Wakako's Diary 道すがら記

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- 2004年01月30日(金)

1/29 天気よし。暖かだ。

1/30 解剖実習の脳出し。今期始めて3時前に終了。らっきー!
みなも幸せそうな顔をしていた^^

それはそうと、我が班の御遺体はなかなかすごかった。
頭蓋骨に穴が空いていると思ったら、なんと水頭症の治療のための手術あとなのだという。成人してからのちに不具合を感じるタイプの正常圧水頭症というらしい。頭蓋骨を明けてみれば、VPシャントという管が埋め込まれていた。それがやわらかいポンプのような管で、脳を傷つけないよう工夫してあるのだな、と感心した。
さらに、側頭骨にも開けた後があり、動脈瘤を取り除く手術をしたのでは、ということ。脳そのものは萎縮もしておらず、立派だった。

とても勉強になり、また、献体をして下さった方に対してさらなる畏敬の念を感じた実習だった。




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- 2004年01月28日(水)

今日は試問や復習なので私はオフの日。
水曜日と重なったので、よし!レディースデーで映画が1000円だから見に行こう!と、妹がポンとくれたドイツ製eagleのカシミヤ100%のマフラー(ほとんど使った気配がなかったので、多分、色が趣味じゃなかったんだろう)と、70%オフでゲットしたhuman womanのベーシックなコートを着て気合いを入れて出かけた。

が、混んでるだろうなぁと思うと結局足が向かず、古本屋と本屋へ。

空は晴れていて気持ち良い。

三条の川端にいつもボランティアの観相見のおじさんがいて、気になっていたのだが、だいたい「今日も50人見終わりました。ありがとうございます」と札が出ているので、見てもらえずにいたのだが、今日はまあだ30人だったので、ラッキーとばかりに見てもらう。

なんでも今年は去年に比べずっと良い年だとか。4月が一番良い月らしい。楽しみだ。

あと、浪費をしないようにと言われました(反省)。
年明けから、収支を週ごとに家計簿に書くように改善して、使い過ぎないように心掛けておりまする、はい。
(今月は大分黒字なり)

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それから、朝寝ていて変な夢を見た。
レンジと冷蔵庫の使い方が悪く、食品から発火してしまうという夢。大事には至らず、すぐ消火したが、肝心のレンジと冷蔵庫は使えなくなってしまった。夢の中でどうやってレンジを買う10000円と冷蔵庫の2万円(もっとやすくてそれぞれあるんだけれど)を捻出しようかと頭をひねっていた。
夢で良かった。

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味方を作っておくことはほんと大事だな。

ただ見てくれている、それだけでも。

心の中にポッカリ穴が空いた。



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- 2004年01月27日(火)

今日も上肢の続きで、関節と手の筋肉を見た。上肢は割と今までより楽で、今日も昨日と同じような時間に終えることが出来た。日のあるうちに帰れるのは幸せ。

さてはて、少々運動不足を感じて、寒かったが今日は意を決して駅まで歩いた。35分かな。荷物が重くてパンプスだったけど大丈夫でよかった^^

特に喉が乾いたり猛烈に疲れたりはしなかったので、やったーと思っていたが、帰ってから夕食後に少し(30〜40分くらい)眠ってしまった。おかげですぐ回復したけど。

夕食は、久しぶりにハンバーグを焼いてみたが、やはりハンバーグは加熱に時間がかかる!赤い汁(血液など)が表面から出て来るまで待ちなさいとかつて母に教わったが、汁が出て来る前に、待切れずにはしっこを切ってみたら火が通っているようだったので食べていたら、真ん中の方がまだ赤い。慌てて再度加熱した。ハンバーグは油断できない。

それよりなにより、お米のごはんが美味しかった!

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福岡2区選出の古賀議員、公称していた学歴が足りなかった訳だが、離党して、議員報酬も受け取らないという。選挙で当選したことは大切にしたら良いと思うが、果たして離党して個人で十分な政治活動が彼はできるのだろうか?甚だ疑問である。

やはりこんな記事が。

「けじめ」疑問だらけ 歳費返上は公選法違反 単位取得 国会多忙で非現実的


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春を思わせる青い空は - 2004年01月26日(月)

今日は上肢の解剖。筋肉を同定した。かなりさくさく終わって、3時半過ぎに終われたのは快挙。そして、4時頃、春めいて来た清らかに明るい空のもと帰路につけたのはとても幸せだった。ランドセルをしょっていた小学生のころを思い出した。

今朝は早起きをして勉強した。
すがすがしい。

面白い(というか、私が興味あるような事柄が並んでいる)サイト発見。
30才ワーカーズのための情報BOX


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寿命と食と食糧問題 - 2004年01月25日(日)

