猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2011年10月29日(土) シルヴィ・ギエム・オン・ステージ “HOPE JAPAN”ツアー2011 Bプロ(仮)

もうちょっとイロイロ書き足してから。とは言え細かい感想はなし。行ったという覚書に終始します。名古屋公演も同様。



2011年10月28日(金) 受かりました

 結果をメールで受け取る設定にしておいたのに、7時になってもまだ受信できないので、犬の散歩行って帰ってきたらまだ受信できてない。しょうがないなあと思いつつサイトにアクセスしたら案外すんなり行けたので、さくさく確認しました。なんのためのメール受取設定だよ、トホホ。 

 30日金曜日 西地区 "の" ブロック 02bです。

 今はただリミットまで頑張ります。いやもうかなりやばいんですけどね。でも今回は大事な話なので全力の上にも全力で行きます。

 取り急ぎご報告のみにて失礼いたします。

 でも明日はギエム様を見に友人と上京します(ボカ〜ン)。





2011年10月25日(火) 映画:自分用メモ

 9月末の三連休を過ぎた辺りからようやっと本当に暑さが遠のいたという感じですね。9月3日の台風12号が行っちゃった後も一旦は涼しくなったものの、本当に一時だったのに比べて今度こそ秋になったという気がいたしまする。と思ったら昨日一昨日なんてまた蒸し暑くなりだしたりして、どうなっとんじゃい。もう11月になっちゃうよ! てな感じでまだ昼間なんかは日差しがガンガンきてますが、長時間外を歩いたりしない限り汗ばむということもなく、日々実に快適であります。今日なんか曇ってたせいかちょっと肌寒くてよい感じ。もっと寒くなってくれればその方が私としては適温ですが、今年くらいは暖冬でいいですわ。

 あ、そうだ。すっかり書き忘れてましたけど、受付確認ハガキは無事届いてますよ。

 行けたらいいなと思いつつ、メモ。
「ミッション:8ミニッツ」
 28日からTOHOで(なんで金曜から?)。ジェイク主演のSF映画。なんかストーリー聞いてるだけで面白そうじゃんか。

「やがて来たる者へ」
 名演小劇場で29日から。第二次大戦中のイタリアの小村のお話。「セントアンナの奇跡」みたいなもんかな?

「ウィンターズ・ボーン」
 29日からTOHOで。評判は凄くいいんだけど、十代の身空で悲惨な目にばっかりあうお話はいやだなあ。気力があったら見に行こう。




2011年10月09日(日) ミケランジェロの暗号

 一昨日ミリオン座の時間割をチェックしていたら、なんと21日までの上映となっていてびっくり。しかも8日からは10時25分からの一回だけって。もともと今日行く予定だったけど、こりゃ仮に傑作だったとしても二回目を見る機会はないかも(14日にチェックしてみたら、17日からは一日三回になっていた。でもって22日からはシルバーかゴールドでやるみたい。よかった)。

 というわけで日曜日の癖に午前中に起きてミリオンに行ってきた。しかしやはり休日の午前起床は難しい。伏見駅からダッシュしてカウンターに着いた時には10時半を過ぎていた(ボカ〜ン)。ボックスはてっきり三階のミリオン2か3かと思いきや、一階にある一番大きな1。おかげで階段を上らずに済んだが、本編がもう始まっていた上に、それが夜のシーンだったもんだから、席が一切見えず焦る焦る。携帯をかざすが、あんまし役に立たず。まあでもどうにか後方の端の席に着席して鑑賞開始。しかしもう汗だく(笑)。もうハンドタオル使う時期じゃないので持ってきておらず、しゃあなしにティッシュで拭き拭き。

 脚本が「ヨーロッパ ヨーロッパ 僕を愛したふたつの国」のパウル・ヘンゲ、プロデューサーが「ヒトラーの贋札」のヨーゼフ・アイヒホルツァーと、これでストライクじゃなかったらどうしようという布陣だが、はたして面白かった。生き残ったユダヤ人の主人公が、ナチスに成りすまして危機を乗り切る辺りなんて、まんま「ヨーロッパ ヨーロッパ」だったなあ。

