猪面冠者日記
今さらだが当分不定期更新

2011年05月27日(金) フレンズ当たったわあ

 やっと「ブラック・スワン」の感想あげました。よかったら読んでね。

 メールチェックしたらローソンから「抽選結果のお知らせ」。おお、この間申し込んでおいたフレンズ・オン・アイスの先行抽選の結果だなと思って開けたら、思いもかけず当選のお知らせでした。すげー、スーパーアリーナなんてダメモトだったのに! まあ、初日の昼の部だから申し込みも少なかったのかもしれんが、なんにせよ嬉しすぎる。今年も有香さんが来て下さると言うし。

 しかしこうなってくると、21日のインテックス参加が迷うなあ。もともとコミケ当落の結果次第と考えていたけど、ただでさせ瀕死の夏に、コミケも入れて三週連続で遠出するのはえらいわ。ううむ・・・。

 心配していた村西監督の日記は、日曜日には元に戻ってました。ほんとに一時的な不具合だったのね。よかった。

 明日から母と二人で安曇野に行ってきます。つっても会社の保養所で、ついでに中身の掃除やら補充やらもしてくるという、息抜きと仕事半々て感じですが。でも温泉入れるのが楽しみ〜。馬肉も食ってくるよ!




2011年05月20日(金) 村西監督の日記が消えている?

 今さっき(23:30ごろ)アクセスしたら、“Oops! This page appears broken. DNS Error - Server cannot be found.”てな表示が。何があったの? この間上原美優ちゃんのこと書いたせい? いやでもそれ言うたら今までだって大概な内容だったわけで、なんで今さら?

 取り敢えず通信上か何かの一時的な不具合だと思いたい。明日まっぺん見てみよ。




2011年05月19日(木) ブラック・スワン

 気がつけば先週から始まってるじゃん。というわけで本日に。小鉢の散歩が早く切りあがったので、19時からのTOHOでも行けたんだけど、松坂屋に丈を直したパンツを引き取りに行きたかったのと、香蘭園の炒飯が食いたかったので、19時45分からのセンチュリーで行ってきた。はー、先週のMr.FOXにしてもそうだけど、もうスタキャ系列には木曜日に行くしかないってのはなんか寂しい。やっぱ更新すりゃよかったかなー。

 さすが話題作、映画館はやはり混み混み。ま、でも7時ちょい過ぎに行って029番取れたなら、ましな方か。ちなみに今日はカフェが100円引きだった。なんでじゃろ。カフェのお姉ちゃんが超絶美人だったのに気を取られて理由聞くのを忘れた(今まで街中で見た美人の中で二番目に美人だった。一番はもちろん有楽町の某居酒屋のお姉ちゃんである)。

 なんかストーリーだけなら山岸凉子みたいな映画だったな(笑)。でもこの映画の監督はギシ先生ならぬダーレン・アロノフスキー。「レクイエム・フォー・ドリーム」にしてもそうだけど、映像はショッキングおてんこもりだし、話もきっつい話なんだけど、そのわりにどっか大味な印象なんだよね。「レクイエム・フォー・ドリーム」があれだけ悲惨な話なのに、見終わっちゃえば大して後に残らないのだって、この監督の大味さゆえだったんだな、と今なら思える。

 今回もそういう「えっ、そこを省略しちゃうわけ?」というこの人らしさは大いにあり、例えば「技術面での苦悩」なんぞはばっさり割愛されている(トップダンサーならちょっとした角度やタイミングにこそ、死ぬほど悶々とするんだが)。まあこの辺は画にすると地味だから、そうしたんだろう。その上で「内面の限界や葛藤」の方をクローズアップしているのね。ただこの部分ですらベタなホラー演出でかなり厚塗りされているので、バレエ好きが見ると逆にしらけるだろうなあ、とは思った。ただ、バレエ界につきもののアレな人たち――「一見娘の理解者なんだけど、実は単に自分が夢を果たせなかった復讐を我が子を使ってしているだけの母親」とか、「飴と鞭(含セクハラ)でダンサーを手駒に仕立てる演出家」とか――、ああいるよね現実の芸術界とかスポーツ界にも、な描写は、いちいちえげつなくて苦笑いしきり。

