長い長い螺旋階段を何時までも何処までも上り続ける
一瞬の眩暈が光を拡散させて、現実を拡散させて、其れから?

私は、ただ綴るだけ。
音符の無い五線譜は、之から奏でられるかも知れない旋律か、薄れた記憶の律動か。








2004年03月31日(水) 登校日

 登校すると疲労する。其れはキャンパスという空間に疲れる以上に、通学の人込みが疲労を招くのだと思う。外出する度に疲労していたのでは身が持たないけれど。
 兎にも角にも、今日一日身が持っただけでも幸運。昨日は一日中胃液を吐き出していたので。胃袋空っぽで良かったと之以上に思う時は無い。

 そういうわけなので明日は病院へ行くか、自宅待機。……明日は冬に逆戻りらしいので、外に出て状況悪化させたくないのが一つの理由。人込みに行きたくないのも一つの理由。学校なんて行こうものなら今日同様では済まないと思うので。……部活の招集掛かっていたけれど、休みます。
 映画に行きたかったけれど其れも断念。

 履修科目。
 色々悩んでいる最中ですが――月から金まで、一講から五講まで、全部埋まるかも知れない。序でに土曜日も授業入れるかも知れない、と言うか絶対入れる。
 ……殆ど休み無しだわ。矢張り司書課程を一年で取ろうとしているのが無理なのかしら。二年掛けて取った方が良いとは言われているけれど。二年も掛けたくない。
 学部単位は52単位上限だけれど。……プラス26単位。流石に辛いか。
 何が哀しいかって、ブッキングして取りたい科目を取れないこと! ラテン語が! 一年待ったのに! 取ーれーなーいー。

 履修登録までは未だ一週間あるので、大いに悩む事にする。



2004年03月27日(土) Just sleeping

 貧血かな、と思ったときは自室に引き篭もるに限る。高校の時のように血液検査の山は避けたいし。年度変わりで忙しい事は忙しいけれど家庭教師も英会話も一回ずつお休みなので、登校日に合わせて体調管理すれば問題無し。

 書いては消す。
 跡形も無く。

 アナログの日記、執筆用のメモランダム、それから。全て消したので良く覚えていない。只管に無意味な行為。或いは書くということに意味が有るのなら消すということにも意味が有るのかも知れない。只、形が残らないだけ。時間の無駄か、思考の無駄かは知れない。
 幾つかの単語が連なった暗号を解くように、幾つかの単語を連ねていく。逆転する手段と目的。wordsmith という言葉に固執する。思考に刻まれた単語は、縦令意味を失っても刻まれたまま消失しない。
 スピーカーから流れる音を五線譜に書き取った指が、今度は鍵盤の上で音を綴る。五線譜の上の音符を消して、指が綴る音が空に消えても、私の耳にだけは旋律が残っている。

 只管に眠る。
 眠りの中の薄闇は常に永遠のようでいて永遠ではない。其の先に見えるものが、見えるべき筈のものが、今は見えなくても。いつかは醒めてしまう眠りの中に居続けることは許されていないから、薄れていく望みに未練して、朝陽を迎える。
 呼ばれたと思った瞬間に振り向かないと手に入れることが出来ないものが在るのなら、私はきっと其れを手に入れることが出来ない。



2004年03月26日(金) 最近の事、之からの事

 ……また風邪かなと思いつつ薬を飲んで遣り過ごす一日。
 今日遣るべき事を明日に伸ばすのは好きではないのだけれど、明日遣るべき事を今日遣るかどうかは其の日の気分次第。然し年度末――というか年度始めを控えての今時分、今日出来る事は縦令明日まで待たずに遣るべきだと之以上に思った事は無い。嘆息。薬を飲むと直ぐに私は眠くなる。睡眠効果だけは効き過ぎるくせに風邪自体は然程よくならないのだから、我ながら困った身体である。

 部活、部活ね。集まり……部誌制作に関わる事も、飲み会も、全て含めて部会以外の集まり、中々行けなくて本当に悪いと思っている。部員としての最低限の責任は果たしたいと思っているのだけれど。……家庭環境を言訳にするつもりも無いし。今月末日は部室に必ず行きます。

