| 2010年08月28日(土) |
フレンズ・オン・アイス |
１０月２日のジャパンオープンに行くつもりでチケットも買ってあったんだけど、抜けられない仕事が入ってしまった。嗚呼。うーん、Ｎ杯外れた時の保険として買ったのに結局どっちも行けないのかよ（涙）。
というわけでその憂さを晴らすべく、すっかり毎年恒例となったフレンズ・オン・アイスに行くことにしました（１２時半開演の部）。ま、ショーの規模としては９月１１、１２とやる福井のファンタジー・オン・アイスの方がでかいし、あっちはフレンズと違ってテレビ放映もないんで、そっち行った方がよさそうなもんですがね。新横浜と福井だったら、福井の方が運賃も安いし（片道時間はそんなに変わらない）。ま、でも今回はフレンズ。だって佐藤有香が出るから。
最近、友人から古いスケートのテープをたくさん貰って、その中でリレハンメルを見返していたもんだから、自分の中で佐藤有香が再燃中なのだ。当時は漫然と「綺麗な足元だなあ」と思って見ていたけど、今の目で見るとそのよさがよりよく見えます。
引退後もプロとしてアメリカで大活躍しているのは周知のことですが、最近のインタビュー（五輪シーズンの初め頃）では自身の近況や今後について、いろいろ難しい部分があるということを語っていました。まあ要するにコーチ（それもトップクラスの選手のコーチ）をしながらプロ活動も、というのは相当大変なんだということ。あの有香さんもこれからはいつまで滑っていられるか分からないのだなと思って、しんみりする一方、そのストレスの元凶であるアボットを恨めしく思ったり。ま、旦那と二人がかりで見ている分、なんとかなってるのかもしれないけど。
思えば去年の五月から、この夫婦はやたらに手のかかるでっかい息子をいきなり授かったと言うか。ほんとにアボにはしっかりしてほしいもんですな。いい加減キスクラのアルカイク有香スマイルはこええよ。なんかあれ厩戸皇子の「見ましたね？」みたいじゃね？ いい加減リアル有香スマイルが見たい。
というわけで佐藤有香目当て半分、�盒郷轡廛輒榲�て半分で新横まで行った次第。他にパントン組も見られるし、あっこちゃんや小塚君も出るし、楽しみだらけ。
で、当日覚えている限りのことをつらつらと。
最初に入った所は物販コーナー。ここが狭かったのなんの。そして暑苦しい。ま、これはどこのショーでも一緒だからしゃあないか。どうにかパンフを買って自分の席へ。これ出演者が手書きでメッセージ書いてていいよね。有香さん、長いことあっちで暮らしているわりには字が綺麗だ。私だったら十年以上も外国で暮らしていたら漢字なんて忘れるよ。
ＯＰは全員。まずクーリックに目が行く。顔は大分老けましたが、滑りは相変わらず綺麗。アゴストはさすがアイスダンスとしか言いようのない（そして顔に似合わない）滑らかなスケートだった。それから真ん中にクラゲみたいな物体が登場するんだけど、シルエットで中身はパントン組・�盒供Ε薀ぅ気畔�かる。で、そこで本田武史たちがそのクラゲの方に滑っていくんだけど、この時全員がイーグルやってくれました！ うほほー。テケ、こづのイーグルが綺麗なのは言うまでもなくですが、クーリックが安定したクリムキンイーグルを見せてくれたのには感動。ヤマトもクリムキンだったけど、こっちはかなり苦しそうだったな（笑）。
女子はこの時スパイラルなど。ボーンはやはり十八番のハイドロでした。これまた相変わらず綺麗でしっかりとしたハイドロ。ボナリーがまだバックフリップ＆片足着氷できたり、プロスケーターのキープ力は半端ないね。
その後クラゲが天井に上がっていくと、四人が滑り出てきて、パントンがリフトしたり、大ちゃんがジャンプしたりしていろいろ賑やか。でもクラゲ内と外とで分けた基準はバンクメダリストってのじゃなくて、単に�盒況�がイーグル難民だからなのではないかと邪推したり。だってパントンは組んでイーグルできたもんなあ。ライサはイーグルできるのかな。見たことないけど、柔軟性あるからできそうな気が。手足長いからやったら映えると思うんだけどねえ（蜘蛛にしか見えんかもしれんが）。イーグルと言えば、ちょっと前にツイッターでアボットが「僕はイーグルできない」って呟いていたのはびっくりだったな。体柔らいのになんで？ バレエジャンプだってできるのに、不思議。
