ロマンティスト・テイスト...jovanna

 

 

本命 - 2009年09月20日(日)

シルバーウィークまっただ中の今日、
吉井和哉の『本命 代々木のMIX』が始まったそうだ。
この夏にモバサイトでTHE YELLOW MONKEYライブの
MIX作業をしていた頃、『浮気』と表現していた時から、
私は、ずっとこの「本命」と「浮気」という言葉に
引っ掛かりを覚えていた。
今の吉井和哉にとっては、現在進行形のソロ活動
「吉井和哉」そのものが本命であって、
既に終了しているTHE YELLOW MONKEYは、
まさに本命以外の浮気相手みたいなものなのだろうか。
言いたい事は、判る気もするけれど、私は、
そういう表現は、好きじゃあない。
私にとってTHE YELLOW MONKEYも吉井和哉も
一本の線で繋がっているから。
今夜、吉井和哉自身が
『過去の自分があり 今の自分がある』と
語っていたけれど、その通りだ。
『モンキーに比べて、派手さがないかも
知れませんが「重さ」は負けません』とも。
他の誰にも真似できない「重さ」があるよね。
派手さは、確かに薄らいだかもしれないけれど、
艶やかさは、増した部分があると思う。
目が離せない。
いつの時代も吉井和哉は、私とっての大本命だ♪

ROCKIN'ON JAPAN10月号に井上貴子さんのテキストで
『イエローモンキー、結成20年目の収穫祭!
トリビュート、DVD BOX、そして未発表音源リリース!!!』の
紹介が載っていた。
ビルの屋上で撮られた「SICKS」当時の
“天下獲ってやるぜ!”みたいな無敵なオーラばりばりな
若かりしメンバーのフォト、とりわけ吉井和哉の
眼に惹き付けられた。
だから尚の事、『言うまでもなく
2004年に解散した、今は肉体を持たないバンドである』という
文字が哀しかった。
この10月号の表紙と特集記事は、華々しい大復活を遂げた
ユニコーンだ。
その他にも、今年復活したDEAD ENDの記事や
パワフルに活動する新旧バンド達の記事を目にして、
何ともやるせない気持ちになった。
『肉体を持たない』って、淋しいことだね。
それでも、井上さんが仰るように、
『彼らが蒔いた種は、今もロック・シーンの
いたるところで花を咲かせている』のだ。
そうして12月9日発売予定のトリビュート
『THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM』が
生まれるのだものね。
ずっと、解散したのに結成20周年を祝うなんてと、
違和感を拭えないでいた。
けれども、今ようやく気付いた。
私にとって最高最大の喜びは、THE YELLOW MONKEYに出会えた事だもの。
THE YELLOW MONKEYが生まれてくれてありがとう。
THE YELLOW MONKEYというバンドでTHE YELLOW MONKEYの音楽を
生み出してくれてありがとう。
トリビュートアルバムや「メカラウロコBOX」
「SICKS完全版」でもう一度原点に還って
THE YELLOW MONKEYを味わえるなんて、最高の贅沢であり幸せだ。
ありがとう!
THE YELLOW MONKEYは、私が生き続ける限り、
本命のバンドです!





「THE YELLOW MONKEY 20th Anniversary」詳細発表 - 2009年09月17日(木)

★『THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM』
[CD2枚組]
2009/12/09発売 3200円

<収録曲>
あがた森魚 / 4000粒の恋の唄
奥田民生 / LOVE LOVE SHOW
金子ノブアキ / 離れるな
KREVA / 楽園
黒猫チェルシー / パール
毛皮のマリーズ / SUCK OF LIFE
シュリスペイロフ / SO YOUNG
SCOOBIE DO / WELCOME TO MY DOGHOUSE
星羅 / 空の青と本当の気持ち
tacica / カナリヤ
椿屋四重奏 / BURN
TRICERATOPS / JAM  
Nothing's Carved In Stone / バラ色の日々
秦基博 / SPARK
THE BACK HORN / 球根
フジファブリック / FOUR SEASONS
フラワーカンパニーズ / プライマル。
ムック / 追憶のマーメイド
metalmouse / SHOCK HEARTS
MORGAN FISHER / PUFF PUFF+メロメ
山田孝之 / SEA
...and more
※50音順 / 曲順未定

参加アーティストはこの後も追加発表予定。
アルバム初回出荷分に、
12月27日に渋谷La・mamaで行われる無料ライブの応募券封入


★『メカラ ウロコ・LIVE DVD BOX』
[DVD9枚組]
2009/12/09発売 21000円

<収録内容>
メカラ ウロコ・7(1996年12月28日 日本武道館)
メカラ ウロコ・9(1998年12月28日 日本武道館)
メカラ ウロコ・10(1999年12月28日 日本武道館)
メカラ ウロコ・8(2001年1月8日 東京ドーム) 《4公演を全曲収録》

<特典>
・BONUS DISC
・メカラ ウロコ・15パンフレット縮刷版付


★『COMPLETE SICKS』
[CD2枚組+DVD] 2010/01/22発売 8400円
オリジナル音源のデジタル・リマスター
未発表デモ・トラックス音源
日本でのデモ・レコーディング&
ロンドン・レコーディング秘蔵映像DVD
3作品購入者特典抽選応募券封入にて
「SICKS」フォトセッションでメンバーが着用した
衣装を4着4名にプレゼント
Blu-spcc CD+CD+DVD+スペシャルブックレット


待望の「メカラウロコBOX」が遂に実現するんだね!
そしてトリビュートアルバム!豪華な顔ぶれだ。
あがたさんとモーガン・フィッシャーが参加して下さるのが嬉しい。
12月27日のラママでの無料ライブというのが
物凄く気になる。
基本は、トリビュートアルバムに参加してくれた方々の演奏だろうけれど、
サプライズもあるかも、と期待しちゃいそうだし♪
そして『COMPLETE SICKS』は、予想していなかったから
純粋に嬉しい。
本当に楽しみだ!




