ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

Somewhere Over The Rainbow - 2009年10月28日(水)

有賀幹夫さんが作っておられるTHE YELLOW MONKEY写真集
『『THE YELLOW MONKEY HEAVEN-SICKS years`96~`97-
PHOTO BOOK +BONUS DVD』の各メンバーチェックが完了したそうだ。
先週、有賀さんのブログでこの写真集のタイトルが
「HEAVN」なのだと発表されて、そしてこの`96〜`97という
撮影ピリオドに関しては、出発点(2年前の吉井和哉との雑談)から
決まっていたのだと知って、この「HEAVEN」ということに
私は、何だか想像以上に重い想いを抱えていた。
「メカラ ウロコ・LIVE DVD BOX」も
「COMPLETE SICKS」も吉井和哉が精力を傾けて監修し、
そしてロンドンへの旅も終えて・・・
THE YELLOW MONKEYを今度こそ本当に成仏させるんだ、
終わってしまうのだと、その事を改めて突きつけられたように
感じて、硬直する思いがした。

『我らがTHE YELLOW MONKEYは、永久に不滅です』なんて文字を
掲げて掲示板を開き続けている自分は、さぞ滑稽な存在なのだろう等と、
自虐的な気分に陥っていた。
それでも「吉井武道館」に今年も集える事に為って
安堵したし、ロックインジャパンフェスやJ-WAVEライブの
映像を目にして、吉井和哉の格好良さに惚れ惚れしたし、
更に今朝、iTunesで「宇宙一周旅行」音源を入手して、
吉井和哉は今、こんなにまで凄い境地に達していたのだろうかと
心底驚嘆した。
映像では、吉井和哉の艶姿に目を奪われてしまうけれど、
音だけに今、じっくりとどっぷりと浸って、
完成度の高さに驚かされた。
最高だね!
11月11日にこの音に映像が加わったら、どんなに物凄いことに
なるのだろう!
吉井和哉のファンで居られる事が誇らしい、
ずっと信じて来られて本当に良かったと、涙して仕舞った(^_^;)

その後にこの有賀さんのブログで
『この本は改めて彼ら4人に架かるブリッジ(橋)
を作れるような気がします。』という文章を目にして、
ずっとわだかまっていた心の澱が溶けていくのを感じた。
涙の後に虹がかかるように。
天国にかかる虹の架け橋のイメージだ。
イズラエル・カマカヴィヴォオレの歌う
”Somewhere Over The Rainbow”を想った。
Somewhere over the rainbow
Way up high
And the dreams that you dreamed of
Once in a lullaby ii ii iii
Somewhere over the rainbow
Blue birds fly
And the dreams that you dreamed of
Dreams really do come true ooh ooooh
Someday I'll wish upon a star
Wake up where the clouds are far behind me ee ee eeh
Where trouble melts like lemon drops
High above the chimney tops thats where you'll find me oh
Somewhere over the rainbow bluebirds fly
And the dream that you dare to,why, oh why can't I? i iiii

Well I see trees of green and
Red roses too,
I'll watch them bloom for me and you
And I think to myself
What a wonderful world

Well I see skies of blue and I see clouds of white
And the brightness of day
I like the dark and I think to myself
What a wonderful world

The colors of the rainbow so pretty in the sky
Are also on the faces of people passing by
I see friends shaking hands
Saying, "How do you do?"
They're really saying, I...I love you
I hear babies cry and I watch them grow,
They'll learn much more
Than we'll know
And I think to myself
What a wonderful world (w)oohoorld

Someday I'll wish upon a star,
Wake up where the clouds are far behind me
Where trouble melts like lemon drops
High above the chimney top that's where you'll find me
Oh, Somewhere over the rainbow way up high
And the dream that you dare to, why, oh why can't I? I hiii ?

虹の彼方のどこか高いところに
いつか子守唄で聞いた
あなたが追い続けた夢がある
虹の彼方では
青い鳥たちが飛び
あなたが追い続けた夢がある
夢が本当にかなう
いつか星に願いをかけよう
目覚めたら雨雲は遥か彼方へ去っていて
悩み事はレモン飴みたいにとけてしまう
煙突のてっぺんの真上、ずっと高く行ったところ
そこが私のいる所
虹の彼方で
青い鳥たちが飛ぶ
あなたが恐れず追い続けたその夢を
私にだって追いかけられないはずはないよね?