いつも黒長いと言われるライサだけど、いざこうして目の前で見るとテレビで見るほど巨大じゃないな。やっぱテレビだとみんなでかく見えるね。
こっから先はソロナンバー。書ききれないので全員はパス。
あっこちゃんのベリーダンス･･･鮮やかな赤い衣装。ヴェールを使うところは雪組のトゥーランドットを思い出しますな。ただまだこの手の小道具を使うのに慣れていない感じ。まだ滑り込みが足りてないけど、彼女のリズム感がその辺を充分補ってくれます。衣装がへそ丸出しなんだけど、腹筋が女子の腹筋じゃなかった。ミキティ並み。
ベルアゴの“If It Kills Me”･･･おおこれはつべに上がっていたＳＯＩか何かで見たような。幼馴染みのカップルが子供の頃の出会いに始まって大人になるまでのストーリー。最初、二人とも小学生みたいな服着ててリュックを背負っている。な、なんかマニアックだね！ んで成長のたびに衣装替えすんですね、滑りながら。ベルビンちゃんが衣装換えするたびに鼻息が荒くなったよ。もちろんファッションだけじゃなくて、大人になるごとに表情や演技も変わっていきます。さながらベルビン詰め合わせ。彼女の美しさを存分に活かした良プロ。しかしベルビンの美しさもさることながら、アゴストの筋肉もすげえな。上腕の筋肉なんて、詰め綿のバランス間違えたぬいぐるみみたい。まあリフトやるからこのぐらいたくましくないとだめなんだろうけど。
クーリックは東方神起のボレロっていう歌。うーん、やはり年のせいかちょっとぐらぐらするとこもあるけど、やっぱりかっこいい。そしてバタフライの高さはおかしい。
ライサはＳＰの火の鳥。やあ、火の鳥でよかった。クーリックがいるのにライサの「ラプソディー・イン・ブルー」見るなんてもうもう、絶っ対っ！ 嫌でしたから。ライサの数少ない当たりプロである火の鳥が生で見られるのなら、むしろ嬉しいぐらいやね。おおお、これがライサのシットスピンか！ やっぱすげえな！
演技が終わったところでリンク中央でマイク渡されて、ＤＪさんによる通訳を介してご挨拶。それから荒川さんが出てきて花束贈呈。この時の丁寧な内容の挨拶といい、通訳さんが喋っている間もじっとしているところといい、ライサってほんとに真面目な奴なんだなあ、としみじみ思った。
しかしいつまでたっても理解できないのは、こういう彼がなぜフィギュアスケートを志し、今日まで続けているのかということ。バトルや�盒況�のように踊り心があるわけじゃない。ランビやジョニーのように表現したいものがあるわけじゃない（あるかもしれんが、伝わってこない）。ジュベールみたいにジャンプが生き甲斐というわけでもない。Ｐちゃんや小塚君みたいにエッジワーク命という風でもない。プルみたいな変態でもない（ボカ〜ン）。フィギュアスケートなんて、スポーツとしてはマイナーだし、男子がやるとなると何かと偏見で見られる。金もかかる。それでも続けるからにはそれなりの何かが本人の中にあるはずなんだけど、それがさっぱり見えてこない。とにかく四回転がどうのこうのより、そっちの方がよっぽど問題だよ。
パントン組は「見果てぬ夢」のボーカルバージョン。演技前に荒川さんからのバンク銀おめでとうのメッセージあり。そして演技。涙と感動のスペクタクルでした。バンクのフリー演技の感動がまだ新しいこともあって、これは本当に心震える演技でした。最高！ 最後はもちろんスタオベ！
有香さんは“It don’t mean a thing”。白地に黒の水玉模様の衣装のアレです。贅沢を言えば「月の光」が見たかったかな。つべで見て「生で見たいなあ」って思ってたから。
http://www.youtube.com/watch?v=FlPCnJFMR80&feature=related