 それにしてもナタリー・ポートマンにとってははまり役だったねー。「真面目な努力家で、高い技術を持っているけど、色気がないのが玉にキズ」なんて、まさに彼女のことじゃない。「レオン」のマチルダ役の頃から大好きだった私としては、ようやくマチルダ以来の「彼女にしかできない役」ができたことが嬉しい。そしてそれをしっかりものにしてみせた彼女の努力にも感服。一時期「クローサー」とかスケベな役に挑戦したこともあったけど、彼女の努力と心意気を分かりつつも、「でもやっぱり柄じゃないよね」という突っ込みをせずにはいられなかった。要するにそういう役は彼女じゃなくてもできるし、またその方がいい。彼女にしか表現できない色や華はちゃんとあるわけで、この役がまさにそうだった。遅ればせながらアカデミー賞おめでとう! 

 まあそれにしてもこれかなり磨り減る役だったろうなあ。ま、頭のいい彼女のことだから映画の主人公みたいなことにはならんだろうけど。




2011年05月13日(金) 世選チケの返金キタワ

 ここんとこチケの返金を確認したという呟きが多かったため、まだの私はなんとなく心配になっていた次第。ま、返金は数ヶ月かかると言われていたし、こっちも送ったのは先月中旬だったから、まだなくて当たり前なんですが。んで、ここんとこ雨続きだったので銀行にもいかなかったのですが、その雨も去った今日記帳してみたら、十日付でショートの分とフリーの分とが返金されておりました。通帳のその行を見るにつけ、なんとも言えぬ寂寥感を覚えずにはいられませんでした。ふおおおおおお(涙)。この間うちの男子の放送だってよー、見ながらふと「これほんとは生で見てたんだよなあ」なーんて思っちゃったりしてよー。わーん、わーん(涙)。

 そんな一ヶ月延期の世選もこうして終わり、お金もこうして返ってきて、ああ本当に今季終わったなあという感じです。あ、まだ国別が戻ってきてないけど。

 11月札幌・・・。行けたら行きたいなあ(遠い目)・・・。

 

 




2011年05月12日(木) ファンタスティックMr.FOX

 ウェス・アンダーソンの新作がやっとこ日本でも公開だよというわけで、ミリオン座に行ってまいりました。ええ、ちなみにスターキャットの会員は結局更新しなかったので、今年度から平でございます。もっとも去年大分詣でたおかげで無料鑑賞券が二回分あるので、こいつも活用すれば今季はそこそこリーズナブルではないかなと。

 いやーもう楽しみだったのよねえ。原作は有名な「すばらしき父さん狐」だけど、多分ウェス君のことだから、「ガキ親父とそれに振り回される周囲の人々」てな話になるんだろうなあと。この人の描くガキ親父ってまあ、毎回おんなじようなキャラなんだけど、毎回飽きませんわ、もう大好き。しかも今回その親父役(声)がジョージ兄貴なんてぴったりじゃん、脇でビルも出るし他にもジェイソン・シュワルツマンとかお馴染みの皆さんが勢揃いしてるよ、うひひ〜。人形アニメに関しても、オタクの奴のことだからジム・ヘンソンばりのものを用意してくるに違いないわ、いえーい。

 とすごーく期待してたんですが、やったね! 期待は裏切られなかった! もう面白かったのなんの。画面も人形も凝り懲りなんだけど、ところどころ変な静止を入れたり、あからさまにだめな動きを見せたりして、絶妙なチープさを出しているのが最高だったよ(←そこを真っ先に誉めるのかよ)。キャラクターも相変わらずぞろぞろ出てくるんだけど、全員キャラ立ちしてて、見せ場があるのがよい。ちなみに主人公の青春時代が70年代チックなのは監督の趣味だろう(笑)。

 それと今回話のテンポがすごくよかった。ある意味この人らしくない(笑)。やっぱ一応子供も見るってことでいつものダレを軒並みカットしたのかな。まあ今回はそれが功を奏して、見てて本当に心地よかった。個人的にはこの人のダレ好きなんだけどね。まあでも「ダージリン急行」はさすがに眠かったから、そろそろ普通に作らんとまずいか(笑)。

 そして久々のビルはやはりようございました。やあ、本音を言えば当然顔出しで見たかったんだけどさ。まあ贅沢は言いますまいよ。声を聞きつつアフレコ時の表情を妄想すれば済む話よ! あのアナグマ弁護士の造型もなかなかかわゆかったしな。おファンシーなビルなんて・・・って思ってたけど、ウェス君の手にかかるとちゃんと理想どおりに仕上がるわ。さすがビルマニアよの。「ガーフィールド」のような愚かなことだけはしなかった。まあ当然。




