Wakako's Diary 道すがら記

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言葉は面白い / 大人のレジャー:シングル化と壁の内外 - 2003年06月30日(月)

言葉は難しいが、同時に面白いとも思う。
最近、かなり一般的になって来たなぁという言葉に「チカラ」がある。カタカナで書くのがお約束だ。

先日、ワタクシは、雑誌に載っていた化粧品のお色味が似合うかどうか試したくてたまらず、某百貨店の売り場へ。そこでメイクして頂いた訳だ。

百貨店の美容部員さんはお客さまに失礼のないように「ファンデーション失礼します」「目線はお足元へお願いいたします」「ハイライト失礼します」と、丁寧な言葉を使って笑顔で対応する。目的はアイシャドーだったのだが、「最近はアイシャドーのあとマスカラをしっかりつけて頂いて目ヂカラを出して頂くのが一般的ですので」と、新色のマスカラも試すことに(実はお目当てのアイシャドーよりこちらが気にいったが、結局マスカラは買わなかった)。

ここで、私は感心した。お客さまに不快感を与えず、満足して買い物をしていただけるよう、百貨店の店員さんはスチュワーデス並みのオーソドックスで丁寧な言葉遣いをする。しかし、商品説明の中で「目ヂカラ」トイウ言葉がすんなり出て来たところが私の耳をそばだてさせたのだ。

お洒落な言葉としてあちこちで見かけるようになって来たのがドラマ「恋のチカラ」(2002年冬放送)の放映前後からだったと思う。主演の深津絵里、相手役の堤真一、どちらも好きな役者さんだったので、結構好きで観ていたドラマだ。このころ、ちらほら「チカラ」というのを見かけた。

最近は女性誌を広げれば必ず、お化粧のページには「目ヂカラ」をいかにアップさせるかという記事がある。「女ヂカラupして合コンに」と、本音コーナーにも文字が踊る。少なくとも、アイメイクをいかに魅力的に行なうかという「目ヂカラ」はすっかり定着した感がある。それを、美容部員さんの発言が証明したような気になった。

ビジネス誌にもそのうち浸透するのでは、と思ったが、ふと思えば、すでに電車の中づり広告でビジネス誌で「銀行のチカラ」、健康雑誌では「緑のチカラ」などと使われているような。。

そのうち、議員さんも「クニのチカラ」、地方自治体も「地方のチカラ」などと言うのでしょうかね。

(実は、私のおおいなる無知で、前々からこのような語法があったのならごめんなさい)

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言葉は生きていて、どんどん変化していて面白い。「負け組」「勝ち組」、「確信犯」は、元の語源と違う方が一般的な用法として、NHKや大手新聞社の報道にも使われている(それも、言葉が乱れているという文化庁の国語調査がそれらの組織により報道されて直後にその組織が「本来の語源からは誤った用法」を堂々使っていたので笑った)。

to be continued


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communicationに対する臆病 - 2003年06月29日(日)

このごろ、コミュニケーションが面倒になっていることが多い。特に、予期しないことに対して反応することに脅えている。コミュニケーションに対して臆病になっているとでも言おうか。

なので、絶対的に自分のことを受け止めてくれる、否定しない、それが分っている人物に対しては楽しく時を過ごせるが、何が帰ってくるかワカラナイ場合、コミュニケーションを楽しめていないとでもいおうか。あと、自分の中を覗かれたくない気持ちで一杯なのだと思う。

木曜日、送別会があった時も、実は非常に直前出かける時憂鬱だった。会が始まってみればまぁ大したことはないのだが、さすがに長時間は持たないので、行った方が楽しいかなぁと思いつつも、二次会は行かずに帰って速攻眠った。

そして、昨日は、行くと行っていながらMLのオフ会ブッチ。疲れて来てもういいやと思ったのだが、待っていてくださって頂いたようで、わざわざ迎えに来て頂いてしまった。他の皆様にご迷惑おかけした。
電話ぐらい入れるべきだったのかなぁと思うが、なんかそれが大仰な行為に思えて止めたのと、まさか待っていたいただいているとは思わなかったので、いいやぁなんて思ったのだった(マナーの欠如?同時に、私はそんなに長時間人を待たないので、私が薄情な裏返しなのだが、待って頂いているとは思いもしなかった)。

なぜなのか、殻を作っているのか、亀のように首を引っ込めている時期なのか、疲れているのか、自分でも判然としないが、少なくとも、予期しない方向からのキャッチボールを軽やかにこなしていないのは事実である。

今は、基本的に、文字の距離が心地よい。

コミュニケーションを楽しめ、同時に相手を思いやれたらいいのでしょうね。



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歯 / がんばる生協 - 2003年06月27日(金)

このところ、歯医者通いをしている。先日、テレビで歯周病を取り上げており、ふと自分の歯を見ると、歯茎が下がっているところが2箇所見つかったのだ。

今通っている歯医者さんは、1年半程前に、親知らずを抜きに行ってから足を運んでいるところである。その時は親知らずだけのつもりが、お決まりごとで汚れているところを磨いてもらい、歯石を取り除いてもらったついでに、歯茎が下がっているところは歯の象牙質をカバーするように上に白いものを塗ってもらった。

今もその治療を3箇所受けたところである。細かいところにうまく貼付けてくれる。丁寧な仕事を去れる歯医者さんである。

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そもそも、再生されない歯茎は一度損傷すると戻らないが、私の場合、小さい頃に力を入れて歯を磨き過ぎたのが元凶である。死ぬまで自分の歯で食べよう、と歯磨き指導では言うが、子どもに20年、30年後が時間の量として実感できるのだろうか?少なくとも私にとっては茫漠とした「大人」というカテゴリーでしかなく、歯茎が下がってしまうとどうなるかも分からず、
(柔らかい歯の象牙質がむき出しになると、どんどん侵食されてしまうのだ)ギイギイと磨き続けた。力を入れれば入れる程よくとれると思っていた。それを止めるきっかけとなったのは、力を入れて磨き過ぎたため、歯に縞模様の溝が出来てしまってからだ。中学生か高校生の時である。

その時、同時に、歯磨き指導を受け、力一杯磨くのは意味がないと知った。歯茎が再生されないことも知った。
力は入れないで小刻みに磨くのが良い。

覚えたことを早速母と下の妹に伝えたが、相変わらずギイギイ磨いている。
いや、母は、歯が丈夫だったので歯医者知らずだったが、昨年あたり歯茎が下がっているのを見てもらったり歯石をとってもらったりしていたから、すこしはギイギイグイグイが直っただろうか。

小刻みに磨くと、歯茎がマッサージされたように気持ちよくなる。

幼児に歯磨き指導をする時、おばあちゃんになっても自分の歯で食べようねとか、大人になった時きれいな歯を残しておこうね、と言っても、量としての時間が掴みにくいかもしれない。それでも、マッサージという快楽であれば、幼児も受け入れるのではないだろうか。

30年あとのために、50年あとのために、というのは大切である。
私もあの時グイグイ力を入れていなければ今泣かなかったと切に思う。
が、子どもに歯を磨かせる時、歯茎がマッサージされる快楽の側面を強調してもいいのではないか、ふとそう思った。

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どうやらわたくし、未だ母校を愛している(!???)ようで、
時々、母校をうろうろするのが楽しいです。
学生の気風も変わったといわれますが、
それでも今うろうろしている新制単科医大よりはずっと
自分と似たにおいがする人間が多く、古巣に戻ったような(!???)気になります。

服装を見ていても(母校のガクセイもおしゃれになったといわれて久しいですが)、
小奇麗になったなとは思いますが、とにかく流行!というより
(普段はそういう学生は来ないからか?)、どちらかというと
オーソドックス、トレンドもディティールにさり気なく取り入れる、
その点、現在うろうろしている方の大学は、
市街地から離れたところに位置していますが、断然女子のトレンド感覚は強いです。
男子も、多分、母校の平均的ガクセイは、今の大学では受けないだろうなぁって感じ。
両方国立大ですが、この差はどこから来るのかかねてより興味があります。

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さて、結構私は母校の生協も斬新に変わって行くところが好きです。
この4月から夜10時まで学生食堂を開いていたり(客足が伸びているそうです)、
まだ足を運んでいませんが、オープンエアのカフェを作ったりしているそうです。

前置きが長くなりましたが、今日、その生協にいって、目を見張りました。

なんとなんと。東京などで流行っていると聞く
外国人と日本人のルームシェアを、ついに生協が商品として売り出していたのです!