「brainchild's」 - 2009年09月10日(木)

待ちに待ったbrainchild'sの1st ALBUM「brainchild's」を手にした。

「brainchild's」

1. cardioid
2. The Cage
3. Love Letter
4. 球地 〜dual issues〜
5. I'm Staying
6. there
7. 愛の種
8. 手の平
9. END ROLL
10. カサブタ

ギタリストである菊地英昭“EMMA”さんが
10曲中5曲も歌っているということで
発表された当初は、本当に驚いて、
申し訳ないけれど少し心配だったりもしたのだけれど、
3rdシングル「cardioid」を聴いて、それが想像以上に
エマさんのサウンドと歌にヤられて仕舞ったものだから、
アルバムを丸ごと体感する日が楽しみで仕方なかった。
1曲目「cardioid」
散りばめられているガットギターの響きが格好イイ!
エマさんの歌声とギターが、初めは穏やかに優しく、
それが次第に熱を帯び力強く響いて来るのに痺れた。
4曲目「球地」
冒頭のガットギターに惹き付けられた。
エレキサウンドに切り替わる時、ゾクッと震えた!
5曲目「I'm Staying」
エマさんがファルセットの高音部と低音部とを
歌っていることに驚いた。
メロディーが本当に奇麗で、
儚げな歌声が見事に嵌っている。
8曲目「手の平」
タイトルを目にした時から気に為っていた曲だった。
期待以上だった。
何故か懐かしいメロディーに
妖しく心掻き立てられるようなギターの響き。
“紅いダイヤモンド
 美しいわけだもん
 蒼いダイヤモンド
 儚いわけだもん

 蒼い雨 午後には止む
 解き放たれ輝き続けよ”
いつのまにか口づさんでいる。良い!
9曲目「END ROLL」
ロック・ジェットによれば、
『いつでも作詞をしてくれるんです。
それで、言えばすぐに歌詞を持って来てくれる。』
という「Ghost Lighter」と表記されている
『ゴースト・ライターという作詞家が。』
いらっしゃるのだそうだ。
鹿島さん曰く、どうやら私達も良く知っている人物らしい。
あの人以外思い浮かばないけれど♪
螢汰さんとのデュエット曲だ。
凄く面白いと思った。
10曲目「カサブタ」
泣きのギターが炸裂している。
本当に良い音!
エマさんの歌声は、柔らかく穏やかなのだけれど、
ふわりと包み込んでくれる懐の大きさと温かさが感じられて、
頼もしく力強いと思った。
全曲通して聴いてみて、
螢汰さんが歌う「The Cage」「There」、奥田みわさんの
「Love Letter」「球地」「愛の種」というヴォーカル曲も、
バラけた感じでは無くて、全編トータルに纏まっているなあと
感じた。
愛聴盤に為るに違いない!





グラマラス - 2009年09月02日(水)

吉井和哉公式サイトで9月度のコラムが更新されて
『3代目グラ男です。』と名乗っておいでだった。
「グラ男」とは何ぞや?と調べてみたらば、
『ひと目で世の女性を恋に落ちさせてしまうルックス。
働く姿に覗く知性、疲れた心を癒してくれる素直さ。
側にいるだけで女性ホルモンがUPして美しくなれるような、
グラっとくる現代の日本の宝。「グラマラスな男」の短縮形。』
だそうだ。
女性ファッション誌【GLAMORUS】で
2009年版グラマラスな男 【グラ男】を選ぶ企画があるらしい。
「3代目グラ男」ねえ。
何でも短縮形にしちゃうのは、あまり好きでは無いなあ。
Mr.グラマラスの方がずっと私は、好きだ。
それにしても、吉井和哉には、ぴったりな形容だこと♪

蝉の中でも、特にツクツクボウシが好きとはねえ。
確かに鳴き声は、リズミカルだけども。
何か鳴き声からして、暑苦しい感じがするけどな。
私は、断然「ヒグラシ」が好きだ。
「カナカナカナ……」という響きは、
何ともいえぬ寂寥感があって、ひんやりと涼しくさせてくれる。
秋の気配だよね。
“あの歌だけは ほかの誰にも歌わないでね ただそれだけ”
秋の気配(オフコース)
歌は、誰のものでもないのだなあと思う。
たとえ歌い手本人が作った歌であろうとも。


『11月に代々木とZEPP仙台をコンプリしたDVD発売』!?
「I ハートマークK・Y(価格安く」というのが非常に嬉しい。
「多分」の文字が気がかりだけれど。
社長さん、頑張って♪





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