ぴんよろ日記
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鍋に塩をすり込んだ鶏肉と野菜とローリエを入れて、 ひたひたよりちょっと多めの水と、お酒か白ワイン。 鶏肉にすっかり火が通ったら、そのまま冷ましておいておく。 鶏肉はサンドイッチ用にスライス。 野菜とスープはミキサーにかけ、牛乳と合わせてポタージュに。 いや、そのままミネストローネの方がいいかな。 サンドイッチは…レタスやトマトや玉ねぎ、チーズ、アボカド…、 好きなものを選んでもらってもいいな。黒コショウは効かせたいな。 おいしいハムも用意しよう。 チキンとハムのサンドイッチ2つと、スープのセットで500円でどうだ? 20セットで1万円か。原価って、いくらくらいだろう…。
などと、まるで何かのイベントに屋台でも出すかのような妄想にふけりながら、 朝ごはんは、黒コショウを効かせた、チキン&アボカドのサンドイッチ。
昨日から引き続いている仕事を黙々とやる。 早く仕上げなくてはいけないので、 昼は納豆ごはん、味噌汁、魚肉ソーセージ(生)などをかき込む。 最後には「たたき昆布&酒盗&納豆ごはん玉子入り味噌汁がけ」という、 嫁入り前の娘さんはとても食べちゃいけないような代物が出現したが、 グッタリするくらいおいしかった。ヘタな焼肉よりも破壊的に。
夕方、仕上げたものを渡しに行く。
本屋にでも寄って帰るか…と思っていたら、 朝早かったダンナが、いつもより早めに終わったようなので、 大好きなお店に寄って、お刺身とビールを一口ずつつまむ。
気持ちよくバス停まで歩いて、バスに乗って帰る。 仕込んでいたごはんを炊いて、ネギ入り玉子焼き、しいたけの味噌汁など。
近ごろすっかり、ぼっちゃんを寝かしつけたあとに、 仕事をしたり本を読んだりするサイクルになってしまった。 かなり寝不足だが、 「できないできないしたいのにできない!」というイライラは減った。 鏡の中の自分がやつれていないかというと、そりゃやつれているが、 精神的なつらさの方が、体に悪い気がする。
しかし、ピンポイントにエネルギーを使っているので、 それ以外は明らかに間抜け人間と化している。 家族には気を抜いているので、寝ぼけたみたいにしかしゃべれない。
◇◆◇
朝はハチミツトーストと紅茶。 昼は久々の魚肉ソーセージの焼いたの、たたきこんぶ、など。
とある広告用の写真を撮りにでかける。 食べ物を買いに行く。
夜は、鶏の中華味噌焼きキャベツ添え、納豆、エノキの味噌汁、など。
2006年05月29日(月) |
あくまでも、だからこそ。 |
今朝から妙に発声のバリエーションが増えた、ぼっちゃん。 なにを言ってるんだろう。 おなか減ったかどうかというくらいはわかるが、 いかにも話しているふうな時、本当は何を言っているのだろうか。 なにか彼なりの意味をたたえた音を、あんなにも、うれしそうに発している。 あれを聞いていると、「言葉は、あくまでも言葉に過ぎないんだな」と思う。 たっぷりの意味や気持ちがあってこそ、だ。
言葉は、あくまでも言葉に過ぎない。 だからこそ大切だし、精度を高めていきたい。 意味や気持ちに対して、いくらたくさんの言葉を並べても、 精度が低ければうるさいだけだ。
◇◆◇
朝は、ビワ酵母パン、豆乳。 昼は、昨日の残りオンパレード。 夜は、より深くなった鯛の昆布じめ、海老のゆがいたの(特大)、 鶏とキャベツのトマト煮込みのキャベツだけ、など。 煮込みの、鶏やジャガイモの部分は、 ワインでのばしてルーを入れて、ダンナのカレーにした。おいしそうだった。
冷たい風の日。 梅雨の冷えっていうのとも違う、冬のような。
地球規模で遠くに住んでいる友だちと、メールのやりとり。 文字もなかったような昔、 人間がテレパシーみたいなものでやりとりしていなかったという確証はないので、 ひょっとしたらインターネットって、 その力を取り戻すために生まれたという一面を持っているのではないだろうか。 まったく新たな道具や力、というよりも、 かつて持っていたものを、道具を使って取り戻したのでは。 …というようなことを思いながら、メールを書く。 話題もちょっと、そんなようなことだったし。
朝は、オロンのクルミ&レーズンパンをちぎりながら、豆乳と。 昼は実家で、玉屋のやきとりとおにぎりなど。 夜はダンナ母が来て、鯛のあら炊きや昆布じめ、エビのゆがいたの、小松菜のおひたしなどなど。