お家賃、留学生は月々20000円、日本人は2万5千円だそうです。わお。

思わず、引っ越そうかと一瞬思っちゃいました。

生協やるゥゥゥ。

今の大学でもやってくれないかな?
でも、今は小規模で、留学生は学部にはおらず、大学院にいるだけ。
おまけに、留学生数が少ないので、「国際交流会館」という名の
宿舎が整備されています。

残念ながら、この商売が成り立つ余地は単科医大にはなさそうですが、
日本国籍以外の人に部屋を貸すのをいやがる大家さんが多いといわれる中、
(おそらく、海外の方に偏見があるという理由以上に、
文化や言語が違う人と自分がコミュニケーションをとるのが面倒という自分側の都合
が多分にあると思われます)
生協などの信頼できる組織が間に入ることで、
海外の方が部屋を借りやすくなれば便利になるな、と思いました。

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共用試験対策に、「コアカリキュラム対応 医学一般」(金芳社)という本を購入。膨大に思える範囲も、一冊の本だと取り組みやすい。



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- 2003年06月25日(水)

朝夜と雨がかなり激しく降ったので、湿度が高く、昨日炊いたご飯を室温で置いておいたら、梅干しを入れておいたのだけれど、朝、もうびちょびちょになっていて、食べれなくなっていた。梅雨、おそるべし。

ドラマのあらすじと、第1話を観ただけでモノを言うのもよくないな、と「ブルーもしくはブルー」の山本文緒の原作の内容や感想文をインターネットで検索。興味を引かれたので無性に読みたくなり、午前3時まで開いている書店に行こうかと思ったけれど雨が激しいので断念、夕方大学からの帰り道に書店で入手。急いで読むと、おお。最後は二人の主人公はお互い仕切り直しをするのね。正しい。

二人と言えば、「二人のロッテ」「さよなら私のお兄さん」などのように、一卵生双生児の双児の話はよくある。この話は、元の私の迷いを体現させるためには、ドッペルゲンガーで分裂させるのがやりやすかったのだろう。

家に帰って、しっかり読もうと、このごろ読書の楽しみを最後にとっておく。でも、楽しみを実行しようとする時にはもう眠くなっていて、ご多聞に漏れず、本日も本を持ち込んでベッドに横になった時点から1分ほどで眠りに落ちていました。





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- 2003年06月24日(火)

天が割れるような雷だ。午前中の雨も激しかったが、また良く降っている。

TBSで火曜日に放映してる、V6が出演している「学校へ行こう」という番組がある。数回前から、「友だち親娘」を路上で探して来る企画が始まったのだが、観ていると面白い。今日は見ていて、40歳前後のお母さんたちが見た目すごく若くて、お洋服とか全く普通に20前後のものを来ていて、あ、まだまだ私もいけるかな、と安心した(笑)。なぜなら、私自身、対象年齢下かなと思いながら買い物してたりしたけど、どうやら気にしなくて良さそうだから。

ちなみに、最近はベイクルーズ社(イエナ、スピック&スパン、ジャーナルスタンダードなど)とか、ハリスなどのきれい目で割にスタンダードなお洋服が好き(なつもり)なので、こういったお洋服は年齢関係ないと(実際に買い物に来ているお客さん観てても)思うので、気にしてません。あ、あと、私の買い物好き(むちゃくちゃ度を越えているところまでは行っていないけど)は直さなきゃ。今年買ったスカートとと、ブランドは違うけどたまたま同じ柄のスカーフをして、前々から買ってあった財布を持っていたら、友人に、「新しいものが増えておる。お金が心配だ」と笑いながら言われたけど、ほんと、セーブしよう(だいたい、買うだけ買っても使いこなせなかったら、何のために買ったのか・・手に入れるという満足感はあったにせよ・・意味ないモンね)

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ついに今日は「大丸ポイントカード」を手に入れた。これ、大丸各店および周囲の提携店鋪では「クレジットカード」として使えるのね(visaやjcbなどとの提携カードではなく、大丸オリジナルのクレジットカードとして )。なるほど。。さっそく御来店ポイントをゲット。

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イラクには、米軍の指導の元で、「新イラク軍」ができるらしい。元イラク軍の兵士も、旧イラク軍の幹部や元バース党員でない限り、採用されるとのこと。アメリカも何してるんだか、壊しておいて自分で作り直そうって、結局、親米政権作りたかった訳?なんて思ってしまう。






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ブルーもしくはブルー〜日々のtrifleな選択の上に - 2003年06月23日(月)

山本文緒は、シーンを切り取るのがうまい。妻は若い恋人と旅行に出かけ、途中で予定が変わり、恋人とも別れたあと、ホテルから電話をかける。すると、夫は恋人の家でご飯を食べている。夫の恋人は「奥さん?」と明るく訊くが、夫は「まさか」と否定する。

心臓が掴まれるような寒い風景である。
こんな経験をせずに済む人は幸せである。

他の短編にしてもしかり。

彼女の持つ世界観はさして私は好きではないが、描写は凍りつくほどうまい、と思う。

そんなわけで、またまた23時からのNHKを観始めている。
あの時、あの人と結婚していたら、この人と結婚していなかったら、
ということで1ヶ月あったかもしれない人生に滑り込んでみる、山本文緒原作のドラマであろう。

しかし、あったかもしれない人生なんて、結婚だけじゃないんだよ。

高校、大学、大学の学部、専攻、就職、仕事、私達は日々、小さな決断を下し(時に決断は大きいものであるが)、その路線上で生きている。結婚だけがあり得たかもしれない人生ではないのだ。日々、あり得るかもしれない人生の選択を私達は選ばず、他の選択をする。


そうぶつぶつ心の中で思いながら、山本文緒がどう描き切るのか、稲森いずみがどのように演じ切るのか、少々興味津々だったりするのである。

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なお、先週までの「女神の恋」は、ちゃんと女子受けするように終わった。最後は結婚式、お互いやりたい仕事をする松本明子と山口佑一郎、そしてよく遊びに来る前妻との間の子ども。

その前の、松本明子と山口佑一郎の再会シーンがインパクト大。

というか、山口佑一郎のキスシーンがすっごくセクシーであったのであります。いやぁ、全国のファンの皆さん、歯ぎしりしながら観てたんじゃないのかな?



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歴史 / ポイントカードに思う / というわけでお客さまの声 - 2003年06月22日(日)

昼寝したり、夕方映画「めぐりあう時間達」を見て、そのあと友人とオムライスを食べながら様々なアイディアとオークションについて話して充実した休日だった。映画は、自分の生への満足がテーマなのかなぁ?