うーん、どうやったらこんな流れのある演技ができるのか。
ま、でも今回のコミカルナンバーもこれはこれでよかったよ。なんてったって、リアル有香スマイルがたくさん見られるからね！ そして足元の美しさには本当にうっとり。
で、有香さんの演技についてもうちょっと語りたいし、ボーン姉さんの時は言われたとおり独身女性としてちゃんと立ったよとか、荒川さんのエッジワーク有香さんに負けてねえとかいろいろあるんですが、有香さんの何個か後にきた�盒饗臺紊凌沓咤个�インパクト券をばらいまいてきたおかげで全てがなけなしに（ボカ〜ン）。
いやあこれはすごいです。全てを振り切ってますよ、大ちゃん。もうこちとら今回のＮ杯はアボで決まり、ついでに東京ワールドもいただくぜ（そのくらいの結果を残さないとアボはスケ連から下げられると思われ）、と踏んでいたのですが、こんな斜め上の演技をされたんじゃどうにも厳しい。あまりの斜め上っぷりに私は心の中で爆笑していたのですが、周囲は普通にときめいていたので、我慢していました。でも後でネット巡りしてたら、結構みんな爆笑半分ときめき半分だったみたいで、こんなら素直に笑ってりゃよかったかな、と後悔したり。振付のボーン姉さんは普通に笑ってたそうですが（笑）。
休憩時間に入る前のブレイクで抽選やったり、いろいろお遊びも豊富で、よき初フレンズとなりました。大ちゃんと荒川さんのやり取りも笑えたし（て言うかデーの脳死っぷりに吹いた）。
あ、そうそうメダルの展示もしてあったのよ！ この間のザ・アイスのメダルは見逃しちゃったけど、今度はばっちり。開演前、メダル前は長蛇の列だったので、休憩前の抽選やってる最中に席を抜け出して、じっくり見てきました。展示してあったのは、ベルアゴのトリノ銀（ちゃんと二個）、クーリックの長野金（懐かしい。これが一番見れて嬉しかった）、荒川さんのトリノ金、パントンのバンク銀、ライサのバンク金、�盒況�のバンク銅。というわけでバンクメダルはなんと全色！ いやー、すごいよねえ。しかしこうして生で見ると、トリノのドーナツメダル、大きさじゃバンクの濡れ煎餅メダルに負けてないねえ。まあドーナツだから中心ないし、厚みはバンクほどもないけど。
まあそんなこんなで会場は激寒だったけど、心は非常に温まりつつ、大いに満足して名古屋へ帰ったのでした。これでますますＮ杯が楽しみだね。
今日から１２時４０分からの回だけ。起きたのが遅かったのでしまったと思ったのだが、時間割を見ると今日だけ変更で１４時３０分から。かえってタイミングよく見られた。
しかし肝心の映画はなあ。落ちぶれたミュージシャンの更生物語なんだけど、主人公の自堕落ぶりが妙に美化されてて嫌だった。だってこの主人公、小さな子供を連れているのにまんまと誘惑に負けて酒飲んじゃって、んで飲んでる間にその子供とはぐれちまって、パニクって警察呼んで大騒ぎになったりしてんだぜー。そのくせ大して可哀相な過去があるわけでもないしよ。んでまた助けてくれる人が都合よく現れちゃったりして、ちょっとどうよ。ホアキンの「ウォーク・ザ・ライン」と比べるとどうしたって安易さが目につくなあ。ま、あれも都合よく助けてくれる人が出てくるけど、主人公の不幸っぷりが桁外れなので、バランスは取れていたもんな。
ジェフ・ブリッジスがやっと主演男優賞を取れた、という意味では重要な映画なんだろうけど、「これだったらアレとかコレとかでアカデミー賞とって欲しかった」というのが正直なところ。
| 2010年08月20日(金) |
借りぐらしのアリエッティ |
今日も今日とてＴＯＨＯシネマズ。前に「告白」を見に行った時にちょうどこれの予告をやっていて、なんとも言えない世界にすっかりひきこまれ、見るのを非常に楽しみにしていた。原作の「床下の小人たち」の基本設定だけは概ね一緒なんだけど、ほぼ別物（そもそも舞台が日本って時点で）。まあジブリで別物になるのはよくあることなのでどうでもいいか。