緑の木々や赤いバラが何本も見える
そのバラ達が、これから私達のために咲いてくれるのを
私は見守っていくよ
そうして、そっと心に思うんだ
この世はなんて素敵だろうって

青く晴れた空や白い雲、日の輝きも見える
夕暮れは私のお気に入り
そうして、そっと心に思うんだ
この世はなんて素敵だろうって

空にかかるとってもきれいな虹の色が
道行く人たちの顔にも映ってる
「こんにちは」って言いながら
友だち同士で握手してるのが見えるけれど
本当は「君のことが大好きで、とても大切に思ってる」って言っているんだ
赤ちゃんの泣き声を耳にして
私はこれからこの子達が成長していくのを見守っていくよ
私達がこれから知るであろうことよりも、
ずっとずっと沢山のことをこの子達は学んでいく
そうして、そっと心に思うだろう
この世はなんて素敵だろうって

いつか星に願いをかけよう
目覚めたら雨雲は遥か彼方へ去っていて
悩み事はレモン飴みたいにとけてしまう
煙突のてっぺんの真上、ずっと高く行ったところ
そこが私のいる所
虹の彼方で
青い鳥たちが飛ぶ
あなたが恐れず追い続けたその夢を
私にだって追いかけられないはずはないよね?





NEVER MIND - 2009年10月16日(金)

帰国報告で『ロンドンに着いた時から風邪っぽく、
日本に着いたら一気にしんどくなりました。
しばらく 寝っころがります』と書き込まれて、
モバでは、体調を気遣うファンの声が溢れていたけれど、
今日の午後になって
『あほかというぐらい寝て』『大復活』されたそうだ。
良かった。
林家ぺーさんばりのピンクのトレーナーを着て
寝ていらしたそうだ。
ロンドンでは、黒の革コートを纏い、
いかにもロックスターと言わんばかりの
格好良さを魅せ付けていた同じ人とは、思えないような。
可愛い(笑)

体調が戻られたそうなので、
(とは言っても、まだお疲れが溜まっていそうなので、
無理せず栄養も獲って、充分休養を取って欲しいのだけれども)
このところずっと私が感じていた事をやっぱり書いて置く
事にした。
今回のロンドン旅行中での吉井和哉のモバイル書き込みは、
最初はそれ程でも無かったけれど、途中からは、
何だかとても心配に為る位、センチメンタリズムに溢れていたと思う。
『お礼を言いに行ってきます』
『今は動かないメリーゴーランドも、僕の心の中では
永遠に廻っています。』
THE YELLOW MONKEYが最も輝いた「SICKS」のリマスター盤製作の為に
ロンドンを訪れていたのだから、
吉井和哉自身、THE YELLOW MONKEYというバンドの生き様と
真正面から向き合う深い時間を過ごしたのだろうと思う。
きっとそれは、私が「いつの日にか」と願う夢の実現とは、
隔たりのあるものではないかと感じて、とても淋しく辛くなった。
それでも、儚くても、夢は抱き続けていこう。
それで良いじゃないか。

吉井が帰国した日に発売されたWHAT'S IN?吉井和哉×志村正彦
(フジファブリック)対談を読んだ。
THE YELLOW MONKEYのコピーバンドをやっていらしたという
志村さんの吉井和哉へのリスペクトっぷりが微笑ましかった。
ビートルズカバーアルバムでフジファブリックがカバーした
「アイ・ウォント・ユー」本当に良かったよ。
でも吉井が語った『僕が今やっているのはロックまがいのもの』
『ロックに取り憑かれて、死と直面しながらも続けていかざる
を得ない人たちと、ロックに取り憑かれてあっという間に
終わって、その後に苦しめられる人たち。そのふたつの対称。
僕なんか15年ぐらいで中途半端に壊してしまったから、
もうロックではない』という文章に驚かされた。
壊してしまったから、もうロックではない?
「真のロック」とは何ぞや。

私は、吉井和哉の音楽に震わされているんだけどなあ。
ビンビン心が震えるもの、響くもの、それが
私にとってのロックだと思っている。
壊れちゃったら修理すれば良いじゃない。
木馬が壊れていたら新しい木で繕って、
新しいペンキを塗って、金具が壊れていたら
頑丈な新しいボルトやナットで、また動かせば良いじゃない。
油を注せば良いじゃない。
私は、メリーゴーランドが廻り始めるのを待っている。