昼は私の両親、夜はダンナ母、と、ジジババポーカーフルハウスなぼっちゃんだ。
なんだかんだと計算したり考えたりしても、 最終的にものごとを判断・決定するのは「なんとなく」な部分だったりする。 じゃぁその「なんとなく」はどこから来ているのだろうと思うのだが、 いかんせん、なんとなくだから、わからない。 わからないけれど、ちいさなこと、気にも止めないくらいささいなこと、 いちいち憶えてもいないような、あるいはなんの関係もないだろう というようなことの積み重ねなんだろうと推測する。
さらにその、ちりのようなものをくっつけておく吸着体があるのではなかろうか。 「なんとなく」物体を吸い集めておいて、必要なときに働かせてくれるもの。 それは小さいころに、おおかたできているんじゃないだろうか。 「こんなに小さかったら、どこに連れて行っても憶えてないから、甲斐がない」 なんてことが、まことしやかにいわれたりするが、 たぶんその時期は、 人生を生き抜く上で重要な「なんとなく吸着体」を生成中なのだ。 具体的な記憶など、それに比べたら二の次三の次である。
ぼっちゃんに、高性能の吸着体が育ちますように。
◇◆◇
朝はオロンのパン、バナナ、豆乳。 昼は紅灯記でエビワンタン、チャーハン、ねぎそば。 夜は親戚宅でお刺身や、うにを乗せたごはんなど。うに、ラブ。
明らかにハイスピード化するぼっちゃんの動きにより、 常に緊張状態を強いられていて、へとへと。 ごはんを作るのもままならないので、 残りごはんをチンして、たらこや納豆などでかきこむ。 とにかくごはんさえ食べておけば、乳は出るようだし。
七ヶ月検診と、予防注射に行く。 ひとつの病院で済ませようと思ったが、 予約でいっぱいだったりして、原爆病院と個人病院のハシゴ。 どちらも優しい先生だった。 怖い小児科医というのも効率悪いだろうが…。 どちらの先生からも「見るからに元気ですね」と言われるぼっちゃんだったが、 初めての注射には、さすがに激泣きした。 でも看護婦さんに抱っこされて、すぐに回復。外ヅラよしお。 いろいろあって成長したのか、 家に帰って、新しいポーズができるようになっていた。
夜は、たぶん、外。
佐世保に原子力空母が来るとかで、朝の4時ごろ出て行ったダンナ。 なんとなくそのまま目が覚めて、3時間ほど作業する。 昨日の夜は、ぼっちゃんを寝かしつけたまま、眠ってしまっていたので。
外がすっかり明るい。
昨日のビワ酵母パンでも食べて眠ろうかな。 まさに朝飯前の作業だったな。
あ、ぼっちゃんが起きた…。
◇◆◇
昼は、昨日のカニの身をほぐし入れておいたスープで、雑炊。
作業した資料を持って、打ち合わせ。 やはり人と話すと、新たに思うことや、抜けていたものを発見したりする。 ありがたいことだ。 そして、進めたいことが、少しずつでも進むというのは、すばらしいことだ。
いろいろ考えていたら、ごはんを作る頭ではなくなり、 夜は駅前食堂で、とり天定食。
スプリンクラーの点検があるので、それを機に、部屋を中掃除。 本当は大掃除したいところだが、無理せずやっていく計画だ。 スプリンクラーの点検の人が目にすることは、ほぼ無いはずの、 台所の引き出しのひとつを、なぜか念入りに片づけたりして、偏る。 「うわっ、なんか虫が発生しとる!」と思って、 おそるおそる流しで引き出しを洗って、妙な達成感を味わったが、 勇気を出してよく見てみたら、こぼれたゴマだった。
朝はレーズンパン。 昼は、休みのダンナが行きたいというので、岩川飯店へ。 極力スープを飲まないようにしつつ、チャンポンセットを食べる。
天気がよいので、ビワがまっさかりの、海沿いの道をドライブ。 茂木のオロンに行ったら、ビワを発酵させた酵母を使ったパンがあって、 あの、研究熱心なおじさんが試食させてくれたのだが、 とてもおいしくて、買ってしまった。 ビワの季節にしかできないらしい。 天然酵母もののパンって、往々にしてあまり好きではないのだが、 (妙に重かったりするから。食感や、作ってる人のこだわりが。) これはおいしかった。 「大人気!」と書かれた「たこ焼きパン」も買って、すぐ食べたが、 本当にタコが入っていて、とにかくたこ焼きなのに、パンだった。 パンなのに、たこ焼きで、でも不思議とおいしい。妙な感じだった。
