１９４０年、赤軍はカティン近郊の森でポーランド兵捕虜約一万人を射殺し、埋めた。しかし赤軍はこれをドイツ軍によるものと偽る。戦後引き続きソ連の支配下に置かれたポーランドでは、この偽の事実がそのまままかり通ることに。家族を殺された悲しみを抱えたまま、それでも戦後の混乱を行き抜く人々。本当はまだどこかで生きているのではないかと、帰りを待ちわびる人々。事実を暴こうとする者。しかし現実は彼らに容赦なく・・・。
とまあ、ただでさえ悲惨な運命に陥った人々が、また次々にむごい試練に襲われるのであった。ケン・ローチが不幸マニアなら、アンジェイ・ワイダは悲惨マニアだよなあ。毎度毎度、よくもまあここまで主人公たちを「絶対歯向かえない境遇」に追い込むものよ。白土三平みたい。
でも本当に圧巻の映画だった。とても８０過ぎの監督が作ったとは思えない。将校たちが連行されて射殺されるまでのホラー映画ばりの演出とか、大量の人物が登場するのに、その一人一人が異常に濃度が高かったりとか、何一つ惚けていない。力の抜けた所がない。４０か５０の脂の載りきった監督が作ったとしか思えない。島田正吾的情熱を大いに感じる１２０分だった。そう、こんだけ濃いのにきっちりそれだけの時間でまとめているんだよ。すごいよなあ。
しかしこの映画、これで終わりとは思えない終わり方だったなあ。収容所から生還した女優がアグニェシュカの髪を買ってカツラにする辺り、もろに「彼女が志を継ぎました」って感じだし、他にもいろんな部分でこういったリレーが行われている。この「誰かがこの悔しさを受け継いでくれる」っていう辺、「大理石の男」っぽいんだけど、カティンも大理石同様、三部作にするのか？ もしそうなら凄く見たい。
ちなみに名演では３月５日までの上映だったので、４日の木曜日にもう一回見てきた。二回目もよかったー。
小塚君、２１歳おめーっ。
というわけで深夜のオン書きです。もう今日（あもう昨日か）見たものを一刻も早く上書きしたいという一心で他のもんをいろいろ見ています。まずはレンタル屋で借りてきた「００７ カジノロワイヤル」。ええ、もちろんマッツさんに焦点を絞ってね！ おお、ル・シッフル見ると思い出すよ。あー、そうそう、このダニエル・クレイグに金玉拷問するところ〜。まあしかし最初の登場ん時こそ大物悪役登場！ って感じだけど、だんだんヘボくなっていって、最後もああだもんなあ。これじゃあ私も覚えていないはずだよ。許して。
さてそのマッツさんであちこちサーフィンしていたら、新作“Valhalla Rising”の予告動画を発見。
http://www.youtube.com/watch?v=WcFOSfaCNec&feature=related
こっちの方が見やすいかな。
http://www.comicbookmovie.com/fansites/TheDogPound/news/?a=15152
いきなりマッツさんのドス声で始まるだけでもびびるのですが、映像がまたバイオレンスおてんこもりでもう燃える燃える。ああ〜、日本でも是非公開して欲しいよ！
そういう感じでようつべ見てたらやっぱりどうしてもフィギュアを検索して見てしまう･･･。それもキャンデロロばっか（笑）。や、まじでキャンデロロでも見ないとやってらんねえですよ。
小塚君と言えば、私が知らない間に地元でこんなことをやっていた（涙）。んでもって、あれ一人子供が交じってると思ったらデニス・テンだった（ボカ〜ン）。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9757505
| 2010年02月25日(木) |
明日奇跡が起こることを |
昨日の真央ちゃんの演技を見て、あらためてこの子は神に選ばれた子だと思いました。ま、でも結果はあれですよ･･･。「今までのＳＰに比べたら点差が縮まった」ってそりゃあねえ･･･。プルシェンコが真央ちゃんを絶賛してくれたのが唯一の救いでしょうか。
金メダルはもう決まっているのでしょうが、それでも奇跡が起こることを。
それにしてもジュベールのこけまくりっぷりは軽くトラウマですよ（涙）。特にＳＰのキスクラん時なんてあーた･･･。四回転厨がよりによってこのオリンピックであのざまでどーする！ なんとか世界選手権までには立ち直って雪辱を果たしてもらいたい。
大好きなライズ。一昨年のロシア杯ん時の。衣装は去年からのアレの方がいいけど（笑）。こんぐらいできてたら奴が金だった、と思っている。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5436783
| 2010年02月21日(日) |
インビクタス 負けざる者たち |
朝目が覚めても痛みは相変わらず。そんだけ痛いわりに寝覚めだけはさわやかだった。マゾなのか（ボカ〜ン）。しかし困ったことよ。今日は友達と映画見に行くってのに。
映画の前に今日は厄払いに熱田神宮へ。お守りを売っている所の隣で受付をやっているのでそこへ。１０時半頃に行ったが結構な行列がもうできている。申し込み書をさっさと書いて受付＆支払いの列に並ぶ。記入要綱を見ていて気がついたのだが、今年の私は後厄なのだな（一緒に行った友人は早生まれなので本厄）。てっきり今年が本厄だと思っていたよ。なるほど、それなら去年のアレもコレも文字通りの厄災だったのだな（苦笑）。まあ、あの程度で済んでよかったとも言えるが。それにしてもお宮参りの赤ちゃんが一杯。どこを見回しても赤ちゃん、赤ちゃん。なんか一生分の赤ん坊を見た気がする。しかしどの子もおとなしいねえ。むしろ一緒についてきている二歳かそこらの兄ちゃん姉ちゃんの方が騒がしい。
受付後、神楽殿へ。神楽殿手前の広い待合室に通される。お払いを待つ人が一杯。ある程度人数ができあがってから、お払いをする所に案内してお宮参りも厄払いも、その他のご祈祷も、みんなまとめて一気にやるというわけ（車払いだけはまた別の所）。
榊の枝と前掛け（？）を貰っていざみんなでお払い。お払いの間は下を向いていなきゃいけないのが多いので、今日の私には辛いところ。なんだかんだで１１時半頃終了。それにしても今日はあったかい。神宮では日当たりのいい所で梅がもう咲いている。私としては嬉しくないところ。ここのところ体調がいいのだが、それは最高気温が１０度を切っているおかげだ。とにかく１２月を過ぎたら２月一杯までは最高気温は８度まで、最低気温はどんなに高くても１度というのが私にとってはベスト。というようなことを言ったら大の寒がりの友人が「やだそんなの」と。
