ぴんよろ日記
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2006年09月26日(火) こういう時こそ

おとといボヤいた、
「たとえ自分の子といえども、ずっと一緒にいるのは、やや難ありだった」
というのは、そう思わないようにしようと思う。
むしろ、
「私にしては、思っていたよりも大丈夫だった」
ということにしておきたい。
よく考えたら、赤ん坊と四六時中一緒にいて、
余裕の微笑みを絶やさずにいられる人なんて、たぶんいないと思うし。
設定基準が高すぎた。

さて、今日から山陰へ。
本当は旅に行くことが無謀なほどビンボーちゃんなのだが、
そういう時こそ、くさってないで、大好きな出雲大社に参ろうぞ、という心境。
ぼっちゃんもいるし、のんびりと進もう。



2006年09月25日(月) ぎっちぎち

なんかバタバタと、明日から山陰に行こうということになって、
用事や製本、プリントアウトなどを、じゃんじゃん済ませる。
自家製本や絵はがきは、一度データができてしまうと、
あとは内職みたいなもので、とにかく数をこなしつつ、コツコツやるしかない。
紙がバーッと広げられていて、傘貼り浪人の部屋みたい。

朝から打ち合わせ。
バスに乗ったら、声をかけられて、振り向くと、
昨日もんでもらった、マッサージのお兄さんだった。

打ち合わせが終わって歩いていたら、
久しぶりにお会いする方と、ばったり。
なつかしの喫茶店、ウミノで1時間ほど話し込む。
小さいころを思い出して、ワインゼリーを食べた。
けっこう「お酒!」って味だった。
これが大好きだった幼児期の自分に幸あれ、だ。

お昼は、休みのダンナと紅灯記へ。
あんかけチャーハンと、エビワンタン。ダンナはチャンポン。
ぼっちゃんがエビワンタンを2つも食べた。
とっても好きみたいだ。食いつきが異様によかった。

家に戻ってデータの修正や送り。
そしてまたバスに乗って、人と会う。また1時間ほど話し込む。

さらに打ち合わせに行って、
夜は、ブリカマ焼きと、冷蔵庫の残りもの片付けメニュー。

そしてイラスト描きのあと、コツコツと作業…。

そういえば、歩き出したぼっちゃんのために、
じいちゃんばあちゃんが、靴と、ケガ予防の帽子を買ってきてくれたが、
どちらも小さかった。
帽子なんて「2〜3year」って書いてあるのに、
かぶせるのがやっとというくらい、ぎっちぎち。
さすが、お腹の中にいたときから頭がデカイと言われていただけはある。

でも、ぎっちぎちと言えば、私の本日も、ひどくぎっちぎちだった。
明日からは旅の空で、ちょっと休もう…。


2006年09月24日(日) がんばりチャンネル

あいかわらず、丑三つ時。
「ハチミツとクローバー」の最終巻を読もうかどうか迷っている。
読みたいような、読みたくないような。
何日も前に買ったまま、なんとなく読めないでいる。

もう一冊、大好きなシリーズ本の、ひとまずの最終巻があって、
これも読んだら終わってしまうので、さびしい。

今の状況ではいつ読めるかわからないんだから、
読むひまがあったら贅沢言わずに読め、とも思うが、
やはりそれはそれで…。うじうじ。


◇◆◇


結局3時まで、「シリーズ本」を半分まで読んで眠り、
5時に乳で起こされて、目が覚めたので「ハチクロ」を読んで涙したのだが、
シリーズ本に出てきた重要な言葉とまったく同じ言葉がハチクロにも出てきて、
うひゃー、と思いながら読んだ。

そして7時近くにまた眠り、9時に乳で起こされる。

朝はたまごごはん。
でも5時にいっぺん起きたとき、あまりに食べたくて、クッキーと豆乳。

昼は実家へ。甘鯛の開き、鶏と野菜の炊き合わせ、親子丼、など。

ぼっちゃんを預けて、家に帰る。
「シリーズ本」の続きを読んで、深く感じ入る。
もうそろそろ、暮らしにひと区切りつけてもいいのだと思い立つ。
無意識にはいろいろやってたけど、それが明らかに必要なのだと確信。

