会社のウォーキング大会で配るユリカを買いに金山駅へ。時期が時期なだけに定期購入に並んでいる人が凄い。ま、私はユリカ買うだけなんで関係ないけど、人員の大半が定期の受付に回っているため、ユリカ等は新人が一人で切り盛りしており、結構時間がかかってしまった。頑張れや、新人娘。
その後金山のアニメイトでエヴァ１２巻と「鬼頭莫宏イラスト＆バックヤード集『ぼくらの』」を、それから別の本屋でワールドフィギュアスケート編の「バンクーバー五輪フィギュアスケート」と漫画雑誌を買って帰った。帰ってからみっちり読んだけど、ＷＦの本はかなりいい出来。Ａ４という大判サイズもあって写真がどれも綺麗。プルシェンコの四回転論争や、ジョニ子の記者会見での発言など、中の記事も充実感たっぷり。
北米ジャッジの胡散臭さについても書かれてある。アメリカ人ベテランジャッジ、ジョセフ・インリンが、２月３日の送信で「プルシェンコは自分でも繋ぎに力入れてないって認めてるぜ」てな内容のメールを数人のジャッジに送信。ところが５日にフランスのレキップ紙がそのメールの件をすっぱ抜いて、欧州で大騒ぎになったっていう一連の騒動について、根底にあるのは大昔からある北米とロシアの対立とか何とか。
プルシェンコが下げ対象だったかどうかはともかく、Ｐの過剰な上げ傾向だけはくっきり分かるなあ（長い目で見れば選手にとって不幸な話だ）。むしろそれを何とかして欲しいんだけど、Ｐの後ろにニコルがついている限りＰ上げは続くのであろうよ。結局、バトルがあんなに早く引退してしまったものだから、カナダとしちゃＰをアゲアゲするしかないのだろう。五輪じゃ絶対Ｐにメダル取らすつもりだったんだぜ。それを阻止しただけでもプルが戻ってきた甲斐はあったよな。Ｐのスケート自体は好きな部分も一杯あるんだけどね。特に今回、授与式でも記者会見とかでＰがなんだかいい奴に思えてきたし（笑）。あの老け顔のせいで忘れそうになるけど所詮まだ１９だしね。すでにええ年のジュベールがついこの間までどんな言動してたかを考えると（笑）、Ｐのあれは「ガキだから」と思えばそう不思議でもなし。
エヴァ１２巻。自衛隊によるネルフ襲撃とアスカ覚醒。そして何よりシンジとミサトの別れ。ああとうとうここまで来たか。シンジがちゃんと自分の意思でエヴァを目覚めさせてくれたところに感動した。漫画オリジナルだけど、あの、あそこのタイミングでゲンドウとシンジが互いにはっきり己の思いを吐露するところがよかった。うん、こういうのが読みたかったんですよ。もう何回も書いてるけど、自分がエヴァに求めていたのは最初っからこういうものだったのよ（今となっては間違った期待だけどさー）。ええ、まだまだ青いのよ私は。
| 2010年03月29日(月) |
スウェーデンに萌えています |
五輪フリーでの衝撃の演技以来、シュルタイスに萌え萌えです。まずはバンクーバー五輪のフリーをご覧下さい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9780778
あれ以来シュルタイスに夢中です。そこからさらにスウェーデン男子フィギュアの華麗なる世界にどっぷりです。ニコ動もフル回転。
「アドリアン・シュルタイス君の練習風景」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9779054
合宿風景から。こういう風にジャンプの練習するんですね。しかし日差しが痛そう。もじゃもじゃの子がかわいい。でもこの子一人だけ人種が違うくね？
「アドリアン・シュルタイス君池で遊ぶ」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9779262
同じく合宿風景。自由時間か何かなのだろう、みんなで泳いでます。でもなんかホラー映画の冒頭みたい。ここでももじゃもじゃが目立ってます。
「アドリアン・シュルタイス君の夕食」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9779176
これまた合宿風景。しかし日常がこれほど似合わない奴もいない。もじゃもじゃ、カメラ意識しまくり。
「【ＭＡＤ】スウェーデン男子まとめ動画】」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9132920
スウェーデン男子フィギュアがほぼ丸ごと分かる替え歌。
「ジャンプ！ スウェーデン男子」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9961370
スウェーデン男子フィギュアがほぼ丸ごと分かる替え歌その二。
ちなみにスウェーデン男子三番手のアレクサンドル・マヨロフは、あのヤグディンの最初のコーチ、アレクサンドル・マヨロフの息子とな。ソ連崩壊後、地盤にしていたリンクが閉鎖されたこともあって、もともとスウェーデンに伝手があったマヨロフ一家はそっちに移住して今に至ったという次第。はあそう言えばその時ヤグディンは「お前も一緒にスウェーデンに移住しないか」と誘われていたんだよね。ま、そんな余裕ないのでヤグディンは断って、マヨロフ先生はミーシンにヤグディンを託すわけだけど、しかしあれだな、もしかしてひょっとしたらヤグディンはスウェーデンの変プロを･･･（笑）。
何はともあれ、スウェーデン男子・女子共に二枠おめでとう。また来期！
女子の分はフジで補完しときゃいいや、というわけでショートもフリーも東海テレビのアナログ放送で補完しております。今日はフリーの放送があるのでセットセット。
まあしかしコレが民放クオリティと言えばそれまでですが、最後のメダル授与と国旗掲揚、君が代演奏をあんなザクザクで見せただけで終了というのはなんなのよ。国分君は好きだけど、今日ばかりはお前さんの顔が邪魔だったよ。後で知ったけど、これ以外にもいろいろ変ないじりを入れていたんだってね。フジが異常なのは五輪後の安藤アナの態度から分かりきっていたけれど、放送内容までいじるってのはねえ。ＣＳは女子フリーが例によってまた小林千鶴だったので、それもあってフジで補完することにしたんだけれども、こうなってくるとやはり真央ちゃんだけでもＣＳで補完しておこうかな、と。ちょうど今日ＣＳは女子フリーを再放送しているので、こちらの真央ちゃん以降を録画。あー、ライブ放送を録画しときゃよかった。
それからニコ動やＹｏｕ Ｔｕｂｅで女子メダリスト記者会見を視聴。ここでもキムクオリティが炸裂。真央ちゃんの席に自分の上着を置くわ（インタビューが長引いたのか、真央ちゃんはちょっと遅れて席に着いたのだ）、真央ちゃんが喋っている間に携帯は鳴らすわ、それからずっと携帯をいじってるわ･･･。もう本当に最後まで胸糞悪いものをどうもありがとうございました。
男子三人の記者会見も視聴。女子のに比べるとこちらは遥かに清浄な空気が漂っているな。記者会見なので基本英語なんだけど、�盒況�は通訳つきで喋っていたので、�盒況�が日本語で喋っている間、脇の二人が寝そうになっていた（まあ死闘の後なので）。ジュベールなんて明らかに一回沈没してたし。ジュベールは、横の二人がアジア系のつるっとした顔のせいで、一人だけライトの具合で顔に陰影がつきすぎてケンシロウみたいになっていた（ボカ〜ン）。
