ぴんよろ日記
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2002年02月25日(月) 今日は…

今日は日記を書く。しかもいつにも増して個人的なことだ。
どうしてかというと、結婚記念日だからだ。
2年前のまさにちょうど今の時間、
私は「うえでぃんぐどれす」というものを着て、みなさまをお出迎えしていた。
給料日の金曜日の夜、ホテルのバーでパーティをした。
いま思い出しても面白かった。
パーティの最中に、「本人がこんなに楽しくてもいいのかなぁ」と思った。
あれから2年、毎日、イヤなことも含めて、しかし楽しく暮らしている。
予想をはるかに超えておもしろいヤツだったダンナを始め、
いろんな人に感謝感謝だ。

この2年は、たとえば人生の最後に振り返ったときに、ひとくくりにできると思う。
でも、明日からの1年だか2年だか3年だかは知らないけど、
この2年とは違う「くくり」になるだろうと思う。
それは主に仕事のやりかたの面で、いろんな変化が出てくるということで、
そこには、実に低い確率ではあろうが(一発当てて印税生活)なんてのも入っている。
どっこいくらいの確率で(宝くじが当たって、南の島に移住)というのも。
ぜんぜんどうなるかわからない。
あんまり「安定」とか「保障」に興味がないので、
そうじゃない人や、たとえば親などはハラハラしてしまうだろうが、
どうしてもこうなってしまう。

振り返ってみれば、5年前に今の自分はまったく想像できなかった。
でもなんとか生きている。しかも楽しく。
だからきっと、5年後も、いや、1年後だって分からないけど、
今回は正直言って2ヶ月後に何をしているかも分からないんだけど、
それなりにやってるだろうと思う。

いろいろあるだろうけど、そして月並みだけど、
変わらない…ことは何もないけど、ひとつだけ、変えようとは思っていないこと。
それは隣で焼酎を飲んでいる人間の存在でありましょう。

なーんて。1年に1回くらいは言ってもいいかな。

(しかし結婚式のビデオは、2年経った今もまだ未編集で、
ダンナのロッカーに眠っている。まぁ、もう見たいという気も薄れてきたが…。)

2年前の今の、あと10分も経てば、パーティが始まる。
飲み兄弟イマムーが、アカペラで「愛の賛歌」を歌ってくれる。
それを合図に「入場」だ。
あれからずーっと、そのまんま、何かが続いている気がする。

さー、焼き鳥でも食べに行こうかな!



2002年02月05日(火) オソロシヤ。

昨日、実家にオーブントースターをもらいに行った。
なんとなく自分の本棚の引き出しを開けると、
10年くらい前の手紙などが入っている。
またなんとなく整理を始めた。
どんどん乗ってきて、
いままで放ったらかしにしていた引き出しも開けてみた。
いやはや、とんでもないものを見てしまったという感じです。
「昔の日記って、あとで読むと恥ずかしいよね〜」
そんなレベルじゃ全然ない。
ホント、よくぞ今、まともに(?)社会生活を送っている(?)もんだ。
出てきたのは大学からプータロー時代にかけてのノートだったのですが、
まー、詩ありグチあり、小説あり、エッセイもどきありと、
我ながらよく書いてたなぁ、今より書いてるんではないのか?という分量。
それはそれで、物書きさんを目指していたので当然なのですが、
うーん、なんというか、「一歩手前」だったようです。
自分で読んでて恐ろしかった。自分の中の暗黒大陸に乗り上げた気分。
書いてあることもですが、その、ノート一面にうごめいている字が、
雑誌かなんかで見た「患者の手記」のような感じで、もう、あらら。

いやー、今だって人からはどう思われているか分かりませんが、
真っ当になったなぁ、よかったなぁ、自分。
そんな感じです。
もちろん全部持って帰ってきました。
でもなかなか面白いのもあったので、今度じっくり読んでみたい。
怖いもの見たさです。


2002年02月03日(日) ひとりやすみ。

今日は節分。
「節」「分」と、なんか区切りな言葉が重なっている。
明日は立春。冬と春の分け目が、
一年の中でいちばん大事な分け目だったということがよく分かる。
分け目、節目。うむ、いろいろある。

節…いま「春『節』祭」という曲を聴いています。
長崎出身の小國雅香(おぐにもとか)さんという方が作った曲。
前に「ブーメラン」でも紹介したのですが、今度CDが出たのです。
これは、いいです。かなり。
長崎の人間だから、
特にこの曲に織り込まれている長崎の空気が胸に来るのかもしれませんが、
いやはや、なんともやるせない、華やかさと寂しさが響きます。
もうすぐランタン。
この曲を聴いてしまった今年のランタンは、ちょっと違って見えそうです。



一月ぶりの「くらた」(浜口讃歌実践編参照)に行きました。
お客さんからビール(持ち込み)をお裾分けしてもらった。ありがとう、お客さん。
そのお客さんは子どものころから「くらた」に通っていて、
当時は50円だったらしい。今は「小」が確か200円。それでも安いが。
おじちゃんとおばあちゃんの昼ごはんのお餅も、一切れもらった。
おじちゃんは「50円のころから」のお客さんに、
私のことを「常連さん」と紹介してくれた。
ほかのお店で「常連さん」と思われたり言われたりするのは嫌いなのだが、
今日はうれしゅうございました。


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