ぼっちゃんは、もうすぐ1才。
ということは、私自身も1年みっちりがんばり続けたということだ。
お腹が大きいときのがんばりも入れたら、1年半ほど、がんばりっぱなしだ。
しかも、さほど得意ではない体力勝負と、ひとりになれなさ。
ひとりで、頭を中心に使うことなら得意だし、ずーっとやってきたし、
これからもむしろやりたいことだが、
この1年のがんばりは、まったく体験したことのないものであると同時に、
あまりの負荷の大きさだった。
よくがんばったと思う。
もちろんぼっちゃんはかわいいし、だからこそがんばれるが、
そしてこれからだって、ずっと続いていくのだが、
その、8割方ぼっちゃんに使っていた「がんばりチャンネル」を、
少し違うことに振り分けたい。
具体的には、たまに人に預けて、ひとりになる、だ。
子育てについては、産む前も今も、さほど気がかりはないのだが、
自分自身が「ずっと誰かといること」にどれだけ耐えられるかには、
いわゆる「腹を痛めた子」であっても、自信がなかった。
1年経った今、途中経過ではあるが、その答えは「やはりやや難あり」だ。
でも、そういう点をマイナスだと思わず、
よい距離をみつけて、いい関係でありたいと思う。


ひさびさにマッサージへ。
ここ数日は、あまりの肩こりに吐き気がしたり、
腰のダメさで足がつりそうになっていたが、案の定な状態だった。
ほぐされてめぐりがよくなり、たまっていた変な乳が出たのか、
思いっきり噛まれた。

夜は豆腐とシメジと長ねぎのトロリとした炒め、ダンナに豚肉のさっと焼き、
玉ねぎとあぶらげの味噌汁、キュウリ、きんぴら、など。


2006年09月23日(土) スレスレ。

秋晴れ。
絵はがきを置いてもらってる中通りのお店に、
自家製本「ながさきエッセンス・秋号」を、5冊、置いてもらう。
「何部作ったの?」って聞かれたので「10冊です…」って言ったら、
「版画みたいにナンバリングしなくちゃ!」って言われたのがおかしかった。
値段は、安くしたって買わない人は買わないと思って、500円にした。

親にも渡したが、評判は上々。
しつこく作り込んだ甲斐があったというものだ。


朝はバタバタと食べず。
昼はダンナを送りがてら、岩川飯店でちゃんぽんセット。
夜は実家でレンコダイの煮付け、イカのぬた、煮物、おから、など。

ぼっちゃんをちょっと預けて、プリンタのインクを買いに行き、
本屋に寄ったら、今まさに関わっている仕事先の人と偶然会って驚いた。
寝間着スレスレの格好だったので、早々に会話を切り上げる。

かなり歩き出したぼっちゃん。じいちゃんばあちゃんに大ウケ。


2006年09月22日(金) 大人用

ダンナが休みなので、ひととき、ぼっちゃんを連れて出てもらう。
掃除をしたり、メールを書いたり、コーヒーを飲んだりした。
大きな紙を広げて、これから先、やってみたいことなど書いていたら、帰ってきた。

朝はスープとパン。
昼はやきめし。
夜は鶏とナスのやさしい味炒め、ひともじぐるぐる、ペペロンチーノ。
最近、ぼっちゃんも食べるので、香辛料もきかせられず、
少々その方面で欲求不満気味。
だから、ペペロンチーノは「大人用」ということにして、
思いっきりニンニクと鷹の爪を入れたが、たいして辛くなかった。
鰹の酒盗と椎茸と長ネギも入れた。もはやペペロンチーノじゃないかも。

ぼっちゃんがどんどん歩くようになってきた。
でもまだヨロヨロなので、酔っぱらいを見ているようだ。
舌もベロベロ出しながら楽しそうにしているので、なおさら。



2006年09月21日(木) 丑三つ時の目之下クマコ

寝ないと日中がきついのに、つい起きている丑三つ時。
やりたいことが山のようにある、目之下クマコだ。

やりたいことは、たしかに山のようにあるが、
一度、産休と思われてしまった自由業者は仕事がグッと減ったので、
かなりビンボーちゃん。
まぁ、これを機に、
より好きなことで糊口をしのげるようにとのおぼしめしであろう。

しかしどうなるんだか。
つらいときは人ごとと思うに限る。

飲酒運転が取りざたされる今日この頃、
夜中に起きていると、しょっちゅうパトカーの音がするけど、
つかまってるんだろうな。


◇◆◇


朝から撮影と打ち合わせ。
眠るぼっちゃんを起こして出動。
バタバタしていて、朝ごはんを食べずに出たが、
撮影先で、スコーンをごちそうになる。
スコーンについてる、甘くないクリームって、好きだ。