残るはエキシビだねえ。ＣＳのエキシビ放送は４月２６日と、大分先なので気長に待ちますよ。フジの方は東海テレビがちゃんとやってくれるのかどうか分からないし、やってくれてもコンテスティとかはスルーだろうと思うので、あんまり当てにしていない。
| 2010年03月27日(土) |
女子ショート、フリー |
朝起きてからネットで女子ＳＰの結果を確認（男子も女子もショートはライブ放送やってないのよ）。キム・ヨナがミス連発して七位という結果、大いに安堵。もうこれで奴が上がってくることはなかろう（と、その時は思っていた）。それにしても未来ちゃんが一位とは！ やはりあの子も恐ろしい子。
はあ、それにしても眠い。昼間、用事で栄に行ったんだが、地下街を歩いている最中に一瞬「あれどこ行こうとしてたんだっけ」となってしまった。やべえやべえ。
本日の放送予定。
女子ショート
東海テレビ １９：００〜２０：５４
ＣＳ １７：４５〜２０：１５
女子フリー（ライブ放送）
ＣＳ ２０：１５〜１：３０
家で夕食食べながら東海テレビ地デジの女子を鑑賞。明子ちゃん、やはり五輪以降お疲れなのだろう、ミスしまくりで気の毒（五輪後相当忙しかったようで、ろくに寝てないんだとか）。せめてフリー、クライマックスのステップだけでも素晴らしいものを見たいところだが。真央ちゃんの仮面舞踏会、やはり五輪の会心の出来と比べるとちょっとだけ減、かな。ま、あくまで本人比の話ですが。五輪の時はショートが終わった後、満面の笑みでぴょんぴょん跳ねてたけど、今回は笑顔すらない。演技の出来がどうこうってんじゃなく、本当に喜べるのは全てが終わってからってことなんだろう。
放送が終わってからＣＳのライブを見に行くとまだ全然最初のグループ。ほんじゃ、と男子の録画分をちらちら見る。はあ、それにしてもＣＳの男子フリー、実況が小林千鶴でたまらなくいや。なんしろあたしゃこの人の声と口調が苦手なのだ。そもそも実況だってのに、プログラムの曲名を言わないってのはどうなのよ。仕事しろよな。ううう、西岡アナ＆テケ解説が恋しいよ。�盒況�のフリーは昨夜すぽると！でノーカットで流してくれたのを保存してあるけど、私としてはジュベールも西岡アナ＆テケ解説で残しておきたかった。フジ、男子の分とか再放送しないかなあ。しないだろうなあ。
相変わらずのカメラワークと小林実況のおかげで集中力がうなぎ下がりに。せめて、とフェルナンデス、アモディオ、シュルタイス、ジュベール、�盒供�メダル授与式だけ見る。だけ、と言いつつ結構な量だが。
フェルナンデスは冒頭でなんと四回転！ ちょっとキワキワな着氷だったけど（柔軟性を最大限に生かしたいつもの根性降りｗ）、まだ１８で四回転を決めるとは凄いよ！ 酔っ払いステップも最高〜。ああでも、例によってひどいカメラワークのせいで印象減だよ。あの、ロープをくいくいしていく部分もなんだか変なとこから撮ってるし。五輪のフリーを補完できなかったことがつくづく悔やまれるわ。キスクラにはモロゾフ。ああハビ、今日は一杯構ってもらえるね（遠い目）。
さて心配なアモディオ。スタート前の表情は昨日よりはいい感じ。まそうだよね。先輩が頑張ってくれたから、プレッシャーも多少減ったわけで。フリーはジャンプのミスがまたあったものの、盛り上がるとこではきっちりやってみせた。よしよし。にしても五輪の時もそうだったが、フリーの最初のジャンプが２Ａというのはいけませんな。国内大会だとここは四回転にしていたが、いくら４の命中率が低いからってそんな女子ジャンプはいけませんことよ。ま、これから練習練習。結局総合では１５位かあ。来年も二枠ってことね。残念だったな。好きだから順位なんか本当はどうでもいいんだけど、ほら、あそこのスケ連因業だからさ。
演技終了後に千鶴はんの説明あり。アモディオ、なんでもオリンピックで相当疲れてしまって、今回の参加はとても大変だったとな。ああ、やっぱそうだよねえ。所属クラブのアイスショーに出たりしてたしな。演技終了後キスクラで踊ってくれたりしたが、やっぱり相当お疲れなのか、最後は電池切れ起こしていた（笑）。エエ子やのう。来期も頑張れよ。お前の踊りと表情は最高に好きだ。
それにしてもアモディオはいつ見ても眉毛きれいにしてあるなあ。眉毛美人だよ。眉毛の手入れは欠かしていないと見たね。ついでにコンテスティも剃ってやって欲しいよ。コンテの顔は好みなんだよ、スタイルも抜群だし。ただあの眉毛が繋がっているのだけが許せないのよ。どんなに濃くても眉毛は繋げるなと。
いよいよ眠い。真央ちゃんの番が来るまでだらだら。１２時前後、ネットに繋いでスポナビの実況にアクセス。ふえっ、キム・ヨナが現在一位だって！？ どどど、どういうことよ。しかも実況を読むとフリーでは転倒までしたそうじゃないか。それなのにフリーの点は１３０点。はあああ！？ くうううっ、甘かった！ やっぱりどこまでも銀河盛りをするつもりなんだな！ 実況横のコメント欄はもう大荒れ。私も荒れております。
一気に目が覚めたものの、真央ちゃんの出番はもうちょっと先なので、小鉢をしっこに連れて行ったり、歯磨いたりして時間を潰す。正直、結果が出てから見ようとも思ったのだが、結局テレビの前へ。ああまた悪夢は繰り返されるのか、とぐんにょりしつつ演技スタート。さて。
「マオ、やはりおそろしい子･･･。私の『鐘』をとうとう自分のものにしてしまった･･･」
タラソワ先生はテレビ観戦しながらこう呟いたに違いないと私は妄想しております（ボカ〜ン）。
個人的な好みを言えば、鐘はフィギュアのプログラムとしては外れ。美と技を追及した究極の芸術をというタラ先生の信念は大いに共感できるけれども。あの終始重々しい曲、あれがバックではティモシー・ゲーブルの四回転だって回転不足に見えます。今回ジャンプをＤＧされまくったのも、あの曲から来る印象のせいじゃねえかなんて思うほど。でも、そんな鐘が今回はなんの不安もなく見られた。始まってしばらくはいつものように「ああもうやだこの曲、何やってもこけそうに見える・・」なんてもにょってたけれども、途中からもうそんなのすっかり忘れてただただ見入ってしまった。真央ちゃん自身の今日の気迫が、技が、曲を飲み込んだと思った（時々ほんとにぞくっとしてしまった）。
真央ちゃん自身はまだ１９歳、だから�盒況�やミキティがやるような人の心に届く演技っていうのはまだできていないわけで、「歴史に翻弄される人民の苦悩」というのを体から出すにはまだ早い。実際今日の演技だってまだまだタラソワの求めるものには至っていないと思うのだけれど、真央ちゃん自身が持つ類稀なる強靭さが、音楽の性格とシンクロしたがゆえに心を摑むものになった。何十年に一度というものを見たということだけは、はっきりと分かった。･･･それでつけられた点数がキム・ヨナの下ってのはもうジャッジはゴミって感じだが、まあいい。「スケート好きから見て明らかにインチキ」だったのものが「どこの誰が見ても明らかにインチキ」にランクアップしただけのこと。
さああとは未来ちゃんの結果次第でメダルの色が決まる。ショートと同じクオリティでフリーもできれば、未来ちゃんが楽勝で金。あの素晴らしい鐘を見た後となっては、今回は絶対真央ちゃんに金を取って欲しいが、未来ちゃんの神演技も見たい。しかしその未来ちゃん、リンクに入る前からなんだか泣きそうな顔してるじゃないか。うおう、頑張れ！ キャロル先生が恐すぎる顔で檄を飛ばしてますが、はたして。