やー、でも期待通りの良作でしたよ。いろいろ素敵！ 萌えた！ もうアリエッティが最初に登場して庭の中を葉陰ごとにつーっと駆けていくシーンだけで、もとは取れたと思った。個人的にはジブリ久々の当たりじゃないかと思う。もちろんラピュタやトトロには及ぶべくもないけれど、小さい頃祝日のたびにやっていた二時間名作もの（トンデモネズミとかエルフィーとか）の雰囲気を今更ながらに味わえたのはすごく嬉しかった。
見せ方もよかったねえ。アリエッティ一家が暮らしている家の設計とか、ほんとに手に取るように見せてくれるし、レイアウト万歳。細かい部分でいろいろ突っ込みたくなるとこもあったけど、まあいいやという感じ。
一個だけやだったのは樹木希林演じる家政婦さん。この手のキャラのお約束で小人一家の存在を探ろうとあれこれ引っ掻き回してくるんだけど、このおばさんが小人一家をつきとめて何がしたいのかよく分からない。見つけて世間にばらしたいのだろうけど、どっちにしても業者を呼ぶ理由が分からん。あの状況なら一人でガサ入れできるだろうに。あー、あれかな。「何の気なしにネズミ駆除の業者を呼んでもらったら、あらびっくり小人発見！」ていう流れにしたいとか？ だってやっぱ一使用人がご主人のお屋敷を漁り回ってたなんて、よくないもんねえ。んん、しかしどっちにしてもこの辺はよく分からない（ま、どうでもいい部分かね）。
あと今回がここ最近のジブリ比では声優がよかったと思う。お父さん役の三浦友和は前にピクサーの「Ｍｒ．インクレディブル」で主役の声当ててた時に声優うまいなあと思っていたけど、今回のこれも安心の演技だった。志田未来ちゃんも神木君も雰囲気に合ってたし。大竹しのぶだけはだめ出しだけど（笑）
というわけでしたくも万端にＴＯＨＯシネマズへ。今は３Ｄ・吹替と２Ｄ・吹替の二種上映。あの３Ｄメガネが嫌いなのでできれば２Ｄがいいんだけどな。あのメガネに３００円取られるのも癪だ。でも時間が合わないので渋々３Ｄ。１３時２０分の回。さてその３Ｄメガネ、前回カールじいさんの頃からちょっと変わって、後ろに調節用の紐がついたおかげでかなりよくはなった。ま、でも２Ｄに越したことありませんが。
物語のメインはもちろん持ち主とのお別れなのだが、まあそれだけで話を進めるはずもない。いろいろあってアンディの家から離れ、幼稚園に貰われることとなったウッディと仲間たち。幼稚園には他にたくさんのおもちゃたちがいた。おもちゃたちのリーダーはハグベアのロッツォ。このおもちゃたち、一見平和にやっているのだが、実際のところそこは、ロッツォと一部のおもちゃたちによる恐怖の独裁体制が敷かれているだった･･･！ うわあ、なんだよ恐い。おもちゃのくせに。なんかイタチのくせにやたら恐いノロイ様みたいですよ。ま、さすがにノロイ様ほど恐くないけどよ。「昔かわいがられてたけど、捨てられてからダークサイドに」という辺り星帝サウザーみたい。愛などいらぬ！ しかしなんだろうね、悪の元締めがイタリア系ってのは、やっぱりハリウッドとしては外せないのか。
まあしかしこのロッツォ、かなりえげつない野郎とは言え、昔はれっきとした「愛されたおもちゃ」であったわけで、ひょっとしたら彼の姿は未来のウッディなのかもしれないわけだ。いやー、ガキのおもちゃの世界の癖にシリアスだねえ（毎回そうだけど）。
で、とにかくアンディの元へ帰りたいおもちゃたちによる脱出劇へとなるわけだけど、よく考えたらトイ・ストーリーって毎回脱走ものなんだよね。小さいおもちゃたちが人間の造った建物の隙間を縫って脱走するのは毎度のことだけど、よくもまあ毎回凝った見せ方をしてくれるよなあ。続きものの場合、アクションの仕掛けは壮大になっても、アイデアはつまらなくなるのがお約束なものだけど、このシリーズについてはそんなところが全然なく、「それをやったか！」と嬉しくなっちゃうシーンが一杯。ほんとにどこ切っても損がない。
