長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年04月30日(金) 卯月末日は雨の匂い

 物事の本質を知るというのは難しい。知ろうとすればするほど深みに嵌っていく。此の行為自体が、何処か根本的に、間違っているのかも知れないと思わせるほどに。

 思考が空回りするばかりの時は、疲れているのだと思い込もうとする。そう――単純に疲れているだけ。少し休めば何もかも元通りになるのだと。
 理想像は何時だって脳裡に描かれている。どれ程時間を浪費しても其の偶像へ辿り着くことは無いけれど、そういうものだということを理解しているから、理想と現実を重ね合わせることは無い。目標は常に更新されていくものだから。だから、本当は『明日』が怖いのだけれど、私は自然の摂理に従って今日の夜も眠るだろう。明日に備える為に。

 逃げ道は確保しておきたいのに。私の周囲は八方塞で気付いた時には何処にも逃げ場は無くなっている。



2004年04月29日(木) みどりの日

 最高気温19度。六月上旬の気温まで上がったらしく、流石に今日は暖かかった。空気が違うものね、冷たくない。生温いって言ったら表現が悪いかも知れないけれど。
 念願のストロベリーキャンドルを手に入れる。植物です、花です。蝋燭じゃありません。背が高くて赤い花が咲くのだけれど、蝋燭の炎みたいな形をしているのね。センニチコウの方が可愛らしいけれど、ストロベリーキャンドルは中々売っていないので鉢植えがずっと欲しかった。ベランダの一角に陣取るプランターの中に二株。枯れなければ良いのだけれど。

 休日は嬉しいのだけれど日々のペースが狂うので嫌と言えば嫌。プログラムされた通りにしか私は動けないのかも知れないと時々思う。レールから外れると酷く疲労を覚える自分が居る。其れは日常の疲労とは比にならない。

 GW。予定は特に無い。執筆と宿題と検定の勉強に追われて終わるのかも知れない。



2004年04月28日(水) Biding my time, trying to find a heart that's lonely

 図書館のアルバイトに合格した。……ということはお金の心配は要らなくなったけれど更に時間が潰れるということなのよね。しかし百数十名中の九人(内六名は継続、新規は三名)に選ばれたと思うと頑張って遣らなきゃいけないと思ってしまう。実質倍率40倍近かったらしいし。――本に囲まれて一日過ごすのだから文句の言い様も無いのだろうけれど。でも力仕事が大半かしら。

 時間に追われて日々を過ごして、遣りたいことなんて全く出来ない上に遣らなければならないことも出来ないくらいなのに、何故か有意義に過ごしている気がする。考えるまでも無く、理由は解っている。私は、ずっとこうして時間に追われて生活してきたのだもの。中学に上がる前から友人と遊ぶことなんて無くて、多忙を理由に様々なことを断り続けて、忙しなく暮らしてきたのだもの。多分、此の生活に私は慣れている。体力的にも精神的にも持たないかも知れないけれど、其れでも私は此の一年間を恙無く過ごすだろう。

 久々に、以前遣ったように地元を徘徊してみたいと思った。意味も無く。時間帯は夕暮れが良い。黄昏時。晴れていれば猶良い。忙しくなればなるほど私は無意味なことに心を馳せるかも知れない。之が処世術だと言うのなら、私は納得せざる得ないだろう。
 貴重な時間を幾等でも使って、只管自分を抑え込む為だけに。



2004年04月26日(月) 雑然として整然とはしない

 朝一で図書館へ行ったらOPAC(所蔵目録検索)が故障していて使えなかった。……調べ物出来ないじゃない。司書資格の為の宿題なのでレファレンス担当者に聞くわけにもいかないし。レイ・ブラッドベリ原作の映画『華氏451度』の制作日記って何処に在るの!――と叫びたい。……如何して今日に限って故障かしら。
 仕方が無いので部室へ行ってドイツ語の宿題に取り組む。朝九時過ぎから正午まで約三時間、誰も訪れない部室ってこんなにも静かなものなのかしらと少し感動。時折廊下を通る人の話し声が聞こえる程度。勉強が捗るかと思いきや、センター試験の過去門難しいじゃないのよ。宿題量多いし。御蔭で英語の宿題まで手が回らなかった午前。…………。