地下鉄に乗って桜通線の瑞穂運動場西へ。ベルデへ行き、お昼。その後また地下鉄に乗って桜山にある吉岡コーヒーへ。ここはペギーで修行していた人が開いているお店。ペギーにもお店のリーフレットがおいてあったりしたので、前から気になっていたのだ。お店は二人がけの席が二つと、あとはカウンターが数席あるだけの小さなお店。でも味はやはりよかった。メニューはコーヒーが数種類あって、紅茶も少しある。ケーキはパウンド系があるだけだが、これがとってもおいしかった（アイスつき）。器はブランドものだったが、見たことのない柄ばかり。しかもどれもブランド物らしからぬシンプルかつかわいらしい柄のものばかりで、大いに好感。桜山方面はあんまり行くこともないだろうけど、ここはちょっと覚えておこう。駅からも近いし。
今日の映画、「インビクタス 負けざる者たち」の席（１５時４０分から）はすでに昨日購入していたので、しばらくお店でくっちゃべる。友人、今の職場でアスペル女に絡まれていて、心労が限界に達しており、真剣に結婚がしたいのだとか。そのアスペル女、アスペルなので当然、彼女以外の他の同僚相手の人間関係も全くだめで、ほぼ全ての同僚から忌み嫌われている次第。そんな奴、上の方で島流しにしてくれないのかと聞いてみると、今自分のいる場所がまさにその流し先なので、これ以上はもう無理なのだとか。
「だから相手を探してるんだけどねー。でも今年は厄年だし、さっきおみくじでも末吉ひいちゃったから、今年はあんま動かない方がいいのかも」
「そうやね。まあ今年は臥薪嘗胆ってことで。そういや××も去年の１１月に結婚したんだよな。今浜松だってよ」
「うんうん、年賀状で教えてくれたよね。びっくりしたー。私はバンビの方が先だと思ったんだけど」
「えええ。私は昔から結婚はしないと言っていたのにい」
「いや、そうは言ってもすると思ってたよ」
三時ちょっと前にお店を出て、駅へ。駅までは商店街が続いているのだが、その店の一つに小塚君の入賞を祝うチラシが貼ってあって、思わず「ええ！？」。なんと、この商店街は小塚家の酒屋があるのだ！
http://usrimg.enpitu.ne.jp/usr6/60740/2010/100221_1459_01.jpg
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「なんと、ここは聖地だったのか！」
「酒屋さんどこ！？」
「にしてもまだバンクーバー自体は終わってねえのにもうソチかよ」
としばし吼えまくる我々。酒屋さんは同じ通りにあった。でもやっぱり閉まっていた（笑）。いずれ凱旋したら大騒ぎでしょうなあ。
寄り道をしていたせいで、上映ギリギリ。上映から一時間もすると首は案の定痛くなってきた。こうやってじっともたれているのが一番辛い姿勢だったり。そろそろやばいと思えてきた頃に映画本編ではラグビーの試合に入った。すさまじい肉弾戦に思わず目が釘付け。痛みも忘れるほど。
映画が終わった後、フォートナム＆メイソンの喫茶店でお茶。おいしいスコーンとミルクティーを味わいつつ、映画の感想を。
「なんかクリント・イーストウッドにしては展開が大雑把だったね」
「うん、確かに。クリント爺さんはベタな展開が多いけど、ポイントは抑える人だったのに。いくら映画だって、黒人と白人の差別があっさり解消しすぎだよ。マンデラの白人のＳＰにしてもさあ、あんだけ差別剥き出しにしてた人たちが、マンデラとちょっと会っただけで、すっかりマンデラの犬になっちゃって、他の黒人ＳＰともなんだかんだで仲良くなっちゃうのはねえ」
「ちょっとご都合主義だよねえ。イーストウッドってこういう感情の移り変わりはわりかし丁寧に描く方だったのに、今回はどうしちゃったんだろう」
「確かに。でもそれはしょうがないんだよ」
と言って、クリント爺さんのモーガン・フリーマンに対する愛について私はひとしきり語った。
「そもそも最初の『許されざる者』だよ。ヒロインて言うか、ヒロイン的ポジションにいる娘がひどい目に合って、で、クリント爺さんは金貰ってることもあって敵をやっつけに行くんだけど、そん時はフルボッコにされて終わり。でも相棒のモーガンが敵に殺されるとクリント爺さんはイヤボーンで無敵になって、敵を皆殺しにしちゃうんだ。普通逆だろ？ でもクリント爺さんにとってはこれがごく自然のことなわけよ。もうモーガンのこと愛しまくってるから。で、今回のインビクタスのマンデラにしてもさ、クリント爺さんにしてみれば、愛しのモーガンならもうそのオーラに触れるだけで人類誰もが改心して当然と思ってるわけよ。むしろ細かい過程なんて、そんなもんある方が不自然っ、ぐらいの勢いで。」
「で、一般人はポカーンとするしかないわけね」
「そうなんだよ。もうのぼせちゃってるからねえ」
「ところでさっきパンフを立ち読みしたんだけど、イーストウッドの近影、バストショットじゃなくて全身だったよ。出演してないのに（笑）。あの爺さん、ほんとに自分大好きだよねえ」
「そういう意味では好みの女・モーガン・自分、が揃った『ミリオンダラー・ベイビー』は最強のイーストウッド映画なんだね。もうアカデミー賞取って当然」
それからフィギュア男子の話でプルシェンコがジュベールが、�盒兇�と盛り上がる。しかしその後、以下の意見で一致。
「まあこうやって男子のフィギュアは楽しんで見られるんだけど･･･」
「女子はねえ。もう今から気が気じゃないよ」
「ああ心臓に悪い。私は結果知ってから見るよー」
さてどうなりますことやら。
| 2010年02月20日(土) |
シャネル＆ストラヴィンスキー |
名演小劇場、一階の名演小劇場２にて４時２０分からの回。二日連続でマッツさんを見られるとは果報者よのう。ちなみに三階の名演１では「カティンの森」が今日から始まっている。これも早く見たい。
スタート一時間前に整理券を貰って（五番だった。意外に早いのが貰えたぜ）、近くのコメダで時間を潰していたのだが、右側の首の付け根がキンキン痛みだした。この辺、寝挫けてやられることは多いんだけど、今朝なんともなかったのになあ。なんで今いきなり。
時間と共に劇場へ。うーん、背中のバッグを下ろすのも痛い。大丈夫かな。何はともあれ鑑賞開始。えっと、映画自体はおもんなかったです。シャネルとストラヴィンスキー、二人の創作への姿が一方のメイン、そして二人の一つ屋根の下の不倫が、もう片方のメインなんだが、どっちもいろんな点で物足りないことしきり。二人の逢瀬一つにしてももっと面白くできるはずなのになあ。シャネルの意匠が光る屋敷の内装は見ものだったけど、でもそんだけ。あそこはもっと屋敷の空間を生かしたサスペンスフルな演出をするべきなんだよ、折角映画なんだから。だって同じ家の中にカーチャと四人の幼子がいるんだぜ。そいつらの目をごまかしつつ、くんずほぐれずするってえんだから、その辺の見せ方をもっと凝らしてくれたら、それだけでも随分違ってただろうに。
さらに致命的なのは創作の苦しみ・喜びがほとんど上っ面だけに終わっていること。これじゃあこの二人を主題にする意味すらないよ。