NHKスペシャルで「データマップ63億人の地図:第一回寿命」を見る。
平均寿命が世界で一番短いのはアフリカのシオラレオネ。
ダイヤモンドをめぐる利権から10年に及ぶ内戦が勃発し、今も乳幼児死亡率が25%。
逆に肥満が問題になっているアメリカでは痩せるため胃のバイパス手術も行なわれている。胃や小腸を小さくして少ししか食べられないようにするためだ。そこまで手荒ではなくても、家庭料理を見直したりする取り組みも始まっているという。

日本でもっとも最初に食のアメリカ化が一般化した沖縄。若年層の死亡率が上がっているという。

見ていて怖くなって、慌てて
丸元淑生「たたかわないダイエット−正しく食べて、しっかり痩せよう!」
を探すが見当たらない(あるはず)。

私自身は肥満ではないが、ほんと、
質のよいものを適量食べて、健康を作って行きたいものである。

それこそがエコロジーでありエコノミーである。

また、摂取過剰のカロリーを抑えれば、世界の食糧問題も大分なんとかなるはずなんですけどね。世界中が日本人の平均摂取量のカロリーに抑えれば食べていける筈なんですよ。あとはどう足りないところに足りているところから流通させるかということで。

したがいまして。鳥インフルエンザやBSEは解決されるべきだけれど、
これを機に、日本も食をめぐる事件や、肉やら何やら単に足りないから輸入するというのではなく、世界の食糧問題、日本の食糧問題、という観点から指針をもっと大々的に打ち出していいと思うんですけどね。

なお、国連の「希望」を込めた予測では、2050年には世界の平均寿命は73.4歳になり、日本は88歳になるとのこと。元気に年を重ねましょうぞ。

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あと、ちょっと愚痴。
単なる私の感じ方たの問題かもしれないけど、いろいろなところからなんか外されがちなほう。そして外されてるな、と思うと、しばしぐさっと悲しくなる。とてつもない寂しさに苛まされる。

もちろん、常に誰かといると疲れてしまうので、1人になりたいと思うことも多い。だから、それはそれでいいのかもしれない。うまく1人と他の人といる時とバランスを取るべきなのだろう(そもそも、どうして未だにこんなことで悩むのだろう)。

このまえとある姓名判断のサイトで、わたしは対人関係に悩む画数と出たが、あたってる!と嬉しくないけど心の中で叫んだ。

という問題ではないかもしれないし、プチ改名すればいいのかもしれないし、はたまた根本的には私の努力や心の持ちようの問題かもしれないけれど、この外されていると感じた時の寂しい気持ちはなんとも言い様がない。

とはいえ、平均寿命が短くなるようなロシアでもなく、内戦の続くアフリカ諸国でもなく、平和な暮らしが差し当たり出来ていることに感謝です。



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アクセス / 洗ったり片付けたり/無暖房住宅 - 2004年01月24日(土)

流行りのものについて言及すると日記HPへのアクセスが急増するが、先週小倉千加子「結婚の条件」および酒井順子「負け犬の遠吠え」について書いてからアクセスが増えている。これ、両方とも発売は去年の秋だけれど、じわじわとブーム(?)が尾を引いているみたい。

また、「負け犬に戻りたい私」など、他人の書評を読んでいると面白い。

てなわけで、そろそろ書評メルマガを出そうかな。

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今日は宅配の荷物を受け取ったり、カーテンやバスマットその他を洗ったり、そして必死で(??)部屋を片付けたり、朝から頑張ってます。大寒だけど、空の色は春に近付いて来ている、この1月末。

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もう少しこの日記をblog風に使えるといいのだけれど。
というか、12月から編集画面に新機能がついてhtml言語を使わなくてもリンクができるようになった。

情報をすぐに集めたり流し読みには液晶画面はよいけれど、読み込んだりするのはやっぱり紙媒体派だな、私は。少なくとも、今のところはね。

というわけで、アエラより興味ある記事。
スウェーデンの建築家で、暖房レス住宅(無暖房住宅)を実現させたハンス・エーク氏のインタビューが1/26日号に載っている。工費は一般住宅と一緒で、暖房費がかからないと言う。
秘密は、「断熱性能」を徹底的に高めることと、換気に「熱交換システム」を導入する、つまり内部で発生した熱を逃さず熱を密閉することだと言う。

スウェーデンでできるのなら、当然日本でも可能である(ドイツで実験的に先行プロジェクトが立ち上げられたらしい)。環境問題のみならず、当然のことながら資源の問題を大きく克服するアイディアではなかろうか。
日本での次世代省エネ基準値で、年間あたりの暖房負荷が、一時間あたり住宅一平方メートルにつき、128キロワットに設定されているのに対し(首都圏地域)、この住居では同8キロワットに落とせたらしい。この違い、なんと日本の省エネ基準の1/16をこの無暖房住宅では達成できる訳である。

ぜひ我が国でも導入を!