 御昼時になると部室にもちらほら人影が。嗚呼、月曜日のお昼はこういう面々が部室に居るのかということを知る。
 既に終わった話を持ち出されて少々憤慨したが、口には出さず。『沈黙は金、雄弁は銀』という言葉を最近は常に意識する。達観しているつもりは無いけれど、今日の同級生と先輩との言葉には矢張り少しだけ反論したい。……確かに現代の世の中では切って捨てるなんて情景は何処にでも転がっているし其れが社会の荒波だと言ってしまえば其れだけだけれど。如何だろう、其れを実際に実行して然るべきだったのか。「甘いから異を唱える」って言うけれどね、私は今日の言葉を聞いて君も充分甘いし悪いけれどまだまだ子供だなって思ったわよ?
 続いて、とても下級生とは思えない後輩が中学生の頃までいじめにあっていたと暴露(?)したことに驚く、ということはない、けれどきっと反動でこういう性格になったのかな、とは思う。……報われない。自分の過去を笑って語れる程度だからきっと大丈夫なんだろうとも思う。私だったらあんなふうに不用意に腕を見せることは出来ないもの。恐ろしい。

 友人の惚気話にはそろそろうんざりしているのだけれど、彼女が惚気ているのか本気で困惑しているのかが良く判らなくて困惑しているのは私の方。恋人のことを第三者に話せる内は幸せなのかしら。――たとえ人付き合いが悪いと言われても、私は個人的なことを多くは語りたくない。どうせ付き合いが悪いのは昔からよと開き直るかも知れない。こういうのは最悪なのかしら。

 周囲に風邪引きさんが増えている気がする。最近欠かせない胃薬と頭痛薬だけれど、之以上量を増やしたくは無い。……後はビタミン剤かな。



2004年04月25日(日) 真白で、煩雑とした

 此処に書くことが無いくらい何も無い一日。何も無いというのは無為とかそういうものではなくて、もっと真白で、其れでいて煩雑としたもの。

 演習の教授がドイツへ講演の為に一月ほど留守にするとかで月曜午前の授業が数回休講になっている。私の時間割は月曜一講が演習、二講が同じ先生の授業だから。
 午後からしか授業が無い日は嫌い。登校に一時間掛かるのでどうせ午前中から大学に行っていなければならないから。遣らなければならないことはあるし、図書館でしかできない調べものも在る。だからきっと私はそういうことの為に時間を使うだろうけれど、其れを有意義な時間かというと必ずしもそうではない。
 今週の木曜日がみどりの日で休日、来週の木曜日は邂逅記念日で全休。其れでも私は30日と1日、7日と8日はしっかり授業が入っているので他の学生ほど長い休みとはならない。宿題も山積み。英会話で同じクラスの大人や私が出入りしている研究室の先生達は口を揃えて「大学生のうちに旅行に行くべき。ツアーじゃなくて一人で計画立てて海外へ行くべき。GWは良い機会だ」とか言うけれど、そうそう物事上手く進むものじゃない。

 巻き込まれるのはもう御免。そう思って、私はあらゆる事象と距離を置きたいのに。夢の中ですら私は何かに巻き込まれずにはいられない。
 真面目だと言われ続けて何年経った? 其の言葉の裏に隠された本当の意味は何? まるで真面目であることが罪であるかのように。何て都合の良い言葉。私にとっては最大の侮辱でしかないけれど。


 逃げ出せるものなら逃げ出したいと何度思ったことだろう。何処へ。戻る場所さえ持たない私が逃げる場所なんて何処にも無いのに。



2004年04月24日(土)

 先週の土曜日は確か霰が降ったのよね。今日は霙、と言うか雪。四月もそろそろ終わりの筈なのに。……寒い。

 映画見てきました。HIDALGO。如何して邦題を態々長くしてまで変えてしまったのだろう、ヒダルゴの侭で良いのに。映画の中でオーシャン・オブ・ファイヤーという言葉は一度しか出てきていないのに。
 勿論今日も授業は休み無しなので大学から映画館まで直行。上映開始時刻ギリギリだったので地下鉄構内を思い切り走りました。幸いかな、座席は然程悪くない場所を取ることが出来たけれど。
 確かにお金も時間も余裕は無いのだけれど。……月一くらいで気晴らしでもしないと精神的に追い詰められるばかりだし。そういう授業配分したのは私だけれど。最後まで遣り抜く為には甘い蜜も必要、ということにしておく。
 映画。ハリウッドらしくなくて意外だったけれど良かった。ヒダルゴ役の馬の演技が最高。しっかり演技している、ように見える。其の分撮影の苦労はあったのだろうけれど。

 さて、大量に出されたドイツ語の宿題と小泉八雲の作品集の和訳とレポートの為の読書を――取り敢えず明日までに終わらせなければ。


 読書日記。『バカのための読書術』(ちくま新書)小谷野敦著
 比較的面白かった方かしら。こういう本って作者の私情入り過ぎるけれど、読めない事は無い。ただ読書術として参考になるかと問われると微妙。学生身分には良い指針と言えるのかも知れないけれど、「読んではいけない」リストも確かに興味深かったけれど、反インテリ思想も私は嫌いじゃないけれど。
 毒舌ではあるのだけれど説得力に欠けると言うか。個性的だな、と思う程度に留めておいた方が良い気もする。