とまあ文句ばっかり言ってるが、マッツさんの裸体をたっぷり見られたので、満足はしている。つかもう一回見るだろう（ボカ〜ン）。
見終わった後、首の痛みがいよいよピークに。右腕動かすとキンキンする。帰宅するとアマゾンからＤＶＤ「ダークロード 闇夜の逃亡者」が届いていた。ええ、マッツさんの映画です。もう首が痛いんで、全部は見ないけど。ふう、しかしこうなると犬の散歩が辛い。夜、ベッドに寝そべる時もあいててて。寝返りもろくにできなかった。
フィギュア男子のフリーもすっぽかし、東京に行ってきましたよ（ボカ〜ン）。いいの、いいのよ、今日は会社臨休だから。
まあ私だって一応は迷ったんだよ、二週立て続けで遠出するのはどうなのかと。ま、でも折角の臨休だし、銀座シネパトスもこの日がラストだって言うし、もう行くしかないだろうと。あとついでに言えば銀座にあるヴィンテージの文房具屋さんがこの間海外で大量に買いつけしてきたので、それも見たかったのさ。年末ん時はろくに買い物しなかったしさー（言い訳）。
てなわけで９時発ののぞみに乗っていざ上京。銀座シネパトス、入るのは初めてだなあ。まあ、銀座のミニシアターならきっとちゃんとしたとこなんだろう・・・、と思ったら大間違いだった。道路の真下にある半地下に入ると、同じ銀座とも思えない腐敗臭が･･･。へっ、ここなの？ うっ、なんか汚そうな大衆食堂が何軒も入ってるんですけど。揚げ物の匂いがむんむん。あっ、でも確かにシネパトス１、２、３それぞれのドアが。はああ、でもこんな所がマッツさんとの最後の逢瀬の場だなんて！ 泣きたいわ！ 客もなんか小汚いおっさんばっかりじゃんよ（そりゃ平日に映画見に来る奴なんてよ）。おお、この間の京都シネマのさらっぴんぶりを思い出すだに悲しくなる。京都シネマがお台場のホテルなら、ここはさながら高速出口のラブホだよ（ボカ〜ン）。･･･いや、ま、ここまで来たんだ、とにもかくにも見られればそれで。こんな一昔前の名画座に多くを求めちゃいけねえな。シネパトス３が準備中だったのでとりあえず総合受付みたいなとこ行ってチケットを買う。整理番号とかはなし。後から来たのに私より先に入ろうとした親父二人組がいたので、ガン見して阻止。許さん、許さんよ。私より先に入ったら殺しちゃる。
開場と共にボックスへ。中は一昔前という感じ。席数は７２。げっ、勾配がない。しかもスクリーンがやたら上。こりゃどこに座ろうがちょっと見上げなきゃいけないってことか。でも椅子の座り心地はとてもいいね。特に座高が非常にぴったりで、これならちょっと見上げていても全然辛くないだろう。トイレもすぐんとこにあるし、感心感心。
上映開始。スクリーンの綺麗さはまあ普通。名演とおんなじぐらいかな。もういい加減これで最後のスクリーン鑑賞なので、みっちりと。ただしヒロインのシーンだけは寝る（笑）。ヨーンがいつも汗をかいているのはクスリのせいとか、ストックホルムでの打ち合わせに出てくる偉い人、の中の人はマッツ・ミケルセンの兄だとか、この間見た後で知ったことをいろいろ確かめつつ。余韻もたっぷりかみ締めつつ終了。ああ、何回見てもいいですよ。て言うか、もう、今は去りし原稿明けの頃の自分に説教してやりたい。お前、なんで前売り券五枚くらい買って、せめて一月前半のうちにしこたま見に行かなかったのかと。あーあ、地元でもキノシタホールでもっかいやってくんないかなあ。でもあそこもスケジュール見る限り、５月までは別作品でみっしり。やっぱだめかあ。
１時半を過ぎていたが、おなかはあんまり空いていなかった。朝何食べたっけ。ああ、新幹線出発直前にホームで食べたきしめんだ。その後車内でアイス食べたりしたし、まだ腹減ってなくても当然か。それよか映画館の中があったかすぎて喉渇いたわあ。ごはんよりはクリームソーダでも欲しいところ。まあでも折角銀座まで来たんだし、とつばめグリルでソーセージの盛り合わせとビールをピルスで。隣の席に座っていた女の子二人が携帯をいじりながら「�盒供次廚噺世辰討い燭里鮗�にしてはっとなる。ぎゃあ、そうだ今まさに真っ最中だよ。てなわけで骨董並みのマイ携帯でニュースサイトに早速アクセス。�盒饗臺紂∋団蠧鶲漫�おお。でも今日のトリはプルだからなー。その後銅メダルの報。おめでとうございます。
食後はお目当ての文房具屋を見て（ヴィンテージの万年筆を一本買っちゃったよ）、その後は吉祥寺の珈琲散歩でカフェオレと焼き菓子。やっぱりここのコーヒーはおいしかった。店を出たのが五時半頃だったのだが、雨が降ってきて、駅までは頭上に文房具屋の買い物をかざして帰った。駅の傍にあった雑貨屋をついのぞいちゃったりしたおかげで帰宅したのは結局８時半ちょっと前。小鉢が怒っていた。すまん。その後、家族で外食（本音では家でフィギュアを・・）。
今日の男子フリー、ＢＳの再放送を録画したかったが、小鉢の散歩でばたばたしたり、ＨＤＤの容量が少なすぎたりでほとんど録画できず。織田君から見られた。小塚君が見たかったよ、ふわーん！ にしても織田君、気の毒すぎ。ジョニー・ウィアはもっと点あげていいはず（個人的に好きではないけれど、ライサチェクよりよかったと思うんですけど）。プルシェンコとライサチェクは逆に今回もらいすぎ。それにしても表彰台のプルシェンコは実に（笑）。
| 2010年02月16日(火) |
海街ｄｉａｒｙ第三巻「陽のあたる坂道」 |
昨日夏目房之介のブログを読んでいたら海街シリーズの三巻が出ていたことを知ってびっくり。早速今日近所の本屋で買ってきた。お話、いい意味で相変わらず。
吉田秋生は若い頃からすでに完成していた。あの「カリフォルニア物語」が終わった時点ですら、まだ２５歳だった。「カリフォルニア物語」は青年ヒースの孤独と苦悩を描いた物語だったが、それと同時に大人であるテレンスやインディアン、老いにさしかかったマイケル・スワンソンの物語でもあった。吉田秋生は登場人物のうち特定の誰かに肩入れすることはなく、かと言って誰かを裁くこともなく、ただあるがままに描いてのけた。２０代ですでに達観していたのである。なんて書くとなんだか枯れた感じがしてしまうが、カリフォルニアにおける傷天丸出しの人間関係とか、スケベ心も旺盛だったのは言うまでもない。
昔と比べて変わったなあと思うのは、三姉妹の母や陽子さんのような人間が出てくるところだろう。吉田秋生は人間のゾーンが非常に深い人ではあるんだけど、万民が嫌うような人間はそれこそ人一倍徹底して嫌う人だ（バナナフィッシュのユーシスが嫌いすぎて殺せなかったような人だからして）。だから海街シリーズを読み始めて、三姉妹のバカ母とか陽子さんが出てきた時は「えっ、こんな人描いちゃうの？」と正直驚いたもんだった。まあ、作者の「私はこういう人嫌いよ」というメッセージは十二分に伝わってくるけれど（笑）。まあ、「老成した若者」だった吉田秋生も、実際に時を経て老いを得たということなのか。