で、最初に戻ってアンディとのお別れ物語なのですが。もうこの部分、泣く気満々だったのはすでに言ったけど、最後の最後でアンディに関して想定外の描写が出てきて、覚悟した以上に泣けた。ああもうっ、やっぱり３Ｄメガネ邪魔っ！
終了後は売店へ。新作との絡みで１と２のパンフも改訂された物が売っていたので、三冊まとめて買った。その後併設のイオンに行って小鉢の餌とウンコ袋を買って駐車場へ。帰りにカルチェへ寄ってミルクティーとケーキ。暑い時期はケーキがおいしい。食べながらパンフを読んでちょっと長逗留。ああ、いい休みだ。
| 2010年08月18日(水) |
トイ・ストーリー予習 |
今週一杯は夏休み、というわけで平日の映画館を堪能する決意をば。一番見たいのはなんと言っても「トイ・ストーリー３」。今回は持ち主であるアンディとのお別れ物語ということで、こちとら映画館で泣く気満々。しかし１も２も見たのは大分前ということで、おうちで３予習すべく近所のＧＥＯに。ああしかしやはり上映中の影響か、いずれもレンタル中。仕方なくツタヤの方へ。するとおやおや、なにやら店の前にトラックが。あれ、なんか暗いぞ。うわやな予感。店のドアに近づいていくと、そこには閉店のお知らせが貼ってあった（ボカ〜ン）。併設のブックオフも含めての閉店。な、なんというタイミング。がっくりとしつつ帰宅。すっかり暑さにやられたのでしばらくソファに寝っ転がっていた。
さてこうなると山王の元禄屋に行くしかないが、こんな暑い日に自転車であんなとこまで行ったら死んでしまう。かと行って車を出すのも面倒だなあ。車の中だってチンチコチンになってるだろうし。ああだがしかし３はどうしても今週中に見ておきたい。そしてその前に予習もしておきたい。ええいとにかく頑張ろう、というわけでヤッと起き出す。しかし折角行ってまたレンタル中でした、では悲しすぎるので一応向こうに電話して在庫だけ確認。おお、１も２も一本ずつあるとな。よっしゃ。
そんなこんなでやたら長くかかってしまったが、とにかくようよう１と２を視聴開始。音声は基本吹替で、たまに英語にしたり。唐沢敏明のウッディは好きだよ。他のオモチャの声もいいよね、ピンクの貯金豚は周夫様だし、バネ犬は永井一郎だし、最高じゃない。ただ所ジョージのバズだけが違和感だなあ。決めセリフの「無限の彼方へ！」がどのシーンでも漏れなく棒読みだ（涙）。ううやっぱり当初の配役であるウッディ＝山寺宏一、バズ＝玄田哲章が惜しい！ 悔しい！ 今でも腹立つ。なんだよもう、収録までしてたのに変えるなんてようっ！ ああでも忘れよう。あんまそういうこと考えながら見るアニメじゃないし。
１を楽しくおさらいしつつ、あっという間に２へ。２はやっぱりいい。なんてたってジェシーたん登場だしな。ジェシーの悲しい過去も含めて萌え萌えですよ。ジェシーの回想シーン、持ち主とどこへ行くのも一緒、心触れ合う楽しい毎日。ああ、私もこういうおもちゃが一杯あったなあ。でもみんな知らないうちにどっかいっちゃったな。ま、実際のところ飽きて無関心になって、無造作に捨てたり、あげちゃったりしたんだろうな。なんかこういうアニメでおもちゃ視点を突きつけられると後ろめたくなるよ。悪いことしたなあ、許しとくれ。
持ち主の成長と共に次第に部屋の片隅に追いやられ、やがてある日捨てられる、という「おもちゃの宿命」。ジェシーから「どうせあんたもいつかはそうなるんだから、そのぐらいならいっそ、私と一緒にコレクターの博物館に行こう」と言われるウッディ。ジェシーの言い分が正論であることは感覚として理解できるウッディ。でも自分の心はやっぱり持ち主にある。
「捨てられてもいいから、その日までは持ち主のアンディと一緒にいたい。僕はアンディのおもちゃなんだから」
ま、お約束と言えばお約束ですけど、やっぱ泣けるぜ。で、一応この時点でウッディは囚われの身なので、そっから映画っぽくかっちょいい脱出劇に突入！ うーんこの流れはオタク心鷲づかみだね。
２で描かれた「いつかはその日が来る」っていうのが、３でいよいよウッディにとっての現実になるのだな。どう描かれるのか楽しみ。