そして。私も住みたい!節約生活にかなう!

参考HP:
スウェーデンの住宅政策:持続可能な成長社会に向けて

政府首脳、はたまた国会の先生の皆様、目先の問題も大切ですが、ぜひぜひ長期的に地球の上で生きていくための視野をお持ちになられますように。


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寒波 / 食肉の安全性 - 2004年01月23日(金)

おととしあたり買ったまま棚にしまいこんでいたホットカーペットをついに出して、ふふふ、これで極楽極楽、、と昨晩思ったものの、
今晩はエアコンをつけていないと寒すぎて思考停止状態に。我慢できずせっかくエアコン断ちを始めたけれどつけました。大寒らしい寒波です。

解剖実習室は暖房なし。
寒いけれど皆良く頑張っているなぁー。

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タイからのとり肉輸入停止。アメリカ産牛肉に続いてとり肉もかよ、と実のところ情けない。自給率を高める必要もあるし、食材への危機管理の徹底や、また、やすければよいと加工用や外食の肉が輸入されているというのもどうかと思う。また、さらに食生活全体を見直す必要もあるのではないだろうか。

といいながら、なかなかお魚は切り身や日干ししか買わないんですけど。。




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- 2004年01月22日(木)

今日は染色がうまくいった。色的には。あとは封入して観察。

寒波が来ている。
しかし、逆に寒さを今は感じていない。
蛋白をしっかりとって身体の中で燃やすことが肝要。

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東山紘久「プロカウンセラーの夢分析―心の声を聞く技術」創元社を読み始めている。戦争や喧嘩は自分の中のもう1人の自分と喧嘩したり争ったりしているんだという。
ということは、もしかしたら、攻撃(爆撃)されている夢というのは、自分が追い詰められている夢だと思っていたが、案外、自分で自分を攻撃したり、追い詰めているのではないかな、と思った。



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- 2004年01月21日(水)

今日は解剖実習の試問があり、私の班の人たちは一発で全員通ったらしい!すごい!優秀だと常々思っていたが、k先生の試問を一発で通るとはさすが。

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朝、風邪を心配するメールを頂き、ありがとうございました。
周囲の人に対して、言葉だけでなくて身体がきちんと向うというのは、
すごいことだと思う。自分がなかなかできていないだけに、本当にそう思う。

我が家で言えば、三姉妹のうち真ん中が自然に出来ていて、すごいと思う。
見習いたいと思いながら、ついつい後回しにしてしまう姉の私。
上と下は頭でっかち(失礼>下の妹さま)。

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酒井順子「負け犬の遠吠え」講談社をついにゲット(汗&笑)。最近酒井順子ウオッチャー(??)みたいになっていることに苦笑。同じく著者の「少子」は統計を使った分析(エッセイぽくはあるが)で面白そう。

ちなみに、立ち読みと今日とでまだぱらぱら読んだだけなのだが、
「家族の老化」について書いてあり、大人ばかりいる父の日のレストランの状況が描写されていた。少子高齢化の日本の未来図だと。どんな日本になるのだろう。

なお、今日つまみ読みした箇所への突っ込み。

酒井順子言うところの「負け犬」でなくても(つまり既婚でも)子なしキャリアの女性って酒井順子がいうところの「隙のない大人らしいさりげない高級感ある服装」、つまり「負け犬ファッション」してるわよーー。っていうか20代半ばからそういうファッションの子は結構いるけどねぇ。仕事してたりすると。あと趣味?なのかなって思うこともある。

あと、酒井順子、岸本葉子、あたり、一つのジャンルになっていませんか?
自他ともに認める「モテナイ女」でもない。そこそこいけるはず、しかし(??)今も女ひとり生きてます、みたいな。。
ま、小倉千加子までいくと身も蓋もなくバイタリティーがあるのですが、
もちっと上品といいますか。。

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それにしても鳥インフルエンザ、ベトナムで相当流行っているのかな。
sarsといい、鳥インフルといい、感染症を人間は克服できていないし、管理できてもいない。








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1/18-20 - 2004年01月19日(月)

1/18
田中 宇「辺境 世界激動の起爆点」宝島社読み始める。大国の勝手なことよ。

1/19-20
19時間も眠ってしまった。頭痛がしたまま横になっていたのである。うう。
他人がかまとばあさんみたいに睡眠相がずれていると目ざとく見つけて心配するくせに、私は一体なんだ..