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朝、歴史番組を見ていて、通新技術が未発達な時代に古代、中世と、日本人が海を行き来する技術を持っていたことに感心した(例えば、離島まで「駅鈴」をきちんと運びとどけたり、海軍を動かして広域で闘ったりなどと言うこと)。また、源平の合戦を見て、当時の政治家と今の永田町の人と、ひとり一人がやっていることは大差ないのではないかと思ってしまった。昔の人を侮るべからず。ただ、社会の大きなシステムや、医療などの技術の部分、心理的なケアの面では、大きく、あるいはゆるやかに進歩して来ているのだと思う。

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週3、4回は大丸で買い物をしているので(主に食料品売り場の「大丸ピーコック」だが)、いい加減、重い腰を上げてポイントカードを作ることにした。日々、食料品を買っても割り引きが受けられるし、来店するだけでポイントが貯まる。作らない手はない。

しかし。作るのが結構手間だ。

というか、クレジット機能ガついているため、審査が必要なのだ。

項目にゲンなりした。

氏名、住所電話番号までは必要だとして、勤務先、勤続年数、年収、住居の保有形態、「未婚」か「既婚」か、家族と同居しているのか(同居してない時は審査がさらに厄介らしい)、、、

もううんざりである。

顧客の囲い込みに、ある程度情報は必要だろうが、何を買うかなど分っていればいいはずである。

そりゃ、クレジットカード機能があると言うことは、金を貸す(かもしれない)訳だから、事細かに把握しておかなきゃならないだろう。でも、私はクレジット機能なんかいらないんだ。

おまけに、同居している家族がいれば、金払いがいいっていうのか?
それとも、払えなくなった時に同居の家族が払ってくれる、っていうのか?
既婚だったら配偶者が払ってくれるのか?(おいおい間違ってるぞ!)

そりゃ、パラサイトしてれば自分で自由になるお金は大きいと見込まれるだろう。でもね、それを信用問題にリンクさせてどうするのよ?

それに、「未婚」と「既婚」ていう区分も気にくわない。「既婚」になったけど「離婚」した場合も「未婚」にマルするのか?先立たれたおばあちゃんも「未婚」なのか?せめて、「配偶者なし」「配偶者あり」と表現を替えるべきではないのか?

それに、事実婚で同居の場合、「同居の家族あり」だけど、「未婚」なのか?

私は相当プチプチ切れかけた。

でも、ポイント貯めたさに我慢した。

クレジット機能なんかいらない。
審査なんかしてくれるな。


そもそも、クレジットカードなんて、一枚あれば十分である。
ポイントカード機能に絞った「大丸カード」(西武百貨店は作ったらしいが)を是非作ってほしい。

cd&videoレンタル店のカードのように、
身分証明書だけで作れるはずである。

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Mr.ドーナッツの景品カードが5点分あった。あと5点で景品だ。今日までだったので、友人にあげようとしたら、逆に1点分貰った。あわよくば5点のカードが貰えるかも、と、帰り道、淡く期待しながらMr.ドーナッツによってみた。うう、残念?点。カードが店内に落ちてないかな、と見たらおお、あるある。が、一点分。
ともあれ、計8点集まったので、誰かにあげようかな、と店の外で思案していたところ、18歳くらいの若い素朴そうなカップルがカードを持ちながら店から出て来たので、おお、これならあげられる、と「済みません、カード集めてます?」と思いきって(!??でもないけど、時々いらないおせっかいで声を突然かけると変な顔をされることがある)声をかけてみると、「あ、あげますよ」と、逆に快く貰ってしまった。ははは。

しめて計10点、すんなり集めてしまったのでした(自分で店に入ったのは2回かな)。

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というわけで、友人と盛り上がったネタも含めて、

お客さまの声三連発。

大丸、薬局、京大生協。

(京大生協への提言)

文学部&大学院の卒業生です。今も近所に住んでおりますので、ルネを利用させて頂いております。
さて、京大生関係の掲示板で、真剣にどういった服装をキャンパス内でして良いのかワカラナイ、というスレッドを見かけました。一部の学生だとは思いますが、相当真剣に悩んでいるようです。それに対する回答ではメンズ・ノンノを勉強しろなどが見られました。しかし、高校時代まで制服生活でお洒落に無縁だった者にいきなりメンズノンノは浮くでしょうし、お金もかかります。
ここで提案ですが、大学生協がユニクロなどの企業と提携して(特定の企業と結びついては問題があるかもしれませんが)、衣料品の販売や一週間のコーディネートの提案を行なってはいかがでしょうか。忙しくて服を買いに行く暇もない学生も相当数いると思いますし、需要はあるのではないかと思います(もちろん、ユニクロはオンラインでも購入できますが、研究室に詰めていたり、バイトで忙しかったりする学生は「宅配も受け取れない」生活をしていることをご考慮ください)。

ちょっとおせっかいな意見かもしれませんが、、バンカラな時代の最後でまだその名残りのあった私の在学中には「服装で悩む」などという風潮は少なくとも表立ってはなかったこと、その時代に入学していれば服装に悩める後輩たちも悩まなかっただろうこと(なので、ちょっと悩んでいる人たちに悩まなくていいんだよと言ってあげたい)、しかし同時に学生生活を送る上で、手ごろな価格で清潔感ある格好をすることは在学時のみならず、社会人になってから大切であろうことを考え、投稿させて頂きます。なにとぞよろしくご検討くださいませ。


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ハリポタ新作発売日。 - 2003年06月21日(土)

今日はハリー・ポッターのシリーズ第5作が発売される日だったらしい。世界一斉発売。バカ売れらしい。

ニュージーランドでは首相が朗読も。。

なぜここまで世界的人気があるのか、不思議さに感服するのみだが(15年前なら私もわくわくして読んだだろうし、発売日も楽しみだっただろうなぁ)、こういう平和なニュースってイイですね。


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- 2003年06月20日(金)

実験の染色がうまく行き気分が良かった。

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免疫組織化学法を用いてラットの脳の切片を染めるのだが、当初、一次抗体を5倍、10倍、20倍に希釈して染めるように言われた。したらば濃すぎて、それ以来、2ヶ月にも及んで、試行錯誤が続いた(どれだけ試薬を無駄にしてきたことか!)。

それが、大学院の方に切片の標本を見せて頂いたら、400K倍あるいは800K倍できれいに染まるとのこと。なるほど、40Kが標準だと思い濃すぎると試行錯誤していたが、それでは濃すぎるのは当たり前だったのだ。気が楽になった。

実際、400k、800k、1600kで染めてみると、良さげな色になった。まだ包埋していないので、どんなものか未確認だが、これで特異的に目標とする細胞体が染まっていればしめたものだ。ハハハ(すでに成果が出る気になっている私)。また、切片をスライドガラスに並べる時、本当にもっと丁寧に並べなきゃ、と周りの方々の標本を見て心底思い始めた。

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えっとですね、必死で(?)部屋を久々に片付けました。というか、先月有人が来て以来、居室の床にまたまた服の箱が散乱していたのを、きちんとクロゼットに納めた(すんなり行くものですな。汗)。台所の床も、いつ以来だか散乱していたのを(ははは。汗)スッキリさせて雑巾がけをした。

いやはや、お掃除も気持ちよいですな。



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研修要綱 / 研究室で泣いた日。/ 大人のレジャー / お洗濯。 - 2003年06月19日(木)

昨日、滋賀医大の研修の要項が発表された。

http://www.shiga-med.ac.jp/~kensyu/

早速見たところ、
定員は48名、前にも友人から聞いていたとおり、
「滋賀医科大学を希望した研修医が定員枠から越えた場合には、
責任を持って良い臨床研修病院を紹介させて
いただきます!さらに、卒後3年以降の後期研修にも対応させていただきます。 」
なんだそうだ。

この「いただきます!」というびっくりマークに、
新設単科医大の哀しさ、いや面倒見のよさを感じた(笑)。

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今日は、初めてラットの飼育ケージの床替えなることをした。
要領を得ないのとずぼらなのがあいまって、おまけに元気なラットは逃げようとするし、存外てこずり、時間がかかった。

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中華料理のチェーン店、王将の日替わりランチは、先日は卵入り野菜炒め、大き目のから揚げ二個、冷奴、ご飯、味噌汁、漬物だった。これで500円。生協の学食で同じだけ食べてももっとするだろうなぁ。元は取れているんだろうか?いや、きっと店舗全体では取れているに違いない。多分。

++

このところ、一旦就寝したあと、午前の3時ごろに目がさめる日が続いている。なんとなく人気があるような気がしたり、変な夢を見て怖くなったりして目がさめるのである。しばらくは寝付けないので、おきているが、やはり眠たくてまた眠る。しかし、その分、朝、しゃんとしないまま起きている。今日もなんだかまぶたが開きにくい。1階に住んでいるのが悪いのかなぁ?