ピクサーなので画面の中はお遊びが一杯。この辺を何度も巻き戻しては確認するのはレンタルの喜び。うーん、そのうちブルーレイ買っちゃおうかな。
こんなに遅れて御礼も何もないもんだよ･･･。何しろこれ、日付こそ１７日ですけど、アップしているのは３１日ですから（ボカ〜ン）。もうどんだけ放置してたのかと。
というわけであまりにも遅ればせでありますが、夏コミで我がサークルにお越し下さった皆様、当日はあんなに暑い中、本当によくお越し下さいました。バックナンバーから全部お買い上げ下さった方もいて、本当に嬉しかったです。また今後もご贔屓にしていただければ幸せです。まーしかしもっと厚みのある新刊でおもてなしできなかったものかと返す返すも悔やまれますが、その分冬には力のこもった本をお届けしたいと思っています。
って言うと夏のコピー本が手抜きみたいですが、そういう意味じゃありませんから！ いやあ、久々のフランちゃんは書いてて楽しかったです。本当はサイボーグ話を入れたくて、二本立てて書き進めていたんですけど、こっちの方がうまいことまとめられなかったので、アレ一本だけになった次第です。面目ない。たまにはサイボーグの面々を書きたかったんだけどなー。これは我ながら悔しいです。サイボーグの彼らを書いたのもまあ大分前ですからねー。ちょっとブランクができちゃった分、もうちょっとリハビリの時間が要ったのかもしれん。ま、よく分かりませんけど。
それにしても当日は暑かった。暑苦しかった。それでも個人的に体力ダメージはここ数年に比して格段によかったです。ただ、いつも夏に履いている皮製の靴が経年劣化でブカブカになってしまっていて、歩きにくかったことといったら。走るとぬげるし。おかげで足がやたらに疲れてしまってその疲れが体に廻って、無駄に体力を消耗しました。家にいる時はそんなにたくさん履くこともなかったので、ここまでユルユルになっているとは気がつかなかったんだよな。はー、この靴じゃなかったらもっと元気だったのにー。三日目の男祭りの後だって本屋巡りができたのによ。もう、ぐやじいです。次はもっとぴったりの靴に換えるぞ！
それでは、また冬にお会いできますことを！
夏コミ旅行最終日ということでホテルでのんびりと朝食を食べ、チェックアウトして、銀座シネパトスへ。今日はヴィゴたんの「ザ・ロード」を見るのさ。ふふん、楽しみ。はあしかし暑い。シネパトスまでなんて大した距離でもないのに結構へろへろになるよ。
東京ではもうかなり前からやっているだけあってシネパトス落ちの「ザ・ロード」。はあ、この場末感漂う映画館に再び行くことになろうとはね。そのシネパトスですらもうお昼と夕方の二回のみの上映ということで、ヴィゴたん作品とは思えぬしょぼい状況であります。
映画が始まるまで日比谷方面にある椿屋珈琲店へ（よく思い出したら資生堂パーラー方面にもう一軒あったのだが、まあそんなことはその時思い出せなかった私）。ここ入るの初めてだけど、なんだか明治村みたいな雰囲気で素敵だわ。コーヒーフロートもおいしかった〜。他のアイスやケーキ類もおいしそうだな。今度上京したらもちょっとしっかり味わいたい。
それにしても今回は吉祥寺の珈琲散歩に行けなくて残念だったな。さすがに今回は暑さでバテバテであんま遠くへ行く力がなかったですよ。冬には行きたいな。
時間と共に映画館へ。客は少ない。ま、平日だし。しかし暑い外とは裏腹に作品の中は寒いことよ。隕石か何かが落下したのか？ とにかく天変地異が起こってアメリカの空は分厚い雲と粉塵によって太陽が遮られてしまっている。異常から十年たった現代、地上の文明はほぼ崩壊してしまい、動植物も滅びの一途。当然食糧生産も完全に止まり、残されたわずかな食糧を巡って人々は荒んだ行動に出る・・、という設定。ヴィゴたんは天変地異と同時に生まれた一人息子と共に、ただ生き延びるためだけに東海岸を目指す旅の途中なのであります。他の大陸がどうなっているのか皆目分からないけれど、ここから脱出すれば今よりましかもよ、という儚い希望を抱いているのだ。