･･･最初のコンビネーションがステップアウト。しかもその後別のジャンプでこけた。曲が始まった時はノリノリだったもんだから、「さすが未来！ 演技が始まれば変身！」と思ったんですが、なかなかそうもいかなかったみたいで。それでもスパイラルとスピンだけは神出来。演技が終わった後、両手でおでこをこっつんこしてたのに胸きゅん。こういう溌剌とした様を見ていると、昔の真央ちゃんを思い出すねえ。そう、昔はこんな風にティーンの快活さ全開だったんだよな。はあ、なんか切ねえ。
表彰式へ。台の上でも真央ちゃんは満面の笑みではなく、どこか冷静な表情。あまりにもいろいろあったこの数年を振り返っているのか。または、真に望む物は五輪での金メダル、ということなのか。それでも達成感が滲み出たいい表情。君が代を口ずさんでいる姿を見ていて目頭が熱くなった。怒涛の一年だったね。
で、その後のウィニングランの前に旗を羽織った三人が揃って写真撮影をする場面があったのですが（なんでかレピストだけ旗なしだった）、真央ちゃんとレピストが並んでいて、で、二人の間がちょっと空いてたんですけど、キムは何を思ったのかその間に入ってきやがった。レピスト姐さんが肘で小突いて、やっと場所を移ったけど。･･･はあ。
朝６時５分、いつものとおりアラームが鳴った。ああ眠い、眠いよう。でもそろそろ最終グループが滑り出してる頃だよねえ。起きなきゃ、起きなきゃ･･･。
台所のテレビつけたらいきなりジュベール！ もう一気に目が覚めたぜ。あわあわしつつお茶碗にご飯盛って、食いながら観戦。おお、今日も四回転着氷！ いいじゃないか、いいじゃないか。しかし昨日もそうだったけど、若干根性降りな気も。足捌きにも疲れが見えるし。それに五輪の頃と比べてちょっと太ってないか。大方練習練習でまた筋肉が増えちまったんだろうな、この筋肉ダルマめ。例によってリンクの隅からローランの掛け声が響いてて泣ける。昨日は凌いだ３ルッツだが、今日は転倒。いやあああ。でも五輪ではこの後グダグダだったけど、今回は違いますよ。ステップに入る時の表情から今回は何があっても滑りきるというのが伝わってきたからね（←朝からおかしくなっている）。
はたして最後まで力のこもった演技を見せてくれた。立派だったよ！ もう、こんな朝っぱらから感動しすぎてどうしよう。終わった後相当にへばってたけど、キスクラでは巨大な犬のぬいぐるみをぶん回して笑顔を見せてくれた。今夜はブレードの代わりにそいつを抱いて寝な（ボカ〜ン）。スコアは意外にも高かったけど、本人は「こんなに貰っちゃだめだろｗ」な顔。
なんかもう今日は遅刻してもいいやという気持ちになってきたので、東海テレビをそのまんま視聴。�盒況�の演技は感動的でしたが、ジュベールで気力を使い果たしたので、そろそろ集中力が（笑）。その上いざこれから表彰式という時になってライブがブツっと切れてめざましテレビが始まりやがった。しかものっけから星占い（ボカ〜ン）。大塚アナは大好きだけど、今回ばかりはあのおばちゃん顔に殺意を覚えたよ。
とりあえず別のテレビ部屋へ。こっちでＣＳのライブ放送を録画中。おおメダル授与式始まっていた。三人の晴れ姿にただ感動を覚えるばかり。ジュベールはリンクに投げキッスしてたね。凄いじゃないか、五年連続台乗りだよ。銅メダルだけど、今日のメダルは今まで取ったどんなメダルより価値がある！
会場に揚がる日の丸。ああ男子フィギュアの世界選手権でこの旗が真ん中に来る日を見られるなんて、思ってもみなかった（ちなみに男子シングルでアジア系男子が優勝するのはこれが初めてだった。ついでに言うなら最初に台乗りしたアジア系男子はあの佐野稔であるのを後から知って、もう死ぬほどびっくりした）。
授与式をぎりぎりまで視聴。ありがとうございました。今日帰ったら録画した分をじっくり見よう。アモが楽しみなのは言わずもがなだけど、シュルタイスのプログラムが待ち遠しい！
話変わるけど、普通氷上スポーツで男子がやりたがるのってホッケーなんだよな。ジュベールはもともとホッケー習いたかったのにお母さんが間違えてフィギュアの教室に入れちゃったのがそもそもだし。Ｐちゃんやチェコの春日にしても、もともとメインでやってたのはホッケーで、スケーティングを身につけるためにフィギュアを並行してやってて、そのうちフィギュアがメインになったっていうパターン。まあ、それと正反対の人が表彰台の一番高いとこにいるわけですが（ボカ〜ン）。
| 2010年03月25日(木) |
たった今「すぽると！」見たよ／男子ショート |
風呂上がり、日付はすでに２５日の０時半、たまたまチャンネルを「すぽると！」に合わせたら�盒況�のＳＰをライブでやっててうわあ！ もう第七グループまで来てるんだ。うお、８９．３０ですか。五輪時よりちょっと低いけど、まあ、こんなもんかな。その後織田君と小塚君もダイジェストで見せてくれたけど、と、殿！ 何があったんだ！ ジャンプが全部シングルって！！！ 有り得ねええ！ 小塚君はそつなくこなしたみたいだね。ふう。
ジュベールがチラッと映ってた。あ、�盒況�たちの次のグループだったな。誰かと喋っているっぽい。笑っている。なんか元気そうじゃん。頑張れよ！ ちなみに順番は、コンテの次で二番目か。コンテの次とは因果よのう。アモディオはもう終わったんだよなあ、第五グループだし。フェルナンデスの後だったけど、どうだったのかなあ。ＳＰのトリはテンちゃんだって。すげえ。
で、たった今某実況見てきたよ。アモディオが６８．３１･･･。低っ。どうしちゃったんだ･･･。ジュベールはなんとかやったらしい。四回転はどんなだったか分からんが、現時点で三位だとか。くーっ、またチャンの下かよ！ ああそれにしても織田君には何が起こったのか。シーズンのオチがあれじゃあ今後きっついスランプに襲われるんじゃなかろうか･･･。
（とまあこんな感じで目ぇギンギンのまま１時半に寝て翌朝６時に起きたのであった）
帰宅するやＤＶＤに電源を入れて録画分をチェック。ＣＳでの放送は今夜８時からだけど、待ちきれないので東海テレビを予約セットしておいたのであった。うお、いきなりアボットからかい。さすが民放クオリティ、上位陣数名しかやらないんだねえ。
本音としては全部早送りしてジュベールを見たかったんだけど、やはり一人一人どうしても見てしまう。アボット、ほぼノーミスよかったなあ。小塚君は五輪の時よりよくなってない？ ステップのエッジが特にすげえよ。それにしてもカメラワークが変だ。ことあるごとに足元ばっかり写す。スピンの時まで靴のアップ。スピンの時靴なんか見たってしゃあないだろ！ でもって小塚君の最後の「ジャン！」のとこでなんでか佐藤先生のアップ。ちょっと待てぇい！ お前ら、どんだけ信夫萌えなんだよ！ はああ、あの最後の「ジャン！」は五輪の時、音響のミスのせいで不発になっちまったから、今回が完璧なのが見られると楽しみにしてたのに！ うえええん。
殿はソッコーで早送りしました（ボカ〜ン）。ジュベールの前にあれを見るのは勘弁。殿の次はＰちゃん。直前の殿大爆発を見た後でもそつなくこなし、いやそれどころかノーミスで終演。五輪の時フィニッシュがワンテンポずれてたのもきっちり修正。図太いやっちゃな〜。続いて�盒況�。メダル取った後でもこのテンションの演技！ 素晴らしいです。一応私、今期のＰちゃんのＳＰはとても好きなんだけど、Ｐ、�盒兇函▲織鵐瓦鯊海韻童�るとやはり�盒況�の演技の方が残るもんがあるね。Ｐちゃんはスケーティングはいいんだけど、わっと何かが溢れてくるような感じ（グルーヴとでも言うんですかね）が薄いんだよな。薄いって言っても�盒況�のグルーヴ感がハイレベルなだけですが。そもそもＰちゃんはまだ１９歳だし。
