Wakako's Diary 道すがら記

You are what you do, what you think, and what you eat. ホテル割引予約 - HotelClub

 

 

またまた夜なべ仕事。 - 2003年07月31日(木)

当初、愛宕山の千日詣でに行こうと友人と約束していたのだが、翌日に差し支えてもなんだ、ということで取り止めに。でも、午後のバイトに行く時、爽やかな青空に無性に歩きたくなり、暫く素朴な商店街を歩きながら、バイトが終わったら行こう、と思う。しかし、コースタイムを見ると4時間はかかりそう。夜、5時から6時に登り始めたら、下手したら頂上につく前に暗くなってしまう。今日は人がゾロゾロ登っているだろうから安全かもしれないが、足元が見えないのは困るので結局断念。

同じく断念した友人と結局何をしたかというと、集まって家内工業宜しくオークションにまたまた出品。手分けして写真を撮って、説明を書いて、アップして、と友人宅で5、6点、私も自宅で数点アップした。

ほんとは、今日中に部屋を片付けてスッキリさせてしまうつもりだったのだが、手がつかない。

こういう単純(?)作業は、ホーソン効果よろしく、人目があるか、共同でやるかした方がいいみたい。


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物に振り回されている私 - 2003年07月30日(水)

今日は物に振り回されているなぁと反省。

そもそも昨日、クレジットカード会社の明細を見て、予想以上に使っていて衝撃を受けたのだ。私がお小遣いとすべき額の、甘く見ても3倍、実際は4、5倍は使ってるんじゃなかろうか。

という訳で、出費を差し控えようと思ったのに、昼間ショッピングセンターに行き、インテリア用品を見て、可愛い柄のクッションカバーが安くなっていルのを見て友人のお祝がそういえばまだだったからと購入。さらにカバーだけではと中身のクッションも購入。かなりのボリュームだ。

さらに、気にいった柄のファブリックがもう売り切れていたので、同チェーン店を求めて京都駅の地下街へ。そこでも雑貨屋さんがバーゲンをしているのを見て、おっとコレはあの子の誕生日に、コレはあの子に、などと買ってしまう。

帰り道、満足感を越えて私はみじめな気持ちになっていた。またこんなに物を買って、またこんなに物を増やして、と。

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買い物依存症というより、足りないと困るという飢餓感が強く、すぐ充足させようという傾向と、自由に物を買うことで、高校生まで、物を自由に買えなかったことへの補償をしているんだと思う。

一番下の妹の時には親たちは気が効くようになって月々お小遣いを与えていたが、上二人の時には、そもそもお小遣いなんか渡そうとしなかった。十分必要なものは与えている、と思ったのかもしれないし、或いは、父も母もそれぞれに自分のことで忙しく、子どもに与える小銭のことなんかに気が回らなかったのかもしれない。

小学校の高学年から中学生と言えば育ち盛りである。
服もどんどん小さくなったりする。ぱつんぱつんやつんつるてんは避けたい。
流行も、追う気はなくても少しは気になる。

そういった娘心は完全にムシされ、妹も私も、時々機嫌の良い時に服を買ってもらうか、或いは、欲しい服を自分でデザインするか、どちらかにだった。そう、その頃私は、家庭科で身につけた技術を引っさげて、生地を買って(確かにそのお金は母がくれた)、フレアースカート(結構簡単だった)やジャンパースカート、セーター、カーディガン、ブラウス、ワンピースを作った。ギンガムチェックの半袖ブラウスは今もあって、2、3年前に、さすがに母がいい加減そろそろ処分しようか(!!!!)などと言い出したが、私がまだまだ大丈夫だからとっておくといって止めた。今も、ある。

妹の方は、大学に入ってからせっせと良い生地を買って来てははじめの頃、スカートなど作っていたらしい。挙げ句、大学を卒業してから服飾の専門学校にも入ったが、その頃になるともう、自分の着るものを作って、ということはしていなかったんじゃないのかなぁ。。

だから、経済的に早く自立したかった。高校生の時、妹の前で母親に「早くひも付き財源は卒業したい」と食卓での会話で言ったし、母も笑って「じゃあそうしなさい」と答えた。

ところが、また不思議なもので、母は若い頃の靴で未だに玄関の靴いれを一杯にしているし・・以前妹と全部だしてみた時、30足くらいはまだまだはけるのがあって、びっくりした・・家を立てた時、2畳くらいの広さの両親専用のクロゼットもつくったのだが、そこもまた服や帽子やスカーフで溢れている。もう一生着ないのではという服も何十着とあるに違いない。若い頃の服が上質でまだあるというのに加え、しょっちゅう母の姉が要らない服を送って来るので、増える一方なのだ。

そして、それは私も同様で、山のように服があり(それがセンスよく揃えられているかとか、着こなしがイイかとかは別にして)、そういう風景を子どもの頃から見なれて来た。

おまけに、文学部時代、ゆっくりゆっくり自分好みの服を揃え、センス良いというお誉めの言葉を一部の固定ファン(!??)から頂くようになっていたのだが、院生の時に火事に遭い、それらを一瞬にして無くしてしまった。私が読みためた本も一瞬にして灰に帰した。阪神大震災や、遡れば戦災、関東大震災、あるいは個別の火災、それらに遭遇するとこうなるのだ、ということが身にしみて分かった。ただし、震災や戦災と違ったのは、あくまで個別だったため、周りの人から有形無形の援助を受けられたことである。家電、家具、洋服、居候先、楽しい企画、、、どれだけ助けられ、励まされたことだろう。

そして、また私は少しずつ集め始めた。時に昔の思い出の服を再び手に入れることを望むように。

話が横にそれるが、この時、大学生協の火災保険を全額支給して頂き、これは、決してマンションの購入資金の頭金にしてはならず、自分の力を世に還元するために使うべきだ、と強く思った。そして、大学院を出る時、これを新たに学ぶ学費に当てようと思った。
それはともあれ、モノに振り回されていてどうするのだ?