おそらく原因は昨日の解剖実習である。いつもより寒く、さらにそれゆえに「におい」がしなかったので(温度が低いと余りホルマリンが蒸発しないので、匂いも余りしないのです)、マスクをしないでいたのだが、おかげでホルマリンにやられたらしい。やたらそのあと頭がボーっと、バイト中などふぁんふぁんした感じがして、これはやばい、と思って早く寝たのだが。

お昼の約束すみませんでした。

どうもこう体調が崩れやすい(?)のだろう。。きつきつにいろいろ入れるからかなぁ。

この前兆は実習帰りにすでにあって、駅の傍のビルでトイレに入ったとき、いきなり外から「大丈夫ですか?」と声をかけられた。ぎょっとした。長く入って心配されたんだろうか、と慌てて出ると、「ベル押されたでしょう?ですから来たんですよ」とビルの管理人ぽい人がたっている。
どうやら、自分では全く意識しない間によろけて呼び出しベルを押してしまったらしい..
これはちょっと注意しないとまずいぞ、ぼーっとしてるぞ、と思ったらこのざまだ。

幸い今日は授業もなく、かぜがはやっている証か家庭教師もキャンセルされたので存分眠らせてもらいました。ゴミ収集車が近づいてきているのも分かっていながら、いつもなら飛び出るけれど寝てました。

明日は朝からちゃんと起きて学校にいきたいものです。







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- 2004年01月18日(日)

強い寒波が来るからと天気予報で注意を促していたものの、昨日は小雪が舞ったくらいで今日は日中晴れて暖かだった。
(このように天気の描写から始まるというのは、日本のように四季があり、天気が移ろいやすいところに住んでいるという証拠だろう。毎日毎日コバルトブルーの空だったり、季節によってパターン化された天気の地ではこのようなことは注意を向けることではないだろう)

ともあれ、このごろ冬眠暁を覚えず、という感じで、よく眠っている。

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さてさて。私は小倉千加子「結婚の条件」および
酒井順子「負け犬の遠吠え」についておとといより夢中になって書いているが、この二人が出会ったらどうなるんだろう、と思っていた。

そしたらなんと!
アエラ1月19日号で「「負け犬女]はどっちだ」で激突”小倉千加子vs.酒井順子 激突「負け犬]論争”をやっているではないか!わお!
(ちなみに、アエラは小倉千加子によれば、女性の中の南北問題で北の雑誌なのだと言う。南はレタスクラブだとか)

実際は激突という感じでもなく、14歳年上の小倉千加子を酒井順子が立てつつ和やかな対談で、お互い同じものを見ていて、立場がさほど遠いという訳でもないようだ。

また、酒井順子の写真を私は初めて拝見しましたが、なかなかラブリーなご様子ではありませんか。ワタシよか若く見えたりする(?)かもしれない。

それにしても、実際「勝ち犬主婦の理想」みたく「自宅でお教室」を開いたり、「趣味のいいお店」を出したりすれば、ビジネス感覚も必要になるし、そんなに甘いものじゃないわよ。。
っていうか、それ以前に、それって「主婦」じゃないじゃんね?
(というか、必死で忙しくて、、それでも利益が上がらなくても旦那の稼ぎで食べていけますっていう点が「勝ち組主婦」(正しくは勝ち組既婚女性というべきだろうが)なんだろう。。)

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あと、酒井さん、高校時代から雑誌にエッセーを執筆だって。それこそライター希望の人間には垂涎の的じゃないですか。

あ、だから「どんなに社会的に成功していようと、未婚、子ナシは「負け犬」」っていえるわけね。

上がりは林真理子ってか?


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コミュニティー - 2004年01月17日(土)

阪神淡路大震災から9年目だ。今年も慰霊の式典などが行なわれたようだ。

最近メディアで復興住宅でのお年寄りの孤独死を防ごうという取り組み(巡回など)をよく取り上げている。震災前のコミュニティーが崩壊したことが、お年寄りの孤独感を深めているなどとうのだが、確かにそういう面はあると思うのだが、実のところ、いささか取り上げ方に辟易している。

住み慣れた地域を離れるのは、震災に限らず、お年寄りのとって厳しいことであろう。が、コミュニティー作りを唱える時、仕事や進学で流動性を持たざるを得ない若年層がコミュニティーを作りうるのか、そのコミュニティーはお年寄りだけの老人天国を意味しているのか、はたまた今の若年層が被災した時コミュニティーなんて想定しうるのか、そんなことを考えるのである。

そう、隣は何をする人ぞ、と言うではないか。

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昼間で眠っていたせいで(寒いと眠ってしまう!)実験開始が遅くなって、終バスで大学を出るはめに。存外今日は、真っ暗でがらんとしているけれど1人でひろびろとした誰もいない大学で実験するのが気持ち良かった。

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ついに小倉千加子「結婚の条件」(2003年11月14日発行)をゲット。アマゾンではなんと在庫切れ。そんなに売れちゃったのかな?