しかし、単に愛想の悪い人になってしまわないよう、表情を作る練習をしよう。。

ちなみに、昨日寝る前に読んでいた女性誌に、輝く表情を作る練習の仕方や、言葉の磨き方が書いてあった。参考にしてみよう。

それは共感能力を高める特集の中の記事で、そこには共感度を測る簡単なテストもついていた。それによれば、私は12点満点中10点で、「クラブのママ並」で、「お金を払ってでも話を聞いてほしいファンがいるかも?」とあった。う〜ん、幸か不幸か、現在そういうファンはいない(思い出せば、かつての文学部の大学院時代には、長電話という名で、そういう友人達の相手をなんとなくだらだらしていたものだ)。また、そういうファンが私的にほしいとも思わない。

唯一得点できなかった項目が(といっても、項目は全部で6つしかないのだが)、他人に関する愚痴を言われたときの反応。そういうのは、一緒にその人のことを「ひどいねぇ」などと受け止めると、自分も一緒に悪口を言っていることになってしまうのだという。なので、「ふうん」などと聞き流し、「人間関係は難しいねぇ」などと一般論で流すのがよいのだそうな。

++

子どもっぽい話。

春先以来、「実験をする(そして結果が出れば論文を書く!)」ということを張り合いにやってきたが、このところ、諸般の事情で実験は停滞している。昨日、「そういう時期もありますよぉ」と他のメンバーに言われて気が楽になったが、張り合いが持ちにくいことで、疲れたとき、ふっと糸が切れることがあった。

このところ、2ヶ月ほど、穏やかな日々を続けてきたが、とある日、「今日も研究室に行っても無駄ではないか」とふとおもった(これがクラブ活動や出席を取らない授業ならば、即刻その時点でサボっているところである)。しかし、そうもいかないので、電車に乗ったのだが、何かしらとても哀しくなって、涙が流れ出した。突然の雨降りは、久々だ。

直ぐに気分は落ち着き、そして、切片の染色に取り掛かった。

しかし、また雨降りはやってきた。

白状すると、時々私は人と話すのがめんどくさくなることがある(話し出して調子に乗ればたいしたことはないのだが、腰が重たくなる、とでも言おうか)。

そんなときに、予期せず、顔見知りたちを大量に見、そのあと、机の前で、ぽろぽろ泣いた。鼻をかんで、ゴミ箱にティッシュをいっぱい放り込んだ。

要素はいくつかある。

マイペースで平和で楽チンな日々とは思っていても、張り合いが少ないこと。
(結構大問題)

疲れていたこと(確かに、私の生活は、さして疲れを呼ぶようなものではないのですが、この季節のすっきりしない天候、張り合いのなさ、そういったものがあいまって疲れを呼ぶ。にんにくエキスでも毎摂った方がいいのかな?)。

あと、私自身の気持ちの裏返しでもあるのだが、留年したという点で、人と接するので厄介な面があること。

三つのタイプの人がおり、まったく変わらず接してくれる人。これが一番私の接しやすいし、楽。

次に、気遣ってくれる人。嬉しいけど、同時に、時々、こっちが気を遣わせすぎているんじゃないかと申し訳なくなることもある。

最後に、(友人いわく、気を遣ってそうなるのでは、といっていたが)避けているように感じられる人。まぁ、こっちが「感じて」いるだけだし、そういうタイプの人とは、留年の有無と関係なくスムーズに付き合えるわけでもなかろうから(それに、私自身ぼこぼこでできた人間ではないから、留年したから、というのが理由でもないだろうし)、まぁいいですかね。

なお、医学部に入りなおす前からの友人達は、当然医学部での進級がどうのという価値観に関与しないから、まったく変わらずに接している(そもそも、私が医学部に入りなおすだのいう時点で、路線をジグザグしているわけで、その医学部の中での進級云々は付随的な意味しか持たないのである)。

ああ、なんか子どもぽい分類だ。

あと、カテゴリー外には、もともと疎遠な人というのがあるのだが(苦笑)。

たまたま語学の非常勤講師の先生とかえりみちご一緒した時、留年したんですよ、といったら、実はその先生も二年から三年に上がるとき留年したという。クラス単位で授業もあるし、必修科目も多いし、単科の外国語大学の状況は、医学部ほどではないが、クラスが意味を持っていたらしい(また、単位認定が厳しいので、毎年一割くらいは留年していたらしい)。
先生は、留年したことで、そのうち前の学年の友達とはなんとなく話が合わなくなるし、新しい学年に対しては、すでに人間関係が出来上がっているところに入るわけだし、というわけで、留年を機に、友達づきあいは余しなくなり、勉強に没頭するようになったという。だから、今の自分がある、とおっしゃっていた。

まぁ、前行っていた総合大学と、医学部では留年の色合いが違うからなぁ。
医学部はどこか護送船団方式。
普通の学部だと、全科目必修と言うことは専門化亭においてもないので、余分に単位を登録しておき、その中から数をそろえれば良い。また、ゆえに、全員同じ時間割りと言うこともない。就職活動のためにもう一年費やすだの、大学院に落ちただの、留学していただの、クラブ活動やその他の活動に打ち込んでいただの(あと、大学院になるととても多いのだが、満足する論文がかけていないという自主的な留年など)、留年はさほど珍しくない。

幸い(?)、私はすでに他の世界を知っているわけで、唯一ここが私の世界というわけではないが、留年がひとつのチャンスにはなりえるということである。


まぁ、誰とでもうまくやらなきゃ、って、それこそ真面目に思う必要はないのだろう。

なんかね、相変わらず不器用だな。
人間関係について洗練されてないし、諦めも悪い。

幸い、このところ、気分を翌日まで持ち越すことはない。まず眠って回復すること。それが今は一番の良薬のようだ。

++

(大人のレジャー)大桃美代子 生稲昨日の




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「シングル化する日本」/ ネットニュース - 2003年06月18日(水)

「シングル化する日本」(伊田広行著、羊泉社新書)は、今とこれからを生きるあなたに読んでほしい一冊である。

山田昌弘氏の「パラサイトシングル」(「パラサイトシングルの時代」、ちくま新書など)は、事態の一部しか説明していないのではないかと思って違和感を感じていたが、伊田氏は上記の著書の中で、山田氏の説明は過渡的説明であると指摘し、もっと大きな、日本の社会・経済の中の社会保障のシステムとして家族単位が機能して来たこと、それがいま変容しつつあること(現状の変化、既存の体制では対応し切れないこと、そして実際、既存のシステムは、高度経済成長、それにつづく中経済成長の時期には機能したが、経済の成長が頭打ちの時代には機能していないこと、そして個個人の価値観とライフスタイルも変化してきていることから家族システムだけではフォローできないこと)を時間的、分野的に広い視野で語る。決して、父権だの心情的な話だけに終止しないところがミソ。

(もちろん、山田氏の「パラサイトシングル」の提唱に意味はあったと思う。世間の耳目を引くことが出来たから)

そして、家族単位に変わる「シングル単位」、つまり自立した個個人を単位として政策も社会保障も考えて行くべきでは、と提唱する。つまるところ、個個人のあり方の多様性を肯定することにつながるのか。勿論、従来の異性同士の結婚を否定するものではないが、見直しを迫る著者。

とはいえ、私はそこまでラディカルな人間ではなく、安らげる関係を大切にしたいと思うし(もちろん、それに見合った努力はする、という意味において)、子どもも育てたいし、過干渉しない限りで分かち合い、共に生きていきたい(人生においてそういう部分があっていい)と思う人間である。

さらに、今の法制度のもとなら、法律婚を選びたい派である。

ともあれ、家族単位をもとにした社会保障や公共サービスが実態にあわないこと、あわないどころか逆に後世付けを残すようなマイナスであること、それを喝破し、指摘したことは評価できる。

