長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年07月30日(金) 夏休み其の壱

 明日締切だと思っていた2000字レポートが、実は今日締切だった。可也、焦った。メール送信するだけなので急いで書き上げた……一安心。
 之で夏休みのレポートは残すところ三つ。

 北国、莫迦みたいに暑いです。
 去年は真夏日が一度も無かったという事もあり、可也、暑く感じる。溶けそう。と言うか寧ろ死にそう。流石に40℃なんかにはならないけれど、と言うか40℃なんかになったら其れこそ気持ち的には死んでしまうけれど。……33度無風状態しかも北国では在り得ないくらい蒸し蒸しじめじめの中では、溶けたくもなる。
 集中講義、所謂サマーセメスター、の三日間を終えて、試験はまあ何とか、多分、大丈夫だと思う。然し、只管にNDCと其の索引との睨めっこは流石に辛かった。最終日は29日だったけれど、暑さも災いして、眠い訳でもなかったのに何度か意識を失った。……あれは地獄だった。

 図書館のバイトは之もまた地獄を見る。
 只管に書架から一冊ずつ本を取り出し、書庫本か開架本かを調べ(我が大学図書館では書庫本に書庫印を押してある。因みに書庫も利用者が自由に出入りできる。其の所為か本が入り混じって大変なのだ)、また書架に戻し、一冊取り出しては書庫本か書架本かを調べ、また書架に戻し、……。其の繰り返し。只管其の繰り返し。いわんや、筋肉痛必至、腱鞘炎必至。しかも貧血。
 ただねぇ、我が図書館のバイトはよく差し入れがある。係長からだったり、司書課程の先生からだったり。今日は係長からの差し入れがあった。ラムネ。ラムネだよ。昔懐かしの、ラムネ。瓶の奴。ビー球が入った奴。今じゃ見ることも珍しい気がするのだけれど。何と無く懐かしい味だった。

 明日も真夏日らしい。明日は、夜勤。



2004年07月26日(月) 「山」が「野」に変わっても気にしないことにしている。

 稲妻雷鳴が物凄い中帰宅。一時間くらい、ずっと、絶えずピカピカ光ってゴロゴロ鳴ってましたね。物凄い電気。大気の状態が不安定、と言うのは簡単だけれど、今夜の雷全部を集めることが出来たら、凄い電量になると思う。

 北方文化フォーラム。参加して良かった。超・絶・面白かった。ワークショップも興味深かった。嗚呼、こういうのも「有り」なんだなぁと。大学の敷地内にある森(冬期の体育でクロスカントリーのコースになるらしい)を歩いたのは初めてだったのだけれど、手を引かれて目隠しして歩いて三度(一度に五秒間のみ)しか眼を開く事を許されなかったので、かなり印象的だった。こういう或る種の興奮って言葉にしても解り難いものよね。実際に体験してのものだと思う。兎に角、面白くて興味深くて、「創り上げる物語」に対して新たな視点を与えられたということだけは、此処に記しておく。

 明日から三日間は司書課程の集中講義。三日間、一講から五講まで、NDCと睨めっこの予定。……一応演習だから真面目に取り組まないと不可ない。図書館に通い詰めている分ある程度の分類番号は覚えているけれどねぇ、細かくなるともう駄目。全然解らない。第一ねぇ、302みたいな訳の解らない何でも有りの「政治・経済・社会・文化事情」って何よ。此処に置いてある本は確かに面白いけれど。……訳が解らない。


 本日の題名。意味が解る人なんてそうそう居ないだろうけれど。……解ったら凄いな。



2004年07月25日(日) どろどろ

 暑くて暑くて脳がどろどろになりそう。血液は既にどろどろになっていそう。……40℃にならなくたって、北国は30℃を越えた時点で「暑過ぎ」だと思う。

 伸びてきた前髪を切らずに我慢して日々を過ごす。試験は、明日で終了。其の後三日間集中講義があって、本格的な夏休みへと突入予定。尤も、図書館バイトは容赦無く入っているわけで、八月第一週は全部バイトで埋まるのかも知れない。涙が出るほど幸せなこと、なのかも知れない。
 序でに明日は試験終了後「北方文化フォーラム」なるものに出席予定。別に討論会ではないけれど。でもフォーラム。……雨降るらしいけれど、小雨だと良いな。ワークショップがあるのよ。とても楽しみなのに。雨が酷かったら中止になりかねないわ。