そして�盒況�のすぐ次はジュベールだよ。この東海テレビ放送ではコンテスティはスルー。さすがの民放クオリティだ。
事前情報で大丈夫だった凄くよかった、と聞いてはいたが、実際のとこどうなのか。ああどきどきする。例のテストスケートの後ちょっと脱皮できたかな、という感じだったし、トリノでの公式練習の写真を見た時、本人の意欲だけは感じられたので、その点だけは安心していたのだが。ただそうは言っても公式練習の時の表情はすんげえ悲壮と言うか、鬼気迫る表情だったので、こりゃあもしだめだったら相当だめな方に折れるよなあ、とやっぱり不安だったわけで（ジャンプでこけてる写真もあってますます不安だった）。もう五年連続台乗りなんて言っちゃいかん、入賞もいりません、とにかく目に見える成果は今回に限っては二の次、本人が次へのステップさえ失わなければそれでいい、という気持ちでいた（なんか私すげえファンみたいなこと書いてるな）。
客席にはトリコロールが大量に。はたしてリンクに入った時の歓声が半端ねえ。まあ近いもんねえ。時差もほとんどないだろうし。てゆか今日応援ばせんでどげんすっとだよな、おフランスのファンにしちゃ。
顔のアップが映った時は「ああ、やっぱネットの写真と一緒だよ、やつれてるなあ」「ろくに寝てなさそう」という感想。なんか目の周りが黒いよ。もともとジュベールは鼻の辺りとか目の周りとか隈っぽいて言うか痣っぽいけど（練習で打っちゃうんだろうね）。どうでもいいけど、大会の前に床屋ぐらい行っとけよな〜。きっちり一ヶ月分伸びてるところが笑えるというか泣けるというか。
なんて下らないことを考えている間に演技スタート。まずは最初の４−３ですよ。やった、降りたっ。すると客席からはテレビの前の私もびっくりするぐらいの大歓声。ああもうこれで大丈夫だな。三番目のジャンプ、五輪で転倒した３ルッツの時はどきどきしたけど、こちらも無事着地。本人もガッツポーズ。なんか誰かがリンクサイドでちょろちょろしてると思ったら、コーチのローラン・デュプイだった。いいコーチだよねえ。途中の指差しの相手がローランだった時は心の中でうるっとした。もう今回のコーチＭＶＰはローラン・デュプイで確定ですな。ローランと一緒にサイドで見守っていたのは、数々の素晴らしい実績ｗで有名な仏スケ連のゲヤゲ会長。ちなみにお茶の間フランス実況のアニックおばさんの元旦那ｗ（←訂正。会長じゃなくて技術部長のラクルでした。失礼）。
三つのジャンプが無事終わって、あとはスピンにステップ。なんかもう本人すっかりのびのびして実に楽しそうであります。こんなに生き生きしているのはちょっと見たことがないね。本田武史も「楽しんでますねえ」と言っているし。私もきゃあきゃあと喜んで見ていたのだが、ふと「あれ、このステップどっか抜けてね？」と感じる所が。･･･まあいっか。最後の雄叫びを見た時には素直に感動。西岡アナの実況も熱い（この人絶対四回転厨だな）。ローランのもとへ笑顔でご帰還であります。ジュベールこんなに口でかかったっけと思うほどいい笑顔。
ステップのことを気にしていたら、はたして解説のテケがステップの部分を「レベルを取るための要素を落としてますね」とばっさり。あー、やっぱり。案の定点数はＰの下（笑）。場内は激しいブーイングでしたが、これはもうしゃあない。まあ何はともあれ危機は脱したんだ。それが何より。その上ＳＰで三位につけたのなら上々の上にもなお上々というもの。このまま逃げ切って欲しいな、フリーじゃ稼げないジュベールなので（笑）。スモールメダルの授与式で上位三人終始がにこやかだったのもいい感じ。まだフリーがあるけど、この分ならフランスの皆さんもまず安堵して国へ帰れるだろうて。
後で知ったんだけど、演技が終わった後、ミックスゾーンだかどっかで、ジュベールとローランはひたすらハグし合ってたんだそうな。萌えるす。ちなみにローランはもともとジュベール二人目のコーチで、その時は一年弱つき合って解消（理由は成績不振とか、ゲヤゲ会長＆ママンによる過干渉、その他イロイロ）。その時の別れ方がひどかったんだよね。ジュベールの奴インタビューでローランのこと中傷したりしてさ（この頃から魚血指定になったｗ）。まあそんでもローランは文句の一つも言わずに静かに去っていったんだが。
以降も不調のたびにコーチを変えるということをしていて、まあなんてヤな野郎だと。まあ本人だけが悪いってんじゃないパターンもあったけどね。ママとコーチが揉めたり、コーチがスケ連から嫌われたり、その他ぐちゃぐちゃ絡み合ったり。それで昨シーズン、シモンコーチと喧嘩別れして今シーズンからローランと「再婚」したというわけ。ジュベールにしてみりゃ「組んでくれるんなら誰でもいーや。自分のことは自分でやるもんね」てなとこで、形だけのコーチ契約だったんだろうけど、実際のところジュベールが思っている以上にローランはジュベールの理解者だったようです。ミラクルボディで一緒にお寺行くとことか好き〜。
ところでキスクラで一緒に座っていた女の人は誰？ 五輪の時は振り付けしてくれたスタビスキーが座ってたけど、今回はいないね。スケ連の人とかかな。
８時からはＣＳで男子ショートを放送。こちらは解説杉田秀男、実況藤吉次郎。アモディオは大分先だろうと思ってテレビをつけたら、すでにフェルナンデスの演技が始まってやんの。そっか第五グループからの放送なのか。というわけで慌てて視聴。ハビは相変わらず柔らかいなあ。ジャンプがまだ下手だけど、あの女子並シットスピンはすげーわと思いつつ、アモディオへ。アモ、滑る前の表情がすでに負けそう（涙）。やっぱ五輪の後じゃいろいろ疲れが出てるだろうしな（でも前滑ってたハビは五輪と変わらぬ演技でしたけどねっ）。点数からして大方最初の３Ａをミスったんだろうなあと思っていたら、案の定オーバーターンしやがった。さらにはスピンでもバランスを崩し、ううう（涙）。キスクラではコーチ共々苦い表情。ええい、明日のフリーで頑張れ！ ･･･でもアモディオはフリーで稼げたためしがないんだよな。大体ショートで稼いで、フリーは他選手の自爆頼み。まあなんとか、なんとか･･･！
友人と長電話。殿、あれから一応取材でギャン泣きしたらしい。そうかそうか。ひとまず泣けるようになっただけ安心だよ。あの虚脱顔は恐かったからさ。
ＣＳのフリーのライブ放送は深夜１時５０分から。チラ見したい誘惑に駆られながら、録画予約の確認だけして１時半就寝。もうこれで二晩連続四時間半睡眠だけどそんなに辛くないのが恐い。ああ、明日の早朝には結果が出てるんだな。
有名になると親戚が増えるってのはよく聞くけど、親が増えるってのは聞いたことねえな。
さて五輪でＳＰを見て以来すっかり好きになったフランスのフローラン・アモディオ。まああの外見を見ての通りラテン系なわけですが、人種ごった煮のフランスのこと、まあ珍しくもないかとさほど気にしてなかったんだが、日米仏のウィキを読むに結構複雑みたい。彼自身はブラジル生まれで、今の両親と血の繋がりはないのであった。へえ（そういや同じフランスのバク転のボナリーも孤児院出身だったよな）。ちなみにアモディオのお父さんはデータ関係の仕事をしていて、お母さんは教師だって。スケートを始めたのは四歳からというから、アモディオ夫妻に引き取られたのはそれ以前てことなのかな。ちなみにアモの下にやはり養女の妹がいるらしい。