少なくともあなたが、出たり入ったりするかもしれないが、日本という社会をベースに今後生きて行くのなら、このような視点は有益であると個人的には思うので、お勧めしたい。

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このごろ、インターネットで新聞を何紙か拾い読みするのが楽しい。他に配達で従来の新聞の購読もしており、こちらは移動しながら読む時に重宝する(あと、ネットに載らないような家庭欄とか。朝日はネットで無料で読める部分にはなぜか家庭欄が欠落している)。

結構、毎日とか面白いネット紙面づくりをしているんじゃないかと思う(勿論、今後継続的にウオッチして行く必要があろうが)。

その他、今日、日本初の本格的インターネット新聞「ベリタ」というのを覗いた。メインの記事は、一本50円払って購読するようになっている。完全独立系、アジア大平洋地域への視座というのが売りらしい。なお、ベリタというのはサンスクリット語で「ニュース」という意味らしいが、わざわざここでサンスクリット語を使う必要もないような。。アジア大平洋地域へのこだわりということか。だとすれば、すでにサンスクリット語を使っている時点で、ある種の「色」を打ち出していることにならないか?(それでいいのかもしれないが)

実際に有料の記事を読んでいないのでなんとも言えないが、ビジネスとして成り立っているのかな?

しかし、月々の固定料金にしてもらった方が、記事読む気になれるよなぁ。。うーん。だって、今の料金だと、3本読んだら一部売りの有力紙130円/1日越えちゃいますモン。それだけの価値がベリタにはあるのかな?うーん。

そのほか、私が最近読むようになったサイトは、分析がしっかりしている(と個人的には思っている)。なので、コアな部分が捉えやすくなり(そのように感じ)、他のメディアでのニュース(TV、新聞)に接しやすくなった。サイトは次の通り。
田中宇の国際ニュース解説


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IWC総会での日本代表の行為に寄せて - 2003年06月17日(火)

ベルリンで開催中のIWC(国際捕鯨委員会)総会で、鯨の保存が強化されることになったらしい。日本の代表は講議の意味を込めて席を立ったらしいが、その行為には疑問を感じる。確かに、捕鯨は文化かもしれないし、アメリカもかつては捕鯨するために大平洋を西進した。しかし、いくら文化であり歴史を作ったとはいえ、地球という限られたスペースで暮らすためには、色々な考えの人と共存して行かなければならないし、資源も共有せねばならない。いってみれば、ルームシェアリングを地球という惑星上でしているようなものだ。同じ部屋に住んでいる人がホラー映画を見たくないからテレビを消してくれといった時、怒って部屋を出るものだろうか?怒って出るほど、捕鯨が出来ないのは困ることなのだろうか?

(参考)
【ベルリン16日時事通信社】ベルリンで開かれている国際捕鯨委員会(IWC)は本委員会初日の16日、米欧などの反捕鯨19カ国が共同提案した鯨類保護決議を賛成25、反対20で可決、採択した。これにより、IWC内に鯨の保護を目的とする新たな小委員会が設置され、具体的な行動計画が策定される見通しとなった。鯨類資源の持続的利用を訴える日本政府は、採択阻止を目指したが、及ばなかった。


果たして、いまから捕鯨を持続することになんらかの経済的、政治的な意義を日本政府は感じているのだろうか?職の問題などは、だいたいできることではないのか?それとも、「資源の持続的利用」を主張したかったのだろうか?それは「鯨」でなければならないのだろうか?我々が「鯨」を食べなければ済むことではないのだろうか?もっと深い問題があるのだろうか?


地球という限られたスペースで共存するという視点を、ただただ感情的情緒的になる前に、持ち合わせたら、少しは地球の上で起こる物事がスムーズに解決すると思うのだが?


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- 2003年06月16日(月)

「歴史」の意外な結末―事件・人物の隠された「その後」 日本博学倶楽部 (著)読む。結構ガセネタも多いみたいだけど、島原の乱で島原の領民の過半が乱制圧後殺されたので、そのあとの住民は、年貢を数十年は免除するという謳い文句につられてきた移民だという記事は興味深い。

ノーベル経済学賞をアジアで初めて受賞したインド出身のセン氏の著書を読みはじめる。教育の大切さ、機会の均等を唱えている講演の部分。ごく当たり前(と私達?が感じてしまっていること)のことの大切さ。

金券ショップで図書券や全国百貨店共通商品券を購入してから買い物に行くのが楽しいこの頃。キャッシュバックされている気になれるのよね。


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- 2003年06月15日(日)

のんびり過ごす。明日からの一週間はいかがしようか?
果たして、実験は進められるのか?ひとまず、免疫の勉強会に出ようと思っている。

田中宇「イラク」(光文社新書)読了。筆者の考え方に同意しかねる部分もあるが、基本的に分析する筆致、伝えようとする姿勢には共感する。政治、風土、そして地元の人の暮らしを知るのに、イラクの紀行文としてよいと思う。私達は余りイラクの地元の人の暮らしについて、今回イラク戦争を着に報道されるまで余り知らなかったように思う。まずは互いを理解しようではないか。というわけで、おすすめ。

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昨日土曜日の朝日新聞の夕刊に「シングル化する日本」(羊泉社新書)の著者、伊田広行への取材をもとにした、結婚しなくない男女が増えたという記者の署名記事が載っていた。確かに、早く結婚する人はするけど、してない人も多いという感触があって、平均初婚年齢とかちょっと統計的に感覚とずれてるかなぁと思って読んでいたら、2000年の日本の人口動態調査で、29歳(以下か未満だったかな?うろ覚え)の女性の半分が未婚、34歳以下だか未満だかの男性の半分が未婚とあり、感覚とあってるなと思った。今は2003年だから、もう少し未婚率が上がっている可能性がある。40代男性の4分の1は独身らしいしね(とはいえ、内縁関係だったりするケースもあるだろうから、一概にそういった人々を「シングル」とはいえないだろう)。

伊田氏は、家族単位で物事を考える社会ではなく、全員が働き、ワークシェアリングをすることが前提の北欧型、つまり自立した個人単位で社会を考えたらどうか、と提言している。社会の失業率なども改善されるという。その辺りの具体性はきちんとデータや分析を見てみたいし、提言する価値があると思うし、なるほどなと思ったり、果たして「パートナーに秘密があってもいい」まではともかく、「お互い他の人を好きになる自由もある」という点にいたっては、ついていけるかくらくらしたりした。

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アイディアはよく思い付くのだが、それを実現する場はどうしたらいいのだろう?やはりベンチャー?
スタバとか、あるいはそうでなくても、ネットカフェ(ないし、仕事ができる貸しパソコンカフェ)がもっと全国展開したら便利だと思う。ノートパソコンなどを携帯しなくても出先で仕事ができる。日経の記事を読んで思い付く。

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時計のバンドを交換。いつのまにか、切れそうになっていたのだ。
本体の画面がミドリなので、緑のバンドを、と思ったが、覗いた店先になかった。なので、「色味が面白いですよ」と勧められるまま、キャメル色の革のバンドに挑戦。確かに、この方が、色々な服と合わせやすいから、良かったかな?

