ぴんよろ日記
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2002年04月16日(火) |
小さな後悔からの思索 |
いま、とても後悔している。 でも、何について後悔しているか言ってしまうと、 ふん、なに小生意気なことを、と思う人もいるだろう。 ただ、それは人それぞれのことで、だから貯金もないし。 ほら、たくさん貯金したり、家買ったりしてる人に「贅沢だ」なんて、 まあ、言われたくないわけです。
せっせと貯金したり、ヒーヒー言って家を買うことは、 私から見たら、非常に、いろんな意味で贅沢なことで、 でも日本人の思考回路の中には、貯めたり、不動産にお金を使うことは、 美徳でもあったりするわけなので、贅沢罪は免除どころか、 それをすることで、 他の、それをしない人を断罪する権利のようなものも生まれる。 おかしいと思うんだけどなぁ。 貯金をする人も、しない人も、どっちもどっちだと思うんだけど。
チーズの味が薄かった、ただそれだけの話なんですが。 たまに、チーズが好きで、食べたくなって、買うんです。 それがまぁね、倹約オババなんかが見ると、高いと思うんですわ。 たった一切れが、スーパイコ定食くらいの値段がするわけですから。 でも今日は、アミュの西友で、試しに安いカマンベールを買ってみたんです。 ひょっとしたら、ひょっとしておいしかったら、それはそれでいいと。 安いワインにもおいしいものはあるし、 日本でありがたがって飲んでいる高いワインだって、 現地では1本2〜300円だったりするわけだし。 でも、失敗でした。 まっとうなチーズに、水と塩を入れて増量化を図ったような感じ。 チーズを食べるたびにわき上がる、あの官能的な喜びが、無い。 口いっぱいに広がって、脳味噌にまで広がる、あの官能が。
えーい、うだうだ解釈すんのはヤメだ〜。 もう安いチーズは買わねぇ。ビンボーで買えなくなったら買わねぇ。 あっちで安くても、うまいチーズはここに来たら高くなるんだろうさ。 でもなんとかして買えるうちは買うんだよう。 モンクあるならかかってこい!
というオハナシでした。
1週間くらい前に「くらた」に行ったら、 おじちゃんが「あなたはテレビに出とるとげなね」と言う。 どうやらその前に行ったとき、私が出た後で、 そこにいた心ないお客さんが教えたらしい。 2年間も番組を持っていながら何だが、 そういうことを言われるのがとっても苦手だ。 でもまぁ、終わったことだし、いいかと思って、 「はぁ、もう終わったんですよ…。」 そしたらおじちゃんは「あら〜、じゃぁこれからどうするとね?」 と、先の心配までしてくれた。 「まぁ、ちょこちょこいろんな仕事をしてるんで大丈夫です…」 「そんならよかけど、テレビに出らんごとなっても、来んばよ」 「えぇ!そりゃもう、家も近くだし」 「いやいや、だって…
〜ストップ〜
それまでは、なんだかしみじみしてたんです。 「ブーメラン」も終わったなぁ、なんて。 でもこのあとのおじちゃんの言葉が、もう、すこぶる。
〜巻き戻し〜
「いやいや、だって、あなたはウチのマスコットじゃもんね」
きゃー! 31歳にして、マスコットガールですばいっ! しかも「くらた」のぉ〜っ!
あまりの気持ちの高揚に、 いつもは飲まないコーラを飲んでしまいました。
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