 ただ面白かったけれども先述した二作と比べると今一つかなあ。まあ、あの二作のレベルが異常に高いので、同じスタッフといえどもまた同レベルのものを求めるのはあかんのだが。ただ、この時代特有の胸糞悪さ、例えば街中の普通の子供がペンキ持って主人公の店の窓にダビデの星を描いてくとか、以前は礼儀正しく振舞っていた人たちが途端に手の平返してくとことかはやはり面白かった。絵に描いたように心貧しい親友の人物造型もまたよし。ただ人間ドラマとしては主人公の恋人にもうちょっと汚れ役になって欲しかった。それこそ「ヨーロッパ〜」のレニみたいなビッチだったら、より複雑かつリアルになったのになあ、なんて。まあ、そういう風にやっちゃうとバホが監督せえよということになっちゃうからいかんか(笑)。

 今一つと思ったのは、サスペンスの部分。ピンチの乗り切り方がどれもわりと簡単で、潜り抜けた後のカタルシスに欠けた。スイスに逃げたかつての友人の立ち回りもややご都合的。まあこの手のドラマでスイス人もしくはアメリカ人てのは、ピンチ解決に不可欠ではあるんだが。でもやっぱ前の二作の主人公が己の知恵と体だけで乗り越えているのと比べると、印象弱いなあ。一番のキモとなる「本物の絵の在り処」にしても、見ていると一瞬で分かってしまう程度の謎で、甘いなと思ってしまう。

 個人的に一番不満だったのは、主人公役がモーリッツ・ブライブトロイだったこと。どう頑張っても現代人にしか見えない、それも町のチンピラ役が誰よりも似合う彼が、この時代の裕福かつ教養のあるユダヤ人一家の一人息子というのは・・・。ギャグか? ギャグなんか? もうずーっと違和感が消えなかった。

 なかなか濃い映画の割りには106分とコンパクトで、12時半より前に映画館を出ることができた。お昼は矢場町のすずめ踊りでおむすび定食を食べようと思ったんだけど、まだそんなにおなかがすいていなかったので、ひとまず伏見から栄までを歩いていたら、丸善の隣にあるケンタッキーに猛烈に行きたくなって、寄ってしまった。いや、この間別のケンタッキーで食べたナゲットがハズレだったので、どうにもリベンジしたくてね・・・。というわけでナゲットだけ食べた。前のケンタッキーで何がおかしかったって、ナゲットが他のチキンとかポテトとかの所に一緒に置きっ放しで売られていたんだよねえ。ナゲットって注文聞いてから作るのによー。はたしてあそこのナゲットはパサパサで全然おいしくなくって、ナゲット原理主義者としては非常にやりきれなかったわい。まあでもそれもここで済んだわ。おいちかった〜。

 この後すずめ踊りでおむすび定食を食べ、腹一杯になりすぎたのは失敗だったが。




2011年10月01日(土) ジャパンオープン2011他いろいろ

 会社関係の行事があったんですが、無理矢理有給とって行ってきました(ボカ〜ン)。去年のJOもチケット取れてたのにやっぱり行事が入ったせいで行けなくて友人にお譲りしたのですが、ご存知の通りプルがニジンスキーをやったんですよねー。まあそりゃかつてのニジンスキーに比べたら相当劣化しているとは言え、テレビ放送見ながら私はどんだけ悔しかったことか。

 そんなプルは今回のJOにも参加予定でしたけど、怪我のために不参加となってしまいました。はあ、ガッカリ。そしたら代わりにフロが参加するというじゃありませんか。フランス選手は6日にフレンチマスターズがあるので、JOなんぞへの参加はまずないだろうと思っていたんですが、なんだかんだで正式に情報が出たのでびっくりするやら嬉しいやら。というわけでプル不参加のガッカリ感はかなり埋まったのですが、後からプルの状態は実際かなり悪いとの情報を耳にし、ガッカリ感再発しました。ううん、今回の怪我を抜きにしてもプルの経年劣化は相当なもんなので、こりゃ下手すると去年のニジンスキーが最後の試合になってしまうかも・・・。そうなって欲しくはないですが。

 で。当日の感想。席はリンクサイドから数列がプレミア席になっていて、そこから通路を一つ挟んで以降がSS席になってるんですが、私はその四列目でした。ちなみにジャッジ反対側のロングサイド。まあ、キスクラのはす向かいって感じですかね。視線をまっすぐにすると放送席で、開演の少し前に小島アナ、有香さん、テケが入ってきて諸々打ち合わせしていました。有香さん、本番では赤いカーディガン羽織ってましたけど、下は花柄のワンピだったんだよね。打ち合わせ時はまだなんにも羽織ってなかったのでかわいいワンピ姿を拝めて眼福でした。