 Annie Lennox の歌声を聴きながら勉強する。主に語学。最近は独逸語より英語に力を入れる――勿論両方遣るけれど。
 英会話の先生とは先日お別れしてきたわけだけれども。ネイティブと会話して実感せざる得ない事って日本語の発音が如何に楽かという事。日本語は難しいけれど日本語の発音って物凄く楽だなと。
 言語を学ぶ為に必要な事柄って幾つか在ると思うのだけれど、其れに優先順位を付けるのは難しい。単語と熟語含めた語彙力、文法力、発音の仕方、聞き取り、読解力? 言葉なんて曖昧なものに過ぎないと私は思うのだけれど言葉が無いと人間は他者と意思疎通することも出来ない。私が言語に興味を持ち言語を学ぶ理由と言ったら、他者と意思疎通する為なのかも知れない。
 私が初めて興味を持った外国というのがイギリスである。イギリス――其れもロンドンの霧に満ちた街並みではなくて、ウェールズの古城が長閑な野原に立つような静かな、牧歌的なところ。小学二年くらいのときに読んだ本が切欠だったと記憶している。題名は忘れたけれど、舞台がウェールズだった。だからか知れないけれど、白人黒人と言う前にケルトなる民族に興味を持った。ルーン文字も小学生のときに暗記した。
 中国とインドに同時に興味を覚えたのは某漫画の所為だろうけれど、ドイツやイタリア、続いてフランスやアメリカから地球全土に渡って?或いは日本に、興味を持つようになったのは歴史を勉強した所為かも知れない。
 以前の私は極度のアメリカ嫌いだったのだけれど、最近は其のアメリカ嫌いも改善されつつある。……アメリカ政府は如何遣っても好きになれないけれど。だから、そう遠くないうちに――数年のうちには実現させたい留学も、場所を問わなくなっている。英語圏ならアメリカが一番行き易いのも確か。オーストラリアは日本人留学生に優しくないらしいし。イギリスは行きたいけれど留学となると条件厳しいし。後はカナダとかかしら。ドイツだって別に良いのだけれど、私の独逸語力を考えると数年のうちには難しい。枠構造がね……枠構造とか接続法とか!

 知らない世界が多い。そう気付いた時には、私は此の知的好奇心を抑える事は出来ない。



2004年03月22日(月) 無情か衆生か

 幾等北国が春らしくなってきたからってね、……一時間半以上も外で待ち惚け喰らえば体調も悪化すると思うのよ。

 頭痛の理由が一つであろうと一つではなかろうと、先行する感情は何一つ意に介さない。遣り場の無い感情を何処かに溜め込んで、何時か爆発するのだろう。其の爆発が誘爆を招くような危険なものなのか、不発に近い収束するもなのか、其れは爆発してみないと判らない。只、私は後者しか持っていない。前者なんて、怖くて自ら避けてしまうだろうね。

 英会話と英語読解や構文知識は異なる。
 書くのも読むのも或いは其れ等を理解することも、中学高校と真面目に英語の授業を受けていれば、辞書さえ片手にしていれば、然程苦労はしない。英語は独逸語と違って枠構造も無いし、楽なものであると思う。然し会話はそう上手くいかない。否、私だけかも知れないけれど。……兎に角上手くいかない。咄嗟に単語が出て来ないと言うか、知識の中に在る文法全く無視と言うか。
 因みに、英検等の対話では"Ah〜"とか"Well〜"とか言いながら考えると良いらしい。五秒以上無言の間が続くと其の時点でマイナスなので。
 兎に角何でも良いから身振り手振り含めて喋る事が会話のコツなのかも知れない。……其れが難しいのだけれど。

 だからね、英語で手紙を書く分には何も困らないのよ。高校時代は何度か亜米利加の学生と文通もしたしね。――然しまあ、Johm相手に御手紙を書く私は筆が進まずにいる。最近は本当に筆不精だわ。

 追記:指輪物語の原作と津田氏の訳は感動する。並の訳者じゃ訳せない訳よね。上手過ぎ。感動。



2004年03月21日(日) 眼には見えぬものに

 形の無い恐怖から逃れる為に、何かに没頭する。怠惰な読書、無目的な音楽鑑賞、果ての無い思考、無為な睡眠。然し其れは私にとっては単純なゲェムではない。

 頭痛を押し殺して中心部まで出向く。英会話の、オーストラリアへ帰ってしまう先生――Johnの御土産選びの為に。和物が良い、そう思い数箇所見当付けて歩く。……女性であれば然程迷わずに決める事が出来ただろうに。相手が男性であるばかりに悩む事悩む事。和物で男性用に御土産――少ない。否、予算が高ければね、浴衣とか、甚平衛とか、良いかなーとは思うのだけれど。御土産に万単位で出すほど金銭的余裕無いし。結局。ラストサムライに肖って兜形の土鈴を購入。端午の節句も近いし。……壊れ物だけど。
 値段?……数日前の散財日と合わせて大台突破したことだけ記す。