ごめんなさい、ちょっと暇だったのをいいことにまた仕事中にヤフトピってしまいました。しかしこのニュースを目にした時は、嬉しさのあまり本当に叫びだしたいほどでした。兄さん、この日を一日千秋の思いでお待ちしておりました。
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北野誠、所属事務所が「謹慎処分解除」を正式発表 20日より芸能活動再開
2月15日14時36分配信 オリコン
昨年4月末より芸能活動を無期限謹慎中のタレント・北野誠の芸能活動再開が15日、所属する松竹芸能より発表された。今月20日付で「無期限謹慎処分を解除」とし、同日、大阪・新世界で開催される寄席興行『通天閣劇場（TENGEKI）』に出演するほか、27日放送のバラエティ番組『たかじん胸いっぱい』（関西テレビ 毎週土 12：00〜）への出演が決まった。
（中略）
北野はABCラジオ『誠のサイキック青年団』及び関連イベント内で“不適切な発言”があったとして、昨年3月で突如番組が打ち切りに。これを受け同社は昨年4月13日、北野を無期限謹慎処分とするとともに関係する同社役員・社員を社内規程に基づき懲戒処分。4月28日には涙の謝罪会見を行い、無期限で活動を謹慎していた。
同社ではその後「北野誠に対し反省を促すと共に、再発防止を目的とした社員教育及び組織体制の再構築を行って参りました」とし、15日の同社執行役員会でそれらが完遂したとして、北野の処分を解除すると発表。「これを機に、社員が一丸となり、信頼回復に向けて全力を尽くしてまいる所存でございます。今後も、所属タレントのさらなる「芸」の向上を目指し、皆様からの信頼にお応えできるよう一層努力をしてまいります」としている。
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ああ、誠兄さんが復帰！ それも大好きな胸いっぱいに出てくるとは。ううう、楽しみ。ナイトスクープの探偵にも復帰して欲しいです。
| 2010年02月14日(日) |
しあわせな孤独（ＤＶＤ） |
マッツさんの映画もう一本。ラース・フォン・トリアーが作った「ドグマ９５」という、人工照明や特撮を用いることなく、音楽にも頼らず、役者の演技と手持ちカメラを頼りに本物のドラマを作ろうぜ、という活動の一環として作られた映画。監督は「アフター・ウェディング」同様スザンネ・ビア。
ううむ、「アフター・ウェディング」はいろいろ納得いかない部分がありつつもいいドラマだったけど、これはいただけないなあ。監督の人間観察の鋭さは相変わらずで、いい部分も一杯ある映画なんだけど、ヒロインの性格造型が全ての長所を破壊している。このヒロイン、まさにＥＲのアビーみたいな奴なんよ。でこのアビーにころっと情が移ってしまったマッツ・ミケルセンはまんまコバッチュとカーター君のように人生を破壊し尽くされてしまうのだ！ うわーん（涙）。まあ、マッツさんも馬鹿なんだけどね。女房と娘に浮気の言い訳するとこの情けなさったらありませんよ。ビンタされてメガネがふっとぶとこなんかコントかと思ったぞ。
しかしあれだね。海外ドラマとか見てて思うけど、向こうって女が男の浮気に勘づくとソッコーで切れるよねえ。日本のドラマだとこういう場合、大概溜めるんだけど。んで、ある日ぼそっと男に向かって「私が知らないとでも思ってるの？」って言ったりするの。この辺はやっぱり気風の違いかねえ。
というわけで情けないマッツさんが執拗に描かれていたわけだが、お肌の方もしっかり露出させているのでＤＶＤで買った甲斐は充分にあった（ボカ〜ン）。結論としてこの監督がマッツさんを偏愛しているのはよーく分かったよ。
話変わってネットで注文した氷見うどんが今日届いた。夕ごはんは私以外誰もいなかったので、松坂屋の地下でハゲ天のお値打ちな盛り合わせを買ってきて、一緒に食べた。あと日本酒もちょろちょろ。説明どおり八分茹でたら好みの硬さよりわずかに柔らかくなっちゃったけど、いや、それでもおいしー。二人前盛ったら、かなりおなか一杯になって、天ぷらが食べ切れなかった。
食べながら鉄腕ダッシュ。みんなでスキー場から雪玉を転がす。雪玉名づけて「ゆきよ」、形がいびつで硬さも足りなかったために早い段階であえなく崩壊。二代目のおゆきは塩をまきながら転がしたので、見事な大きさと硬さに。しかしゴール近くでは二メートル級に巨大化して、うっかりするとみんなして轢かれそうに（笑）。
あとかたづけしながら龍馬伝＃７「遥かなるヌーヨーカ」。ぬこ。かわいいよぬこ。そして来週は「弥太郎の涙」。ああまた不幸になるんだね、弥太郎。
| 2010年02月11日(木) |
誰がため三回目、アフター・ウェディング（ＤＶＤ） |
そうだ今日は祝日。というわけで朝もはよから地元を脱出して京都に三回目の「誰がため」。あはは。ほんとならシネマテークの「マラドーナ」行くべきなんだろうけどさ。クストリッツァ監督の映画は必ず見ていたのに。さぞかし面白いんでしょうなあ。ううう、でも今の私にはスクリーンのマッツさんの方が･･･！
行き先の京都シネマはＣＯＣＯＮ烏丸という新しめのビルの三階にある。地下鉄四条烏丸駅からほぼ繋がっているので便利（なんせ今日雨だもんで）。１０時ちょい過ぎに三階に行くとなんでか激混みで、チケットに並ぶのもどの列に並んでよいものやら当初分からず。なんちゃない、人ごみの大半はハルヒなのであった。スタッフさんがハルヒ列とそれ以外の列を設けていたので、そっちに並んで無事ゲット。ちなみに映画自体は１４時４０分から。なのにこんなに早く来たおかげで整理番号は一番だった（笑）。
その後は地下鉄に乗って東山にあるコーヒー店「喫茶ｆｅカフェっさ」へ。ほんとはエレファントファクトリーに行ってみたかったのだが、木曜定休なのであった。カフェっさも木曜休みなのだが、祝日の場合は営業しているとのことなので、まあこちらに。しかしカフェっさがなかなか見つけられず、しばらくは川沿いを行ったり来たり（そして相変わらず雨）。なんだかんだで見つけた時は心からほっ。地図上では川沿いの通りにあるように見えるのだが、実際はほんのちょっと奥にあるのであった。まあよく見りゃそうだわな。
朝食を大量に食べてきたはずがなんだか、なんか小腹が空いてしまったので、ひとまずトーストを先に注文（喫茶店のトーストって好きさ）。で、後からカフェオレとチョコケーキを頼んだんだけど、このカフェオレが大量で、ああこりゃトースト頼んだ時点で一緒に頼んどきゃよかったなと激しく後悔。ここの容器、基本的にどれも普通のカップなんだけど、カフェオレはガラス製で縦長のタンブラーみたいな容器。うーんこれなら冷めなかっただろうからなおさら先に頼んどきゃ。