 開演前に双眼鏡であちこち眺めてたら、選手用出入口の向かって右側が関係者席であるのに気づき、試合中も含めてそっちばかり見てました。まあほら、演技はテレビでも見えるし(ボカ〜ン)。怪我で直前に抜けたサラ・マイヤーとか、諸先生方がとにかくたっぷり眺められてよかったです。何列目かのはじっこにこづパパが座ってて、ほおと思いながら同じ列を見ていると、シュトイアーが座ってました。ちょっと意外。サフゾルについてきたのかな? で、一つおいてジェイソン・ダンジェン。ああ、アリッサ来てるもんね。有香さんも来てるけど、解説だしなあ。ジェイソンの隣は久美子先生で、お互いよく喋ってたけど、何語だろう(笑)。ジェイソンとシュトイアーもよく喋ってたなあ。まあ同世代ですもんね。二人とも長野五輪で代表だったし。しかしさすがペアスケーター、二人とも今でもムキムキだわ〜。特にシュトイアーのムキムキっぷりはすげえ。まだ鍛えてんのかな。

 関係者席には途中から長久保先生やミーシンも入ってきたりしたんだけど、いつからか羽生君が入ってきたのはびっくり! えええネーベルボルン杯終わったばっかりなのに見にきたの? お疲れ〜。羽生君はトラン(気づかんかった)の隣に座ったんだけど、結構出たり入ったりの繰り返しでした。インタビューでも入ったのかな。

 男子が全員終わった後、照明がEX仕様になって、リード姉弟と荒川さんが登場してそれぞれ滑ってくれたんだけど(私は早とちりしてトイレに行ってしまったため、リードと荒川さんは見れんかったです。とほほ)、荒川さんが滑り終わった後、マイクを持って特別ゲストとか言ってゆづを紹介するじゃないですか。そしたら白鳥衣装のゆづが! ええええ、滑ってくれるの!? ゆづはいつものしっかりした口調で今後のことなどについて手短に喋った後、ホワイト・レジェンドのEXバージョンを滑ってくれました。さすがにお疲れ演技ではありましたが、どんな状態でも気迫が溢れんばかりで、それが指先まで漲っていて、結果として魅せる演技になってしまうのがいかにも彼ですね。とにかくいろいろ気負っているのがありありなので、むしろ頑張り過ぎないことを願うばかりでした。

 個人個人についての演技ですが、まあこの時期なので、取り敢えずみんなグダグダだったな、と(笑)。ただミキティに関してはしょうがないですね。まあ、いつものミキティクオリティとも言う(笑)。

 イの一番に滑ったフロですが、すまん・・・。去年以上に好きになれそうにないプログラムですわ(涙)。あのトラ柄は何? ああ、去年の中国杯にあった謎のトラバナーをミキティがパチって帰ってきて、それを切って作ったのね(嘘)。あまりのがっかりに折角決めた4sに気づかなかったです。ごめん。しかしながらリンク外ではかわいすぎましたわ。他のヨーロッパ選手がみんなロシアンだったので、フロがはぶられ状態だったら悲しい〜、なんて思ってたんですけど、全くそんなことはなく、むしろ率先して煽ってて、電車ごっこしたり変なポーズ取ったり、ぬいぐるみで他の子いじったり、実に楽しそうでした。ミーシンに頼まれるままにタミ子&ミーシンの写真も撮ってやってるし(笑)。

 こづも本調子じゃなかったけど、ナウシカいいじゃない! 衣装は相変わらずダメダメだけど(笑)。私ゃ昨季のフリーが最後まで好きになれなかったんですよ。ああいうクラシックど真ん中やられると、どうしたって「バトルがやった方が、ランビちゃんがやった方が」って思っちゃうんだもん。なので彼の場合こういう他の選手が選ばない曲でやってくれた方がいい。いや、そうしてくれないと困る(苦笑)。アニメのサントラ特有の透明感もこづに合ってますよ。らんらん♪は別に気にならなかったけどな。つかなんでそんなに気になる? あのメロディは映画の中でアレンジ違いがいくらでも使われていたのに、とナウシカを原作も含めて腐るほど見ている私が言いますよ。むしろあの部分はロミオのチャッチャッチャチャチャララララン♪を思い出して甘酸っぱかったわ。

 そしてあっこちゃんのこうもりは期待以上だった、と。フレンズの放送見た時、あまりの可憐さに痺れたのですが、いやあ、本当にいい! 衣装がちょっと好みじゃななかったけど、まあ些細なこと。本当にジャンル関係ないですね、彼女は。