 恐怖の形を埋めるものは無い。只管に足掻き続け、向こう岸に辿り着くまで濁流を泳ぎ、何処とも知れぬ道を走り続けるだけ。疲労ではない。欠落。或いは、最初から失われていたもの。開かぬ扉の前で惰眠を貪ることも無く、色も形も無い何かに追われ、怯え。だって貴方、私は悪夢から抜け出す道も方法も知らないのだもの。其れを探すことも、何かを選ぶことも、許されてはいないのだもの。ただ一つの声に従って足掻き続けるだけだもの。


 ……………………。LotRのDVD! 兄に先越された! 然もCEじゃなくてSEE! 信じられない……TTTを見る事が出来るのが夏か次の冬? 兄の事だから絶対に五月の連休は帰省しないし。
 仕事は可也忙しいらしいのだけれど。体調崩したりもしてるらしいけれど。……午前二時過ぎまで残業して翌日は昼出勤が公認らしいけれど。金持ちめ。
 妹に三万出させないあたりは、流石兄と言ったところかしら。微妙。(理由は学生の身分で三万も浪費するな、でした)

 体調不良と、其れでも明日は出掛ける予定なので、今日も早めに就寝することにする。……兄の言葉に従うのは癪だけれど。



2004年03月18日(木) 散財日

 購入物。
 CD:RotK;サウンドトラック、Jamie Cullum;TWENTY SOMETHING
 本:……沢山。

 総計?――7018yen.(税込)
 壱萬円の大台は超えなかったみたい。私にしては可也の散財。普段使わないしね。CD購入なんて久し振りだし。多分、数年振り。私は本当にCD買わないのよね……最近はクラシックも御無沙汰だわ。
 LotRのDVD(勿論SEE)三本纏めて買う為に参萬ほど残してはいるのだけれど。

 語学。
 英会話ね。私が始めたのは五月の頭なのだけれど、一応今は三月であり年度末、今の私のクラス担当者は来週を持って退任、故郷へ帰ってしまうらしい。オーストラリア。……如何でも良いけれど、濠太剌利訛って矢っ張りあるよね……。
 来週が最後なのでプチパーティを開くらしい。先生曰く「ジョンさよならパーティー」要するにFarewell Partyだろうけど。
 ……良い先生だったので、可也残念。御土産を何か考えているのだけれど、…………迷う。

 今月はまだまだ散財しなければならないわね。
 追記:散財って物凄く楽しい。



2004年03月16日(火) 時の経過

 幸福。今日でやっと、やっと!セクハラ小学生の家庭教師終了。もう二度と火曜夜に不快な思いをしなくて良いと思うと、嗚呼何て素晴らしいことかしら!
 正式には今週木曜日に本部で引継ぎを終えてから、かしら。言葉で表現できないくらいに嬉しいから、木曜日は本部の帰りに散財してこようかしら。……英会話の日だけれど。

 久しく会わない友人から、何故かメェルが届いて。其の人とは、小学生の頃は結構仲が良かった方だと思うのだけれどね。中学の頃にはもう会うことも稀だったし、況して話すことなんて無かったし。其れなのに、何処から如何いうルートで私のメアドを知ったのかは知らないけれど。――メールの内容は、如何でもいいことばかりで、世間話にも程遠いような希薄な内容で、返信する側が困惑するようなものだったのだけれど。此の人は何を考えているのだろう、そう私が思ってしまうようなものだったのだけれど。

 時間の流れについて考える。
 懐かしい友に出逢うのは、一度は切れたと思った縁が再び繋がるのは、其れは素晴らしい事かも知れないけれど。今の私を壊されたくない。必死に堅固しているのに、如何して無理矢理這入って来ようとするのかしら。――こんなことされるから、私は男性不信に陥るわけだけれども。勿論、全ての人がそうだと言い切るつもりは無いけれど。……自信無い。