昼は家に帰って、昨日の残り。
ぼっちゃんとしばらく遊ぶ。
歩けるようになってお疲れなのか、夜までお昼寝。

夜ごはんは、ざるそば、もやしのチヂミ、鶏と野菜のスープ、
おでんのだしで炊いた大根、ダンナに生姜焼き。

自家製本を印刷。
ひとまず10部作ってみる。


2006年09月20日(水) ほぼ完成。

絶え間なくぼっちゃんからの甘えん坊攻撃を受けつつ、コツコツと作業。
奥付と広告(自分の本と絵はがきの)を残すのみとなった。
プリントして、綴じてみると、おやまぁ、本の形である。
うれしい。
表紙にコストがかかりすぎているなど、
まだいくつか改良したい点はあるが、ほぼ完成だ。
…完成したところで、どうしよう。
とりあえず、見せたい人に見せてみよう。

朝は最後の黒ごまパンとはちみつ。
昼は昨日の鶏の照り焼き弁当。
夜は鶏の塩ダレ焼き、カツオのたたき、味噌汁、冷や奴、アボカド、キュウリ。
明日の昼食が目に見えるようだ。

サイレンが鳴って、火事。
遠くだったけど、よく燃えているのが見えた。
ここに住んで、何度火事を見ただろう。10回は見てる気がする。
いちばん大きかったのは、なんといってもダイヤモンドプリンセスだった。
ビルの陰に隠れていたのに、赤々とした煙が見えたものだった。


2006年09月19日(火) 家内制手工業本

バサバサと、近所のブルーシートが風に鳴っている。

我が家の被害。
ベランダの朝顔全滅。
他の植木もかなりの痛手。
車にトタンが飛んできて、風神雷神図みたいなステキな模様が。

エアコンも壊れたばっかりだし、来年早々には車検だし、どうなるんだろう。

朝は黒ごまパンとハチミツ。

昼は納豆ごはん。
おやつにおでんとごはん。

ぼっちゃんの食欲や睡眠とのタイミングがうまく合わず、
わけがわからない食生活だ。

合間に作業。どうにか目鼻が整ってきた。

「長崎よりみち散歩」の続編が作りたくて、
出版社を探すこともちょっとは考えたのだが、
とにかく自分で本の形にしてみることにしたのだ。
長崎の四季をベースに、これまで書いた文章やイラスト、写真などを編集した。
本当ならば1冊にまとめたかったし、
追加取材や書きおろしも必要なのかもしれないのだが、
今のぼっちゃん祭りな状況の中で、とにかく何か形にすることを優先した。
季節ごとの分冊にすることにして、極力ありもので構成。
それでもイラストは何点か描き、文章もかなり削ったり変えたりした。
表紙を含めて、40ページほど。
その、秋編が、なんとかできつつある。
自分のプリンタでプリントして、
こないだ買った中とじホチキスで綴じて製本する予定。
家内制手工業本。
作ったところで、どこでどうやって売るなんてことも考えないまま…。

もう、作り込みすぎて、自分ではいいのか悪いのか分からないので、
ダンナにポカンと見せてみるつもり。

夜は、ざるそば、鶏の照り焼きなどの予定。





2006年09月18日(月) イキイキ

朝4時ごろ、突然電気がつく。
何度かついたり消えたりして、今度こそ本当に、つく。

台風の被害のもと、はつらつと作業に励む人を見ながら、実家へ。
死んだりケガしたりは困るけど、
たまに瓦が飛んだり、木が折れたりするくらいのことは、
家族や地域の結束を固めてくれるに違いない。
国家が「敵」を作りたい気持ちもよくわかる。
どう見てもイキイキしてるもん。みんな。
ビールがうまいに違いない。寿司の出前も多いかも。

レバーの甘辛煮や、イトヨリの酢魚を食べたのち、
ぼっちゃんを寝かしつけて預け、自分だけ家へ戻る。
みっちり黙々と、ベランダの片付け。
台風の前より格段にきれいになる。
が、ぼっちゃんの相手をするよりも、体はガクガク。腰抜け寸前。

夜は実家からもらってきたおでんなど。

進めている作業も大詰めを迎えているので一気にやりたいところだったが、
ぼっちゃんを寝かしつけつつ、そのまま撃沈。涙。


2006年09月17日(日) 台風だー。

台風。
何の準備もしていなかったら、けっこうすごかった。
どわわわわーんと、建物が揺れたりして。
私は非常時大好き人間なので、ニタニタしてしまうが、
ダンナはわりと心配そうにウロウロしている。

朝は黒ごまパンのトースト、はちみつ、イチジク、桃。
昼はツナとナスと椎茸とタマネギのトマトスパゲティ。

ダンナがぼっちゃんを連れて出てくれたので、
イラストを2枚ほど、集中して描く。

風がひどくなってきて、時々電気が消えだしたので、
いまやりかけている作業のデータを、ノートパソコンに移す。
万が一、デスクトップが停電で落ちて、データが消えたとして、
そりゃ、そんときゃそんときだ、と思ってしまう性格ではあるが、
でも、これだけは、ここ数週間の成果なので消えてほしくなかったのだ。
無事移したところで、本格的に停電。

