ぴんよろ日記
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2006年10月31日(火) スタートに向けて

(1日記す)
いよいよ今日で、ぼっちゃんとの蜜月生活もひと区切りだが、
グジグジふたりきりで過ごすことなく、
ぼっちゃんはダンナ母に見てもらいつつ、私は午後中、外へ出る。
長谷川集平さんと、何本かのビデオを観つつ、長崎について語る。
濃かった…。しゃべりすぎて酸欠寸前だった。
いろいろいろいろ思うところあり、
あんなこともこんなことも書いてみたい、と思いついたりして、
明日から新しいペースの暮らしをスタートさせるにふさわしい午後だった。

昼はエビチリと、ありもの各種。
夜は、作るつもりだったけど、なんだかラーメンが食べたくなって、
かんしゃくに行こうかと思ったけど、なんとなく銅座のラーメン屋に行ってみた。
ダンナは何度か行ったことがあるという店。
「どんな味?」「いつも酔ってて覚えとらんけん、ちゃんと行ってみたかった」
ということだったが、食べてみてわかった。
酔いもあるだろうけど、ただ単に、印象の薄い味なのだった。
食べたそばから忘れそうになる。
ありゃー、飲んでたら覚えられない。


2006年10月30日(月) 最後の最後まで

(11月1日記す)

ぼっちゃんとみっちり過ごすのも、あと2日。
明日は予定があるので「二人きりの一日」は、ひとまず今日まで。
もちろんこれから先も、似たような日はあるだろうけど、
もう、そこにいるのは、外の世界とも行き来しているぼっちゃんだから、
今とはやっぱり、ちがうのだ。

本当に長い1年だった。
ほかのことについては、
たとえほめられても「いやいや、たいして」なんてかわしたりするけど、
この1年に関しては、謙遜する余地すらないがんばりだった。
たぶん、レベルアップしていると思う。忍耐力とか。

…などという感傷にひたる気にもなれないほど、
朝も昼も食べ損ねるくらいの「ぼっちゃんデー」だった。
今日も強力だった。「もう勘弁してください」と謝りたいくらい。
この1年、「こんなにもきついことがあるのか」と思いっぱなしだったが、
最後の最後まで、それは変わらなかった。
すごすぎる1年だった。ありがとう、ぼっちゃん。
おかげで強くなりました。


夜は餃子など。



2006年10月29日(日) 見えない波

じじの納骨。
もう10数年前に死んだじじ(母方の祖父)だが、
いろいろあって、というより、つまりは墓がなくて、
寺に骨を預けっぱなしだったのだが、
今日、晴れて、新しい納骨堂におさまった。
こんなとき、本人はどう思ってるんだろうと思うが、知る術はない。
でも、いつもは別の家に住んでいる子や孫やひ孫が顔を合わせ、
冗談を言いながら浜勝で昼ごはんを食べたり、コーヒーを飲んだり、
そんじゃね、と、サラリとわかれたりしながら、
「おさまってよかったねー、安心したね」
なんて言い合えていることが、喜んでいる証拠だと思う。
本人がイヤだったら、何かとうまくいかないはず。
バスで来たハハが、
家から町までバスには誰も乗ってこなくて、スイスイ着いた、
と言っていたのを聞いて、無性にそう思った。

寺からの帰り、猫の里親をさがす貼り紙があった。
2才くらいの女の子で、クールな美人さん。
もぎくん…どう?と、チラッと思ったりしたが、ぐっとこらえる。

ぼっちゃんをダンナに託して別れ、ひとりタイム。
絵本美術館に、長谷川集平さんの絵を見に行く。
春編も、夏編もよかったけど、今度の秋の絵は、なんかもう、すごかった。
うおおおお〜、と、見えない波に呑まれている感じで、フラフラした。
長崎になんらかの思いがある人は、見るべきだろう。
感覚の体力をつけていかないと、ついて行けないかもしれないけど。

ボーっとしたまま、すぐ近くのお気に入りスポットへ。
見るからに観光客向けのジュース屋さんなのだが、ひそかに大好きなお店。
ざぼんジュースを飲みながら、本を読む。
あまりに気持ちよかったので、コーヒーも頼んで、本を読む。
途中、(たぶん)ドイツ人高齢者の団体にまわりの席を埋められたので、
ちょっと席を移動して、仲間同士が座れるようにしたら、
英語じゃない感じで、サンキューと言われた。どういたしまして。
そしてまた、本を読む。

夜は、昨日テレビで見ておいしそうだった、パエリア。
残りごはんがたくさんあったので、米から炊かずに、なんちゃってパエリア。
なかなかだった。

ぼっちゃんを寝かせて、お菓子の撮影。
血管が切れそうなくらい集中して撮った。そして、食べた。





2006年10月28日(土) チャレンジ

あまりにインク代がかさむので、
詰め替えにチャレンジしてみることにした。
詰め替えキットでやってみるのだが、
なかなかうまくいかなくて、手も机もショッキングピンクのマゼンタ地獄。
四苦八苦して詰め替えたカートリッジをセットすると、
「社外品を使ったことを履歴に残すぞ」とか、怖いことを言われる。
写真の色も、若干変わる。
しかし、たとえ詰め替えがうまくいかずに、
じゃんじゃんインクがこぼれてしまっても、
それでもなお、純正品を使うより、はるかに安い。
というより、純正品は高すぎると思う。
ネットショップでもたいして安くないから、メーカーの力がよほど強いんだろう。
プリンタ本体は安いけれど、インクは高い。
一昔前の携帯みたいだ。本体は1円だけど、通話料はじゃんじゃん。
確かに、絵はがき刷ったり、本を作ったり、
個人としてはヘビーすぎる使い方だが、
すでに本体の3つ4つ分くらいはインクを買った気がする。