 高校のクラス会には欠席の連絡を出した。……高校の友達は一生の友達? 私は、そうは思わない。高校が如何だと言うの。何時考えても最悪の三年間だった。

 最近或る友人と言葉を交わした所為か、未来について考える。或いは、将来について考える。――私は、自分で考えている以上に自分に関して如何でも良いと思っているのかも知れない。漠然とだけれど、大学卒業しても就職はしないつもり。進学か、留学か。
 判然としないことは口にはしない。だから、今此処に書いたことは曖昧な想像でしかない。



2004年03月14日(日) 休日の過ごし方

 休日は遣る瀬無い。
 自室に篭り、パソコンの電源は入れたくないので英語とか独逸語とかエルフ語(…)とかの勉強をする。序でに日本語の勉強もする。細かい表現技法とか、誤った使い方とか、比較しながら勉強すると中々に面白い。

 陽の高いうちはパソコンに向かっても執筆に集中出来ない。夜の方が断然集中出来る。多分、日中は五月蠅いから。夜の方が静かだから。

 時々、記憶を辿ってみる。私は二歳以前の記憶を思い出すことが出来なくて――それ以降の記憶は断片的に思い出すことが出来る。勿論、全てじゃない。私は、そういう能力は持ち合わせていない。何故かしら私の記憶は五年目までは年齢別に振り分けられている。それ以降は年齢別ではなく雑然としている。情報量が多くなり過ぎているのかも知れない。丁度、色々なことに興味を持ち始めて、外部から与えられる情報も多くなり始める時期だもの。
 記憶の中で何が一番驚くことかって、六畳間がまるで二十畳間くらいに広く感じることなのだけれど。
 辿った記憶が途中で途切れて、反芻は終わる。

 海外からの迷惑メールを削除しながら、思う。何処から情報は洩れているんだろう。――私のメアドのそっくりさんがこんなに沢山いるのね。このメールは英語圏じゃないわねぇ。……ていうか送り主、飽きないのかしら。
 何より。迷惑メールのシステムって一寸尊敬してしまう。凄い。誰が開発したのか知らないけれど。


 私信気味に追伸:書いてます書いてます、結構戸惑っていますが、間違い無く少しずつ進んでます。締切までに送れるよう努力します。



2004年03月13日(土) 胡蝶の夢

 しつこく書くけれど私は無目的に街を徘徊(…)するのが嫌いで、友人とウィンドウショッピング、というのは私にとって無目的以外の何物でも無い。然しまあ、友人と遊びに行く、といったらカフェでお茶するかウィンドウショッピングするより他無いわけで。……疲れるだけだと解ってはいるのだけれど、断れないのよね。
 例えば其れが旧友であっても、矢張り疲れるものは疲れるわけで――何が疲れるのかって、歩くことなのか、相手に合わせることなのか、人込みに居続けることなのか、私に判断する方法は無い。或いはそういう事情全てが相俟って疲れるのかも知れない。

 夢を見る。
 其れは現実には絶対に在り得ないことであると認識しながら、私は夢の中に居座り続ける。居心地は悪くない。とても嬉しくて、同時に甚く哀しくて。私は眼を醒ますと両目を赤く腫らしている。夢の内容を思いだそうとしても細部を反芻することは出来なくて、断片が途切れ途切れ脳裡に浮かぶだけ。

 夜の夢なんて日常生活には然程影響しないもので、他人と共に居る時など其の存在を忘れている。或いは、無意識というものが意図して忘れさせているのかも知れないけれど、如何せん無意識の遣ることなので認識出来よう筈も無い。一人で思考に耽って居るときであればいざ知らず。若しくは、他人と居ても会話が無い時。
 私は多分常に思考の一部が動いていて――其れも意図して動かしている部分と無意識に動いている部分の二種類が在って、所謂「ながら族」に近い状態なのだろう。誰かと、真剣な話題をしている時でも、私の脳は違うことを同時に考えている。其れは私自身に関することが多くて、私にとっては真剣なこと、或いは他愛も無いこと……夢の内容だったりもするのだろう。