外を見ていたら、下のほうの家の屋根が、絵に描いたように飛んでいった。

しばらくして、青空と夕焼け。
こういう時の青空や夕焼けって、妙な色をしているのはなぜだろう。

明るさがあるうちに、イワシの味噌煮缶と冷やご飯を食べておく。

入れ物のグラスが好きだったので買っていたロウソクが、急遽役に立った。
ロウソク部分を出してしまおうと思いつつ、そのままにしておいたのがよかった。

うちに電気を送っているとおぼしき鉄塔が、
線香花火のように、スパークし続けているのが見えたので、
早期復旧をあきらめる。

実家の様子を見に行ったダンナが、
街が真っ暗で異様だったというので、偵察に。
いつもの飲屋街が真っ暗!
ホカ弁を買って帰る。


2006年09月16日(土) 人間信号

とにかく、ずっと続くぼっちゃん(11カ月)の甘えん坊将軍。
思い起こせば、5秒くらい立ったあたりからだ。
「立つ」というのは、本当に、(ケモノに対しての)人間的なことなんだろう。
立った時の、あの戸惑いの表情がそれを物語っている。
「え?なに?僕のこの状態は???」
という顔だった。
そしてさっき、母乳育児の本を読み返してみたら、
1歳あたりで、急に赤ちゃん帰りというか、やたら乳を飲みたがったり、
触りたがったりということがあり、これは自立の前触れらしい、とも。
まさにそんな感じだ。飲みたがり、触りたがり。
立った瞬間に、体内を「人間信号」が駆け抜けるのかもしれない。
それはけっこう厳しく、強烈なことなので、
反動として甘えん坊将軍になるのかも。


朝は黒ごまパン。フムス。はちみつ。
昼はアジの開き、玉子焼き、大根おろし、みそ汁、小松菜おひたし。
旅館の朝ごはんみたい。

くんち展のシンポジウムを聞きにいく。いろいろ収穫。

夜は鶏そぼろ、砂ずりとピーマンいため、ジャガイモ煮っころがし、
キュウリの塩ふり、なすのいため、ダンナには牛のヒラヒラ肉のさっと焼いたの。
キュウリを「もう季節じゃないしなー」と期待せずに買ったけど、
思いがけず味が詰まっていておいしかった。


2006年09月15日(金) ツナ入りはダメ

ぼっちゃんの甘えんぼ攻撃おさまらず、日がな一日がすぎていく。
食べるものがなかったので、さすがに買い物へは出かける。

朝は食べそびれ。
昼はツナとレタスのトマトスパゲティ。
ぼっちゃんにも細かく切って、自分で食べるようにスプーンを渡してみたら、
新聞紙を敷いていたとはいえ、ちゃぶ台、床ともに、すごいことになった。
スパゲティはまだしも、
繊維状になったツナが、いつまでも拭き取りきれないのだ。

教訓。ツナスパゲティを食べる練習に使うのは良くない。

おやつに、ようやく買えた、産直のロザリオ・ビアンコ。いちじく。

夜は鶏のせせりの塩焼き、ジャガイモ煮っころがし、アボカド、
昨日のオムレツ、餃子、小松菜おひたし、みそ汁。

せせり、最高。


2006年09月14日(木) 異次元胃袋

一日は果てしなく長いのに、一週間はあっという間に過ぎている。
これはどういう時間なんだろう?ぜったいゆがんでる。

ひと月以上ぶりに、指のケガのばんそうこうを取ってみた。
長崎弁で言うところの「すーすーすー」という感触。
傷は完全にふさがっているけど、
新しい皮が敏感だし、まだ麻痺しつつ、痛いような感じ。
パソコンのキーボードもあまり上手くは叩けない。
すっかり「メンバー欠員バージョン」に慣れてしまっているのもあって。

それにしても今日は(も?)、
ぼっちゃんが強烈な攻撃を繰り出し続けててくれた。
夕方にはもう、自分を見失いかけたので、
行くつもりではなかったけど、実家へ行ってしまった。
リンガーハットのちゃんぽんを持参して。

夕方と言えば、突然、知人が訪問してきた。
なにかのセールスだと思って居留守を使っていたのだが、
どうも違うようなので出てみたら、その人だった。
しばらくくんちの話などして盛り上がる。
友だちというほど、私生活についても全然知らないんだけど、
長崎ネタで、時々話し込む不思議な関係。