2004年04月21日(水) 倦怠感

 如何して留学生歓迎会は金曜日の放課後に遣らなかったのだろうと今更疑問に思う。月曜放課後って普通に考えると在り得ない。皆さん……先生方も含めて多くの方がオルコオル飲んでいたし。次の日授業在るでしょうに。私には関係無いので別に良いのだけれど。
 英語圏の留学生五、六人とお話出来たけれど――名前と顔が一致していないわ。近いうちに国際交流センターで再会出来ると良いのに。というか明日の書道の時間に会えると良いのに。確か数人履修していたような気が、する。

 週半ばにして体調不良。もしかして風邪流行っているのかしら。友達といい、先生といい、風邪菌蔓延中。まだ今週は三日も残っているのに。

 忙しい、という現状は私自身が選んだものだから、其れを理由にして何かを放棄したくはない。だから異常な単位数は別として、其れ以外の多忙の原因となっていることに関して学友には一切話さないようにしているし、逆に大学とは全く関係無い友人には出来る限り多忙の理由其のものを話さないようにしている。例えばもし、私がこれから宿題を忘れるとか予習をせずに授業を受けたとか何かの締め切りを破った等ということがあれば、其れは単に私の不注意且つ怠けであり、多忙は一切理由にしたくない。
 曜日感覚を忘れる、というのは私にとって久しく無かった事で、一番酷かったのは恐らく中学二年のピアノとソルフェージュのレッスンと塾通いをしていた頃だろうと思う。分刻みの予定。今は、其れに近いか其れより酷いかなのだろうけれど、曜日感覚を忘れるというのは結構痛いものである。少なくとも私にとっては。
 此処では何度も書いてきたように、私にとってはシミュレーションが全てが決めるといっても過言ではない状態に陥るのにも拘らず、曜日感覚が無くなると次に何をしなければ良いのかが解らなくなってしまうから。混乱と困惑。五分前に確認した日付と曜日と時刻をもう一度確認しなければ今が何時で此処が何処なのか自信が無くなる。

 水上に在る細い板の上を歩いているような、曖昧で不安定な感覚。きっと水の中に落ちても私は気付かない。浮揚する感覚。其れは、極小さな振動に揺れる板の上も、どれ程足掻いても何も掴めない水の中も、今の私にとっては大差無いから。
 息が出来るか出来ないか、其れだけの違い。



2004年04月18日(日) 睡眠日和

 流石に週末ともなると半死状態。金曜日の四講辺りが一番辛い。土曜日になると二コマ在る授業も如何でも良くなってきて虚ろに起きて聞いているだけといった感じ。レポートの宿題出されるから虚ろでなんていられないけれど。でも虚ろ。
 ……甘味が欲しい。

 新学期が始まって一週間ほどで体調を崩すにはまだ早いと思うのだけれど、今日は耐え切れずに寝込む。……確かに、土曜に夜更かししていた私が悪いのだけれど。でも土曜夜しか読書の時間取れないし。読書しなければレポート書けないし。だから土曜夜の夜更かしは仕方が無い事、と割り切ってみる。
 本は気の向くままに読みたいと思っている私は強要されて、例えばレポートなどを書かなければならない為に読書をするのは正直なところ好きではない。興味の無い本は読んでも面白くない事が多いし。縦令興味があっても小説以外の分野は読み終えるまでに多くの時間を要する。読み終えた時には疲労困憊。其の後にレポートを書くなんて余裕が残っているかどうか。
 然しまあ今年はそういう本の読み方をしなければならないわけなので、読書日記をつけることにした。気が向けば此の雑記にも載せようと思うけれど、決して私が推奨する本というわけではないと思うことだけ記す。


 明日は留学生歓迎会に出席する予定。



2004年04月12日(月) 月曜日

 ……ヤヴァイかも知れない。五月病とか言える時期になる前に潰れるかも。成程、月から金まで全て五講を埋めるのは確かに辛いかも知れない。

 中途半端な空き時間が昨年度より少しばかり多くなったので部室へ行く回数が少しだけ増えた。図書館へ行く回数は其の分減ったかも知れないけれど、之からまた増えるのかも知れない。授業がまだ一週目の所為か、勉学よりも部活動に注ぎ込む時間が今は多い。どうせ之から時間が取れなくなるわけだし、之で良いのかも知れない。執筆なんて特に。
 ――今は何より部室の内装を変えたいのだけれど。