 如何してか相談役になってしまう私は、友人との会話は歓迎すべき事ではない。会えば相談を持ち掛けてくるような友人を、私は如何しても好きにはなれない。私自身は、別段他人に相談するような事柄を持ってはいない。――否、問題が自分にとって大事であればあるほど、事が大きければ大きいほど、私は他人に相談なんか絶対にしない。だから、相談する人の気が知れない。
 結局は自分で決めるしかないのに。然も、大概其の答えを彼等は既に持っているのに。其処までの道筋を照らし出されなければ辿り着く事が出来ないなんて、可変しい。
 笑って切り捨てられるような相談なら兎も角、人生を二分するような相談を持ち掛けるなんて。

 夢を見る。
 醒めても未だ、私は夢の中に居る。現実と夢の境界線を私は知っているから、其の境界線上に佇みたい。



2004年03月12日(金) 指輪に嵌る

 楽し過ぎる。指輪物語。否、今までだって好きだったんですよ、指輪物語を読破したのは私が中学の頃だったけれど。映画が完結した今頃其の楽しさに再度嵌っているわけです。

 中国版は『魔戒』ですって! 其の由来を知ると中々如何して興味深い。
 其れからね、エルフ語。エルフ語が興味深い。作中に出てくる多くの名詞が「嗚呼、成程。こういう意味だったの」と解る。
 映画の誤訳を見るのも興味深い。或いは解釈の違い? 原作を完読していると明らかに可笑しいと思われる部分が映画にはたくさんあるのね。其れが面白い。原作を知っているが故に映画を軽く見流してしまっていた部分も多かったらしいし。嗚呼、勿体無い。映画とDVDでは微妙に違いがあるらしいのでね。本当に勿体無い。
 役者のファンサイトを見るのも面白い。撮影中の裏話なんか興味深い。今時は御丁寧に英語サイトの情報を日本語に訳してくれているところもあるしね。英語読むより遥かに日本語読む方が楽だし。
 携帯サイトも面白い。携帯サイトってあまり、というか全然、私は見ないのだけれどね。之ばかりは興味深いので見てしまいました。

 ……こんな事遣ってるから執筆進まないのよね!



2004年03月10日(水) 学ぶべき事は山積み

 叫びたい程如何してこんなに忙しいの。

 家庭教師努める中、成績が上がらない理由の一つを知る。
 理解力云々ではない場合もあるのね。即ち、問題の意図を掴んでいない。
 試験というものは或る程度――殆ど?――形式が決まっている。特に中学三年間なんて過去問数題遣れば問題皆無だったりする。酷似した問題しか出ないのよね。でも出来ないというのは。
 問題傾向の意味知らず、問題の解き方知らず。
 問題の解き方って結構重要だと思うのよ。五教科全てにおいて。其れが解らないというのは……結構致命的。私が教える中学生の女の子、問題一問一問に対する理解力は皆無じゃない。解説すると理解はしてくれる。そうじゃなくて。問題の解き方が解っていない。或いは出題者の意図が。
 ……こんな事考えて解いていた私が可変しいのか?

 最近指輪物語の処々、訳の仕方とか映画の翻訳とかに関するサイトが面白い。特にね、王の帰還の「Deaaaaaaaaath!」( a 多い?)って奴。直訳は「死のう―――――!」ですか? 在り得ない、笑。映画では「死を――!」ってなってた筈ですが。原作で「死を!」はとても可笑しいしね。「死だ」が無難? 「死へ」も正解かな。「死ね」は嫌ね、「死よ」とか「死ぞ」とか。凄く楽しいことになる。
 因みにもう一つの直訳「死――――!」というのは音的に可笑しい。「しぃ――――」って。エオウィンが隠れているのが見つかって内緒にする為に……(自粛)
 ――原書欲しいな。なけなしのお金叩いて買おうかしら。



2004年03月08日(月) 日々邁進・弐

 ……………………怖ひ。(あらゆる所から見張られているのが ね)


 執筆してます。其れなりに頑張ってます。――締切に間に合うように努力します。努力しているつもりです。

 同時に只管荒んだ生活を送っていますので、日記の更新に間隔が開き始めています。御免なさい。でも之からもっと酷くなる、かも知れません。

 一応、日々邁進中です。……念の為、「切ってません」。



2004年03月06日(土) 日々邁進

 ――恒常的な寝不足ってこういうことを言うのかしら。
 昼夜逆転ではなくて。朝は朝、昼は昼、夜は夜だけれど睡眠時間ではない、という感じ。

 執筆作業が中々思うように進まなくて不安……っていうか締切まで後二週間。如何やったら四時間でSS書き切れるんですか。其れ以前に集中力続かないんですけど。
 応募用も書き終わらないかも、と思いつつ。何と言うか、無念。