朝はトーストとフムス、ハチミツ。
昼は飽きもせず鶏団子など。
夜は、そんなこんなで、実家でリンガーのちゃんぽん。
ハハがごはんやとろろなどを出そうか?と言ったので、
なんだか、今の自分がどれだけ食べられるのか試してみようと思い、
「おなかいっぱい!」と思えるまで食べることにした。
結果、
ちゃんぽん(レギュラーサイズ)、餃子7個、ごはん2杯、
ひき肉入りオムレツ2切れ、山芋トロロを茶碗一杯、
こんぶと大豆の煮物を小鉢一杯、白菜漬け小皿一杯、だった。
デザートとして、桃も半個ほど。
しばらくはさすがに苦しかったけど、1時間くらいでスーッと引いた。

時間の感覚もゆがんでいるが、胃袋もまだ、異次元につながっているようだ。


2006年09月13日(水) ようこそ

ある思いつきを形にしていくためのメモ代わりにしようと、
この日記とは別に、ブログを作ることにした。
ユーザー登録をして、デザインを決めて、ちょっとだけ書き込んだところで、
すっかりグッタリ。
でも、いろいろ考えた末、ブログにすることにしたので、やっていこう。

ユーザー名を「トンビ」って送ったら,誰かが使っていた。
うーん、と考えて、「チンピラトンビ」にしたら、さすがに誰もいなかった。
それで登録したんだが、この名前は変えることができないらしいので、

「ようこそチンピラトンビさん」

って表示され続けるブログ人生が始まったのであった。


朝は撮影でもらったパイ。日が経つにつれておいしくなる。
昼は鶏団子の炊きあわせ,鶏のタレ焼きなど、昨日,一昨日の残り。
これまた味がしみておいしくなっている。

それにしても今日は、ぼっちゃんが大変だった。
久々になにもできなかった。
元気なのは元気なのだが、
なにかしようとすると、まとわりついたり泣き出したり。
昨日もちょっとおかしかったし、
たぶん一昨日のケガのショックだろう。
乳も普段の倍くらい飲まれて、すっかり抜け殻に。

夜は実家で、吉宗を出前。
茶碗蒸し一人前では足りないと確信していたので、
にぎりも取ってもらった。

そして、5秒くらい立ったぼっちゃん!
自分でもびっくりしていた模様。
うれしいけど、今よりもっと眼が離せない状態に思いを馳せると、めまいがする。


2006年09月12日(火) 飽きずに秋の風

今日も朝から打ち合わせ。
ひとときもじっとしていないぼっちゃん。

朝までには終わらせようと思っていた仕事があったのだが、
ぼっちゃんを寝かしつけた拍子に、うっかり自分まで落ちてしまった。
気づいたら、朝6時前。
とにかく取り組む。
打ち合わせに出かけるギリギリのところで、なんとかできあがった。

昼は、家で食べようと思って矢倉寿司で2種類のミニ寿司を買ったら、
ぼっちゃんが眠ってしまったようなので、
道ばたに車を止めて「ニセ皇族のこれまでの歩み」を見ながらゆっくり食べる。
食べ終わってもまだ眠っていたので、本も少し読む。
泣き出したので走りだし、ずっと行こうと思っていた展覧会へ。
さらに気分が乗ってしまい、
ぼっちゃんをたまには預かってもらおうかな、と思っている所へ、
道の確認も兼ねて見学に行く。

保育園や幼稚園…取材の時など,預かってはもらいたいけど、
先生とのやりとりや,お母さん同士の付き合いなど、
考えただけでじっとりと汗がにじむので、どうしようと思っていたら、
ありがたいことに、知り合いが保育所を始めた。
始めたばかりなので、見学にはボチボチ来ているらしいが、
今はまだ「固定客」はいなくて、園長さんは昼寝していた。
しばらくぼっちゃんを遊ばせつつ、しゃべる。
少人数制とのことで、これまたありがたい。

もうすぐ11カ月のぼっちゃん。
「〜ヶ月」で呼ぶのも、あと少しだ。
秋の空気を吸い込むたびに、1年経ちつつあるのかと,飽きずに感心する。
ほんとに,毎回だ。ぜんぜん飽きない。
去年の今ごろにはすでに眠りが途切れがちになっていたので、
もうかれこれ1年も、まとめて眠ってはいないのだ。すごい。すごすぎる。

夜は鶏団子と大根とごぼうと糸こんにゃくの炊きあわせ、モチウオ煮付け、
冷や奴、玉子入りみそ汁、キュウリの浅漬け。
鶏団子が、とっても気分に合った味だった。
大根が甘くやわらかくなっていて、北海道の大根だったのだけど、
あぁ、大根がおいしいってことは、北海道はもう寒いのだな、と思った。