とはいえ、この時計、もともとは何年も前に(6年は前かな?)ディスカウントストアで600円で買ったもの。ちょっとお洒落な感じで600円にしてはなかなか良さげなデザインだった。
そのあと、何度も電池を換え、バンドも換えるのはおそらくこれで3回目。
付き合いも長くなりました。


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平和、ではあるのだが、 - 2003年06月13日(金)

平和だけどちょっと問題ある(ように感じられる)日々。

ラットの脳の切片を作って染色して観察する実験は、
なかなか適度になぜか染まらない。
おまけに、自分で実験を進めるにしても
限界があるので、ただでさえ、理系の実験は待ち時間が多いのが、
ますます待ち時間が多くなっている。

なんかいい内職か、資格とる勉強でもしたいなと思案中(思案してるだけじゃダメなんだけど。汗)。
(妹に「司法ってどうよ?」と聞いたら、そういったら「医者の資格だけで十分」と一蹴されてしまったけど。。)

今日なんかは、まずはじめに一時間実験(切片の包埋)、そのあとは私用で郵便局に行き、
趣味のアラビア語の勉強をちょっとして、お昼食べに行って、あと3時間午後あるので、
ラジオ聞きながら(おいおい)メールの返事たちを書き、読書。ただしここで実験報告書の英訳を頼まれラフに下訳。実動2時間ではないか。

勿論、日によって違いはあるし、実験をバリバリ進めようともし思えば、ある程度の範囲内で進められるんだろうけど、うまく行かないままやっててもねぇ。。

まあ、他の学生さんも今はそうみたい。

授業の傍ら3年ほど実験して来て、結果が出ればこれから論文執筆という方も居られるのだから、私ももうちょっと気楽にやればいいのかもしれない。

しかし、神に貰ったこの一年を、ナニカの形にしたい、とは思うのである。

ほんと、何かグッドアイディアないかなぁ。
何かあったら教えて!



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吸い込まれるように眠る宵・ミスチル・je suis ... - 2003年06月12日(木)

6/11

実験、原点に立ち返り、切片を1プレートのみ、それも当初の染色で染めはじめる。夜、吸い込まれるように眠る。

6/12

珍しい。今日はアマゾンブックストアで本が2冊売れ、ヤフオクで3件落札。

今日は一般の学生さんは学士編入試験の準備のために休み。4連休か、いいな。とはいえ、研究室に行くのは、教室に行くより、実のところ、全然疲れない(というのは、人口密度が圧倒的に違うし、行動に関して自由度が高いから)。

とはいえ、実験は一進一退という状況のままで、染色の手順がすっかり頭に入ったという以外は、成果が出ている訳ではない。今日は昨日の染色の続きをしたが、確かに理想よりバックが濃いが、真っ黒にならなくて良かった。今まで第一抗体の濃度を違えていたのだろうか?う〜ん。結構厳密に計算していたはずなのだが。計量の間違いか?う〜ん。(しかし、あまり試行錯誤し過ぎると、試薬が勿体なくて申し訳ないので、控えよう。。)

実験の最中、FMからMr.Childrenのナンバーが。唐突に、無性に、懐かしくなった!ああ、あの時代はどこへ。。。

するとそこに、曲に合わせた口笛が。ミスチル世代、なのかな。。

ミスチル聞いて「懐かしい!」ッて思う人は少なくないはず。。

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昨日に引き続き、夜、吸い込まれるように眠る。さして昼間ハードに過ごしてる訳じゃないんだけど。。つくづく、このところ、睡眠を削ってのハードワークは無理かも、と思ったりする。睡眠不足や体調不良はすぐ響いて不注意になっちゃうし。

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メールを送ってから、まるで(自分への、そして状況への)無性に湧いて来た腹立ちを埋めるかのように、地下鉄の中で和製スナック菓子のひねり揚げせんべいを食べる私。異様な光景、ではあるが、周囲に座る若い大学生と思しき黒髪の女の子たち3人は、スナックパンだのコーヒー牛乳だの飲食していたので、さして浮かなかった。

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夢の中でフランス語で私は喋っていた。フランス人のメガネ職人を前に。単語がふいッと逃げて困っていた。
目が覚めてみると、スイス・フランス語圏の時計職人のテレビ番組がつけっぱなしになっていた。






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梅雨入り・財布無事救出サル - 2003年06月11日(水)

拾った財布を届けようちゅー有徳のやからはおりました。
交差点付近にお住まいのお年寄りが拾ってくださっておりました(涙)。
まるまる返って参りました。
待切れず、定期券やクレジットカード再発行しちゃった私。。あは。

おかげで昨晩はくわ〜と安心して眠れました。

なんか他にも書くことを考えてた気はするのですが、この私的ビッグニュースに勝るものは(差し当たり)ないので、ここで筆を置きます。(11日朝)


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手技 ・ コミュニケーション - 2003年06月10日(火)

日曜に財布を落としてから凹み気味である。そもそも、6月は気候も変わりやすく、疲れがたまりやすいようで、去年もこの時期にぼーとしていて鍵をドアに挿したままにして盗られたことがある。こういうときは注意力も体力も鈍っているときなので、要注意である。

それにしても、財布の中の定期券・バス電車回数券が痛い。被害総額(といっても自分で落としたのだが)4万円以上と思うとくらくらする。ので、考えないようにしている。

実験のほうは、手技が相当に上達しておらず、情けない上に、研究が進められない状態。といって、他のお手伝いをしようにも、先を見通してなかったり、武器用だったりして、かえって作業の妨げになっていることも。今日はスライドガラスをゼラチンコートする作業のお手伝いだと張り切ったものの、案外これにてこずる(汗)。

実験には向かないのか、と終いには情けなくなって来さえする。
はぁ。

まぁ、その割に平和ではあるが。。

しばらく暇なら、自分の勉強と論文でも読むか、何かの勉強をはじめるか、有意義に過ごそう。。

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ところで、ホームページを開設した当初は、ゲストブックに連日書き込みがあり、私もそれを楽しみにしていた。しかし、返事を書く気が起こらない時期を経て、忙しい時期などがあり、そして、気がつくと、ゲストブックに個人的にもはや楽しみを覚えておらず(思いがけない書き込みにうれしくなることもあるが)、ただ私ぬきでも会話が成り立っていることがあるという事実だけが、ただゲストブックの存在意義としてあり、ささやかにうれしく思う。それ以外は、一体必要なのかすら分からない。

個人的な友人達が日記を読んでふと思った感想を寄せる掲示板ではもはやなくなり、書く人との距離感がつかめないし、コミュニケーションが私自身、日記を介してすら(日記に関して、メールを頂くと、基本的にうれしいのだが返事をこまめに書くわけではないという意味において)まめにコミュニケーションをしておらず(単にコミュニケーションをある意味でしているとすれば、その反応を私は想像するしかないのだが、そして、ここで白状することは、読者の皆さんには不愉快なのかもしれないが、一種読者はどのような人なのかというフィードバックと、予期せぬかつ歓迎せざる・・たとえば2chのようなところからの・・アクセスからの自衛という意味でお許し願いたい)、あたかもデパートに顧客がいつ足を運んだか(何を買ったかというデータは得られていない)という統計のみの記録のように、アクセスログを取っていることである。もはや、怠惰な私は、これだけで読者とのコミュニケーションをとっている気になっている。
アクセスが増えれば、皆さんが自由時間が多かったか、それとも、それに先立つ部分が面白かった(?)からもう一度ご来店いただいたか、どちらかであろう、と勝手に類推するのである。

というわけで、ゲストブックのほうは、それでもこまめに書き込んでくれたかたがたには申し訳ないが、近々、「日記を読んでの感想は喜びますが、返事は基本的に期待しないで下さい。また、ご来訪の皆様同士の会話は歓迎です」という形にして、無責任だと思うが、放り出そうと思う。

怠惰であろうと思うが、脈絡のない(!???)どこから飛んでくるか分からぬキャッチボールをするのに疲れたのである。そのくせ、日記は書き綴っているのだから、勝手なものではあるけれど。

文字以外は、息を潜めて生きている、のだろうか。


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財布を落とす - 2003年06月08日(日)

これを書いているのは日の出と共に暑さが漂う月曜日の朝である。ご飯を炊こうと思ったら白米が切れていて、押し麦を炊いて食べ過ぎて少々気持ち悪くなったところである。

私は昨日、財布を落とした。
タクシーからおりる時からファミリーレストランの店内の間でなくなった。
せっかくタクシーに乗ったにもかかわらず感じの悪い運転手、そして友人を待たせて悪いなぁとウツウツとぼとぼ歩いている最中にどこかで落としたに違いないのだ。