夜は味が付いているタイプの、鶏鍋。 いつもは昆布のだしくらいで、ポン酢やゴマだれにつけて食べるが、 今日はあらかじめ味が付いていて、柚子ごしょうで食べるバージョン。 そして焼きガニ。 浜口のスーパーに行ったら、 魚売り場の人が狂ったように半額シールを貼りまくっていて 人だかりがしていたのだが、 北海道のズワイガニが400円弱だったので、ついダメモトで買ってしまった。 でも当たりだった。 鍋に入れようかと思ったが、生だったし、網で焼いてみた。 オリーブオイルと塩で食べるのがヒットだったのだが、 甲羅のまま焼いた味噌と、ほぐした身を混ぜてごはんに乗せて、 醤油を3滴ほど垂らしたものを頬張ってみたところ、 脳細胞が一気に活性化して開放されるような爆発的なうまさで、 こりゃもう、場外ホームランだった。 神はカニを我に遣わし給う、とか、わけのわからないフレーズがグルグル。 さほどエビカニに執着しないダンナでさえ「血管が開いた」などと言っていた。
ズリズリと這いまわり、 いろんなものに手をかけるようになったぼっちゃんだが、 さっきは、絵本を並べているところから、 赤ちゃんマッサージのやりかたをプリントしたものだけを取り出していた。 そういえば最近、ごぶさたしていた。 マッサージしてほしいのだろうか…。
朝っぱらから、鶏そぼろきんぴらごはん。
◇◆◇
東長崎方面に用事が重なったので、 お昼は「郷ちゃん」のお弁当に決まり。 「ごはん大盛りで」って言ったら、本当に大盛りで、 それはそれは入れものがゆがむくらい大盛りにしてくれたが、なんなく完食。 げにおそろしきは哺乳類よ。
10年ぶりくらいに会う同級生を訪ねる。 ぼっちゃん誕生のお祝いのお返しを、ずーっと渡しそびれていた。 そして彼女のお腹は大きかった。めでたい! とにかくこのところ、自分も含めてベビーラッシュ。 あっちで生まれ、こっちで生まれ、じゃんじゃんばりばりだ。
夜はシャケやタラコの焼いたのや玉子焼きなど、弁当みたいなごはんだった。
夕方、本屋さんをうろついていたら、 いま進めている仕事に関して、ビリビリと具体案がひらめいてしまい、 ぼっちゃんを寝かしつけて、どんどん作業する。 ギラギラしてプリントアウトしたり並べたりしていたら、ダンナから、 「その集中した顔、ひさしぶりに見た」と言われた。
今のぼっちゃんの状態だと、いつ仕事ができるかわからんので、 まだ先でもよかった仕事を片づける。 これからは何事も前倒しにやっていくように心がけなくては。 これまでは何事も後回しにやってきたのだが、軌道修正だ。
◇◆◇
朝はレーズンパン、いちごジャム、豆乳。 昼は昨日の鶏の焼いたのの残りなど。
食べ物がほとんど切れていたので、買い物へ。 びわっちファームで野菜をどっさり買い(それでも1000円)、 夢彩都で、納豆や豆腐やササミ、ぼっちゃん用品など買う。 出島ワーフにベビーカーで行って、ふたりで風に吹かれる。 早くジェラートを食べたりするようにならないかな。 ひとりでひとつ食べるんだと、言い張ったりしてほしい。
夜はササミとしめじと玉ねぎの中華炒め。 とはいえ、油を極力少なく使って、味付けもあっさりだ。 でもこれはこれで、とってもおいしかった。 春雨スープ、こんにゃくのお刺身をぬたで、水菜サラダ、 スナップえんどうのナンプラー味、豆腐、じゃがいも煮っころがし。 春雨スープは、ササミでスープを取って、春雨とネギだけ入れた。 具がいろいろ入った春雨スープもいいけど、シンプルなのもいい! すごく好みだった。 そういえば味噌汁も「具だくさん」には、それほど執着しない。 「具だくさんの味噌汁」って、よく、素晴らしいもののように言われがちだが、 私にとっては「味噌汁」と「具だくさんの味噌汁」って、別のジャンルのものだ。
座れるようになって、神経が猛烈に発達しているからか、 今日はとにかくぼっちゃんの虫の居所が悪いというか、異様なテンション。 お昼過ぎには、こちらも軽いノイローゼ状態に陥ってきたので、 こりゃいかんと思い、車に乗る。 アポなしで実家に行ったら両親ともいたので、 すがるようにぼっちゃんを託し、2時間ほどボンヤリしたり、本を読んだり。
産後史上最高に、心身ともに針を振り切っていた気がする。 あと数歩で危ない領域に入りそうだった。
朝はレーズンパン。 昼はレバーの炊いたの、イカと大根の煮物、玉子入り味噌汁。 夜は鶏の焼いたの(レタス添え)、すり身揚げ、ボラの刺身、豆腐の味噌汁、 冷や奴、きんぴら、インゲンのおひたし。
ついに、温存していたスペースに、最後の本棚を設置した。 できれば使いたくないと思っていたが、 今ある本棚には、少しの隙間にも文庫本をねじ込んでしまっていて、 それはもう、ジャガイモ100円詰め放題で、どう見ても袋から出ているのに、 「入ってるじゃない!」って言い張るオバハン状態だったのだ。