変な飢餓感と、あるのが当たり前という既視感が入り乱れている。

おそらく、飢餓感や焦燥と関係なく、必要なものの量はある程度決まっているのだろう。自分が卒論で大切にされるモノが芸術作品であり、モノを振り回してはならないのだ、とハイデガーを読んで書いたのが・・そしてそれは、詳しいポイントは忘れたが、良い着眼点だと評価されたのは・・皮肉である。

モノに、振り回されない自制心が必要なのだろう。


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家内制手工業のように - 2003年07月29日(火)

夜、オークションに出品するために友人の不要品を写真撮影、横で友人が説明文を入力。
あと、びっくりしたことがあった。朝写真を撮って出品したばかりのスカートが、午後、すぐさま売れてしまったのだ。友人にその話をしてオークションの商品説明を見せたら、写真がいい雰囲気を出している、商品説明文がうまい、すぐ売れたのも納得といわれた。
ちょっと嬉しいので、記念にオークションのページをアップ。

ここ数日、オークション以外は余り頭を使ってないなぁ。文学賞も柱を立てただけでほったらかしだし。まぁ、束の間のんびりさせて頂きましょう。

ただし、部屋の片づけだけは、メドを立ててやっておきたい。

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画像はこちらをクリック

サベナsabenaのロングプリーツスカートです(サベナは、イエナなどに置いてあるブランドで、上質で流行に左右されず来年も着れる服作りをしているブランドです)。/プリーツは前面のみで、すっきり着ていただけます。左脇でファスナーで開閉するようになっています。ウエストには飾りでリボンがついており(写真2枚目)、結んだりそのまま垂らして揺れさせたりなど、場面に応じて着こなしが楽しめます。お色は淡いベージュ(生成り)で、生地(レーヨン76%、ナイロン16%、リネン8%)にはわずかに光沢があり、上品な感じです。サイズは38(9号相当)、実測でウエスト64センチ、丈は75センチです。日本製。今季新品タグ付き、定価は13000円です。出番が無いので、きれいなうちに、どなたか着ていただける方に。特にご希望がなければ定型外普通郵便(送料240円)でお送りします。よろしくお願いします!

(追加)/裏地付きです。全く透けませんので、ご安心下さい!あと、生地の光沢は、控えめですが、サテンのような感じです。よろしくお願いします!


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- 2003年07月28日(月)

特筆すべき事柄なし。オークションに新たに3点出品。ただし、全般的に、バーゲンシーズンだし、他を覗いてみても、良い品でお安くても余り入札が無いようだ。

お昼、鮭の切り身の塩焼き、野菜サラダ、味噌汁、雑穀入りご飯。夜、焼そば。一体自分で焼そばを作るのは何年ぶりだろうか?10年ぶりかもしれない。美味しかった。

家庭教師は数分遅刻したと思って謝ったら、生徒さんが開始時間を30分あとだと思っていた。



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夏休み列車 / オークション - 2003年07月27日(日)

夏休みの週末の電車は面白い。青春十八切符を使ってムーンライト列車に呪うとしていると思しき大学生のグループ。職場か、勉強会などのサークルの集まりと思しき、男女のグループ。同数ではないし、媚びようとする雰囲気も少なく、気楽なリュック姿のものや、きれいな麦わら帽子とペイズリー柄のロングスカートの者もいるから、気のあう仲間が休日を利用して近郊に出かけたのだろう。見るところ、年齢は30半ばから20半ばまで開きがありそうだが、皆独身のようである。笑顔が眩しい。
普段、通勤や通学、週末も近郊へのお出かけのものが多い電車だが、青春十八切符を使ってどこかに行こうとする学生達の会話、松山だとか、新潟だとか、ちりばめられる地名、ああ、この電車も今日は晴れの舞台なんだな、夏休み列車だな、と思う。

晴れがましい夏休み列車、晴れがましい笑顔、眩しい、ようやく来た梅雨明け。

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先日なくなったと嘆き悲しんだカーデガンは見つかった。某所にて洗濯物と一緒になっていた。出て来て良かった。
あれ、b.c.stock見に行ったけど完売してたし。
なんせ、4年もののベージュのカーでが、愛用し過ぎて薄くなってて(汗)
冷房よけに余り役立たなくなってるんで、
生地のしっかりしたベイクルーズのおニューが冷房よけには丁度良いのだ。

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友人が、何やらネットオークションで落札し、配送は宅配、支払いはみずほエムタウンで、と指定されたらしい。商品説明にはそんなことは特に言及されてなかったらしく、こっちの都合は聞かんのかい!と一挙にカチーンときて「職場の都合上郵便局くらいしか使えないんで小為替はだめですか?銀行なら振込み1週間は先になります。あとリスク覚悟で定形外で」とお願いしたらしい。そのあと、2ちゃんねるのヤフオクのスレッドをみたらしい。まああるわあるわ、「何で指定してるのに他のでお願いって言って来るんだよ!」ちゅう叩きが。
彼女は、そんなに非常識か?取引は双方向性のもんだろがと腹を立て、そんなに自分の都合で取引したいなら「それ以外をご希望なら入札お控えください」て書いとけよ、と思ったらしい。指定が必要だというのは同感である。

確かに、宅配を使いたがる人はいる。多分、郵便局で重量を量って定型外にするより、コンビニで送料を気にせず出して着払いにする方が、予め送料を計算して請求するより楽だし、おまけに夜中でも出せて楽なんだと思う。
良心的な出品者はリスクはあるけど定型外で送ります、
それが困るなら宅配で、とする人が多いように思う。
実際お取り引きしていても
落札者で宅配希望者はごく少ない(サイズがさほど大きくなくて両方選べる場合、高価なジバンシーのバッグと、なぜか古着のジーンズの時しか宅配希望者はいなかった。あとはみんな定型外。そりゃ、安く落札してるんだから、みんな送料抑えたいだろう。あと、切手支払い希望者も予想外に多い。だって銀行の払い込み手数料だと、口座を持っていない銀行だと210円かかるところが、切手の送料の80円で済むもんね)。

あと面白いのは、その友人はディオールやギャルソンなどのスーパーブランドかフリマの極安ねらいなのに対し、私は結構ほどほどのお値段で程よく良質な商品が好きだということだ。結局、普段通勤や通学、日常において、小奇麗に着れることが私には大切だもの。


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- 2003年07月26日(土)

ビデオ3本を観る。

「クレイマー クレイマー」:
ずっと観たかった待望の一本。お父さん頑張ってる。朝ご飯から手作りだ。夜眠る前に子どもに本も読んでやっている。出て行ったお母さんの出て行く理由も、仕事がしたい、自分の人生を生きたい、というのが真相だったと思うのだが、時代を感じる。
ともあれ、裁判になって、母親が勝つのだが、父親が仕事を辞めさせられたり結うが子どもの学校の先生と話すための遅刻や子どもの熱のための早退だったと知り、結局引き取らないことに。お父さんの熱意が伝わった。

「カッコウの巣の上で」:
刑務所での労役を逃れるべく精神病院にやってきた主人公が、無気力な周囲の患者達を見ていやになり、脱走しようとするが、失敗し、重症患者(?)になってしまう。細切れに見たせいか、精神病院ものというより、別のテーマがあるように感じられた。
あと、なぜタイトルは「カッコウの巣の上で」なのだろう?