さて、〆切もなんとか終わった。
また、作業を再開しよう。


2006年09月11日(月) 奏功

朝から撮影。
とっても久しぶりに、コーディネートというか、並べるのをやった。
白い紙の上に、いくつものお菓子を並べる。
お菓子は、種類も数もたくさんあったけど、
しがらみ(?)もなにも考えず、目に止まったものから、
気の向くままに並べてみたら、それがそのまま本番になった。
だいたい考えすぎるタイプだが、
このところの絶対的寝不足が功を奏したようだ。
ダンナ母にぼっちゃんは預けていたので、
撮影が終わってから、カメラマン氏と蕎屋でもりそば定食を食べて帰る。
帰ってみたら、段ボール箱の角で顔をケガしていたぼっちゃん。
ボクサーみたいになっていた。
自分でもいささかショックだったらしく、やたら乳を飲んだ。

朝はぼっちゃんのパン粥のパンの耳。

夜は鶏のタレ焼き、モチウオの煮付け、など。


2006年09月10日(日) 個別で大きくて

また夜中。これからひと山。
ドラキュラにでもなった気分。
日記を書くのが、
今日の夜中だったり、明日の夜中だったり、なんだかよくわからない。

朝は、ぼっちゃんに作ったパンがゆのパンの耳。コーヒー。
涼しくなって、コーヒーがおいしい。
秋の空気で、コーヒーがおいしい。

昼はおとといの夜の残りの魚肉ソーセージや、納豆ごはん。

ぼっちゃんお昼寝の間に、イラストを描く。

夜はサンマ。両面焼きグリルの真価が、いかんなく発揮された。
はらわたのところとごはんを、無心で頬張った。

また夜中仕事になるのを承知で、NHKアーカイブスを見る。
魯山人と、和菓子の。
魯山人のだけ見て仕事しようかと思ったけど、
やっぱりって感じで、和菓子の番組も見た。
偏屈じいさん、魯山人。
でも、彼が作った様々なすばらしいものは、とっても素直なたたずまい。
旅館の看板が良かった。
和菓子の番組には「この道60年」級の名人たちが黙々と出ていたが、
もう30年以上前のことだから、今はたぶん、ほとんど…。

一人の人が持っているものの個別さと大きさを思う。


2006年09月09日(土) 常備は無理だろう。

さっき、新聞が来る音がしていた。
ようやく、大きな仕事がひとつ終わった。
もうひとつ片づけるかどうか思案中。
なぜかヒラスの刺身をザパザパ口に押し込み、
ごはんもどんどん頬張りたい、蒸し暑い明け方。
残念ながら、ヒラスの刺身は常備していない。


◇◆◇

すっかり夜が明けた。
でもなんとか、もうひとつ山を越えた。
明日までにあと2山あるが、ひとまず眠ろう。すぐ起こされるけど。
さっき(5時ごろ)納豆ごはんをたまらずに食べたが、
あれは朝ごはんと呼んでいいものだろうか?


◇◆◇


朝起きたら、テレビが壊れていた。
画面の中央に、ピーッと光の横線が入っていて、あとは真っ黒。
このところ、すごい。
プリンタが壊れ、ガスレンジが壊れ、ビデオも壊れ、
指はケガして、車のエアコンも壊れ、テレビも壊れた。
どうなってんだ〜。
体に気を通すことを意識したりしてるからかしら…。
(家中の電化製品が壊れたりすることもあるらしい)
なにはともあれ、急遽、私が大学時代に使っていた小さいテレビを設置。

昼は2年ぶりくらいに「なかよし食堂」で、ちゃんぽん。
いきなりぼっちゃんが増えていたので、驚かれる。

夜は友人宅に招かれる。
仕事を片づけたいのは山々だったが、
そこのお父さんの誕生日ということなので、はせ参じる。
お刺身を買っていく。シマアジ、オオメダイ、もちろんヒラスも。

さて、今夜もまた、夜なべ仕事。


2006年09月08日(金) もうひとり

え?え?え?、と、急ぎの仕事が重なり、前が見えない。
とにかく打つべし、打つべし。
でもかなり疲れていて、
ちょっと横になると、
(まるでアカスリのアカでボールが作れるように)
疲れを固めて私の形にした人間が、私の中にもう一人いるみたいな感覚がある。
ここまで来たのは初めてかも。
眠ったらリセットできるけど、今日の朝はかなり回復度が低かった。
頭もずーっとごわごわしている。


朝は、なんだか入らなくて、バゲット一切れとフムス。
昼は、昨日の砂ズリ炒めやゆで鶏、納豆、たたきこんぶ、冬瓜のスープなど。
夕方、仕事の合間にお腹が減って、カップスープとパンとキノコマリネ。
夜は買い物に行きそびれて、
うどん、魚肉ソーセージとかまぼことピーマンの焼いたのなど、貧乏メニュー。
玉子すらもなくなっていたので、どうしようかと思ったが、
アボカドを切ったり、佃煮を皿に盛ったりして、なんとか食事らしくなった。


ただいま丑三つ時。打つべし、打つべし…。


2006年09月07日(木) 何人?