飲み物、ケーキどちらもなかなか。内装が海外のレトロな雑貨で構成されていて、かわゆかった。ケーキのお皿がまたかわいくって。あれは東欧か北欧かな。あと絵本が何冊か。十数年振りに「かにむかし」を読んだ。かにどん、かにどん。この絵本の柿がほんっとおいしそうなんだよねえ。
その後は祇園方面へ。雨もかなり弱まっているし、中途半端な距離なので、そのまんま歩く。この辺歩くのは初めてなので祇園に行くのにちょっと遠回りしてしまったが。うーん、さっきの川を川下にそのまんま歩いていけば知恩院前に出られたんだな、くそう。
某アンティークショップが目当てでそこに行ったのだが、めぼしい物はなし。この時点でまだ１２時半ぐらい。ううん、時間が半端に余っちゃったなあ。と、目の前が高台寺。秀吉の死後、大坂にもはや居場所なしと悟ったねねさは、家康からこの寺院を贈られ、ここで生涯暮らした。一度も行ったことがないので、まあこの際と入場。入った途端に脳内が「おんな太閤記」に。
思った以上に広いお寺。現存する建物の一つ一つは小振りなのだが、まあほんとに広い。高台寺自体、文字通り高台にあるのだが、敷地内にも高低差があって、なかなかいい運動に。それにしても町がよく見えるなあ。ああ、ねねさはここから燃え上がる大坂城を見ていたのねえ、とじんとしたり。独眼竜とか利まつとか功名とかが脳内で高速再生。
敷地内には当然、茶室がある。三戸あり、一戸は入ってすぐの所に、さらに寺の奥に二戸で一対の茶室がある。この一対となった茶室がなかなか面白い。片方が傘亭、もう片方が時雨亭といって、時雨の方はごく普通の茶室なのだが、傘の方はまるで高床式倉庫のような外見。中は見えないが、リーフレットの写真を見る限り、屋根裏に骨組みが放射状に剥きだしになっていて、本当に開いた番傘の下にいるよう。それにしてもほんとに高床式倉庫だよ。どうやって入ったんだろう。ううむ、こんな茶室がありなのなら、へうげに出てきたゲヒ殿のログハウス茶室だって、当時ほんとにあったかも。
霊屋（おたまや）というお堂には、秀吉とねねの坐像が安置されている。ねねは死後ここにある自身の像の地下に埋葬された。手を合わせてきました。
歩いたりバスに乗ったりして京都シネマへ。ああやっぱし早く整理券をゲットして正解。何しろ明日で上映終了、しかも一日一回のみの上映。その上今日は祝日なので、５、６０人くらいしか入れないボックスは満席どころか立ち見が出ていた。もう話は分かっているので、今回はひたすらマッツさんだけを見つめておりました。心なしかスクリーンが名演より綺麗。ああ、肌の色や画面の空気がクリアに感じられる〜。マッツさんの男振りが二割増だわ。ふう、満足。ヨーンが娘に買ってやった人形、今回見ていて実はスウェーデンで買ったのが分かった。
見終わった後、そのまんま新幹線で戻り。大須の香蘭園でごはんを食べてから帰ると、ちょうど家の前を歩いている時に佐川の軽トラが通りかかった。ピンポーン、アマゾンからのお荷物です〜。というわけで「アフター・ウェディング」と「しあわせな孤独」のＤＶＤが実にタイミングよく届いた。ええどちらもマッツさん主演ですよ。小鉢のウンコ散歩を終えると、そのまんま鑑賞開始。
日本版のＤＶＤジャケを見ていると主人公は娘の方みたいに見えるけど、実際んとこの主人公はマッツさん演じるヤコブなんだね。主人公なのにジャケに影も形もないのって。ちなみに日本版のジャケはこうで、
http://www.amazon.co.jp/gp/product/images/B002TUEW26/sr=1-3/qid=1266319839/ref=dp_image_z_0?ie=UTF8&n=561958&s=dvd&qid=1266319839&sr=1-3
デンマーク版のジャケはこう。ほんとにおんなじ作品か？
http://www.fantasium.com/large_cover.phtml?ID=FOR45706&released=6
うーん、こっちの方が断然好みですよ。
さて本編。主人公ヤコブ（マッツ・ミケルセン）はインドで恵まれない子供たちのために孤児院を開いていた。しかしそのみなしごハウスは万年自転車操業で今や閉鎖寸前。そんな折、母国デンマークからヨルゲンという名の一人の富豪が援助を申し出てきた。援助の話し合いのためにヨルゲンはヤコブにコペンハーゲンへ来るよう言う。コペンハーゲンでヤコブと会ったヨルゲンは、ヤコブに対し自分の娘の結婚式に出席して欲しい、などと言い出す。怪訝に思いながらもヤコブはヨルゲンの要望に応じてヨルゲンの娘、アナの結婚式に出席する。祝いの席でヤコブはかつての恋人ヘレネと再会。ヘレネはヤコブと別れた後、ヨルゲンの妻になっていたのだった。
ううむ、予想外のことが全く起こらない映画だった。それにちょっとご都合主義が鼻につくよ。昔別れた女が金持ちと結婚していて、自分のピンチを助けてくれるなんてさー。とは言えありきたりとも言い切れない魅力があるのも確か。最終的に助けてくれるまでの間に、それなりにいろいろあるしね。何より役者が満遍なくいい。マッツさんの演技も素っぽくてよいし。それにしてもこうして見るとマッツ、ヴィゴたんに似てるわ。いや、顔じゃなくて、何かがこう、ね。まあヴィゴたんも半分デンマーク人だからなんとなく似てても不思議じゃないか。要は私の趣味が一貫しているということ（ボカ〜ン）。ふふーん、いつかマッツさんとヴィゴたんが共演してくれたらなあ。監督はクロで。実現したら嬉し死にだよ。
キャラクター一人一人の行動についても突っ込んだ感想を書きたいとこだけど、何書いてもネタバレになっちまうので、曖昧にしか書けないけど失礼。全体的によくできた良心的な作りだと思うけど、いろいろと釈然としない部分が残るなあ。特にヨルゲンの行動が。彼のしたことは正しいんだろうけど、あとの人にとってはかなり迷惑。特にヤコブはあのまんまヨルゲンの言うとおりにするとして、あの家族の中に居場所はあるのだろうか。どう考えても彼らにとってヤコブは必要じゃないという気がするんだよなあ。かと言ってヨルゲンがあんだけお膳立てしてしまった後となっては、ヤコブはもう別のどこかに行くということができないし。まあその辺の矛盾については監督のスザンネ・ビアも自覚しているみたいだけど。
ちなみに本作はアカデミー賞の外国語映画賞にもノミネートされた。他の候補を調べてみたら、「善き人のためのソナタ」、「パンズ・ラビリンス」などとそうそうたる顔ぶれ。ああそりゃ受賞は逃すわけだ。
| 2010年02月10日(水) |
歴史秘話ヒストリアで古田織部 |
一億二千万人のへうげファンの皆さん、こんにちは。今日のヒストリアご覧になりまして？ ついに実写版のへうげが見られましたね！ ええ私も感無量でありました。