「アメリ」:
これも待望の一本。黄味を中心とした画面に、赤や緑がうまく配色されて、非常に画面の構成がきれい。アメリ旋風と言われたのも分かる、小洒落たかわいらしい作品だ。
テーマは内気な主人公が現実との接点を持とうとするプロセスなのだが、これに関しては、少し描き方が弱いような気がした。現実と言うのが、カフェで働きはじめることであっても良いと思うのだが、ここでは、なぜか駅の構内でハートがビビッと来た、同じく内気で想像の世界に遊ぶ青年、ニノとの恋愛を成就させることからなる(同じテーマを描かせたら、アニメと実撮という違いはあるが、宮崎駿の方がずっとうまく描くだろう)。
お互い気になりひかれあいながら、追いかけっこのような過程が続く。その歩みの中で、お互いの性向や気持ちが十分解ったとでも言うのだろうか、最後、言葉や思想を交わしあうこともなく、余りにイージーにベッドインで、ちょっと物足りない。いや、フランス人にとってはベッドインが恋愛の成就とでもいうのだろうか?

砂糖菓子のヌガーのような映画。



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都市のヒートアイランド化 ・ 文学賞 - 2003年07月25日(金)

夏の平均気温,大阪(29.0)が那覇(28.7)を抜いて全国一らしい。
挙げ句の果てに,今まで日本になかった熱帯性のキノコまで市中に自生し始めているとか。

ヒートアイランド現象が起こり,その暑さを解消すべくさらにエアコンを付けてさらに戸外に排出される熱量が増えてしまう。悪循環だという。

エアコンを使わなくていい仕組みを考え出す必要がある。

たとえば,雨の水を貯蓄し,少しずつ蒸発させることが出来る,保水剤を含んだ道路がある。ふつうのアスファルトの道路が50度になる時,この保水剤を含む道路は38度にとどまるという。ただし,効果が持続するのは降雨以降3日間で,コストが二倍かかるという。

トータルで観た時コストが結果として安くつけばいいのだろうが,どうしても近視眼的に物のコストはとらえられがちである。

川にビルの熱を放散されるシステムもあるらしいが(効果的なのかどうかよくわからない。川の温度が部分的に上がってしまうから),全国で6つしかないという。

まだまだ知恵を使う余地はたくさん残されているし,知恵を出し合っていきたいものである。

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母にそそのかされて何となくその気になり(母がいうには,私の日記をつなげれば直ぐ原稿用紙400字詰め50枚になる,という。確かに量としては50枚は十分書ける量ですが。。),昨晩親しい友人には文学賞に応募すると宣言したものの,いったい自分が何を書きたいのか,全く判然としない。つまるところ,何かしておこう,書いておかねば,という気持ちに引きずられたと言えよう。

高校生位から書きたいという欲求はあった。ただし,高校時代に書いたファンタジーは,大学に入って友人に読ませてかなり文章力のある人とお見受けしたとほめられたものの,それ以上書くことなく,頓挫した。抱えていたテーマである言葉と,そして容姿(母と妹との関わりの中での物語でもあるのだが)についていえば,大学院時代,自らが主催していたサークルで発表する機会を得,滔々と話すことが出来,いささか区切りがついた感がある。というか,むしろ,水村美苗「私小説」では,うまくその一部を描き出しているし,容姿については,松本侑子の「巨食症のあけない夜明け」が既に書き表している。
自分なり,他の女性なり,女性についてのドキュメンタリーであることが今回の賞の条件である。自分のことより,おそらく,母について書いた方が,深みがでると思うのだが,そこまでの度胸は現在ない(林真理子の「本を読む女」は良かった)。

いったい私は何を書きたいのだろう?

5月に,ふとめにした他の文学賞の案内を見かけた時も自らに問うたことである。

しかし,何かまとめて各作業をしよう,そう思っていることだけは事実である。

いかに読み物として読めるものが書けるか,それが勝負である。


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- 2003年07月24日(木)

久々にビデオを見ようかと,ビデオレンタル店へ。
たまたま5本1000円で借りられる時期だったようで,しっかり借りてきました。

"no man's land"を観ました。
私が想像していたのとはちょっと違って,
ボスニア兵とセルビア兵が戦争中立地帯=no man's landで
助かりたいと国連軍を呼ぶのですが,
結局諍いあってお互い死んでしまう,
そして地雷の上にのせられた負傷兵も,地雷が撤去できないタイプだと
国連軍の地雷撤去班に放置される,
そしてジャーナリストもニュースにありつこうとする,
そういうばかばかしさを描いた作品でした。

あと,アフガニスタン出身の女性監督が,妹を捜してのアフガンへの旅を描いた「カンダハール」も観ました。女性らしい柔らかいタッチの撮影でした。どの程度ドキュメンタリーでどの程度作っているのかわかりませんが,開発途上国の映像には良く出てくる貧しさがここでも出てきていました。アフガニスタンについてよく知らない人も,すんなり観ることが出来るのではないでしょうか。佳作。

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不必要にあたってしまった。我が身かわいさばかり先に立つことを反省。コミュニケーションのキャッチボールが出来ていないということだ。大局にたつことが大切。

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梅雨が長引いていて,いつ梅雨が明けるのやら。




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家計簿 ・ フセイン元大統領の二人の息子,ウダイ氏とクサイ氏銃殺さる - 2003年07月23日(水)

しばらく家計簿を付けるのをおさぼりしていたので,まとめてレシートをはっつけてノートで集計し始めている。最近少し,反省して(お金の面と,ものを増やしすぎているという面で)ネット通販の注文を控えているが,どんなものやら。。

未払いだった5月分と,先月分のお給料が最近支払われたので,まとめて定額預金へ。これで,春先に「ためるぞ!」と思った額は達成(と言っても,その前に定期預金を切り崩していたのだが)。

年間100万円生活をするには,月々8万6千円で暮らす必要がある。この場合,家庭教師を週に3.5回すれば達成できる額である。さらに,仮に欲を出して年間70万円貯金しようとしたとしよう。これは月々プラス6万円の収入があれば出来ることである。というか,収入が月々15万円ほどあれば,切りつめて年間100万円生活をすれば月々それだけ貯金が出来るということである。ただし,このためには,家庭教師だけならば週約6回必要,,
と,昨日は計算器を叩いていた。

また,あるものをやりくりすること,そして私の場合注意しないといけないのは,食料品を買いすぎないこと。

食料品,生活用品,そして衣類にも及ぶのだが,私はついついやすいものを見るとまとめ買いする傾向がある。切らさないようにとため込む傾向があるのだ。生活用品や衣類は腐らないが,食料品は腐ってしまう。

あと服まで買い込む傾向は,着るものがなくなって惨めな思いをしたくないと言う,半ば恐怖心があるためである。小さい頃,服を着ないで裸だったり,下着姿だったりして外を歩く夢を何回か見たが(そういう夢はどうやら他の人も見るらしい,同世代の主人公が出てくる本か,雑誌かにも載っていたから),そういう,恐怖心がどこかにあり,それを埋めるべく,服をため込む傾向がある。

そんな,私の傾向もあるのだが,
頭を使うという意味で,節約,エコロジーは楽しい。

もちろん,フルタイムなり,派遣なりである程度まとまった時間働いていればこれだけの収入を得ることは難しくはないのだが,なにやら半端な身分ですからね。。

というか,そもそも,4月から私は実験をさせていただくということになっていたのだが,8月から復帰できるのかどうか。復帰が無理なら,それこそ派遣で登録して生活費と貯金のためにお仕事をしたいものである(エコノミック・アニマルと言われても仕方がないが)。