妹と一緒に雑誌moreの「モア子」をけなしてたけど、この本によれば、結構moreは真面目に働くことについて考えてる子が読む雑誌らしい。なるなる。


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書店探訪 - 2004年01月16日(金)

センター試験の準備で授業もなく、実験もなかったので、午前S予備校でバイトのあと、バスに乗って三条まで。本屋に入るとマイケル・ムーアの新刊と
小倉千加子「結婚の条件」
酒井順子「負け犬の遠吠え」
が入り口に平積みになっているではないか。

おお、これがうさわの本だ、と手にとってみる。
小倉千加子、ううう、ちょっと筆が滑っている嫌いはあるが、分析はおおよそ正鵠を射ているのではないか。政府は女性の様々な理由や願望を汲み取って政策を立てるべきだ、とか、50歳以上は行政に性を持った存在と見なされていないようだが、ここは渡辺淳一氏に代表して政府に苦言を呈してほしい、という下り、膝を打つ。

さらに、酒井順子。「この年になっても嫁かず、子もなく」という表紙に、この人幾つだっけとプロフィールを見る。ん、1966年生まれ?まだちょっと甘いんじゃないの、40過ぎてから、いえいえ桃井かおりなんて五十過ぎてテレビのトークで「ねーえ、どんな男がいい?」って語ってるのよ。あなた50過ぎてからにしなさいよ、それに、自分のキャラクターを負け犬って固定化してどうするのさ?あなた、山田邦子みたいに滑り込み婚(失礼>山田邦子さま)したときどうするのよ?「如何にして余は負け犬から普通の犬となりし乎」ってタイトルで本書いてくれるのよね?と心の中で突っ込む。


しかしどうやら、この書には、政府の少子化対策協議会の委員を務める筆者のまさに骨身を削ったシニカルな笑いが隠されているらしい。。(つまり、額面どおり読んで「ちょっとぉ、どうして負け組みって言う分類を作るのよ?」と腹を立てるのは初級の読みらしい)

その他にも中国人の方が先に「新大陸」を「発見」していたというノンフィクション「1421」なども興味を引く。

が、私の手にはスーパー・サカエのずしりと重い買い物袋が。むう、と諦め帰宅。

そののち、近所の大学生協に。ひさしぶりだぜ、などとるんるんして見てみるが、あの平積みになっていた本達がない!ない!
棚も隈無く回ってみるがない!

ショック。

あああ、オーバードクター達がうごめく大学生協で「女性30歳代以上、独身、子なしは負け組」なんて物は置いてはいけないのね、いえいえ発刊当初はあったかもしれないけれど、少なくとも数カ月経った時点ではブックファーストと違って置くべきものではないのだ。
そう、オーバードクターや院生で、既婚かつ子持ち、はいなくはないが、余程ポストやら理解者やらに恵まれていなければ実現不可能である。
とはいえ、彼らは有望な若手である(はず)からして、決して、彼らを負け組と呼んではならないのである。

++

途中、「読書会で、サイードの○○章を読もうと思っているんですが」と携帯で喋っている男子学生の声に、ゾクっとした。
懐かしい。読書会。
訳も分からずにドゥルーズやフーコーを読んでいた頃が懐かしい。
ツールは携帯というものが導入されて普及しているけれど、あの頃と変わらないのかな、と思ったりする。

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なんか今の状態にどっぷり満足してちゃイカン、私は必死で(??)努力して自分の足で立つことに(ってどの程度よ?とは思うが)しか能はないのかな、というか、30代後半開花を目指してどん欲に爪を研ごうぞ、と(以前も「使う時のために爪を研いでおこうよ」と友人の言葉に奮起を感じた覚えがあるが)ピーンと思う。

自分も普通のカテゴリーに入るかなと暫く幻想を抱いていたが、まぁ普通といえば普通なのだろうが、偏差値50付近みたいな普通はもはや人生には存在しなくて、あるいは存在していても普通であることはもう諦めなければならなくて、それを受け入れるべきなのかな、と思った一日だった。


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- 2004年01月15日(木)

友人とチゲ鍋。ちょっとキムチ味が薄かったかな?鍋いっぱいお野菜を摂りました。

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実験は(おそらく)失敗。切片の染色が濃くなり過ぎた。再現性がない!と注意を受ける。何がいけなかったのかなぁ。漱ぎが不十分で濃くなったのかなぁ。

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楽しみながら節約をしよう!
節約は楽しい!
今日も私はお風呂の残り湯を最大限活用(?)して洗濯と入浴を平行しながら進めてしまう。セーターも洗ったよ。
振り返れば、母もお洒落着洗いはわざわざ洗うのではなく、入浴の際にちょちょっと終えていたような。。洗濯物はため過ぎると汚れが沈着するし、ためることでスペースも余計にいるし、替えも余分に必要になるから、母のようにちょこちょこと洗うのは合理的なことだった!

