ぴんよろ日記
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2003年01月27日(月) サンタのおばさん。

もう1月だが、ようやくダンナにクリスマスプレゼントを買った。
このところ誕生日やクリスマスなど、
「いつも一緒に住んでるから、相殺ってことで…」
という感じで流していたのだけど、
それもちょっと寂しい気がして、欲しがっていたゲームソフトを買った。
(欲しがるものは子ども並み)
ヤマダデンキの袋から出して、包みなおして、リボンをかけて、
「サンタのおばさんより」と書いて、さっき郵便受けに入れてきた。

よく「プレゼントはあげる側が、何かをもらっているのだ」と言うけれど、
たしかにこのわくわくする気持ちは、嬉しい。
これからも機会があればプレゼントをしたい。
でもそんなことを思っていることがばれたら、付け込まれるので言わないでおく。



2003年01月25日(土) ついにあふれたので。

ジワジワと懸案事項になっていた問題が、もう、にっちもさっちも行かなくなった。
…といっても、深刻な人間関係なんかではぜんぜんなくて、
仕事部屋にある本だ。
本が既存の本棚に入りきれなくなった。
だましだまし床に積んでいたが、そうすると、当然部屋が狭くなる。
今はもう、仕事する部屋じゃない。
部屋の状態は、心の状態を表すという。
だとしたらこれはひどい。ぐちゃぐちゃだ。
「片づけのできない女」かなんかいうタイトルの本があったような気がするが、
できるとかできないじゃなくて、絶対的に存在する物体が多すぎるのだ…。

ということで、他の部屋の押し入れを、一部本置き場にするべく、行動を起こした。
ダンナの両親が、必要以上に、はっきり言って必要以上にくれた布団が、場所をふさいでいる。
だからそれを圧縮することにした。
あこがれの「ふとん圧縮袋」を買い、予想以上の面白さにうなりながら圧縮した。
面白かったので、失敗したわけでもないのに、何度もやり直したほどだ。

そして押し入れ1コーナー分のスペースが空いた。
これから棚を組み立てる。そこへどんどん本を入れれば、また仕事場で仕事ができる。

…それでも足りなくなったら…。
何を圧縮すりゃいいんだ〜。


2003年01月24日(金) 生理的にダメな、些細なこと。

これは、ずっとここに書こう書こうと思っていたのだが、
それに遭遇したときは「帰ったら絶対!」と思いつつ、
些細といえば些細なことなので、だいたい忘れている。
でも、その瞬間はとってもイヤなのだ。

それは、何か買い物をしておつりを渡されるときに、
お店の人に手を包まれそうになること。
お金を渡す手だけではなく、もう一方の手も下から添えて、
なんというか、そっと包まれる感じ。
時と相手が違えば、好意の発露にもなりかねないような状況。
添えた方の手が、おつりを受け取る自分の手の甲とふれあうこともある。
これがもう、とても苦手。

こんなことする習慣って、最近のものだと思うんです。
より「丁寧さ」を演出してるんだろうけど、
私にとっては虚ろで過剰なものに感じられる。
「ビールください」と注文して、
「ビールの方でよろしかったでしょうか」と返答されたような。
そして持ってくるときは決まって「こちらビールの方になりますね〜」と言うのだが。
こうなるともはや日本語としても間違っている。

あと、メトロ書店でポイントカードの名前を見て、
「かとうさまいつもありがとうございます」と言われることがあるのもいやだ。

どれも悪気があってしているのではないし、
根っこは同じ所にあるというのも分かるんだけど、
なるべく遭遇しないようにと願うしかないのでした。



2003年01月10日(金) おしゃれさん。

アミュプラザの1階のアクセサリー屋さんに、
つい見てしまう女の子がいる。
いつも、とっても奇抜な格好をしていて、
それがよく似合っている。
マンガチックにかわいい顔で、
長い髪の所々をとんでもない色にしている。
でもよく似合っている。
いつもいるわけじゃないんだけど、
いると見てしまう。

その子を見ていると、
自分がおしゃれにあまり心を砕かないので、
尊敬の気持ちが湧く。

だから心の中で「おしゃれさん」と名前を付けた。
今日アミュに行ったけど、いなかった。
またおしゃれさんに会いたいなぁ。




2003年01月07日(火) 三日ぶりに。

ここんところ、結構な風邪を引いていて、
今日、これから三日ぶりに外に出る。
家でこもってゴソゴソしているのが好きな性分だけど、
マンションに畑や牧場は無いから、食料調達には出掛けるし、
なにしろ本屋が好きなので、まったく家を出ないという日はあまりない。
一日はあっても、二日続くことはそうない。
でも今日は三日も出てなくて、しかもまだ風邪が治りきっていないという自覚がある。
正直言って、出たくない。
出なくて済むなら出たくない。
仕事の打ち合わせや、家賃の振込や、結構な数の出しそびれている年賀状がなければ出ないだろう。
いつもは出ないとソワソワするのに、その感じがまったくない。

と、ふと思った。
同じ次元で語るべきかどうかは分からないけど、
引きこもりのはじまりって、こんな感じなのかも。

だって、これはこれで充実感がある。
自分の部屋で、自分のやりたいことを心底ゴソゴソやってる。
じっくり感がある。
外に出ることも大切だけど、それとおなじくらい、ちゃんとこもることも大切なんだろう。

この状態と関係あるのかないのか、
今朝の夢は不思議だった。
小さな街の入り組んだ路地に、ジイサンがやっている駄菓子屋があって、
そこには「タケハラ」という神様がまつられている。
「タケハラ」の神棚には石があって、その石には銀色の物体がくっついている。
ジイサンが「それに耳をあててごらん」というので、
「タケハラ」の銀色に耳をあててジーッとしていると、
自分が生まれる前、34年前(なぜか具体的)の宇宙全体とつながった。
なにかがすごく分かった気がして、涙が出た。

で、泣きながら起きた。

関係あんのかなぁ。
ちょっと外に出て頭冷やしてきます。



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