何しろ,実験は指導して貰わないと出来ないところがあるし,実験計画がないと動物などの調達もできないから。

目標額を設定し,(そしてそもそも仕事が必要なのだが)ある程度まとまった額が貯めれられれば,何か次の元手になると考えているところである。

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友人が読んでいるというので,「Itと呼ばれた子」を読んでみている。胸がふさがれるような気持ちになる。

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イラクのフセイン元大統領の二人の息子,ウダイ氏とクサイ氏がアメリカ軍との6時間に及ぶ銃撃戦の末,銃殺された。北部のバスラ市内の親族所有の邸宅にいたらしい。

たまたまテレビで「吉田茂とマッカーサー」という番組をやっており,母と見ていたのだが,戦後の日本は良き指導者に恵まれた,ということと,イラク戦争のあとのイラクの復興を日本方式でやるというのは,そもそも無理がありすぎた,ということを思った。

というのも,日本の場合,トップの天皇が自ら玉音放送を流し,(そしてそれを全国民が聞き),敗戦を受け入れたという経緯があるが,イラクの場合,トップはトンづらで,偉い違いだ。いくら市民が「戦後」を受け入れたとしても,政体が一丸となって復興する体制になっていないわけだ。

それにしても,大量破壊兵器もないのに,いったい何の大義名分を持ってしてアメリカ軍はイラクで未だ戦闘行為を続けているのか?イラク側にアメリカ軍を攻撃してくるものがいるからか?戦争も何もない,ゲリラ戦に見えてならない。


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- 2003年07月21日(月)

一日二つバイトを入れる日々。一体何をしているんだろう。
もちろん、体力的に楽な仕事だし、社会人のお仕事に比べたらずっとラクチンだし、一日4つ家庭教師入れる人もいる。
細切れに稼いで何をしているんだろう、大切なことだと思うけど。

手に届く範囲のもので欲しいものは我慢しないし、
かといって自転車操業のようにバイトはやめられない。

亀山早苗の「妻とはできないこと」「不倫の恋で苦しむ男たち」を読んでいる。なぜ、夫婦と言う単位を、単に安定だけでなく、もっと内実の伴ったものにできないのだろう、なぜ夫婦にエロスが欠落して行くのだろう、と思う。若造の私が考えることじゃないかもしれないけど。



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- 2003年07月20日(日)

私も人に構ってもらいたい、甘えたいという気もちがあるなぁ、なんて(当たり前のことを)久しぶりに思った。

++

ところで、悲しいことが。先日買ったばかりのベイクルーズのカーディガンがなくなってしまった。きっと、どこかで落としたのだと思われる。私は冷房に弱いので、夏場は常に羽織るものを持ち歩くようにしているのだが、バイト先で羽織ろうとした時にはすでになかった。おかげで冷えて軽く頭痛が。電車の中に置き忘れたかなぁ。。ダメもとで明日、忘れ物センターに電話してみよう。。(涙)アンサンブルのノーズリーブは手許にあるのに。。ものすごく肌触りが良かった品だけに、余計悲しい。

7/19

「明るく賢く暮らす年収100万円生活術」横田濱夫 読了。

7/18

生き方が恥ずかしいな、と夜思った。


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琵琶湖一周旅行 - 2003年07月18日(金)

水曜日、ここ暫くは珍しい梅雨の中休みで爽快な青空の下、
珍しく時間の決まった用事がなかったので、
働いている皆さんごめんなさい、と少々思いながら、
教えて頂いた、琵琶湖一周電車の旅にくり出しました。

同じ駅を2度通らない、途中下車しない、というルールを守れば、
結構広範囲の電車に乗ることはできる、
東京、大阪、名古屋、福岡などでは、乗車駅と下車駅の
間の経路を問わない近郊区間という制度があるためです、
と、教えてもらったからです。

10:49山科出発の予定が、銀行で手間取ったりして、
12:44京都駅発になりました。
したがって、山科大津間なら180円の電車の旅の予定が、
もうちょっと電車賃がかかりました。

気分は豪華に(!?)ドンクのサンドイッチを買って乗り込みました。

湖西線の近江今津行の新快速は軽快に進みます。
空は青く、田んぼは青々と、湖も青く、近江舞子辺りでは白い砂浜も見え、
白砂青松、美しい風景でした。

終点には13:33に着きました。新快速の終点ですが、
ホームには自販機も見当たらず、私一人への貸し切り状態。
風が良く通り、夏休みの記念写真でもとりたいような風景でした。

43分に長浜行の普通電車があるとのことで、
なんと良いタイミングなのだろう、とホームを移動。

しかし、いつまで経っても貸し切り状態です。
変だなと思ってよおく掲示を見ると、
長浜行の列車は「14:43発」。
私は一時間間違えていたのです。
風に吹かれながら、新聞を読んでいました。
もう一時間あとに京都駅発の電車に乗れば、時間のロスがないという意味では
うまく接続できたのでしょう。

ようよう電車の時間となり、乗り込みました。
どんどん風景も北陸に近付いており(ような気がしました)、
マキノという駅を過ぎたあたりで検札がありました。
私が最初山科で降りるというと、それは同じ駅を通ることになるからダメだといわれ
ました。犯罪をおかしたかった訳ではないので、どうしようと暫く思いましたが、
ダンディさんの仰っていたことを思い出し、
大津なら大丈夫だと、次に車掌さんが来た時にそう申しましたら、大丈夫でした。
おそらく、結構電車で一周する者がいるのでしょうね。

近江塩津という駅で北陸本線と分岐します。
このままいけば、敦賀(福井県)の方に出られるんだなぁと、
旅心が動きました。

ここで電車は進行方向を変え、
長浜の方へ向います。同じ滋賀県でも、
少し風景が南の方とはどことなく違う気がしました。

長浜からは新快速に乗り換えました。乗客も増えました。
次の田村という駅では、駅前にできたばかりの「長浜バイオ大学」がありました。
あとは田んぼが広がっているので、学生はどこで生活しているのかなぁとちょっと疑
問に思いました。

米原でまたどっと乗り込んで来ます。
名古屋、岐阜、大垣方面はこちら、と聞いて、またむくむく旅心が湧いて来ました。
米原では7分ほど待ち時間があり、そこでようやくキオスクを(きっと長浜にもあっ
たと思うのですが)ホーム上に見かけました。
ふらふらッと下りて、ついでに駅弁売り場を覗くと、
売り子さんにせっせと御当地名物駅弁を勧められるので、
お腹も空いていなかったのですが、「買わなきゃ」という気になってしまい、
「伊吹釜飯弁当」を試してみました。
炊き込みご飯です。
椎茸や筍に味が良くしみているのが分った以外は、
お腹が一杯で余りよく味が分かりませんでした。残念。
他にも色々お勧めの駅弁があるらしいです。

あとは大人しく電車に乗っていました。
大津で下車したのは16時ごろだっったかな?