朝はパン。ハチミツをつけて、コーヒーと。
昼はスパゲティ。
冷蔵庫にあった、中途半端に残っていたマリネや塩辛などを、とにかくソースに。
案の定、とても複雑なおいしさだった。

午後は、こないだの台風で壊れた、お隣とのベランダの仕切りの修理を待つ。
「午後に」って言われていたので、漠然と待つ。
3時から、鯨の潮吹きの番組をじっくり観るつもりだったが、
ちょうどその時間に、まるまる作業が入ってしまった。
ぼっちゃんをだっこし続け、お茶など出したりしながら、かろうじて、観る。

夜はブリかま焼き、ブリのおさしみ、カツオのたたき、ネギ玉、
ダンナには豚バラ焼き、など。
ブリが安かったので、ふらふらと買ってしまった。

そしてついに、ぼっちゃんがベランダからテレビのリモコンを投棄&破壊。
一瞬だった。気をつけていたのに。
一瞬だ。ほとんどのことは、一瞬で起こる。


2006年10月27日(金) 大流行。

朝から打ち合わせがあったので、またぼっちゃんを預ける。
もはや仕事に連れて行くには、パワフルすぎる彼。

本の納品などを済ませ、久々の「はやかわ」でお昼ごはん。
いい意味での、日本人的な、おいしい中華だ。

これまた久々のワゴン車コーヒーを飲んで、お迎えに。

夜は珍しく、ダンナのおごりで、中正へ。
刺身定食のあまりの充実ぶりにびっくり。お客さんも多かった。
一度、ぼっちゃんが派手な音を立てて倒れてしまい、
店中の人が心配してくれた。お騒がせしました…。

朝の打ち合わせで、こないだ彫った版画が使われることに決定した。
しかも毎月の仕事。うれしい。
さっそくポストカードをプリントし、メッセージカードのデータも作成。
明日、紙を買いに行こう。

版画…自分の中で、大流行。なんでも版画にしたくなる今日この頃だ。


2006年10月26日(木) ずっしり

今日もダンナは編集。
こまごましたことがたまっているし、
丸2日ぼっちゃんと二人きりというのは、
どうしたって電池切れになるので、知人の託児所へ予約を入れていた。
ぼっちゃんを預けて本の納品に行くと、
「ちょうどなくなったところでした!」とのこと。
4日で20冊売れたとは…。ありがたいことです。

しかしまぁ、大盛況だった長崎検定の受検者が3分の1でも買ってくれたら、
湯布院あたりで温泉に浸かれたりするのだろうが、
その前にプリンタは壊れるだろうな。私も製本のしすぎで腱鞘炎になりそうだ。

そんな夢は置いといて、バーッと買い物などして、家へ戻り、また20部プリント。
昼は、せせりを焼いたものや、昨日のカレーの残りなどを、
ぼっちゃんの攻撃を気にすることなく、のんびり食べる。
が、悲しいかな早メシ食いになっていた。
食べることそのものというより、
食べ終わって、休む間もなく片付けた自分に苦笑い。
いつも、とにかく、ガチャガチャにされる前に片付けなきゃ!と思っているので。

製本などしていたら、あっという間に、お迎えの時間。
私の顔を見ても、ニッコリはするが、すぐに遊びの続きへ。
たのもしい。
私など、つい、ちょっとひとりで遊んでいたら、仕事をしようとたくらむけど、
みっちり向き合って遊んでもらえるので、楽しいようだ。
野口整体の野口さんが「抱いた感じの重さ」で、
その時の「気の充実度」などを推し量っていたというので、
気をつけるようにしているが、今日はずっしり重かった。
この方法は、かなり信頼している。
ぞんざい気味にひとり遊びをさせていた時など、ほんとに頼りなく軽くなるし、
しばらくちゃんと遊ぶと、みるみる重くなるのだ。

夜はフラフラと実家へ。
鍋物などつつく。


2006年10月25日(水) ふたつ前の前世が

昨日、自分ちから虹が出てるのを見ただけあって、
今日はいきなり、本の追加注文が来た。20冊。
でも、新聞に載った日に20冊納品して、ストックが無かったので、
あわててパソコンへ走る。
偉そうに500円もする本だが、原価が200円くらいかかってて、
しかも本屋さんなどへの「ショバ代」があるので、
もうけ(?)は200円も無い。100冊売れても2万円も無い。
まぁ、いいのだ。赤字じゃないし。

とにかく思うように作りたかった。
印刷代が高くつくから、写真のページを減らさなきゃ、とか、
データ制作費が高くつくから、レイアウトはある程度決めて、とか、
そういうことを考えずに、思うままに、どこまでやれるかやってみたかった。
表紙の色は、さすがに1枚300円もかかるので変更したが。

シコシコと印刷しつつ、1日を過ごす。
20冊作るのに、だいたい1日かかる。
1冊10枚で、両面なので、400枚印刷することになるので。
しかも写真使いまくり。そりゃインクも減るわい。