 タミ子はなんと言うか・・・。恐ろしい子ですね。ふわっといっちゃうルッツからの3−3も素晴らしい。ただこういう跳び方ができるのは体が小さいうちだけ。白人の選手は体型変化がアジア人に比して激しいので、ソチの頃はどうなるかな。まあでもジャンプよりは意志の強さがにじみ出る表現の方に惹かれます。大体外国の選手はそういうのが強いとは言え、タミ子ちゃんはまたさらに、ですね。指先まで常に気を配っている辺りもすごい。余裕があるわ。

 というわけで試合は大いに楽しみ、次はカーニバル・オン・アイス。日帰りと決めてやってきたので、最後まで見られないと思うと少々行く気が失せていて、もういっそこのままご飯食べて帰っちゃおうかなとさえ思ったんですね。駅前でちょうど「チケット下さい」とやってた女子高生がいたのでこの際譲ろうと思ったら、とんでもなく値切られたので、逆に行く気が湧いてしまったよ(ボカ〜ン)。すまぬな、JKよ(それにしてもあの周辺、もうちょっといい食事処がないものか)。

 ただやっぱり蟹は最後まで見られなかったです。第一部は見られたけど、第二部は最初のサラ・マイヤーが終わったところで会場脱出。本当にもったいなかったけど、大ちゃんのクライシスが見られたので、まあ後はええですわ。なんて嘘です、未練たらたら〜。特に美姫の黒鳥がああ! なんですか、テレビ見たら神演技じゃん(涙)! はあ(溜息)。できれば次回行きたいけど、どうせまた会社行事と被っちゃうだろうな。さすがに次回はさぼれん(うっかりアボが来たりしませんように)。

 まあしかし今回出られなかったプルは、どうなるんでしょ。なんか奴のボロボロ具合を考えると、今シーズンは少なくとも無理っぽい・・・。これでまたいろんなとこから「引退した方が」とか言われたりするんだろうなー。ま、確かに今のプルが試合で勝つのは厳しいし、演技にしても大いにマンネリなので、もう引退してもええんちゃう? というのは全くもってそのとおりなんすが、それでもやっぱり、本人がやり切ったと思えるまで続けられたら、それに越したことはないですよ。これは別にプルに限ったことじゃなく、今の大ちゃんにしてもそうだけど、演技がどれほど劣化しようが、体がどれだけボロボロになろうが、当人に続けたいという気持ちがあるのなら、いくらでも続けたらいい。世間には「こんな状態までズルズル続けなくても」と言われるかもしれないけど、もうそれでいいじゃん。そりゃ劣化しまくりの演技を見ているのは確かに切ないけど、お金がないとか、怪我しちゃったとかで早々に引退しちゃう悲しさより、ずっといい。というわけでみんな満足して終わってくれよ。

 満足して終わってくれよと言えばヨナですが、彼女どうするんでしょうね、ほんとに。相変わらず曖昧な状態ですが(いや曖昧さではジョニーの方が上手かもw)、彼女が国とか自国のスケート界とか、周囲の大人、自分のファン等々のしがらみを抜きにして、ヨナ自身の中にあるただのスケートへの思いだけで滑るということは、永遠に不可能なんでしょうかね。だとしたらもったいない。やー、まーそりゃ五輪はともかくその後の世選の評価に対しちゃ私ゃいまだにモヤモヤしてますけど(笑)。ほんとに陰謀なんじゃ、とか思ったり・・・。だた、この間のダークなジゼルは個人的に凄く気に入ったので(諸氏には極めて不評だったがw)、この路線を極めたものが見たいなと思うのですよ。あのジゼルは「死の舞踏」に似ているけど、あれより暗さに深みがある。まあ別にこの路線じゃなくてもいいけど、あのダークさは彼女にしか出せない魅力じゃないですか。美姫ちゃんにもできそうだけど、彼女はあんな高速ステップは無理だし(やりゃあできると思うけど、ミキティの場合本番ではできないと思うw)。大体私が遥か昔にヨナを気に入った理由は「この子鼻っ柱強そうだな。でもなんか暗い。こういうの真央ちゃんにはないよね」だったのだからして(笑)。といわけで、できるものなら、完全カムバックであります。

 地元では中部ブロックの最中だな〜。結局佳菜ちゃんのプログラムってどうなったんだろう。大方チュッキョフィギュアがフォローしてると思うので、取り敢えずそこでの情報を待とう。一応メ〜テレのスポケンでもやるみたいだし、楽しみであります。



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