でもまぁ、新しい本棚といっても、あふれている分を入れたら終わりだ。 もう行き場所はない。
朝はたまごごはん。 昼は酒盗とインゲンとトマトとしいたけのスパゲティ。 夜は鶏の鍋。野菜てんこ盛り。鶏そぼろも作った。 遅く帰ってきたダンナには、鶏そぼろ丼、ポーチドエッグ乗せ。
夕飯の支度をしていたら、 ひとりでブツブツ遊んでいたぼっちゃんが、ひとりで座っていた! びっくりして写真を撮りまくった。
雨しとしと。 一度起きて、パンを食べて、ぼっちゃんが眠ったから、もう一度眠る。 きのうの残りを、お昼ごはんにして、ぼっちゃんの相手をしたり、仕事したり。 実家に行って、お刺身や焼き魚を食べて、仕事する。
あら、一日が、過ぎていった。
BGMは、ずっとラテンなYMO。
昨日ネットで存在を知り、速攻買いに行ったCD。 なんとまぁ、YMOのラテンカバー集だ。 あまりに笑えつつも、すばらしくて聴きはまっている。 「ジャム」とか「音楽の計画」「リンボ」なんていう、激シブな選曲もステキ。 「ライディーン」なんて、 このアレンジを楽しむために作られ、ヒットしたかのようだ。
この夏は、これだ。
◇◆◇
お昼を挟んで、2つ打ち合わせ。 ごはんは、初めて行くお店に入って刺身定食。 場所と値段からすれば妥当な内容ではあったが、 ちょっとシンプルすぎたかも。 お店の中も微妙に中途半端な雰囲気で、 テーブルに絵手紙風なものが飾ってあるのだが、 タケノコの絵に「春はそこまで来ています」なんて書いてあったりして、 「つーか、夏だろ」 と、静かに突っ込む。
蒸し暑い。夏みたい。 重い湿気が、こらえきれずに雨になった。
◇◆◇
道を歩くと、あちこちの庭に、バラの花が咲いている。 5月は、バラの月。 バラを咲かそうとする人が、こんなにいるのかと、毎年思う。
◇◆◇
肩、特に右の肩がとても痛くて、首がうまく曲げられない。 でも、重い荷物を掛けると、どこかがハマるのか、スムーズに動く。 でもでも、その重さがまた、症状を悪化させる。 悪循環大王。
◇◆◇
夜は、鯛のあら炊き、あさりの味噌汁、水菜のおひたし、かぼちゃの炊いたの、 とろろ、ダンナには豚の薄切りのサッと焼き。
何日か前に生まれた、知人の赤ちゃんを見にいく。 小さい!小さい!小さ〜い! 新生児とは、こんなに小さいものなのか??? そして、なんとも独特で強力なエネルギー体であることよ。 ほれぼれと見つめた。
お昼は「拓どん」で、お楽しみうどんと、おにぎり2個。 ダンナは「天カレーうどん」という、妙なものを頼んでいた。
夜は鶏とキャベツの炒めもの、ぶりのお刺身、カツオのヅケ。 ぶりとカツオに囲まれてウハウハのサシミストであった。
ふと思うところあって、 高校で使っていたような日本史の図録年表を買いに行く。 世界史の年表は、それこそ高校時代に使っていたのがあるのだが、 (「たった」20年では、そう変わってもいないだろう) 日本史のは、人にやってしまったので、持っていない。 懐かしいような気持ちで高校の参考書コーナーに立ち、 年表に加え、日本史地図というのも買う。 高校生のころは「やらなくちゃいけないこと」「おぼえなくちゃいけないこと」 が、みっしりと詰まった本だったが、 今の私にとっては、考えたいことを助けてくれる、お宝の山に見える。
そして、レジを済ませて振り返ると、思わず声を上げそうになった。
なんとそこには、高校の時の日本史の先生が!
あまりのことにオロオロしつつ、声をかけようかどうか迷ったが、 (あちらは気づいていなかったし、私を覚えているかどうかもわからない) そのうち奥さまらしき人も来られたので、小心者は退散。
それにしても、こんなことってあるんだ…。 年表を買うに至った「思いつき」が、大きな祝福を受けたと思うことにした。
◇◆◇
お昼は7ヶ月ぶりに、ハハとアフタヌーンティで、サンドイッチ。 なぜ「7ヶ月ぶり」かというと、 昨日で7ヶ月を迎えたぼっちゃんを生んだ夜の、お昼ごはんがここだった。 ここでパスタを食べて、CDと本を買って帰ったら、 どんどんお腹が痛くなって、その夜中に生まれたのだった。
◇◆◇
家に帰って、日本史の年表を改めて手に取ると、 表紙は長崎の港に着いたオランダ船だった。 ますます祝福を感じる。
そして、おぼえなくていい歴史って、なんておもしろそうなんだろう!