朝は食べず、昼にヒラスの照り焼き、納豆、キュウリサラダなど。

ぼっちゃんの保育園の面談に行く。
遥かに遠ざかっていた「集団生活」の匂いに、ちょっとだけ、めまい。
でも、ぼっちゃんは、なんとなく平気なんじゃないかという気がする。
私も、そこで過ごしている時は、そんなにイヤだイヤだと思ってたわけじゃない。
それなりに楽しんでもいた。
ただ、戻りたいかと聞かれたら、絶対にイヤだと思うだけだ。

夜はひとりだし、プリント作業があるので、
保育園の帰りに夢彩都で買った、ミランのシーフードカレー。
カレーは、本当は乳に良くないと言われているので、これまで封印して来たが、
何日か前に食べてしまったミランのカレーで、火がついてしまった。
ふたつ前の前世ががインド人だったのを思い出した、とでも言いたいほど。
たくさんごはんも食べたし、キュウリサラダや、
シイタケとタマネギのマリネもたくさん食べたから、
カレー成分は薄まっているはず、と言い訳しながら無心にかき込む。
ミランのカレーは、私にとってはベストの味じゃないのだが、
もう、そんなのどうだっていい、愛していたのよ、この香りを、と、かき込む。


2006年10月24日(火) 虹が!

今日も完全ぼっちゃん漬け。
お昼に2時間ほど、寝かしつけ心中した以外は、心身ともに捧げ尽くす。
あと一週間…と自分に言い聞かせながら。

それでも、夕方にはもてあましマックス状態だったので、また公園へ行く。
ちょうど、修学旅行の女子高生がいて、猛烈に囲まれるぼっちゃん。
露骨にご機嫌になったのが笑えた。

寒くなってきたので、買い物へ行こうと車を走らせていたら、
大きな虹が見えて来た。
カメラは持ってなかったけど、携帯で撮ろう!と思って、
ちょっと脇道に入ってみたら、
なんと、そこから見えた虹は、私が住んでるビルから出ていた!
すごい!すごすぎる!と興奮して、なんとか携帯におさめた。
自分ちから虹が立ってるのを見ることなんて、
一生のうちでもそんなにないだろう。
とにかくこれからいいことがいっぱいあるんだ!と解釈して、日常に戻る。


朝はパンをぼっちゃんにやりつつ、自分は食べられず。
昼は、心中から起きて、鯛のトマトスープスパゲティ。
夜は、明日から編集作業のダンナの応援メニュー、すきやき。私は鶏すき。


2006年10月23日(月) トントントントン…

昨日は新聞に載ってしまったが、
新聞に載るということは、翌日は新聞紙になるということで、
たくさんのご家庭や職場で、生ごみを包んだり、ぬれた靴に丸めて入れられたり、
鳥かごの敷物にされたりと、様々なシーンでお役に立っていることだろう。

それにしても久しぶりの雨だった。
あの台風ぶりだ。
すぐ近所の家の屋根が、つい2〜3日前にようやくふさがっていたので、
なんとか間に合ったというところ。
ブルーシートも劣化して、部屋が丸見えだったので。

ここらは被害がひどかったので、ここ数週間、ずーっと大工仕事の音がしていた。
屋根や窓がなくなった家の方にはもちろん気の毒なのだが、
大工仕事の音って、とてもいいものだ。
晴れた空に、板を並べる音や、金槌の音が響いているのは、
なんともいえない気持ちよさだった。正しい風景って感じだった。


◇◆◇


遅めの朝は、ハチミツトースト。
昼は食べないまま、寝かしつけ心中。
2時過ぎに電話で起きて、押し寿司。

夕方、パワフルぼっちゃんをもてあまして、夢彩都へ。
ミランでナンサンドと、チキンカレーとナンを買う。
ナンサンドは、すぐにおやつ。

夜はカレーと、一昨日の宴会の残りを総ざらえ。


2006年10月22日(日) まだまだあなどれない

昨日、ダンナがポツリと漏らした、とある人物評が、
私もモヤッとはそう思っていつつ、突きつめきれていなかったものを、
あまりにも的確にすくって見せてくれたので、
スッキリしたと同時に、感心するやら、驚くやら、だった。
時々そういうことがあるので、あなどれない。
もうかれこれ10年以上の付き合いになるというのに。

それにしても昨日は、ガックリと脱力することがあって、
しばらく口がきけなかったので、寝た。
寝たらだいぶ改善されたが、事実関係としてはまったく変化してないわけで、
考えると暗い気持ちになるが、
やれることはやってみるつもり、として、また寝ることにする午前3時。


◇◆◇


乳をやりつつ眠りこけていたら、電話やメールが数種類。
起きぬけの頭にはややこしい話や、照れくさいような知らせなど。

しかしそんなことをすべてぶっ飛ばしたのは、パソコンの不調だった。
何度電源を入れても立ち上がらない。
自家製本も、paginaのロゴも、絵はがきも、新しい仕事のためのデータも、
すべてが虚空へと消え去って行くかもしれない恐怖。
半べそかきながら、パソコンに語りかけながら、何度もチャレンジ。
そして感動の復活!
あわててバックアップを取る。

昼は無性に食べたくなって、諫早のかんしゃく、こと、まるよしへ。
懐かしいお二人に会いつつ、ラーメンにがっつく。
まるよしだけど、おいしー。

車で昼寝。

夜は、ぼっちゃんと1日違いの誕生日の友だちと、五島本陣で誕生日会。
ちょうど長崎新聞に自家製本「ながさきエッセンス」の記事が載っていたので、
そのことについて話されて、照れくさかった。