You Tubeを漁ってたら、バンクーバーから帰ってきたアモディオ君を家族がお迎えする動画を発見。アモの地元ヴァル・ドワーズ県にはド・ゴール空港があるので、映っている空港は多分そこなんでしょう。
http://www.youtube.com/watch?v=Wp5XyahZv68&feature=related
へえ、これがお母さんか。濃ゆい感じの人ですね。ってそれにしても１９の息子を迎えるのに、そのでっかい熊のぬいぐるみは恥ずかしすぎないか。案の定当人微妙な表情してますよ！ あと、妹は分かるとして、一緒に来ている他の美女たちは一体。親戚や友達って感じにゃ見えないなあ。それかこの三人はアモディオさんたちの実子ズ？ ま、なんかよく分かんない家族構成だな。
で。問題はこれだよ。２月２０日（て、男子フリーの翌日じゃん）にアップされたものらしいが、ブラジルの番組。アモの実母らしき人登場。
http://www.youtube.com/watch?v=s7NE3Tgz4QA&feature=related
えええ！ どこまで本当なの？ そしてこの赤ちゃんの写真は？ はー、当人全く関わってねえとこで、なんだってこんな。それ以前にポルトガル語が分かんねえ。もうとにかく「？？？」です。
それはそうと今日は桜山にある某酒店でイタリアワインを買ってきました。狙ってるのかなんなのか、２００６年ものでした。ひとまず男子はこれを飲みながら鑑賞しようかなと。
一応東海テレビでも男女共に放送してくれる。時間はこんな感じ。
３月２５日１６時３２分〜男子ＳＰ、同日４時４５分〜男子ＦＰ
３月２７日１９時〜女子ＳＰ
３月２８日１９時５８分〜女子ＦＰ
ただねー、女子はショートもフリーも二時間ぐらいずつやってくれるんだけど、男子は一時間ぐらいずつなんだよね。あ、フリーは二時間ぐらいやるか？ ま、どっちにしても民放じゃアモディオやテンちゃんやシュルタイスは見られねえやな。もともと民放のフィギュアは好きでないので、この際限定でＣＳのＪ ＳＰＯＲＴＳに入っておくかな。
いやあ面白かったよいろいろと。昨夜はテストの行く末もさることながら、２ちゃんのジュベールスレが一番面白かった。ええ、まあここが一番情報早いから（笑）、私も昨日は一時ぐらいまでずっとアクセスしていたんだけど、もうショートのセカンドジャンプで転倒ってなってからはプチ祭りでしたね。深夜だからあくまでプチだったけど、これ八時とか九時だったら間違いなく祭りだったな。んで朝起きてからもっかいアクセスしたら、取り敢えず無事通過とあってほっと一安心。まあしかしつきあわされたプレオベールはかなり気の毒ではある。ブッチしたポンセロにしても、そりゃ「やってらんね」と思って当然。
というわけでこれまでとこれからを楽しく邪推するべく、ここ二年の世界選手権の結果やら、１２月にやった全仏選手権の動画やらを眺めてみた。まず０８年の世界選手権にさかのぼって、と。ほう、この時はフランス男子は三枠あったんだ。ところがプレオが背中を痛めてフリーを棄権、ジュベールは銀を取ったものの、ポンセロは１８位と振るわなかった。これにより０９年の世界選手権でフランスは二枠落ちになってしまったという次第。その０９年の世界選手権ではジュベールは銅、ポンセロは１６位と相変わらず振るわず（ぱっと見、そんなに調子悪いようには見えないんだけどな）。で、まあその間０８年１２月のＪＧＰファイナルでアモディオが優勝して（でもその後のジュニア世界選手権では１０位に撃沈ｗ）、恐らくこの辺から連盟はアモディオ上げ、ポン＆プレオ下げ、という傾向になっていったんじゃないのかしらん。てゆかそうとしか見えねえ。
てなことを頭に入れながら０９年１２月のフランス選手権のＦＰの動画を見る。うーん、カメラワークが変だし、画像も粗いし、見にくいのう。さてまず先にアモディオが滑って、その後ポンセロなんだけど、アモディオは最初の四回転サルコウでバランス崩したり、他にもちょこちょこミスを重ねてしまう。転倒こそしなかったが、出来としては微妙。ショートの時点でポンセロが二点上にいるから、ポンセロがそつなくこなせばそっちの勝ちのはずだったんだけど、最初の四回転でポンちゃんは転倒。以後は上手にこなしていたが、コンビネーションで微妙に決まらないのがあったりして、なんとも旗色悪し。演技が終わるやポンセロはリンクの真ん中でがっくり。そのまんまヘロヘロ〜とキスクラに向かうのだが、キスクラで座った途端に半泣き。ジャッジが出るとそのまんま一人で立って出て行ってしまった。普段明るいキャラなだけに、こういう様子見ちゃうと心が痛いわ。
一方のアモディオ側はポンセロのジャッジが出る前からすでに勝利顔（自重しろよｗ）。そしてジャッジが出るや、コーチ陣とがっつり抱き合い。アモがコーチと抱き合っておりますと、その前をポンセロとコーチがすーっと通り過ぎていった（なんだか狭い会場だったのよ）。うわあ。アモは通路の方には背中向けてたから、ポンが通ったのは分かんなかっただろうけどね。ちなみにその場面はこれ。
http://www.youtube.com/watch?v=XJlqitSd0Gw&feature=related
で、その後表彰式。プレオベールは三位。なんか悟ったような顔をしていた。それにしても国内選手権のわりにリンクがしょぼく見えた。大須のリンクと変わらないんじゃないかと思うほど。特にあの表彰台ってどうなの。なんか小学校のプールにあるような奴だったんですけど。表彰台のポンセロは相変わらず葬式顔だったが、アモディオとは一応笑って握手していた。
ひととおり見終わった後はテスト後のジュベールのニュース動画など。うを、あのテスト、報道陣も一杯来てたんだな。うわあジュベール、半端ねえぐらいにやつれてるなあ。トリノでは自爆しないでくれよ〜。
全然更新しなくてすみません。オリンピックからこっち、ほぼ毎日スケート三昧。録画したやつとかネットの動画とかばっかり見まくっていて、それ以外のことを何一つやっていない（ボカ〜ン）。そんなわけで平日は毎日五時間睡眠なんですけど、そのわりにぴんぴんしているのが不思議。私こんなに丈夫だったっけ。
で、今日はジュベールが世界選手権前テストの日ということで、どうなったかネットで情報を漁っていたのですが、なんと、そのテストってば受けるのジュベール一人じゃないんだね。ポンセロやプレオベールも一緒に受けるんだと。ショート、フリー、両方滑って点をつけるのだとか。ちなみにポンセロは来ず（仏選手権でアモディオに負けた時の様子を思い出せばさもありなんだが）、プレオベールとジュベールの一騎打ち。で、普段だったら楽勝のはずが（失礼やな）、ショートでまたもやジュベールはこけてしまったようです。フリーはどうなるんだ。ああもう、ワールド本番よりどきどきしちまうだよ。
本日は臨休というわけで、ＴＯＨＯシネマズへ。今回アカデミー賞を受賞しまくった「ハート・ロッカー」、またのタイトルを爆弾三勇士（テーマ逆だよ）。お昼一時からの回に行ってきた。