いやほんと実写版へうげだったよねえ、あれは。再現ドラマで出てきた織部がほんっとマンガそのまんまで、その上織部のいろんな面白エピソードをやってくれちゃうもんだから、たまらんでしたよ。番組ではＶＴＲで山田先生もお出ましになり、もう興奮。うおっ、あれに写っているのは下書き！ ひええ、あんなに濃い線なんだ。あれじゃあペン入れで滲みそうだよ。それにしても山田先生、笑い方が漫画の絵と同じ（笑）。
| 2010年02月08日(月) |
龍馬伝＃６「松陰はどこだ？」 |
というわけで昨日録画しといた龍馬伝を。どうでもいいけど、小五郎ちゃんの作った黒船のガレキは精巧すぎやしないか。まあ小五郎ちゃんは残っている書画を見る限り、相当器用な人なので、ああいうことができても不思議じゃないけど。で、龍馬のガレキが例によって小学生の工作レベルなんだけど、までもあれぐらいが普通だよなあ。
そんなことより松陰先生ですよ。花神の篠田松陰こそ至高の松陰としている私にとっちゃ、生瀬松陰はなんだか中身が黒そうで不安だったんだが、実際んとこ、杞憂でした。篠田三郎とは大分違うけど、松陰先生の狂いっぷりを見事に現して下さっており、なおかつ松陰先生のピュアさもしっかり残してて文句のつけようなし。金子君とのスクールウォーズみたいな掛け合いも大笑い。この松陰先生が死の際に「人間にも春夏秋冬がある･･･」と言ってくれたら私は泣く（だからこれは花神のオリジナルだってば）。
こちらニコ動より、篠田松陰。一にも二にも前半の花神は松陰先生だねえ。
「花神 総集編 第１回 革命幻想 １７」
http://www.nicovideo.jp/watch/sm8548379
話戻って龍馬伝。加尾、ただのうざ女かと思いきや案外気の利いたところを見せ、おかげで弥太郎も江戸へ行けることに。よかったね弥太郎。ああ弥太郎、このまま江戸で学びおおせたのなら、お前はどんなに幸せだったことか･･･。まあいずれドラマでも語られるだろうし、ウィキでも見りゃ分かることだけど、江戸へ着いてから一年もたたないうちに、弥太郎は父親の不祥事（酒席での喧嘩）により帰国を余儀なくされるのである。さらにいかなるとばっちりか、弥太郎まで獄に入れられる羽目に。ああもう、あの親父死んじゃえばいいのに。
しかし捨てる神あれば拾う神あり、故あって蟄居の身となった吉田東洋が、弥太郎を見込んで直々に学問と思想を伝授してくれることとなる。ああよかったね弥太郎。でもその東洋もまもなく武市の命を受けた以蔵の手によって暗殺され（これが以蔵の斬り始め）･･･。なんか弥太郎、お前のパートだけドラマが「はだしのゲン」ばりに理不尽祭りだよ。
あと今日ネットのニュースで知ったんだけど、ジョン万次郎役はトータス松本だって！？ これは楽しみ！
| 2010年02月07日(日) |
能登はいらんかいね二日目 |
寝つきが悪かった割にはすっきりした目覚め。空気が綺麗だからかしら。毎朝埃っぽい自室で目覚めているからなあ（ボカ〜ン）。シンケンジャー最終回を見ながら朝食。干物がおいしかった！ ぱりっとした表面をめくった中身のふっくらジューシーなことといったら。ちなみに味噌汁は白だった。食べた後、歩いて５分ほど先にある朝市へ。外は歩けども歩けども雪で、歩くのが楽しい。日本海側と言えばメートル単位の積雪というのをよく聞くけれど、見た感じそこまでではない。ま、単に皆さんが日頃からきちんとかいていらっしゃるんでしょう（大変だよなあ）。
９時半までと決めて、各自別れてお買い物。私はお箸や漬物を買った。ま、干物を買うのがセオリーなんでしょうけど、親父が勝手に焼いて家の中に匂いを充満させたりすんのがやなので。それにしても売り子はおばちゃんやおばあちゃんばかりなのだが、この寒さの中、よく売っていられるなあ。一応皆さんごっついゴム長靴履いてるし、それ以外にもいろいろ厚着はしているようだけど。
空気が気持ちいいので、市の中をひたすらぶらぶらと。酒屋さんで甘酒を一杯百円で売っていたので、歩きながらそれを飲む。市のある通りをちょっと外れると海が見える。手前が市に来た観光客用の駐車場になっていて、その先には港がある。昨日とは打って変わった上天気で、海の色が綺麗なこと。風があるので、波だけは昨日と同様。
一旦宿に戻って荷物をまとめた後、宿をおさらば。気持ちのいい温泉とおいしいごはんをありがとうございました。
その後は羽咋（はくい）にあるコスモアイル羽咋へ。一応「宇宙科学展示室」となっているが、名誉館長が矢追純一だったりする（笑）。田舎だけあって建物はむやみにでっかい。維持費大丈夫かなあ。しかし中身は相当に豪華で、宇宙好きにはたまらないこと間違いなし。なんせ展示してある物の大半が本物もしくはそのスペアなのだからして。「ライトスタッフ」でもお馴染みのあのマーキュリー宇宙船とか、ガガーリンが乗ってたボストーク一号のコックピットのレプリカとかあって萌え萌え。あとロケットの模型を手にしているフォン・ブラウンの写真なんかも。やー、このロケットが非常に横山チックでかっくいーの。色が黒くてブラックオックスみたいだったんだけど、どのロケットだったのかしらん。
でもまともなのはここまでで（笑）、展示の後半はＵＦＯや宇宙人の写真で一杯。もろＭＭＲでした。もともと羽咋市はＵＦＯと思わしきものが古代文献に載っていたということで、ＵＦＯで町興しをという思惑があるんですな。いやねえ。しかしねえ。お土産コーナーは施設内と施設外とに二箇所あって、売ってる物は似たり寄ったりなんだが、そんなにアレなものは売ってないです。
近場でお昼を食べた後は金沢市内へ。まだ時間があったので兼六園に。行くのは初めて。雪はまだたっぷり残っていたが、天気がいいせいで雪吊りにはあんまりかぶっていなかった。でも氷の張った池は美しいもの。町が一望できる高さというのがまたいい。あと、あちこちに観光客が作ったと思わしき雪だるまがあった。まあ私もちっちゃいの一個作りましたけど。その後はまっすぐレンタカー屋に。しかしやはり地方都市。道路が狭い上にすぐ混んでくるので、脱出でなかなか冷や冷や。どうにか無事に返却できたけど。
その後は駅の地下街でお買い物（地下街から直接改札に行ける場所がある）。しらさぎは１６時４９分発で名古屋に着くのは１９時４５分。どう考えても食事は車内ということで、食べ物を探す。幸いドンクがあったのでそっちで調達。１６時４０分頃に改札へ行き、そのまんま散会してホームへ。お疲れ様でした〜。