結論から言えば残念なヴィゴたん映画でしたわ。物語の設定とか、常にどんより寒々とした情景は大いに好みだし、緊迫シーンが常にあるので退屈することはないんだけど（途中で『悪魔のいけにえ』になったりするんだぜ！）、もうねえ、ヴィゴたん親子が心身共に弱すぎて、本当にイラっとくるんです。私としては子連れ狼みたいなものを期待していたんだけどなー。蓋を開けてみたら「ロード・トゥ・パーディション」よりさらにぬるい子連れ狼でしたよ･･･。もう、ヴィゴたんてば隙あらば死んだ奥さんのこと思い出して鬱になってるし。思い出を振り払おうと高い橋の上から写真を捨てる場面があるんですけど、そんで写真を捨てた後、指輪も捨てようとすんのよ。でも捨てられないんだな（笑）。指輪を端っこに置いて、ひとさし指でちょいちょい押して、でも結局最後は躊躇して･･･。ってお前どんだけ乙女だよ！ なんかどっかの没思い出して私の方が鬱だ！ やあ、もうこんなにメンタル弱弱じゃ終末世界を子連れで生き延びるなんて無理！ マッドマックスのメルギブでも注入しないことには絶望的ですよ。
というわけでとってもかっこ悪いヴィゴたんばかりでやんなるのですが、まあそれでも黙ってりゃかっこいいもんだから萌えてしまう･･･。罪な男だ。あとこの映画、食糧が乏しいってことになっているだけに、ヴィゴたんは何か食える物があると大概は息子にあげてしまうので、体が弱ってしまっているということになっているのですが、脱ぐと結構ムキムキ（笑）。ついでに言えば寒いはずなのによく裸にもなる。そんでこれまたいいお体。もう、作り手は何を表現したいのだ･･･？
ほいでもって息子があーた、この親父にしてこの息子としか言いようのない弱っちさで。お父ちゃんがピンチになっても、大五郎みたいにサブ戦力として活躍することもなく、終始ビービーするばっか、常にお父ちゃんに守られるだけのアンドロメダ瞬状態なんです。そりゃ実際のガキなんてそんなもんなんだけどさー。一応このガキだってお父ちゃんに守られているとはいえ、この超殺伐世界で生きているんだから、もうちょっと逞しさがあってしかるべきだよね。
ま、そんなこんなで文句ばっかり言ってますが、やっぱりヴィゴたんはかっこいいし、ロバート・デュバル様もちょこっと出てくれたし、最後にガイ・ピアースは登場するし、で目の方は大いに潤ったので、個人的には満足さ。
その後コア地下のうどん屋さんで食べて、また有楽町に戻って椿屋のはす向かいにある喫茶店でだらだらと過ごしつつ、お別れ。それにしても最後はへろへろになったことよ。やっぱ夏はやだなー。
予約したのより二本早い新幹線に乗り、八時ちょい前に帰宅。最低限の洗濯物だけ片づける。もう今日は早く寝ようと思ったんだけど、ネット見ている間に結局１２時過ぎに寝てしまった。嗚呼。
| 2010年08月07日(土) |
ＴＨＥ ＩＣＥ今見終わったよ |
結局全編リアルタイムで鑑賞してしまった件について（ボカ〜ン）。
アモはダイジェストでした。残念。でもかなちんとのペアはやってくれたんで嬉しい。おもてなしツアーがまたダイジェストされまくりでこれまた残念。しかしテロップで「来月１１日深夜に完全版を放送します」だって。おしおし、それならそれを楽しみに･･･。
（追記）
もう一回おもてなしツアーのとこだけ見たくて見直した。今回は万博記念公園のお屋敷の中でお寿司！ うおー、前は回転寿司だったのにグレードアップしたもんだ（笑）。わあ、アモうつってるー！ うわ、お前なんだよそのＴシャツ、どんだけ胸ひらいてんだよ！ むうしかしすげー筋肉！ などと叫んでいたのですが。最初に見た時は気づかなかったのだが、二回目にして驚愕の真実が（て大袈裟？）。ご招待面子の中にモロゾフがいるーっ！ や、もうびっくりのあまり叫んじゃいましたよ。
今回、ショー会場でモロゾフを見たという証言をあちこちで耳にしていたので、やはりという感じだけど。なんだろう･･･。あれかな、やっぱモロはアモが欲しいのかな。