話はいたってシンプルで、三人のイラク駐留兵士がイラクで爆発物をひたすら処理するという、ほんとにそんだけ。まあそのリアルな日常描写が面白いのなんので「へえ」の連続だった。７０年代から８０年代のベトナム戦争映画は、アメリカ人から見たカルチャーショックを描いた映画でもあったわけだが、この映画にもそういうのがぷんぷん出ていて、イラク人のユルさに苦笑いすることしきり。
しかし見事なまでに、見終わった後なんにも引き摺らない映画だなー。
| 2010年03月07日(日) |
２２日からのトリノについていろいろ |
世界選手権は楽しみではあるんだけれど、女子はあんまり見たくない。て、のっけから後ろ向きですみません。もちろん懸念は、また爆盛り加点で優勝するであろうキム・ヨナなわけですが。まあでもジョニー・ウィアだってこう言ってるし、しゃあないのか･･･。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9857947
ジョニー・ウィアと言えばこっちの会見がよかった（ニコ動ばっかりごめん。だって翻訳ついてるし）。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9866053
でも男子も女子とはまた別の意味で不安もりもり。
・五輪で燃え尽きてそうな�盒饗臺紂Ｋ榿屬任魯哀瀬哀世�も
・ジュベール・・・！
というわけでどうにも心から楽しみにはできません。特にジュベールはなあ。フリー本番前の朝、練習中に泣いてしまったとか、フリーの演技中は早く終わってくれとばかり思っていたとか、ミラクルボディー・チキンハートなエピソードばかり耳に入ってきて、そう大したファンでもない私ですら泣きそうですよ。ちなみに１５日に仏スケ連の偉い人たちの前でテストをして、その結果でトリノに出るかどうか決めるんだそうな。まあジュベール抜きでフランスが今の二枠をキープするのは無理があるから（個人的にはポンセロも見たか）、フランス側としてはなにがなんでもジュベールのケツを叩かねばならんのだろう。少なくともアモディオ君がもっと成長するまでは。だけどすげえなあ。過去四年間、世界選手権ではずっと三位以内に入ってた奴が、テストだよ、テスト。まあテストっつっても形だけのもんかもしれないけど･･･。
というわけで同じフランスならまだアモディオ君の方が純粋に楽しみだな。五輪のＳＰは凄くよかった（プログラム自体は地味だが）。
これは同じプログラムで去年のスケートアメリカの。カメラが寄ってるので見やすい。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8812973
ソチまでにもっと個性的な技や見せ方を身につけて欲しいところ。いずれジュベールが引退したら、国内じゃ一人勝ち状態になるだろうから、おフランスらしいアクのある表現を期待。ただ老婆心ながら、一人勝ち→天狗→敵作りまくり→味方も離れる→自爆、てな風にならないでくれよ、と。
そのアモディオ君よりもっと楽しみなのはデニス・テンよ。もう･･･、恐ろしい子！ だよね。体が柔らかいうちにビールマンはもっと見せて欲しいよ（結局それかよ）。だけどこの子って負けん気強そうな顔つきしてるけど、なんか薄幸そうな感じするよね。白土三平系というか。あと三千里のコスプレが似合いそう。
| 2010年03月06日(土) |
新潟でＡ先生、テラさんを語る |
寺田ヒロオの出身地、新潟県新発田（しばた）市にある市民文化会館で安孫子素雄先生による講演が行われるとのことで、新潟まで行ってきた。そもそも、地元のイベントとして「第２回阿賀北ロマン賞授賞式 新発田学研究センター開所３周年記念講演会」というのがあって、その第一部としてＡ先生による「トキワ荘の兄貴・テラさん」という講演があるのである。生藤子先生のご尊顔を拝することなど、そうそうありはすまいということで、頑張って行ってきた。
まずは８時２０分ののぞみに乗って東京へ。ああそれにしてもフィギュア三昧で眠い。東京までの二時間弱はひたすら寝。東京から新潟までは上越新幹線。指定は満席で取れなかったので自由席に並ぶが、すんげえ人の列。目当てのに乗れるかどうか不安。上越新幹線、初めて使うけどこんなに混むものなの？
列車はどれも二階建て。意外に席はあるのか、長い人の列もどんどん入ってしまう。なんとか乗れるかな。何も考えずに一階に入ったら、こっちは案外すいててすぐ座れた。しかし走り出して納得、一階席は景色が見えないのであった（ボカ〜ン）。ま、いいや。もともと車内ではマンガを読むつもりだったし、と、今回の予習に持ってきた「スポーツマン金太郎」第一章上巻を読み出す。去年の二月に復刻で出たもの。確かいしかわじゅんが日記に感想を書いてたのを読んで、再販のことを知ったのだと思う。買った時のレシートが挟んであったので、ふっと見たら去年の３月１４日だった。ううん、こんなに長いこと積ん読だったとは。
読みながら金山駅のヴィドフランスで買ったパンと売り子のコーヒーを飲む。どうでもいいけど上越の車内販売はワゴンじゃなくて籠に手持ちなんだね。ワゴンじゃ車両の階段行けないもんなあ。しかし籠じゃ大変だよなあ（売店も一応あるけどね）。
それにしても「スポーツマン金太郎」、予想以上に面白かった。そして心が洗われた（ような気がする）。とにかく登場人物がみんな綺麗で、いい加減汚れまくった私には眩しい限り。て言うかこんな薄汚い大人になってごめんなさい。
驚いたのはテンポや話の流れ。意外にもそう古臭くなく、つっかえずにすらすら読める。画面内の昭和３０年代の風俗（駅舎とか電話とか）が目に嬉しく、ひとコマひとコマに見入ってしまう。いしかわじゅんが子供の頃大好きで、大人になった今読み返しても面白かった、というようなことを言ってたけど、大いに分かる。一年近く積ん読にしてしまったのを後悔するばかり。ごめんテラさん。しかしこんな美しい漫画を描いていた人がなんであんなことに、と読むだに悲しくもなった。
新潟から特急に乗り換え。新発田駅に着くまでは２０分ほど。新潟駅、在来線の方は典型的な地方の駅で嬉しくなる。気温も名古屋よりぐっと低くて気分は上々（薄着の上に冬用の厚手の上着を羽織ってちょうどいいぐらいの気温）。しばらく外の空気を吸った後、席へ。後から隣に来た女性がネットから出力したらしき地図を広げていたのだが、それがどう見ても市民文化会館周辺のもの。おまけに地図の脇にイベントのイラストが（笑）。狭いねえ（どうでもいいけど、友人に激似で最初本人かと思ったｗ）。
新発田駅には１時少しまえに到着。あちゃーなことに駅から市民会館までの地図を忘れてきたことに気づく。うーん、地図自体は家で何度か見たし、道筋が簡単だったからうっすら覚えてはいるんだけど･･･。歩いて１０分から１５分の距離って結構あるよね。おまけに雨降ってて寒いわ。講演が１時半からということもあって、結局駅からタクシーを拾う。タクシーが走り出した後、ふと後ろのタクシーを見ると、さっき電車で隣に座っていた人。なあんだ、こんなことなら一声かけて同乗すればよかったのう。
会場にはすでにたくさんの人がわらわらと集まっていた。いやあ、ゆっちゃなんだけどこんな地方によくもまあこんだけの人が来るよなあ。あらためて藤子先生のお力に敬意を抱くばかり。一階で受け付けをした後、席を確保し、物販を流し見。ここ最近のテラさん関連の復刻本などが軒並み。別のブースを覗くと面白い物が。「トキワ荘通り名物 チューダーあめ」。なんじゃそりゃ！ ま、中身は普通のソーダー味の飴なんですけど。なんでもこの辺の商店街で売られている物らしく、今日は特別にここで出張販売なんだと。見れば大分売れているので慌てて二つ買った。