2011年05月10日(火) もう暑い

 もうなんなのこの間のGWから暑いったらないわよ! というわけで日記も絶賛放置中です。ごめんなさい。

 休日中は部屋の本の整理してました。「棚から取り出せないor棚から見えない→読まない→結局あってもなくても同じ」ということで、ここ数年読んでない漫画や、すでに思い入れも薄くなった漫画をリストラすることを決意したのです。最近は漫画喫茶や漫画レンタルがあるから、定番作品ならわざわざ持ってる必要ないしね。

 8日の日曜日にA3二箱分にまとめてブックオフに持って行きました。箱を眺めながら「うおー、しっかりリストラしたなあ」って思ったんですが、部屋の景色は何一つ変わってねえでやんの(笑)。うしおととらも相変わらず床にしか居場所がない(涙)。

 まあ、今まで280パーセントだったのが230パーに減ったぐらいですから、そりゃなんも変わりませんな(デブが2、30キロダイエットしたところで変わらんのと一緒)。あと、今週か来週にまあまあプレミアがつきそうな漫画を一箱分まんだらけに売りに行こうと思うんですが、果たしてどのくらいリストラできるかのう。

 世選の感想が止まったまんまですな。なんとかそのうち。一昨日Jスポでペアの初回放送があって、今日はダンスのSD、明日はFD、男子SPです。ダンスはなあ。ペシャブルの結果が辛すぎて、演技は正視できなさそうだ。

 まあ台落ち以前に参加すらできなかったジェレミー・アボットさんですが(ボカ〜ン)、この土日にヨナショーにお出ましになった模様。
http://www.youtube.com/watch?v=DNwp9pBECy0
 おお、これはいいEX! この日の演技は3Aの失敗を除けば本人的にも満足だったようで。しかし金髪アボはなんかまだ違和感あるなー。

 アボと言えば来季のチームエンベロープがそろそろ出る頃じゃないか。去年は5月10日(現地時間)に出たよね。今年は世選がずれこんだ分、発表も遅れるかもしれないが。んで、ここに2011−12シーズンのアメリカのチームエンベロープの基準について出てるんだけど。 http://www.usfsa.org/Athletes.asp?id=350
 これをそのまんま当てはめるとアボはチームBのtier1ってことか(涙)。まあ多少のお目こぼしがあるかもだが・・・。

 話全然違うけど、「獣の奏者 エリン」の再放送がまたやってるねー。でもまた気づくのが遅くて未見分は未見分のまま(涙)。レンタルでも見当たらんし、もうBD買えって?




2011年05月01日(日) エキシビション

 エキシビションの放送はフジ、CS共に19時から。JスポESPNは今日無料解放日だから、生放送が見られるよ、わーい。フジはまあ、時間帯だけ見りゃ生放送でできるけど、どうせまたザクザク編集なんだろうな。取り敢えず両方予約してあるけど。フジではFDの放送もあるみたいだけど、上位陣+リード組だけだろう。ま、そんでもありがたいけど。ペシャブルの放送はないだろうな。ええ、なくていいです。

 あれからつべやツイッターをちょろちょろ漁って、試合後のペシャブルのインタ動画を見た。演技はまだ見てないけど、転倒シーンだけは見た。ああ、ホールドした状態で転倒したんだ。それで自動的に共倒れとなり、レベルやGOEもマイナスされ・・・。だけど三位の渋谷ズとの点差は一ポイント未満なんだぜ。もう本当に返す返すも辛すぎる。インタの映像、ブルザがもう死にそうな顔で見てて辛い。ジュベが泣いてるペシャラたんを慰めていたり、その隣にペーゼラがいたり、こんな悲しい場面じゃなかったら、すげえ面子だけど。ああああ。て言うか自分でもびっくりするほど落ち込んでるわ、今。なんだろう、そんなにペシャブルのファンだったのか。

 エキシビション、よかったわー。いろんなところがバンクのエキシよりステキ。ちびっ子スケーターの群舞もかわゆかったし。振付誰? あと、この手のエキシの定番として、地元のノービスの子がピンで滑ってたけど、ラジオノワちゃん素敵だった。少なくともバンクで出てきたあのクソ可愛げのないガキの千倍はよかったわ。いや、比べることすら失礼。そうよ、こういう子を「将来有望」って言うのよ、カナダ。ああ、ますますソチが楽しみ!