楽しみながら節約を!というきれいなページを発見。

ヴィヴィアンのせいびんぐ 〜節約・収納〜

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そうそう、ちょっと怖いのが「トラッキング」。コンセントの埃から発火して火災の原因となる現象。

もしかして私の下宿が以前原因不明で燃え去ったのはそのせいだったか?と怖くなると同時に部屋をもっと掃除しよう!とちか、、、う。

ほんと、物は置き過ぎず、楽しみながらすっきり節約ダイエット生活と言うのが理想かな。

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そうそう、以前テレビで5分間でカレーを作る術と言うのをやってました。それは味噌汁の残りにルーを足すと言うものでした。
私もやってみました。まったりしていけるのですが、青ネギを沢山足してしまったのはミスだった!やたら鼻をつく青いにおい。ううう。風邪に効きそうなくらいネギが個性を発揮して、美味しいと言えば美味しいのですが、くせが強い。ネギは少量にすべし、という教訓でした。


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- 2004年01月14日(水)

昨日夕方(ドーナッツを食べて?)気持ち悪くなったせいか、それとも2、3日前から時折気温の変化で頭痛がしていたせいか、今朝は起きあがれず、昼過ぎまで眠っていた。気が弛んだのもあるのかな?
そんなわけで、今日は一日解剖実習をお休みしてしまいました。ごめんなさい!

ところで、実況中継風の面白い解剖の読み物的教科書(?)を発見。読んでて面白いですよ。
竹内修二著「好きになる解剖学―自分の体を触って確かめよう! KS好きになるシリーズ」講談社、2003年2月発行

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見た夢。複数。

私は中学生になっていた。中学の時に好きだった人を学食で呼び立てていた。学食は木のテーブルだった。

すぐ場面は切り替わり、私は子連れでやたらせいたかのっぽで壁のないの新幹線に乗っていた。隣には小学校の時親しかった友だちが座っていて、そして、なぜ嫌われていたか今も分からない中学の同級生が座席の間をうろちょろしていた。彼女は歯科関係の仕事についているらしく、歯磨きがどうの、歯垢がどうのと言っていた。空を飛ぶ新幹線は怖くて、足元を見ないように私は座席にしがみついていて子どもを落っことさないのに精一杯だった。








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日本は雇用を作るのか? - 2004年01月13日(火)

暖かな昨日とは打って変わって、強い風が吹きすさぶ。
朝、ゴミを3袋出してすっきりした。
部屋が少しずつ片付いている?ような気がするこのごろ。

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日本の自衛隊派遣をサマワの地元民のうち92%が支持、雇用創出を74%が期待している・・そんな調子の記事が今日も朝日新聞に掲載された。今日のは先日の日本の自衛隊がくれば雇用が創出される、という「うわさ」を記事にしたものではなく、地元の新聞「アル・サマワ」の州内の住民に調査した結果として報じられたもの。

果たして日本政府は地元の人たちの雇用まで用意していく覚悟があるのだろうか?なぞである。

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また、今日も朝日新聞に自転車の記事が載っていた。今日は暴走自転車による人身事故が増えているという内容。

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夜寒くてなかなか寝付けず、ようやく眠ったと思ったら夢日記に書くのがふさわしいような中級の内容の夢を見たので、これは忘れないうちに日記に書かねば、と思ったが、睡魔に負けてうつらうつらしているうちに忘れてしまった。残念。




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自転車欲しい! / 変な夢  - 2004年01月12日(月)

昨日とはうって変わって、暖かな日だった。

4年近く使っていた体重計が先日壊れてしまったので、新しいのを購入。アナログの方が好きなのだけれど、目盛りが1キロ刻みだったりして、結局200グラム単位ではかれるデジタルを購入。

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先日、自転車通勤を始めた人たちの話を聞いたところだが、たまたまか昨日の日経新聞の日曜版には自転車通勤の記事が。
今日の朝日新聞には自転車による健康づくりの記事が載っている。

前者はできるだけ負担を感じないスポーツ車を使用することを勧めているのに対し、後者は「運動してる」と負担を感じやすいミニサイクルの使用を勧めている。

私自身、以前はかなりの長距離を乗っていたものだが、自転車にがたが来てからは怖くなって余り乗らなかった。更に、その6年半ほど使った自転車も秋に撤去されて数カ月自転車のない身。スポーツ用の自転車が欲しいなぁと思っている。

すいすい漕いだら気持ちいいだろうなぁ!