待ちに待った講演スタート。ああ、生まれて初めて見る本物のＡ先生ですよ！ 生きてますよ、動いてますよ！ ああ、ここまで来てよかった！
お話は例によってテラさんとのこと。大体はこれまでに出た話ばかりなのだが、やはりご当人の口から直接聞けるのはなんとも言えぬものがある。そしてこの手の話を聞くたびに、あらためてテラさんの人格者ぶりに頭が下がるばかり。
「新漫画党を結成した時、テラさんはメンバー選びにもこだわったんです。藤本君はいいものを書いているから、これはもちろんいい、と。ところが僕はちょっと悪いんですね。だからテラさんもどうしたものかと思ったんですが、まあ、しょっちゅう一緒に飲んでるしってので入れてもらえた。赤塚君は当時はまだ少女漫画を書いていたので、問題なかった」
わはは。
それにしても折角Ａ先生が当時のトキワ荘の写真とかいろいろ持ってきて下さったのに、肝心のプロジェクターが使えなかったのは残念なこと。
当初４５分予定の安孫子先生のお話は、案の定伸びに伸びて３時前にどうにか終わった（笑）。ひとまず短い休憩が挟まれることになり、トイレに行ったり物販を覗いたり。一階へ降りる途中、階段からふと見下ろすと、何やら怪しい動きをしている者が約二名。彼らはパーテーションで区切られた入口に入っていった。もしやと思い、慌てて席へ戻って荷物を引っ掴み、忍び足でパーテーションの中へ。半開きになっている入口からこそーっと入ると、細い廊下があり、すでに四、五人がそこにたむろしていた。廊下のドアからはＡ先生の声が！ うわあ、これからお帰りなのだ！ みんな何かの単行本を持っていた。ふふ、何を隠そう私も文庫版まんが道一巻とサインペンを持ってきているさ（ボカ〜ン）。やっぱみんな考えることは同じだね。そうと決まればこれ以上ライバルを増やすわけにはいかぬ、とさっきの入口ドアをしっかりと閉めた（ボカ〜ン）。
しばらくたってから、先生が廊下へお出ましに。後ろにはなんと奥様も。途方もなく緊張しまくりで膝もガクブルの私をよそに、一番前に並んでいた家族連れは、年少の子を前に出し、先生にプレゼントをさしあげるという卑怯作戦。それには先生も愛想よく「ああ、ありがとう」とお受け取りに。やがて先頭の数名がおずおずとサインを申し出たのだが、やはりというかなんというか、先生と奥様は電車の時間があるからと、やんわりお断りに。でもまあいいです。こんなに間近で生涯の神に拝謁できただけでも、満足すぎるほど。
席に戻ってみると、すでに次のプログラムがスタートしていた。こちらではテラさんの妹さん、元同級生という方々がそれぞれの思い出を語るというもの。こちらはまあ概ね当たり障りのないものではあったけれど、学生時代の写真や、就職時代の写真など、初見のものが多く出されて眼福。
最後の方では思ってもみなかったものが出された。町内の盆踊り大会お知らせのイラスト。金太郎とクマちゃんが描かれていた。亡くなる二ヶ月前に描かれたものだという。ううん、わけが分からない。プロジェクターで映し出されたものだから細かい部分はいろいろあるのかもしれないけれど、この当時ああいう生活を送っていた人が描いたものとは思えない。むしろこういう人だからああなってしまったのか。そもそも絵を描くなんて状態じゃあないだろう、あの晩年って。ううん･･･。ある意味今日一番の収穫はこの絵かもしれない。
終了後、歩いて駅へ。地図はないものの、行きで大体覚えていたし、まあまあ簡単な道だったので迷わず到着。予定より一本早い列車に乗れて、しかもそれが快速だったおかげでかなり早めに新潟駅に到着。時計を見るとぎりぎりながら一本早い上越に乗れる。これはと思って急いで改札のところで変更手続き。しかし前の一人がやたら長くて焦れること。後ろがいるわりには係の人も慌てる様子もなく、淡々としたもの。うーん、都市の新幹線駅だったらこんなことはまずないよなあ。この辺は北国時間なのか。
帰りの上越では二階の席を。とは言え景色はそうよくもなし。ううん、それともこの間の金沢からの車窓が絶品すぎたのか。ともあれ小腹が空いていたので残りのパンと売り子さんのコーヒーをいただき、あとはうとうと。一度目を覚ました時外を見たらスキー場だった。そんなに積もってはいなかったが、薄暗い中でぼんやりと雪の山肌やリフトが見えた。景色らしい景色はこれぐらい。うーむ、寂しいのう。
東京駅に着いたのが当初よりうんと早かったので、駅構内でうどんを食べられた。名古屋駅までまとまったごはんは無理だと思っていたので嬉しい。東京発７時半ののぞみに乗って、家には十時頃到着。新潟で日帰りはやっぱり大変だなあ、と思った。
| 2010年03月05日(金) |
金とく「夢の舞台で輝いた 〜バンクーバー五輪 東海北陸の選手たち〜」 |
ＮＨＫ名古屋が作っている中部地方のローカル番組「金とく」で、東海北陸地方から今回の五輪に行った選手の特集。フィギュアでは真央ちゃん、ミキティ、小塚君、明子ちゃんの映像が。大体今までどっかこっかで使った映像の再利用ではあったけど、録画するのは初めてだったので、嬉しかった。何より小塚君の映像が増えるのは嬉しい。五輪、応援席でご両親が持っていた日の丸に、「満州引き揚げスケートの会一同」と書かれてあったのは初めて知った。思わず胸がじん。
明子ちゃんが邦和のリンクで働いている所が出てきて、萌えた。それと痩せてた頃の写真が出てきたんだけど、これは本当に痛々しかった。番組だからどうにか見られる写真を選んでもってきたんだろうけど、それでもね。今回、彼女のフリーは本っ当によかったけど、これはもしかしたら見られなかったかもしれないんだねえ。
それとミキティ。トリノ五輪前に中京高校で開かれた壮行会（体育館でやってるっぽい）の模様が出てきて、制服姿の彼女をうっかりかわいいと思ってしまった。ああ、こんな時代もあったねえ。でもまあその後の本番じゃあ例の有り様になってしまい、さらにその後も延々グダグダが続くわけで、壮行会での笑顔はかえって切ねえわ。でもそんな風に思える自分が不思議。ええもう、はっきり言って嫌いだったもん、安藤美姫。顔もビッチ、化粧もビッチ、口を開けばたわけ丸出し。同性に嫌われる要素おてんこもりですよ。モロゾフとの組み合わせにしても、ただれた「エースをねらえ！」って感じだし。そんな私でも今回の五輪で以前ほど嫌いではなくなったなあ。うんまあ、没ゼロの後、新ゼロや超銀を以前ほどひどく思わなくなったのと似てるかな（ボカ〜ン）。でもＥＸのレクイエムは本当に感動しました。
ミキティ関連で、現役時代のモロゾフが出てきて爆笑（髪型がもう）。あのパートナーが最初の嫁なんかねえ。
余談だが、トリノ前のミキティ壮行会でミキティの横に立っているのって小塚君！？ 一瞬、しかも横からのカメラだったからなんとも言えないけど、どう見ても小塚君じゃないのか、あれは。でも小塚君の年考えるとこの頃ってまだ入学してないよなあ。あー、でも私学だったら早けりゃ１２月には入学決まるから、ちょっと早めに制服つけて先輩であるミキティを応援しに来ました、ということなのか。どっちにしても制服姿の小塚君なんて、萌え死にしそう（て、ここまで興奮して別人だったらどうしよう）。