 感想はまあ細かく書くときりがないのでちょっと割愛。ボロジャル&トランコフのマリオ、大ちゃんのアメリ、こづのグリーがよかったです。あ、ブルザ、エキシでもこけてる(涙)。しかもJスポでは藤森さんに「ファビアンの方は転び癖がついてますね」などと(号泣)。でも取り敢えずこれだけは。悠子ちゃんズとミキティの演技には泣きました。悠子ちゃんズは「千と千尋の神隠し」のテーマソング「いつでも何度でも」。この歌、悠子ちゃんは当初そんなつもりで選んだわけではなくて、多分東京ワールドってことでこの曲を選んだだろうなあ、と思うにつれ、あらためて「東京じゃなくなった理由」を思い出さずにはいられなかった。そしてこの歌の内容は今の日本の状況と嫌になるぐらい合っている。悠子ちゃんもここまで出てくるのはとても辛かっただろう。メダルには届かなかったけれど、あのフリーは素晴らしかったよ。今日のエキシも、こういう事態の中で日本の歌で滑るのって辛かっただろうに、それでも心と力のこもった演技をしてくれたことには、もうなんと言ったらいいのやら。

 フジテレビでは演技後にインタビューも入っていた。
「被災者の方、日本にいる方に、がんばってとも言いたいけど、『がんばって』って聞いて辛い方にこの歌はどうかなって思って、ただ淡々と前を向いてがん・・いって欲しいですという思いをこめて滑りました」
 ええっ、これ震災後に作ったプログラムだったのか。

 ミキティ。去年バンクーバーのエキシビションを見た時、「まさかミキティの演技を見て感動するとは」とびっくりした私だが、今日もまたびっくりだ。まさかミキティの演技を見て泣く日が来ようとは! それもアンコールのレクイエムを見て泣いたんじゃなくて、しょっぱなの“Why do people fall’n love”からもう目汁がっ。ええ、もちろんレクイエムでも追加泣きしたのは言うまでもないです。レクイエムはやってくれたこと自体にもびっくりしたけど(テーマとしては合っているけど、それだけにやらないように思っていた)、演技がまた去年の五輪とは違ったエネルギーを放っていて、見ている間、スピードが普段より落ちていたにもかかわらず圧倒された。今季の各試合で「ああようやく年齢に見合った表現力と安定感を身につけたか」と思ったけど、今日の演技は年相応どころじゃない。向こう十年は語り草になるべき、本物のスケート。あのバカ女子高生がここまで・・・。まあ、それもこれもモロゾフなくしては有り得なかったというのが癪なんだが(笑)。

 できれば安藤美姫物語はここでひとまずハッピーエンドとなって欲しいところだけれど、彼女の性格とモロゾフの存在を考えると、まだまだ上り下りがありそうですな。なるべく悲しいことが少ないといいのだけれど。選手としてもこの先どうなるかな。気になるのは、カメレンゴ先生の「露スケ連はソチに向けて、自国のコーチが外国の選手を教えるのを歓迎しなくなった」という発言。ペシャブルがコーチをズーリンからクリロワとカメレンゴに変えるというのは昨日知ったけれど、今日になってその理由の一つが、そういったことであるというのを耳にして、真っ先にミキティのことが気がかりになった。

 ズーリンがペシャブルを手放したというのは、ソチへ向けてエレニキとの絡みで、という点で納得できるのだけれど、ワーカホリックのズーリンならペシャブルを切る必要などないと思っていたので、意外でもあった。スケ連から圧力がかかったのか、ズーリン自身の判断なのか、それとも不穏な空気を察したペシャブルが自ら身を引いたのか、その辺の細かい情報は分からないけど・・・。あのズーリンがお偉方の言うこと聞くとも思えないから、もし上からのお達しでペシャブルを手放したのなら、モロゾフとミキティだって危ないわい。モロゾフのことだから、ズーリン以上に上の言うことなんて聞かないだろうけど、下手に揉めたら露スケ連がどんな嫌がらせしてくるか知れず。ああもう不安だなあ。



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