) それはメンズに決まっとる

 夕食は、ここ数日の残り物一掃セール。いろんなものをあたためなおしていたら、「おにくやいて」と、無理な注文が。「買ってないよ」と正面から説得してもダメに決まっているので、しばしやり過ごしたあと、「ほら!ぎょにくだよ!(「ぎょ」は小さく発音)」と、マルハソーセージの「ソテー」を差し出す。最初はうだうだ言っていたが、そのうちおいしく食べていた。野菜関係の渋いものはちっとも食べないが、沖縄の「ジーマミ豆腐」は大好き。父の出張みやげを1個半くらい食べていた。

 最近、すごくしょうもない推測が当たる。テレビで流れていた「叶姉妹の、地方発送しない高級弁当の取り寄せ方法」や、取材の時に「担当の人が、ふとどこかへ行ったままなかなか戻ってこない理由」など。それぞれ「『メンズ』が持ってくるに決まってる」「隣のスーパーに材料を買いに行った」と的中させ、ダンナや撮影スタッフに受けたが、あまりのしょうもなさに、当てたほうがせつなかった。もっと違うほうに発揮される能力を身につけたい。


2008年09月05日(金) 探すことにする。

 うっかりすると、すぐ日にちが経っている。昨日今日は、撮影&取材。あっという間にお迎え。
 リビングには、ユニット畳を敷いているのだが、ヒコがあれ持ってこいこれ持ってこいと要求したりして、立ったり座ったりすることがやたらに多く、足腰に来ているので、ふと、テーブルとイスにしようかと思い立つ。思い立ったら、それによって起こるいろんないいことがどんどん思いついてきたので、これから気がけて探すことにする。


2008年09月03日(水) ゴールデンコース

 日々増えていくミニカー。とにかく増えていくミニカー。ザクザクと部屋にあふれているミニカー。踏むと痛いミニカー。
 本当に好きみたいだ。一度遊びだすと、お風呂に入りたがらないのはもちろんのこと、トイレも我慢してしまい、間に合わないこともある。

 本の最終校正が終わった。もう直せない。あとは印刷されるのみ。感慨深し。長年の付き合いがある編集者に値段を教えたら「高〜い。私買えな〜い」と言われたが、ページ数と写真の多さを見て、「これならしょうがないよね…」とのこと。まぁ、買う人は買うだろうし、買わない人は1000円でも買わないだろう、ということで。

 ダンナが出張なので、夜はヒコちゃんとデート。消防署、ミニカー、くんち練習、のだ屋でハンバーグ、の、ゴールデンコース。


2008年09月02日(火) だネ

 ちょっとばかし追われつつ、その時々は静かに過ごす。瞬間としては静かなのに、生活の全体像としては慌ただしい。その「変わり目」はどこにあるのだろうか。「みつを」とかいう人だったら、「心の中に あるんだなぁ」とか言うんだろうか。「追われれば 追われるんだネ」とか。

 夜はペコロスこと岡野さんのラジオで、本のPR。1600円というと、やっぱり「うわ」って言われるが、めげずに売っていこう。その後、朝日屋で打ち上げ。



2008年09月01日(月) 履くか履かざるか

 今日から9月。まだ裸足にサンダルというのは、どうなのだろうか。この夏、靴下をはいたのは、たぶん2回くらいだと思うのだが、何日か前に靴と靴下を履くべき時があって(何だったかは忘れた)、履いたはいいが、なんだかもう、密室に閉じ込められたような気分になってしまい、用事が終わるや、家に帰って脱いだ時の開放感よ! すっかり野生児と化した37歳の夏だったが、9月になったので、靴を履くべきだろうか(たぶん履かない)。

 気付いたらドドッと仕事が詰まっている今週。思い切ってマッサージへ。首と腰が固まりまくっていたらしい。体の中の流れが良くなったのか、やたらポカポカする。



トンビ |MAILHomePage