以上、当日はかなりワクワクしていて、メモを取りながら電車に乗っていたのですが、
ここでその興奮を再現できたか余り自信がありません。
ともあれ、面白いことができました。

(おしゃべり系MLへの投稿とほぼ同一内容)


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オークションの勧め - 2003年07月15日(火)

96061円。

3月からヤフオクにデビューし、
先日、現在までの売り上げ高を計算した額デス。

もう一つ別のオークションで最初は出品していたので、
そちらもあわせれば10万円以上の売り上げがあったことになります。

お小遣いとしては良い額になるんではないでしょうか?
(もちろん、この数倍、不要品になるものにお金を費やして来たのですから、手放しでは喜べませんが。。)

女子の皆さん。
結構化粧品は手堅く売れます。
買ったけど数回しか使ってないリップやグロスやアイカラーがあれば、
どんどん出品しましょう。

それから、お洋服も買ったけど一度も袖を通してない、
思ったほど着ない、そういったもの(・・はっきりいって計画的にお買い物すれば防げることかもしれないんですが(>_<))もどんどん出品しましょう。

当たり前ですが、名の通ったブランドのもの(スーパーブランドでなくて結構です。今やユニクロも立派な「ヤスカワ」(やすくて可愛い)ブランドなのです)、新品、そういったものは良く売れます。


・・っていうか、不要品が出るような生活をしているのって
どうかな?って思ったりもしてるんですが(汗)。

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なんて書いていたら、悲しいお知らせが。
送った品物が壊れていたんだそうです。
梱包が不十分だったのと、普通郵便で送ったのがまずかった。
気をつけなきゃ。。

++

かっぱえびせんを数年ぶりに食べた。
30グラムのパックっていい。食べ過ぎないから。

(おしゃべり系Mlへの投稿とほぼ同一文章)


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The 学力! - 2003年07月14日(月)

公立の中高一貫校が増えているという。現在すでに全国で81校。
全寮制にして勉強週間をつけさせる学校や、中学高校の教科の枠を取り払い、高校の教員が中学で物理を教えたりする学校など、学力強化の取り組みが目だつようだ。

ゆとりの教育の名の下、学習内容もどんどん削減されて来たが、そういった流れには逆行する学力強化、それを全国の公立学校が行なっている、これは、日本という国がそもそも変革期に来ていることの証ではないだろうか。

うかうかしていたら生き残れない。この時代を生き残るためには、学力や知識、それに基づく思考力技術などを身につけておかねばならない、そういう危機感の現れだと思うのだ。

そもそも、基本的な学力、というか知識がなければ、計算もできない、少し複雑な仕組みの理解もできない(金融や法律、社会の動きなど)、そしてそもそも、言葉を知らなければ自分の気持ちすら表現できない。「ムカツク」「ウザイ」というだけでは、何にむかつき、何がどうウザイのかさっぱりワカラナイのだ。

韓国では国立のエリート養成校が釜山にでき、科目によっては大学の一流の研究者が個別指導するという。それにくらべれば、確かに公立学校で行なわれている取り組みはもうすこしローテクな感じであるが、だからこそ、どこの地域でも、やる気がある教員とそのプログラムを実施可能な学校があればできることだ。

遅ればせながら、百マス計算の取り組みで実績を上げた陰山英男先生の「本当の学力をつける本〜学校でできること 家庭でできること」を読んでいる。希望の持てる本である。


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湖畔バーベキュー - 2003年07月13日(日)

雨降りの中、打ち上げを兼ねたバーベキューが決行された。
実をいうと、お肉、398円の特上ロースと、120円のソフトカルビを取り混ぜたのだが、歯触りがロースの方が堅いという以外は、ほぼ皆違いに気付かなかったらしく、120円のお肉で楽しめるということだ。
4キロの牛肉と1400グラムのとり肉がきれいになくなったのには感激。
15人集まってわいわいするのは楽しい。
ほとんど近くにお住まいのお父さまにお世話して頂いた。ありがとうございます。m(__)m

それだけ食べて飲んでなんと一人当り2000円もしない!感激!

琵琶湖畔には楽しめるよう整備された緑地公園が沢山アルということが分かり、いいなぁと思った。

ただ、終わり頃、不本意に雨に濡れたのがたたって身体が冷えて来た。バイトに行く前一旦家に戻り、着替えをして、暖かいコーヒーで身体を暖めたのは言う迄もない。

都合のつく人たちはそのあと福井迄ドライブしたらしい。いいなぁ、また機会がある時に行ってみたい!


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「すいか」 / 足底マッサージに行きました! - 2003年07月12日(土)

本日スタートの「すいか」(日本テレビ系)観てます。

小林聡美主演、いい味だしてます。
いやぁ、若い、きれいだけが女優だけじゃない!
演技の本流を見る思いです。

賄い付きの下宿屋での4人の女性の同居を通し、
それぞれが自分の人生を見つめ直すという筋ラシイです。

共演ともさかりえ、浅丘ルリ子、市川実日子みんなイイ味出してます。
友情出演に小泉今日子。

ゆったりとした情景描写、贅沢にとってある間合いが、
テレビドラマというよりも、
良質の日本映画を思わせます。

ルームシェアの話は、昨春の「はるらんまん」を始め、トレンディードラマにも出て来る今日この頃ですが、

某HPから本日の内容をコピぺしておきます。

興味ある方はチャンネルをオン!

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『すいか』 (7/12スタート)

夜9.00-9.54 日本テレビ系
出演:小林聡美 ともさかりえ 市川実日子 高橋克実 金子貴俊 小泉今日子 も
たいまさこ 白石加代子 浅丘ルリ子ほか
脚本:木皿泉/演出:佐藤東弥 吉野洋ほか/
ストーリー:レトロな下宿に集まった女たちが、日常の中で自分を見つめなおす。小
さな信用金庫で変わり映えしない毎日を送る基子(小林)。ある日、唯一仲のよかっ
た同僚の万理子(小泉)が信金の金3億円を横領して失踪。基子は職場での居場所も
失う。万理子があてもなく逃亡中だと知り落ち込んだ基子は、仕事帰りにふらりと、
ビラを拾った下宿屋・ハピネス三茶へ。大家のゆか(市川)に入居者希望者と間違わ
れ、マンガ家の絆(ともさか)や大学教授の夏子(浅丘)ら住人と出会う。絆は、基
子が中学生のころに下宿の前で偶然出会った小学生だった。基子は、そのときいっしょ
にいた絆の双子の姉・結が4年前に他界した、と知る。