そしてコンビニで新聞を買って帰ろうとしたら、なかった。


2006年10月21日(土) 情報量

まる2日、日記を書けなかった。
不覚。

今日も晴れ。
あと10日で、ぼっちゃんが保育所に行くことも決まった。
ちょっぴりは寂しいけど、
ビクビクせずに読み書きできるよろこびが、体中を包む。

誰かが書いた、なにげなく見えるものの中に、
どれほど大きな実感が込められているか、
自分がそれとおなじものを切実に必要としている時には、よくわかる。
ここひと月ほど、何度も思い出しては勇気づけられたのは、
ある人が、ちょうど1才になる息子を保育園に通わせようとしている時に書いた、

「これで、仕事を、これからできる。」

という一文。
ほんとうになんでもない一文だけど、ほんと、ほんと、ほんとにそうだし、
そう思ってもいいんだ、と、感動にうちふるえた。
その前に「昼間会えなくなるのは、悲しいけど、うれしい。」
とあるのも、過不足なくストライク。
何年も前に読んだ時には、もちろん、ふーん、と思っていただけだった。

どれほどの情報量が込められているか、込めることができるか。
必要な人が取り出せる形で。しかも、あくまで、さりげなく。
自然に生えてる草花のように。
それが勝負だ。


2006年10月20日(金) 10倍は

(21日記す)

昨日もらった申請書を持って、またもや市役所へ。
でも、あるルートから、すでに保育所への入所は決定したことを聞いたので、
なんだかあほらしい。
この紙を1枚持っていくためには…

ぼっちゃんのコンディションをお出かけ用に整える。
いやがるぼっちゃんをチャイルドシートに載せる。
米袋くらいあるぼっちゃんをスリングに入れるが、すぐに身をよじって脱出、
あるいは、いやがるぼっちゃんをベビーカーに乗せるが、
すぐに身をよじって脱出しそうになるのをとにかく阻止、

などなどの大変なことがある。

赤ちゃん連れの気楽そうに見えるお母さんたちが、
ほんとうはどれほどの思いをしてお出かけしているか、
それはもう、想像をはるかに超えるものだった。
ニコニコ笑っていても、それは氷山の一角に近くて、
その下や裏には、とんでもない量の消耗や工夫が隠されている。

ちょうど2年前の今ごろは、番組の編集をしていて何度も徹夜したし、
「こんなに大変なことも、そうはなかろう」と思っていたけど、
その5倍は軽くきつい。
そしてその状態が、1年間続いた。
テレビの仕事をしている人に、局地的に通じる感覚で言えば、
「1年中、重いテーマの1時間ものを編集しっぱなし」というところ。
世の中の、赤ちゃんを四六時中見たことのない人…特にオッサンたちには、
「赤ん坊の世話は、たいていの『大の男の仕事』の10倍はきつい」
ことを、肝に銘じてほしいものである。

もちろん、ギューッとうれしいことも、多々あるのだが。

朝はレモンのパウンドケーキ。
昼は雑炊。
おやつは、平井のホットチキンサンド。
夜はヒラスのお刺身、煮込みうどん、キュウリとトマトとアボカドのサラダ、
ダンナにはお肉の焼いたの。


paginaの本格始動に向けて、スタンプを作りに行った。
住所や電話や、口座番号なんか入れたりして。
ロゴ入りにすると、割高になるのだが、せっかくなので入れることにする。
くくく、社会的っぽい。


2006年10月19日(木) そう若くもないが

(21日記す)

版画で作った見本を持っていったら、とっても喜んでもらえた。
決まるかどうかは分からないけど、喜んでもらえたことで、ひとまずは成仏。


保育所の申請書を出しに行く。
そしたら「自宅で働いている証明書」を、
地区の民生委員にもらってくるようにと言われた。
うわー!知らない人!お願い事!助けて〜!と思ったけど、
こういうことはさくさく終わらせるに限るので、
言われたその場で民生委員の人に電話をしたら、今日来てもいいとのこと。
近くなんだろうけど、場所が分からなかったので、
住所をナビに入れて車を走らせるが、
あまりにも自分ちの近くだったので、自分ちまでナビに案内されたあげく、
車道には面していない家だったので、結局はわからなかった。
なので、地図を見て行く。
階段を下って、5分もかからなかった。いつも窓から見えてる家だった。

昔のバアちゃんちみたいな家と、親戚のおばさんみたいなおばさん。
私の「バアちゃんち」も「親戚のおばさん」とも違うけど、
「バアちゃんち」「親戚のおばさん」と言われたら、パッと想像しそうな感じの。

しばらく話をしつつ、証明書を書いてもらう。
仕事内容を見て、
「若い人のお仕事って感じですね」
と言われたが、そう若くもない。


夜は、そんなこんなでゴッテリと疲れたので、駅前食堂へ。
とり天が、なんだかおいしくなっていた。前よりさっくりしていた。


2006年10月18日(水) よなべゴリゴリ

か〜さんが〜よなべ〜をして〜版画を彫っているよ〜。ゴリゴリ。

ふー。やっとできた。
版画ができた時って、格別。

とある仕事のご提案用。
ポストカードにまで仕立ててみた。

朝は、おはぎ。
昼は、昨日のよなべがたたって、気を失うかのように昼寝。
気づいたらぼっちゃんも横で眠っていた。
2時ごろ起きて、いちじく。この秋一番のおいしさだった。