朝から、エアコンの壊れた車を預けに行く。
ハハにぼっちゃんを預けて、取材。

朝はフムスとバケット、コーヒー。
昼は実家でイワシのみりん干し、アジの開き、豚汁、昆布と大豆と厚揚げの煮物、
長芋トロロ、白菜漬け。
夜も実家で。妹も来ていたので、取材の帰りに材料を買い、作りまくる。
イタリア人と中国人の夕べ。
ササミとベビーリーフのサラダ、ゆで鶏、イカとナスのトマトソース炒め、
砂ずりと長ねぎのショウガ炒め、白マイタケと玉ねぎのマリネ、フムス、など。
BGMは、こないだハハと妹が行ったので、ハワイアン。
なにがなにやらさっぱりわからないが、おいしかった。


2006年09月06日(水) その時の顔は

今日も果てしなく長い1日だった。
ぼっちゃんのお昼寝時間も短かかったので、
仕事も本読みも5分くらいずつしかできず、心身ともに消耗。
ダンナが帰ってきたところで、プツリとなにかが切れて、しばし落涙。
書こうと思っていたことがいろいろあったはずなのだが、
まったく思い出せない。
メモしておくべきかもしれないが、
思い出せない程度のことを書いてもしょうがない気もする。

朝はバゲット。フムスとハチミツで。
昼は、レバー煮、味噌汁、カボチャの煮物、…、など。思い出せない。
夜は、タレにつけておいた鶏を焼いたの、ニラチヂミ、
ナスの蒸し焼きひたしwith南関揚げ、ゴーヤの甘酢かけ、味噌汁。

毎日、毎食の写真をほぼ撮っているのだが、
ぼっちゃんが生まれてから、ぼんやり散歩することが減り、
散歩しても、抱っこしてたりして写真を撮る余裕がないことが多いので、
メモリの中は食べ物の写真ばっかりだ。
あとはもぎくん、ぼっちゃん、部屋からの景色。

あ、思い出した。今日ショックだったこと。
ポタージュにしようと思っていた野菜スープが、
朝見たらダメになっていた。冷蔵庫に入れておけばよかった。
かなりおいしいポタージュになったはずなのに。

あ、また思い出した。そういえば「男の子」が産まれたんだったな。
やんごとなき方々というのは、あまりナマの感情を表には出さないもんだけど、
それでも「おじいちゃんおばあちゃん」のおふたりの顔は、
明らかにいつもの笑顔とは違っていた。
だから、
「その時の顔は、その時にしかできないものなんだな」
と思ったのだった。


2006年09月05日(火) ゴミ食い男に捧ぐ

いま、かなりお金を持たないが、それはそれで、なんとかやっている。
夢彩都に行かないと、お金が減らないこともよくわかった。
出ていくお金はグッと減っているのに、暮らしはあんまり変わらないってのは、
いったいどういうことだろうか。

あれば使うし、なければ使わない。
いちばん難しいのは「ある時に使わない」こと。できないんだ、これが。

とはいうものの、どうしても必要性を感じてしまい、
いつまで経っても冷めないどころか膨張しっぱなしなので、
充電式の掃除機を買うことに。
自分がこんなに掃除機を欲しくなることがあるなんて、予想だにしなかった。
1年前までは、
床に落ちている小さなゴミを拾って食べるヤツなんて、家にはいなかったから。
もぎくんですら…。

朝はフムスやスープでパン。
昼は、食べそびれ。
ぼっちゃんをダンナ母に預け、撮影仕事へ。夕方帰って、そぼろごはん。
夜はエリンギ、シイタケ、エノキの和風スパゲティ。
何日か前から食べたかったのだ。


2006年09月04日(月) 順繰りに

乳マッサージへ。
自分の車の鍵を、こないだ車の中に忘れてきていて、
しかもダンナは自分の鍵を持って出てしまい、
公共交通機関で行かなくてはならなくなった。
しかもしかも、乗るはずだった最寄りのバスに乗り遅れ、
ずっしりと重くなったぼっちゃんを抱えて、山を下る。
電車やバスの中でも、ほとんどじっとしていないぼっちゃん。
マッサージの効果がみるみる帳消しになるような昼下がり。