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足裏マッサージにいって来ました。

時々、足裏が凝って、寝付きにくい時があるので、
hot pepperというフリーペーパーに2割り引きのクーポンがついてたので、
思いきって行ってみたのです。

20分で1800円(足裏のみの場合)という価格設定が魅力的です。
20%オフで1440円でした^^

「普通」の強さで押してもらったのですが、
もっと強く押してもらってもいいかなという感じでした。
もっともっとつぼを刺激してほしい!なんて思ったくらいです。

女性のスタッフばかりのようですが、
おそらくかなり力がいるのでしょうね。。

あと、オイルを塗ってマッサージしてもらうのって、
スタッフさん手が滑りやすくなって困らないのかなぁなどと、
マッサージしてもらいながらつらつら考えました。

足裏のみのコースが選べるので、私のように、
体全体のマッサージなどに抵抗のある人にも取っ付きやすいと思います。

同行した友人は、他店のマッサージに月1、2回、通っていたようですが、
「乗り換えようかな」と満足げでした。

マッサージレシピを貰って帰ったので、自分でもやってみようと思います。

(おしゃべり系MLへの投稿と同一文章)


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久方ぶりの知人 / 手作りと作業所と通信販売 - 2003年07月11日(金)

昨日、研究室の先輩を街角で見かけた。御挨拶しようかと思ったが、数年ぶりで、挨拶に数分は割く必要を感じ、丁度バイトに自転車をこいで向う途中だった私は、声をかけるのを止めた。

一昨日は、最寄りの駅のそばで大学のクラスメートを見かけた。卒業以来だけれど、あれは本人であろう。勤めを辞めて、大学院に入り直したと聞いたばかりなので、本人だ。こちらは携帯をカチャカチャやっててふと顔をあげる時すれ違ったので、声をかけそびれた。といっても、これ又挨拶にお数分はかかったと思う(在学中も親しかった訳ではないので、認識して貰えるかすら疑問だし)。

こういう、特に親しい訳ではないが、でも知人であり、挨拶したいような、それでも急いでるとためらうような、そういう知り合いにあった時はどうしたらイイノだろう?声がかけられる時間的な余裕がある時に限るべきなのだろうか?

少し考えてしまうわたくしであった。

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今朝、ニュースを観ていたら、障害者達が施設で作っている商品の販路を拡大するため、神戸市、兵庫県、そして神戸市に本社がある大手の通販会社(フェリシモ)が協力し、兵庫県内の300の施設の商品を全国ネットに流し始めたそうだ。ターゲットは、「大量生産の商品に飽きた消費者」。売り上げはどんどん伸びているらしい。
ミソは、自前で通販しようとせず、大手通販会社の既存の顧客層を狙っていること。元来フェリシモは、各国から手作りの雑貨を取り寄せて扱っていた。会員数は全国で50万人。
しかし、「手作りで作れといわれて作った」「ただ工賃が安いから頼まれた」地域の商品と、「一生懸命作った手作り」の商品では、品物の質が違うことをお客は敏感に感じるのだという。
これは、「手作り」「スローライフ」とまでいうと言い過ぎだが、「手作り」がある範疇で受ける限り、国内で「手作り」商品を生産する基盤を開拓することにつながる。
通販の場合、一定量の生産量を確保することが大切だが(だから余計、海外に生産拠点を移転させて来たのだろうが)、300の施設を組み合わせることで、一定量の生産を確保することが可能になったとのこと。
単に、通販会社にとって、生産コストのかからない労働力の発見をしたトイウことであるのであれば、国内における新たな南北問題のような気がしなくもないが、国内には10余万人の施設での労働者がいるとのこと、このパワーをくまなく活用することができれば、相当のことができるのではないか。

あるものをちょっと繋ぎ方を変えるだけで新しいことができる。
興味深い取り組みの今後の発展に期待する。


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クーラーつけ始め  / ブルーもしくはブルー*じわじわ人気 - 2003年07月10日(木)

あまりに夜蒸し暑くて寝苦しい日々が続くので(余り暑いという実感がないので、単に眠れないだけかもしれないのだが)、戸を開け放って自然の涼風を招き入れる派の私も、夜眠る時はそうもいかないので、「快眠コース」のクーラーをつけてみた。少し寝付きやすくなったかな。

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23時から月曜〜木曜の週四日NHKで放映されている「ブルーもしくはブルー」はじわじわと人気を増しているようだ。というのも、最近、一日10アクセス近くはインターネットの検索機能で「ブルーもしくはブルー あらすじ」或いは「ブルーもしくはブルー 山本文緒」と入力して我が日記サイトに御来訪なさっているからだ。今まで他のドラマに言及しても、決してそんなアクセスがあることはなかった。

先がどうなるのだろうと知りたい視聴者達が(私も放送開始直後に検索したように)、検索しているのだと思う。

二人の蒼子の演じ分けはすばらしく、東京に出て来てからけろっとしてみえる河見蒼子、こんなはずじゃなかったと思う佐々木蒼子。願わくば、佐々木氏の感情ももっと分かればなぁ。。佐々木の愛人の美樹はディティールで、ああ、女だなぁというか、私もそんな部分を持っているなぁという同族嫌悪めいた表情や行為を見せる。その点、佐々木はいつも表情がかわらないので、彼がどう思っているのか、知りたいと思うのだ。その点、細川茂樹演じる河見俊一は表情から感情が分かりやすい。

原作は原作として、ドラマはドラマとして楽しめるようきちんと製作されている。最終週はどのような展開になるのか、私も楽しみにしている。

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覚え書き

頭部分離手術 イラン人の双子姉妹、相次いで死亡
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 【マニラ支局】ロイター通信によると、シンガポールの私立ラッフルズ病院で生まれつき結合した頭部の分離手術を受けていた29歳のイラン人の双子姉妹が8日、出血多量などで相次いで死亡した。

 ラダン・ビジャニさんとラレ・ビジャニさんの2人の手術は6日に始まった。病院によると、2人は脳の中央部の静脈を共有しており、ミリ単位の分離手術が続いた。脳の分離が完了した直後にラダンさんが、間もなくラレさんも死亡した。日、米、シンガポールなどの医師28人とスタッフ約100人が国際医師団を編成し、交代で手術に当たっていた。

 テヘラン大学で法律を学ぶ姉妹はラダンさんが故郷のイラン南部シラーズで弁護士になることを希望、ラレさんがテヘランでジャーナリストになることを強く望んでいた。(毎日新聞)




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解剖 / 組合員証 - 2003年07月09日(水)

解剖実習をするか?と以前から聞かれていた。
単位は拾得しているが、権利としては後期また在籍するのだから、2回目の解剖実習をすることができる。

した方が勉強になるし、新しく加わることになる学年に馴染めるだろうからイイノだろうなぁと思いながら、体力的にしんどいよなぁという気持ちが先立っていた(立ち仕事が主だというだけでなく、冬の寒い時期、ホルマリンの効いた中で行なうのだから、大分鼻がやられた)。ただ、一度指導を受けている先生にご相談しようと思っていた(実験があるならやりたかった)。
その相談する機会のないまま、今日、最終確認をされた。

