猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2014年04月20日(日) 他人の手紙

名演小劇場1F 13:00〜14:00 56分

 ポーランドでは2010年に公開されたドキュメンタリー映画。「ワレサ 連帯の男」の上映を記念して隙間上映という次第。上映料金は何曜日でも千円。

 社会主義政権のもとで秘密警察によって回収された手紙の数々を、モノクロのイメージ映像と共にナレーターが朗読。紹介された手紙のほとんどは、為政者への減刑嘆願や、遠方の家族に送った生活の嘆き。いずれの手紙からも圧政下における一人一人の苦しい胸の内が垣間見えるのだが、ここで紹介されるということは相手には届くことはなく、本来なら読まれてはまずい相手に読まれてしまっているんだな、と思うと二重に辛いものがある。特に十歳くらいの男の子が時の為政者にあてて「お父さんを死刑にしないで下さい」と綴っている手紙があって、心が痛かった。

 そんな沈痛な映画を見た後だとぱーっとしたもんが食べたくなる。というわけで栄の久屋大通側の地下街にあるカトレヤにてチョコレートパフェ。なんかさあ。最近のパフェってだめなのよ。底の方にチョコフレークが入っていなくて。サイコロ大のスポンジケーキ入れてるとこが多くてもう最悪〜。値段も630円と、他の店のパフェよりちょっとだけ安いしな(せこい)。

 堪能した後は大須へ行って、大須ベーカリーでピストーレとあんドーナツを買って帰宅。



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