私の前に来ていた人は、産んで、まだ20日くらいだった。
赤んぼちゃんも新生児。
そして、乳が軌道に乗っていなくて、
テンパってるのがありありとわかった。
あの、一日の大半を、乳のことを考えて過ごす日々。
先の見えない孤独感。自己否定へのよろめき。
だから、私がぼっちゃんに乳をやっているのをチラッと見て、
「うわぁ!」
って言った気持ちは痛いほどわかるので、
「大丈夫!最初は私もそうでしたよ!」と、
私にしては珍しく、知らない人にはつらつとエールを送った。

こればっかりは、体験者が順繰りに元気づけるしかない。
私も、そうしてもらったから。


朝はぼっちゃん用も兼ねて、納豆ごはん。
昼は、もらいもののアゴだしラーメン、砂ずり炒め、キュウリ、ごはん。
夜は鶏の手羽中の塩焼き、その脂で炒めたエノキとニラ、レバー甘辛煮、
かぼちゃの煮物、キュウリ、半熟煮玉子。

すごくヘトヘトだったので、ダンナにあれこれやってもらおうと思っていたら、
風邪をひいて帰ってきて、まったく戦力外だった。


2006年09月03日(日) 戻ってきたポワン

昨日、車のエアコンが壊れたので、車屋さんへ。
最近なにかと物が壊れる。

朝はひよこ豆ペースト・フムスを作る。すり鉢で。
まだ、バーミックスは使えない。怖い…。
でもフムスがおいしくできたので、
またもや、
「店をするなら、いくつかペーストを作っておいて、
 ディップセットを出すのもいいなぁ」と、よくある妄想にふける。
フムス、タプナード、レバーパテ、アボカドとブルーチーズ…など、
5種類くらい作っておいて、
その中から好きなのを3種類とパンをセットで500円、とか。


昼は車屋さんの近くのうどん屋で、天丼セット。
「九州味百選」の看板があるところだが、
店じたいはスーパーの軽食コーナーがでかくなったようなところで、
すべてがセルフサービスだし、
各テーブルに半乾きのふきんが置いてあるのも、かなりイヤ。
別においしいともまずいとも言えない味だったが、
仮に、かなりおいしくても、二度とは行かないだろう。

夕方、突然お誘いを受け、なぜか「いわさきちひろ展」へ。
今日が最終日らしく、大混雑だった。
いわさきちひろ…自分から見に行こうとは思わなかったが、
見たら見たで、見入ってしまった。
ポワンとしたイメージだったけど、それは、シャープさの果ての、
一度どこかへぐるっと行って戻ってきた、ポワン、だった。
鉛筆でササッと書いたような風景画や、机に突っ伏した自画像などに、
「そういう人でもあったんだ…」という発見。
そして戦争ものの絵には、単純に悲しくなる。
ぼっちゃんがいなかったら、ふーん、で終わっただろうけど、
死んだ子どもを抱っこしてる絵なんて、やっぱり泣きそうになった。

それでいわさきちひろの絵が好きになって、
絵はがきの一枚も買ったかというと、そうじゃないんだけど、
でも、実物を見たのは、とてもよかった。

誘ってくれた方と、その子どもさんと、しばしおしゃべり。


夜は、残りものなどリサイクル。
鶏とレタスともやし炒め、砂ずり&タマネギ炒め、冷や奴、水菜おひたし、
キュウリの醤油かけ、半熟煮玉子。


2006年09月02日(土) トッピング

昨日から、スコーンと、幕が落ちたように秋の空気だ。

嘉穂劇場へ、歌舞伎を観に行く。
芝居小屋で観ると、3割増しで楽しい。
勘三郎さんって、今までそれほど心ひかれなかったけど、無性に良かった。
うまいなー、と言って終わらせるにはもったいない、
なにかもうひとつ、おいしいトッピングがかかっているような。
時々、篠山紀信さんが撮影している姿を目撃。
イメージしていたのよりも、サラリとした存在感だった。

朝は高速のサービスエリアで、おにぎりとサンドイッチ。
昼は、店を探す時間がなくて、
飯塚のショッピングセンターのうどんといなり。
期待していなかった分、普通においしかった。

夜は長崎に戻って、駅前食堂でショウガ焼き定食。


2006年09月01日(金) 今日も家にいた。

今はもう、翌日。
5時間半後には起きなくてはいけないのだが、
作業に熱中してしまった。
まぁどうせ3時間おきに起こされる睡眠ライフだから、いいのだ。
作業は楽しかったし。

朝はハチミツパン。
昼は昨日の残りのお弁当。
夜は鶏の焼いたの、ササミの湯引き、水菜のおひたし、
半熟煮玉子、ブリのあら炊き。


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