 Norah Jonesは何処か南国の香りを漂わせた唄い方をする。だから、こんな暑い日には持って来い。怠惰で、生温くて、朽ちていて。半分は、憧れ。半分は、嫌悪。



2004年07月22日(木) 微妙に鬱陶、微妙に怠惰、微妙に苛高、残りは睡魔。

 一寸散財し過ぎたかも知れないと後悔してみる。これで美容室行くのは暫くお預けかも。……伸びた前髪如何しよう。


 映画覚書。『Harry Potter and the PRISONER of AZKABAN』日本の公式サイトには何度遣っても繋がらない……私だけですか? なので英語版で失礼(英語版も一寸不安が残っているのだけれど)。
 役者があまりに変貌を遂げていて吃驚。否、解っていたつもりではあるけれども。ダニエル君は声が低くなったと思う。ルパート君は妙に大人びたと思う。エマは(「さん」も「ちゃん」も可笑しい気がするので呼捨て失礼)間違いなく大人になった、「女の子」じゃなくなったと思う。トム君は昔の方が可愛かった、もとい昔の方が役にはまっていたと思う。
 其れらはさて置き。……なっち節炸裂じゃない! 戸田奈津子女史は尊敬するに値する仕事をしていたとは思うけれど、変なところでとんでもないミスを仕出かしたりするから不思議。字幕に字数が限られているのは解るけれど、もう少し何か無いのかしら、と思うところが数箇所。きっと指輪の時と同様に原作読まずに翻訳したんだろうなぁ……戸田女史はもう少し新人育成に努めれば良いのに、と私は思う。
 本題。……一寸ねぇ、がっかりかな。スケールが小さく感じたのは LOTR や TROY と比べてしまう所為かしら。原作を無理矢理短く詰め込んでいる所為かしら。それとも……何だろう。スタッフロールは趣向を凝らしてあると思ったけれど。
 感動の度合いが少なかったかな。指輪と違って舞台が前作と変更無し、ということもあるのかしら。情景にも見慣れてしまうし。……本当に七作最後まで遣り通すつもりなのかしら。疑問。

 次はキング・アーサーを見に行きたい。ヴァン・ヘルシングも一寸興味有り。



2004年07月21日(水) 鰻の日

 久々に徒然に。

 期末試験真只中。レポートは無事提出完了。尤も七月末までに後一つ、夏期休業明けまでに後三つのレポートが控えているけれども。――そうです、増えたんです。ゼミの先生ったら最後の授業の中で急に課題出すのだもの。……面倒と言う他無い。
 試験真只中とは言うものの、試験自体は二つしかなくて。其の内一つは既に終えていて。残りは一つ。楽、と言うよりは寧ろ、暇。暇とは言うものの授業が無いだけであって学校には所用で行かねばならないし、自由に使える時間は殆ど無いので嬉しくはない。

 其れでもまぁ、明日は一日「暇」を貰ったので、映画を見に行く予定。普段より少しだけまったりして、夜は英会話。結局二十四時間の「暇」は無いわけだけれども。……早く夏休みにならないかしら。

 夏休み。旅行計画中。
 散々迷った挙句、金沢にしようかしらと思案中。京都へ行く筈のゼミ旅行が先生の独断と偏見と我儘で消え去りそうなので京都でも良いのだけれど、もしかしたら再び先生の独断と偏見と我儘で復活するかも知れないので。だから金沢。小松空港に降りて、ニ、三日過ごして、出来れば帰りは東京経由で。兼六園は一寸時期外れかも知れないけれど。でも金沢。九月初めを狙って。……九月初旬がどれ程暑いのかは知らないけれど、気分的には九月と言えば秋でしょう、涼が在ると信じて。


 追記。独逸語検定4級合格判定頂きました。秋には3級取得目指して日々是努力。



2004年07月04日(日) 睡魔に襲われる日々

 そう言えば何時の間にか文月突入。旧暦だったら秋だねーと誰かが言っていた。……八月末が秋だと言う分には賛成だけれど、今はまだ初夏でしょ、多分。

 レポートの山に溺れて(埋もれて?)います。――って、此処に何度書いたことかしら。まだまだ沢山残ってます。と言うか増えた。テーマ設定から考えなければならないという悲惨さ。レポートの何が大変って、テーマの設定だと思う。何でも良いといわれるのが一番困る。情報収集なんて其れほど大変じゃないのよ。読書レポートで困るのはたとえ興味の無い本でも読まなければならないことだけれど。
 今週の締切日が三つ、来週は多分二つ。で、夏休み中に二つのレポート課題……と。真面目に大学生を遣っている気がする。










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