ああああ。

遺失届を警察に出したものの、出てくるかどうか。

現金は2000円も入っていないのだが、クレジットカードやキャッシュカード、まだまだ1、2ヶ月は使える定期券、電車の回数券、など、使えるアイテムが満載だからだ。

はあ。

おまけに、道路を横切る時に落としていたら、そもそも撥ねられ潰されて跡形もないかもしれない。

意気消沈して、昨日は帰るなり曝睡してしまった。

出て来ることを祈りつつ、今日は遅刻して通帳でお金をおろして、次に備えなきゃね。。


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朝を制する者は一日を制する?? - 2003年06月06日(金)

今朝は、4時半に起きて(単にこの頃夏至近くて日の出が早いせいか??寝つきが悪いのだが)朝から歩くぞ!と気合いを入れて出かけた。

クリーニング屋さんによっても35分くらいで着けるみたい。いやはや、時間に余裕があって、朝クリーニングを出したりできるのは嬉しい。

爽やかな朝の空気は歩くのに気持ちよかった。また、帰り道と逆方向に辿る道は、角度と時間が違うため表情が違っていた。ささやかな朝の快楽。

朝を制するものは一日を制する、なんて考えながら。とにかくこの機会に基礎体力をつけておかなきゃ。国家試験まで克つために。そのあとまで乗り切るために。働き方は選べるかもしれないけれど、テストは同じだ。若い子と互角にやって行かなきゃならないんだから。
歩け歩け!

しかし、実験で午前中はまた切片を作り、午後、あとの作業は来週に回すことにして(新生児のラットを扱うためには。まだまだいろいろ習熟せねばならないようだ)事務用が終わったあと、机に座ってインターネットら時をお聞きながら、本を読もうと思った。インターネットラジオを聞こうと思うの初めてだった。。。

ふと眠くなり、気付くと一時間半以上眠っていた。

何が朝を制する者はだ、と苦笑しながら、眠気覚ましを兼ねて頼まれたコピーを終えた。

帰り、また歩いた。気持ちよかった。

ただ、気をつけないと、すでに日焼け止めを塗っている顔や腕や首筋だけでなく、足も日焼けしてしまう。気をつけよう!
そして、疲れたらすぐ休息して復活しよう。

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優れもの。

ちょっと乗るだけで足裏のつぼが刺激されるという、「つぼボード」。上に立って使うのだが、部屋でくつろいでいる時にボードの上に足を置いているだけでもつぼが刺激されて気持ち良い。私の場合、姿勢や歩き方のためかもしれないが、左足の親指の付け根部分が非常に気持ちいい。

ハリスのストライプのスカート。コードストライプ生地を用いたボックススカート。しっかりしているけれど、通気性が良く、暑くない。そしてとても柔らかい肌触り。付属のペチコートも、お飾りではなく、きちんと汗を吸収してくれる。◎

膝丈のレース柄ハイソックスというか、膝丈レース柄ストッキングというか、登場した頃より流行って来ている気がする。春夏はストッキングを履かずに生足が普通になって来たこの頃だが、さらに生足はちょっと控えたいが、ストッキングよりは履きやすいということなのか、大学への行き帰りに電車と駅構内で女性客を観察していると、20代30代のうち3割くらいはこの膝丈ハイソックスのようである(あまり正統派ストッキングは見かけない。生足、ソックスが多く、最近これ又流行りのシュ−ズインソール(フットカバーが2割くらいか)。

個人的には、膝丈ストッキング(或いはレ−ズのハイソックス?)がお気に入りである。従来タイプのストッキングに比べ、面積が小さくなり、生地も分厚い分、圧倒的に丈夫である。伝線を恐れなくていい。なので、私のように繊細さが足りない人間には、このうえなく便利である。生足では、良く歩く私には靴がべたつくので困る。インソールはまだ試していないが、ともあれ、この流行がずっと続いてくれることを祈っている。


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カコ / イラク詣でとは - 2003年06月05日(木)

カコ、私の手を離れた時間、でも私の記憶にあり、私の行動の後ろにある時間。

ただ、ひたすらに、(カコはカコで大事なのだが)
前を見据えて今を生きればいいのかもしれない。今幸せを感じられたらいいのかもしれない。いや、それでいいのだろう。

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田中宇「イラク」(光文社新書)読みはじめる。紀行文。池澤夏樹「イラクの小さな橋をわたって」よりは情緒的でなく、政治的な背景などにも触れる。小学校の訪問の話などあり興味深い。しかし、一連の文化人、ジャーナリストのイラク詣でとはなんぞや。イラクという国家と市民への理解を深めるには大いに結構だと思うが、そのあと何を感じたか、そしてそれをどうアウトプットするかが文化人達にとって責任大きい行為だと思う。


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個人的な後日談。/ 女のコでいられる年齢。 - 2003年06月04日(水)

昨日の後日談。電話をして他の人に交替できないかと申し出たとき、直前だからという理由で相当担当者は渋っていたが、結局、40分後あたりに電話が入り、他の人が見つかったということだった。してやったり。その代わり、急遽マニュアル等を持参して返却することになった。

もうひとつ、おとといの後日談。雇用保険は、初めから短期の勤務であることがわかっており、継続の見込みが無い場合は不要とのことだった。また、健康保険は、2ヶ月までの勤務なら加入しなくていいとのこと。ただ、期間について、先生に確認しないといけないので、まだよく分からない。

なお、実験については、暇は暇でうれしいのだが、やはりやるからにはなんらか結果を出したいと思っている。論文も書きたい。あわよくば発表もしたい。しかし、なかなか染色がうまくいっておらず、少なくとも実験開始2ヶ月弱の今の段階で、学問的になんら新しい知見が得られていないのが実情である。
今日は、昨日染色した切片が真っ黒(性格には真紫)になってしまったので、同じ部位を染め直し(前半)。

++

さて、昨日は、新番組(この時期から新番組って始まるものなんだ!?)「大奥」を見た。新聞のテレビの番組欄の評を見て、なんとなく気を引かれたためである。
これが、予想を快く越えるくらいうまく作ってあって、主役の菅野美穂は演技がうまい!というか、以前より確実にうまくなっている!また、女中役の池脇千鶴がまたうまい。というのは、奉公したての芋っぽい女中を、表情も含めてうまく演じているのだ。また、ストーリーも、単に大奥の女性同士の争いというのではなく、「表」の世界での各人の思惑が見事に連動しながら話が進んでいるから、飽きない。

もうひとつ、このところ、ささやかに楽しんでいるのが、松本明子が主役末松吉子を演じている「女神の恋」である。どこが女神なのかよく分からないが(彼女の勘違い振りが、運命の女神をも振り向かせているということか?)、とにかく、面白い。35歳、独身、結婚願望あり、会社員。ただし、どうやらお局さんではないらしい。そんな貫禄は微塵も無く、後輩たちからは都合よく仕事を押し付けられている、お人よしな先輩。そして、彼女は、どこかピュアで、「女のコ」だと思う。
彼女は、滞在先のリゾートホテル(コテージ?)で鉢合わせたばついちの作家が自分の息子と数日を過ごすにあたって、勝手が分からず、おろおろしていると、なぜか目いっぱい純粋に応援する。息子と一緒に遊んで心を開かせようとする。そのとき、なんといっても、彼女は自分のことを「お姉ちゃん」というのだ(当たり前だ!だって独身なんだもん!自分は子どもいないんだもん!)。

このドラマの脚本家だか演出家も言っていたように(ごめんなさい、確かめればすぐなんですが。番組のホームページにありました)、末松吉子さんは、仕事に生きてきて気付いたら30台半ばになっていたという、大人なんだけど、でも同時に、少女らしさ、いや、女のコらしさも多分に秘めた存在なんである。