 不眠が酷い時は殆ど夢を見ない。眠ったと思った次の瞬間気が付いたときには朝で、眼を醒まさなければならない時間。実際の睡眠時間は数時間あったとしても、記憶の中では数十分しかない。だから、眠った気にはなれずに疲れも取れずに再び一日が始まるだけ。
 あらゆる事柄に無関心で居られるのは一つの才能だと思う。無視するのは簡単、或いは其れは無関心と言い変える事が出来るのかも知れない。演習というのは講義と違って酷く疲労する。無関心ではいられないから。講義だったら唯一点授業に集中さえすれば其れ以外の事柄になんか無関心で居られるのに。演習は、或いはゼミは、全てに気を払わなければならい。其の分は、矢張り疲れる。
 気晴らしというものが持てない私は――独りで静かにしている時間、其れが瞑想のようなものを差すのか別の事であるのかは兎も角、独りでまったりとしている時間が一番の気晴らしなのかもしれない。睡眠中は、一番ストレスが解消される時間であろうと思う。

 何かに集中するのは案外容易いと思う。恐ろしいのは何処まで集中して良いものか、何処まで周囲に気を配るか、其の境が崩れた時かも知れない。



2004年04月11日(日) 今日の出来事

 久し振りに会った二人の従妹は、二人とも私より一つ年下で、一人は高校も同じ――所謂後輩で受験に失敗し一年浪人、一人は今年短大に合格して一人暮らしを始める。
 私と彼女達は決して仲が悪いわけではないのだけれど、何処か馬が合わない部分はある。必要以上に気を使う部分も、ある。短大合格した彼女には私より二つ年上の姉がいるので、恐らく其れが一つの理由だろうけれど。浪人した後輩の彼女は――今日気付いた、同族嫌悪だ。本質的に似ているところがあって、表面的にはまるで違う。血が近いだけに嫌悪する。……どちらが悪いわけでもないと思うけれど、之ばかりは仕方無い。

 久々に一日中パソコンに向かって過ごす。春休み中は夜の数刻しか向かっていなかったので本当に久々のような気がする。締切が決まった部誌用の作品に手を付けたり、調べ物をしたり。ディスプレイに向かう際に私は普段眼鏡を掛けないのだけれど、今日ばかりは眼鏡必須。疲れ眼かしら。

 明日は初めての演習で初の顔合わせ。十六、七人だった気がするのだけれど、多分自己紹介から始まるのだろうと思う。自己紹介……苦手。今から胃がきりきりしている。

 ドイツ語検定だけれど――札幌会場無いんですか。まさか本気で小樽まで行けと言うのかしら……。申し込みする前に再度調べ直さなければ。

 北国の春は遅い。桜どころか梅だって未だ咲かないし、最低気温は未だ氷点下の日もあるし、雪も残っているし。春眠暁を覚えず、と言えるくらい春めいてくるのは後数週間先かも知れない。其の頃にはきっと五月病の文字が躍り出すだろうけれど。
 世の中って上手くいかないように出来ていると思う。



2004年04月10日(土) 色々

 久々に土曜登校というものをした気がする。高校時代だって二年間はまだ土曜授業が在ったわけだし、講習や試験で休日登校も珍しくは無かったけれど。……休日だと思っていた日の外出は流石に疲れる。
 新学期早々レポートの心配ばかりしつつ。

 幾つかの未だ慣れない新しい環境と、周囲における幾つかの微かな変化、それらが齎すものは途惑いではなくて、もっと細やかで深いもの。極細の針のように鋭く突き刺さるもの。
 日常が遣り切れないほどになってくると何処か広い場所に行きたくなる。海とか、湖を見下ろす展望台とか、空の広いところとか。行けないと理解しているから行きたくなる。行けると解っていたら、多分行きたくはならない。
 多忙とか、遊ぶ暇が無いとか、そういうことには多分慣れている。疲労に関する言葉は、多分他人を不快にするものであるし、あらゆる痛みと同じで他人には伝わらないものだから、こういう日記みたいな場所以外で言葉にすることは無いだろうと思う。否、言葉にしないように努力したいと思う。
 一人で過ごす時間が多くなるにつれて恐らく私は悲観的になっていくだろうけれど、何処か孤独な心を捜し求めることに時間を費やすのならば私は惜しまないかも知れない。

