ぴんよろ日記
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2002年05月07日(火) 回路はどうなっているのか。

人間、どこでどうつながってるかわかんないですね。
いま、文章を書く仕事をしています。
…そりゃいつものあんたの仕事だ、といわれればそれまでですが、
ホントに、直接的な意味で「書いて」るんです。つまり手書き。
手書きで、というリクエストだったので、
パソコンで打てばアッという間に書くようなものを、
チマチマ手書きで書いてるんです。
当然、パソコンで書くのとは、文体などが微妙に違います。
それは自分でも分かるんです。そりゃそうだろうと思う。
考えをまとめたりするのに、
例えばピースパークの広告の裏に、
(長崎のパチンコ屋さんの広告です。いちばん書きやすい紙質)
ぐしゃぐしゃ書いたりするんですが、
そこで出てくる文章だって、明らかに違うと分かる。
なんというか、呼吸のようなものが。

今回はさらに、ぐしゃぐしゃじゃなくて、それがフィニッシュ。
「きちんと手書き」で大量の文章を書くというのは、久しぶりの体験です。

そしたら、
無性に数学が勉強したくなったんです。
因数分解とか、放物線とか。
ルートなんてものも、何なんだ。
問題も解いてみたい。対数とか。

高校のころは、これでもけっこう数学が好きだったんです。
共通一次(私が最後の世代。翌年からセンター試験になった)だって、
けっこういい点とったんですわ。
いま考えると、当時の自分が魔法使いみたいに思えます。
でも使わなくなったら、ルートの計算すらもできやしない。
使わなくてもいいから、何の不自由も感じてなかったんですが、
なんか無性に。数学が。
そして物理なども。
中学生の参考書でも買ってみようかとさえ。

この気持ちが、「大量の手書き」から来ていると、
どうして言えるのか、って言われたら説明できませんが、
ほら、夢の中で「なんかわからんけど、こう決まっている」っていう、
そんな感じや認識って無いですか?
それなんです。
わかんないけど、「これだ」って、わかる。

こんなとき、人間の脳味噌や体の奥深さ、回路のつながりなどを感じます。

その辺の中学生、数学教えてくんないかなぁ。


2002年05月03日(金) とある基準

最近ゴミ入れが好調だ。
遠く離れたところから、ヒョイとゴミを投げてゴミ箱へ。
かなりの確率で、スポンと入る。
だから何だというと、これが自分の神経のテンションというか、
集中度というか、純粋度を計る基準であるからです。
もともとは、絶望的にコントロールが悪く、
極端な話、目の前のゴミ箱に入れるのにも外してしまう。
それが、なんというか、日々を生きる意識のベースが引き締まると、
明らかに入るようになるんです。
不思議なもんです。
これ以前に、明らかに入るようになったのは、
いまオットと化している人と仲良くなったころ。
まー、いろいろあったので。

4月から、本当に、どこの組織にも、
仮にも(普通にお勤めしている人に比べたら、
ちょっと申し訳ないほど自由な属し方だったので…)属さなくなって、
たぶん精神がピッとしてるんでしょう。
イメージは違うけど、まぁ、一国一城の主ってわけです。自分しかいないけど。
意識できる部分(文章の書け方など)でもやっぱり変わったと思いますし、
そして何より「ゴミが入る」。
人の心と体、行動などは、微妙に、しっかりと結びついているんですな。


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