夜は実家に押しかけ、きのこスパゲティ、鶏のソテー、鯛のカルパッチョ、
鯛のアラでダシをとった、トマトスープなどを作る。

さて、これからシャワーを浴びて、ビールを飲んで寝よう。
明日も長くなりそうだ。


2006年10月17日(火) つい、ついに。

ダンナが休みだったので、
午前中にぼっちゃんを連れ出してもらった。
机の片付けや、じゅうたんの洗濯などをする。
コーヒーとハムサンドなんかも、ゆっくり食べたりする。

久しぶりに、浜口のかんしゃくでお昼。
こないだよりもさらに、元のかんしゃくからは遠い味になっていた。
だけど、もう、これはこれで、
新しいお兄ちゃんの味ってことで、いいんじゃないだろうか。

ついに、ぼっちゃんの保育園を見学。
ちょっと前までは、忙しい時や取材の時に預けながら育てようと思っていたけど、
昨今のパワーアップぶりに、すっかり限界を感じてしまって、
つい、問い合わせの電話をしてしまった。
一日一緒にいて、夕暮れ時には立ち上がるのがやっとという疲れっぷりは、
やはり考えものであろう。
父の勤務先の隣にある保育園なので、じいちゃんハッスル気味。
というか、じいちゃんが申込書をもらってきたのだった。

夜は鍋。
料理も、ほとんどさせてくれないので、切るだけ。
米を研ぐのに、下手したら30分くらいかかる。

さて、寝かしつけたので、今夜こそは版画を彫ろう。



2006年10月16日(月) プリンセスの夕べ

昨日の夜中から、明け方まで仕事したので、
今日は仕事しなくてもいいことにするが、
そんなこと決めなくても、ぼっちゃんがなにもさせてくれない。
今までは、起きている時に、いくらかは、だましだまし作業したりしていたが、
超強力甘えん坊将軍な今となっては、
立っているだけで激しくまとわりつき、そして噛みつくので、なにもできない。
これはまじでやばい。
「寝ない」という方法も、そういつも使えないし、お肌もすっかりボロボロ。

でも、極力どんよりしないように気をつけて、
港にサファイヤプリンセスが見えたので、夕方には、水辺の森公園へ行く。
ぼっちゃんも、広々歩き回れて気持ちよさそうだった。
私は昼を食べそこねていたので、茶の間でおにぎりを買って、食べた。
しそひじき、という具があった。なかなかヒットだった。
サファイヤプリンセスはあいかわらず大きくて、
出港の時に横向きになったら、長崎港をすっかりふさいでいた。
ぼっちゃんと一緒に写真に収めたけど、なんだか遠近法が狂ったみたいな感じに。

夜はひき肉入りオムレツ、刺身のヅケ、砂ずり炒め、などなど。

夕方の外遊びと、帰ってからのエンドレス追いかけっこが効いたのか、
いつもよりちょっと早めに寝付いてくれた。
仕事をしようと思うが、さて、パワーはどれくらい残っているだろうか。
版画彫りたいんだけど、ちょっとヘビーすぎ?




2006年10月15日(日) ベタベタの。

ぼっちゃん、1歳。
この数日で、急激に、甘えん坊将軍。
日記を書く余裕すら与えられず。
気づいたら2日も3日も書いてない。
保育園の申請書を、じっと見つめる。

ひとつ、仕事を仕上げ、お昼は老李へ。
くんち展の最終日なので、どうしても、行く。
ちょうど原田先生の解説ツアーがあっていたので、くっついて聞く。
太鼓山も見納め。

夜は実家で餅踏み。
ソロバンと筆と扇子を置いて、何を取るかで将来を占うとかいう行事は、
電卓と筆ペンとうちわで代用して執り行う。
そんなことで、見た目はかなり間抜けだったが、
ぼっちゃんは迷わず電卓を取った。
たぶん、おもちゃとして、いちばん面白そうだったからだとは思う。

吉宗の茶碗蒸しと、刺身など、ごちそう。

こういう時って、吉宗の茶碗蒸しがよく似合う。

そしてケーキは梅月堂で買った。

ベタベタの長崎人に育てられつつある、ぼっちゃん。


2006年10月14日(土) イブ。

ぼっちゃん、1歳イブ。
今日もしつこく、いろいろ思い出す。

昼は天天有でちゃんぽんなど。

夜は餅踏みをして、たに川へ。
大繁盛していた。

(そして、まさにぼっちゃんが生まれた時間…夜中すぎに「おめでとー!」なんて言いたかったのだが、寝かしつけながら、眠りこけていた。たぶんぼっちゃんよりも早く)


2006年10月13日(金) 次の濃度へ。

10月の、第2金曜日。
去年もけっこう暑い日だった。

あさってで、ついにぼっちゃんも1才。
誕生日は15日だが、感覚としては、「金曜日の夜中」に産んだので、
朝からしみじみ、思い出したりしている。
知り合いとお昼ごはんを食べ、CDを買っていたら、
なんだか妙な具合になってきて、夕方からどんどん痛くなったのだった。
病院に電話したら「まだ」って言われ、
たに川のおにぎりを食べ、もー、辛抱たまらん、って思って、
また病院に電話したら「すぐ来てください」って言われ、
行ったはいいが、またもや「こりゃまだまだです」って言われ、
しかしどんどん辛抱たまらんになっていたら、
「明日の朝」だったはずなのに、
あれよあれよと、日付が変わってすぐ産まれたのであった。