◇◆◇
夜はカツオのたたき、てんこ盛り。 ひとり旅に出たダンナは、鹿児島まで行ってきたらしい。 朝9時に山川港でタタキを買って、ひたすら長崎に帰ってきたという。 タタキもおいしかったが、トロカツオというものがすばらしかった。
いつもの休日は起こしても起こしても起きないのに、 いそいそと起きて、出かける用意をしているダンナ。 ひとり旅に行きたいと言いつつ、一度もしたことがなく、 ようやく今日、たった1日の旅に出かけていくようだ。 車に泊まるとか言っていたくせに、 「とりあえず今日は日帰りする」などと言うので、 寝ぼけながら「それじゃ意味なかろう」と返したが、 もう、それ以上話すと、 仕事でも使わないほどの思考&言語能力を全開にして、 ものすごいイヤミを言いそうなので、布団をかぶった。
ひとりでアテもなく車を走らせるなんて、 今の私にとっては、この世の中でいちばんうらやましいことだ。 これよりもうらやましいこと…うーん、考えつかない。
朝はトーストといちごジャム。 昼は昨日の残りあれこれ。
部屋の掃除をして、じゅうたんをはがす。
◇◆◇
ぼっちゃん、7ヶ月ボーイに。 腹ボテ&子育ての日々を、途方もなく長く感じているが、 哺乳類生活が、ざっとあと半年だと思うと、 なるほど、かなり早い感じもする。
◇◆◇
夕方には、ちょっと散歩へ。 駅まで歩いて降りて、アミュをうろうろして、バスに乗って帰る。 なにも買わなかったので、バス代のみ、150円の散歩。
夜はシャケのソテー、バルサミコソース。 シャケを焼く前から、じーっくり焼いたじゃがいもやキャベツの細切りが美味。
ダンナはどうやらどこかで眠るらしい。 がんばれ「はじめてのひとり旅」くん。
昼はツナとキャベツのスパゲティ(ポーチドエッグのせ)。 夜は「キッコリダイ」の姿蒸し、カツオのたたき、ゆで干し大根の煮物など。 いつも行く市場の魚屋さんで気になっていた「キッコリダイ」。 鯛の一種らしいが、見るからにB級な味わいを持ってそうな魚だった。 食べてみたら、やっぱり…という感じ。 味が分かって満足。もう一度買うかと言われたら…??? それにしても「キッコリ」ってなんだろう? ゆで干し大根は、野菜昆布といりこと炊いたが、 これがいちばんおいしかったかも。
じりじりと移動を始めてしまったぼっちゃんだが、 今日からいわゆる「四つんばい」の格好を、時々取るようになった。 ということは、ガンガン這いまくる日々も遠くはないということだ。 恐怖…。 早く部屋の片づけをしてしまわなくては…。
髪を切りに行く。 ほぼ半年ぶり。いい加減、モヤモヤしていた。 いつもの気楽なお兄さんの美容室だったのだが、 今日は「ハゲと男心」について、いろいろ勉強させてもらった。 「ハゲている人ほど残っている髪はちゃんと切らないと、 ハゲと残りの髪とのコントラストがつきすぎて、よりハゲが目立つのだが、 なかなかそういう気にはなれないので、悪循環におちいる」 というようなことなど。 「そういうことって、アドバイスしたりするんですか」 「人によりますね…」
「女の人とこんなにハゲ話をするなんて思ってませんでしたよ」と言われたが、 なぜそんな話になったかというと、 ぼっちゃんを産む直前に髪を切ったとき、 「産後に抜け毛がひどい人もいるんですよ」って聞いていて、 実際にそうなったので、「抜けましたよ〜」って報告したことからだ。 「このままハゲたらどうしよう…」と思ったものだが、今はおさまった。 ホルモンの関係だったりするらしい。 でも、おさまるとは分かっていても、抜けている最中は一抹の不安があり、 「これがハゲゆく人の哀しみか…」と想像していたのだった。 しかしそれを言うと、お兄さんから「そんなもんじゃないです」と一喝された。 男心とハゲの空。
昼は「かんざき食堂」で野菜炒め定食。 夜は親戚一家の家にフラリとパソコンの調子を見に行ったつもりが、 そのまま吉宗の茶碗蒸しを取ったりして、結局ごはんまで食べて帰る。
ぼっちゃんが昼寝したときにやろうと思っていた仕事が1つ。 でも、ぜんぜん眠らないぼっちゃん。 とうとう夕方になった。
長かった…。これからがんばろう。
あまりにヘロヘロになってしまい、つい、アマゾンで本を2冊買う。 「長崎には売ってなかったし」とか「あ、残り一冊だ」などと、 だれも聞いちゃいない言い訳をしながら。 本当に「残り一冊」だったんだろうかと思って、 買ったあとにもう一度見てみたら、どうやら本当だった。 「ほぼ新品」のユーズド商品もあったが、新品を購入。 本に関しては「新品で売ってあるものは、新品で買う」のが方針だ。 理由は単純。作者にきちんと払いたいから。
お昼は鶏の甘辛焼き、ねぎだけの味噌汁、もずく、「細木」など。
夜は急遽、人と会うことになった。 「リーフ」改め「のだ屋」へ。 食べられるものをチョコチョコつまむ。 哺乳類が終わったら、ここのカレーやチャーシューポン酢をかき込むぞ!