 一先ず二年生になったらほぼ全ての曜日に五講が入ることになりそうだし。前期は土曜日もありそうだし。……矢っ張り別課程を取るのは大変なのね。と言うか、二年かけて取得するべきものを一年間で全て取ろうとしている私に無理があるのかしら。……悩みどころ。
 日常的にレポート課題出されるようになれば其の内慣れるとは思うのだけれどね。レポートというものにも、其れを書くことにも、或いは時間の使い方も。

 然し最近は何より――悪夢を見ずに安眠したい。



2004年03月04日(木) 常識か非常識か

 ――私は、クラス会というものに一度も参加したことが無い。
 小学校のクラス会二回、中学校のクラス会……一回?、高校のクラス会三回。全部欠席。因みに高校三年間の打ち上げ計…五回?も全部欠席である。
 いや……塾とかピアノとか……其れ以上に門限17時の私に如何遣ってクラス会に参加すれと? 基本的に無理ですって。

 高校のクラスでは浪人した生徒も結構居る筈で――其の人達の試験もそろそろ終わるわけだし?ということで再びクラス会が企画されている、らしい。元々高校では一匹狼だった私のメアド知っている人は少ないわけで、企画者と近しい一人からいつもメェルが送られてくるのだけれど。
 当然、大抵は適当な理由をつけて欠席。私用が入ってます、とか。皆私が参加することなんて期待してないので全く問題無い。
 ――――行ける筈無いって。二十歳未満のくせに何堂々と居酒屋に予約入れてるのよ。
 たとえ世間で其れが一般であっても! 私の中では非常識極まりない訳で。……というか、許してくれる筈無いじゃないのよ。

 というわけで。一年振りに会いたい人とかも居ることには居るのだけれど。御免、また行けないかも。



2004年03月03日(水)

 煙草の新たな遊び方。
 車の通りが多い道路に煙草の吸殻(火が消えていない状態)を放り投げる。この時タイヤに踏まれるような位置に投げる。さて、タイヤに踏まれると摩擦により火花が散る。というか路面を奔る。近くに紙切れのようなものがあると非常に面白い、基、危険である。因みに辺りが暗い方が火花は綺麗に見える。
 ……傍で見ていると可也恐怖であることを追記。

 いつからか、夜は明るくなった。黄昏時には魔が蔓延る――などという迷信の類なんて何処吹く風、夜=暗い、のイメェジは無い。否、夜は暗くなった、とも言える。星の数が減った。地上が明るくなった代わりに、空は暗くなった。
 アルファではない北極星は、私の網膜に映し出されることは無い。オリオン座の三ッ星も。冬の大三角や夏の大三角は探し出せるけれど、春の大曲線は見えない。
 火星に水が存在した「跡」が見つかったから如何だというの。今現在火星に水は無く、生命は存在しない。未来は、如何か知れない。けれどテラ・フォーミングには相当の年月を要する。成功するか否か、など誰にも判らないわけだし。
 星を見ることが出来るのも特権階級の人間だけ、とかいう世界になるのかしら。

 暦は弥生だけれども雪国は真冬日が続く。寒い。



2004年03月01日(月) 本文には無関係だけれども現状悪夢

 指輪の最終部、見てきました。二部は未だ見ていないけれど。原作完読しているので問題皆無。
 まあ、迫力は流石。否、うん、映像はとても綺麗。見た劇場も良かったし。座席の位置は悪かったけれど。

 明日は久々に大学登校日。部活じゃないです。部室には行く予定ありません(御免なさい)。後期の成績配布。――どうせ家に送られて来るのだから行かなくても良いという話も在るけれど。異議申立期間なので、一応。……とは言ってもレポート一回きりの科目も在ったわけで、成績が如何であれ異議申立のしようが無いかも知れないが。
 大学まで行きたくないと思う理由は多く在る。在り過ぎて判別し難い程に沢山在ると思う。
 元々の学校嫌い。長過ぎる通学時間の無駄さ。其の他諸々。

 序でに明日は夜の家庭教師が憂鬱だったりもするのだけれど。後一ヶ月。後四回。そう思えばこそ、まだ、頑張れる。

 ――――早く眠りたい日に限って悪夢を見そうな予感がするのだけれど。如何。










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