ま、ちょっと考えすぎかもしれませんが。いえね、モロゾフにいろいろ教わることはすごくいいことだと思うんですよ。ぶっちゃけ、国内にいたんじゃ「点を取る」という部分でのレベルアップは望めそうにない（フランスはそういうのにかけては最弱）。だから去年ズーリンとこ行ったり、ダグ・リーのとこ行ったりしたのはよかったと思う。でもなー、モロゾフはちょっとなー。プラスもでかいけど、マイナスもでかそうだぞ。�盒況�然り、モロは両刃だよなー。あ、いやシャレじゃない。奴のあの自重しない性格からして、Ｎ杯のキスクラにまんまと座りそうで嫌だ。そしてまたさらに自重することなく雑誌とかで「こいつ育てたの俺だから」的なことを言ってくれそうで、ああ、もう本当に嫌。心底嫌。
一番あって欲しくないのは仏スケ連的が勝手にグレセコーチをクビにして、アモとモロを組ませたりしないかということ。あそこの連盟ならそういうこと平気でやりそうだよ。むかーし、ヤグとジュベが組んでた時、ジュベに一言もなくヤグを解雇した前科もあるし。そもそも０８−０９シーズンの頃からアモに対して「コーチ変えろ、拠点変えろ」ってしつこく言ってるしな（もちろんアモは変える気ゼロ）。
というわけでアモに関してやな予感１００パーセント発動中！ 全てが取り越し苦労であることを祈る！
| 2010年08月05日(木) |
とりあえず一昨日荷物は送った |
今回からペリカンじゃなくてゆうぱっくになるのね、コミケの搬入。トラブルなきゃいいんですが。ひとまず大ちゃんＣＭに望みを託すしかありません。
それにしても暑すぎる。今年はバテがひどいよ。ここ数週、土曜日は昼まで寝てしまう。でもって最初のご飯を食べた後また猛烈に眠くなって、結局４時頃までごろごろしてしまう。日曜日も今一つしゃきっとしないしで土日の稼働率が過去最低となっております。嗚呼。
■２４日のモリコロショーの日、朝起きたら喉が痛くて、こりゃやばいかもと思ってしっかり羽織るもん持って観戦しに行ったんですが、一旦拾っちまったもんはやはりどうしようもなく、その日の夜から水っぱながドバドバ出て、翌日曜日はひたすら寝。ま、風邪自体はそんなに大したことなかったんですが、青っぱなと咳がなかなか治りませなんだ。
うう、この感じ何かデジャブ。２９日に検査してもらったところ、３日に結果が返ってきて「どうも百日咳らしい」と（ボカ〜ン）。えええええ。もう、いつ拾ったんだよ。潜伏期間から考えると･･･？ 見当もつきません。
てなわけで抗生物質貰って飲んでます。５日もすれば菌は抑えられるのでそれ以降は人にうつす心配はないとのこと。
■３０日に素敵なブツが届いたよ！ 「第２１回オリンピック冬季競技大会 日本代表選手団公式記念フレーム切手セット」だよ！ �盒況�や真央ちゃんはもちろん、パシュート三人衆やカー娘、上村愛子などなど、お馴染みの皆さんが素敵な切手とポストカードになった代物さ。ふー、予約締め切りギリギリで申し込んだんだよなあ、ぎりぎりセーフで買えてよかった！ いやあそれにしても全員いい表情で使ってもらってます！
■結局ＢＲレコーダー買ったよ（笑）。なんかもう、この間のモリコロショーを是が非でも高画質で録画したくなったのさ。今あるＤＶＤレコーダー＆ハイビジョンテレビは地上波デジタルに対応しとらんでのう。ちなみに昨日電気屋さんに繋げてもらったよ。早速土曜の１時半からやるＴＨＥ ＩＣＥを予約。うう、しかし１３：３０〜１４：５５かあ。アモ映るかな･･･。
■今日見つけて笑った動画。２０１０年全米選手権のＥＸフィナーレ。ああ、この部分Ｊスポの放送では映ってなかったんだよなあ。わあい、こんなことやってたんだ。だけどジョニー、お前どんだけサインするんだよ（笑）。そんでもって、チャンピオンのはずなのにアボ影薄･･･。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9567712
|
|