家に戻って、お昼の残りものと、ごはん大盛りで、なんとか落ち着く。
いろいろ用事があったので、お昼にパッと出て、サッと帰って、仕事。 イラストや文章を書く。 よく「デジャヴというのは、脳味噌が疲れている時の現象だ」というが、 何を書いていても、イラストでさえも、 なんか前に書いたことあるような気になってしまう。 よほど煮え脳になっているようだ。
絵はがきにしても、本作りにしても、 アイデアはどんどん出てくるのだが、じっくりはまりこむ時間はない。 ぼっちゃんは夜によく寝るので夜中は自由になるけれど、 夜中仕事を続けると、みるみる体がバラバラになっていくのがわかる。 (といいつつ、今は午前3時半) しかしそんなことを言っていたら、いつまでたってもできやしないので、 「もう、いいや!コマ切れでも!」 などと「肉屋さんの店頭にて」みたいな方針を立ててみたりするが、 コマ切れでも、肉は肉。 しばらくはそれでなんとか食いつないでいくしかないだろう。
昼は御飯でごはん。シャケをじんわり干したようなものがメインだった。 これはこないだ蕎屋で食べたのとおなじだろう。非常においしい。 ゆでただけに見える小松菜が、たぶん一度だしに浸してあった。 細かい…。そして辰巳流?
夜は実家で、刺身や煮魚や焼き魚やレバーの炊いたの、 カボチャの煮物、あさりのおすまし、など。
さすがにかなり優等生なごはんが続いているので、 ぼっちゃんの飲みっぷりもいい。 (夜更かしや疲れもよくないが、それはもう慢性的なので慣れているのか?)
おととい納品した新作の絵はがきが、なんと売り切れたらしい。 2種類が10枚ずつの20枚だけど、びっくりだ。 1ヶ月で20枚売れない時だってあるのに。 新しいものも作ってみるもんだなぁ…。
昼はすごい雨とともに、家で静かに過ごす。 モチウオ煮付け定食。
夜は実家へ。魚の干物定食。
今夜も映画を観てしまった。 映画を観る習慣があまりないので、二日続けて観るなんて驚異的だ。 今日の映画は、いろんな女の人がグダグダしたり、後悔したりする映画。 なかなか面白く観た。 キャメロン・ディアスという人のことを、 なんかもっと、良く言えばさわやか、 悪く言えば味気ないお嬢ちゃんだと思っていたが、 魔が入ったような、ドロリーンとした空気感を醸し出していて、 「あぁ、別にさわやかさんじゃないんだ…」と、感心する。 (たぶん、いろんな意味で、つまらない感想だろう)
午後はぼっちゃんをベビーカーで押しながら、ひとり取材。 こないだも思ったが、赤ん坊連れだと、歴史に思いを馳せていたり、 観光行政を憂えたりしていても、ぜんぜんそうは見えないので助かる。 口では「よ〜しよし」なんて言いつつ、目はギラギラしているのだった。
朝はパン。 昼は昨日のアジを酢魚にしておいたもの、落とし玉子の味噌汁など。 夜はモチウオの煮付け、ハモの湯引き、棒々鶏、小松菜おひたし、など。 単身赴任のおじさんが通っている定食屋みたいなごはんばっかり、食べている。
午前中は片づけや掃除。 午後は乳マッサージへ。 チトセピアの駐車場に止めたので、 お昼は、なんとなく、みの屋でうどんとかしわごはん。 ぼっちゃんを小脇に抱え、時折押さえつけながら食べる。
乳はコンディション悪し。 かなりもまれる。
初節句のお返しを配り歩き、絵はがきの配達も終える。
夜はひとりでアジの塩焼きなど食べながら、たまたまついていた映画を観る。 代書屋のオバサンと、お母さんが死んじゃった男の子が、 男の子の父親を捜す旅の話。 かなり好きな世界だった。 私も代書屋になりたい…という感想は、あの映画の感想の中でも、 かなりイケてない感想のひとつだろうが、 でも、それが職業として成り立つ社会に住んでいたなら、 代書屋って、かなり心ひかれる仕事だ。
それはさておき、 人がそれぞれの道を歩いていく上で、 短い期間、ひょんな人と深く交差することがある素晴らしさと、はかなさよ。
掃除もしたし、映画も観たし、いろいろ用事も済ませたし、 気がついたら充実していたようだ。
注文されていた絵はがきをプリントし始めたら、 そのまま絵はがき心が爆走族になってしまい、新作まで描いてしまった。 気づいたら200枚ほどプリント。そして丑三つ時。 昨日のお昼寝が、少し台無しだ。 でも、ここ1週間ほど、ずーっと心に引っかかっていたので、すっきり。 新作も、ちょっとした新境地って感じで描けたので、うれしい。
◇◆◇
お昼は親子たぬき木の葉丼。
そしてまた、一家全員(含む猫)昼寝まつり。
夜はニラもやし炒め、買ってきたやきとり、ささみとキュウリのサラダ、カレー。