「やらない」

ということで。

実際問題、生活していかなきゃなどという思いが先に立ち、仕事が来るかどうかは知らないが、今朝、後期は予備校のチューター週二日出来ますなんていう返事を投函したところだった。

だから、「やらない」状況を最終確認より一歩先に自分で作っていた。

ただ、今日学校にいき、久しぶりに学校に出て来ている友人と話したりして、学生の本分は勉強だなぁと我が身を恥ずかしく思った。

大仰な言い方だし、実際大仰かもしれないが、医学生として、何か大切なものを無くした気がした。

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母校の前の大学の生協組合員から、今日ようやく脱会した。
先日、今ノ大学の組合員証を再発行したことがきっかけで、二重加入していることが本部に知れ、改めて脱会手続きをとるよう案内が来たのだと思われる。
今は文房具や食品のみならず、パソコン周辺機器は提示しなくて買えるし、そして学生食堂は公式に提示なしで大丈夫なので、(本だけは提示が必要)まぁいいやとようやく思うにいたった。

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覚え書き

記事

http://www.asahi.com/science/update/0708/002.html

http://www.asahi.com/science/update/0708/006.html


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早めの夏休み / 生活の科学 - 2003年07月08日(火)

先生の休職期間が伸びたので、私は7月いっぱい研究室に行かなくて良くなった。まとまった時間が出来た、ライフワークでもあれば、と思った。

それは昨日の朝分ったことだが、今日は、一旦ゴミを出したりはしたものの、久々に気が抜けたように午後2時頃まで眠った。

研究室の足を運ぶようになって以来、基礎研究は好きだし、むしろそちらに進みたいようにも感じるが、実験系の研究は技術の良し悪しがモノをいうという。そのために、高い技術を持った技術者を、専門学校であるバイオカレッジ(京都)とか、長浜バイオ大学が育成しており、良い仕事をしているのだという。この記事を読んだ時、私は不器用すぎるかなぁと思ったりした。

私はなんだろう、何をして行くのが良いのだろう。

起業出来ないかなど頭の中で駆け巡ったりもする。

少なくとも、卒業して研修さえ勤め上げれば、臨床のドクターとしてやって行く道は残されている。

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ところで、調理器具を殺菌する際、市販の殺菌剤や、アルコール殺菌剤、熱湯の中で、完全に殺菌できるのは熱湯だけらしい。調理前にお湯を湧かして
器具を殺菌するのが効率的だとか。

そこでふと思ったが、お茶を入れる時、茶道でも、紅茶を入れる時も、器を予めお湯で暖める。これは、お茶と器の温度を近くして、馴染ませて美味しく頂くという目的であるが、副作用として、器の殺菌もあるのではないか、などと思った次第である。

こういう生活の中の科学を追求してみるのは面白い(小学生の時の夏の宿題を思い出す。砂糖と塩の溶解度の実験などして、小学生の時は学校で表彰された覚えが。。。自宅の公務員宿舎の狭いお風呂場でビーカーなどを使って実験していたが、今思えば、ビーカーは特別親に父に仕事場から持って帰ってもらってたんだろうなぁ。。)。

それから、大形スーパーの店頭で、「レンジ用スパゲッティ−茹で器」を購入。春先にラジオで製品情報を聞いてから気になっていたものだ。早速使ってみた。確かに便利。セットして後はほっておけば良いもんね。

肝心の食べ心地は、、そばがぬるぬるしている、、あ、スパゲッティーとお蕎麦は茹で時間が違うことを忘れていた。。

というわけで、便利だ。

私は、レンジ愛用者で、ご飯を炊くのもレンジ、茹で野菜もレンジ(悪の強いものを除く)なので、麺を茹でるのに便利な長細い茹で器の登場は有り難い。これで、麺を茹でる時、噴きこぼれを見なくて良いので、食べるのがより楽ちんになりそう!






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クリムト展 / 安藤忠雄展 - 2003年07月06日(日)

久しぶりに阪急神戸線に乗り、懐かしかった。以前、1年間、沿線のいわゆるフリースクールまで非常勤に週2回通っていたことをなんだか青い透明な写真のように思い出す。遅れもせず、程よい緊張感と共に通ったものだ。

兵庫県立美術館ではクリムト展と、安藤忠雄展を見た。クリムトの作品は装飾性はやはりぴか一だ!結構本人の肖像写真が、普通のオジサンでびっくり。ただ、ハンガリー系らしいので、ああいう風貌になるのかな?
それと、パートナーの女性のアジアンテイストなドレスやショールに圧倒された。クリムトもさぞかしこれらのデザインからインスピレーションを得たことだろう。今商品化してもショールなんかは十分売れるんじゃないかな?当時どういうルートでヨーロッパまでこれらの服飾品が流れていたか興味ある。

安藤忠雄展では、淡路島の土席採取場の緑化のプロジェクトなども展示してあり(ただし、そこに建っている彼の建築物の意味が今一つよく分からなかったが)、人を含む生き物が住むための場所、居るための場所をデザインすることの一翼を担うことの建築という視点は、非常に面白いし、可能性に満ちたものだと思った。
同時に、六甲の斜面に彼は住居や医療施設を4期に分けて建築しているが、その3期目は震災復興住宅の意味合いもかね、子どもや高齢者に優しい建築を目指したと言っているが、あの斜面に建つこと自体が、果たして「優しい」のだろうかと疑問に思った。

その他、マンハッタンでの超高層ビルの上にガラス張りのゲストハウスを増築するプロジェクトなど(そもそも、2001年9月11日以降、果たしてあのような建築に需要はあるのか?)、デザイン性には優れているが、果たして機能性はどうなのか、疑問に思いながらも、興味深い展示だった。

ミュージアムショップでは、ゴールド系のクリムトの絵がプリントしてある
一枚でインパクト大のTシャツを購入。白いパンツと合わせて着ようと思う。

夕方からは新聞社で入力の仕事。こんなの、記事にすることに意味があるのかなぁ、まァ載れば嬉しいから買うんだろうなぁ、ないところに手間ひまかけて(少なくとも、週3日×6時間?ニ名の派遣社員と、週1日×4時間×2名の派遣社員、さらにその記事を検閲したり、印刷する社員の人手がかかっている)需要を作ってるようなモンだよなぁ、と思いながらキーを打つ。


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オークション出品作業 / 融資 - 2003年07月05日(土)

友人が不要品を持って来て、一緒にオークションに出す準備をした。写真撮影して、それをアップして、さらに出品用の説明をつけるのだが、友人は初めてのこともあって、結構手間がかかり、3つ出品したところでひとまず本日終了。そう、結構出品するのも手間がかかる、つまりモノを始末するのは手間がかかるので、もとから要らないものは手に入れないことですな。