そう、かつては(差別的な響きになるかもしれないことをお許し願いたい)一部の「オールド・ミス」だとか、性格の個人差とかで、ごく一部の人しか30代後半すぎて「女のコ」ではいられなかったと思う。それが、今は、40前?40?大人ではあるけど、女のコでもいいのよ、みたいな風潮になってきているように思う。
よしあしは分からない。ただ、標準的なライフコースというものの縛りがなくなったことは、それが抑圧的に働くものである限りの部分において、何歳の「女のコ」がいてもいい(決して、アダルトチルドレン的な意味で言っているのではありませんよ。映画「8月の鯨」に出てきた、往年の人気女優、リリアン・ギッシュのような、そんな意味で言っているのです)、それはよろこばしいことなのかもしれない。

そう、「アリー・マイラブ」のアリーも、恋は沢山したけど、やっぱ「女のコ」のまま、34歳でドラマ終わっちゃったしな。

あと、このドラマで言えば、小田龍之介役の山口祐一郎がすごくかっこいい。去年の「利家とまつ」で佐々成政を演じてたときは、分からなかった。また、以前、ドラマ「おやじぃ」で一回だけ、おやじぃの奥様を演じた黒木瞳の結婚前の恋人役で出てきてたけど、そのかっこよさが(主演の田村正和のほうに目が奪われていたので)分からなかったが、ようやく山口祐一郎のかっこよさが分かるようになった。去年、「利家とまつ」に出演したとき、女性誌に「山口祐一郎、大河の常連になった?」みたいな記事が、きゃぴきゃぴした口調で書かれていたの理由が、やっと分かったのだ。

とにかくかっこいい。とよえつに似てるジャン、と思ったが、とよえつよりもっとかっこいい。

若さだけで勝負せず、40過ぎて「ダンディ」に見せられる俳優さんは、本物だと思う。ブラビ、ヒュー・グラント、、、。

女優さんも、30代、40代、さらには50代と、うまく輝きながらどんどん脂がのっていく人、いいですねぇ。大竹しのぶとか、松坂慶子、吉永小百合。。
今日は昼、テレビに鶴田真由が出ていたけど、27,8歳のとき、トークに出ていたときより、自然体になって、魅力が増しているようで、好ましく思った。

あ、でも、鶴田真由は、「女のコ」の部分ももってるかもしれないけど、やっぱ「大人の女性」って感じがするな。





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切れない仕事、そしてあいまいで半端なわたし - 2003年06月03日(火)

悪の電話をかけてしまう。仲介者は困るという(そりゃあそうだろう。直近だもの)。でも、人員配分としてどうなのか、当日にならないと職務がわからないというあたりがかなりアバウトな気すらする。実は一日一人休んでも大丈夫なんじゃないの?っていうか、たいていの仕事はそれでも大丈夫なようにできている(と甘いかもしれないが、思う)。そもそも、失礼ですが、当日体調が悪くて休む場合はこちらに連絡をくださいってどういうことですか(内心語:あらかじめ休みますというほうが正攻法ではありませんか)、と訊ねてしまった。これで仕事をひとつ失うかもしれない。
でも、きっと私は相当なことがない限り仕事を断れずに続けてしまう人だから(去年の後期だってそうだった。忙しくなる、試験が多いからこの仕事はやめたい、と思ったし、そう申し出たけど、担当者が体育会系の明るいのりで電話をかけてくる方に代わり、なんとなく押し切られて続けてしまった。2週間に一度あるかないかなの楽な仕事なので、それが試験に響いたかどうかはなんともいえないけれど。でも、試験を何本か抱えてるときはさすがにちょっときつかったかも)、これからいずれまた忙しくなるときに向けてちょうどいいのかもしれない。こうして向こうから切られでもしない限り、国試前になろうが、私は仕事を続けてしまいそうだから。

同時に、切れたくなかった仕事もある。それは模試の採点!空き時間にどこでもできる!しかし、私は去年、忙しいのに過剰にやりすぎて、締め切りが守れない常習犯となり、(おそらく、予告されただけでなんら正式には通告されずに)首になった。これ、今年はもっとうまくセーブしてできただろうななんて思ってしまう。

++

果たして、自分が恵まれているのかそうでないのか、あるいはがんばっているのかそうでないのか、よくわからなくなる。友人の中には、明らかに誰が見てもがんばっているといえる人もいるし、バランスをとりながらしなやかにやっている人もいる。

恵まれているかどうか、そういう意味では、私は割りに恵まれているだろう。この平和な日本に暮らすことができ、そして気ままに人生を送ることが許されている。
大学だって入りなおして、また学生さんをやっている。
留年しても、研究室でお世話になって技術補佐員として(さしあたり、少なくともこの2ヶ月は)雇われている。そして実験指導を受けた上、実験をさせていただいている。

同時にがんばっているかどうかというと、実験はまだ訓練の域を出ず、空き時間も多いし、エネルギー全開でやっているとは言いがたい。おまけに、私としてはやはりまとまった結果を出したいのだが、そこまでまだまだ到達しそうに無い。

せいぜい、本を読んだりして知見を高めている程度である。

++

なんだかいつもあいまいな状態に身を置いている私、人生なんてそんなものかもしれない。大学院生をやりながら次の就職のために動く(これは研究を続けないのならば、まあまあ当たり前か)、就職しても、ここから出て行くぞと試験勉強をする(はじめはこそこそと、次の非常勤では大手を振って)、再度学生になれば、せっかく入りなおしたんだからと全部まじめに出るのではなく、間引いて生活費を稼ぐことに汲々していた(なれぬことだったのか、行く回数が多かったからなのか、異様に一年の前期後期・・特にはじめの大きい期末テスト前の6月終わり、二年の後期・・特に10月11月と、しんどかった覚えがある)。

今も学生(のはず)なんだか、パートでお勤めなんだか分からない感じ。

いつもカメレオンみたいな私。

そのあいまいさが、人生かもしれないし、常に岐路を用意して(決してまだスペシャリストにはなっていないけれど)どちらかに進み、少なくとも食べていける理由なのかもしれない。


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軽い睡眠不足の傾向と、染色の失敗で、帰り、なんだか軽く疲れ気味になり、歩くつもりがバスに乗って帰った。


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辞令 - 2003年06月02日(月)

「アメリカの論理」(新潮選書)読みはじめる。


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B&B、 バタンキュー - 2003年06月01日(日)

土曜、日曜と二日続きで5時起きで一日中働いていると(!?)、さすがに日曜の午後9時にもなればおねむになって、吸い込まれるように曝睡。そのかわり、明け方になると夢見が悪くなって(大学の卒業式でなぜか私がスピーチするという設定で、相当私は唸っていた)、結果として予定通り今日も5時半前にすんなり起きている。

++

金曜から三泊四日で日本に一時帰国している友人を泊めている。彼女もいろいろスケジュールがあるのをいいことに、余りお構いもせずに(気も遣わずに)、私は私のスケジュールをこなしている。まさにB&B(bed and breakfast)。
こんなのでよければ、他のお友達にもどんどん宿を提供しよう。ただし、女子限定。
みなさん、キョウトに御用の際は、わかこさんちにどんどん泊まりましょう!ただしお構いはしませんけど。

ついでに、仕事から帰宅すると、余りのことに見兼ねて、小バエの発生している実家からの救援物資の段ボールの山を友人が片付けてくれていた。ありがたやァ〜〜。確かに、部屋の片づけという労働力が一番プレゼントとして今は嬉しいかも。もちろん、プレゼントは全て気持ちが嬉しいので、何でも嬉しいです。
あ、誤解のないように付け加えておくと、結構私は洗濯はこまめにするし、好きな方。料理はまぁまぁ。問題は、お掃除や整理整頓という、生存に直接関与しないものが後回しになることなのである。)

というわけで、B&Bはお互い一石二鳥(!!!?)。有るものは使おう。

++

和田秀樹「大人のためのスキマ時間勉強法」(PHPエル新書)読了。
自分の作業にかかる時間を把握せよ、スキマ時間に勉強や休憩を、時間の使い方(オンオフ)にメリハリをつけよう、という趣旨。自己管理と時間管理して、思うような人生を送りなさい、ということかな。




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