しばらくは車窓をぼーっと眺める。空の雲も、雪に覆われた山々や田んぼも、あかがね色にそまっている。アナンダよ、世界は美しい･･･。うーん、でもなんだろう。なんか、景色がゆっくり見られるのに違和感を覚える。ああそうか。近頃電車って言ったら専ら、イベントに行く時の新幹線だからか（涙）。これを機会に今年はもうちょっと純粋な旅行を楽しんでみたいものだ。と、美しい景色に魅入っているうちに何か食いたくなってきたので、さっき買ったドンクを開封。まだそんなにおなかすいていないんだけど、まあいいや食べちゃえ。カレーの入ったナンとウィンナーのパンを食べる。ついでにワゴン売りが通りかかったのでコーヒーも。外の風景、相変わらず綺麗。んー、パンがうまいよ、コーヒーがおいしいよ。おなかすいてなかったはずなのに、あっという間に食い終わった。食い終る頃には外もすっかり暗くなっていた。と同時に睡魔が。まだアップルパイが丸一個残っていて食べたかったんだが、どうにも眠くてそのまま米原まで沈没。
帰宅してすぐ小鉢のウンコ散歩へ。私がまだ家の前数メートル前を歩いていた時から凄まじい吼え声が。いつもなら６時半頃には連れて行ってやってたのにこんな時間まで放置されて、小鉢も怒髪天なのであった（この日は両親も外出）。ああすまん。散歩から帰るとまた小腹がすいてきたので、アップルパイを食べる。テレビをつけるとＮ響アワーでスウィトナーが。ぎゃあ、今日追悼やるっての忘れてたあ！ というわけで慌ててＨＤＤのスイッチを。結局冒頭の９分は逃してしまった。嗚呼。
Ｎ響アワーで龍馬伝分のＨＤＤを食ってしまったので、今夜ＢＳ−２の龍馬伝は半分だけ見て、残り半分を録画という形に。ま、今日は早く寝ます。
| 2010年02月06日(土) |
能登はいらんかいね一日目 |
ニフ仲間の方々と金沢・輪島へ行ってきた。
金沢だって名古屋よりは寒いが、輪島は完全無欠の雪国ということで、旅の荷物も自然と大きくなる。一泊二日の旅行だってのに、セーターとか七部袖のババシャツとか、長めの靴下とかいろいろ入れたせいでコミケに持っていくでかいバッグを使ってちょうど。ほんとは一昨年までコミケ行きの際に使っていたカート式のトランクを持って行きたかったんだけど、あれはあれで大きすぎるし、雪道を引いていくのもなんだか、なので却下。
朝起きると外は雪が五センチばかり積もっていた。うわーい、名古屋でさえこんなに寒い。化粧をした後小鉢をしっこに連れて行く。寒いのは苦手っぽい小鉢だが、雪は好奇心からか、興味津々。いつもしっこをする場所で、不必要に足元をかきまくって、なかなかしっこをしてくれない。まあ私も雪は大好きなので、気持ちは分かるが。
父が名駅まで送ってやってもいいというので、お言葉に甘えてそうさせてもらう。ほんとは雪の中は歩きたいんだけど、送ってもらえばその方がスムーズだし、そもそもこれから雪なんて腹一杯味わえるわけで。駅に着くまでに雪はやんで、空は半分青空に。
８時５５分発の特急しらさぎに乗っていざ金沢へ。市内を走っていた頃は雪も降ったりやんだりで、岐阜に入ってからもほぼそんな感じだったが、山に入るにつれ、景色は白っぽくなっていった。米原辺りまでは田んぼの刈り跡も見えていたが、米原を過ぎると何もかも真っ白（ちなみにワゴン販売は米原まで）。山の樹氷も綺麗なこと。風が強く、風の溜り場では積もった雪が舞い上がって濃い湯気のようになっていた。外とは裏腹に車内はやたらにあったかく、時々眠くなった。
石川県に入った辺りから空模様はまた不規則になって、晴れると直射が眩しすぎるぐらいだったが、辺りの白さは相変わらず。金沢には１１時５０分に着く予定だったが、二、三分ほど遅れての到着。
金沢、雪は降ったりやんだり（そんなに積もっていはいなかった。道路もほとんど見えていたし）。ただ風が辛いなあ。まあしかしどうしても我慢できないというほどの寒さではなし（湿度があるから？）。市内を１００円で廻れるバスに乗って近江町市場へ行く。道路の真ん中から水がちょろちょろ噴いている。雪国だなあ。お昼ごはん。漁師町の蔵みたいな面白い造りのお店だった。二階で食べたんだけど、座っているすぐ左手にある手すりから、一階が見える。同じ左手にある壁には狸だかモモンガだかの皮が貼ってあった。
昼食後はレンタカー屋へ。受付のお姉さんはゴム長靴を履いていた。ごついのだったが、今風のかわいい柄。まあ、こういう格好が今の時期はデフォルトなのだろう。能登有料道路を通り、輪島へ。途中から日本海が見え出す。地平の果てまで浜が続き、車の右手はひたすら海海海。波はざんざ、海の色、空の色、共に鉛色。もう笑っちまうくらいド演歌映像。途中寄ったパーキングエリア（多分志雄）はその海がほぼ目の前。車から出ると物凄い風と、それに乗った小雪が顔に当たりまくる。寒がりの人は一分といられないだろう。私でも五分といられない。トイレを済ますだけ。この日はどこのＳＡ（ＰＡ）も寒かったが、ここがとりわけ寒かった。ちなみに海が望めるのはこの辺くらいで、あとは山ばっかり。
有料道路を下りると辺りはいよいよ雪国。有料道路は雪なんてほとんどなかったけど、一般道はひたすら白い。道路は何とか走れるようになっているけど、途中にあるバス停や掘っ立ての類は半分以上雪に埋もれてしまっている。
金沢を出てから三時間弱で輪島へ。二時間半の予定だったが、まあなんせこの雪道だからして。今日は永井豪記念館に行く予定でいたが、時刻はすでに４時半を過ぎている。記念館は５時までで、入場は４時半までにして欲しいというのがあちらからのお達しなのだが、まあなんやかんやで入らせてもらえた。３０分弱じゃ全部見るのはちょっと無理なのではと思っていたが、実際、記念館は非常に小さく、１０分か１５分もあればしっかり網羅できる（笑）。この手の記念館なら生原画が売りなのだが、それも極めて少なし。あ、でもお土産コーナーにあった漆塗りのグッズはなかなかよかったなあ。
その後車でもう少し行って本日のお宿「うるしの宿やしき」へ。宿周辺はいよいよ雪また雪で、時々車の底にでっかいアイスバーンが当たって「ガリリリ」と恐ろしくでかい音をたてていた。車から出るとまあ寒い。宿の中はあったかいけど、やはり北国、廊下の板はつべたい。お宿のスリッパだけじゃちょっと辛い。厚手の靴下がないと。
お部屋の中は暖房が効いててぽっかぽかだが、障子を開けて窓のある空間に入ると、冷気を感じる。即閉。支度をして温泉へ（ちゃんと本物の温泉）。お風呂は二種類あり、男女別になっている風呂場と、貸切の檜風呂一つとがある。この土日は我々だけなので、檜風呂も遠慮なく使える。檜の方は男女に別れていないが、鍵がかけられるので鉢合う心配もなし。んで、まずは普通のお風呂へ。タイル張りの壁がなんとも懐かしい。湯船は女三人なら充分入れる感じ。洗い場と着替え場がちょっと狭いが、まあその辺はねえ。湯加減もちょうどよく、大変いい気持ち。