あれから1年か。

昨日は、ぼっちゃんがかなりやんちゃだったし、
しなくてはいけない仕事が全然できてないあせりなどもあいまって、
夜には、ほぼ廃人と化していた。
ぼっちゃんが眠ったあと、シャワーを浴び、
Dr.コトーを見る気力も体力もなく、ベランダでボーっと虫の音を聞いていた。
そしたら、この1年のこと…寝返りのできないぼっちゃんや、
歩けないぼっちゃんや、
新生児用の着物みたいな肌着を着たぼっちゃんなどが次々と思い出され、
それらのぼっちゃんはもう通り過ぎてしまったけれど、
どのぼっちゃんとも、どっぷり向き合ってきたと思ったら、
よくがんばったじゃないか、自分、と、ボトボト泣けた。

思い残すことは何もない。
もう、次へ行こう。
先は長いんだから、この濃度でぼっちゃんと過ごすのは、もう終わりだ。

ということで、今日はこれから、知り合いの託児所に、ちょっと預ける。
ひとり取材をして、打ち合わせに行って、迎えに行こう。

そう思ったら、新しい仕事のアイデアも、どんどん浮かんできた。
いろんな仕事して、ちゃんと稼いで、そんでまた、楽しく旅したりしよう。



2006年10月12日(木) 虫が…。

頭の中に虫がいる感じがするが、これって、大丈夫なのだろうか?
いろいろ書きまくりたいけど、ちょっと休むことにする。
パタン。


2006年10月11日(水) きれいな糸くず。

長年読み続けていたシリーズ本の中で、
どうしたことか本棚から抜けているその一冊が読みたくて、
ふと入った古本屋で買う。
前の持ち主が挟んでいたしおりや新刊案内や帯がついていた。
その折り方や挟み方や残し方(私は新刊案内をすぐはずす)が、
あまりにも自分と違うのが感慨深くて、
すべてをそのままに、借りた本のようにそっと読んでいる。
初版だったから、たぶん私に負けず劣らずそのシリーズを楽しみにしていて、
でも、その人はいろんなものを挟んだまま、本を売った。
私は、2冊目となるけど、どうしても読みたいと思ったので、買った。
その他、目の前にある1冊の本をとりまく、おそろしいほどの、様々な要素。
無限に広がる世界の綾の、きれいな糸くずを拾ったみたいな気持ちになる。

そして、2冊目を買いたくなっただけあって、
あらためて読むその本には、いまの私に必要なことがワシワシと書かれていた。



2006年10月10日(火) デビュー???

お昼にマッサージの予約を入れる。
こないだは、自家製本を作った後だったので、あまりにひどい状態で、
「2週間くらいのうちに来た方がいいですよ…」と言われていたのだ。
でも旅行以来、気がけて「暴走根詰め」をしないようにしていたので、
もまれた感じは、こないだがマイナス52だとすると、
今日はマイナス13くらいだったような気がする。
こないだはコリが深〜いところにあって呼ぶだけでも大変だったのだが、
今日は玄関先にいたので、話ができた、って感じ。

朝は紅芋ロール。
お昼は、休みのダンナと、岩川飯店でラーメンセット。
ダンナが散髪に行っている間、
ぼっちゃんを歩かせようと、稲佐山の公園へ行ってみる。
ニコニコと歩くぼっちゃん。
外を歩くのが、とっても楽しそう。
そのうち遊具の方に近づいて、さらにほかの子どもたちにも近づいていく。
子どもたちにも、ぼっちゃんに興味を示す子がいて、
ちょっとだけコミュニケーションしている。
「こここ、これって、公園デビュー???」と、思っていたら、
その子たちのお母さんから、何度か話しかけられたりして、
「ややや、やっぱり、これって、公園デビュー???」
と、ひそかにおろおろしつつ、和やかに話す。
公園デビューって、
なんか、ドロドロした恐ろしいことの始まりみたいなイメージだったのだが、
そりゃ、そんなことばっかりじゃなかろうよ。
たぶんほとんどが、平和的だろう。
現に、とても楽しかった。ぼっちゃんも私も。

夜は、老李で定食を食べ、
天正遣欧少年使節についての講演会へ。
これからやりたいと思っていることについて、いろんなヒントをもらえた。
が、講演のスタイルとしては、とても硬派なものだったので、
よほど興味や目的のある人以外には、
夢の世界への船出を促すものだったかもしれない。
私の隣にも、約一名、大航海時代な人がいた…。

平井でビールを飲んで帰る。

講演会の質疑応答で、
ただ単に、自説をぶちまけたいだけの人がいたが、
よほど自分ちに居場所がないんだろうな、なんて思いつつ、
ちょうど今日、
「県民大学で、写真やイラストを使ってしゃべったのって、
 わりと面白かったから、機会があったら、またやってみたいな」
と思ってたりしたけど、
その人みたいな人が因縁ふっかけて来たらイヤだなぁ…と、思い直す。