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昼近くまで眠っていたせいか、やたら夢を見る。時代劇の撮影現場に入り込む夢、そしてその中でなぜか細川俊一が松田聖子と夫婦役を演じていて、松田聖子が若い恋人を作っているという設定の舞台。私はなぜか和服を着て取材されることになっているのだが、取材されたのだかされてないのだか。夢の中で、既婚なのにこの質問は違う!と反発を感じたが、何を聞かれることになっていたのか実は覚えていない。なんだかその劇への出演自体が解剖学教室にコーディネートされている、みたいな。

目がさめると、案の定、そばでテレビの正月時代劇の「大友宗麟」の再放送をやっていた。

いくつか夢を見たのでどの夢の最後だったか覚えていないが、一番怖かったのは、直径10センチほどの黒い蛇が1メートル置きぐらいずつ川端の土手にいたのを見た時。しかしそれも、なぜか手足があるものがおり、蛇じゃない!と思ったところで目が覚めた。


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駅伝 - 2004年01月11日(日)

去年は応援用の旗を配るバイトとして馳せ参じた「全国女子駅伝」、今年は室内でテレビの前に座って観戦した。今年もしバイトを受けていたら、寒かっただろうなぁ。。

そういえば、今年は元旦初日から「ニューイヤー駅伝」を観戦し、中国電力を応援した。次の2日、3日は、全部ではないけれど箱根駅伝の観戦。
なんだか駅伝づいているなぁ。。

以前はあの中継がすごくざわざわしていて嫌で、父が毎年テレビにかじりついて見ているのが理解できなかったけれど、食わず嫌いだったというのか、実際見てみると単純に走るというだけのスポーツなのが、存外に面白く、夢中になってしまう。

また、ゴール地点の競技場では40位くらいをすぎると必死の形相の選手たちに観客から「がんばれ!」とともかく励ましのエールがひときわ大きな声で飛ぶ。ましてや最後、47番目ののゴール走者は「ファイト!ファイト!」とさらに大きな声援を受けていた。

その声を聞きながら。ああ、私もよく聞いた種類の声援だな、と半ば苦く思い出した。

運動が不得意な私は、体育の時間に5000メートル走でもしようものなら、だいたい最後あたりで必死でゴールインしたものだから、無差別にびりを応援するあの声をいつもうけたものだったのだ。

「わかちゃん、ファイト!ファイト!」

そう、あの声は、まるで落伍しかけている人間をなんとか落伍させまいとする種類の声援だ。敗者に無差別に投げかけられる類いの、どことなく憐れみにも似た判官びいき、いや救護隊の声援だ。

駅伝はびりにもびりの物語がある。
来週の日曜はひろしまで全国男子駅伝があると言う。がんばれ!


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- 2004年01月10日(土)

新聞記事によれば(ネットには見当たらず)、イラクのサマワでは日本の自衛隊が来ると日本企業も来て、仕事が貰えるという風説が立っているらしい。失業率70%のイラクに行くなら、どうせなら自衛隊よ、仕事を現地の人に持っていこうよ、と思ったり。とはいえ、雇い主が必要だから、そうは簡単に行かないか。

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新年初のbookwormメルマガ発行。
今日は
青木日照+湯川鶴章著、国際社会経済研究所監修
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ブログや2チャンネルなどの草の根ジャーナリズムと既存のジャーナリズムの可能性、技術の進歩とコンテンツが車の両輪であることなどを豊富なインタビューを交え示す気鋭の一冊。




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- 2004年01月09日(金)

今日は解剖実習が予想以上に大変だった。皮下の脂肪が多くて血管や神経、そして筋肉を見るまでに大変手間がかかったのね。。

作業しながら班の皆とぶうぶう文句を言ったりこれヤバいでしょと言ったりしていたけど、我が太ももを見るに、同じくらい脂肪がついているかも。。

ともあれ、寝たきりでおられたらしく、片側の足ばかりうっ血していたりして、最後は苦闘されたのではと思いを馳せております。

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昨日の朝、5時台にテレビ放映されたノートテイクの番組、なんと火曜日の夕方も関西枠で放映していたとのこと。恐るべし、一体何回流れているのだ??私が知っている限りで3回はすでに放映されているぞ??