その後はお部屋で夕食。男三人の部屋がだだ広なので、そこで。部屋に入ると、なぜだがヤマトが始まっていた（最初の劇場版）。まあそんなことより蟹料理ですよ。茹でた蟹一人一杯をはじめ、野菜と一緒に小鍋にした蟹、石焼き蟹、煮魚、刺身、蕎麦と実に盛りだくさん。ああ、うめえうめえ。日本酒もうめえ。蟹を食べると会話が止まりがちだが、ヤマトが面白すぎて（突っ込みどころがありすぎて）、会話も弾む。まあそれにしても刺身がおいしいねえ。いや私は例によって赤と青はだめなんで白身だけ食べたんだけど、臭みが全くなくて、じーんとくるうまさだった。当然お酒がおいしい。あと、一緒に出てきた氷見うどんも（ひみ、と読む）。私が蕎麦アレルギーなので蕎麦以外に変えてもらってこれが出てきたわけだが、これがまたおいしいのなんの。何しろ蟹を食べるのに夢中だったので、出されてから大分たってから食べたんだけど、それをものともしないもっちりさ（ま、ここの人たちの料理の仕方が上手だからおいしかったんだろうけどね）。蟹やお刺身と同じくらいお酒がよりおいしくなる。太さはうどんと冷麦のあいのこぐらいで、海草が練り込んであるためにうっすら蓬色をしている。宿の人曰く富山のうどんとのこと。うーん、ネットで調べてそのうち買おう。
そんな間にもヤマトは終わって、さらばへ。相変わらず面白すぎる。「土方艦長は戦闘の衝撃で落ちてきた沖田艦長のレリーフの下敷きになって死ぬ」というので、中でもそれをひたすら楽しみにして見入る。ううむしかしそれ以前にレリーフ自体が背景に見当たらないじゃないか、と思っていたら知らない間にレリーフ出現。艦長席の真上でこれはもう土方艦長ジャストミートの位置。おおこりゃ楽しみ。敵の攻撃がいよいよ激しくなり、乗組員も死者多数。ああ、とうとう土方艦長も･･･って、あれれ、なんだか普通に死んでるじゃないか。レリーフはどこ？ ってびくともしてないよ。がっかりじゃわい。「じゃあテレビ版がそうなってるんだ」と言うが果たして。
おなか一杯になった後で、永井豪の地元に来たことだし、とみんなであの「デビルマン」を鑑賞。ああ、つまらん。沈没者多数。これに比べりゃヤマトはなんて名作なんだ。それからさらに最近テレビでやった実写版のキューティーハニーを見たり（結構面白かった。女の子もみんなかわいかったし）。１１時半頃お開きし、最後に檜風呂に入ってあったまった後、即寝。と言いたいところだが、外の吹雪く音が結構凄くてなかなか寝つけず。その外から時々世にも哀れな感じの猫の鳴き声が聞こえてきたり。
会社終わった後小鉢のウンコ散歩をダッシュで済ませ、１８時半からの回に行ってきた。今度は名前も設定も頭に入れてから見たので、すんげえ分かりやすかった。最後の方で警官の格好をしていたのが（自主規制）なるのも、分かった上で見れば違和感なし。その後の救急車の謎もよーく分かる。あと前回トイレ行ってて見れなかった部分もしっかり補完できたし、よかったよかった（笑）。いやほんと、二回見ないと分からないよ。そしてますますヨーンに萌え萌え。
「シャネル＆ストラヴィンスキー」の予告も今度はきちんとマッツ・ミケルセンに合わせて見た。んん、でもやっぱり知らなきゃ本人だって分からない。声でなんとなーく分かるぐらいだよ。
受付を通ったら、「誰がため」のパンフが売り切れていて、２月３日入荷します、となっていた。おお、この間買っておいてよかったよ。
Ｙｏｕ Ｔｕｂｅに日本版の予告編があったので、貼っとく。おんなじの公式サイトにもあるけど。
http://www.youtube.com/watch?v=6lw0xznc3ok
早くＤＶＤよ出ろ。
・歴史秘話ヒストリア「焼け跡とバウムクーヘン 〜あるドイツ人夫婦の苦難と愛〜」
１月１３日の回は、ユーハイム夫妻の話。ユーハイム夫妻の話は数年前に民放でもやってたよな（この日記でも話題にした）。やはりＮＨＫ、内容はかなり詳しく、写真資料も一杯。カール・ユーハイムの子供の頃の写真とか（かわいい！）、日本で捕虜生活をしてた頃の写真とか（超美形！）、いろいろあっておいしかったです（菓子屋なだけに）。
しかし内容は大層重ため（ドイツ菓子なだけに）。第一次世界大戦、関東大震災、そして二度目の世界大戦。そのたびに工場も財産も失ってしまうのだから、全くユーハイム夫妻の道は苦難の上にもまた苦難。最後は手塩にかけた弟子も一人息子のカール・フランツも徴兵され、工場も空襲で焼け落ち、可哀相にカール・ユーハイムは晩年は精神を病んでしまうのであった。そんでも「また奈良へ行きたい」なんて奥さんと話していたり（涙）。１９４５年８月１４日、カール・ユーハイムは避難先のホテルで亡くなったのであった。
終戦後、エリーゼ・ユーハイムはドイツに強制帰国させられ、そこで息子の戦死を知る。この戦死した日が５月６日なんだよね･･･。ドイツ降伏の二日前だよ。もう勘弁してくれって感じだったんだけど、その後のエリーゼが強靭でねえ。いやあ、いい番組でした。
ちなみに２月１０日のヒストリアは古田織部！ 「“ひょうきん”に命がけ・戦国武将・古田織部、美の革命」だってさ。うう、楽しみ！
・８５３ 〜刑事・加茂伸之介
１月からスタートした刑事ドラマ。テレ朝系で毎週木曜夜９時から。「相棒」の亀山薫の双子の兄弟が主人公。いや双子ってのは嘘だけど。でもそうとしか思えない。まあなんちゅうか、キャストといい内容といい、ゴンゾウ（風林火山でも可）と相棒の同窓会です（脚本も相棒とゴンゾウだし）。田辺誠一が小山田殿そのままに職場を仕切っていらっしゃるのが笑えます。あと飯富さんの金田明夫が偉い人の役でお出まし（この人は相棒にもゴンゾウにもゲストで出てたよな）。内容はひとことで言って「一昔前のベタな刑事ドラマ」。そのベタさ加減は加茂＞ゴンゾウ＞相棒、て感じでしょうか。とにかく見ていていろいろ恥ずかしくなります。でも多分最後まで見るだろうな。
はっ、「相棒」と言えば１０日の「相棒」は加藤虎ノ介（ちりとての四草）がゲストだよ。見ないと！
・龍馬伝
年末年始忙しかったせいで三話からの視聴スタート。この私が大河の一話を見んとは。坂もほとんど見てないよう。パンパンのＨＤＤを整理している暇もなくて、録画すらできなかったさ。なんという年始だ。まあでも、今年はいいんじゃないでしょうか。そうだなあ、時宗の一話と風林の二話を見た時に「今年はいけるぜ」と思った時のような感触がある。ま、時宗も風林も後半ああいう風になったので、油断大敵だが。やっぱあれだね、役者にクラッシャーがいないのが、何よりいいよ。広末があれだけど、加尾はもともとウザ女なので、あれはあれでいい。乙女が残念だけど、その分さなさんで我慢だよ。
昨日の五話ではついに容堂と東洋が登場！ 期待どおり最高の役者に最高のはまり役！ 二人の対峙場面では数年振りに大河を見て震えが来ました。当分は楽しめそう。
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