昨日電話した中で「中野友加里はかわいそうだったね。オリンピック期間中、全く出てこなかったねえ。村主だって選手に応援メッセージとか出してたのに、そういうのすら一切なかったし。どうしてるんだろう」ということも出たのだけれど、今日ネットのニュースで引退の報が。もう一度演技を通して見てみたかったけど、それももうないのかなあ（アイスショーとかも出ない？）。彼女の報われなさを思うと、心が痛むよ。ほんとにいろいろ、タイミングに恵まれなかった。
今度の世界選手権のメンバーに入っていたけれど、それも先月末に辞退していたようだ。となると明子ちゃんがトリノに行くのだろうか（後で確認したら行くそうで。これはこれで凄く楽しみ）。
メダル組は記者会見などで一旦東京へ留まるが、それ以外はそれぞれの地元や遠征先等へ。というわけで我らが小塚君、そして明子ちゃんがセントレアへご帰還。夕方のローカルニュースではセントレアから生でインタビューが相次ぎ、私も録画に必死。ああそれにしても中京テレビの「News リアルタイム」よ。日本人で初めて四回転ジャンプ成功って。しかも字幕スーパーでまで「２／１９フリー 日本人唯一の４回転ジャンプ成功」なんてあるじゃないか。ふわーんっ、本田武史を忘れないで下さい･･･。オリンピックでもちゃんと飛んでるはずだよ。
まあしかしなあ。また蒸し返すようでアレだが、真央ちゃんの件で日本のマスコミはちとめでたすぎないか。真央ちゃん残念でしたねーっ、てそんなひと言で片付けるなよ。や、なにも採点にクレームつけろなんてんじゃないよ。もう今更終わったことだし。でもキム・ヨナのあの爆点を「すごいですね世界最高得点！」なんつって嬉しそうに褒めちぎったり、「真央ちゃんもキム・ヨナ選手も凄かったですねー」なんて一緒くたにもっちゃげるのはやめてくれ。胸糞悪い。
日本のマスコミは韓国や中国にのっとられているー、なんて今までは右翼のたわごとと一笑してきたけれど、本当にそうじゃないかって思えてきたよ。
などとまあ、今回の五輪、中でも女子フィギュアについて考えるとクサる一方なので、姐さんに電話。今回のフィギュアについて男子女子ひたすら喋り倒して、ああすっきり。うん、やっぱ本田武史はちゃんとソルトレイクで４飛んでるよ。
| 2010年03月01日(月) |
That’s Life… |
２６日以降の近況を。
仕事机の傍にテレビがあって、昼休憩中（１２時から１３時まで）はずっとＮＨＫがついているんだけど、この日はさすがに１時を過ぎてもつきっぱなし。まずはキム・ヨナから。フリーの演技、１５０.０６という有り得ないポイント。おいおい、男子の金と銀だってそこまで貰ってないぞ。なんでさっきの演技でこんだけもらえるんだよ。ショートでキム・ヨナが４．７２ポイント上ってのからして狂ってるけど、フリーのドカ盛りはなんなんだ。ああもう嫌な予感。リンクに滑り出ようとしている真央ちゃんの顔が、本番前というのを差し引いても見たことないほど険しく重々しい。いやいや、これはきっとあの暗〜いプログラムに入りこんでいるからさ･･･。ほぼ全員仕事そっちのけでテレビに見入っていた。真央ちゃん、３Ａをなんとか跳び続けたと思ったら、別のジャンプでミス。転倒じゃないけどこれはもう･･･。結局二回ミス。そしてジャッジ。
銀と決まった直後のインタビューはさすがに見るに偲びなかった。しかし帰宅してテレビをつけると決まってこの模様が出てくるので嫌でも目に入る。フジの安藤アナが満面の笑みで真央ちゃんにインタビューしてんのが不快。ネットはネットで、ヤフトピのすみっこにメダルを授与された後、キム・ヨナと抱き合う写真がある。ああもう、胸糞悪い。
そりゃあね、国際試合がきれいごとじゃすまないってのは分かってますよ。選手だってそのことをある程度覚悟の上でここまで来てるんだろうし。でもねえ。
ネットでポイントの内訳も確認してみた。そしてますます嫌な気分に。そりゃ真央ちゃんは二回ミスったけど、それ差し引いても気違い沙汰だ。現行ポイント制どうこうより、ジャッジの脳味噌がどうかしてるよ。技術点だけで１０点以上も開きがある。キム・ヨナ、そんなに上手に決めてましたっけ。ステップにしろスピンにしろ、真央ちゃんとおんなじぐらいか、下手するとちょっと下なぐらいでしょ。
てなわけで怒りのあまり、寝つきが今一つの状態で目を覚ましたら、朝刊の一面にどどーんと例の胸糞悪い写真が広がっている･･･。おいおい何の嫌がらせだ中日新聞よ。「闘志新た」って、私ゃこの写真を見たって怒りや闘志なんて湧いてこないよ。もうひたすら気分が悪いだけ。まあ一面に持ってくるのはいいとして、こんなにでっかくのばさないでくれ。見たくなくても見えちゃうじゃないか。
というわけで金曜以来、悶々とする中、２８日はエキシビ。自分でも超意外なのですが、安藤美姫のレクイエムが一番よかったです。もう、ほんっとに意外。なんかすごく惹きこまれてしまった。人生でミキティに釘付けになる日が来ようとは･･･。裾の長い衣装であの太い足が見えなかったせいもあるかもしれないが。あと真央ちゃんのカプリスも。あんなことの後でもこんなに明るく滑れるんだから、つくづく男前。その後のプルシェンコはいつもどおりキモい動きでかっこよかったです。
ま、でも面白かったのはそこぐらいで、総じてつまらんエキシビでした。
で、1日の今日は閉会式。フィナーレも近づくにつれみんなわらわら。取り敢えず萌えたのが。
・ミュージシャンの生演奏を前にノリノリのカーリング娘たち。
・にこにこ歩きながら日の丸の小旗をぶんぶん振る小塚君。
・各国の選手から写真を頼まれまくる真央ちゃん。その間にみんなの群れとはぐれて一瞬迷子に。みんなを探して歩き回っている時の表情のかわいいこと。
・�盒況�と小塚君、二人で歩いていて前を歩いているのはなぜかこづ（少し離れてミキティと殿）。
・大体選手たちはかたまって歩いていたんだけど、見た限りその中で選手じゃないのは長久保先生ぐらいで、まるで修学旅行の先生みたいだった。長久保コーチはなぜか鹿の帽子を被っていた。
・ふと、何かを目指して走り出すフィギュア男子三人組。何かと思ったら会場にふわふわ落っこちてくるバルーンをキャッチしようとしていたのであった。以後、ひたすらあちこちのバルーンを目指して走り回る三人。
ごちそうさまでした。
今月末のフィギュア世界選手権に関して不安は大いにありますが（またキム・ヨナが爆加点すんだろーなとか）、真央ちゃんの強靭さは凡人の遥か斜め上を行っているようなので、普通に楽しみにしています。ここ二年ずーっと原稿原稿でフィギュアがろくに見られなかった分、今回のオリンピックは堪能した。忘れたい部分も大いにあるが、まあ忘れよう。
しかし世界選手権で不安なのはジュベールだな（笑）。どーすんでしょうねえ。いやそもそも大会に出られるのかどうか。ＳＰは見るに忍びない有り様だったけど、ＦＳなんて死相が出てたよねえ。あの力のない笑いがこええよ。帰国したらまずは国中からフルボッコだろうし。自爆だから本人が悪いとは言え、悲劇の主人公だな。まあフランス勢、アモディオ君が好きなので、彼が見られれば満足だけどさ。で、アモディオ君てパトリック・チャンと同い年なんだね。で、どっちも全仏選手権と全加選手権を制しているわけですが（ただしアモディオ君の全仏ではジュベールは怪我のため不参加）、どう引っ比べてもアモディオ君の方が上手いよなあ。なのになんで（以下略）。
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