こまごまとした疲れを一掃しようという波が家族全員を襲ったようで、 一度は起きつつも、3時過ぎまで眠りこける。 ちょっと怪しく痛かったノドも痛くなくなった。
ひさしぶりに、たっぷりとした雨。
朝は昨日の残りものがパワフルに合体した雑炊。 昼は眠っていたので食べず。(おやつにたまごごはん) 夜は魔が差して買った餃子、小松菜おひたし、ささみとキャベツのあえものなど。
そういえば昨日、ATMコーナーでお金をおろそうとしたら、 先にいたおじさんが、床にたくさんのカバンを広げていた。 なんかちょっとヘンな感じだったので、見ないようにしつつ、左隣の機械へ。 (機械は3台あって、おじさんが真ん中にいた) すると、おじさんが無表情のまま、異様に近づいてきた。 ギョッとしつつも、機械の使い方を聞きたいのかも、と好意的に解釈し、 「なんですか?」って問うも、表情も変えず、無言。 かなり不気味に思い、おじさんを遠巻きに避け、右隣の機械へ。 おじさんが機械を操作する音がしたので、ホッとして、お金をおろす。 さて出ようかと思って振り返ると、また!おじさんが無表情で近づいてきた。 思わず「ひゃぁっ!」と声を上げ、「なんですか???」って聞くと、 「なにもしてない」と言いながら、離れようともしない。 とにかく足早に立ち去ったが、追いかけてくるわけでもなかった。 なんだったんだ。 ズボンを下ろすとか、そういう感じの「ヘン」でもなく、 とにかく、ただ近づいてきて、顔をじっと見るのだ。 何か言いたいことがあるようにも見えないし、 変態だったとしても、意図するところがよくわからない。 あのまま対決した場合に、 どういう行動に出たのか確かめる勇気はさすがになかったのだが、 まぁ、どっちにしても、ヘンはヘンだ。 家族の人にぜひ知らせたいくらい、ヘンだ。
そして。
なんと、今日、浜の町で、そのおじさんとすれ違った。
片手が常にけいれんしたみたいにして歩いていた。 ひょっとしたら、脳梗塞とかで倒れたことがある人なのかもしれない。 だったらあの無表情さもわかるんだけど、 でも、「なにもしてない」っては言えたのだし、ひとりで行動はできるのだし、 やっぱり頭のねじが一本…。
初節句。 すくすくぼっちゃんと海へ行く。 脇岬の海は、ハワイアンなカクテルをゼリーにする途中みたいな色だった。 水はとても冷たくて、足をつけるたびに、体中がギュッとした。 ぼっちゃんを波打ち際まで連れて行ったけど、 けっこう大きな「ザバーン」にも驚かず、気持ちよさそうに笑っていた。 夏は入ってみよう。
昼は老李で定食。 夜は鯛飯を炊く。鶏の焼いたの、あさりの蒸したの、コチの刺身、など。
◇◆◇
朝、新聞を取りに行ったら、玄関に花が落ちていた。 造花だけど、きれいな花が。 でも、その花を見たり取ったり触ったりした記憶がまったくない。 事実としては、昨日帰ってくるときに、誰かが外からくっつけてきたんだろうけど、 それがいったいどこでどうなって、というのが、まったくわからない。 だけどとにかく、朝、花がふわりと落ちていた。
さらにそのすぐあとに、ぼっちゃんに乳をやりながらぼーっとしていたら、 目の前にタンポポの綿毛みたいなものをくっつけた種が、 ゆーっくりとどこかから降りてきた。
そういうのが好きな人なら、猛烈に意味を持たせそうなことが続いた、朝だった。
ぼっちゃんを連れて歩いていて、 ニコニコと声をかけられなかった日は、1日としてない。 ヘンな社会、怖い社会ということばかりが言われるけれど、 お互いがそう思い合うようになんとなく流れてしまっているだけで、 ほんとうのところは、まだまだオーケーでオーライなのだ。 個人情報なんて、漏れ合ってるくらいがちょうどいいはずなんだけど。
◇◆◇
昼は友だちがテイクアウトしてきてくれた、 大好きな食堂の焼きめしとお好み焼き。
雪の浦ウイークへ。今年ものんびり、いい感じ。
夜は、やきとり。
◇◆◇
ずっと前から「そこにあるもの」だと思っていた交番が、いくつかなくなった。 警察も合理化しているのだろう。 しかし、モノがモノだからか、 機能しなくなった無人の交番には、一種の不吉さを感じてしまう。 たとえば、忘れられてぞんざいに放置されている小さな神社とか、 そういうものに近い空気が漂っている。 これは地区の犯罪発生率や実質的な警官の数の増減などの問題ではなくて、 一度そういう役割を与えられた場所や建物が、 その役割を失ってしまった「悲しみ」のようなものだから、 早いとこ違う役割を与えるとか、きちんと壊した方がいいと思う。 なんかちょっと、オカルトな話だけど、 毎日通る道にもそんな交番があって、明らかに暗い空気を発しているので。