まぁ、あんな強烈な人も、初めて見たけど。


2006年10月09日(月) 堪能。

引き続き続き、くんち。
実家で昼ごはんを食べたのち、お諏訪さんへお上りを見に行く。
桟敷への階段を上っていたら、
昨日「また半年後くらいに」と別れたはずの友だちが、目の前にいた。
4歳になる息子と、何度か言葉を交わす。
ぼっちゃんとも早くしゃべりたいなぁ。
うんざりするという「なぜ?」攻撃を受けたい。
そしてぼっちゃんがうんざりして遊びにいってしまうくらい、執拗に答えたい。

お上りを、最後の最後の、御神輿を格納庫にしまうところまで見る。
その後、街まで歩き、踊りや鯨の庭先まわりを見る。
平井でガトーショコラを食べて、ひとり歩きを堪能。
実家に帰ったら、お風呂ではしゃいでいるぼっちゃんの声が聞こえた。

昼は、昼間っから、刺身てんこもり。白菜とキュウリの漬け物、など。
夜は、タイのあら炊き、アジの南蛮漬け、煮物、など。


2006年10月08日(日) 幻聴。

引き続き、くんち。
耳に入ってくる高音のすべてがシャギリに聞こえるのは、
やはり幻聴というものだろうか。
いちばん笑ったのは、ぼっちゃんの鼻笛だった。
たしかに「ピー」っていう音だけど。

朝はあっさりオムレツと、トースト。

休みのダンナにぼっちゃんを託し、1年ぶりに会う友だちと、ごはんを食べにいく。
吉宗を覗いたら、1階も2階も行列で仰天。
中通のお寿司屋さんでバッテラと穴子丼を食べる。
…と書いて、いま、昨日もお寿司としめさばを食べたことを思い出した。
どっちも好きなので、ノープロブレム。
場所を移したり、街を歩きながら、延々とトーク。
夕方までしゃべりまくる。

夜は人が来て、鶏と里芋の煮物や、豚のさっと炒め、トマトソースのペンネなど。


2006年10月07日(土) 今年も、この朝。

くんち。
7時前にアラームをかけてはいたが、6時半には目が覚めた。
いそいそとテレビをつける。
くんちの朝に、中継のテレビをつけて、
最初の傘鉾が出てくる瞬間の素晴らしさよ!
時折ぼっちゃんをかまいながら、
思いついたことをメモしつつ、じっくり見る。
けっこういろんなことを考えた。

朝は、ハムとバケット。
昼は、父と矢倉寿司。ぼっちゃんが古い窓ガラスを叩いてヒヤヒヤした。
夜は、ひっさびさに、のだ屋。しめさばが、かなりおいしかった。


2006年10月06日(金) パヒナ設立。

なんとなく、会社を作ることにした。
ちょっと違うか…。
仕事する時の屋号を考えた。
消しゴムスタンプでロゴを作って、便箋と名刺も作った。
パヒナ。
なんのこっちゃ、という感じだが、
6カ国語辞典で「ページ」というのを引いたら、
スペイン語でパヒナ、って出てきて、よくわかんなさがピンと来た。
綴りは「pagina」の、最初の「a」の上に、チョンがあるやつ。
パッと見「パギナ」って読まれそうだが、それもまた、一瞬ドキリとして、よし。
昔の長崎の人が、スペイン語やポルトガル語を使っちゃってた気分も漂う。
スペイン語なのに、ハワイ語のような、南方チックな響きがするのも好きだ。

ページになっているもの、
ページをめくること、
ページを作っているものを、作ること。
そういうことが好きだし、やっていくつもりなので。

とかいいながら数年後、パヒナ食堂になってたりして。

そして、ちょうど明日は、くんちではないか。
2006年10月7日、pagina設立!


朝はジャガイモの煮物の汁かけごはん。
昼はパンとハムとインスタントのポタージュ。
夜はショウガ焼き、しじみ汁、水菜炒め、残りもの各種。

昼は、そのあと長崎新聞へ広報活動に行くことになっていたので、
なんだか緊張して、あまり食べる気になれなかったのだ。
新聞…。
いろいろ話したが、話しすぎたかも…。
話しながら、把握されていないような気にどんどんなってしまったが、
暴走列車は止まらなかった。
写真も撮られたが、さぞやつれ気味であろう。
近いうちに載せてもらえるらしいが、どんな記事になるのやら…。

勢いづいて、くんち展にも行く。
ぼっちゃんがアーウー言いっぱなしだったのもあって、じっくりとは見られない。
もう1回行こう。


2006年10月05日(木) 20もない

「あー、よほど楽してる、楽しようとしてると思われてんだなー」
ということがあって、じっと手を見る。
…なんてことを書くと、100%そう思ってると思われるし、
この日記が、私自身のありのままだと思われていれば、そりゃそうだろうし、
でもほんとは、推測されているであろうより、
かなりありのまま度は低いんだけど、それを逐一説明するのも大変だし、
…と、また、じっと手を見る。

100のうち、20もないと思う。
それは、ここに書いていることがウソっていうわけではなくて、
ここに書いているようなことを思ったり、行動したりしている自分が、
自分全体の中に占めている割合、だ。
もちろん両者に関連性はあるけれど、一心同体では、ぜんぜんない。

手と言えば、昨日からようやく、キーボードの指づかいを元に戻した。
2ヶ月ほど前に、ザックリ切った指。
まだちょっと痛みと麻痺した感じはあるけど、復帰。

朝はじゃがいもとにんじんの煮物とごはん。
途中からタコキムチとらっきょを参加させる。あまりにぼんやりしていたので。
昼は実家で親子丼など。
夜はとにかく残りもの各種。場末のおふくろの味居酒屋みたいな食卓だった。