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消費者金融についてのテレビ番組を見ていたら、融資するのに、独身の人と家族がある人の場合、家族がある人の方の事業規模が小さくても、こちらの方が多額の融資を受けられるのだという。家族を守るために返済をしっかりするからだという。そんなものかねぇ?では、買い物しまくる若い女性の場合は逆に家族に守られるってか?うううう。統計上有意な差があるならともあれ、なんだか割り切れないものを感じる。。個人が自立し、自己責任を持つという伊田氏が唱えるようなシングル化社会は程遠いッスよ。。。
なお、消費者金融全体での返済率は約95%。




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- 2003年07月04日(金)

色々な人にあいたくない傾向にあるのは、今自分がしていることに自信がないからでは、と指摘されたが、そうだな。。疲れているのと自信がないのが相俟っている。実験は試行錯誤だし(一週間集中してマッピングを行なったが、大脳については特異的に染まるはずの部分が出てなく、もう一度後日改めて行なうことにした)。。あとラットの固定還流が下手で、血が抜け切っていない(染めた時に、血球が染まっているのが見える)。
ともあれ、マッピングを終えたら、固定還流という難関はあるけれど、当初の予定通り新生ラットの生後発達に移れそうなのは楽しみである(ただし、おそらく、細かい作業で相当集中して疲れるだろう)。

雨が良く降る。結構普段健康児の友人までもこの頃しんどいという。ご献体の受け入れ式も多い。冬に次いで梅雨はしんどい季節なのかなぁ?



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大人のレジャー:シングル化と壁の内外 - 2003年07月03日(木)

2日に1回程度、このごろ困惑することがある。

それは結婚しているという前提で話をされるか、結婚しているか?と頻繁に訊ねられることである。

理由は分かる。それは、実施率がどの程度かしらないが(女性は男性に比べてはるかに率が高いだろう)、現代日本では視覚的に既婚未婚は左手の薬指の指輪の有無によって識別され、恋人がいるということで(芸能人では例えば米倉涼子。今日もテレビのトークで指輪してた)指輪をしていることもあるが、20なら彼氏とお揃いねと思われても、30前後に近付くと、結婚していてもしていなくてもおかしくなく(同時に今日、指輪をはめていない独身の女性は年代を問わず決して珍しくなく、たくさんいるので)、指輪をしていると、結婚しているのね、と思われることにあるのだろう。

めんど臭いので、いちいち訂正しない。

ほんのささいな例であり、私がいちいち腹をたてるのもおかしな話かもしれないし、そもそも私が腹をたてること自体、私が個として自立していないことの証なのかもしれないが、それを最近痛感したのが、
デパートのクレジットカード作りだった(なぜ、一人暮らしだと審査が厳しいのか。などなど)。健康保険証も、雇用保険もそうだ。切れかける。
というか、あの区分に腹が立つ。

ともあれ、なぜ家族はショッピングまで一蓮托生なのよ?おかしくない?

仮に事実婚していても、法律的な手続きをとることでどれだけ(とはいえ、配偶者の収入源もこのご時世だから安定しているとはいい難いかもしれないが)制度的に楽できてしまう部分がある。私などはたったこれだけのことで気が萎え、制度にあらがっている(とはいえ、内縁関係もある程度の保障が与えられているようだが)事実婚カップルがいかにエネルギーを要することをしているか、想像を馳せた。

伊田氏が「シングル化する日本」で言うように今後ますます日本では個個人は結婚するという選択肢をとらなくなり、事実婚、同性婚、同居もしない事実婚、などなど多様な形がより一般化するのかもしれない。

しかし、現実的に認められて行くにしても(双方が同じく自立した個人であり、それがルームシェアをしているという感覚で、さらに子どもや介護している高齢者がいないのならば、確かに不都合はないかもしれない)、実際問題、戸籍をなくし、ひとり一人を単位として社会を見て行かない限り、シングル化といいつつ、法制度の内側と外側には壁があるのである。理念だけでは美しいシングル化なんて、不便さが一杯で、誰にでも勧められるものではないことを(たったこれだけのことであるが)痛感した。
なれてしまえばどうってことないのかもしれないけど。

法的に誰と家族なのか、或いは現実的に誰と実際に同居しているのか、そういったことが大切なのである。

戸籍を廃止して個人単位にする、せめて夫婦別姓を法制化する、或いは少なくとも、日常生活において、クレジットカードで「既婚」か「未婚」なのか(すくなくとも「配偶者あり」か「なし」に変えるべきでは?)、「一人暮らし」あるいは「家族と同居」なのかというアホらしい質問をなくしてほしい。

以上が、うまく書き切れていないかもしれないが、最近遅ればせながらわたくしが実感したことである。

まぁ、人生勉強ッス。

なお、伊田氏によれば、現代日本において、結婚して家族を持つか持たないか、子どもを持つか持たないかという選択は、必需品というより、贅沢な「大人のレジャー」となっているという。「レジャー」に良し悪しはあるだろうが、「レジャー」の良い面をとって、積極的に一緒に居る小集団というのが家族ならば、好ましいことではないだろうか?

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伊田氏の「シングル化する日本」に対しては、他にもコメントしたいことがあるのでまた改めて。

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山本文緒「ブルーもしくはブルー」(角川文庫)の裏表紙には、「誰もが夢見る<もうひとつの人生>の苦悩と歓びを描いた切なくいとおしい恋愛ファンタジー。万華鏡のように美しい小説」とあるが、ドラマも原作も全然この紹介とは異なるように感じる。確かに万華鏡のように色々なものが見えるが、見えて来るのは「切なくいとおしい恋愛ファンタジー」ではなく、登場人物たちのエゴとそれをいかに生きて行くかという問題だと思うんだけれど。






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- 2003年07月02日(水)

現在TV放映中の「ブルーもしくはブルー」は、大筋だけ保ったまま原作をかなり大胆にアレンジし直していることが原作を読んだ結果分った。別物と思っておいた方が良さそう。原作は1992年の作で、今は11年経っているから、携帯の登場、1年付き合えば「(恋人と)一年も付き合った」(原作では4年)など、ご時世に合わせて替えてある。

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気がつけば、冷蔵庫の中に買ったまま食べていないものが沢山。。これしようあれしようと意欲はあるのだけれど。。(トホホ)今日も帰り野菜を沢山買い込んでふと思い出した(汗)。
うまく「始末」(使い切るという意味)していきたいものである。

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今日は引き続きラットの脳のマッピング。これで一応2/3済んだ。明日残りをやってみる予定。そして、ようよう、先行研究の論文を4本コピーした(それだけしか実はまとまった先行研究がないらしい)。


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バタンキュー - 2003年07月01日(火)

帰ると疲れていつしかバタンキュー。アフターファイブにも家庭教師、派遣会社への登録などしていると、家庭教師中に眠ってしまったりなど、季節柄疲れやすい。おまけに寝坊する。暑気払いという風習に納得するこの頃である。

書きたいことは幾つかあるので、またのちほど。


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