山の中のお店で、もうすぐ子どもが生まれそうな人とランチ。 (すごい設定だ…) オープンしたばかりで、まだ、倉庫とお店の中間くらいの完成度だったが、 居心地はとてもよかった。 パスタとカレーをそれぞれ頼む。 料理にも、まだ、考えたりうまくなったりする余地が充分あったが、 作っている人の気持ちの部分が悪くないので、おいしかった。 これからどんな店になるだろうか。 長崎におけるラブ&ピースな人々のたまり場になりそうな予感もあるが、 平日の昼間に行けば大丈夫だろう。 もしあの店がうまく行かなくなることがあるとすれば、 厳しい立地条件はさておき、 中から外から横から上から口を出してくる人間関係かもしれない。 ラブ&ピースな人々にもラブ&ピースなりの「社会」があるからなぁ。
店を出るとき、 お店のお姉さんから真顔で「どんなものを出せばいいと思いますか」 って聞かれたので、あれこれ話した。 マクロビオテックみたいなものも考えているらしいのだが、 「あんまりひとつのカラーにこりすぎるのもですねー」 というバランス感覚もあるようなので、安心。 自然食とか、インドカレーとか、はまる人にはいいんだけど、 そうじゃない人にとっては、なんかお茶すらもできにくい店になってしまう。 ああいうものって、どんどんピュアになりすぎていくから。
でも、お店のメニューなどを考えるのって楽しい。 帰りに車を運転しながら、頭の中で仮想店舗が開店する。
夜はぼっちゃんともぎくんと、なぜかお昼寝ならぬ夜寝をしてしまい、 10時半ごろ、とりのすき焼き。
陶器市へ。 初日以外の日に行くのは、10数年ぶり。 そしてたぶん、今日は、期間中もっともゆるい日だろう。 人出も、お店の人のテンションも、客のモチベーションも、 明らかに初日とは違っていた。 毎年ギラギラと初日に行っているので、 なんだか「2軍で調整」って気分だったが、こんな年もあるだろう。
去年は腹の中にいたぼっちゃんが、今年はベビーカーに乗ってニコニコしている。 陶器市デビューだ。 けっこうゴキゲンだった。
メインの通りでは、もはやちっとも欲しいものがなく、 器を見に来たんだか、 茶そばや有田名物「ごどうふ」や寿司やイモの天ぷらを食べに来たんだか、 はたまた陶山神社のツツジを見に来たんだかよくわからない展開だったが、 時々買う店で、ほどよく好きなものを買い、 始めて見るポップな古物屋さんで、大正時代の豆皿などを買って、 なんとか目的を果たす。 その店には70年代製のグラスなどが置いてあったのだが、 なんとまぁ「昭和レトロ」という肩書きが付いていた。 レトロ…。 70年生まれの人間としては、わりと複雑な響きである。
そしてまた、今年も最後には深川製磁のチャイナオンザパークへ。 新作の椀にガッチリ心奪われ、いそいそと買いながら、 もう何度目か定かではない、深川パワーへの尊敬を新たにするのであった。 ここ数年、このパターン。
夜は実家で鍋。
2006年05月01日(月) |
太郎、それでいいのか? |
ふと気づくと、朝の4時。 わけもなく(たぶんわけはあるんだろうけど)、昨日の夜から胃が痛いが、 しかし、延々と食べもののコピーを書いていた…。
さて、むりやり乳でもやって眠ろう。
◇◆◇
帆船まつりも今日で終わり。 出港の様子を見にいく。 帆柱にずらりと乗組員さんが並んで、 「ごきげんよう!」と声を合わせる。 何度見ても泣ける。 悲しい別れではないはずなのに、どうしていつも泣けるのだろう。 ひとつには「大勢の人が声を合わせる」ことがあると思う。 大勢の人が声を合わせると、 そこにはそれぞれの人の声を超えた大きな人格のようなものが現れて、 みんなを包んでしまうのだ。 それはとても温かく、 人の心や身体の奥底に必要なエネルギーにあふれている。
◇◆◇
刻んだキャベツの数が舌で数えられそうな 屋台のたこ焼きしか食べていなかったので、 平井でツナトーストをがっついて、買い物へ。 これまで、ぼっちゃんのおもちゃなどぜんぜん見ていなかったのだが、 ふと「どんなものがあるんだろう」と、おもちゃ売り場に行ってみたら、 ぼっちゃんにちょうど良いおもちゃが、すごいネーミングで売ってあった。 吸い寄せられるように購入。
その名も「なめられ太郎」…。
◇◆◇
夜はささみの照り焼きなどする予定。
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