で、何か反響や良いことはあったのだろうか?
それともじわじわ良いことがあるものなのだろうか?

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染色の濃度はどうも昨日のでうまくいっていたよう。
来週また続きを、いよいよ新生児ラットを使ってやります。


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- 2004年01月08日(木)

天気予報で寒くなる、雪だ、と言っていたわりに、雪も2回ほど舞うだけで済んでそれほど冷え込まなかった。

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ラットの脳の切片の染色は、さらに一次抗体の希釈濃度を上げた(当初の80倍まで上げた)にもかかわらず、まだ十分濃い感じ。さらに濃度を模索することになる。
また、クリオカットによる切片の作製は、生後8日目のラットのはうまくいったが、3日目のはやり直しても更にぐちゃぐちゃになったので、今日はこれ以上あがいてもダメそうと中止。

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朝の5時台、NHKの全国枠で、ノートテイクのニュースで私が写っていたらしいが、まどろんでいて見逃してしまった!残念!!!!
そのあとやるかやるかと6時台、7時台見ていたが、なし。

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やはり私の部屋は物があり過ぎる!もっとシンプルライフを!お片付けダイエットを!


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- 2004年01月07日(水)

今朝は8時に家を出る出発のギリギリ8分前まで眠っていた。それで飛び起きて出かけたのだから、我ながらすごい(!!????私にしては、ってことね)。

ついに実家から以前購入して実家に持った帰ったままになっていた鍋を持って来て、そしてついにカセットコンロもゲットして(1970円、3つでガスは197円なり)、友人を呼んで使い初め。すきやきなり。

面白かったのは食べ方。
二人とも肉を避けて野菜を選んで食べてる!
友人の具の選び方が私の選び方にそっくりで笑ってしまった。
まず緑がなくなり、残る歯お肉の固まり。。。
いやはや、実家にいるならともかく、そうでないと女子は野菜摂取に一生懸命になるのです。

ちょうどNHK「その時歴史は動いた」で新撰組を扱っていたのだが、彼らを「最後のサムライ」と形容しているのがなんとも気になった。トム・クルーズ主演、渡辺謙アカデミー賞助演男優賞ノミネートの映画「ラストサムライ」を意識してるんではないかと。

明日は冷えるらしい。暖かくしよう。


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あけましておめでとうございます - 2004年01月06日(火)

あけましておめでとうございます。
暖かいお正月でした。

それから、27日以来、実家に帰省していて全く日記の更新が出来ませんでした。
(実家のパソコンが早くもダウンしたため)
ネットカフェでも行って日記書こうかなとも思ったのですが、
まぁいいやと後日書くことにしました。
その間、更新していないのに
こまめにアクセスいただいた皆様、ありがとう。

今日は実験を開始しています。
12月に一次抗体の濃度がうまくいかなかった実験のやり直しです。
うまくいきますように!





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- 2004年01月04日(日)

この冬はさんざん妹に色味がない、色素が抜けた、と言われた。そんなに色が白くなったのだろうか。

それでも色つやが良くて毒気が抜けたようだと、

そしてさらに妹が手や歯のはえ方など似ていると認めていたのは、
妹的にはおそらくコペルニクス的回転で心地よく面白かった。




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プチ改名 - 2004年01月03日(土)

さる12月24日の朝日新聞に「プチ改名」(クリックすればサイトに飛びます)についての記事が載っていて、それを妹が読んで、さらに私が家にあった野末陳平の姓名判断の本
決定版...を見せたら、それまでプチ改名と言っても興味を示さなかった妹が俄然興味を示し始め、二人でプチ改名案を考え始めた。
これはかなり面白くて夢中になった。

なお、妹は早速プチ改名してメールの署名に使ってます☆



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初日の出 卵の中に 見い出しおり - 2004年01月01日(木)

頂き物の健康卵をゆで卵にして頂く。
そこに見た、初日の出。

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穏やかで暖かな日だ。

我が家の正月は、一切親戚関係の挨拶はない(とはいえ、以前は両親が兄弟と電話で年始の挨拶をしていた覚えがある)。私が幼かった頃は、三が日(どころかもっと、冬休みの間)、父を巻き込んで思う存分コタツの上にトランプやカルタを広げて遊ぶのが血湧き肉踊るくらいの楽しみだった。最近はもっぱら寝正月。そんななかでさり気なく姉妹融和。

午後から、妹と私は父に神魂神社と八重垣神社に連れていってもらって初もうでした。

早く京都に戻りたいようなどと思いながら、借りて来たビデオに夢中になっていて、ふと、親孝行しているのかな、と思った。

お父さん、ありがとう。


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