2006年10月04日(水) 今日は言えた。

町に用事もあったので、人数揃いへ…。
鯨を見たが、いちばんしょっぱなに、男の子が声を上げた瞬間、
涙腺ピンチな状態になってしまった。
年とったのかなぁ。

朝はハチミツとバケット。
昼は、浜屋の屋上で、ぼっちゃんを父に見てもらいつつ、
お好み焼きときつねうどん。
あいかわらず、すっごくていねいに焼かれた、すばらしいお好み焼き。
おいしいお好み焼きや、値段の高いお好み焼きはいろいろあるけれど、
お好み焼きが本来持っている気軽さ(250円!)の中で、
だからといってぞんざいに作ることなく、
ていねいにできることは最大限に心を込められている味。。。
こないだは、作っているお姉さんにおいしかったって言いそびれたけど、
今日は言えた。
「おいしかったです。すごーくていねいに焼いてらっしゃいますよね!」って。
お姉さんはニコニコ笑ってくれた。

ぼっちゃんのポリオ接種へ。
ポリオはワクチンを飲むだけだから、気が楽だ。
注射はドキドキする。
おなじくらいの子どもたちがいたけど、
ぼっちゃんがいちばん動いていた。
というよりも、
じっと座っている子を見て、とても驚いてしまった。
「あんなふうにしていてくれる子もいるんだ…」
ひとときも落ち着いていないぼっちゃん。動きたがり。パワー過剰。

夜は急に人が来たけど、地味なメニューのまま。
アジの塩焼き、ネギ入り玉子焼き、ジャガイモと人参の煮物、
キュウリのたこキムチ添え、ほうれん草おひたし、大根塩もみ、こんにゃく煮物。

くんち絵はがきセットなど、プリント。


2006年10月03日(火) 汗かき

この一週間で、なんとなくあいさつを覚えたようなぼっちゃん。
微妙なお辞儀が笑える。

自家製本を、地元の本屋さんに置いてもらえないかと電話してみる。
もう、そんだけで、汗びっしょり。
その甲斐あってか、置いてもらえるとのこと。よかった…。

さっそく本を持って、街へ。
そしたら、本を送らなきゃ、と思っていた人とバッタリ会ったので、
なぜか多めに持っていた本を渡す。すごい偶然だった。

本屋さんでもうひと汗かいて、絵はがきを補充に、中通りの店へ。
ここでもまた、ひと汗。いつものことだというのに。
ほんともう、社会性に難アリだ。

すっかりごはんを食べそびれ、平井でサンドイッチ。

ちょっと車で走ったらぼっちゃんが眠ったので、
稲佐山の駐車場へ行き、本を読む。

車を置いて庭見せへ。
ぼっちゃんが暴れるので、へとへとになった。
父と偶然会ったりした。
ダンナが予想していた時間になっても全然終わらないので、
すっかりもてあましてしまい、中央公園でしばしぼっちゃんを野放しに。

それでもなんとか見て回り、万徳で餃子とチャンポンを食べて帰る。
久しぶりの万徳。
万徳の餃子って、こんなにおいしかったっけ?と思った。特にシソ。




2006年10月02日(月) 修行中。

旅から帰って、早2日。
まだちょっとボンヤリしている。まだボン。
しかし油断すると、すぐにターボがかかってしまうのは目に見えているので、
急ぎの仕事もないことだし、意識してのんびりしている。
したいことはたくさんあって、ウズウズしているのだが、あえて。
「なるほど、酷使しすぎない体というのは、ちゃんと首が回ったりするんだな」
とわかったので。

朝はバゲット、フムス、ハチミツ、ほうじ茶。
昼は食べそびれて、ぼっちゃんと一緒に昼寝。
四時ごろ、昨日の残りのお弁当。
ふぐ一夜干し、レバー甘辛煮、ほうれん草おひたし。
夜はサンマの塩焼き、手羽先の素揚げ、水菜のサラダ、こんにゃくおかか炒め。
手羽先は、粉を付けるつもりが、ボンヤリしていて、
塩コショウだけで素揚げしてしまった。
常温の油に入れて、中火で揚げるといいと、料理雑誌で読んだので試したら、
油っぽくもなく、おいしく仕上がった。

ぼっちゃんを寝かしつけ、イラストを1枚描き、絵はがきに。


◇◆◇


旅から戻った数日間の、
いつもの町がいつもの町としてピントが合わない感触がとても好きだ。
できればこの感触をいつでも、思うままに取り出したい。

そう思いついたのはいつだったか忘れたけど、
日ごろから訓練しているので、わりと操れるようになった。
でも、やっぱり、旅帰りの「本物」は違う。

本当は、頭のスイッチを切り替えることで、日本語が読めなくなりたい。
ローマ字もわからなくなりたい。
ネオンの看板の「さつま白波」とかが、
単なるデザインとして目に入ってくるようになりたい。
これはなかなか難しくて、1秒くらいだったらできるんだけど、
すぐにお湯割りのグラスが頭に浮かぶ。

まだまだ修行中だ。


2006年10月01日(日) りはぼり

か、書けない…。
書きたいことは山ほどあるけど、書くための体が黙っている。
りはぼり…早くもタイプミス…リハビリ中。
明日から復帰しよう。



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