Let it be - 2009年10月10日(土)

『今は動かないメリーゴーランドも、
僕の心の中では永遠に廻っています
「素敵な時間をありがとうございました」と
言って ブライトンをあとにしました』

吉井和哉の書き込みを目にして
ちょっと涙して仕舞った。

吉井さんは、常にチャレンジをして
旅をして、そうして「ほんとうのもの」を
ひとつひとつ見つけていっているようだね。
私は、まだずっと迷いの中にいるみたい。

For though they may be parted there is
still a chance that they will see
There will be an answer
Let it be
たとえ別れわかれになっても
また会える日が来るかもしれない
いつか必ず答えが見つかる
今は耐え忍ぼう 

バージョン違いの「Let it be」達を
繰り返し聴いている。




ハレルヤ - 2009年10月08日(木)

吉井和哉さん、43歳のお誕生日おめでとう!
bridge吉井和哉×大木伸夫対談で
吉井和哉が薦めていたレーナード・コーエンの
「LIVE IN LONDON」を聴いているので、
文字通り「ハレルヤ!神様、この世に
吉井和哉を誕生させて下さってありがとうございます。」
そういう敬虔な気持ちが溢れた。
吉井さんの命を育んで下さったご家族、
ご両親やその血族の方々、慈しんで下さった方々、
そうして今、ミュージシャンとして活躍する
吉井和哉を支えて下さっている全ての人達に
「ハレルヤ!」という言葉を贈りたいと思った。
「ハレルヤ」という言葉の本来の意味からは、
外れるのかも知れないけれど。
私がレーナード・コーエンの名前を
初めて知ったのは、THE YELLOW MONKEYの
ファンクラブ限定ライブ「ペチコートレイナード公演」が
開かれた時だった。もう10年も前だ。
その時レーナード・コーエンのCDを聴いていたのだけれど、
当時の私には、しっかり受け取る事が出来なかった。
勿体無い。
けれど今、この74歳時のレーナード・コーエンのLIVE CDに
メロメロにさせられた。
タイミングっていうものは、あるものだねえ。

And even though it all went wrong
I'll stand right here before the Lord of Song
with nothing on my tongue but Hallelujah!
Hallelujah! Hallelujah!
何もかも思い通りには行かなかったが
いつの日か私は立つだろう、「歌の神」の前に
一心にハレルヤと唱えながら
ハレルヤ、ハレルヤ



心が震えた。




bridge 11月号「吉井和哉×大木伸夫」 - 2009年10月04日(日)

bridge 11月号「吉井和哉×大木伸夫」
最初にbridgeでACIDMANの大木伸夫さんと吉井和哉が
対談すると知った時は、何だか凄く意外な組み合わせで、
果たしてお二人の話が上手く合うんだろうかと
いらぬ心配をしてしまったりしていた。
けれど蓋を開けてみたら、非常ーに面白かった!
まず表紙からして良い。
タトゥーを施した右腕が逞しく自然体で漢っぽい風情の
大木伸夫さんと真っ赤なTシャツに黒ジャケットにサングラスと
大変アヤシイ感じの吉井和哉が結構良い感じで並んでいる。
男らしく足を投げ出してる大木さんと、
お行儀良くちょこんと内股でブランコに乗っかってる吉井との
対比も効いているなあ。
そして何よりこの二人へのアンケートが滅茶苦茶面白い。
吉井和哉直筆の答えのページは、衝撃だった。
もうこの人は、字なんて上手く為らなくて良い。
このままでいて下さい!と思った。
何なんだろう、あの「鬼」の文字は。
吉井和哉のあの「鬼」の字と「血の轍」は、
鮮やかに私の網膜に焼き付けられた気がする(笑)
大木さんは、吉井和哉に比べれば断然字が綺麗です。
心配いりません。
お二人の考える「天国」と「地獄」のお話も深いねえ。
「女性」と「空」、とてもかけ離れているように
思えていた二人が実は、沢山の共通点を持っていたのだった。
吉井和哉がACIDMANに提供する「血の轍」もしくは「轍」を
是非とも聴いてみたい。
凄いパワーが生まれそうだ♪





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