 凄く眠いしとても眠りたいのだけれど、こういう時に限って不眠なのね。おまけに遣らなければならないことは山ほどある。其の内の幾つかは義務で、残りの幾つかは趣味と義務が混合している。趣味が義務化してしまった瞬間から、遣りたいことから遣らなければならないことになる。之は、非常に辛い。今しか出来ないことを遣っている暇は無い。
 今宵何時に眠りに就くことが出来るかなんて解らないけれど、明日の朝起きなければならない時間は既に定められている。

 追記。今日の登校途中、地下鉄内部に閉じ込められた。人身事故だったらしい。足止め喰らった場所がすすきのという、然も時刻朝九時半という、何とも微妙な位置関係。車捉まえて大学に向かわなければ間違い無く遅刻していただろうな。全く、人迷惑な。



2004年04月08日(木) これからのこと

 履修登録完了。明日からは多分完全に通常授業の始まり。
 一月後には確りと五月病になっていそうな予感もあるけれど、取り敢えずは、遣れるところまで遣って遣ろうじゃないの。

 本日英会話年度始め。新しい先生はイギリス出身で、発音良好、板書良好、可也好感度高め。ドイツ語も喋れるらしい。……本当は、時間を変えようと思っていたのだけれど。良い先生だから変えたくない……。という訳なので暫くは様子見することにする。余りに時間が無理そうだったら、其の時は変更するだろうけれど。


 さて。
 HPだけれども、一月ほど更新していない、筈。元々三月は放置するつもりだったのだけれどそろそろ如何にかしたいと考えている。如何にかする、とは言うのは本当に簡単で、行うのは非常に難しい。
 案其の一:ずるずると引き摺りながら気侭に更新する。
 案其の二:忙しい時は仮閉鎖、時間のある時に頑張って更新する。
 案其の三:いっそのこと思い切って閉鎖してみる。
 …………取り敢えず。現状は一か二だと思われるので。きっと暫くは其の侭ずるずると半仮閉鎖状態で此の雑記帳だけ微妙に更新していくと思います。詩も小説も時間を見つけては書いています、一応。UPしていないだけ。
 尤も、閉鎖するにしても夏に流れ込むだろうけれど。



2004年04月05日(月) 空と、海と、

 暫定時間割完成。嗚呼、昨日丸一日潰してしまいましたが。締めて年間82単位! 多分、之が限界だと思う。……尤も、此の他にも能力開発センターなる講座を受ける予定だけれど。家庭教師が減った分の、割の良いバイトも探してあるけれど。今年は遊んでいる暇なんて本当に無さそう。
 之も全て来年の為。
 ――夏期休業中の京都and東京旅行は絶対行くけれど。

 七年振りの友人に会う。……変わってない? 否、変わったと思う。七年も経てば変わって然りなのだろうけれど。一寸、否可也、吃驚した。勿論之本人には内緒。


 渇望する。毎日じゃないけれど、時々。何を、か、よく解らないけれど、何かを渇望する。
 予定を詰め込んで無理矢理忙しくしてみせるのが渇望を埋める為の仮初であるのなら、そんなものでは到底足りない。欲求という言葉は何処か不適格で、パズルのピースのようには埋まらない。飢え。周囲の全てを拒絶すると同時に起きる渇きが苛ませる。
 扉も窓も永遠に開かれることが無くても。空も海も眺めることが無くても。空の広さを一度でも知ってしまったら。海の向こうに一度でも憧れを抱いてしまったら。
 たとえ自分には自由の翼が無いと解っていても、檻の外に出てみたいと願うだろうか。

 溢れ有り余るほどの情報社会の中に、困惑を解消してくれるものは何一つ無いけれど。



2004年04月02日(金) 卯月の冬将軍

 体調不良。頭痛発熱胃痛。
 何だって四月の大雪の中ビラ配りなんかしなきゃならないのよ。気温零度の中! 外で部活勧誘! 勧誘活動に関しては別に問題無いけれど、流石に今日は中止だと信じていたのに。強行した文連実行委員?に対して只管腹が立つ。

 最近は眠りが深い。夢も見ない。北国では未だ春眠暁を覚えず、という季節ではないけれど、深い眠り故に、朝は矢張りそうそう起きられない。
 寝付きは悪い。瞼は途轍も無く重いのだけれど、暗闇の中でも意識ははっきりとしている。断じて夢を見ているわけではない。そうして、息苦しくなって咽喉が渇いて、ベッドに這入り込んでから一時間ほど経った時、一度起き上がり、再び眠ろうと努力する。之で眠る事が出来れば万々歳。朝までぐっすり。眠れなかったら。同じ事をもう一度繰り返すだけ。

 病院。は、結局行かず仕舞。次に行った時はきっとまた医師に叱られるだろうけれど。当面は胃薬とビタミン剤で過ごせるわ。










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